JPH08118048A - レーザー加工方法および同加工方法のプログラミング機能を備えた自動プログラミング装置 - Google Patents

レーザー加工方法および同加工方法のプログラミング機能を備えた自動プログラミング装置

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JPH08118048A
JPH08118048A JP6256380A JP25638094A JPH08118048A JP H08118048 A JPH08118048 A JP H08118048A JP 6256380 A JP6256380 A JP 6256380A JP 25638094 A JP25638094 A JP 25638094A JP H08118048 A JPH08118048 A JP H08118048A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 丸穴の高速でのレーザー加工方法および同加
工方法のプログラミング機能を備えた自動プログラミン
グ装置の提供。 【構成】 穴形状を有する製品のレーザー加工方法にし
て、前記穴形状の内側部分に該穴形状の切断形状部に接
続する円弧状のアプローチ経路を設け、該アプローチ経
路の1端を前記切断形状部に接線方向から接続すると共
に、他端部にピアシング加工の開始位置を設け、該ピア
シング加工の開始位置を含む全レーザー加工経路を1定
速度の切削送りで加工することを特徴とするレーザー加
工方法。 通常のレーザー加工と本発明の高速のレーザ
ー加工とのプログラミング機能を備えた自動プログラミ
ング装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザー加工機によるレ
ーザー加工方法および同加工方法のプログラミング機能
を備えた自動プログラミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の方法で丸穴をレーザーで切断する
場合、レ−ザー加工ヘッドの移動軌跡は、図6に示すよ
うに切断穴に至るまでの半直線Pからなるアプロ
ーチ経路AP1と切断形状部CSとから構成されてい
る。このアプローチ経路AP1は、切断形状部CSの切
断品質を良くするために、切断形状部CSの切断開始点
から離れた位置に切断開始点Pを設けているもの
である。
【0003】上記レ−ザー加工ヘッドの移動軌跡におい
て丸穴C1の中心のP点に至るまでの進入経路EPで
は、レ−ザービームをOFFにして早送りでレ−ザー加
工ヘッドが被加工材Wに対して相対的に移動する。上記
点においてレ−ザー加工ヘッドの相対的移動を停止
させ、レ−ザービームをONにしてピアシング加工開始
する。ピアシング加工により切断のための下穴が貫通す
れば、上記アプローチ経路AP1にそって切削送りで切
断移動を開始し、P点において再度位置決めのため停
止する。そして、このP点から丸穴C1の切断形状部
CSに例えば反時計方向(CCW)に進入する。丸穴C
1を切削送りで切断しながら1回転して再度P点に達
した時点で、レ−ザービームをOFFにして丸穴C1の
切断加工が終了する。
【0004】そして次に切断加工される丸穴C2のP
からなるアプローチ経路AP2のP点(丸穴C2
の中心)までレ−ザービームをOFFにしたままレ−ザ
ー加工ヘッドが被加工材Wに対して早送りで相対的に移
動する。それ以後の動作は上記の丸穴C1の切断手順と
同様であり、さらに他の丸穴の加工があればこれも同様
な手順で加工される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の方
法での丸穴のレーザー切断においては、丸穴C1のピア
シング加工位置のP点または次に加工される丸穴C2
のピアシング加工位置のP点へのレ−ザー加工ヘッド
の移動位置決めに早送りが使用されている。そのためP
点またはP点の手前に減速区間を設けて、P点ま
たはP点でのインポジションチェックが行われるので
高速での加工ができないといういう問題があった。また
切断形状部CSのP点においも再度位置決めのため停
