JPH08131389A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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Publication number
JPH08131389A
JPH08131389A JP27493894A JP27493894A JPH08131389A JP H08131389 A JPH08131389 A JP H08131389A JP 27493894 A JP27493894 A JP 27493894A JP 27493894 A JP27493894 A JP 27493894A JP H08131389 A JPH08131389 A JP H08131389A
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JP
Japan
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course
washing
water
cleaning
dishes
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JP27493894A
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English (en)
Inventor
Masaki Yamamoto
雅規 山本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 予洗いのみコースにおいて、食器を追加した
後に運転を継続するときの操作性を改善し、使い勝手を
良くすること。 【構成】 予洗いのみコースの運転中に、使用者が食器
類を追加しようとして扉5を開けると、制御部33は、
S15で運転を中断する。使用者が食器類を追加し終え
て再び扉5を閉めると、制御部33は、S10へ移行
し、待機タイマーを動作させる。スタート/ストップキ
ー29が押されないまま、待機タイマーが待機時間(2
分)を計測し終えると、S11でこれを判断し、S12
で運転フラグをセットして、予洗いのみコースの運転を
再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食器類を洗浄する食器
洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食器洗浄機を使用し、使用済みの
食器類を洗浄室内に貯めておいてまとめて洗浄するよう
な場合、貯めている間に食器類に汚れがこびりつく虞が
あった。そこで、これを防止するために、一定時間毎に
食器に水を掛ける、いわゆる予洗いを行う予洗いのみコ
ースを、洗浄、すすぎなどの一連の工程を行う通常の洗
浄コースとは別に設けたものがある。
【0003】さらに、予洗いの実行中に扉を開けると運
転を中断するが、食器類を追加して扉を再び閉めると運
転を再開するようにして、食器追加後の運転操作忘れに
より、食器類に汚れがこびりついてしまうのを防ぐこと
ができるようにしたものもある。このものは、例えば、
特開平4−240433号公報(A47L 15/4
6)に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平4−240433号公報に示すような食器洗浄機に
あっては、食器を追加した後扉を閉めるとすぐに予洗い
が再開されるので、使用者が食器追加後に洗浄コースに
替えようとした場合でも、うっかり扉を閉めると、使用
者の意に反して予洗いが始まってしまい、使い勝手が悪
いという問題があった。
【0005】また、流し台に組み込むビルトインタイプ
の食器洗浄機のように、本体側の排水ホースが流し台側
の排水ホースに接続されているようなものの場合には、
シンクから一度に大量の水が排出されると、その水の一
部が流し台側の排水ホースから本体側の排水ホースを通
って洗浄室内に流れ込んでくる虞がある。
【0006】このため、洗浄コースにおける給水の前に
洗浄室内にすでに水が溜っている場合には、給水に先立
って排水を行い、洗浄室内に汚水が溜っていても、これ
が洗浄コースで使用されるのを防ぎ、食器が汚染されな
いようにしたものがある。
【0007】ところが、このような食器洗浄機と上記特
開平4−240433号公報に示すような食器洗浄機と
を組み合わせた場合、予洗いのみコースの後に洗浄コー
スを行うと、流し台側からの汚水とは違って比較的きれ
いであり、十分洗浄水として使用できる予洗いのみコー
スでの水を洗浄コースに先立って排水してしまうことに
なる。結果、水を無駄にしてしまうことになる。
【0008】本発明は、食器洗浄機に関し、このような
問題点を解決するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成は、
食器類を収容する洗浄室と、この洗浄室への前記食器類
の投入口を開閉する扉と、前記洗浄室内の前記食器類に
水を掛ける洗浄手段とを備えると共に、洗浄、すすぎな
