JPH08125763A - 端末網制御装置 - Google Patents

端末網制御装置

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JPH08125763A
JPH08125763A JP26342494A JP26342494A JPH08125763A JP H08125763 A JPH08125763 A JP H08125763A JP 26342494 A JP26342494 A JP 26342494A JP 26342494 A JP26342494 A JP 26342494A JP H08125763 A JPH08125763 A JP H08125763A
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JP
Japan
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voltage
terminal
reset
unit
data
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JP26342494A
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English (en)
Inventor
Masamori Nakahara
正守 中原
Noritaka Yamanaka
規任 山中
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源を設けないで制御部を初期化させる。 【構成】 データ設定器8を装置の端末接続端子A
よび電話回線10に接続する。接続切換スイッチ48を
オン側に切換えると電話回線10と端末接続端子A
連通して、回線電圧が端末接続端子Aに印加される。
電圧検知部31は印加された電圧がどのような電圧であ
るかを判断する。印加された電圧が回線電圧であれば電
圧検知部31によりリセット部30が作動されて、制御
部27が初期化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線を介して、ガ
スや水道等のメータ検針をする端末機器からのデータの
伝送を行うテレメータリングシステムに利用される端末
網制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレメータリングシステムに利用
される端末網制御装置において、装置内部の制御回路の
暴走(異常発生)、あるいは装置の移設等に伴って制御
回路を初期化(リセット)させる場合、端末機器等が接
続される接続端子に外部からの電圧を印加して、制御回
路をリセットする端末網制御装置が特開平3−4185
6号(特願平1−176900号)公報に開示されてい
る。この端末網制御装置は、制御回路をリセットさせる
リセット回路へ外部からの電圧を印加するための接続端
子(メーク接点接続端子)と、リセット回路を作動状態
と非作動状態とに切換えてメーク接点接続端子からの電
圧をリセット回路に供給させるための外部切換レバーと
を備えており、外部切換レバーによりリセット回路を作
動状態にして、メーク接点接続端子に外部から電圧(リ
チューム電池による3.6Vや乾電池2個を直列に接続
して得られる2.7V〜3.3V)を印加すると、リセ
ット回路が作動して制御回路がリセットされる。
【0003】また、特開平3−41856号公報による
別の端末網制御装置では、端末機器を接続端子から取り
外して、その接続端子に通常通信に使われる電圧よりも
高い電圧を印加すると、リセット回路が作動して制御回
路がリセットされるものもある。これらの場合、リセッ
ト回路を作動させる電圧としては、例えば端末機器やデ
ータ設定器等に作動電圧を発生させる電圧源回路を設け
て、各機器内部の電池等による電源を利用して電圧源回
路から接続端子に作動電圧を印加したり、あるいは作動
電圧を印加するための専用機器を用いて接続端子に作動
電圧を印加していた。
【0004】そして、これらの端末網制御装置では、制
御回路のリセット処理終了後に、リセット処理が正常に
行われたかの確認、および端末網制御装置のソフトある
いはハードのバージョン(種類)等の確認を行って、そ
の装置のバージョンに合った新たなデータの入力やデー
タの書き換えをする必要がある。そこで、接続端子に装
置の基本情報等を設定するために必ず使用されるデータ
設定器を接続して、制御回路内のデータを一旦データ設
定器に読み込み、そのデータの複数の項目内容を確認し
てからデータの入力や書き換えを行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
端末網制御装置では、制御回路をリセットさせるため
に、利用頻度が低いにもかかわらず接続端子に電圧を印