止するので、このP点の手前にも減速区間が設けられ
インポジションチェックが行われるのこれも高速加工に
対する障害となっている。
【0006】さらにP点またはP点において停止状
態でピアシング加工がなされ、このピアシング加工が完
了してから切削送りになるのでピアシング加工中の加工
時間の分移動時間が余分に必要となり、これもまた高速
加工に対する障害となっている。
【0007】上述のように従来の方法での丸穴のレーザ
ー切断においては、1個の丸穴の切断加工において減速
区間が2か所にあり、また停止状態でピアシング加工が
なされるので高速での加工ができないといういう問題が
あった。また丸穴の切断形状部CSに至るアプローチ経
路の方向が一定の方向に設定されているので、次に加工
される丸穴との間の移動距離はアプローチ経路の方向が
同一直線上ある場合以外は長くなるという問題もある。
【0008】本発明は上述の如き問題に鑑みてなされた
ものであり、レーザー切断による穴加工とくに丸穴の高
速でのレーザー加工方法および同加工方法のプログラミ
ング機能を備えた自動プログラミング装置を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明のレーザー加工方法は、穴形状を有する製品の
レーザー加工方法にして、前記穴形状の内側部分に該穴
形状の切断形状部に接続する円弧状のアプローチ経路を
設け、該アプローチ経路の1端を前記切断形状部に接線
方向から接続すると共に、他端部にピアシング加工の開
始位置を設け、該ピアシング加工の開始位置を含む全レ
ーザー加工経路を1定速度の切削送りで加工することを
特徴とするレーザー加工方法である。
【0010】また、本発明のレーザー加工方法は、複数
の丸穴(半径R)を有する製品のレーザー加工方法にし
て、前記複数の丸穴間に対してレ−ザー切断の基準アプ
ローチ方向を示す基準線を想定し、該基準線上に前記丸
穴の切断形状部に内接する円弧状のアプローチ経路を設
け、該アプローチ経路の1端を前記切断形状部に接線方
向から接続すると共に、他端部にピアシング加工の開始
位置を設け、該ピアシング加工の開始位置を含む全レー
ザー加工経路を1定速度の切削送りとし、前記アプロー
チ経路の切断進行方向と前記切断形状部への切断加工進
入方向とを同方向とすると共に、前記アプローチ経路の
円弧半径(r)を、前記丸穴の半径Rが設定値K以上の
ときは、K/2,設定値K未満のときは、R/2に設定
し、前記切断形状部の切断加工の終了後は、該切断終了
位置の切断形状部に接触する逃げ円上を前記切断加工進
入方向と反対方向に回転して脱出し、次に加工される丸
穴に設定されるアプローチ経路進入移動することを特徴
とするレーザー加工方法である。
【0011】なお次に加工される丸穴のアプローチ経路
長が該アプローチ経路を含む円の円周の1/4未満また
は3/4以上になる場合は、アプローチ経路の進行方向
を最初に設定された進行方向と反対方向に回転するよう
にすることが望ましい。
【0012】また本発明の加工方法のプログラミング機
能を備えた自動プログラミング装置は、CADデータフ
ァイルの図形データを参照して、加工形状(製品形状)
を示す図形データを作成するCAD部と、工具軌跡デー
タファイルのデータを参照して、通常または高速のレー
ザー加工経路を自動作成するレーザー加工経路自動作成
CAM部と、このCAM部により作成された工具軌跡デ
ータをNCデータに変換してNCデータファイルを作成
する通常加工用ポストプロセッサーと高速加工用ポスト
プロセッサーとを備えた自動プログラミング装置におい
て、前記レーザー加工経路自動作成CAM部は、前記C
AD部9からのCADデータ(図形データ)を入力する
図形データ入力部と、前記CADデータファイルの図形
データを参照して、各加工図形にに対するレーザー加工
のアプローチ方向を設定するアプローチ方向設定部と、
前記アプローチ経路を構成するアプローチ円弧と前記切
断形状部から脱出する逃げ円の半径を設定するアプロー
チ円弧/逃げ円設定部と、このアプローチ円弧の算出に
使用するパラメータを設定するアプローチ円弧算出用パ
