JPH08116431A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08116431A
JPH08116431A JP6250271A JP25027194A JPH08116431A JP H08116431 A JPH08116431 A JP H08116431A JP 6250271 A JP6250271 A JP 6250271A JP 25027194 A JP25027194 A JP 25027194A JP H08116431 A JPH08116431 A JP H08116431A
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JP
Japan
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image
reduction
image data
processing
editing
Prior art date
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Application number
JP6250271A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Fukutomi
三雄 福富
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザにとって使い易いリピート編集機能を
有する画像形成装置を提供する。 【構成】 操作パネル4から異なる複数の縮拡率を設定
入力すると、画像処理装置2は、この異なる複数の縮拡
率に基づいて画像入力装置1からの入力画像に対して縮
小/拡大、移動の処理を行い、その処理後の画像データ
をページメモリ6に記憶する。画像出力装置7は、この
ページメモリ6に記憶された画像データに基づいて1枚
の用紙上に異なる縮拡率の複数個の同一画像を印字出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタある
いはファクシミリ等の画像情報機器における画像形成装
置に関し、特に原稿のある領域の画像を1枚の用紙上に
複数個印字出力するリピート編集機能を有する画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿をデジタル信号で再現することがで
きる例えばデジタル複写機には、原稿のある領域の画像
を1枚の用紙上に複数個印字出力するリピート編集機能
が設けられたものがある。このリピート編集機能をユー
ザが使用する用途としては、写真原稿を複数個シールと
して作成したい場合が最も多い。ユーザは、このシール
をハガキなどに貼り付けて使用する。このリピート編集
機能を有するデジタル複写機としては、従来、原稿画像
を読み取ることによって得られる画像データに対して自
由に領域を設定し、その設定された領域の画像データを
記憶手段に書き込む一方、出力画面サイズ指定手段によ
り指定された出力画面サイズに対応した領域の画像デー
タを記憶手段から繰り返し読み出すように制御して用紙
に印字出力することにより、リピート編集を実現する構
成のものが知られている(例えば、特開平3−7277
6号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たリピート編集では、同一の縮小/拡大倍率(以下、縮
拡率と称する)で同一画像の繰り返しを行っているの
で、先述した如くシールとして作成し、これをハガキな
どに貼り付けて使用する場合、最適なシールサイズを1
回のコピーで見つけ出すのは難しい。このため、縮拡率
を代えて何枚かコピーをとらなければ、目的のサイズを
得ることができなかったり、あるいは原稿サイズと目的
サイズを定規で測定し、それから縮拡率を求めてコピー
をとる必要があり、ユーザにとって使い勝手の悪いもの
となっていた。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ユーザにとって使い
易いリピート編集機能を有する画像形成装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による画像形成装
置は、画像データを記憶する記憶手段と、異なる複数の
縮拡率の設定入力が可能な設定入力手段と、この設定入
力手段で設定入力された異なる複数の縮拡率に基づいて
入力画像に対して縮小/拡大、移動の処理を行ってその
処理後の画像データを記憶手段に記憶する画像処理手段
と、その記憶された画像データに基づいて1枚の用紙上
に異なる縮拡率の複数個の同一画像を出力する画像出力
手段とを備えた構成となっている。
【0006】
【作用】上記構成の画像形成装置において、設定入力手
段から異なる複数の縮拡率を設定入力すると、画像処理
