JPH08113883A - 絞り染め状捺染布の製造方法 - Google Patents
絞り染め状捺染布の製造方法Info
- Publication number
- JPH08113883A JPH08113883A JP6275562A JP27556294A JPH08113883A JP H08113883 A JPH08113883 A JP H08113883A JP 6275562 A JP6275562 A JP 6275562A JP 27556294 A JP27556294 A JP 27556294A JP H08113883 A JPH08113883 A JP H08113883A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- water
- wrinkles
- heat
- transfer printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P5/00—Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
- D06P5/003—Transfer printing
- D06P5/004—Transfer printing using subliming dyes
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06Q—DECORATING TEXTILES
- D06Q1/00—Decorating textiles
- D06Q1/08—Decorating textiles by fixation of mechanical effects, e.g. calendering, embossing or Chintz effects, using chemical means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Coloring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 布に任意の模様からなる絞り染め状捺染を施
すことができる昇華転写捺染方法を提供することであ
る。 【構成】 熱ないし水により収縮する収縮性水溶性糸を
使用して布に所定の縫い目模様を形成する工程、布を加
熱ないし水に浸漬して収縮性水溶性糸を収縮させ布にし
わを発生させる工程、熱処理によりしわを熱固定する工
程、熱水に浸漬して収縮性水溶性糸を溶解除去する工
程、しわを熱固定した布に昇華転写捺染を行う工程から
なる絞り染め状捺染布の製造方法である。
すことができる昇華転写捺染方法を提供することであ
る。 【構成】 熱ないし水により収縮する収縮性水溶性糸を
使用して布に所定の縫い目模様を形成する工程、布を加
熱ないし水に浸漬して収縮性水溶性糸を収縮させ布にし
わを発生させる工程、熱処理によりしわを熱固定する工
程、熱水に浸漬して収縮性水溶性糸を溶解除去する工
程、しわを熱固定した布に昇華転写捺染を行う工程から
なる絞り染め状捺染布の製造方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は布に絞り染め状に昇華転
写捺染を施す方法に関する。
写捺染を施す方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、折り目を付けたプリーツ生地ない
しは縮れ加工したクレープ生地等に昇華転写捺染を行
い、表面に露出した部分のみに印刷を設ける方法は一般
に知られている。しかしながら、プリーツ生地ないしは
クレープ生地においては折り目加工ないしは縮れ加工の
模様は一定であり、複雑な形状の模様を形成することが
不可能であるために、任意の模様からなる絞り染め状に
捺染された昇華転写捺染布を製造することはできなかつ
た。
しは縮れ加工したクレープ生地等に昇華転写捺染を行
い、表面に露出した部分のみに印刷を設ける方法は一般
に知られている。しかしながら、プリーツ生地ないしは
クレープ生地においては折り目加工ないしは縮れ加工の
模様は一定であり、複雑な形状の模様を形成することが
不可能であるために、任意の模様からなる絞り染め状に
捺染された昇華転写捺染布を製造することはできなかつ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、布に
任意な形状からなる絞り染め状の模様を捺染することが
できる昇華転写捺染方法を提供することである。
任意な形状からなる絞り染め状の模様を捺染することが
できる昇華転写捺染方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】収縮性水溶性糸を使用し
て布に縫い目模様を形成する工程と、前記収縮性水溶性
糸を収縮させて前記布にしわを発生させる工程と、しわ
を発生させた前記布のしわを熱固定する工程と、しわを
熱固定した前記布の前記収縮性水溶性糸を溶解除去する