ラメータ設定部と、加工図形の間の移動軌跡と加工図形
の加工軌跡とを設定する図形間移動軌跡および穴加工軌
跡設定部と、前記アプローチ円弧および切断形状部の加
工方向(回転方向)を決定する加工方向決定部からなる
高速加工用レーザー加工経路自動作成部を含むことを特
徴とする自動プログラミング装置である。
【0013】
【作用】本発明のレーザー加工方法は上述のように構成
されているので、穴形状の内側部分に設けたアプローチ
経路におけるピアシング加工の開始位置および切断形状
部とアプローチ経路との接続位置においてレーザー加工
ヘッドを位置決めのために停止させる必要がない。
【0014】また穴形状の切断形状部に接続する円弧状
のアプローチ経路を設け、該アプローチ経路の1端を前
記切断形状部に接線方向から接続するようにしたので、
ピアシング加工の開始位置を含む全レーザー加工経路を
1定速度の切削送りで加工することが可能となった。
【0015】また、本発明のレーザー加工方法のプログ
ラミング機能を備えた自動プログラミング装置は上述の
ように構成されているので、通常のレーザー加工経路自
動作成および高速のレーザー加工経路の自動プログラミ
ングを選択して使用することができる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のレーザー加工方法の実施例であ
る。さて図1には被加工材Wに複数の丸穴をレーザーで
切断する場合において本発明のレーザー加工方法を実施
した場合を示してある。本発明のレーザー加工方法は、
まず加工順序が決定された丸穴に対しレ−ザー切断の基
本的進行方向であるアプローチ方向を想定する。このア
プローチ方向は各丸穴の中心を結んだ基準線の方向をア
プローチ方向と定義する。
【0017】例えば、図1のように丸穴C1、C2、C
3、およびC4の順に加工順序が決まっている場合、丸
穴C1のアプローチ方向は、この丸穴C1の中心O
丸穴C2の中心Oを通る直線ABが作る基準線O
の方向となる。丸穴C2アプローチ方向は丸穴C2の
中心O2と丸穴C3の中心O3を通る直線CDが作る基
準線Oの方向であり、同様に丸穴C3のアプロー
チ方向は基準線Oの方向となる。
【0018】次に最初に加工される丸穴C1の切断形状
部CS1のアプローチ経路AP1の始点Pまでの進入
経路EPにおいては、レ−ザービームをOFFにして、
例えば2,000mm/min〜3,000mm/mi
nの切削送り(早送りではない)でレ−ザー加工ヘッド
を被加工材Wに対して相対的に移動させる。次にアプロ
ーチ経路AP1の始点Pに達した時点からレ−ザービ
ームをONにして、切削送りを維持しながらアプローチ
経路AP1に沿ってピアシング加工を開始させる。
【0019】なおこのアプローチ経路AP1は、切断形
状部CS1を構成する丸穴C1の内径に接触する内接円
IC1の円弧で構成せれ、この内接円IC1の中心位置
は前記基準線O上に存在するものである。またこ
の内接円IC1の半径rの設定は、丸穴Cの半径R
が予め設定されたパラメータ値K以上の場合は、r
K/2、で作成され、この丸穴C1の半径Rがパラメ
ータ値K未満の場合は、r=R/2で作成されるも
のである。すなわち、r=K/2、が最大値となる。
またアプローチ経路での切断回転方向と切断形状部部で
の切断回転方向は同一回転方向に設定される。
【0020】上記ピアシング加工は通常は数秒以内で終
了するのでP点に至る以前にピアシング加工は完了す
るものであり、このアプローチ経路AP1を前記の切削
送りのまま切断移動し、P点で停止することなく切断
形状部CS1の切断加工に入る。なお最初の丸穴加工に
おいてはアプローチ経路AP1から切断形状部CS1に
反時計方向(CCW)に進入するように設定されてい
る。
【0021】丸穴の切断形状部の切断完了後はレ−ザー
ビームをOFFにして、切断形状部を逆方向に回る逃げ
円OC1を通って出るようい設定されている。実施例で
は、P点でレ−ザービームをOFFにして、切断形状
部CS1を逆方向に回る逃げ円OC1を通って出ること
になる。なお前記逃げ円OC1とは前記切断形状部CS
1に外接する外接円を意味するものでであって、この外