どの一連の工程を順次行う洗浄コースと、この洗浄コー
スを行うまでに汚れが前記食器類にこびりつくのを防止
するための予洗い工程のみを行う予洗いのみコースとを
有する食器洗浄機において、前記扉の開閉を検知する開
閉検知手段と、前記各コースを選択設定する設定キー
と、この設定キーで前記予洗いのみコースが設定されて
いることを条件に、前記予洗いのみコースを実行する予
洗実行手段と、この予洗実行手段による前記予洗いのみ
コースの実行中に、扉が開かれたことが検知されると前
記予洗いのみコースを中断する中断手段と、前記予洗い
のみコースの中断時に、前記開閉検知手段により扉が閉
められたことが検知されると所定時間をカウントする計
時手段と、この計時手段がカウントアップすると、前記
予洗いのみコースを再び実行する再実行手段とを備えた
ものである。
【0010】さらに、上記の構成において、前記洗浄コ
ースを開始させるためのスタートキーと、前記計時手段
によるカウント時に前記設定キーにより前記洗浄コース
が設定されたのを条件に、前記スタートキーが操作され
ると、前記洗浄コースを実行する洗浄実行手段とを備え
たものである。
【0011】本発明の第2の構成は、食器類を収容する
洗浄室と、外部水源の水を前記洗浄室内へ供給するため
の給水手段と、前記洗浄室内に貯められた水を前記食器
類に掛ける洗浄手段と、前記洗浄室内からの排水を行う
ための排水手段とを備えると共に、洗浄、すすぎなどの
一連の工程を順次行う洗浄コースと、この洗浄コースを
行うまでに汚れが前記食器類にこびりつくのを防止する
ための予洗い工程のみを行う予洗いのみコースとを有す
る食器洗浄機において、前記洗浄コース実行前の前記洗
浄室内の貯水を検知する貯水検知手段と、前記各コース
を選択設定する設定キーと、この設定キーで前記洗浄コ
ースが設定されていることを条件に前記洗浄コースを開
始させるスタートキーと、前記貯水検知手段により貯水
が検知され、且つ前記洗浄コース実行前に予洗いのみコ
ースが行われていないときには、前記洗浄コースでの前
記給水手段による給水に先立って前記排水手段を動作さ
せ、前記貯水検知手段により貯水が検知されていても、
前記洗浄コース実行前に予洗いのみコースが行われてい
るときには、前記給水に先立って前記排水手段を動作さ
せない排水制御手段とを備えたものである。
【0012】
【作用】第1の構成では、まず、予洗い中に扉が開けら
れると、運転を中断する。食器が追加され、再び扉が閉
められると、所定時間待機した後、再び運転が再開され
る。また、扉が閉められてから前記所定時間のカウント
中に設定キーで洗浄コースが設定されると、洗浄コース
に移り、この状態においてスタートキーが操作される
と、洗浄コースが開始される。
【0013】次に、第2の構成では、洗浄コースが選択
されており、スタートキーが操作されると、洗浄室内に
水が溜っているか否かが検知され、溜っていなければ給
水が行われた後、洗浄が開始される。
【0014】洗浄室内に水が溜っていることが検知され
た場合、この前に予洗いのみコースが実行されていなけ
れば、給水に先立って排水を行う。
【0015】一方、洗浄室内に水が溜っていることが検
知された場合であっても、この前に予洗いのみコースが
実行されていれば、排水を行わず、すぐに、あるいは一
部水を補給して洗浄が開始される。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を各図面に基づいて説明す
る。
【0017】図1において、1は本発明の一実施例の食
器洗浄機を示し、2は金属製の機枠、3はこの機枠2内
に配置された樹脂成形品の洗浄室である。
【0018】4はこの洗浄室3の前部に設けられた食器
の投入口であり、食器を収納した食器かご(図示せず)
はここから洗浄室3内へ納められる。5はこの投入口4
を開閉する扉で、下端が枢支されており、下端を支点に
して手前に開く。
【0019】6は前記洗浄室3の底部ほぼ中央に設けら
れたノズルタワー、7はこのノズルタワー6によって水
平方向に回転自在に支持された長尺なノズル体である。
このノズル体の上面には複数の噴射口7aが形成されて
いる。
【0020】8は前記洗浄室3の外底部に取り付けられ
た洗浄ポンプで、洗浄室3の底部に貯められた水(洗浄
水やすすぎ水)を前記ノズルタワー6を介して前記ノズ
ル体7へと送る。
【0021】前記ノズルタワー6、ノズル体7及び洗浄
ポンプ8は、本発明の洗浄手段を構成している。
【0022】9は前記洗浄室3の底部において、後方か
ら中央にわたって配置されたループ状のシーズヒータで
ある。このヒータ9は、洗浄時には洗浄効果を促進させ
るために洗浄水を温水化し、すすぎ時には殺菌効果を発
揮させるためにすすぎ水を温水化する。また、乾燥時に
は乾燥効果を促進させるために乾燥風を温風化する。
【0023】10は前記洗浄室3の底面前部に形成され
ると共に、前記洗浄ポンプ8に連結された排水槽であ
る。11は食器から落ちた残菜など屑を回収するため
に、前記排水槽10の上方に設けられたフィルタであ
る。
【0024】12は前記排水槽10に接続された排水ポ
ンプで、前記洗浄室3内の水を機外へ排出するためのも
