JPH08131133A - マイタケエキスを含有した健康飲料の製造方法 - Google Patents

マイタケエキスを含有した健康飲料の製造方法

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JPH08131133A
JPH08131133A JP6301332A JP30133294A JPH08131133A JP H08131133 A JPH08131133 A JP H08131133A JP 6301332 A JP6301332 A JP 6301332A JP 30133294 A JP30133294 A JP 30133294A JP H08131133 A JPH08131133 A JP H08131133A
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JP
Japan
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extract
ethyl alcohol
maitake
gray
health drink
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JP6301332A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Funakoshi
博之 船越
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Original Assignee
NIPPON CHROME KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガンやエイズ抑制作用とともに、血糖値、血
圧降下作用、コレステロール・中性脂肪の減少、肝臓の
機能アップ作用、ダイエット等に効果があるとされてい
る多糖類を無駄なく、効率良く抽出し、長期的に品質を
保持することができる健康飲料とする方法の提供を目的
とする。 【構成】 マイタケ(Grifola frondos
S.F.Gray)子実体の細断物をエチルアルコ
ール又はエチルアルコール水溶液に浸漬させ、所定時間
経過後これを加熱して有効成分を抽出し、抽出後濾過に
より抽出液と残渣とを分離して得られた抽出液を濃縮す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は健康飲料の製造方法に
係り、その目的はガンやエイズ抑制作用とともに血圧降
下、ダイエット等にも有効であるとされているマイタケ
Grifola frondosaS.F.Gra
y)中の多糖類を効率良く抽出し、長期にわたってその
品質を保持することのできる優れた健康飲料を得ること
のできる製造方法を提供することにある。
【0002】
【発明の背景】マイタケ(Grifola frond
osaS.F.Gray)はサルノコシカケ目サルノコ
シカケ科の食用キノコで、日本ではミズナラ、クリ、ブ
ナなどの広葉樹の根ぎわに生じ、日本全土のほか北半球
の温帯以北に広く分布している。子実体はかさと柄とか
らなり、柄は不規則で塊状をなし分枝が多く、各枝端に
はかさを生じる。かさはかわら状に並び全体が径数十c
mの大塊となるものである。
【0003】古来よりキノコは体によく、特にサルノコ
シカケはガンにきくと伝承されており、また民間伝承以
外に「神農本草経」や「本草綱目」にもその薬効が記載
されている。サルノコシカケ科に属するキノコとしては
霊芝(マンネンタケ)、マイタケ、カワラタケ、ニンギ
ョウタケ等があるが、これらキノコの大部分は大きく、
且つ硬いのでそのまま食用とするのは困難であるが、唯
一、マイタケ(Grifola frondosaS.
F.Gray)だけがそのまま食用とすることができ
る。近年、マイタケ(Grifola frondos
S.F.Gray)の人工栽培が可能になり、食用キ
ノコとして広く普及してくると同時に、マイタケ(Gr
ifola frondosaS.F.Gray)中の
有効成分が非常に着目されるようになってきた。
【0004】すなわち、最近、学者の研究発表により、
マイタケ(Grifola frondosaS.F.
Gray)中の多糖類にガン抑制作用、エイズ抑制作
用、血糖値、血圧降下作用、コレステロール・中性脂肪
の減少、肝臓の機能アップ、ダイエット効果等が認めら
れることが発表されて以来、健康食品としてのマイタケ
Grifola frondosaS.F.Gra
y)が非常に注目を集めるようになってきている。しか
し、生のマイタケを毎日摂取することは不可能であり、
そのためにはマイタケの有効成分を出来るだけむだなく
抽出し、摂取しやすい方法を見つけることが重要となっ
ている。
【0005】
【従来の技術】従来、マイタケ(Grifola fr
ondosaS.F.Gray)を摂取する方法とし
て、乾燥したマイタケ(Grifola frondo
saS.F.Gray)を粉末にしたり、粉末を粒状に
したりする方法が存在していた。また、有効成分を抽出
する方法としては、例えば特開昭58−9681号公報
において、マイタケ子実体の磨砕物を水と共に加熱して
有効成分を抽出し、抽出液に糖類、有機酸等を添加して
健康飲料とする技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記乾
燥したマイタケを粉末又はこれを粒状にする方法では、
酸化により品質が経時的に劣化してしまうとともに、エ
キスと較べると吸収率が落ちるという課題が存在した。
一方、特開昭58−9681号公報開示のような熱水抽
出による方法は、有効な方法ではあるが、マイタケ中に
含有されている多糖類は、β−1,6;1,3−D−グ
ルカン、β−1,3−D−グルカンといった水溶性多糖
以外に、酸性キシログルカン、酸性ヘテログルカン、ヘ
テロ多糖蛋白複合体などの水不溶性多糖類も含有されて
いる。従って前記熱水による抽出方法では、血圧降下作
用があると考えられるアルコールやエーテルに可溶な有
効成分が抽出されないという課題が存在した。また、上
記開示技術ではエキスに砂糖、ハチミツ、蔗糖、ブドウ
糖、果糖、有機酸等の物質を添加しているが、健康食品
としてはこれらを一切添加しない方が望ましい。マイタ
ケエキスはそれ自体美味である。そこで、この発明では
マイタケ(Grifola frondosaS.F.