接円の中心は前記アプローチ方向を定める基準線上に存
在するものである。また以下の説明に使用される「逃げ
円」の意味もここで定義した内容を示すものとする。さ
て次の丸穴C2の加工に移行する場合、以下に説明する
ように2通りの経路があって、そのどちらの経路を通る
かは、次の丸穴C2に作成されるアプローチ経路AP2
の長さによって選択されるようになっている。
【0022】まず前記基準線O上に存在し、かつ
この丸穴C1の外径に外接する外接円OC1上の1点を
通り、丸穴C2に内接する内接円IC2に対する接線を
作成する。なおこの内接円IC2は丸穴C2のアプロー
チ方向である基準線O上に作成され、またこの内
接円IC2上に前記アプローチ経路AP2が作成される
ので、この様な内接円をアプローチ円と呼ぶことにす
る。このアプローチ円の半径の設定は前記アプローチ経
路AP1の内接円IC1の半径を設定したときと同様
に、丸穴C2の半径と前記パラメータ値Kとを比較して
同様に設定されるものである。
【0023】前記外接円OC1上の1点の位置は、切断
形状部CS1の切断方向と逆方向に回る外接円OC1を
通って出るという上述の定義により、図1において基準
線Oの上側に在ることになる。従って図1に示す
ようにP点を通る接線はT1,T2の2本が作成され
ることになる。この接線T1が外接円OC1、内接円I
C2と接する点をP、Pとし、接線T2が外接円O
C1、内接円IC2と接する点をP、P´とすと、
丸穴C2のアプローチ経路は、円弧Pと円弧P
´Pとの二つが考えられる。なお外接円の半径は内接
円の半径と同一の大きさに作成されるようになってい
る。
【0024】上記のように2本あるアプローチ経路は、
次の条件によりどちらかのアプローチ経路を選択するも
のとする。すなわち、アプローチ経路長がそのアプロー
チ円の切断形状部の長さの1/4未満または3/4以上
になる場合は、アプローチ経路の進行方向は最初に設定
された進行方向と反対方向に回転するものとする。上記
の進行方向の定義により、図1のアプローチ経路の場合
には、前記円弧P´P5がアプローチ円AP2の円周
の1/4未満になるので丸穴C2のアプローチ経路AP
2は円弧Pが採用され、アプローチ経路AP2の
進行方向は時計方向に回転進行することになる。従って
点でレ−ザービームをOFFにして、P点から丸
穴C1の切断形状部CS1から円弧Pを通り、次
の丸穴C2のアプローチ経路AP2のP点に移動す
る。この時の移動速度は前記の切削送りとなる。しか
し、丸穴の間隔が大きい場合には中間部分を切削送りを
より早い早送りを用い次の穴の近傍から切削送りに変更
する方法も考えられる。
【0025】従って上述のルールにより丸穴C2、C
3、C4にたいする移動経路は、P−P−P−P
−P−P−P10−P11−P12の経路を通る
ことになり、それぞれのアプローチ経路から切断形状部
に入り、決められた条件による回転方向でレーザー加工
がなされることになる。
【0026】上述の本発明のレーザー加工方法を用いる
ことにより、アプローチ経路は切断形状部の接線方向か
ら進入する経路となり、アプローチ経路でのインポジシ
ョンチェックが不要となる。また全経路においてレ−ザ
ー加工ヘッドが被加工材Wに対して同一速度で相対的に
移動することになり、ピアシング加工はレ−ザー加工ヘ
ッドが移動しながらなされることになる。またアプロー
チ経路は従来のアプローチ経路のようにほぼ直角に切断
形状部に入るのではなく切断形状部の接線方向から進入
する経路とすることが出来る。
【0027】図7には本発明のレーザー加工方法の第2
の実施例を示してある。この第2実施例では、前記丸穴
C1の切断形状部CS1を切断中において前記P点の
近傍のPまで切断が進行したときに、P点からP
点までのレーザー加工条件を変更するものである。すな
わち、P点からP点までのレーザーの出力を低下さ
せるものである。このレーザーの出力を低下させる位置
の条件の定義以外については第1実施例と同様であるの
で説明を省略する。
【0028】このレーザーの出力を低下を開始する位置
点は、例えば低出力でレーザー加工する円弧P
