JPH08116025A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH08116025A
JPH08116025A JP25324694A JP25324694A JPH08116025A JP H08116025 A JPH08116025 A JP H08116025A JP 25324694 A JP25324694 A JP 25324694A JP 25324694 A JP25324694 A JP 25324694A JP H08116025 A JPH08116025 A JP H08116025A
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JP
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clock
circuit
sequential
sequential circuit
main line
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JP25324694A
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English (en)
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Yasunori Asada
保範 浅田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クロックメッシュ方式を利用した、クロックス
キューの少ない半導体集積回路を提供する。 【構成】回路配置領域6がクロックメッシュ幹線3によ
って複数区画に分割され、各区画のクロックメッシュ幹
線3に近接した領域が順序回路配置領域40として指定
される。順序回路配置領域40の内側に組合せ回路配置
領域20がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロックメッシュ方式を
利用した、クロックスキューの少ない半導体集積回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路においては、内
部の順序回路の動作タイミングを決定するために、外部
からクロック信号が入力され、クロック配線を経て順序
回路にクロック信号が伝達される。このクロック信号が
各順序回路へ伝達されるタイミングがずれると、クロッ
クスキューと呼ばれる半導体集積回路の誤動作を惹き起
こす。
【0003】このクロックスキューを防止するため、従
来から多くの提案が行われている。例えば、特開平2−
29124号公報には、順序回路を同一の行に並べて配
置することにより、クロック幹線と各順序回路とを直接
つないでクロックスキューを減少させる方式が記載され
ている。その概要を図12に示す。基板10上にクロッ
ク配線領域11、フリップフロップ回路領域12、他の
論理回路領域13、配線領域14が配置されている。こ
こには、フリップフロップ回路を同一の行に並べたフリ
ップフロップ回路領域12が配置されているため、クロ
ック引き出し線5a〜5nの長さを最小にして、クロッ
クスキューを減少させている。しかし、この方式は、ク
ロックスキューの減少にとって有効である反面、配置の
質や配線の質に対して悪影響を及ぼし、例えば、所定領
域内に必要なだけの回路が配置できなくなったり、デー
タラインの総配線長が長くなるためにタイミング不良が
起きたりするという問題がある。
【0004】他の従来技術として、クロックメッシュと
呼ばれる方式が提案されている。図13に、クロックメ
ッシュ方式の概要を示す。クロックドライバ1から入力
されたクロック信号はメッシュ状のクロックメッシュ幹
線3及びクロック引き出し線5を通ってフリップフロッ
プ回路2,2a,2b,2c,・・・に供給される。こ
の方式では、クロックメッシュによって複数の区画に分
割され、フリップフロップ回路2,2a,2b,2c,
・・・の配置の自由度が上がるので、図12に示した方
式に比べ、配置の質、配線の質ともに改善される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このクロック
メッシュ方式にも次のような問題がある。すなわち、フ
リップフロップを含むセルを自動配置する際、セル配置
の自由度が高いため、或るフリップフロップのクロック
ピンから最寄りのクロックメッシュ幹線3までの距離よ
りも、他のフリップフロップのクロックピンまでの距離
の方が短い場合が生じる。そのような場合、通常のレイ
アウトツールを使って自動配線を行うと、図13に示す