Gray)から、近年、ガンやエイズ抑制作用ととも
に、血糖値、血圧降下作用、コレステロール・中性脂肪
の減少、肝臓の機能アップ作用、ダイエット等に効果が
あるとされている多糖類を無駄なく、効率良く、しかも
異臭を伴うことなく抽出し、長期的に品質を保持するこ
とができる健康飲料とする方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するためになされたものであって、請求項1の発明で
はマイタケ(Grifola frondosa S.
F.Gray)子実体の細断物をエチルアルコール又は
エチルアルコール水溶液に浸漬させ、所定時間経過後こ
れを加熱処理することにより有効成分を抽出し、抽出後
濾過により抽出液と残渣とを分離して得られた抽出液を
濃縮してなることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の構成】以下、この発明に係る健康飲料の製造方
法の構成について詳述する。この発明では出発原料とし
てマイタケ(Grifola frondosaS.
F.Gray)子実体を使用する。ここで使用されるマ
イタケ(Grifola frondosa S.F.
Gray)子実体としては、シロマイタケ、クロマイタ
ケ、トンビマイタケ、チョレイマイタケ等のマイタケ属
に属するものが特に限定されることなく、いずれのもの
でも使用可能である。また、この発明で使用するマイタ
ケ(Grifola frondosa S.F.Gr
ay)子実体は天然に自生するものでも、或いは人工栽
培のものでもいずれでもよいが、人工栽培のものの方が
入手しやすく、且つ品質が安定しているので望ましい。
【0009】また、マイタケ(Grifola fro
ndosa S.F.Gray)は一般に、自己消化が
非常に早く、菌体から切り離すと夏期には1〜2日で黒
色化し鮮度が落ちる。このように鮮度の落ちたマイタケ
Grifola frondosa S.F.Gra
y)を使用すると、エキスの抽出率も少なく、また得ら
れるエキスも異臭を放ち、飲料としては適さないので望
ましくない。従って、この発明に使用するマイタケ(
rifola frondosaS.F.Gray)は
菌床から切り離してから12時間以内、通常は2〜3時
間以内の最も鮮度の高いものを使用するのが望ましい。
このようなマイタケ(Grifola frondos
S.F.Gray)子実体を、エキス抽出の効率を
高めるためにカッター、チョッパー、包丁等で細断す
る。この細断物の大きさは特に限定はされない。
【0010】以上のようなマイタケ(Grifola
frondosa S.F.Gray)子実体の細断物
をエチルアルコール又はエチルアルコール水溶液に浸漬
させる。エチルアルコール水溶液を用いる場合のアルコ
ール濃度としては3〜100%までの範囲の濃度のもの
が好ましく使用されるが、8〜10%程度の濃度のもの
が通常使用される。また、使用するエチルアルコール又
はエチルアルコール水溶液の重量としては、マイタケ
Grifola frondosa S.F.Gra
y)子実体の細断物1重量部に対し、エチルアルコール
又はエチルアルコール水溶液(アルコール濃度10%程
度のもの)を5〜10重量部使用するのが望ましい。
【0011】このようにマイタケ(Grifola f
rondosa S.F.Gray)子実体の細断物を
エチルアルコール又はエチルアルコール水溶液に浸漬さ
せた状態で、1時間〜24時間(通常は1〜2時間)放
置する。ここで、特にマイタケ(Grifola fr
ondosa S.F.Gray)子実体をエチルアル
コール又はエチルアルコール水溶液に浸漬させた状態で
所定時間放置することとしたのは、マイタケ(Grif
ola frondosa S.F.Gray)に含有
される有効成分をより効率良く抽出するためである。
【0012】所定時間放置後、前記浸漬状態のものを加
熱処理し、マイタケ(Grifola frondos
S.F.Gray)有効成分を抽出する。この加熱
処理としては、一度に温度を上げずに、まず浸漬液を約
1時間かけてスチームにより徐々に加温し、エチルアル
コールの沸点(78℃)以下である70℃程度まで加温
して、この温度域で約1時間程度抽出を行った後、続い
てこの液を95〜100℃まで加熱し、エチルアルコー