手段は、この異なる複数の縮拡率に基づいて入力画像に
対して縮小/拡大、移動の処理を行う。そして、その処
理後の画像データを記憶手段に記憶する。画像出力装置
は、この記憶手段に記憶された画像データに基づいて画
像出力を行う。その結果、異なる縮拡率の複数個の同一
画像が1枚の用紙上に出力される。
【0007】
【実施例】以下、例えばデジタルカラー複写機に適用さ
れた本発明の実施例について図面を参照しつつ詳細に説
明する。なお、本発明は、デジタルカラー複写機への適
用に限定されるものではなく、プリンタやファクシミリ
等の画像情報機器にも適用し得るものである。
【0008】図1は、デジタルカラー複写機に適用され
た本発明の一実施例を示すブロック図である。その基本
構成は、画像入力装置(IIT)1と、この画像入力装
置1から出力される画像データを処理する画像処理装置
(IPS‐A)2と、画像データに編集機能を付加する
画像編集装置(IPS‐B)3と、異なる複数の縮拡率
等の情報をユーザが設定入力する操作パネル4と、ユー
ザが領域を指定するエディットパッド5と、画像処理装
置2及び画像編集装置3で処理された画像データを記憶
するページメモリ6と、画像データを出力する画像出力
装置(IOT)7とからなる。
【0009】画像処理装置2の具体的な構成の一例を図
2に示す。同図において、画像入力装置1は、副走査方
向に直角に配置されたR(赤),G(緑),B(青)の
3本のラインセンサからなる縮小型センサを有し、タイ
ミング生成回路11からのタイミング信号に同期して走
査されて画像読取りを行っている。読み込まれた画像デ
ータは、シェーディング補正回路12でシェーディング
補正された後、ギャップ補正回路13で各ラインセンサ
間のギャップ補正が行われる。このギャップ補正は、F
IFO(First In First Out)14でギャップに相当する
分だけ読み取った画像データを遅延させ、同一位置の
R,G,B画像信号が同一時刻に得られるようにするた
めに行われる。
【0010】ENL(Equivalnt Neutral Lightness) 1
5は、グレイバランスを行うためのものであり、また、
後述する編集処理装置3からのネガポジ反転信号によ
り、画素毎にグレーのとり方を逆にしてネガポジ反転
し、例えばある指定領域のみネガポジ反転できるように
なっている。グレイバランス後のR,G,B画像信号
は、編集処理装置3からの制御信号によりマトリクス1
6aでL* ,a* ,b* 均等色空間の画像信号に変換さ
れる。このR,G,B画像信号からL* ,a* ,b*
等色空間の画像信号への変換は、計算機等外部とのイン
タフェースを取り易くするために行われる。
【0011】セレクタ17は、編集処理装置3からの信
号により制御されてマトリクス回路16aの出力、また
は外部の計算機(ICS:Image Creating System)8か
らの画像データを選択的に取り出すためのものである。
下地除去回路18は、プリスキャンで原稿の最低濃度、
最高濃度を記憶し、最低濃度以下の濃度の画素について
は飛ばして新聞等のようなかぶった原稿に対するコピー
品質を良くするためのものである。原稿検知回路19
は、黒いプラテンの裏面と原稿との境界を検出し、走査
方向に真っ直ぐ置かれていさえすれば原稿の置かれた位
置に関係なく原稿サイズを検出して記憶しておくための
ものである。編集処理装置3の色編集した画像信号は、
マトリクス回路16bでL* ,a* ,b* からY
(黄),M(マゼンタ),C(シアン)のトナー色に変
換し、下地除去回路21で墨版を生成してY,M,C,
K(黒)を生成する。同時に色編集した画像信号は、絵
文字分離回路20で色文字か黒文字か絵柄かが判別され
る。
【0012】下地除去回路21では文字データか絵柄か
に応じて色相信号と現像色信号Y,M,C,Kがそれぞ
れFIFO22a,22bに一旦記憶される。そして、
セレクタ23によって選択されて読み出され、データリ
セット回路24では、黒文字の場合にはY,M,Cのデ
ータをリセットし、色文字または絵柄の場合にはそのま
ま素通りさせる処理を行う。縮拡回路25aは、縮小/
拡大があった場合にも色編集領域と通常コピー領域がず
れないようにするためのものであり、縮拡情報はエリア
デコーダ26でデコードされて各部の処理に供される。
縮拡回路25bで縮小又は拡大された画像データはフィ
ルタ27でモアレ除去、エッジ強調がされ、乗算器28
では各色成分に対する係数を適宜選択することにより、
色文字、黒文字、絵柄に対しての色調整、濃度調整が行
われる。TRC(Tone Reproduction Correction)29
は、画像出力装置(IOT)7の特性に合わせて濃度調
整をするためのものであり、この画像データはメモリシ
ステム9に記憶され、ROS10で画像として出力され
る。
【0013】画像データの編集処理装置3の具体的な構
成の一例を図3に示す。この編集処理装置3は、色編