のである。この排水ポンプ12は、本発明の排水手段に
相当する。
【0025】13及び14は前記洗浄室3の後壁の上
部、下部にそれぞれ設けられた導出口及び導入口であ
る。15はこれら導出口13及び導入口14を結ぶ乾燥
風路、16はこの乾燥風路15の後方に設けられた冷却
風路である。17は前記冷却風路16に外気を導入する
ための吸気口、18は冷却風路16内に導入した外気を
排気する排気口である。
【0026】19は前記乾燥風路15と前記冷却風路1
6とを仕切る仕切板、20はこの仕切板19と共に前記
両風路を仕切る両面ファンである。この両面ファン20
の回転により、前記洗浄室3と前記乾燥風路15との間
で乾燥風が循環すると共に、前記冷却風路16内に外気
が導入される。
【0027】21は前記洗浄室3の下部後方に設けられ
た水位検知室で、内部にフロート21aが配設されてお
り、このフロート21aの上下動により前記洗浄室3内
の水位が検知される。
【0028】22は前記水位検知室21の天面に接続さ
れた給水管で、外部の水源(水道または給湯器)に接続
されている。この給水管22の途中には本発明の給水手
段である電磁給水弁23が配置されており、この給水弁
23の開放により前記給水管22から供給される水は、
前記水位検知室21を介して洗浄室3の底部に貯められ
る。
【0029】こうして、洗浄やすすぎ時には、前記洗浄
室3の底部に貯められた水(洗浄水やすすぎ水)が、前
記ヒータ9によって加熱されると共に、前記洗浄ポンプ
8によって前記ノズル体7へと送られ、ノズル体7の噴
射口7aから上方の食器(図示せず)に噴射される。こ
れにより、食器が洗浄される。そして、食器に掛けられ
た水は、再び洗浄室3の底部に貯められる。
【0030】乾燥時には、前記両面ファン20の回転に
より洗浄室3内へ乾燥風が導入され、ヒータ9で加熱さ
れた後、食器に当って食器表面の水分を蒸発させる。こ
れにより、食器が乾燥される。水分を含んだ乾燥風は乾
燥風路15内に導出され、前記仕切板19及び両面ファ
ン20の表面で、前記冷却風路16内に導入された外気
と熱交換を行って水分を凝縮させる。こうして、除湿さ
れた後、乾燥風は再び洗浄室3内へ導入される。
【0031】24は本体1の前面上端の中央部に設けら
れ、前記扉5の開閉を検知するドアスイッチである。こ
のドアスイッチ24は、本発明の開閉検知手段に相当
し、例えばマイクロスイッチからなり、前記扉5が閉じ
ていればONし、開いていればOFFする。
【0032】25は前記洗浄室3の外底面に設けられた
温度センサである。この温度センサ25としては、例え
ばサーミスタが用いられる。
【0033】26は本体1の前面、前記扉5の下に設け
られた操作パネルで、その正面図を図2に示す。
【0034】この図2において、27は本体1に電源を
投入するための電源スイッチ、28は「洗浄」、「予洗
いのみ」、「乾燥」の各コースを選択設定するためのコ
ースキーである。このコースキー28は本発明の設定キ
ーに相当する。29は前記コースキー28で設定された
コースの運転をスタートさせたり、運転中のコースを中
断させたりするためのスタート/ストップキーである。
30は取消キーで、機器の設定を初期状態に戻すための
キーである。
【0035】31は表示部で、複数のLED31aで構
成されている。この表示部31は、前記コースキー28
で選択されたコースを点灯表示する。
【0036】ここで、前記洗浄コースは、洗剤を含んだ
水、即ち洗浄水を掛けて、食器類の汚れを落とす洗浄工
程と、この洗浄工程で食器類に着いた泡を落とすすすぎ
工程とを順次実行するコースである。尚、すすぎ工程で
は、すすぎ水を入れ替えてすすぎを複数回行い、その最
終すすぎではすすぎ水を高温にする。
【0037】前記予洗いのみコースは、前記洗浄室3内
に食器類を貯めている間に食器類に汚れがこびりついて
しまうのを防止するために、所定時間毎に前記洗浄ポン
プ8を動作させて、食器類に水を掛ける、いわゆる予洗
い工程のみを実行するコースである。
【0038】前記乾燥コースは、前記ヒータ9により加
熱された乾燥風を前記洗浄室3内に送り込んで食器類を
乾燥する乾燥工程のみを実行するコースである。
【0039】図3は本実施例の食器洗浄機の制御機構を
示し、32はマイクロコンピュータ(以下、マイコンと
いう)であり、制御部33、記憶部34、カウンタ3
5、タイマー36等から構成されている。
【0040】前記記憶部34には、洗浄やすすぎなどの
工程おける制御内容を含む制御プログラム、各種判断に
用いる各種基準値、各種フラグ等が記憶されている。本
実施例では、基準値として、給水の基準水温である45
℃、第1制御水温である70℃、第2制御水温であり、
且つ排水禁止水温である60℃が記憶されている。ま
た、各種フラグとして、運転フラグ、給水フラグ及びTe
mp60フラグが備えられている。
【0041】前記運転フラグは、運転中であるか否かを
示すものであり、給水フラグは、本体1への電源投入
後、給水があったか否かを示すものである。また、Temp
60フラグは、給水温度が前記基準水温(45℃)より高