工程と、しわが熱固定され前記収縮性水溶性糸が除去さ
れた前記布に昇華転写捺染を行う工程とからなることを
特徴とする絞り染め状捺染布の製造方法である。
て布に縫い目模様を形成する工程と、前記収縮性水溶性
糸を収縮させて前記布にしわを発生させる工程と、しわ
を発生させた前記布のしわを熱固定する工程と、しわを
熱固定した前記布の前記収縮性水溶性糸を溶解除去する
工程と、しわが熱固定され前記収縮性水溶性糸が除去さ
れた前記布に昇華転写捺染を行う工程とからなることを
特徴とする絞り染め状捺染布の製造方法である。
【0005】収縮性水溶性糸を使用して布に縫い目模様
を形成する工程と、前記収縮性水溶性糸を収縮させて前
記布にしわを発生させる工程と、しわを発生させた前記
布に昇華転写捺染行うと同時に前記布のしわを熱固定す
る工程と、昇華転写捺染されしわが熱固定された前記布
の前記収縮性水溶性糸を溶解除去する工程とからなるこ
とを特徴とする絞り染め状捺染布の製造方法である。
を形成する工程と、前記収縮性水溶性糸を収縮させて前
記布にしわを発生させる工程と、しわを発生させた前記
布に昇華転写捺染行うと同時に前記布のしわを熱固定す
る工程と、昇華転写捺染されしわが熱固定された前記布
の前記収縮性水溶性糸を溶解除去する工程とからなるこ
とを特徴とする絞り染め状捺染布の製造方法である。
【0006】
【作用】熱ないし水により収縮する収縮性水溶性糸を使
用して布に所定の縫い目模様を形成し、加熱ないしは水
に浸漬することにより収縮性水溶性糸を収縮させて布に
しわを発生させ、しわを発生させた布を熱プレスしてし
わを熱固定し、熱水に浸漬して収縮性水溶性糸を溶解除
去してから昇華転写捺染行うか、ないしは、上記のよう
にしてしわを発生させた布に昇華転写捺染を行うと同時
に布のしわを熱固定してから、熱水に浸漬して収縮性水
溶性糸を溶解除去する方法により布に昇華転写捺染を行
うことで、昇華転写捺染時に布の昇華転写捺染シートと
接触した領域が濃色に、その近傍の領域が接触部から離
れるにつれて淡くなる絞り染め状に昇華転写捺染される
ので、絞り染め状捺染布を製造することができる。
用して布に所定の縫い目模様を形成し、加熱ないしは水
に浸漬することにより収縮性水溶性糸を収縮させて布に
しわを発生させ、しわを発生させた布を熱プレスしてし
わを熱固定し、熱水に浸漬して収縮性水溶性糸を溶解除
去してから昇華転写捺染行うか、ないしは、上記のよう
にしてしわを発生させた布に昇華転写捺染を行うと同時
に布のしわを熱固定してから、熱水に浸漬して収縮性水
溶性糸を溶解除去する方法により布に昇華転写捺染を行
うことで、昇華転写捺染時に布の昇華転写捺染シートと
接触した領域が濃色に、その近傍の領域が接触部から離
れるにつれて淡くなる絞り染め状に昇華転写捺染される
ので、絞り染め状捺染布を製造することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を引用して本発明を説明する。図
1は布に収縮性水溶性糸を使用して碁盤目状の縫い目模
様を形成した状態を示す図で、(イ)は平面図、(ロ)
は(イ)におけるI−I断面図、図2は本発明の方法に
て図1に示す布に絞り染め状捺染を施した状態の平面
図、図3は本発明の絞り染め状捺染布の第1の製造方法
を説明する図、図4は本発明の絞り染め状捺染布の第2
の製造方法を説明する図であり、1は布、2は収縮性水
溶性糸、3は昇華転写捺染シート基材、4は昇華性イン
キ層、5は昇華転写捺染シート、6は熱板、7は台盤、
8は染色部をそれぞれ表す。
1は布に収縮性水溶性糸を使用して碁盤目状の縫い目模
様を形成した状態を示す図で、(イ)は平面図、(ロ)
は(イ)におけるI−I断面図、図2は本発明の方法に
て図1に示す布に絞り染め状捺染を施した状態の平面
図、図3は本発明の絞り染め状捺染布の第1の製造方法
を説明する図、図4は本発明の絞り染め状捺染布の第2
の製造方法を説明する図であり、1は布、2は収縮性水
溶性糸、3は昇華転写捺染シート基材、4は昇華性イン
キ層、5は昇華転写捺染シート、6は熱板、7は台盤、
8は染色部をそれぞれ表す。
【0008】図1は、本発明の絞り染め状捺染布の製造
方法における最初の工程の、布1に収縮性水溶性糸2を
使用して縫い目模様を形成した状態を示す図であり、
(イ)に示すように収縮性水溶性糸2を使用して布1に
碁盤目状の縫い目模様が形成されている。縫い目模様が
形成された布1の断面は(ロ)に示すように、収縮性水
溶性糸2によりジクザクの縫い目が形成された状態であ
る。縫い目模様の形成は手縫いにより行つてもよいし、
ミシン縫いで行つてもよい。発生させたいしわの形状に
より任意に模様を選定すればよい。
方法における最初の工程の、布1に収縮性水溶性糸2を
使用して縫い目模様を形成した状態を示す図であり、
(イ)に示すように収縮性水溶性糸2を使用して布1に
碁盤目状の縫い目模様が形成されている。縫い目模様が
形成された布1の断面は(ロ)に示すように、収縮性水
溶性糸2によりジクザクの縫い目が形成された状態であ
る。縫い目模様の形成は手縫いにより行つてもよいし、