の長さを設定しておき、その設定値と加工すべき残余
の円弧長と設定値とを比較演算してP点を算出する。
またはその算出されたP点から円C1に対する法線を
立て、この法線とアプローチ経路AP1との交点P
算出し、P点とP点との間の距離hを算出し、この
距離hが設定された一定値以下になったらレーザーの出
力を低下させるようにさせてもよい。
【0029】上述のようにP点の近傍からレーザーの
出力を低下させることにより、P、P、Pで囲ま
れる狭い範囲の溶け落ちを防止することが出来る。
【0030】さて図2および図3には、本発明のレーザ
ー加工方法のプログラミング機能を備えた自動プログラ
ミング装置の実施例を示してある。自動プログラミング
装置は、自動プログラミング装置本体1と、該本体1に
接続されたCRTの如き表示装置3と、前記本体1に接
続されたキーボード、マウスなどの入力装置5および紙
テープパンチャー、ICカードリーダー/ライター、フ
ロッピーディスクドライバーの如き出力装置7とから構
成されている。
【0031】前記自動プログラミング装置本体1は、
「CADデータファイル17」の図形データを参照し
て、加工形状(製品形状)を示す図形データを作成する
「CAD部9」と、「工具軌跡データファイル19」の
データを参照して、通常または高速のレーザー加工経路
を自動作成する「レーザー加工経路自動作成CAM部1
1」と、このCAM部11により作成された工具軌跡デ
ータをNCデータに変換して「NCデータファイル2
1」を作成する「通常加工用ポストプロセッサー13」
と本発明に係わる「高速加工用ポストプロセッサー1
5」とを含んでいる。
【0032】前記レーザー加工経路自動作成CAM部1
1は、図3に示されるように、前記CAD部9からのC
ADデータ(図形データ)を入力する「図形データ入力
部23」と、前記CADデータファイル17の図形デー
タを参照して、各加工図形にに対するレーザー加工のア
プローチ方向を設定する「アプローチ方向設定部27」
と、前記アプローチ経路を構成するアプローチ円弧と前
記切断形状部から脱出する逃げ円を設定する「アプロー
チ円弧/逃げ円」設定部と、このアプローチ円弧の算出
に使用するパラメータを設定する「アプローチ円弧算出
用パラメータ設定部25」と、加工図形の間の移動軌跡
と加工図形の加工軌跡とを設定する「図形間移動軌跡お
よび穴加工軌跡設定部33」と、前記アプローチ円弧お
よび切断形状部の加工方向(回転方向)を決定する「加
工方向決定部31」を含んでいる。
【0033】次に本発明のレーザー加工方法を備えた自
動プログラミング装置における、本発明のレーザー加工
方法のプログラム手順について図4および図5のフロー
チャートにより説明する。なお以下のフローチャートの
説明において使用される用語についての厳密な意味は前
記加工方法の説明で定義された意味を有するものとす
る。
【0034】まず加工される丸穴(図形)間におけるア
プローチ方向を決定する(S10)、次に最初に加工す
る円のアプローチ経路を構成するアプローチ円弧(半径
)を作成するため、加工される丸穴(図形)の半径
と設定されたパラメータ値Kとを比較(S20)
し、この丸穴(図形)の半径Rがパラメータ値K以上の
場合には、アプローチ円弧の半径rを、r=K/
2、で作成(S40)し、パラメータ値K未満のとき
は、r=R/2、で作成(S30)する。次のステ
ップ(S50)では、この丸穴(図形)の加工終点にお
いて、この丸穴に接し逆方向に回転脱出する逃げ円を作
成する。なお最初の穴のアプローチ経路および切断形状
部における切断進行中の回転方向は時計回り(CW)と
する。
【0035】ステップS60においては、次に加工され
る丸穴のアプローチ経路を構成するアプローチ円弧(半
径r)を作成するため、次に加工される丸穴(図形)
の半径Rと設定されたパラメータKとを比較(S6
0)し、この丸穴(図形)の半径Rがパラメータ値K
以上の場合には、アプローチ円弧の半径rを、r
K/2、で作成(S80)し、パラメータ値K未満のと
きは、r=R/2、で作成(S70)する。
【0036】次のステップS90においては、前記ステ
