JPH08113326A - 物品の搬送収容装置 - Google Patents
物品の搬送収容装置Info
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- JPH08113326A JPH08113326A JP27431094A JP27431094A JPH08113326A JP H08113326 A JPH08113326 A JP H08113326A JP 27431094 A JP27431094 A JP 27431094A JP 27431094 A JP27431094 A JP 27431094A JP H08113326 A JPH08113326 A JP H08113326A
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 フローラックへの物品収容の際に物品の搬入
・搬出を同一方向側から行って作業効率と格納効率とを
向上させる。 【構成】 フローラックを上下方向に傾斜が反対方向と
なるように緩傾斜して備えた物品搬送収容装置におい
て、搬入口及び搬出口の両側に前記物品またはパレット
の搭載受板を前記フローラックの緩傾斜に沿うように揺
動自在で、かつ昇降自在に設けたリフターを設置すると
共に、該リフターを並列隣設される物品搬送レーン方向
に移動自在に配備したことで、物品の管理が後入先出で
もよいもの、つまり、既に出荷のための品揃え準備が事
前に終了し、当該配送車両の到着積み込み待ちのための
一時保管物品、特定短期間の保管で一斉に出荷される物
品、並びに後入先出でも問題のない物品の保管につい
て、搬入搬出双方の作業がその都度ラックの周囲をフォ
ークリフトが廻ることなく循環移送して、一方側で作業
でき物品の搬入、搬出作業の省力化ができ、リフトの走
行通路も不用で物品保管スペースも増大して物品収容作
業能率並びに格納効率を著しく向上できる。
・搬出を同一方向側から行って作業効率と格納効率とを
向上させる。 【構成】 フローラックを上下方向に傾斜が反対方向と
なるように緩傾斜して備えた物品搬送収容装置におい
て、搬入口及び搬出口の両側に前記物品またはパレット
の搭載受板を前記フローラックの緩傾斜に沿うように揺
動自在で、かつ昇降自在に設けたリフターを設置すると
共に、該リフターを並列隣設される物品搬送レーン方向
に移動自在に配備したことで、物品の管理が後入先出で
もよいもの、つまり、既に出荷のための品揃え準備が事
前に終了し、当該配送車両の到着積み込み待ちのための
一時保管物品、特定短期間の保管で一斉に出荷される物
品、並びに後入先出でも問題のない物品の保管につい
て、搬入搬出双方の作業がその都度ラックの周囲をフォ
ークリフトが廻ることなく循環移送して、一方側で作業
でき物品の搬入、搬出作業の省力化ができ、リフトの走
行通路も不用で物品保管スペースも増大して物品収容作
業能率並びに格納効率を著しく向上できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、倉庫、その他物流施設
内に多数の物品を搬入出できるように収容する物品搬送
収容装置に関するものである。
内に多数の物品を搬入出できるように収容する物品搬送
収容装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、倉庫、配送センターなどの物流施
設内で多数の物品を取扱い、搬送収容する装置として
は、搬入出口があり、搬送始端側から終端側に向かって
緩傾斜するガイドレールからなる流動棚を持ったフロー
ラックから構成される搬送収容装置が知られている。こ
の搬送収容装置としては、物流施設内の平面方向及び高
さ方向に設置されたラックに多数のローラを回転自在に
設けた傾斜ガイドレールを取り付けて流動棚としたもの
であって、物品自体または物品を載置したパレットを人