ミシン縫いで行つてもよい。発生させたいしわの形状に
より任意に模様を選定すればよい。
【0009】図2は本発明の方法にて製造された絞り染
め状捺染布の平面図である。この絞り染め状捺染布は、
収縮性水溶性糸2を使用して布1に図1に示すような碁
盤目状の縫い目模様を形成し、ベタ捺染用の昇華転写捺
染シートを使用して、後述する本発明の第1の方法によ
り製造したものである。
め状捺染布の平面図である。この絞り染め状捺染布は、
収縮性水溶性糸2を使用して布1に図1に示すような碁
盤目状の縫い目模様を形成し、ベタ捺染用の昇華転写捺
染シートを使用して、後述する本発明の第1の方法によ
り製造したものである。
【0010】本発明の絞り染め状捺染布の第1の製造方
法について図3に基づき説明する。先ず、図1に示すよ
うに、熱ないし水により収縮する収縮性水溶性糸2を使
用して布1に縫い目模様を形成する。(イ)は収縮性水
溶性糸2を使用して縫い目模様が形成された布1の断面
図を示している。次いで、(イ)に示す収縮性水溶性糸
2にて縫い目模様が形成された布1を加熱するかないし
は水に浸漬して、収縮性水溶性糸2を収縮させ、(ロ)
に示すように布1にしわを発生させる。収縮性水溶性糸
2を収縮させて布1にしわを発生させるには、縫い目模
様が形成された布1をフリーの状態で、180〜200
℃の温度で20〜40秒間加熱するか、ないしは20〜
30℃の水に20〜30秒間浸漬することにより行う。
法について図3に基づき説明する。先ず、図1に示すよ
うに、熱ないし水により収縮する収縮性水溶性糸2を使
用して布1に縫い目模様を形成する。(イ)は収縮性水
溶性糸2を使用して縫い目模様が形成された布1の断面
図を示している。次いで、(イ)に示す収縮性水溶性糸
2にて縫い目模様が形成された布1を加熱するかないし
は水に浸漬して、収縮性水溶性糸2を収縮させ、(ロ)
に示すように布1にしわを発生させる。収縮性水溶性糸
2を収縮させて布1にしわを発生させるには、縫い目模
様が形成された布1をフリーの状態で、180〜200
℃の温度で20〜40秒間加熱するか、ないしは20〜
30℃の水に20〜30秒間浸漬することにより行う。
【0011】しわを発生させた布1を、(ハ)に示すよ
うに熱板6と台盤7の間に載置して熱プレスし、布1に
発生させたしわを熱固定する。熱プレスの条件として
は、温度が200〜220℃、圧力0.5〜0.9kg
/cm2 、時間は30〜40秒の範囲で選定する。しわ
を熱固定する方法としては上記の熱プレス以外に200
〜220℃の温度のオーブン中に2〜3分間放置するこ
とにより行つてもよい。しわが熱固定された布1を温度
70〜80℃の温水に2〜3分間浸漬して収縮性水溶性
糸2を溶解除去する。収縮性水溶性糸2を溶解除去した
後も、布1のしわが熱固定されているのでしわがそのま
まの状態で維持され、(ニ)に示すようなしわが熱固定
された布1が得られる。
うに熱板6と台盤7の間に載置して熱プレスし、布1に
発生させたしわを熱固定する。熱プレスの条件として
は、温度が200〜220℃、圧力0.5〜0.9kg
/cm2 、時間は30〜40秒の範囲で選定する。しわ
を熱固定する方法としては上記の熱プレス以外に200
〜220℃の温度のオーブン中に2〜3分間放置するこ
とにより行つてもよい。しわが熱固定された布1を温度
70〜80℃の温水に2〜3分間浸漬して収縮性水溶性
糸2を溶解除去する。収縮性水溶性糸2を溶解除去した
後も、布1のしわが熱固定されているのでしわがそのま
まの状態で維持され、(ニ)に示すようなしわが熱固定
された布1が得られる。
【0012】別に、紙からなる昇華転写捺染シート基材
3に昇華性分散染料を含むインキを使用してグラビア印
刷方式等により昇華性インキ層4を形成して昇華転写捺
染シート5を作製する。しわが熱固定された布1に上記
昇華転写捺染シート5を重ね合わせて、(ホ)に示すよ
うに熱板6と台盤7間に載置して熱プレスすることによ
り昇華転写捺染を行う。昇華転写捺染の条件は、温度が
180〜200℃、圧力0.1〜0.5kg/cm2 、
時間は20〜30秒である。昇華転写捺染を行うことに
より、(ヘ)に示す断面構成を有する絞り染め状捺染布
が得られる。
3に昇華性分散染料を含むインキを使用してグラビア印
刷方式等により昇華性インキ層4を形成して昇華転写捺
染シート5を作製する。しわが熱固定された布1に上記
昇華転写捺染シート5を重ね合わせて、(ホ)に示すよ
うに熱板6と台盤7間に載置して熱プレスすることによ
り昇華転写捺染を行う。昇華転写捺染の条件は、温度が
180〜200℃、圧力0.1〜0.5kg/cm2 、
時間は20〜30秒である。昇華転写捺染を行うことに
より、(ヘ)に示す断面構成を有する絞り染め状捺染布
が得られる。
【0013】本発明の第1の製造方法にて昇華転写捺染
された布1の断面形状は(ヘ)に示すように、絞り状の
しわが形成され熱固定された状態の布1の、しわの凸部
のみが昇華転写捺染シート5の昇華性インキ層4に接触
した状態で昇華転写されて、凸部およびその近傍のみが