いか否かを示すものである。
【0042】前記制御部33は、各種入力に基づいて、
前記制御プログラムに従い出力側の各種負荷を制御する
ものである。そして、前記制御部33は、後に詳述する
が、本発明の予洗実行手段、中断手段、再実行手段、洗
浄実行手段及び排水制御手段となるものである。
【0043】前記カウンタ35はコースカウンタを含
む。このコースカウンタは、前記コースキー28を操作
する毎に0→1→2→0と切り換わり、前記制御部33
に対してコースの状態を示す。ここでは、0=標準コー
ス、1=予洗いのみコース、2=乾燥コースとしてい
る。
【0044】前記タイマー36は、待機タイマー、運転
タイマー及び遅延タイマーを含む。前記待機タイマー
は、予洗いのみコースにおいて、扉5が開けられて中断
したときであって、再び扉5が閉められてから再び予洗
いを開始するまでの待機時間(2分)を計測するタイマ
ーである。この待機タイマーは本発明の計時手段に相当
する。また、前記運転タイマーは、予め定められた洗浄
時間(20分)、すすぎ時間(1回目のすすぎ;5分、
最終すすぎ;10分)を計測するタイマーである。前記
遅延タイマーは、洗浄コースにおいて、洗浄が始まって
から、給水温度として洗浄室3内の水温を測るまでの遅
延時間(30秒)を計測するタイマーである。
【0045】37は水位スイッチあり、前記水位検知室
21内のフロート21aの移動により、洗浄やすすぎを
行う所定水位を検知する。この水位スイッチ37は、例
えばマイクロスイッチからなり、前記所定水位に達する
とONする。この水位スイッチ37は、本発明の貯水検
知手段として用いられる。
【0046】そして、前記水位スイッチ37は、前記コ
ースキー28やスタート/ストップキー29、ドアスイ
ッチ24、温度センサ25同様、前記マイコン32の入
力側に接続される。
【0047】38は前記洗浄ポンプ8を駆動するための
洗浄ポンプモータ、39は前記排水ポンプ9を駆動する
ための排水ポンプモータ、40は前記両面ファン20を
駆動するためのファンモータである。
【0048】41は前記マイコン32の出力側と、前記
ポンプモータ38,39、ファンモータ40、給水弁2
3及びヒータ9との間に設けられた負荷駆動回路であ
る。この負荷駆動回路41は、例えば、トライアックな
どから構成される。この負荷駆動回路41は、前記マイ
コン32からの制御信号に従って、前記ポンプモータ3
8,39などに対し、商用電源(例えば100V交流電
源)を供給し、これらを動作させるものである。
【0049】42は同じく前記マイコン32の出力側に
接続されたLED駆動回路で、前記表示部31のLED
31aを駆動するためのものである。
【0050】次に、上記の構成に基づく本実施例の食器
洗浄機の動作を図4乃至図7のフローチャートに従って
説明する。
【0051】電源スイッチ27が操作されて本体1に電
源が投入されると、制御部33は、S1で初期設定を行
う。即ち、前記各フラグ、コースカウンタ、各タイマー
をリセット(→0)する。この時、コースカウンタが0
になることにより、標準コースが設定された状態とな
る。次にS2のキースキャンで、コースカウンタに示さ
れたコースを読み込む。また、S3で取消キー30が押
されたと判断すれば、S1に戻って初期設定を行う。
【0052】さて、使用者は、まとめ洗いをするため洗
浄室3内に食器類を貯めておく場合、コースキー28で
予洗いのみコースを選択し、スタート/ストップキー2
9を押す。
【0053】S2のキースキャンで予洗いのみコース
(コースカウンタ=1)が読み込まれる。そして、制御
部33は、S4でスタート/ストップキー29が押され
たと判断すると、S6で運転フラグをセット(→1)す
る。扉5が閉められており、S7でドアスイッチ24が
ONであると判断すると、コースカウンタ=1、及び運
転フラグ=1であるので、制御部33(予洗実行手段)
は、S8及びS9を経由して、S22へ移行し、予洗い
のみコースを開始する。
【0054】まず、制御部33は、S22で水位スイッ
チ37がONしていなければ、即ち、洗浄室3内の所定
水位まで水が満たされていなければ、S27で給水弁2
3をONして、室内に水を供給する。そして、S28で
給水フラグをセット(→1)する。
【0055】そして、所定水位に達して、S22で水位
スイッチ37がONすると、S23で給水弁23をOF
Fする。給水フラグ=1、及びコースカウンタ=1であ
るのでS24及びS25を経由してS26へ移行する。
【0056】ところで、本体1側の排水ホースが、流し
台側の排水ホースに接続されているような場合には、シ
ンクから一度に大量の水が排出されると、その水の一部
が流し台側の排水ホースから本体1側の排水ホースを通
って洗浄室3内に流れ込んでくることがある。
【0057】このような場合、給水する前にS22にお
いて水位スイッチ37がONしていることがある。こう
したときには、給水フラグ=0のままであるから、制御
部33は、S24でこれを判断して、S29へ移行して
排水を行う。即ち、所定時間(40秒)だけ排水ポンプ
12を動作させて、洗浄室3内の水を全て機外へ排出す