手やフォークリフト等によって入庫口からガイドレール
上に載置すると、物品またはパレットの底面部がローラ
を回転させながら滑動すると共に、ガイドレールの傾斜
によって搬送終端に達し、ストッパ機構に当接して停止
するものであった。
設内で多数の物品を取扱い、搬送収容する装置として
は、搬入出口があり、搬送始端側から終端側に向かって
緩傾斜するガイドレールからなる流動棚を持ったフロー
ラックから構成される搬送収容装置が知られている。こ
の搬送収容装置としては、物流施設内の平面方向及び高
さ方向に設置されたラックに多数のローラを回転自在に
設けた傾斜ガイドレールを取り付けて流動棚としたもの
であって、物品自体または物品を載置したパレットを人
手やフォークリフト等によって入庫口からガイドレール
上に載置すると、物品またはパレットの底面部がローラ
を回転させながら滑動すると共に、ガイドレールの傾斜
によって搬送終端に達し、ストッパ機構に当接して停止
するものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
流動棚のある物品搬送収容装置では、搬入側端部の物品
入庫口側と搬出側端部の出庫口側とが定まっていて、一
方側から他方側へ物品を流動して取り扱っているため、
双方にフォークリフト通路を設け、フォークリフトの移
動は、入庫作業は搬入側端部の物品入庫口まで移動し、
また、出庫作業は搬出側端部まで移動しなければならな
かった。物品またはパレット単位で順番に配列保管され
ているときに、順番に出庫するものでは問題がないが、
荷物の中から一部のものだけ順番を狂わせてピッキング
する必要が生じた場合、搬出口に近いものから順番に取
り出し、目的の荷物まで、繰り返して出庫作業をして取
り出すが、出庫側で先に取り出した荷物を通路に積み上
げて置かなければならず、また、搬入口側にフォークリ
フトで廻って収容しなおさなければならない不便があっ
た。従って、その都度ラックの周囲を廻ってフォークリ
フトを移動させるため、走行距離も長く時間もかかり、
煩雑で作業性が悪かった。これを解決するために、通常
はラックの中央などを適宜分断し、フォークリフト走行
専用通路を設けることになるが、それだけ保管効率が低
減してしまうことの悪循環となり問題があった。本発明
は、これら従来の欠点を的確に排除し、物品の管理が後
入先出でもよいもの、つまり、既に出荷のための品揃え
準備が事前に終了し、当該配送車両の到着積み込み待ち
のための一時保管物品、特定短期間の保管で一斉に出荷
される物品、並びに後入先出でも問題のない物品の保管
について、搬入搬出双方の作業がその都度ラックの周囲
をフォークリフトが廻ることなく、一方向で作業できる
ようにすることによる作業性の著しい向上と、一方向の
フォークリフト通路が不要で物品格納効率の向上ができ
る物品搬送収容装置を提供することを目的としたもので
ある。
流動棚のある物品搬送収容装置では、搬入側端部の物品
入庫口側と搬出側端部の出庫口側とが定まっていて、一
方側から他方側へ物品を流動して取り扱っているため、
双方にフォークリフト通路を設け、フォークリフトの移
動は、入庫作業は搬入側端部の物品入庫口まで移動し、
また、出庫作業は搬出側端部まで移動しなければならな
かった。物品またはパレット単位で順番に配列保管され
ているときに、順番に出庫するものでは問題がないが、
荷物の中から一部のものだけ順番を狂わせてピッキング
する必要が生じた場合、搬出口に近いものから順番に取
り出し、目的の荷物まで、繰り返して出庫作業をして取
り出すが、出庫側で先に取り出した荷物を通路に積み上
げて置かなければならず、また、搬入口側にフォークリ
フトで廻って収容しなおさなければならない不便があっ
た。従って、その都度ラックの周囲を廻ってフォークリ
フトを移動させるため、走行距離も長く時間もかかり、