集、領域生成をするためのものであり、図2に示すセレ
クタ17からの画像信号L* ,a* ,b* は、LUT(L
ook Up Table) 31aで色編集、色変換がし易いように
* ,a* ,b* からL,C,Hに変換され、このとき
後段の色変換&パレット32のメモリ容量を減らすため
に画像データ24ビットを20ビットに変換している。
色変換&パレット32は、色編集で使用する色を32種
類のパレットに持っており、色変換する領域の画像デー
タのみが色変換&パレット32に入力され、それ以外の
領域の画像データは直接セレクタ33を経て図2に示す
マトリクス回路16bへ送られる。色変換されたL,
C,H信号は再度LUT31bでL* ,a* ,b* に変
換され、24ビットデータに戻されてセレクタ33へ送
られる。
【0014】色変換&パレット32からのマーカ色(3
色)と閉領域信号の4ビット信号は密度変換・領域生成
回路34へ送られる。このとき、FIFO35a,35
b,35cを用いて4×4のウインドウで、16画素の
中で黒画素が所定数以上あれば「1」とする2値化処理
を行って400spiから100spiへの密度変換が
行われる。密度変換・領域生成回路34は、このように
して生成されたマーカ信号(閉ループ及びマーカ・ドッ
ト)をプレーンメモリ36へ書き込み、また小さなゴミ
などをマーカとして誤検知しないようにマーカ・ドット
信号についてはFIFO37により9ライン分遅延させ
て9×9ウインドウでマーカ・ドット検出を行い、座標
値生成回路38でマーカ・ドットの座標値を生成してR
AM39に記憶させる。なお、マーカ・ドットについて
はプレーンメモリ36にも記憶されるが、誤検知を防止
するためにこの処理を行っている。
【0015】プレーンメモリ36は、色編集するに際し
ての領域を発生するためのメモリであり、例えばエディ
ットパッドからも領域を書き込むことができる。すなわ
ち、エディットパッドで指定した座標データは、CPU
バスを通してグラフィックコントローラ40に転送さ
れ、グラフィックコントローラ40からのアドレス信号
によりDRAMコントローラ41を介してプレーンメモ
リ36に領域が書き込まれる。プレーンメモリ36は4
面からなっており、プレーンメモリ36からの領域の読
出しを4面同時に行って0〜15までの16種類の領域
生成を行うことができるようになっている。このプレー
ンメモリ36から読み出す際には、閉ループ曲線がギザ
ギザにならないように密度変換・領域生成回路34はF
IFO42a,42bで4ライン分遅延させ、データ補
間を行って100spiから400spiへの密度変換
を行っている。色編集したデータは、ディレイ回路43
a,43b,IMFIFO44によりタイミング調整が
行われ、画像入力装置1で読み込んだ画像データとのタ
イミングが合わされるようになっている。
【0016】編集処理装置3で処理された画像データ
は、図4に示すページメモリシステムに入力される。こ
のページメモリシステムにおいては、インタフェース5
1を介して入力された編集処理装置3からの画像データ
を圧縮処理部52でデータ圧縮を行い、リピート機能、
コピー機能、回転機能、書き出し位置の移動機能等を有
するイメージ・エディット・プロセッサ53を介してメ
モリ(DRAM)54に記録される。記録後、メモリ5
4からデータを読み出し、伸長処理部55でデータ伸長
を行い、SFC/TRC56で圧縮/伸長に伴うデジタ
ルフィルタ処理、画像出力装置(IOT)の特性に合わ
せたトーン調整を行った後、IOT側へ出力される。
【0017】次に、上記構成のデジタルカラー複写機に
おいて実行されるリピート編集の処理について説明す
る。図5に、本実施例のリピート編集により得られた出
力結果を示す。この例のリピート編集は、ひとつの画像
を6種類の異なる縮拡率で出力したものである。以下、
このリピート編集を、通常のリピート編集と区別して縮
拡リピート編集と称するものとする。編集1では、同じ
縮拡率の画像をひとつしか出力しない場合の例である。
編集2では、同じ縮拡率の画像を複数個出力する場合の
例である。
【0018】次に、縮拡リピート編集の一例の処理手順
について、図6のフローチャートにしたがって説明す
る。先ず最初にユーザは、リピート編集を行うか否かの
選択を行い(ステップS11)、リピート編集を行う場
合は、リピートを行いたい領域をエディットパッド5か
ら指定入力し(ステップS12)、その後縮拡リピート
編集を行うか否かの選択を行う(ステップS13)。次
に、縮拡リピート編集のために必要なパラメータを設定
する(ステップS14)。パラメータとしては、何種類
の異なる縮拡率でコピーするかその種類の数とともに、
各々の縮拡率を設定する。この縮拡率等のパラメータ
は、操作パネル4からユーザによって設定入力される。
また、画像出力の際に用紙上に配置する画像の位置が計