る。
【0058】これにより、流し台側から流れ込んできた
汚水が洗浄室内に溜っていたりしても、この水が洗浄コ
ースで使用されないようにすることができ、食器類が汚
染されないようにすることができる。
【0059】そして、上記排水作業により水位スイッチ
37がOFFとなるので、この後改めて給水が行われ、
これが終了すると、S26へ移行する。
【0060】S26では、制御部33は、例えば4分O
N−30分OFFというように、所定時間毎に洗浄ポン
プ8を動作させて、予洗いを行う。
【0061】こうして、予洗いのみコースの運転中に、
使用者が食器類を追加しようとして扉5を開けると、制
御部33(中断手段)は、S7でドアスイッチ24がO
FFしたと判断して、S15で運転を中断する。例え
ば、洗浄ポンプ8が動作していればOFFするのであ
る。そして、S16で運転フラグをリセット(→0)す
る。
【0062】使用者が食器類を追加し終えて再び扉5を
閉めると、制御部33は、S7でドアスイッチ24がO
Nしたと判断し、S9へ移行して運転フラグの状態を見
る。このとき、運転フラグ=0であるので、S10へ移
行し、待機タイマーを動作させる。
【0063】待機タイマーの動作中に、スタート/スト
ップキー29が押されると、運転フラグがセットされる
ので、制御部33は、S9でこれを判断し、すぐに予洗
いのみコースの運転を再開する。また、待機タイマーの
動作中に、再び扉5が開けられれば、S16で待機タイ
マーがリセット(→0)される。
【0064】一方、スタート/ストップキー29が押さ
れないまま、待機タイマーが待機時間(2分)を計測し
終えると、S11でこれを判断する。そして、制御部3
3(再実行手段)は、S12で運転フラグをセットし
て、予洗いのみコースの運転を再開する。
【0065】なお、使用者が、前記待機時間内にコース
キー28により別のコース、例えば洗浄コースを選択す
ると、予洗いのみコースが終了する。そして、この状態
でスタート/ストップキー29が押されると、制御部3
3(洗浄実行手段)は、後に詳述するように、洗浄コー
スを開始する。
【0066】こうして、食器類を追加した後にキー操作
を忘れても、扉が閉められると予洗いが自動で再開され
るので、食器類がそのまま放置されることがなく、食器
類に汚れがこびりついてしまうのを確実に防ぐことがで
きる。
【0067】しかも、扉が閉められた後、すぐに運転を
再開するのではなく、所定時間(待機時間)だけ待機し
た後、再開するようにしているので、使用者が食器追加
後にコースを替えようとしていたときに、うっかり扉を
閉しめてしまっても、使用者の意に反して予洗いが再開
されるようなことがなく、使い勝手が向上する。
【0068】さらに、前記待機時間のカウント中に洗浄
コースを設定すると、予洗いのみコースが終了して、洗
浄コースが開始できる状態となるので、扉を閉めてしま
ってからでも、再び予洗いを中断してからといった余計
な手間をかけることなく、容易に洗浄コースに移ること
ができ、さらに使い勝手が向上する。
【0069】次に、予洗いのみコースを終了して洗浄コ
ースを行う場合、使用者は、予洗いのみコースの運転中
に、スタート/ストップキー29を押して運転を中断さ
せた後(S4→S5→S13→S14)、または、扉5
を開けて運転を中断させた後、コースキー28を操作し
て洗浄コースを選択する。もしくは、前述したように、
扉5を閉めた後、待機タイマーが動作している間に洗浄
コースを選択する。これにより、S2で洗浄コース(コ
ースカウンタ=0)が読み取られる。
【0070】スタート/ストップキー29が押される
と、制御部33は、S4でこれを判断し、S6で運転フ
ラグをセットする。そして、扉5が閉められており、S
7でドアスイッチ37がONであると判断すると、コー
スカウンタ=0、及び運転フラグ=1であるのでS8、
S17及びS18を経由して、S22へ移行する。
【0071】今回、洗浄コースに先立って予洗いのみコ
ースが行われているので、予洗いのみコースでの水が洗
浄室3内に残っており、通常、水位スイッチ37はON
している。
【0072】したがって、S22で水位スイッチ37が
ONしていると判断するので、制御部33は、給水弁2
3をONせず、S24で給水フラグを見る。このとき、
先の予洗いのみコースで給水が行われており、給水フラ
グがセットされている。よって、給水フラグ=1である
と判断し、排水を行うことなく、S30へ移行する。こ
うして、洗浄コースにおいて予洗いのみコースでの水が
そのまま利用されることになる。
【0073】これに対して、予洗いのみコースを行わ
ず、洗浄コースを開始した場合であって、且つ、給水す
る前にS22で水位スイッチ37がONしていれば、給
水フラグ=0のままであるので、制御部33(排水制御
手段)は、S24で給水フラグ=1でないと判断し、S
29に移行して、40秒間排水ポンプ12を動作させて
排水を行う。
【0074】このように、洗浄コースにおいて、給水す
る前にすでに洗浄室内に水が貯められていても、その水
が先に行われた予洗いのみコースでの水である場合に
は、その水をそのまま利用するようにしているので、水