染着され染色部8が形成される。染色部8の状態は、凸
部の頂部は昇華性インキ層4と完全に接触するので濃色
に染色され、昇華性インキ層4との接触部から離れるに
したがつて凸部の近傍はボカシ状に淡く染色された絞り
染め状捺染布が得られる。
された布1の断面形状は(ヘ)に示すように、絞り状の
しわが形成され熱固定された状態の布1の、しわの凸部
のみが昇華転写捺染シート5の昇華性インキ層4に接触
した状態で昇華転写されて、凸部およびその近傍のみが
染着され染色部8が形成される。染色部8の状態は、凸
部の頂部は昇華性インキ層4と完全に接触するので濃色
に染色され、昇華性インキ層4との接触部から離れるに
したがつて凸部の近傍はボカシ状に淡く染色された絞り
染め状捺染布が得られる。
【0014】次に、本発明の絞り染め状捺染布の第2の
製造方法について図4に基づいて説明する。熱ないし水
により収縮する収縮性水溶性糸2を使用して布1に縫い
目模様を形成し、縫い目模様を形成した布1を加熱ない
し水に浸漬して収縮性水溶性糸2を収縮させ布1にしわ
を発生させる工程は第1の製造方法と同様である。図4
(イ)は収縮性水溶性糸2を使用して布1に縫い目模様
を形成した状態の断面を示し、(ロ)は収縮性水溶性糸
2を収縮させて布1にしわを発生させた状態の断面を示
す。
製造方法について図4に基づいて説明する。熱ないし水
により収縮する収縮性水溶性糸2を使用して布1に縫い
目模様を形成し、縫い目模様を形成した布1を加熱ない
し水に浸漬して収縮性水溶性糸2を収縮させ布1にしわ
を発生させる工程は第1の製造方法と同様である。図4
(イ)は収縮性水溶性糸2を使用して布1に縫い目模様
を形成した状態の断面を示し、(ロ)は収縮性水溶性糸
2を収縮させて布1にしわを発生させた状態の断面を示
す。
【0015】次いで、(ハ)に示すように、しわを発生
させた布1に昇華転写捺染シート5を重ね合わせて熱板
6と台盤7の間で熱プレスして、布1に昇華転写捺染を
行うと同時に布にしわを熱固定する。上記熱プレスによ
り布1に発生させたしわが押しつぶされて折り目が形成
された状態でしわが熱固定される、と同時にしわの凸部
に昇華転写捺染が施されて(ニ)の状態となる。上記の
昇華転写捺染と同時にしわを熱固定する工程の熱プレス
条件は、温度が180〜220℃、圧力0.5〜0.9
kg/cm2 、時間は30〜40秒の範囲で選定する。
させた布1に昇華転写捺染シート5を重ね合わせて熱板
6と台盤7の間で熱プレスして、布1に昇華転写捺染を
行うと同時に布にしわを熱固定する。上記熱プレスによ
り布1に発生させたしわが押しつぶされて折り目が形成
された状態でしわが熱固定される、と同時にしわの凸部
に昇華転写捺染が施されて(ニ)の状態となる。上記の
昇華転写捺染と同時にしわを熱固定する工程の熱プレス
条件は、温度が180〜220℃、圧力0.5〜0.9
kg/cm2 、時間は30〜40秒の範囲で選定する。
【0016】本発明の第2の製造方法において、収縮性
水溶性糸2にて縫い目模様を形成した布1を加熱して布
1にしわを発生させる工程と、しわを発生させた布1に
昇華転写捺染を施すと同時にしわの熱固定を行う工程と
を、それぞれ別工程にて実施するのではなく、収縮性水
溶性糸2にて縫い目模様を形成した布1を熱板6と台盤
7間に載置し熱板6と台盤7の間に所定の厚さのスペー
サーを挿入してプレスすることにより、布1に圧力が掛
からない状態で加熱して収縮性水溶性糸2を収縮させて
布1にしわを発生させた後に、スペーサーを除去し、し
わを発生させた布1に昇華転写捺染シート5を重ねて熱
板6と台盤7間で熱プレスする方法を採用してもよい。
上記のしわを発生させる加熱条件は温度180〜220
℃、時間20〜40秒の範囲がよく、昇華転写捺染およ
びしわの熱固定の条件は温度180〜220℃、圧力
0.5〜0.9kg/cm2 、時間20〜40秒の範囲
で設定するのがよい。
水溶性糸2にて縫い目模様を形成した布1を加熱して布
1にしわを発生させる工程と、しわを発生させた布1に
昇華転写捺染を施すと同時にしわの熱固定を行う工程と
を、それぞれ別工程にて実施するのではなく、収縮性水
溶性糸2にて縫い目模様を形成した布1を熱板6と台盤
7間に載置し熱板6と台盤7の間に所定の厚さのスペー
サーを挿入してプレスすることにより、布1に圧力が掛
からない状態で加熱して収縮性水溶性糸2を収縮させて
布1にしわを発生させた後に、スペーサーを除去し、し
わを発生させた布1に昇華転写捺染シート5を重ねて熱
板6と台盤7間で熱プレスする方法を採用してもよい。
上記のしわを発生させる加熱条件は温度180〜220
℃、時間20〜40秒の範囲がよく、昇華転写捺染およ
びしわの熱固定の条件は温度180〜220℃、圧力
0.5〜0.9kg/cm2 、時間20〜40秒の範囲
で設定するのがよい。
【0017】(ニ)に示す状態の昇華転写捺染しわ熱固
定工程が完了した布1は、70〜80℃の熱水に浸漬し
て収縮性水溶性糸2を溶解除去して、(ホ)に示す絞り
染め状捺染布が完成する。熱水に浸漬し収縮性水溶性糸