ルを蒸発させる。この状態で約30分から1時間程度、
熱水による抽出を行う。このような抽出を行う理由は、
一度に温度を上げて加熱抽出すると、溶媒として使用す
るエチルアルコールは蒸発温度が低いため、すぐに蒸発
してしまい、有効成分の抽出を充分に行うことができ
ず、好ましくないからである。すなわち、徐々に温度を
上げて加熱抽出することにより、マイタケ(Grifo
la frondosa S.F.Gray)有効成分
を無駄なく、効率良く抽出することができるからであ
る。
【0013】この発明では前記したように所定時間浸漬
させた後に徐々に温度を上げて、まず70℃程度の温度
域を維持した状態で抽出を行うことによりエチルアルコ
ール可溶分を得ることができ、この後、液温を95〜1
00℃まで上昇させることによりエチルアルコール分を
飛ばし、そのまま所定時間維持することによりマイタケ
中の熱水可溶分を得ることができ、無駄のない抽出を行
うことができる。また、加熱によりエチルアルコールは
蒸発し、残存することはなく、飲料として好適に使用す
ることができる。しかも、このような加熱処理によりマ
イタケ(Grifola frondosa S.F.
Gray)の自己消化に基づく異臭が抽出液に残ること
がない。抽出後、ステンレススクリーン(30メッシュ
〜50メッシュ)等で抽出物を濾過し、さらに2.5〜
5μのセラミック又は金属又は化学繊維のカートリッジ
フィルターで二次的に精密濾過を行い、清澄な抽出液と
残渣に分離する。
【0014】このようにして得られた抽出液は、固型分
濃度が0.3%〜1%と低いので、真空ポンプによる減
圧下で加熱し、濃度5〜10%程度に濃縮する。得られ
た濃縮液は所定のビンに充填し、加圧下、120℃のス
チームで殺菌し、健康飲料とする。
【0015】
【実施例】以下、この発明に係る健康飲料の製造方法を
実施例を挙げることにより、一層詳細に説明する。但
し、この発明は以下の実施例には何ら限定はされない。
【0016】(実施例1)人工栽培により育成されたマ
イタケ(Grifola frondosa S.F.
Gray)を菌体より切り離してすぐに包丁で細断し、
この細断物1Kgをエチルアルコール500mlと水5
リットルとの水溶液中に浸漬させ、この状態で5時間放
置した。放置後、スチームにより浸漬液を徐々に加温
し、約1時間後95℃程度にまで加熱して、この状態で
約30分程加熱し有効成分の抽出を行った。この後、得
られた抽出物をステンレススクリーン(40メッシュ)
で濾過し、この濾過物をさらに3μのセラミックカート
リッジフィルターで二次濾過して清澄な抽出液と残渣と
に分離し、可溶性固型分5%まで減圧濃縮した。得られ
た抽出液中の可溶性固型分の成分分析を行った。この結
果を表1に示す。また、抽出液中の可溶性固型分のアミ
ノ酸組成分析を行った。この結果を表2に示す。
【0017】
【表1】
【表2】
【0018】前記濃縮液を所定のビンに充填して、加圧
下、120℃のスチームで殺菌して実施例1の健康飲料
とした。この健康飲料を夏期30日間室温で保存してお
いたが、一般生菌、耐熱性菌、大腸菌等全く問題はなか
った。また、健康飲料を試飲したところ、アルコール臭
は一切感じられず、また摂取時に何ら違和感は感じなか
った。
【0019】(試験例)自生のマイタケ(Grifol
a frondosa S.F.Gray)を1994
年8月16日(試料)、8月20日(試料)、8月
25日(試料)、9月20日(試料)、9月28日
(試料)、10月10日(試料)付けでそれぞれ菌
体より切り離して、細断し、この細断物1Kgをエチル
アルコール水溶液(エチルアルコール500ml、水5
リットル)中に1時間浸漬し、さらにスチームにて徐々
に加温して1時間加熱した後、抽出液を濾過し、得られ
た濾液を加熱して可溶性固型分濃度が5%となるまで濃
縮した(抽出法A)。一方、前記と同一の試料〜
を、エチルアルコール水溶液に代えて水を用いて同様に
抽出し、濃縮してエキスを得た(抽出法B)。これら抽
出法A及び抽出法Bで得られたそれぞれのエキス量及び
抽出法Aと抽出法Bとのエキス取得量の比率をそれぞれ
表3に示す。
【0020】
【表3】
【0021】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1に係る発明
はマイタケ(Grifola frondosa S.