ように、或るフリップフロップ回路2aのクロック引き
出し線から他のフリップフロップ回路2bへと配線さ
れ、さらにその引き出し線から他のフリップフロップ回
路2cへと連鎖状に連なって配線されることが起きる。
このようになると、フリップフロップ回路2a,2b,
2cの間で、スキューの値が大きく異なるので、実シミ
ュレーション結果に悪影響を及ぼすこととなる。
【0006】そこで、本発明は従来技術の問題を解決
し、半導体母体の所定の領域に多数の順序回路と多数の
組合せ回路を配置するにあたり、クロックスキューが少
なく、回路全体の配置の質が高く、データラインの総配
線長が短く、しかも実シミュレーション結果のすぐれた
半導体集積回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、順序回路と組
合せ回路が配置される回路配置領域を複数のメッシュ状
の区画に分割する、所定のクロック信号を伝達するクロ
ックメッシュ幹線を有する半導体集積回路において、ク
ロック信号が伝達される、1ビット単位の順序回路素子
全てが、クロックメッシュ幹線から延びる各クロック引
き出し線の先端に1つずつ接続されてなることを特徴と
する。
【0008】さらに、上記の半導体集積回路において、
クロック信号が伝達される、1ビット単位の順序回路素
子全てが、クロックメッシュ幹線に隣接した位置に配置
されていることが好ましい。
【0009】
【作用】上記のように、本発明の半導体集積回路では、
クロック信号が伝達される、1ビット単位の順序回路素
子全てが、クロックメッシュ幹線から延びる各クロック
引き出し線の先端に1つずつ接続されているため、クロ
ック信号がクロックメッシュ幹線から各順序回路に到達
するまでのタイミングが不揃いにならない。従って、図
13に示すような、複数のフリップフロップ回路が連鎖
状に連なって配線されるために発生するクロックスキュ
ーが、本発明の半導体集積回路においては防止され、も
しくは低減される。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の実施例における回路配置領域の概念図で
ある。図1において、順序回路と組合せ回路が配置され
る回路配置領域6は、クロックメッシュ幹線3,3a,
3bによって4つのメッシュ状の区画に分割されてい
る。各区画のクロックメッシュ幹線に隣接して順序回路
配置領域40があり、各区画内の、クロック信号が伝達
される順序回路素子全てが、その順序回路配置領域40
に配置され、クロックメッシュ幹線3,3a,3bから
延びる図示しないクロック引き出し線に1つずつ接続さ
れている。順序回路領域40の内側は組合せ回路配置領
域20となっている。
【0011】このように構成することにより、クロック
ドライバ1からのクロック信号が、これらのクロックメ
ッシュ幹線3,3a,3bを通って、クロック信号が伝
達される順序回路素子全てのクロックピンに直接伝達さ
れるため、クロックスキューが減少する。図2(A)
は、本発明の実施例の半導体集積回路の回路配置図であ
り、上記図1における各回路素子が実際に配置された様
子を示している。パッド及びI/Oセル以外の回路素子
が配置される回路配置領域6を囲むクロックメッシュ幹
線3及びその回路配置領域6の内部を縦断及び横断する
クロックメッシュ幹線3a,3bによって4つの区画に
分割されている。順序回路4はクロックメッシュ幹線
3,3a,3bに隣接して配置されており、自動配線に
よって、1ビット単位の順序回路素子4全てが、クロッ
クメッシュ幹線3,3a,3bから延びる各クロック引
き出し線5の先端に1つずつ接続される。そのため、ク
ロックドライバ1からのクロック信号がこれらのクロッ
クメッシュ幹線3,3a,3b及びクロック引き出し線
5を経由して、順序回路素子4全てに伝達される。従っ
て図13の場合のように、順序回路4どうしが連鎖状に
連なって配線されることがない。
【0012】なお、1ビット単位の順序回路素子全て
が、クロックメッシュ幹線に隣接した位置に配置されて
いることが好ましい。これは、クロックメッシュ幹線に
隣接した位置に順序回路素子以外の素子が配置され、ク
ロックメッシュ幹線から離れた位置にクロック信号が伝
達されるべき順序回路素子が配置されると、スキューが
増加する恐れがあるからである。
【0013】図2(B)は、本発明の他の実施例であ
り、順序回路全体のゲート数が少なく、長いクロックメ
ッシュ幹線を必要としない場合の例である。この場合
は、クロックメッシュ幹線3,3a,3bで囲まれるべ
き領域は、回路配置領域6のうちの一部分の領域で十分
なので、図2(A)と比べると、クロックメッシュ幹線
3の輪は縮小されており、回路配置領域6のうちの左下