2を溶解除去した後においても熱固定されたしわはその
ままの状態が保たれる。この方法で製造された絞り染め
状捺染布においては、収縮性水溶性糸2のあつた部分は
染色されないので、白生地を使用して絞り染め状捺染布
を製造した場合には、熱収縮性水溶性糸2の部分が白地
となり意匠的に好ましくないので、前もつて淡色にてベ
タ染した生地を使用するのが好ましい。
定工程が完了した布1は、70〜80℃の熱水に浸漬し
て収縮性水溶性糸2を溶解除去して、(ホ)に示す絞り
染め状捺染布が完成する。熱水に浸漬し収縮性水溶性糸
2を溶解除去した後においても熱固定されたしわはその
ままの状態が保たれる。この方法で製造された絞り染め
状捺染布においては、収縮性水溶性糸2のあつた部分は
染色されないので、白生地を使用して絞り染め状捺染布
を製造した場合には、熱収縮性水溶性糸2の部分が白地
となり意匠的に好ましくないので、前もつて淡色にてベ
タ染した生地を使用するのが好ましい。
【0018】本発明の絞り染め状捺染布の製造方法にお
いて使用する布1としては、ポリエステル系繊維、ポリ
アミド系繊維、アクリル系繊維等の昇華性分散染料にて
染着できる繊維からなる生地が使用できる。使用する繊
維の種類により、昇華転写捺染工程、しわの熱固定工
程、昇華転写捺染しわ熱固定工程の温度、圧力、時間等
の諸条件を、上記の範囲内で使用する繊維の種類に適し
た条件を選定して実施するのがよい。収縮性水溶性糸2
は、加熱ないしは水に浸漬することにより収縮しかつ熱
水に浸漬することにより溶解する性質を備えていること
が必要であり、ポリビニルアルコール樹脂、水溶性ビニ
ロン樹脂等を紡糸し延伸した糸が好適に使用できる。収
縮性水溶性糸2としては、加熱ないしは水に浸漬するこ
とにより収縮させる場合の収縮率および収縮応力の大き
いものが好ましい。
いて使用する布1としては、ポリエステル系繊維、ポリ
アミド系繊維、アクリル系繊維等の昇華性分散染料にて
染着できる繊維からなる生地が使用できる。使用する繊
維の種類により、昇華転写捺染工程、しわの熱固定工
程、昇華転写捺染しわ熱固定工程の温度、圧力、時間等
の諸条件を、上記の範囲内で使用する繊維の種類に適し
た条件を選定して実施するのがよい。収縮性水溶性糸2
は、加熱ないしは水に浸漬することにより収縮しかつ熱
水に浸漬することにより溶解する性質を備えていること
が必要であり、ポリビニルアルコール樹脂、水溶性ビニ
ロン樹脂等を紡糸し延伸した糸が好適に使用できる。収
縮性水溶性糸2としては、加熱ないしは水に浸漬するこ
とにより収縮させる場合の収縮率および収縮応力の大き
いものが好ましい。
【0019】布に形成する縫い目の形状としては、角格
子状、菱形格子状、円形状、多角形状、平行直線状、平
行曲線状、それらの組み合わせ等任意であり、再現しよ
うとする絞り染め状捺染布の模様に適した形状を採用す
ればよい。縫い目模様を形成する方法についても手縫
い、ミシン縫い等任意であるし、縫い目の構造、縫い目
の粗さ等についても任意である。特に複雑な形状の縫い
目模様を形成したい場合には特殊なミシンを使用するか
ないしは手縫いにより実施する必要がある。収縮性水溶
性糸2を収縮させることにより発生する布1のしわの形
状は、布1の厚さ、種類、収縮性水溶性糸2の種類、太
さ、縫い目模様の形状、大きさ、縫い目の構造、縫い目
の粗さ等により変化するので、再現したい絞り染め状捺
染布の模様に合うように選定することが必要である。
子状、菱形格子状、円形状、多角形状、平行直線状、平
行曲線状、それらの組み合わせ等任意であり、再現しよ
うとする絞り染め状捺染布の模様に適した形状を採用す
ればよい。縫い目模様を形成する方法についても手縫
い、ミシン縫い等任意であるし、縫い目の構造、縫い目
の粗さ等についても任意である。特に複雑な形状の縫い
目模様を形成したい場合には特殊なミシンを使用するか
ないしは手縫いにより実施する必要がある。収縮性水溶
性糸2を収縮させることにより発生する布1のしわの形
状は、布1の厚さ、種類、収縮性水溶性糸2の種類、太
さ、縫い目模様の形状、大きさ、縫い目の構造、縫い目
の粗さ等により変化するので、再現したい絞り染め状捺
染布の模様に合うように選定することが必要である。
【0020】実施例1 ポリエステル繊維からなる厚さ184ミクロンの平織生
地(東レ、テトエース053A)に、収縮性水溶性糸
(株式会社ニチビ、ソルブロンSM−56)を使用し
て、縫い目間隔3mmのミシン縫いにより10mmの碁
盤目からなる格子柄の縫い目模様を形成して、縫い目模
様を形成した生地を200℃で30秒間加熱して収縮性
水溶性糸を収縮させて布にしわを発生させた。次いで、
しわを発生させた生地を、熱板と台盤の間に載置して、
温度200℃、圧力0.9kg/cm2 ,時間30秒の
条件で熱プレスしてしわを熱固定した後、80℃の温水
に3分間浸漬して収縮性水溶性糸を溶解除去したしわを
熱固定した生地を得た。一方厚さ40g/m2 の純白紙
に、赤色の分散染料10部とエチルセルロース8部とロ
ート油3部と溶剤79部とからなる昇華性赤インキを使