F.Gray)子実体の細断物をエチルアルコール又は
エチルアルコール水溶液に浸漬させ、所定時間経過後こ
れを加熱処理することにより有効成分を抽出し、抽出後
濾過により抽出液と残渣とを分離して得られた抽出液を
濃縮してなることを特徴とする健康飲料の製造方法であ
るから、近年、ガンやエイズ抑制作用とともに、血糖
値、血圧降下作用、コレステロール・中性脂肪の減少、
肝臓の機能アップ作用、ダイエット等に効果があるとさ
れているマイタケ(Grifola frondosa
S.F.Gray)中の多糖類を無駄なく、効率良く
抽出し、長期的に品質を保持することができる優れた健
康飲料とすることができるという効果を奏する。また、
請求項2の発明は前記加熱処理が液温を常温からエチル
アルコールの沸点よりも低い温度域まで加温し、この温
度域で所定時間抽出する工程と、続いてエチルアルコー
ルの沸点以上の温度域に加温して所定時間抽出する工程
とからなることを特徴とする請求項1に記載の健康飲料
の製造方法であるから、マイタケ(Grifola f
rondosa S.F.Gray)中のエチルアルコ
ール可溶分と熱水可溶分とをそれぞれ得ることができ、
有効成分をより確実に抽出して、優れた健康飲料とする
ことができるという効果を奏する。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 マイタケエキスを含有した健康飲料
の製造方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマイタケエキスを含有
した健康飲料の製造方法に係り、その目的はガンやエイ
ズ抑制作用とともに血圧降下、ダイエット等にも有効で
あるとされているマイタケ(Grifola fron
dosaS.F.Gray)中の多糖類を効率良く抽出
し、長期にわたってその品質を保持することのできる優
れたマイタケエキスを含有した健康飲料を得ることので
きる製造方法を提供することにある。
【0002】
【発明の背景】マイタケ(Grifola frond
osaS.F.Gray)はサルノコシカケ目サルノコ
シカケ科の食用キノコで、日本ではミズナラ、クリ、ブ
ナなどの広葉樹の根ぎわに生じ、日本全土のほか北半球
の温帯以北に広く分布している。子実体はかさと柄とか
らなり、柄は不規則で塊状をなし分枝が多く、各枝端に
はかさを生じる。かさはかわら状に並び全体が径数十c
mの大塊となるものである。
【0003】古来よりキノコは体によく、特にサルノコ
シカケはガンにきくと伝承されており、また民間伝承以
外に「神農本草経」や「本草綱目」にもその薬効が記載
されている。サルノコシカケ科に属するキノコとしては
霊芝(マンネンタケ)、マイタケ、カワラタケ、ニンギ
ョウタケ等があるが、これらキノコの大部分は大きく、
且つ硬いのでそのまま食用とするのは困難であるが、唯
一、マイタケ(Grifola frondosaS.
F.Gray)だけがそのまま食用とすることができ
る。近年、マイタケ(Grifola frondos
S.F.Gray)の人工栽培が可能になり、食用キ
ノコとして広く普及してくると同時に、マイタケ(Gr
ifola frondosaS.F.Gray)中の
有効成分が非常に着目されるようになってきた。
【0004】すなわち、最近、学者の研究発表により、
マイタケ(Grifola frondosaS.F.