を無駄なく有効に利用することができる。
【0075】次に、S30では、制御部33は、洗浄ポ
ンプ8をONして洗浄を開始するとともに、運転タイマ
ーを動作させる。そして、S32で遅延タイマーを動作
させる。
【0076】遅延タイマーの動作が終了し、S33で遅
延時間(30秒)に達したと判断すると、制御部33
は、S34で温度センサ25によってこの時の洗浄室3
内の水温を測定する。そして、これを給水温度として基
準水温(45℃)と比較し、S35で給水温度が45℃
以上と判断すると、給水が高温であるとして、S36で
Temp60フラグをセット(→1)する。給水温度が45℃
以上となる場合としては、例えば、給水管22に給湯器
が接続され、給湯器からお湯が供給されるような場合で
ある。
【0077】ここでは、洗浄ポンプを動作させて、洗浄
室内の水をしばらくの間撹拌した後、水温を測定するよ
うにしているので、給湯器や水道と機器本体とを接続す
る接続管、例えば給湯管内の温度勾配の影響で水温にむ
らでるのを抑えることができ、測定精度が向上する。
【0078】その後、制御部33は、S37で洗浄時間
(20分)が経過したと判断するまで、洗浄ポンプ8を
動作させながら、洗浄室3内の水温が60℃を維持する
ようにヒータ9をON/OFF制御する(S38→S3
9→S40→S41又はS42)。
【0079】運転タイマーの動作が終了し、S37で洗
浄時間が経過したと判断すると、ヒータ9のON/OF
F制御をやめて、S47でヒータ9をOFF状態とす
る。そして、S48で洗浄室3内の水温が排水禁止水温
(60℃)以下であるか否かを判定する。
【0080】この排水禁止水温(60℃)は、そのまま
直接流し台側の排水ホースに排水されても、排水ホース
を破損させたりせず、水漏れを起こさせないよう考えら
れた水温である。また、そのまま直接流し台のシンク内
に排水されても、シンク内に置かれた他の食器類を熱シ
ョックにより破損させたりしないよう考えられた水温で
ある。
【0081】洗浄時、前述したように水温は60℃に維
持されるので、ここでは、通常、水温は60℃以下にな
る。したがって、S51で洗浄ポンプ8をOFFした
後、S52で排水を行う。そして、S53でTemp60フラ
グ、運転タイマー及び遅延タイマーをリセット(→0)
する。
【0082】ところが、給水温度がかなり高い場合に
は、60℃でヒータ9を制御するまで温度が下がりきら
ないうちに洗浄時間が経過することがある。この場合、
S48で水温が60℃より高いと判断すると、S49に
移行する。当然、給水温度は45℃を越えており、すで
にS36でTemp60フラグはセットされている。したがっ
て、S49でTemp60フラグ=1と判断し、洗浄ポンプ8
をOFFせず、継続して動作させ、撹拌作用により水温
を低下させる。やがて、S48で水温が60℃以下にな
ったと判断すると、S51で洗浄ポンプ8を停止して、
S52で排水を行う。
【0083】洗浄が終わると、すすぎに入る。まず、1
回目のすすぎが行われる。この1回目のすすぎでは、ヒ
ータ9による加熱を行うことなく、あとは洗浄と同様に
運転がなされる。そして、運転タイマーがすすぎ時間
(5分)をカウントし終えると、1回目のすすぎが終わ
り、最終すすぎが行われる。
【0084】この最終すすぎでも、制御部33は、洗浄
同様、洗浄ポンプ8をONしてから遅延時間(30秒)
後に給水温度を測定し、基準温度(45℃)と比較す
る。S35で給水温度が45℃以上であれば、S36で
Temp60フラグをセットする。
【0085】そして、S43でTemp60フラグが判定され
る。このとき、Temp60フラグ=1でなければ、S44で
制御水温として第1制御水温(70℃)を設定する。一
方、Temp60フラグ=1であれば、S45で制御水温とし
て第2制御水温(60℃)を設定する。
【0086】ここで、前記第1制御水温(70℃)は、
殺菌効果が十分に発揮できるように考えられた水温であ
る。また、前記第2制御水温は、流し台側の排水ホース
を破損させたり、流し台のシンク内の食器類を破損させ
たりしない範囲で、できるだけ殺菌効果が発揮できるよ
うに考えられた温度である。
【0087】その後、S37で最終すすぎ時間(10
分)が経過したと判断するまで、制御部33は、洗浄ポ
ンプ8を動作させながら、洗浄室3内の水温が設定され
た制御水温を維持するようにヒータをON/OFF制御
する(S38→S43→S44又はS45→S46→S
41又はS42)。
【0088】運転タイマーの動作が終了し、S37で最
終すすぎ時間が経過したと判断すると、制御部33は、
ヒータ9のON/OFF制御をやめて、S47でヒータ
9をOFF状態とする。そして、S48で洗浄室3内の
水温が排水禁止水温(60℃)以下であるか否かを判定
する。
【0089】最終すすぎ時に、第1制御水温(70℃)
でヒータ9がON/OF制御されていた場合は、水温が
排水禁止水温(60℃)より高くなるので、S49へ移
行する。さらに、Temp60フラグはセットされていないの
で、S49でTemp60フラグ=1でないと判断してS50