の領域のみがクロックメッシュ幹線3,3a,3bによ
って複数区画に分割されている。そして、クロックメッ
シュ幹線3,3a,3bに接する領域を、1ビット単位
の順序回路素子4全てを配置するための領域とし、残り
の領域を組合せ回路2やそれ以外の素子を配置するため
の領域としている。図2(A)の場合はクロックメッシ
ュ幹線3の内側にしか順序回路は配置されなかったが、
図2(B)では、垂直方向、水平方向とも、クロックメ
ッシュ幹線3の外側にも順序回路が配置されている。
【0014】図3は、本発明の半導体集積回路を得るた
めの工程を説明するフローチャートである。先ず、ステ
ップS01において論理設計を行い、ネットリストが作
成される。次に、ステップS02において回路分割プロ
グラムによって、全体のネットリストを、組合せ回路部
と順序回路部とに分割する。
【0015】図4は、2つのD形フリップフロップ(順
序回路)と4つのゲート(組合せ回路)とからなる元の
回路(A)が、組合せ回路部(B)と順序回路部(C)
とに分割される様子を示す。図4に示すように、元の回
路(A)の当初の接続関係が一時的に変形されて、組合
せ回路だけの回路(B)及び順序回路だけの回路(C)
となる。この変形は次の理由による。すなわち、後段の
回路群配置領域指定のステップS05,S07におい
て、順序回路群あるいは組合せ回路群のみの配置を行う
時、各々の回路全体の接続関係がネットリスト内で完結
していないと配置の質が低下する恐れ、すなわち、近接
した位置どうしに配置されるべき回路が離れた位置に配
置される恐れがある。そこで、互いに関連する回路をで
きるだけ近付けて配置させるために、接続関係を一時的
に変形させる。最終ステップS09において、変形後の
接続関係を元の接続関係に復元するため、変形前の回路
全体の接続関係の情報が記憶される。
【0016】次に、ステップS03において、母体ゲー
ト数、実使用ゲート数及び組合せ回路群、順序回路群各
々のゲート数に基づいて、回路全体の混雑度が均一にな
り、かつ全ての順序回路がクロックメッシュ幹線と直接
接続されるように、クロックメッシュ幹線の総配線長が
計算される。図5は、幹線の配線長を求めるための計算
例を説明するための図である。図5に基づいて、母体1
0の使用可能ゲート数10,000ゲートのうち、5,
000ゲートを使用して、内部セル配置領域6内に36
0ゲートの順序回路4と4,640ゲートの組合せ回路
とを配置する場合について説明する。母体7は、縦10
0行、横100行のゲート配置が可能で、1順序回路当
たりのゲート数を平均5ゲートとする。順序回路4の配
置列数をx、配置行数をyとし、次式を満たすように
x、yを決定する。
【0017】母体に対する ゲート使用率(%)=360/(100x+100y−
重複ゲート数) 図5において、4区画の各4隅にある、計16個所の順
序回路配置領域4’が重複しており、1回路当たりゲー
ト数が5ゲートであるから、重複ゲート数は合計80ゲ
ートとなる。また、母体10に対するゲート使用率
(%)は前記のとうり50%である。これらの条件下で
x、yを求めると、 x=4、 y=4 が得られる。そこで、図5に示したように、内部セル配
置領域6は、縦3本、横3本のクロックメッシュ幹線3
によって4区画に分割され、各区画の内側に合計4行、
4列の順序回路4が配置される。1列当たりの配線長を
0.2mm、1行当たりの配線長を0.3mmとする
と、総配線長は、 (0.2×3)+(0.3×3)=1.5mm となる。
【0018】ここでは、このようにして組合せ回路と順
序回路のゲート数に基づいてクロックメッシュ幹線の長
さが決定されるため、無駄なクロックメッシュ幹線は存
在しない。再び図3に戻って説明を続ける。ステップS
04において、順序回路のタイプに応じて、ステップS
03で得られた配線長を基に、クロックメッシュ幹線の
配線を行う。
【0019】図6は、通常のクロックピンを持つ順序回
路の場合について、幹線配置トラックが選択され、クロ
ックメッシュ幹線が布設されて、クロック引き出し線が
配線される様子を説明する。順序回路4a及び4bの近
くに、クロックメッシュ幹線配線用のトラック9a〜9
dが存在するとした場合、クロックピン8a,8bに一
番近い配線用トラックは9dであるから、9dの位置に
クロックメッシュ幹線3が布設され、クロックピン8
a,8bとクロックメッシュ幹線3との間はクロック引
き出し線5a,5bで接続される。ケース1は順序回路
の高さ分のみ順序回路配置領域40を指定した場合の例
である。ケース2は順序回路の高さより順序回路配置領
域40を大きく指定した場合の一例であり、ケース1に
比べ、順序回路4aはよいが、順序回路4bは順序回路