煩雑で作業性が悪かった。これを解決するために、通常
はラックの中央などを適宜分断し、フォークリフト走行
専用通路を設けることになるが、それだけ保管効率が低
減してしまうことの悪循環となり問題があった。本発明
は、これら従来の欠点を的確に排除し、物品の管理が後
入先出でもよいもの、つまり、既に出荷のための品揃え
準備が事前に終了し、当該配送車両の到着積み込み待ち
のための一時保管物品、特定短期間の保管で一斉に出荷
される物品、並びに後入先出でも問題のない物品の保管
について、搬入搬出双方の作業がその都度ラックの周囲
をフォークリフトが廻ることなく、一方向で作業できる
ようにすることによる作業性の著しい向上と、一方向の
フォークリフト通路が不要で物品格納効率の向上ができ
る物品搬送収容装置を提供することを目的としたもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、縦横に複数の
物品搬送レーンを形成した枠組に、物品または物品を載
置したパレットの搬入口及び搬出口を持ち、かつ多数の
ローラを回転自在に配設したフローラックを上下方向に
傾斜が反対方向となるように緩傾斜して備えた物品搬送
収容装置において、搬入口及び搬出口の両側に前記物品
またはパレットの搭載受板を前記フローラックの緩傾斜
に沿うように揺動自在で、かつ昇降自在に設けたリフタ
ーを設置すると共に、該リフターを並列隣設される物品
搬送レーン方向に移動自在に配備したことを特徴とする
物品の搬送収容装置である。
物品搬送レーンを形成した枠組に、物品または物品を載
置したパレットの搬入口及び搬出口を持ち、かつ多数の
ローラを回転自在に配設したフローラックを上下方向に
傾斜が反対方向となるように緩傾斜して備えた物品搬送
収容装置において、搬入口及び搬出口の両側に前記物品
またはパレットの搭載受板を前記フローラックの緩傾斜
に沿うように揺動自在で、かつ昇降自在に設けたリフタ
ーを設置すると共に、該リフターを並列隣設される物品
搬送レーン方向に移動自在に配備したことを特徴とする
物品の搬送収容装置である。
【０００５】
【作用】枠組の一方側の搬入口Ａからリフター４上の搭
載受板３にある物品Ｗを載置したパレットＰを緩傾斜し
たガイドレールの搬送始端に載置し、次で後続するパレ
ットＰを押し込むと、先行パレットがガイドレールのロ
ーラを回転させながらローラ１上に滑動し、フローラッ
ク２のガイドレール上に直列状態に収容されていって搬
送終端のリフター４1 にある搭載受板３1 に乗せられ、
該搭載受板３1 に突設した衝板、突起などのストッパ機
構５によって停止させられる。そして、上下のフローラ
ック２，２を対として使用する場合には、リフター４1
を上昇して直上の物品搬送レーンに移動したのち、前記
搭載受板３1 を反対方向に傾斜させパレットＰをフロー
ラック２上に緩傾斜で滑走させて前記搬入口Ａの上方レ
ーンが搬出口となって、ここから搬出されることとな
る。また、下方のレーンに戻すときには、リフター４の
搭載受板３を降下させて反対方向に揺動傾斜し、フロー
ラック２上に物品Ｗを搬入すればよい。従って、順番を
狂わせて、或いは必要な物品をピッキングする場合に
は、順送りしたパレットＰを上下レーンで循環移送して
目的の物品が搬出位置にくるまで、繰り出し繰り入れて
移動させればよく、この場合、搬入口Ａと搬出口Ｂとが
同じ側にあって搬入出をしても、また一方側を搬出口Ｂ
とする場合にも上下レーンで繰り出し入れして循環移送
して必要な物品を搬出することができる。そして搬出に
際しては、搬出口Ｂ側に設けたストッパ機構９を乗り越
えたり或いは取り除くことによりパレットＰが緩傾斜で
スムーズに押し出され、ここから順次搬出されることと
なる。そして物品搬出口群側で出庫作業をしている際
に、既に出荷のための品揃え準備が事前に終了し、当該
配送車両の到着積み込み待ちのための一時保管物品、特