加するための専用の機器や、あるいは端末機器やデータ
設定器等に作動電圧用の電圧源回路を設ける必要があ
り、テレメータリングシステムとしてのコストがアップ
するといった問題があった。そして、これらの作動電圧
は、専用機器、端末機器やデータ設定器等の内部電源を
利用するため、各機器の内部電源の消耗が速くなり、各
機器が作動しなくなったり、誤動作等を引き起こしてし
まう。
【0006】また、正常なリセット処理および端末網制
御装置のバージョン確認は、端末網制御装置のデータを
データ設定器で一旦読み込んで複数の項目の確認を行う
ため、その操作が繁雑で、確認作業に長い時間を要し、
その間は通信が行えず、通信システムとしての機能を果
たすことができなくなるといった欠点があった。
【0007】本発明は、上記に鑑み、電源を設けないで
制御部の初期化を行うとともに、初期化の完了を簡単に
確認できる端末網制御装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1の如く、端末機器が接続され電話回線10を
利用して制御部27によりセンター側装置との間でデー
タ通信を行うもので、制御部27を初期化するためのリ
セット部30を備え、該リセット部30を作動させると
き電話回線10の回線電圧を利用したものである。
【0009】そして、端末機器を接続する端末接続端子
に電話回線10からの回線電圧を印加させる電圧印
加手段が設けられ、端末接続端子Aに印加される電圧
を検知してその電圧が回線電圧のときにリセット部30
を作動させる電圧検知部31が設けられている。
【0010】また、電話回線10に接続されたデータ設
定器8が端末接続端子Aに接続され、リセット部30
により制御部27の初期化が行われたことや自己の種類
をデータ設定器8を介して報知する報知手段が設けられ
ている。
【0011】
【作用】上記課題解決手段において、端末機器としての
データ設定器8を装置の端末接続端子Aおよび電話回
線10に接続する。そして、電話回線10からの回線電
圧が電圧印加手段によって端末接続端子Aに印加され
る。すると、電圧検知部31により印加された電圧が回
線電圧か否かの判断を行い、その電圧が通信用の電圧で
あればそのまま電圧検知を続ける。また、その電圧が回
線電圧であれば、電圧検知部31からリセット部30に
対して作動信号が送出され、リセット部30が作動して
制御部27を初期化する。
【0012】その後、制御部27の初期化が完了する
と、制御部27から端末接続端子Aに初期化の完了を
示す信号が送出される。この信号によってデータ設定器
8を介して、制御部27の初期化が正常に行われたこ
と、および装置の種類が作業者に報知される。これによ
って、作業者がデータ設定器8により制御部27に対し
て装置の種類に合った新たなデータを入力したり、ある
いはデータの書き換えを行うことができる。
【0013】
【実施例】本実施例の端末網制御装置を備えたテレメー
タリングシステムは、図2の如く、ホストコンピュータ
1と、センター網制御装置(C−NCU)2と、センタ
ー側に接続される交換局3と、端末側に接続される交換
局4と、端末網制御装置(T−NCU)5と、電話機6
と、ガスや水道等を検針するメータ、センサ等の端末機
器7と、T−NCU5のデータ等の設定を行うデータ設
定器8とから構成されている。なお、9は局間中継線、
10は電話回線である。
【0014】T−NCU5は、図1の如く、FSKモデ
ム21と、電話回線10にPB信号を送信あるいは電話
回線10からPB信号を受信するPB信号送受信部22
と、電話回線10からの呼出信号が通話信号かあるいは
データ通信を行うための通信信号かを検知する回線側監
視部23と、電話機6の電話回線10への接続切換えを
行うとともに電話機6がオフフックされたかを監視する
電話機側監視部24と、端末機器7およびデータ設定器
8とのインターフェイス(I/F)部25,26と、F
SKモデム21および各部をコントロールする制御部2
7と、各部に電源を供給する電源部28と、電話回線1
0を強制的に電話機6側に接続する回線切換スイッチ2
9と、制御部27を初期化(リセット)するためのリセ
ット部30とからなる。また、Aは端末機器7が接続
される端末接続端子、Aはデータ設定器8が着脱自在
に接続される端末接続端子で、この端末接続端子A
データ設定器以外にも端末機器等が接続可能とされた兼
用端子である。そして、B,Bは電話回線10が接
続される回線端子、T,Tは電話機6が接続される
電話機端子である。
【0015】制御部27は、CPU,RAM,ROM,
タイマー等を有するマイクロコンピュータからなり、R
OMおよびRAMには各部をコントロールするためのデ
ータや通信に必要なデータ等が格納され、端末機器7か
らの信号に基づいて電話回線10を利用してC−NCU
2との間でデータ通信を行う。そして、制御部27は、
T−NCU5の移設あるいは故障による暴走等が発生す