配置領域40がセルの高さより大きいため、セルの回転
が起こってクロックピン8bの位置が幹線3から離れて
しまい、配線長が長くなっている。ケース3は順序回路
の高さより順序回路配置領域を大きく指定した他の例で
あり、順序回路4a,4bのクロックピン8aと8bと
が接続されており、クロックスキューの恐れがある。
【0020】図7は、クロックピン位置がマクロセル内
部にあるタイプの順序回路の場合の、幹線配置トラック
の選択のしかたとクロック引き出し線の配線の様子を示
す図である。ケース1は幹線配線トラック9bをクロッ
クメッシュ幹線とした場合であって、クロックピンに一
番近いトラックはトラック9bであるから、トラック9
bの位置にクロックメッシュ幹線3が布設され、クロッ
クピン8とクロックメッシュ幹線3との間にクロック引
き出し線5が配線される。なお、幹線の層と同一の層
に、セル内部のパターンが存在する場合は、幹線となる
トラックは9bではなく、9aあるいは9cとなる。ケ
ース2は幹線配線トラック9cがクロックメッシュ幹線
3となった場合の一例であり、ケース1の順序回路4
a,4bに比べるとクロック引き出し線5a,5bの配
線長が長くなる。同じく、ケース3は幹線配線トラック
9cがクロックメッシュ幹線3となった場合の他の例で
あり、順序回路4a,4bのクロックピン8a,8bど
うしが接続されており、クロックスキューの恐れが生じ
る。
【0021】図8は、順序回路4a,4b,4cのクロ
ックピン8上に幹線配置トラック9dが存在する場合の
例である。この場合、クロック引き出し線の配線長はゼ
ロである。図9は、順序回路のタイプが2種類以上混在
している場合の例である。図9において、最大ゲート数
を持つ順序回路4cに合わせて大きな順序回路配置領域
40を指定している。この場合、順序回路4bは、順序
回路4dのように回転する可能性がある。このため自動
配置時に、順序回路4bが回転しないように指定を行う
か、順序回路配置領域40の大きさをゲート数最小の順
序回路に合わせるかのいずれかの対策を講じる必要があ
る。
【0022】図3に示すステップS05において、組合
せ回路群の配置領域指定を行う。次に、ステップS06
において、組合せ回路群の自動配置を行う。次に、ステ
ップS07において、順序回路群の配置領域指定を行
う。この場合、上述したように、次のステップS08の
自動配置時に順序回路が回転したり、反転したりするこ
とのないように、配置領域指定が行われる。配置領域指
定の際、クロックメッシュ幹線が水平方向の場合は、図
6に示すように、順序回路の高さ分に合わせて順序回路
配置領域を指定し、クロックメッシュ幹線が垂直方向の
場合は、図7に示すように、順序回路の幅に合わせて順
序回路配置領域を指定する。
【0023】次に、ステップS08において、順序回路
群の自動配置を行う。次に、ステップS09において、
先にステップ02で一時的に変形した接続関係を元の接
続関係に戻して、ネットを組み替える。最後に、ステッ
プS10において、一般ネットの自動配線が行われ、全
ステップが完了する。
【0024】なお、上記の工程でステップS05、ステ
ップS06とステップS07、ステップS08とを入れ
替えても、同様の効果が得られる。また、組合せ回路群
と順序回路群の配置領域指定及び配置を同時並行的に行
っても、同様の効果が得られる。図10は、本発明の他
の実施例であり、順序回路4がスキャンパス回路である
場合の例である。クロックメッシュ幹線3で区画された
各区画において、クロックメッシュ幹線3からクロック
引き出し線5を通って、クロックドライバ1から入力さ
れたクロック信号が順序回路4に伝達される。この場
合、スキャン専用セル、スキャン兼用セルにかかわら
ず、スキャンイン16とスキャンアウト17間のネット
15が、通常の半導体集積回路より短いため、総配線長
も短くなる効果がある。これは順序回路4が順序よく配
置されているために、ピン位置が整合するからであり、
本発明が一層有効に実施される一例である。
【0025】図11は、図10の一部を拡大した説明図
である。スキャンイン16からスキャンアウト17まで
ネット15によって接続されており、一方、クロックド
ライバ1からのクロック信号がクロック引き出し線5を
経由して各順序回路4に伝達されている。
【0026】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、クロッ
クピンからクロック信号が伝達される、1ビット単位の
全ての順序回路素子までのクロック配線が短くなるた
め、信号遅延が減り、スキューを減少させることができ
る。また、配線容量値も減少して、半導体集積回路の誤
動作が防止できる。
【0027】また、クロックメッシュ幹線がメッシュ状