定短期間の保管で一斉に出荷される物品、並びに後入先
出でも問題のない物品の保管について、搬入搬出双方の
作業がその都度ラックの周囲をフォークリフトが廻るこ
となく、一方向で作業でき、しかも誤って違った物品を
取り出したり、余分なものを戻したいなどの入替えの必
要が生じたときにも、搬入と搬出を同一の物品搬入出口
で処理することで、物品は入庫・出庫を自動的に切り替
えられ物品の先入れ、後出しで収容され、逐一フォーク
リフトを回送して物品を搬送する必要がなく同じ場所で
物品の出入れができ作業能率を大幅に向上し、格納面積
も有効利用ができて用いられる。
載受板３にある物品Ｗを載置したパレットＰを緩傾斜し
たガイドレールの搬送始端に載置し、次で後続するパレ
ットＰを押し込むと、先行パレットがガイドレールのロ
ーラを回転させながらローラ１上に滑動し、フローラッ
ク２のガイドレール上に直列状態に収容されていって搬
送終端のリフター４1 にある搭載受板３1 に乗せられ、
該搭載受板３1 に突設した衝板、突起などのストッパ機
構５によって停止させられる。そして、上下のフローラ
ック２，２を対として使用する場合には、リフター４1
を上昇して直上の物品搬送レーンに移動したのち、前記
搭載受板３1 を反対方向に傾斜させパレットＰをフロー
ラック２上に緩傾斜で滑走させて前記搬入口Ａの上方レ
ーンが搬出口となって、ここから搬出されることとな
る。また、下方のレーンに戻すときには、リフター４の
搭載受板３を降下させて反対方向に揺動傾斜し、フロー
ラック２上に物品Ｗを搬入すればよい。従って、順番を
狂わせて、或いは必要な物品をピッキングする場合に
は、順送りしたパレットＰを上下レーンで循環移送して
目的の物品が搬出位置にくるまで、繰り出し繰り入れて
移動させればよく、この場合、搬入口Ａと搬出口Ｂとが
同じ側にあって搬入出をしても、また一方側を搬出口Ｂ
とする場合にも上下レーンで繰り出し入れして循環移送
して必要な物品を搬出することができる。そして搬出に
際しては、搬出口Ｂ側に設けたストッパ機構９を乗り越
えたり或いは取り除くことによりパレットＰが緩傾斜で
スムーズに押し出され、ここから順次搬出されることと
なる。そして物品搬出口群側で出庫作業をしている際
に、既に出荷のための品揃え準備が事前に終了し、当該
配送車両の到着積み込み待ちのための一時保管物品、特
定短期間の保管で一斉に出荷される物品、並びに後入先
出でも問題のない物品の保管について、搬入搬出双方の
作業がその都度ラックの周囲をフォークリフトが廻るこ
となく、一方向で作業でき、しかも誤って違った物品を
取り出したり、余分なものを戻したいなどの入替えの必
要が生じたときにも、搬入と搬出を同一の物品搬入出口
で処理することで、物品は入庫・出庫を自動的に切り替
えられ物品の先入れ、後出しで収容され、逐一フォーク
リフトを回送して物品を搬送する必要がなく同じ場所で
物品の出入れができ作業能率を大幅に向上し、格納面積
も有効利用ができて用いられる。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例を図１乃至図８の例で説明
すると、縦横に複数の物品搬送レーンを形成した枠組
に、物品Ｗまたは物品を載置したパレットＰの搬入口Ａ
及び搬出口Ｂを持ち、かつ多数のローラ１を回転自在に
配設したフローラック２を上下方向に傾斜が反対方向と
なるように緩傾斜して備えたもので、このフローラック
２は所定間隔をあけて対で並設した両側ガイドレール
と、該ガイドレールに回転自在に軸支された多数のロー
ラ１とからなり、物品を載置したパレットＰを用いる場
合には搬送始端から搬送終端に向かって水平線に対し１
〜３度好ましくは１．５〜２度の傾斜角度でもって緩傾
斜してフローラック２を形成してあり、また物品Ｗの移
送の場合にはガイドレールは７〜１０度好ましくは７．