に移行する。
【0090】S50ではクールダウンを行う。即ち、制
御部33は、給水弁23を動作させて、溢れない程度の
所定量の水を洗浄室3内に追加し、洗浄ポンプ8の動作
により撹拌する。この時の給水温度は低く、これにより
洗浄室3内の水温は60℃以下に低下する。
【0091】このクールダウンが終了すると、制御部3
3は、S51で洗浄ポンプ8をOFFする。そして、S
52で排水を行った後、S53でTemp60フラグ、運転タ
イマー及び遅延タイマーをリセットする。
【0092】その後、S54で最終すすぎが終了したと
判断して、S55で運転フラグをリセットして洗浄コー
スを終了する。
【0093】一方、最終すすぎ時に、第2制御水温(6
0℃)でヒータ9がON/OF制御されていた場合は、
通常、すすぎ終了後の水温は排水禁止水温(60℃)よ
り低くなるので、S51へ移行し、制御部33は、洗浄
ポンプ8をOFFした後、S52で直ちに排水手段12
を動作させて排水を行うことになる。
【0094】ただし、洗浄の場合と同様、給水温度がか
なり高い場合には、前述したように第2制御水温(60
℃)でヒータ9を制御するまで温度が下がりきらないう
ちにすすぎ時間が経過することがある。このときは、洗
浄の場合と同様、制御部33は、すぐに排水を行わずに
継続して洗浄ポンプ8を動作させ、撹拌作用により、水
温を第2制御水温であり排水禁止水温である60℃以下
まで低下させる。
【0095】こうして、洗浄コースにおいては、洗浄や
すすぎに続く排水の前に、洗浄室内の水温を測定し、こ
の水温が高い場合には冷却して、水温を低下させてから
排水するようにしているので、流し台側の排水ホースに
排水されても、排水ホースを破損させたりせず、また、
流し台のシンク内に排水されても、シンク内に置かれた
他の食器類を熱ショックにより破損させたりしない。
【0096】しかも、予め給水温度を測定しておき、給
水が低温である場合には、この低温の水を供給して冷却
するので、冷却効果が高く、短時間で冷却できると共
に、給水が高温である場合には、給水を用いず、洗浄ポ
ンプや両面ファンを動作させて冷却するようにしている
ので、高温水が供給されてかえって水温を上げてしまっ
たり、冷却効果を上げられずただ水を無駄にしてしまっ
たりすることを防止でき、確実に冷却を行うことができ
る。
【0097】また、予め給水温度を測定し、給水が低温
である場合のみ、洗浄やすすぎ時に高い制御水温でヒー
タをON/OFF制御するとともに、この洗浄やすすぎ
の後、給水を用いて水温を低下した後、排水を行うよう
にしており、給水が高温であって冷却に給水を用いられ
ず、冷却に長い時間を要するような場合には、冷却せず
に排水を行えるような低い制御水温でヒータをON/O
FFするようにしているので、高温水が排水されて、流
し台側の排水ホースが破損したり、流し台のシンク内の
食器類が破損したりすることがない上に、極力、洗浄効
果や殺菌効果を確保することができるとともに、冷却に
時間が掛かって運転時間を大きく長引かせてしまうよう
なことがない。
【0098】さらに、低い制御水温でヒータをON/O
FF制御するようにしても、給水温度がかなり高いとき
には、洗浄やすすぎが終了しても水温がこの制御水温ま
で下がらない場合があるが、このときは、この制御水温
に下がるまで洗浄ポンプを動作させて、撹拌作用により
冷却するので、確実に水温を低下させた後、排水を行う
ことができる。
【0099】最後に、洗浄コースが終わり、洗い終わっ
た食器類を乾燥する場合、コースキー28により乾燥コ
ースを選択して、スタート/ストップキー29を押す。
これにより、S19〜S21に従って乾燥が行われる。
即ち、所定時間(例えば60分)、ヒータ9及び両面フ
ァン20を動作させる。
【0100】
【発明の効果】本発明の第1の構成によれば、食器類を
追加した後にキー操作を忘れても、扉が閉められると予
洗いが自動で再開されるので、食器類がそのまま放置さ
れるようなことがなく、食器類に汚れがこびりついてし
まうのを確実に防ぐことができる。
【0101】しかも、扉が閉められた後、すぐに運転を
再開するのではなく、所定時間だけ待機した後、再開す
るようにしているので、使用者が食器追加後にコースを
替えようとしていたときに、うっかり扉を閉しめてしま
っても、使用者の意に反して予洗いが再開されるような
ことがなく、使い勝手が向上する。
【0102】さらに、前記所定時間の待機中に洗浄コー
スを設定すると、予洗いのみコースが終了して、洗浄コ
ースが開始できる状態となるので、扉を閉めてしまって
からでも、再び予洗いを中断してからといった余計な手
間をかけることなく、容易に洗浄コースに移ることがで
き、さらに使い勝手が向上する。
【0103】次に、本発明の第2の構成によれば、洗浄
コースにおいて、給水する前にすでに洗浄室内に水が貯
められていた場合、この洗浄コースに先立って予洗いの
みコースが行われていないときは排水を行うようにし、
予洗いのみコースが行われているときには、予洗いのみ
コースでの水をそのまま利用するようにしているので、
食器類の汚染が防止できるとともに、水を無駄なく有効
