JPH08115879A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JPH08115879A
JPH08115879A JP24808694A JP24808694A JPH08115879A JP H08115879 A JPH08115879 A JP H08115879A JP 24808694 A JP24808694 A JP 24808694A JP 24808694 A JP24808694 A JP 24808694A JP H08115879 A JPH08115879 A JP H08115879A
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JP
Japan
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chamber
flat plate
side wall
cylindrical portion
upper electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP24808694A
Other languages
English (en)
Inventor
Mayumi Kamura
まゆみ 加村
Hidefumi Yasuda
秀文 安田
Cho Shimada
兆 嶋田
Tatsuo Akiyama
龍雄 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チャンバの側壁に不所望なCVD膜が形成さ
れることを防ぐと共に、チャンバの側壁に形成された不
所望なCVD膜を容易に除去することができるプラズマ
CVD装置を提供する。 【構成】 プラズマCVD装置における上部電極12と
下部電極13とは丸型平行平板電極構造であり、上部電
極12はチャンバ11の側壁に平行な円筒部12aと下
部電極13に平行な平板部12bとからなる。その円筒
部12aの吹出穴からチャンバ11の側壁にガスを噴出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造に用い
るプラズマCVD装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板上に薄膜を形成する一つの方
法として、プラズマCVD(ChemicalVapor Depositio
n)法がある。このプラズマCVD法では、減圧下での
放電で発生したプラズマ(ラジカル,イオン,原子,分
子)によって、低温で薄膜を堆積する。
【0003】プラズマCVD装置は、図3に示される様
に、チャンバ101の内部に設けられ多数の噴出穴を有
する上部電極102と、その上部電極102に対向する
ように設けられ図示しない半導体基板を載置する下部電
極103と、上部電極102の上方に設けられたガス供
給管104とを有する。
【0004】このような構造の装置を用いて、下部電極
103上に載置された半導体基板上にCVD膜を形成す
ると、その際に下部電極103上及びチャンバ101の
側壁にも不所望なCVD膜が形成される。これら不所望
なCVD膜はピンホール等の原因となるため、チャンバ
101内を定期的にクリーニングすることが必要であ
る。
【0005】クリーニング方法として、ガス供給管10
4からエッチングガスを導入してチャンバ101内をド
ライエッチングする。このとき上部電極102と下部電
極103の間はプラズマが発生し下部電極103は負に
自己バイアスされる。そのため不所望なCVD膜は、プ
ラズマの発生範囲である下部電極103上ではエッチン
グ除去されるが、チャンバ101の側壁はエッチングさ
れにくい。そこで、例えば圧力の条件を変えたりして、
プラズマの発生範囲をチャンバ101の側壁まで広げよ
うとするが、側壁に形成された不所望なCVD膜を完全
に除去することは困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題を鑑みて、チャンバの側壁に不所望なCVD膜が形
成されることを防ぐと共に、チャンバの側壁に形成され
た不所望なCVD膜を容易に除去することができるプラ
ズマCVD装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるプラズマC
VD装置はチャンバと、上記チャンバ内に設けられた平
行平板型の上部電極及び下部電極とを具備し、上記上部
電極は上記下部電極に平行な平板部と上記平板部の周縁
上に設けられた円筒部とからなり、上記平板部はその上
下面に貫通する複数の吹出穴を有し、上記円筒部はその
外壁面のみに貫通する複数の吹出穴を有する。また、上
記平板部と上記円筒部は、各々別系統のガス供給管を有
する。
【0008】
【作用】上記プラズマCVD装置は、上記平板部と上記
円筒部とからなる上部電極を有する。上記平板部と上記
下部電極とを用いて、上記下部電極上に載置された半導
体基板上にCVD膜を形成すると同時に、上記円筒部か
ら上記チャンバの側壁に不活性ガスを吹き付け該側壁に
不所望なCVD膜が形成されるのを防ぐ。
【0009】また、上記チャンバ内をクリーニングする
際には、上記平板部から噴出するエッチングガスは上記
下部電極上に形成された不所望なCVD膜を除去し、上
記円筒部から噴出するエッチングガスは上記側壁に形成
された不所望なCVD膜を除去する。
【0010】
【実施例】以下、本発明による一実施例を図面を参照し
て説明する。
【0011】本発明によるプラズマCVD装置は、円柱
状のチャンバ11と、その内部に設けられた円筒部12