５〜９度の傾斜角度で配備してある。そして、この両側
ガイドレール間の中間には重量物などを収容する際に、
設計上，必要と認められる場合に限って中間レール１１
を備えていて、該両側ガイドレール上の長さ方向の適所
に配設したブレーキロール１３と中間掛止部材１０と、
小間隔毎に回転自在に軸支した案内ロール１２でパレッ
トＰの両側面を摺接するようにしてパレットＰの左右方
向の妄動防止に役立ててある。
すると、縦横に複数の物品搬送レーンを形成した枠組
に、物品Ｗまたは物品を載置したパレットＰの搬入口Ａ
及び搬出口Ｂを持ち、かつ多数のローラ１を回転自在に
配設したフローラック２を上下方向に傾斜が反対方向と
なるように緩傾斜して備えたもので、このフローラック
２は所定間隔をあけて対で並設した両側ガイドレール
と、該ガイドレールに回転自在に軸支された多数のロー
ラ１とからなり、物品を載置したパレットＰを用いる場
合には搬送始端から搬送終端に向かって水平線に対し１
〜３度好ましくは１．５〜２度の傾斜角度でもって緩傾
斜してフローラック２を形成してあり、また物品Ｗの移
送の場合にはガイドレールは７〜１０度好ましくは７．
５〜９度の傾斜角度で配備してある。そして、この両側
ガイドレール間の中間には重量物などを収容する際に、
設計上，必要と認められる場合に限って中間レール１１
を備えていて、該両側ガイドレール上の長さ方向の適所
に配設したブレーキロール１３と中間掛止部材１０と、
小間隔毎に回転自在に軸支した案内ロール１２でパレッ
トＰの両側面を摺接するようにしてパレットＰの左右方
向の妄動防止に役立ててある。
【０００７】搬入口Ａ及び搬出口Ｂの両側に，前記物品
ＷまたはパレットＰの搭載受板３，３1 を前記フローラ
ック２の緩傾斜に沿うように揺動自在で、かつ昇降自在
に設けたリフター４，４1 を設置すると共に、該リフタ
ー４，４1 を並列隣設される物品搬送レーン方向に移動
自在に配備してある。
ＷまたはパレットＰの搭載受板３，３1 を前記フローラ
ック２の緩傾斜に沿うように揺動自在で、かつ昇降自在
に設けたリフター４，４1 を設置すると共に、該リフタ
ー４，４1 を並列隣設される物品搬送レーン方向に移動
自在に配備してある。
【０００８】この場合、前記フローラック２としては、
上下縦方向に隣設される一対の物品搬送レーンにおい
て、互に反対方向に緩傾斜させて上から下へ、或いは下
から上へと循環移送して荷物の順送りができるようにし
てあるが、前記フローラック２が左右横方向に隣設され
る一対の物品搬送レーンにおいて互いに反対方向に緩傾
斜させてもよく、荷物の循環移送できるようにリフター
４，４1 をレール上に移動させて並列方向に荷物を順送
し保管タイプとすることもできる。
上下縦方向に隣設される一対の物品搬送レーンにおい
て、互に反対方向に緩傾斜させて上から下へ、或いは下
から上へと循環移送して荷物の順送りができるようにし
てあるが、前記フローラック２が左右横方向に隣設され
る一対の物品搬送レーンにおいて互いに反対方向に緩傾
斜させてもよく、荷物の循環移送できるようにリフター
４，４1 をレール上に移動させて並列方向に荷物を順送
し保管タイプとすることもできる。
【０００９】また、前記リフター４としては、物品Ｗま
たはパレットＰの搭載受板３が下流側にストッパ機構５
を備えたものであって、支柱３０に嵌装され昇降自在の
移動駒３１或いは該移動駒３１に連結したフレーム３２
に支軸３３で揺動自在に枢着されていると共に、受板の
傾斜駆動手段、例えばシリンダ６により傾斜支持し物品
Ｗ或いはパレットＰを受け入れられるようにし、かつ傾
斜角度を変えて、物品をフローラック２に流し込むよう
にしてあり、さらにリフター４を並列した隣のフローラ
ック２へ移動できるようにレール４０上の駆動輪４１或
いは転輪を介したその他の移動機構で移送位置させ荷物
の順送するようにしてある。