ップS50で作成した逃げ円上の1点と前記ステップS
70またはS80とで作成したアプローチ円とを接線で
接続する。この場合2本の接線が作成されることにな
る。従って、どちらの経路をとるかを次のステップS1
00およびS110で行う。ステップS100およびS
110では、まず1本目の接線で接続された2番目のア
プローチ円弧長が2番目の丸穴のアプローチ円の円周の
1/4以上または3/4未満であるかをチェックする。
【0037】ステップS100またはS110でNOの
場合、すなわち2番目のアプローチ円弧長が2番目の丸
穴のアプローチ円の円周の1/4未満または3/4以上
の場合は、その2番目の丸穴の加工方向およびアプロー
チ経路の回転方向を逆方向になるように設定(S13
0)を変更してステップS120に行く。またステップ
S100またはS110でYESの場合、すなわち2番
目のアプローチ円弧長が2番目の丸穴のアプローチ円の
円周の1/4以上または3/4未満の場合には、アプロ
ーチ経路の回転方向の設定はそのままにしてステップS
120に行く。
【0038】ステップS120では、前記ステップS5
0で作成した逃げ円とこのアプローチ経路との接線とか
ら丸穴間の移動軌跡と2番目の丸穴の加工軌跡とを作成
する。ステップS140では、更に次の丸穴の加工があ
るか否かの判断を行なって、もし次の丸穴の加工がなけ
ればこのレーザー加工方法のプログラム手順を終了さ
せ、まだ次の丸穴の加工がある場合には、前記ステップ
S50に戻り同様の手順により丸穴間の移動軌跡と丸穴
の加工軌跡とを作成するものである。
【0039】
【発明の効果】本発明のレーザー加工方法は上述の構成
としたので、複数の穴形状を有する製品のレーザー加工
を高速に行うことが可能となった。また本発明の自動プ
ログラミング装置は通常のレーザー加工と本発明の高速
のレーザー加工との自動プログラミング機能を備えてい
るので必要に応じて通常または高速のレーザー加工のプ
ログラミングが可能になり自動プログラミング装置の機
能が向上し利用範囲がさらに拡大した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザー加工方法を複数の丸穴加工に
実施した実施例。
【図2】本発明のレーザー加工方法のプログラミング機
能を備えた自動プログラミング装置装置の実施例。
【図3】図2の自動プログラミング装置装置の実施例の
機能の詳細な説明図。
【図4】本発明のレーザー加工方法のプログラム手順に
ついてのフローチャート。
【図5】図4に続くプログラム手順についてのフローチ
ャート。
【図6】従来のレーザー加工方法の例。
【図7】本発明のレーザー加工方法の第2実施例。
【符号の説明】
1 自動プログラミング装置本体1 3 表示装置 5 入力装置 7 出力装置 9 CAD部 11 CAM部 13 通常加工用ポストプロセッサー 15 高速加工用ポストプロセッサー 23 図形データ入力部 25 アプローチ円弧算出用パラメータ設定部 27 アプローチ方向設定部 29 「アプローチ円弧/逃げ円」設定部 31 加工方向設定部 33 図形間移動軌跡および加工軌跡設定部 AB,CD,EF, アプローチ方向基準線 AP1,AP2,AP3,AP4 アプローチ経路 C1,C2,C3,C4 丸穴 CS1,CS2,CS3,CS4 切断形状部 EP 進入経路 IC1,IC2,IC3,IC4 内接円 O1,O2,O3,O4 丸穴の中心 OC1,OC2,OC3,OC4 外接円 Pn(n=1,2,3,……) 曲線上の点 R 丸穴の半径 r 内接円の半径 T1,T2,T3,T4 接線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】なおこのアプローチ経路AP1は、切断形
状部CS1を構成する丸穴C1の内径に接触する内接円
IC1の円弧で構成され、この内接円IC1の中心位置
は前記基準線O上に存在するものである。またこ
の内接円IC1の半径rの設定は、丸穴Cの半径R
が予め設定されたパラメータ値K以上の場合は、r
K/2、で作成され、この丸穴C1の半径Rがパラメ
ータ値K未満の場合は、r=R/2で作成されるも