Gray)中の多糖類にガン抑制作用、エイズ抑制作
用、血糖値、血圧降下作用、コレステロール・中性脂肪
の減少、肝臓の機能アップ、ダイエット効果等が認めら
れることが発表されて以来、健康食品としてのマイタケ
Grifola frondosaS.F.Gra
y)が非常に注目を集めるようになってきている。しか
し、生のマイタケを毎日摂取することは不可能であり、
そのためにはマイタケの有効成分を出来るだけむだなく
抽出し、摂取しやすい方法を見つけることが重要となっ
ている。
【0005】
【従来の技術】従来、マイタケ(Grifola fr
ondosaS.F.Gray)を摂取する方法とし
て、乾燥したマイタケ(Grifola frondo
saS.F.Gray)を粉末にしたり、粉末を粒状に
したりする方法が存在していた。また、有効成分を抽出
する方法としては、例えば特開昭58−9681号公報
において、マイタケ子実体の磨砕物を水と共に加熱して
有効成分を抽出し、抽出液に糖類、有機酸等を添加して
健康飲料とする技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記乾
燥したマイタケを粉末又はこれを粒状にする方法では、
酸化により品質が経時的に劣化してしまうとともに、エ
キスと較べると吸収率が落ちるという課題が存在した。
一方、特開昭58−9681号公報開示のような熱水抽
出による方法は、有効な方法ではあるが、マイタケ中に
含有されている多糖類は、β−1,6;1,3−D−グ
ルカン、β−1,3−D−グルカンといった水溶性多糖
以外に、酸性キシログルカン、酸性ヘテログルカン、ヘ
テロ多糖蛋白複合体などの水不溶性多糖類も含有されて
いる。従って前記熱水による抽出方法では、血圧降下作
用があると考えられるアルコールやエーテルに可溶な有
効成分が抽出されないという課題が存在した。また、上
記開示技術ではエキスに砂糖、ハチミツ、蔗糖、ブドウ
糖、果糖、有機酸等の物質を添加しているが、健康食品
としてはこれらを一切添加しない方が望ましい。マイタ
ケエキスはそれ自体美味である。そこで、この発明では
マイタケ(Grifola frondosaS.F.
Gray)から、近年、ガンやエイズ抑制作用ととも
に、血糖値、血圧降下作用、コレステロール・中性脂肪
の減少、肝臓の機能アップ作用、ダイエット等に効果が
あるとされている多糖類を無駄なく、効率良く、しかも
異臭を伴うことなく抽出し、長期的に品質を保持するこ
とができる健康飲料とする方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するためになされたものであって、請求項1の発明で
はマイタケ(Grifola frondosa S.
F.Gray)子実体の細断物をエチルアルコール又は
エチルアルコール水溶液に浸漬させ、所定時間経過後こ
れを加熱処理することにより有効成分を抽出し、抽出後
濾過により抽出液と残渣とを分離して得られた抽出液を
濃縮してなることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の構成】以下、この発明に係るマイタケエキスを
含有した健康飲料の製造方法の構成について詳述する。
この発明では出発原料としてマイタケ(Grifola
frondosaS.F.Gray)子実体を使用す
る。ここで使用されるマイタケ(Grifola fr
ondosa S.F.Gray)子実体としては、シ
ロマイタケ、クロマイタケ、トンビマイタケ、チョレイ
マイタケ等のマイタケ属に属するものが特に限定される
ことなく、いずれのものでも使用可能である。また、こ
の発明で使用するマイタケ(Grifola fron
dosa S.F.Gray)子実体は天然に自生する
ものでも、或いは人工栽培のものでもいずれでもよい
が、人工栽培のものの方が入手しやすく、且つ品質が安
定しているので望ましい。
【0009】また、マイタケ(Grifola fro
ndosa S.F.Gray)は一般に、自己消化が
非常に早く、菌体から切り離すと夏期には1〜2日で黒
色化し鮮度が落ちる。このように鮮度の落ちたマイタケ
Grifola frondosa S.F.Gra
y)を使用すると、エキスの抽出率も少なく、また得ら
れるエキスも異臭を放ち、飲料としては適さないので望