たはパレットＰの搭載受板３が下流側にストッパ機構５
を備えたものであって、支柱３０に嵌装され昇降自在の
移動駒３１或いは該移動駒３１に連結したフレーム３２
に支軸３３で揺動自在に枢着されていると共に、受板の
傾斜駆動手段、例えばシリンダ６により傾斜支持し物品
Ｗ或いはパレットＰを受け入れられるようにし、かつ傾
斜角度を変えて、物品をフローラック２に流し込むよう
にしてあり、さらにリフター４を並列した隣のフローラ
ック２へ移動できるようにレール４０上の駆動輪４１或
いは転輪を介したその他の移動機構で移送位置させ荷物
の順送するようにしてある。
【００１０】この場合、前記移動駒３１は回転螺軸３４
に螺合され、各螺軸３４をモータ３５によりチェン４３
で連動させて正逆回転して支柱３０中に昇降動させ、搭
載受板３を持ち上げ或いは下げて荷物の順送りができる
ようにしてあるが、螺軸３４に代えて移動チェン或いは
ラックピニオンの機構を用いることもできる。
に螺合され、各螺軸３４をモータ３５によりチェン４３
で連動させて正逆回転して支柱３０中に昇降動させ、搭
載受板３を持ち上げ或いは下げて荷物の順送りができる
ようにしてあるが、螺軸３４に代えて移動チェン或いは
ラックピニオンの機構を用いることもできる。
【００１１】前記パレットＰは、その底面両側部に鋼板
や硬質樹脂板等の平滑面を有する帯状の滑板を全長に亘
って固着してあり、これらの滑板の下面を前記フローラ
ック２の両側ガイドレールにあるローラ１上に滑動させ
るようにしてある。そして、両側ガイドレールの搬送終
端に配設したストッパ機構５０、例えばストッパ壁、突
起、ストッパロール、開閉板、突起のある逆傾斜板など
を選んで配設してある。また、前記フローラック２は、
倉庫内等に枠組された中に水平方向並びに高さ方向に多
数列配設され、この枠組の一方側をパレットの搬入出口
として他方側を衝壁例えば仕切壁或いは高さの低いスト
ッパ壁やストッパ機構のある突起などの当接部材などで
構成したフローラック２に形成して物品の先入れ後出し
タイプの構成として一方側にしかスペースがとれない施
設に有効に用いられる。
や硬質樹脂板等の平滑面を有する帯状の滑板を全長に亘
って固着してあり、これらの滑板の下面を前記フローラ
ック２の両側ガイドレールにあるローラ１上に滑動させ
るようにしてある。そして、両側ガイドレールの搬送終
端に配設したストッパ機構５０、例えばストッパ壁、突
起、ストッパロール、開閉板、突起のある逆傾斜板など
を選んで配設してある。また、前記フローラック２は、
倉庫内等に枠組された中に水平方向並びに高さ方向に多
数列配設され、この枠組の一方側をパレットの搬入出口
として他方側を衝壁例えば仕切壁或いは高さの低いスト
ッパ壁やストッパ機構のある突起などの当接部材などで
構成したフローラック２に形成して物品の先入れ後出し
タイプの構成として一方側にしかスペースがとれない施
設に有効に用いられる。
【００１２】このように物品Ｗを載置したパレットＰを
フォークリフト等によって搬入口Ａ側から所望のフロー
ラック２上に載置し、次で後続のパレットを押し込む
と、先行パレットＰがガイドレールのローラ１を回転さ
せながら滑動すると共に、案内ロール１２によって左右
方向の妄動を防止されながらフローラック２上に移動
し、ストッパ５０に当接して停止して多数のパレットが
両側ガイドレール上に順次直列状態にして収容される。
次に、物品Ｗを載置したパレットＰを取り出すには、搬
出口Ｂ側に設けたストッパ機構５０を下げてパレットＰ
をリフター４1 の搭載受板３1 に搬出する。そして後続
する次のパレットＰは、搬出したパレットＰのあった位
置にフローラック２のガイドレール上を移動し、前記搬
入口Ａにまで滑動し、リフター４の搭載受板３を介して
取り出すことができる。従って出庫作業中に入庫作業の
必要が生じた時或いは、万一指示物品でない物品を取出