用して、グラビア印刷にてベタ刷りを行い赤色昇華転写
捺染シートを作製した。上記の収縮性水溶性糸を溶解除
去してしわを熱固定した生地に上記昇華転写捺染シート
を重ねて熱板と台盤の間に載置し、温度200℃、圧力
0.9kg/cm2 ,時間30秒の条件で昇華転写捺染
を施して絞り染め状に染色された捺染布を得た。上記で
得られた絞り染め状捺染布の洗濯、汗、摩擦、ドライク
リーニング等の染色堅牢度は4〜5級であり良好であつ
た。
地(東レ、テトエース053A)に、収縮性水溶性糸
(株式会社ニチビ、ソルブロンSM−56)を使用し
て、縫い目間隔3mmのミシン縫いにより10mmの碁
盤目からなる格子柄の縫い目模様を形成して、縫い目模
様を形成した生地を200℃で30秒間加熱して収縮性
水溶性糸を収縮させて布にしわを発生させた。次いで、
しわを発生させた生地を、熱板と台盤の間に載置して、
温度200℃、圧力0.9kg/cm2 ,時間30秒の
条件で熱プレスしてしわを熱固定した後、80℃の温水
に3分間浸漬して収縮性水溶性糸を溶解除去したしわを
熱固定した生地を得た。一方厚さ40g/m2 の純白紙
に、赤色の分散染料10部とエチルセルロース8部とロ
ート油3部と溶剤79部とからなる昇華性赤インキを使
用して、グラビア印刷にてベタ刷りを行い赤色昇華転写
捺染シートを作製した。上記の収縮性水溶性糸を溶解除
去してしわを熱固定した生地に上記昇華転写捺染シート
を重ねて熱板と台盤の間に載置し、温度200℃、圧力
0.9kg/cm2 ,時間30秒の条件で昇華転写捺染
を施して絞り染め状に染色された捺染布を得た。上記で
得られた絞り染め状捺染布の洗濯、汗、摩擦、ドライク
リーニング等の染色堅牢度は4〜5級であり良好であつ
た。
【0021】実施例2 実施例1と同様にして、184ミクロンの平織生地(東
レ、テトエース053A)に、収縮性水溶性糸(株式会
社ニチビ、ソルブロンSM−56)を使用して格子柄の
縫い目模様を形成し、縫い目模様を形成した生地を25
〜30℃の水に浸漬して収縮性水溶性糸を収縮させ、布
にしわを発生させた後に、80℃のオーブンにて3分間
乾燥した。その後、180℃のオーブンにて3分間放置
してしわを熱固定した後に、80℃の熱水に3分間浸漬
して収縮性水溶性糸を溶解除去してしわを熱固定した生
地を得た。この生地に実施例1と同様に昇華転写捺染を
施して絞り染め状捺染布を得た。上記で得られた絞り染
め状捺染布の洗濯、汗、摩擦、ドライクリーニング等の
染色堅牢度は4〜5級であり良好であつた。
レ、テトエース053A)に、収縮性水溶性糸(株式会
社ニチビ、ソルブロンSM−56)を使用して格子柄の
縫い目模様を形成し、縫い目模様を形成した生地を25
〜30℃の水に浸漬して収縮性水溶性糸を収縮させ、布
にしわを発生させた後に、80℃のオーブンにて3分間
乾燥した。その後、180℃のオーブンにて3分間放置
してしわを熱固定した後に、80℃の熱水に3分間浸漬
して収縮性水溶性糸を溶解除去してしわを熱固定した生
地を得た。この生地に実施例1と同様に昇華転写捺染を
施して絞り染め状捺染布を得た。上記で得られた絞り染
め状捺染布の洗濯、汗、摩擦、ドライクリーニング等の
染色堅牢度は4〜5級であり良好であつた。
【0022】実施例3 前もつて淡赤色にベタ染した実施例1と同一の生地を使
用して、実施例1と同様に、収縮性水溶性糸を使用して
格子柄の縫い目模様を形成し、温度200℃で30秒間
加熱して生地にしわを発生させた。次いで、しわを発生
させた生地に実施例1と同じ昇華転写捺染シートを重ね
合わせて熱板と台盤の間に載置して、温度200℃、圧
力0.9kg/cm2 ,時間30秒の条件で熱プレスす
ることにより、昇華転写捺染しわ熱固定工程を実施し
た。昇華転写捺染しわ熱固定工程が完了した生地を80
℃の温水に3分間浸漬して収縮性水溶性糸を溶解除去し
て縫い目模様の部分が目立たない絞り染め状に染色され
た捺染布を得た。上記で得られた絞り染め状捺染布の洗
濯、汗、摩擦、ドライクリーニング等の染色堅牢度は4
〜5級であり良好であつた。
用して、実施例1と同様に、収縮性水溶性糸を使用して
格子柄の縫い目模様を形成し、温度200℃で30秒間
加熱して生地にしわを発生させた。次いで、しわを発生
させた生地に実施例1と同じ昇華転写捺染シートを重ね
合わせて熱板と台盤の間に載置して、温度200℃、圧
力0.9kg/cm2 ,時間30秒の条件で熱プレスす
ることにより、昇華転写捺染しわ熱固定工程を実施し
た。昇華転写捺染しわ熱固定工程が完了した生地を80
℃の温水に3分間浸漬して収縮性水溶性糸を溶解除去し
て縫い目模様の部分が目立たない絞り染め状に染色され
た捺染布を得た。上記で得られた絞り染め状捺染布の洗
濯、汗、摩擦、ドライクリーニング等の染色堅牢度は4
〜5級であり良好であつた。
【0023】
【発明の効果】熱ないしは水により収縮する収縮性水溶
性糸にて布に所定の縫い目模様を形成して収縮性水溶性
糸を収縮させることにより布にしわを発生させた後に、
熱処理してしわを熱固定してから熱水に浸漬して収縮性