に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である食器洗浄機の概要を示
す側面断面図である。
【図2】同じく食器洗浄機の操作パネルの構成を示す操
作パネルの正面図である。
【図3】同じく食器洗浄機の制御機構を示す電気回路図
である。
【図4】同じく食器洗浄機の動作を示すフローチャート
である。
【図5】同じく図4に続くフローチャートである。
【図6】同じく図5に続くフローチャートである。
【図7】同じく図6に続くフローチャートである。
【符号の説明】
3 洗浄室 6 ノズルタワー(洗浄手段) 7 ノズル体(洗浄手段) 8 洗浄ポンプ(洗浄手段) 12 排水ポンプ(排水手段) 23 電磁給水弁(給水手段) 24 ドアスイッチ(開閉検知手段) 28 コースキー(設定キー) 29 スタート/ストップキー(スタートキー) 33 制御部(予洗実行手段、中断手段、再実行手段、
洗浄実行手段、排水制御手段) 36 タイマー(計時手段) 37 水位スイッチ(貯水検知手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器類を収容する洗浄室と、この洗浄室
    への前記食器類の投入口を開閉する扉と、前記洗浄室内
    の前記食器類に水を掛ける洗浄手段とを備えると共に、
    洗浄、すすぎなどの一連の工程を順次行う洗浄コース
    と、この洗浄コースを行うまでに汚れが前記食器類にこ
    びりつくのを防止するための予洗い工程のみを行う予洗
    いのみコースとを有する食器洗浄機において、 前記扉の開閉を検知する開閉検知手段と、前記各コース
    を選択設定する設定キーと、この設定キーで前記予洗い
    のみコースが設定されていることを条件に、前記予洗い
    のみコースを実行する予洗実行手段と、この予洗実行手
    段による前記予洗いのみコースの実行中に、扉が開かれ
    たことが検知されると前記予洗いのみコースを中断する
    中断手段と、前記予洗いのみコースの中断時に、前記開
    閉検知手段により扉が閉められたことが検知されると所
    定時間をカウントする計時手段と、この計時手段がカウ
    ントアップすると、前記予洗いのみコースを再び実行す
    る再実行手段とを備えたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 前記洗浄コースを開始させるためのスタ
    ートキーと、前記計時手段によるカウント時に前記設定
    キーにより前記洗浄コースが設定されたのを条件に、前
    記スタートキーが操作されると、前記洗浄コースを実行
    する洗浄実行手段とを備えた請求項1記載の食器洗浄
    機。
  3. 【請求項3】 食器類を収容する洗浄室と、外部水源の
    水を前記洗浄室内へ供給するための給水手段と、前記洗
    浄室内に貯められた水を前記食器類に掛ける洗浄手段
    と、前記洗浄室内からの排水を行うための排水手段とを
    備えると共に、洗浄、すすぎなどの一連の工程を順次行
    う洗浄コースと、この洗浄コースを行うまでに汚れが前
    記食器類にこびりつくのを防止するための予洗い工程の
    みを行う予洗いのみコースとを有する食器洗浄機におい
    て、 前記洗浄コース実行前の前記洗浄室内の貯水を検知する
    貯水検知手段と、前記各コースを選択設定する設定キー
    と、この設定キーで前記洗浄コースが設定されているこ
    とを条件に前記洗浄コースを開始させるスタートキー
    と、前記貯水検知手段により貯水が検知され、且つ前記
    洗浄コース実行前に予洗いのみコースが行われていない
    ときには、前記洗浄コースでの前記給水手段による給水
    に先立って前記排水手段を動作させ、前記貯水検知手段
    により貯水が検知されていても、前記洗浄コース実行前
    に予洗いのみコースが行われているときには、前記給水
    に先立って前記排水手段を動作させない排水制御手段と
    を備えたことを特徴とする食器洗浄機。
JP27493894A 1994-11-09 1994-11-09 食器洗浄機 Pending JPH08131389A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014144099A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Panasonic Corp 食器洗い機
CN110089984A (zh) * 2019-03-27 2019-08-06 中万恩科技有限公司 一种掀门式洗碗机的计数方法

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CN110089984A (zh) * 2019-03-27 2019-08-06 中万恩科技有限公司 一种掀门式洗碗机的计数方法
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