a及び平板部12bからなる上部電極12と、該上部電
極12に平行に設けられ半導体基板(図示せず)を載置
する下部電極13と、上部電極の平板部12bの上方に
設けられた第1のガス供給管14と、上部電極の円筒部
12aに接続された第2のガス供給管15と、上部電極
12と下部電極13に接続する高周波電源16とからな
る。それら上部電極12と下部電極13は丸型平行平板
電極構造である。また、上部電極の円筒部12aはチャ
ンバ11の側壁と平行な形状であり、チャンバ11内の
中心に位置する(図1)。
【0012】図2によれば、上部電極の平板部12bに
は、その上下面を貫通するガスの吹出穴が多数設けられ
る。また、円筒部12aはその外壁面にガスの吹出穴が
多数設けられるが、内壁面及び上下面は穴のない平らな
面である。そのため、第2のガス供給管15から円筒部
12aに導入されたガスは、円筒部12aの外壁面から
チャンバ11の側壁に吹出す。
【0013】次に、このような構造のプラズマCVD装
置を用いた薄膜例えばSiの形成方法を説明す
る。まず、下部電極13上に半導体基板を載置する。チ
ャンバ11内を減圧し、上部電極12と下部電極13間
に高周波プラズマを発生させ、第1のガス供給管14か
らSiを形成するための原料ガスとなるSiH
及びNHを導入し、それらのガスを上部電極の平板部
12bに設けられた吹出穴から上記半導体基板に対して
垂直に供給する。一方、薄膜は上記半導体基板上のみな
らず、チャンバ11内の側壁にも形成されるため、第2
のガス供給管15から上部電極の円筒部12aに不活性
ガス、例えばN若しくはHeを導入し、円筒部12a
の吹出穴から上記側壁に吹き付ける。それにより、上記
側壁への薄膜形成を妨げることができる。このように、
本装置であると、上記半導体基板上に薄膜を形成すると
同時に、チャンバ11内の側壁に薄膜が形成されるのを
防ぐことできる。
【0014】また、上記プラズマCVD装置内をクリー
ニングするには、上部電極12と下部電極13間に高周
波プラズマを発生させた状態で、第1のガス供給管14
からエッチングガス、例えばCFとOを導入して、
上部電極の平板部12bに設けられた吹出穴より下部電
極13に吹き付ける。それにより、下部電極13に形成
された薄膜をエッチング除去することができる。同様
に、第2のガス供給管15からエッチングガスを導入し
て、上部電極の円筒部12aに設けられた吹出穴からチ
ャンバ11の側壁に吹き付ける。それにより、平板部1
2bからの噴出するガスでは除去しにくい上記側壁に形
成された薄膜をエッチング除去することができる。
【0015】これら上部電極の平板部12bまたは円筒
部12aからの2方向のクリーニングによって、チャン
バ11内部に形成されたCVD膜を容易に除去すること
ができる。2方向のクリーニングは、同時に行うことも
できるし、個別に行うこともできる。
【0016】
【発明の効果】本発明によるプラズマCVD装置は、下
部電極に平行な平板部とチャンバの側壁に平行な円筒部
とからなる上部電極を有する。従って、上記平板部から
噴出する原料ガスにより半導体基板上にCVD膜を形成
すると同時に、上記円筒部から噴出する不活性ガスによ
りチャンバ内の側壁にCVD膜が形成されることを防ぐ
ことができる。また、チャンバ内をクリーニングする場
合、上記平板部から噴出されるエッチングガスは下部電
極上に形成されたCVD膜を除去し、上記円筒部から噴
出するエッチングガスはチャンバ内の側壁に形成された
CVD膜を除去するのに効果がある。このような構造の
上部電極により、チャンバ内の側壁にCVD膜が形成さ
れにくくすると同時にクリーニングを容易にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラズマCVD装置の概略を示す
断面図。
【図2】上部電極の構造を示し(a)は円筒部、(b)
は平板部を示す概略図。
【図3】従来のプラズマCVD装置の概略を示す断面
図。
【符号の説明】
11…チャンバ 12…上部電極 13…下部電極 14…第1のガス供給管 15…第2のガス供給管 16…高周波電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 龍雄 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝多摩川工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバと、上記チャンバ内に設けられ
    た平行平板型の上部電極及び下部電極とを具備するプラ
    ズマCVD装置であって、上記上部電極は上記下部電極
    に平行な平板部と上記平板部の周縁上に設けられた円筒
    部とからなり、上記平板部はその上下面に貫通する複数
    の吹出穴を有し、上記円筒部はその外壁面のみに貫通す
    る複数の吹出穴を有することを特徴とする半導体製造装
    置。
  2. 【請求項2】 上記平板部と上記円筒部は、各々別系統
    のガス供給管を有することを特徴とする請求項1記載の
    半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 上記円筒部の吹出穴から噴出するガス
    は、上記チャンバの側壁に吹出すことを特徴とする請求
    項1記載の半導体製造方法。
JP24808694A 1994-10-13 1994-10-13 半導体製造装置 Pending JPH08115879A (ja)

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