ましくない。従って、この発明に使用するマイタケ(
rifola frondosaS.F.Gray)は
菌床から切り離してから12時間以内、通常は2〜3時
間以内の最も鮮度の高いものを使用するのが望ましい。
このようなマイタケ(Grifola frondos
S.F.Gray)子実体を、エキス抽出の効率を
高めるためにカッター、チョッパー、包丁等で細断す
る。この細断物の大きさは特に限定はされない。
【0010】以上のようなマイタケ(Grifola
frondosa S.F.Gray)子実体の細断物
をエチルアルコール又はエチルアルコール水溶液に浸漬
させる。エチルアルコール水溶液を用いる場合のアルコ
ール濃度としては3〜100%までの範囲の濃度のもの
が好ましく使用されるが、8〜10%程度の濃度のもの
が通常使用される。また、使用するエチルアルコール又
はエチルアルコール水溶液の重量としては、マイタケ
Grifola frondosa S.F.Gra
y)子実体の細断物1重量部に対し、エチルアルコール
又はエチルアルコール水溶液(アルコール濃度10%程
度のもの)を5〜10重量部使用するのが望ましい。
【0011】このようにマイタケ(Grifola f
rondosa S.F.Gray)子実体の細断物を
エチルアルコール又はエチルアルコール水溶液に浸漬さ
せた状態で、1時間〜24時間(通常は1〜2時間)放
置する。ここで、特にマイタケ(Grifola fr
ondosa S.F.Gray)子実体をエチルアル
コール又はエチルアルコール水溶液に浸漬させた状態で
所定時間放置することとしたのは、マイタケ(Grif
ola frondosa S.F.Gray)に含有
される有効成分をより効率良く抽出するためである。
【0012】所定時間放置後、前記浸漬状態のものを加
熱処理し、マイタケ(Grifola frondos
S.F.Gray)有効成分を抽出する。この加熱
処理としては、一度に温度を上げずに、まず浸漬液を約
1時間かけてスチームにより徐々に加温し、エチルアル
コールの沸点(78℃)以下である70℃程度まで加温
して、この温度域で約1時間程度抽出を行った後、続い
てこの液を95〜100℃まで加熱し、エチルアルコー
ルを蒸発させる。この状態で約30分から1時間程度、
熱水による抽出を行う。このような抽出を行う理由は、
一度に温度を上げて加熱抽出すると、溶媒として使用す
るエチルアルコールは蒸発温度が低いため、すぐに蒸発
してしまい、有効成分の抽出を充分に行うことができ
ず、好ましくないからである。すなわち、徐々に温度を
上げて加熱抽出することにより、マイタケ(Grifo
la frondosa S.F.Gray)有効成分
を無駄なく、効率良く抽出することができるからであ
る。
【0013】この発明では前記したように所定時間浸漬
させた後に徐々に温度を上げて、まず70℃程度の温度
域を維持した状態で抽出を行うことによりエチルアルコ
ール可溶分を得ることができ、この後、液温を95〜1
00℃まで上昇させることによりエチルアルコール分を
飛ばし、そのまま所定時間維持することによりマイタケ
中の熱水可溶分を得ることができ、無駄のない抽出を行
うことができる。また、加熱によりエチルアルコールは
蒸発し、残存することはなく、飲料として好適に使用す
ることができる。しかも、このような加熱処理によりマ
イタケ(Grifola frondosa S.F.
Gray)の自己消化に基づく異臭が抽出液に残ること
がない。抽出後、ステンレススクリーン(30メッシュ
〜50メッシュ)等で抽出物を濾過し、さらに2.5〜
5μのセラミック又は金属又は化学繊維のカートリッジ
フィルターで二次的に精密濾過を行い、清澄な抽出液と
残渣に分離する。
【0014】このようにして得られた抽出液は、固型分
濃度が0.3%〜1%と低いので、真空ポンプによる減
圧下で加熱し、濃度5〜10%程度に濃縮する。得られ
た濃縮液は所定のビンに充填し、加圧下、120℃のス
チームで殺菌し、マイタケエキスを含有した健康飲料と
する。
【0015】
【実施例】以下、この発明に係るマイタケエキスを含有
した健康飲料の製造方法を実施例を挙げることにより、
一層詳細に説明する。但し、この発明は以下の実施例に
は何ら限定はされない。
【0016】(実施例1)人工栽培により育成されたマ
イタケ(Grifola frondosa S.F.