水溶性糸を溶解除去し、昇華転写捺染を行う方法、ない
しは、しわを発生させた布に昇華転写捺染を行うと同時
にしわを熱固定してから、熱水に浸漬して収縮性水溶性
糸を溶解除去する方法により、昇華転写捺染を行うこと
で、昇華転写捺染時に昇華転写捺染シートと接触したし
わの凸部の領域が濃色に、その近傍の領域が接触部から
離れるにつれて淡くなる絞り染状に染色することができ
るので、縫い目模様の形状、大きさ、熱収縮性水溶性糸
の種類等を変化させることにより、任意のしわ模様が形
成でき、しわ模様に対応したボカシ調柄を備えた絞り染
め状捺染布が得られる。
性糸にて布に所定の縫い目模様を形成して収縮性水溶性
糸を収縮させることにより布にしわを発生させた後に、
熱処理してしわを熱固定してから熱水に浸漬して収縮性
水溶性糸を溶解除去し、昇華転写捺染を行う方法、ない
しは、しわを発生させた布に昇華転写捺染を行うと同時
にしわを熱固定してから、熱水に浸漬して収縮性水溶性
糸を溶解除去する方法により、昇華転写捺染を行うこと
で、昇華転写捺染時に昇華転写捺染シートと接触したし
わの凸部の領域が濃色に、その近傍の領域が接触部から
離れるにつれて淡くなる絞り染状に染色することができ
るので、縫い目模様の形状、大きさ、熱収縮性水溶性糸
の種類等を変化させることにより、任意のしわ模様が形
成でき、しわ模様に対応したボカシ調柄を備えた絞り染
め状捺染布が得られる。
【図1】布に収縮性水溶性糸を使用して碁盤目状の縫い
目模様を形成した状態を示す図で、(イ)は平面図、
(ロ)は(イ)におけるI−I断面図。
目模様を形成した状態を示す図で、(イ)は平面図、
(ロ)は(イ)におけるI−I断面図。
【図2】本発明の方法にて図1に示す布に絞り染め状捺
染を施した状態の平面図。
染を施した状態の平面図。
【図3】本発明の絞り染め状捺染布の第1の製造方法を
説明する図。
説明する図。
【図4】本発明の絞り染め状捺染布の第2の製造方法を
説明する図。
説明する図。
1 布 2 収縮性水溶性糸 3 昇華転写捺染シート基材 4 昇華性インキ層 5 昇華転写捺染シート 6 熱板 7 台盤 8 染色部
Claims (2)
- 【請求項1】 収縮性水溶性糸を使用して布に縫い目模
様を形成する工程と、前記収縮性水溶性糸を収縮させて
前記布にしわを発生させる工程と、しわを発生させた前
記布のしわを熱固定する工程と、しわを熱固定した前記
布の前記収縮性水溶性糸を溶解除去する工程と、しわが
熱固定され前記収縮性水溶性糸が除去された前記布に昇
華転写捺染を行う工程とからなることを特徴とする絞り
染め状捺染布の製造方法。 - 【請求項2】 収縮性水溶性糸を使用して布に縫い目模
様を形成する工程と、前記収縮性水溶性糸を収縮させて
前記布にしわを発生させる工程と、しわを発生させた前
記布に昇華転写捺染行うと同時に前記布のしわを熱固定
する工程と、昇華転写捺染されしわが熱固定された前記
布の前記収縮性水溶性糸を溶解除去する工程とからなる
ことを特徴とする絞り染め状捺染布の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6275562A JPH08113883A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 絞り染め状捺染布の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6275562A JPH08113883A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 絞り染め状捺染布の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08113883A true JPH08113883A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17557184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6275562A Pending JPH08113883A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 絞り染め状捺染布の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08113883A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100389281B1 (ko) * | 2000-07-24 | 2003-06-25 | 백우진 | 테이프원단을 이용한 주름의류 및 그 제조방법 |
JP2015120992A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | 株式会社ニチビ | 染色物の製造方法 |
JP2018024958A (ja) * | 2016-08-11 | 2018-02-15 | 佐藤繊維株式会社 | 折り目模様を有する布製品及びその製造方法 |