るとリセット部30からの信号により内部データがリセ
ットされるようになっており、リセットが完了するとリ
セット部30によりリセットされたことや自己の種類
(バージョン)を報知するためのリセット完了信号を送
出する機能を有している。このリセット完了信号は、規
定帯域の単一周波数とされた信号で、その周波数の違い
により制御部27のバージョンが規定されており、制御
部27からI/F部26を介して端末接続端子Aに送
出される。
【0016】リセット部30は、制御部27に対してリ
セット信号を送出して制御部27をリセットさせるもの
で、両端末接続端子A,Aに印加される電圧によっ
て作動される。そして、このリセット部30を作動させ
る電圧として、電話回線10からの回線電圧(DC48
V)が利用され、T−NCU5には両端末接続端子
,Aに印加される電圧を検知する電圧検知部31
が設けられている。
【0017】この電圧検知部31は、各I/F部25,
26を介して各端末接続端子A,Aに接続されると
ともにリセット部30に接続されており、各端末接続端
子A,Aに印加される電圧が回線電圧であるか否か
を検知して、その電圧が回線電圧のときにリセット部3
0を作動させる。
【0018】そして、本実施例のT−NCU5では、電
話回線10からの回線電圧がデータ設定器8を介して端
末接続端子Aに印加される。このデータ設定器8は、
T−NCU5の制御部27内のデータの入力や書き換え
等を外部から行うもので、図3の如く、T−NCU5と
のI/F部41と、CPU,RAM,ROM,タイマー
等を有するマイクロコンピュータからなる制御部42
と、T−NCU5の制御部27からのリセット完了信号
に基づいてスピーカ43を利用してブザーや音声等によ
りリセット完了を報知するモニター部44と、リセット
完了信号に基づいてリセット完了およびT−NCU5の
バージョンを文字や絵等により報知する表示部45と、
図示しない設定器本体に設けられたキーパッドによりT
−NCU5の制御部27へのデータの入力および書き換
え等を行うキー入力部46と、各部に電源を供給する電
池47と、リセット部30を作動させるため電話回線1
0からの回線電圧を端末接続端子Aに印加する接続切
換スイッチ48とからなり、端末接続端子AおよびT
−NCU5の回線端子B,B近傍の電話回線10に
着脱可能に接続されている。なお、49はT−NCU5
の端末接続端子Aに接続されるデータ通信線、50は
電話回線10に接続される連通線である。また、データ
設定器8は端末接続端子Aおよび電話回線10から外
すことにより持ち運び可能となる。
【0019】接続切換スイッチ48は、データ通信線4
9と連通線50とを機械的に接続したり切り離したりす
るスイッチで、図示しない設定器本体に設けられたスイ
ッチツマミをオフ側に操作すると、接続切換スイッチ4
8の接点が開いてデータ通信線49と連通線50とが切
り離される。そして、スイッチツマミをオン側に操作す
ると、接続切換スイッチ48の接点が閉じて電話回線1
0からの連通線50がデータ通信線49を介して端末接
続端子Aに連通される。
【0020】また、設定器側制御部42には、T−NC
U5からデータ通信線49を介してI/F部41に送ら
れてくる信号がリセット完了信号か否かの判断を行う機
能と、リセット完了信号であると判断したとき制御部2
7のリセット処理が完了したことをモニター部44によ
りスピーカ43や表示部45で作業者に報知する機能
と、リセット完了信号の周波数の違いにより制御部27
のバージョンを識別してそのバージョンを表示部45で
報知する機能とを有している。すなわち、この設定器側
制御部42では、例えばコンデンサ等を用いて直流に重
畳された交流成分だけを取り出せるようになっており、
直流であるリセット信号に対し、交流成分であるリセッ
ト完了信号だけを容易に取り出して上記の各機能を果た
すよう構成されている。
【0021】次に、T−NCU5の制御部27のリセッ
ト処理動作を図4,5のフローチャートに基づいて説明
する。T−NCU5の制御部27に故障による暴走等が
発生したり、T−NCU5を移設したりすると、作業者
によって制御部27の内部データのリセット処理が必要
となる。そこで、まずデータ設定器8をデータ通信線4
9を介してT−NCU5の端末接続端子Aに接続し、
連通線50を電話回線10に接続する。そして、データ
設定器8の接続切換スイッチ48をオン側に操作する
と、スイッチの接点が閉じて電話回線10からの回線電
圧がT−NCU5の端末接続端子Aに印加されて、設
定器側制御部42はT−NCU5からのリセット完了信
号を待つ状態となる。
【0022】そして、データ設定器8を介して端末接続
端子Aに回線電圧が印加されると、T−NCU5では
電圧検知部31によって印加された電圧が回線電圧か否
かの判断を行い、その電圧が通信用の電圧であれば通信
モードとなってそのまま電圧検知を続ける。この場合、