算によって求められ、その位置情報も設定される。この
とき、適切でない位置情報が設定された場合は、その旨
のメッセージを出力し、再度設定を促す。なお、画像の
位置情報を求めるための配置計算の具体的な方法につい
ては後述する。
【0019】これらの処理が終了したら、複写機のスタ
ートボタンを押下する(ステップS15)。これによ
り、複写機の画像入力装置(IIT)1が原稿画像を読
み取る(ステップS16)。このとき、副走査方向の縮
小/拡大は、画像入力装置1の読取り速度で制御するこ
とにより行われる。画像入力装置1から入力された画像
データは、画像処理装置2で指定された縮拡率で主走査
方向に縮小/拡大し、さらに配置計算で求めた方向に主
走査方向移動する(ステップS17)。ここで、図5の
編集2を行う場合は、主走査方向に対してリピート処理
する。すなわち、同じ縮拡率におけるリピート編集を行
う。
【0020】そして、この処理が施された画像データを
ページメモリ5に書き込む(ステップS18)。この
際、副走査方向においては、配置計算で求めた方向に移
動して書き込む。これで1回目の処理が終了する。そし
て、この一連の処理が異なる縮拡率分だけ行われたか否
かを判断し(ステップS19)、まだであれば、ステッ
プS16に戻って同様の処理を繰り返して実行する。最
終的に異なる縮拡率分だけの取り込みが終了したなら、
縮拡リピート編集して得られた画像を画像出力装置6に
おいて用紙に印字出力する(ステップS20)。
【0021】すなわち、上述した縮拡リピート編集の処
理を要約すると、画像入力装置1から画像データを取り
込み、画像処理装置2内で画像データに対して縮小/拡
大、移動の処理を行って予め用紙上に出力される1個の
画像を作成し、ページメモリ6に書き込む。このとき、
ページメモリには、画像データ圧縮を行って記録され
る。そして、この処理を縮拡率を変えて行い、最終的に
用紙上に出力する画像がページメモリ6上にできたら、
この画像データを読み出して画像出力装置7で印字出力
するのである。
【0022】次に、縮拡リピート編集の他の例の処理手
順について、図7のフローチャートにしたがって説明す
る。図7において、画像入力装置1が原稿画像を読み取
るまでの処理(ステップS21〜S26)は、図6のス
テップS11〜S16までの処理と全く同様である。た
だし、このとき、副走査方向の縮拡率は、ユーザが指定
した縮拡率のうちの最大値を使用し、画像入力装置1の
読取り速度で制御することによって行われる。入力され
た画像データに対して画像処理装置2では、指定された
縮拡率のうち、最大値を使用して主走査方向に縮小/拡
大し、さらに配置計算で求めた方向に主走査方向移動す
る(ステップS27)。そして、これをページメモリ5
に書き込む(ステップS28)。このとき、副走査方向
においては、配置計算で求めた方向に移動して書き込
む。
【0023】以上の処理により、ページメモリ5内には
処理する縮拡率のうち、最大値の画像のみが入ることに
なる。ここで、最大値を使用する理由は、縮小と拡大を
比較すると拡大の方が画像劣化するからである。このた
め、ページメモリ5内では縮小のみを行うようにしてい
る。次に、この画像データを基にページメモリ5内で展
開する(ステップS29)。その展開の方法としては、
最大縮拡率の画像データを指定された縮拡率で縮小し、
配置計算で求めた位置にコピーする。これは主走査、副
走査両方に対して行う。全ての展開が終了したならば、
ページメモリ5内の画像データを読み出して画像出力装
置6に出力し、用紙上に画像を印字出力する(ステップ
S30)。
【0024】すなわち、上述した縮拡リピート編集の処
理を要約すると、画像入力装置1から画像データを取り
込み、画像処理装置2内で画像データに対して縮小/拡
大、移動の処理を行い、これをページメモリ6に書き込
む。このときの縮拡率は、最終的な出力結果の異なる縮
拡率のうち、最大のもので行う。ページメモリ6に書き
込まれた画像データを基に縮小、移動の展開処理を行っ
て画像の配置を行い、最終的に用紙上に出力する画像が
ページメモリ6上にできたなら、この画像データを読み
出して画像出力装置7で印字出力するのである。なお、
ページメモリ6への書込みに際しては、画像データを圧
縮した場合、データが符号化され、この符号化された画
像データに対する縮小、拡大ができなくなる。このた
め、この例の場合には、画像データ圧縮を行わず、ペー
ジメモリ6への記録後に、移動、縮小/拡大を行って画
像データを展開する処理が行われる。
【0025】次に、画像の配置計算の具体的な方法につ
いて説明する。図8に、簡単な画像配置例を示す。この
例では、A3原稿上にある抽出領域(100mm×15
0mm)をリピート編集する場合を示している。このと
き、各々の縮拡率は90%,60%,40%,25%で
ある。同一縮拡率方向の配置においては、最初、何個リ