CN108288431A (zh) * | 2018-02-23 | 2018-07-17 | 广东溢达纺织有限公司 | 热烫标签及其制备方法 |
CN115262254A (zh) * | 2022-08-26 | 2022-11-01 | 广州市生活在左服饰有限公司 | 一种高效的扎染方法 |
-
1994
- 1994-10-17 JP JP6275562A patent/JPH08113883A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100389281B1 (ko) * | 2000-07-24 | 2003-06-25 | 백우진 | 테이프원단을 이용한 주름의류 및 그 제조방법 |
JP2015120992A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | 株式会社ニチビ | 染色物の製造方法 |
JP2018024958A (ja) * | 2016-08-11 | 2018-02-15 | 佐藤繊維株式会社 | 折り目模様を有する布製品及びその製造方法 |
CN108288431A (zh) * | 2018-02-23 | 2018-07-17 | 广东溢达纺织有限公司 | 热烫标签及其制备方法 |
CN108288431B (zh) * | 2018-02-23 | 2019-12-10 | 广东溢达纺织有限公司 | 热烫标签及其制备方法 |
CN115262254A (zh) * | 2022-08-26 | 2022-11-01 | 广州市生活在左服饰有限公司 | 一种高效的扎染方法 |
CN115262254B (zh) * | 2022-08-26 | 2023-09-22 | 广州市生活在左服饰有限公司 | 一种高效的扎染方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5133819A (en) | Process for producing decorative articles | |
KR100974443B1 (ko) | 주름을 지닌 이중직물 및 그 제조방법 | |
JP2005248376A (ja) | 刺繍の製造方法 | |
JPH08218213A (ja) | しわ加工を施した衣服およびその製造方法 | |
JPH08113883A (ja) | 絞り染め状捺染布の製造方法 | |
US4466860A (en) | Method for producing etched patterns on textile fabrics | |
JPH0931839A (ja) | 絞り状しわを有する染色布および衣服の製造方法 | |
JP2004218170A (ja) | ポリ乳酸繊維含有布帛及びその繊維製品の転写捺染方法 | |
JP2000199175A (ja) | 凹凸シワを有する生地の製造方法 | |
JPH0860564A (ja) | 絞り染め状捺染布の製造方法 | |
JPH0931838A (ja) | 絞り状しわを有する染色布および衣服の製造方法 | |
KR200175179Y1 (ko) | 주름이 형성된 고신축성 의류 | |
JPH04327259A (ja) | 立体模様を有する布帛の製造方法 | |
US11332865B2 (en) | Method of producing a processed material | |
JP2572925B2 (ja) | 刺しゅうの染色方法 | |
JPH05214681A (ja) | 合成樹脂織布又は不織布の両面染色方法 | |
KR100426508B1 (ko) | 불규칙한 주름을 갖는 주름원단의 제조방법과 이에 의해제조한 주름원단 | |
KR100334847B1 (ko) | 주름이 형성된 고신축성 의류의 제조방법 및 그 의류 | |
JPH08120560A (ja) | 形態安定・形状記憶織レーベル | |
JPH09158034A (ja) | 凹部が染色されたしわを有する布およびその染色方法 | |
JPH04245951A (ja) | 染色織物及びその製造方法 | |
EP0266322A2 (en) | Process for the manufacture of blankets and product obtained from said process | |
US6523196B1 (en) | Shibori clothes manufacturing method, etc. and shibori clothes made by said manufacturing method | |
JPH09105074A (ja) | 絞り状しわを有する布の製造方法 | |
JPH06192956A (ja) | ラメ糸刺繍品及び捺染刺繍品の製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020910 |