制御部27はデータ設定器8に対して通信モードとなっ
たことを知らせる信号を送出して、データ設定器8のリ
セット完了信号待ち状態を解除する。一方、その電圧が
回線電圧であれば、電圧検知部31からリセット部30
に対して作動信号が送出され、リセット部30は作動信
号を受信すると制御部27にリセット信号を送出する。
すると制御部27はそのリセット信号によって内部デー
タのリセット処理を行う。
【0023】その後、T−NCU5の制御部27のリセ
ット処理が完了すると、制御部27からI/F部26を
介して端末接続端子Aにリセット完了信号が送出され
る。すると、設定器側制御部42では送られてくるリセ
ット完了信号を検知して、リセット処理が正常に完了し
たと判断し、スピーカ43および表示部45によりブザ
ー等の音声や表示で作業者に報知する。そして、作業者
が接続切換スイッチ48をオフ側に操作すると、回線電
圧の印加が停止する。
【0024】また、このとき設定器側制御部42では、
リセット完了信号の周波数の違いによりT−NCU5の
制御部27のバージョン識別が行われて、そのバージョ
ンが表示部45により文字表示等で作業者に報知され
る。そして、作業者が、データ設定器8によりT−NC
U5の制御部27に対してバージョンに合った新たなデ
ータを入力したり、あるいはデータの書き換えを行っ
て、リセット処理動作が終了する。
【0025】なお、設定器側制御部42では、リセット
完了信号の待ち状態がスタートすると同時にその待ち時
間の計測が始まり、計測時間が一定時間を過ぎる、すな
わちT−NCU5からのリセット完了信号が一定時間を
過ぎても送られてこない場合は、リセット部30による
リセット処理が正常に行われなかった、あるいはその他
の異常発生によりT−NCU5の制御部27がリセット
されなかったと判断して、スピーカ43および表示部4
5によりブザー等の音声や表示で異常であることを報知
する。
【0026】このように、通信に必要なデータを入力す
るためのデータ設定器8を使用し、リセット部30の作
動電圧として回線電圧を利用するので、従来のような使
用頻度の少ない作動電圧を供給するためだけの専用機器
や端末機器等に電圧源回路等を設ける必要がなく、容易
に制御部27をリセットできる。しかも、データ設定器
8に機械的な接続切換スイッチ48を設けて、電話回線
10からデータ設定器8を介して端末接続端子Aに回
線電圧を印加するので、接続切換スイッチ48を操作す
るだけで簡単に制御部27をリセットすることができ
る。
【0027】したがって、不必要な機器や電圧源回路等
を設けなくてよく、機械的なスイッチにより回線電圧を
供給することができるので、システムとしてのコストダ
ウンが可能となり、接続される各機器の内部電源の消耗
による誤動作等の不具合を引き起こすことはない。
【0028】また、リセット処理が完了すると、制御部
27がリセットされたことやT−NCU5のソフトまた
はハードのバージョンをデータ設定器8を介して報知す
るので、作業者はリセット完了およびバージョンの確認
がデータ設定器8によって迅速に行える。しかも、バー
ジョンの違いにより以後のデータの入力や書き換え作業
等の内容が異なるため、いち早く作業者がバージョンを
確認することは作業上大変有効となる。そのため、従来
のようなデータ設定器で一旦制御部からデータを読み込
んだりする無駄な作業が不要になり、確認作業が簡単に
なって作業効率が向上する。
【0029】さらに、データ設定器8を使用することに
より、制御部27のリセット処理からリセット後のデー
タ入力やデータ書き換えまで連続して行え、作業時間が
短縮されるので、故障による暴走等の場合は、制御部2
7が短時間で復旧され、通信中断時間が短くなってシス
テムとしての信頼性を低下させることはない。
【0030】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、上
記実施例では、データ設定器8により回線電圧を端末接
続端子Aに印加していたが、メータやセンサ等の端末
機器7に接続切換スイッチ48を設ければ、端末機器7
を介して回線電圧を印加することができる。また、もう
一方の端末接続端子Aに回線電圧を印加するようにし
てもよい。
【0031】さらに、装置の内部で電話回線10と端末
接続端子Aとを接続線でつなぎ、装置に接続切換スイ
ッチ48を設けて、その接続線を接続切換スイッチ48
で断続させればデータ設定器等の外部機器がなくても、
容易に制御部27をリセットできる。
【0032】そして、制御部27からのリセット完了信
号として、規定帯域の単一周波数の信号としたが、図6
に示すように、周波数偏位変調された電文形態をとる信
号でもよい。このとき、リセット完了信号が“1,0”
の場合はバージョンA、“1,1”の場合はバージョン
Bと規定しておくことで、データ設定器8ではリセット