Gray)を菌体より切り離してすぐに包丁で細断し、
この細断物1Kgをエチルアルコール500mlと水5
リットルとの水溶液中に浸漬させ、この状態で5時間放
置した。放置後、スチームにより浸漬液を徐々に加温
し、約1時間後95℃程度にまで加熱して、この状態で
約30分程加熱し有効成分の抽出を行った。この後、得
られた抽出物をステンレススクリーン(40メッシュ)
で濾過し、この濾過物をさらに3μのセラミックカート
リッジフィルターで二次濾過して清澄な抽出液と残渣と
に分離し、可溶性固型分5%まで減圧濃縮した。得られ
た抽出液中の可溶性固型分の成分分析を行った。この結
果を表1に示す。また、抽出液中の可溶性固型分のアミ
ノ酸組成分析を行った。この結果を表2に示す。
【0017】
【表1】
【表2】
【0018】前記濃縮液を所定のビンに充填して、加圧
下、120℃のスチームで殺菌して実施例1のマイタケ
エキスを含有した健康飲料とした。このマイタケエキス
を含有した健康飲料を夏期30日間室温で保存しておい
たが、一般生菌、耐熱性菌、大腸菌等全く問題はなかっ
た。また、マイタケエキスを含有した健康飲料を試飲し
たところ、アルコール臭は一切感じられず、また摂取時
に何ら違和感は感じなかった。
【0019】(試験例)自生のマイタケ(Grifol
a frondosa S.F.Gray)を1994
年8月16日(試料)、8月20日(試料)、8月
25日(試料)、9月20日(試料)、9月28日
(試料)、10月10日(試料)付けでそれぞれ菌
体より切り離して、細断し、この細断物1Kgをエチル
アルコール水溶液(エチルアルコール500ml、水5
リットル)中に1時間浸漬し、さらにスチームにて徐々
に加温して1時間加熱した後、抽出液を濾過し、得られ
た濾液を加熱して可溶性固型分濃度が5%となるまで濃
縮した(抽出法A)。一方、前記と同一の試料〜
を、エチルアルコール水溶液に代えて水を用いて同様に
抽出し、濃縮してエキスを得た(抽出法B)。これら抽
出法A及び抽出法Bで得られたそれぞれのエキス量及び
抽出法Aと抽出法Bとのエキス取得量の比率をそれぞれ
表3に示す。
【0020】
【表3】
【0021】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1に係る発明
はマイタケ(Grifola frondosa S.
F.Gray)子実体の細断物をエチルアルコール又は
エチルアルコール水溶液に浸漬させ、所定時間経過後こ
れを加熱処理することにより有効成分を抽出し、抽出後
濾過により抽出液と残渣とを分離して得られた抽出液を
濃縮してなることを特徴とするマイタケエキスを含有し
た健康飲料の製造方法であるから、近年、ガンやエイズ
抑制作用とともに、血糖値、血圧降下作用、コレステロ
ール・中性脂肪の減少、肝臓の機能アップ作用、ダイエ
ット等に効果があるとされているマイタケ(Grifo
la frondosa S.F.Gray)中の多糖
類を無駄なく、効率良く抽出し、長期的に品質を保持す
ることができる優れた健康飲料とすることができるとい
う効果を奏する。また、請求項2の発明は前記加熱処理
が液温を常温からエチルアルコールの沸点よりも低い温
度域まで加温し、この温度域で所定時間抽出する工程
と、続いてエチルアルコールの沸点以上の温度域に加温
して所定時間抽出する工程とからなることを特徴とする
請求項1に記載のマイタケエキスを含有した健康飲料の
製造方法であるから、マイタケ(Grifola fr
ondosa S.F.Gray)中のエチルアルコー
ル可溶分と熱水可溶分とをそれぞれ得ることができ、有
効成分をより確実に抽出して、優れた健康飲料とするこ
とができるという効果を奏する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイタケ(Grifola frond
    osa S.F.Gray)子実体の細断物をエチルア
    ルコール又はエチルアルコール水溶液に浸漬させ、所定
    時間経過後これを加熱処理することにより有効成分を抽
    出し、抽出後濾過により抽出液と残渣とを分離して得ら
    れた抽出液を濃縮してなることを特徴とする健康飲料の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記加熱処理が液温を常温からエチルア
    ルコールの沸点よりも低い温度域まで加温し、この温度
    域で所定時間抽出する工程と、続いてエチルアルコール
    の沸点以上の温度域に加温して所定時間抽出する工程と
    からなる加熱処理であることを特徴とする請求項1に記
    載の健康飲料の製造方法。
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