してしまったり、余分の物品を戻したい場合、或いは入
替作業時などのとき、フォークリフトが出庫口側から入
庫口側へその都度走り廻ることなく一括して処理でき作
業性を大幅に向上し、省力化に役立たせることができ
る。
フォークリフト等によって搬入口Ａ側から所望のフロー
ラック２上に載置し、次で後続のパレットを押し込む
と、先行パレットＰがガイドレールのローラ１を回転さ
せながら滑動すると共に、案内ロール１２によって左右
方向の妄動を防止されながらフローラック２上に移動
し、ストッパ５０に当接して停止して多数のパレットが
両側ガイドレール上に順次直列状態にして収容される。
次に、物品Ｗを載置したパレットＰを取り出すには、搬
出口Ｂ側に設けたストッパ機構５０を下げてパレットＰ
をリフター４1 の搭載受板３1 に搬出する。そして後続
する次のパレットＰは、搬出したパレットＰのあった位
置にフローラック２のガイドレール上を移動し、前記搬
入口Ａにまで滑動し、リフター４の搭載受板３を介して
取り出すことができる。従って出庫作業中に入庫作業の
必要が生じた時或いは、万一指示物品でない物品を取出
してしまったり、余分の物品を戻したい場合、或いは入
替作業時などのとき、フォークリフトが出庫口側から入
庫口側へその都度走り廻ることなく一括して処理でき作
業性を大幅に向上し、省力化に役立たせることができ
る。
【００１３】前記中間レール１１にはブレーキ用のロー
ル１３を配備してパレットＰの滑動速度の制動ができる
ようにしてあるが、必要に応じこの中間レール１３は省
略することもできる。また前記ストッパ機構５０は着脱
自在のピンやＬ字形突起に代用することもできるし、そ
の他のストッパ部材を用いることができる。さらにフロ
ーラック２の前記ガイドレールも必要に応じ枠組の中に
取替えや補修ができるように着脱自在に装備するのがよ
い。
ル１３を配備してパレットＰの滑動速度の制動ができる
ようにしてあるが、必要に応じこの中間レール１３は省
略することもできる。また前記ストッパ機構５０は着脱
自在のピンやＬ字形突起に代用することもできるし、そ
の他のストッパ部材を用いることができる。さらにフロ
ーラック２の前記ガイドレールも必要に応じ枠組の中に
取替えや補修ができるように着脱自在に装備するのがよ
い。
【００１４】図９の例では、支柱３０に嵌装される移動
駒３１にチェン３６を連結して、該チェン３６をチェン
ホイール３７に架装してモータ３８で正逆回転させ、移
動駒３１を支柱３０に沿って昇降動させ、移動駒３１，
３１に連結したホルダー３９を介して物品搭載受板３を
上下動させるリフター４としたもので、搭載受板３は支
軸３３で揺動自在にホルダー３９に備えられ、シリンダ
６1 で上下方向に傾斜維持できるようにし、フローラッ
ク２からの物品の受取り並びにフローラック２への送り
出しが行えるようにしてある。
駒３１にチェン３６を連結して、該チェン３６をチェン
ホイール３７に架装してモータ３８で正逆回転させ、移
動駒３１を支柱３０に沿って昇降動させ、移動駒３１，
３１に連結したホルダー３９を介して物品搭載受板３を
上下動させるリフター４としたもので、搭載受板３は支
軸３３で揺動自在にホルダー３９に備えられ、シリンダ
６1 で上下方向に傾斜維持できるようにし、フローラッ
ク２からの物品の受取り並びにフローラック２への送り
出しが行えるようにしてある。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、縦横に複数の物品搬送レーン
を形成した枠組に、物品または物品を載置したパレット
の搬入口及び搬出口を持ち、かつ多数のローラを回転自
在に配設したフローラックを上下方向に傾斜が反対方向
となるように緩傾斜して備えた物品搬送収容装置におい
て、搬入口及び搬出口の両側に前記物品またはパレット
の搭載受板を前記フローラックの緩傾斜に沿うように揺