処理完了およびバージョンの確認をさらに迅速に行うこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、リセット部の作動電圧として回線電圧を利用す
ることにより、従来のような使用頻度の少ない作動電圧
を供給するためだけの専用機器や端末機器等に電圧源回
路等を設ける必要がなく、しかも電圧印加手段により電
話回線から端末接続端子に回線電圧を印加するので、簡
単に制御部を初期化することができる。
【0034】したがって、不必要な機器や電圧源回路等
を設けなくてよく、簡単に回線電圧を供給することがで
きるので、システムとしてのコストダウンが可能とな
り、接続される各機器の内部電源の消耗による誤動作等
の不具合を引き起こすことはない。
【0035】また、制御部が初期化されたことや自己の
種類をデータ設定器を介して報知するので、作業者は制
御部の初期化および装置の種類の確認がデータ設定器に
よって迅速に行える。しかも、装置の種類の違いにより
以後のデータの入力や書き換え作業等の内容が異なるた
め、いち早く作業者が装置の種類を確認することは作業
上大変有効となる。そのため、従来のようなデータ設定
器で一旦制御部からデータを読み込んだりする無駄な作
業が不要になり、確認作業が簡単になって作業効率が向
上する。
【0036】さらに、データ設定器を使用することによ
り、制御部の初期化からその後のデータ入力やデータ書
き換えまで連続して行えて、作業時間が短縮されるの
で、特に故障による暴走等の場合は、制御部が短時間で
復旧され、通信中断時間が短くなって通信システムとし
ての信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における端末網制御装置の構
成図
【図2】本発明の端末網制御装置を備えたテレメータリ
ングシステムの構成図
【図3】データ設定器のブロック図
【図4】端末網制御装置のリセット処理動作を示すフロ
ーチャート
【図5】データ設定器のリセット処理動作を示すフロー
チャート
【図6】他の実施例のリセット完了信号の送出パターン
を示す図
【符号の説明】
8 データ設定器 10 電話回線 27 制御部 30 リセット部 31 電圧検知部 48 接続切換スイッチ A 端末接続端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末機器が接続され電話回線を利用して
    制御部によりセンター側装置との間でデータ通信を行う
    ものであって、前記制御部を初期化するためのリセット
    部を備え、該リセット部を作動させるとき前記電話回線
    の回線電圧を利用したことを特徴とする端末網制御装
    置。
  2. 【請求項2】 端末機器を接続する端末接続端子に電話
    回線からの回線電圧を印加させる電圧印加手段が設けら
    れ、前記端末接続端子に印加される電圧を検知してその
    電圧が回線電圧のときにリセット部を作動させる電圧検
    知部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の端末
    網制御装置。
  3. 【請求項3】 電話回線に接続されたデータ設定器が端
    末接続端子に接続され、リセット部により制御部の初期
    化が行われたことや自己の種類をデータ設定器を介して
    報知する報知手段が設けられたことを特徴とする請求項
    2記載の端末網制御装置。
JP26342494A 1994-10-27 1994-10-27 端末網制御装置 Pending JPH08125763A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26342494A JPH08125763A (ja) 1994-10-27 1994-10-27 端末網制御装置

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JP26342494A JPH08125763A (ja) 1994-10-27 1994-10-27 端末網制御装置

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JP (1) JPH08125763A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11215252A (ja) * 1998-01-26 1999-08-06 Sharp Corp 携帯端末装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11215252A (ja) * 1998-01-26 1999-08-06 Sharp Corp 携帯端末装置

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