のである。すなわち、r=K/2、が最大値となる。
またアプローチ経路での切断回転方向と切断形状部での
切断回転方向は同一回転方向に設定される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穴形状を有する製品のレーザー加工方法
    にして、前記穴形状の内側部分に該穴形状の切断形状部
    に接続する円弧状のアプローチ経路を設け、該アプロー
    チ経路の1端を前記切断形状部に接線方向から接続する
    と共に、他端部にピアシング加工の開始位置を設け、該
    ピアシング加工の開始位置を含む全レーザー加工経路を
    1定速度の切削送りで加工することを特徴とするレーザ
    ー加工方法。
  2. 【請求項2】 前記穴形状が円形であることを特徴とす
    る請求項1に記載のレーザー加工方法。
  3. 【請求項3】 複数の丸穴(半径R)を有する製品のレ
    ーザー加工方法にして、前記複数の丸穴間に対してアプ
    ローチ方向を示す基準線を想定し、該基準線上に前記丸
    穴の切断形状部に内接する円弧状のアプローチ経路を設
    け、該アプローチ経路の1端を前記切断形状部に接線方
    向から接続すると共に、他端部にピアシング加工の開始
    位置を設け、該ピアシング加工の開始位置を含む全レー
    ザー加工経路を1定速度の切削送りとし、前記アプロー
    チ経路の切断進行方向と前記切断形状部への切断加工進
    入方向とを同方向とすると共に、前記アプローチ経路の
    円弧半径(r)を、前記丸穴の半径Rが設定値K以上の
    ときはK/2,設定値K未満のときはR/2に設定し、
    前記切断形状部のレ−ザー切断加工の終了後は、該切断
    終了位置の切断形状部に接触する逃げ円上を前記切断加
    工進入方向と反対方向に回転して脱出し、次に加工され
    る丸穴のアプローチ経路に進入移動することを特徴とす
    るレーザー加工方法。
  4. 【請求項4】 前記次に加工される丸穴のアプローチ経
    路長が該アプローチ経路を含む円の円周の1/4未満ま
    たは3/4以上になる場合は、前記アプローチ経路の進
    行方向を最初に設定された進行方向と反対方向に回転す
    るようにしたことを特徴とする請求項3に記載のレーザ
    ー加工方法。
  5. 【請求項5】 CADデータファイル17の図形データ
    を参照して、加工形状を示す図形データを作成するCA
    D部9と、工具軌跡データファイル19のデータを参照
    して、通常または高速のレーザー加工経路を自動作成す
    るレーザー加工経路自動作成CAM部11と、このCA
    M部11により作成された工具軌跡データをNCデータ
    に変換してNCデータファイル21を作成する通常加工
    用ポストプロセッサー13と高速加工用ポストプロセッ
    サー15とを備えた自動プログラミング装置において、
    前記レーザー加工経路自動作成CAM部11は、前記C
    AD部9からのCADデータを入力する図形データ入力
    部23と、前記CADデータファイル17の図形データ
    を参照して、各加工図形にに対するレーザー加工のアプ
    ローチ方向を設定するアプローチ方向設定部27と、前
    記アプローチ経路を構成するアプローチ円弧と前記切断
    形状部から脱出する逃げ円を設定する「アプローチ円弧
    /逃げ円」設定部と、このアプローチ円弧の算出に使用
    するパラメータを設定するアプローチ円弧算出用パラメ
    ータ設定部25と、加工図形の間の移動軌跡と加工図形
    の加工軌跡とを設定する図形間移動軌跡および穴加工軌
    跡設定部33と、前記アプローチ円弧および切断形状部
    の加工方向(回転方向)を決定する加工方向決定部3か
    らなる高速加工用レーザー加工経路自動作成部を含むこ
    とを特徴とする自動プログラミング装置。
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