ピートできるかを求める。このリピート個数は、リピー
ト個数=用紙サイズ÷(領域サイズ×縮拡率)なる式か
ら求められる。このとき、小数点以下は切り捨てる。例
えば25%の場合、297÷(100×0.25)=1
1.88になり、11個繰り返すことになる。次に、等
間隔に配置するために余白量を求める。この余白量は、
余白量=(用紙サイズ−リピート個数×領域サイズ×縮
拡率)÷(リピート個数+1)なる式から求められる。
例えば25%の場合、(297−11×100×0.2
5)÷(11+1)=1.8mmとなる。これを基に等
間隔に配置する。
【0026】次に、異なる縮拡率方向の計算方法につい
て説明する。この場合は、最初余白量を求める。この余
白量は、余白量=(用紙サイズ−領域サイズ×1個目の
縮拡率−領域サイズ×2個目の縮拡率−………−領域サ
イズ×(n−1)個目の縮拡率−領域サイズ×n個目の
縮拡率)÷異なる縮拡率個数+1なる式から求められ
る。ここで、余白量が負の値になったときは、用紙に入
りきらないのでエラー処理を行う。例えば図8の場合
は、(420−150×0.9−150×0.6−15
0×0.4−150×0.25)÷4+1=19.5m
mとなる。これを基に等間隔に配置する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異なる複数の縮拡率に基づいて入力画像に対して縮小/
拡大、移動の処理を行ってその処理後の画像データを記
憶手段に記憶し、この記憶された画像データに基づいて
異なる縮拡率の複数個の同一画像を1枚の用紙上に出力
する構成としたことにより、何種類かの縮拡率を持った
リピートを1回の画像出力で得ることができるので、目
的のサイズのリピートを容易に得ることができ、ユーザ
にとって使い易いリピート編集を実現できることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 デジタルカラー複写機に適用された本発明の
一実施例を示すブロック図である。
【図2】 画像処理装置の具体的な構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図3】 画像編集装置の具体的な構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図4】 ページメモリシステムを説明するブロック図
である。
【図5】 縮拡リピート編集の出力結果を示す図であ
る。
【図6】 縮拡リピート編集の一例の処理の流れを示す
フローチャートである。
【図7】 縮拡リピート編集の他の例の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図8】 縮拡リピート編集の際の画像の配置例を示す
図である。
【符号の説明】
1 画像入力装置(IIT) 2 画像処理装置(IPS‐A) 3 画像編集装置(IPS‐B) 4 操作パネル 5 エディットパッド 6 ページメモリ 7 画像出力装置(IOT)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶する記憶手段と、 異なる複数の縮拡率の設定入力が可能な設定入力手段
    と、 前記設定入力手段で設定入力された異なる複数の縮拡率
    に基づいて入力画像に対して縮小/拡大、移動の処理を
    行ってその処理後の画像データを前記記憶手段に記憶す
    る画像処理手段と、 前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて1枚の
    用紙上に異なる縮拡率の複数個の同一画像を出力する画
    像出力手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP6250271A 1994-10-17 1994-10-17 画像形成装置 Pending JPH08116431A (ja)

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JP6250271A JPH08116431A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 画像形成装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013010194A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置及び画像形成方法
US8599443B2 (en) 2005-05-30 2013-12-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with N-in-one printing

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