のため、領域全体に偏りなくクロックメッシュ幹線が配
置されるので、データラインの長さの均一化が図れ、レ
イアウト設計の質が向上し、所定の領域内に必要なだけ
の回路を確実に配置することができ、配線を100%完
了させる確率が高くなって、実シミュレーションの不具
合率も減少する。
【0028】また、組合せ回路配置時に、順序回路の接
続も考慮に入れた自動配置を行うため、データ信号の配
線が最適化される。また、順序回路がスキャンパス用セ
ルの場合、隣り合う上下左右のスキャンイン、スキャン
アウトピンを接続することにより、スキャンイン、アウ
ト間ネットが短くなるため、デザインが容易となる。
【0029】以上のほか、次のような効果も期待でき
る。 (イ)多相クロックにも応用できる。 (ロ)非同期回路でも対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における回路配置領域の概念図
である。
【図2】本発明の実施例の半導体集積回路の回路配置図
である。
【図3】本発明の半導体集積回路を得るための工程を説
明するフローチャートである。
【図4】ネットリストを、組合せ回路と順序回路とに分
割した時の接続関係を示す説明図である。
【図5】幹線の配線長を求めるための計算例の説明図で
ある。
【図6】通常のクロックピンを持つ順序回路の場合の、
クロックメッシュ幹線の布設及びクロック引き出し線の
配線の様子を示す図である。
【図7】クロックピン位置がマクロセル内部にあるタイ
プの順序回路の場合の、クロックメッシュ幹線の布設及
びクロック引き出し線の配線の様子を示す図である。
【図8】順序回路のクロックピン上にクロックメッシュ
幹線のトラックが存在する場合の、クロックメッシュ幹
線の布設及びクロック引き出し線の配線の様子を示す図
である。
【図9】順序回路のタイプが2種類以上混在している場
合の、クロックメッシュ幹線の布設及びクロック引き出
し線の配線の様子を示す図である。
【図10】スキャンイン、スキャンアウト間ネットの接
続状態を示す図である。
【図11】図10の一部を拡大した図である。
【図12】従来技術の1例であり、フリップフロップ回
路を同一の行に並べて配置する方式を説明するための概
要図である。
【図13】従来技術の1例であり、クロックメッシュ方
式におけるフリップフロップ回路の配線の様子を説明す
るための概要図である。
【符号の説明】
1 クロックドライバ 2,2a〜2c フリップフロップ回路 3,3a〜3d クロックメッシュ幹線 4,4a〜4b 順序回路 4’ 順序回路配置領域重複部 5a〜5n クロック引き出し線 6 回路配置領域 7 組合せ回路 8 クロックピン 9a〜9f 幹線配線トラック 10 母体 11 クロック配線領域 12 フリップフロップ領域 13 他の論理回路領域 14 配線領域 15 スキャンイン・アウト間ネット 16 スキャンイン 17 スキャンアウト 20 組合せ回路配置領域 40 順序回路配置領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順序回路と組合せ回路が配置される回路
    配置領域を複数のメッシュ状の区画に分割する、所定の
    クロック信号を伝達するクロックメッシュ幹線を有する
    半導体集積回路において、 前記クロック信号が伝達される、1ビット単位の順序回
    路素子全てが、前記クロックメッシュ幹線から延びる各
    クロック引き出し線の先端に1つずつ接続されてなるこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記1ビット単位の順序回路素子全て
    が、前記クロックメッシュ幹線に隣接した位置に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回
    路。
JP25324694A 1994-10-19 1994-10-19 半導体集積回路 Pending JPH08116025A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6696863B2 (en) * 2001-09-18 2004-02-24 Nec Electronics Corporation Clock signal distribution circuit
GB2382923B (en) * 2001-08-29 2004-05-05 Nec Corp Semiconductor integrated circuit and its layout method

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