動自在で、かつ昇降自在に設けたリフターを設置すると
共に、該リフターを並列隣設される物品搬送レーン方向
に移動自在に配備したことにより、物品の搬入・搬出が
一方側からできるので、物品の管理が後入先出でもよい
ものや、配列順の中から必要な荷物の出荷、つまり、既
に出荷のための品揃え準備が事前に終了し、当該配送車
両の到着積み込み待ちのための一時保管物品、特定短期
間の保管で一斉に出荷される物品、並びに後入先出でも
問題のない物品の保管について、搬入搬出双方の作業が
その都度ラックの周囲をフォークリフトが廻ることな
く、循環移送して一方向で作業でき物品の入替え作業や
誤作業の修正をも簡便に行なえ物品の搬入、搬出作業の
省力化ができリフトの走行通路も不用で物品保管スペー
スも増大して物品収容作業能率並びに格納効率を著しく
向上できる。
を形成した枠組に、物品または物品を載置したパレット
の搬入口及び搬出口を持ち、かつ多数のローラを回転自
在に配設したフローラックを上下方向に傾斜が反対方向
となるように緩傾斜して備えた物品搬送収容装置におい
て、搬入口及び搬出口の両側に前記物品またはパレット
の搭載受板を前記フローラックの緩傾斜に沿うように揺
動自在で、かつ昇降自在に設けたリフターを設置すると
共に、該リフターを並列隣設される物品搬送レーン方向
に移動自在に配備したことにより、物品の搬入・搬出が
一方側からできるので、物品の管理が後入先出でもよい
ものや、配列順の中から必要な荷物の出荷、つまり、既
に出荷のための品揃え準備が事前に終了し、当該配送車
両の到着積み込み待ちのための一時保管物品、特定短期
間の保管で一斉に出荷される物品、並びに後入先出でも
問題のない物品の保管について、搬入搬出双方の作業が
その都度ラックの周囲をフォークリフトが廻ることな
く、循環移送して一方向で作業でき物品の入替え作業や
誤作業の修正をも簡便に行なえ物品の搬入、搬出作業の
省力化ができリフトの走行通路も不用で物品保管スペー
スも増大して物品収容作業能率並びに格納効率を著しく
向上できる。
【図１】本発明の実施例を示す側面図である。
【図２】実施例の一部の斜視図である。
【図３】図２の実施例の一部の斜視図である。
【図４】実施例の要部の一部の平面図である。
【図５】図４の例の側面図である。
【図６】実施例の要部の一部の拡大斜視図である。
【図７】実施例のリフターの平面図である。
【図８】図７の一部の斜視図である。
【図９】本発明のリフターの他の実施例の一部の斜視図
である。
である。
Ａ 搬入口 Ｂ 搬出口 Ｐ パレット Ｗ 物品 １ ローラ ２ フローラック ３，３1 搭載受板 ４，４1 リフター ５ ストッパ機構 ６，６1 シリンダ １１ 中間レール １２ 案内ロール １３ ブレーキロール ３０ 支柱 ３１ 移動駒 ３２ フレーム ３３ 支軸 ３４ 螺軸 ５０ ストッパ機構
Claims (4)
- 【請求項１】 縦横に複数の物品搬送レーンを形成した
枠組に、物品または物品を載置したパレットの搬入口及
び搬出口を持ち、かつ多数のローラを回転自在に配設し
たフローラックを上下方向に傾斜が反対方向となるよう
に緩傾斜して備えた物品搬送収容装置において、搬入口
及び搬出口の両側に前記物品またはパレットの搭載受板
を前記フローラックの緩傾斜に沿うように揺動自在で、
かつ昇降自在に設けたリフターを設置すると共に、該リ
フターを並列隣設される物品搬送レーン方向に移動自在
に配備したことを特徴とする物品搬送収容装置。 - 【請求項２】 前記フローラックが、上下縦方向に隣設
される一対の物品搬送レーンにおいて、互に反対方向に
緩傾斜されている請求項１記載の物品搬送収容装置。 - 【請求項３】 前記フローラックが、左右横方向に隣設
される一対の物品搬送レーンにおいて互に反対方向に緩
傾斜されている請求項１または２記載の物品搬送収容装
置。 - 【請求項４】 前記物品またはパレットの搭載受板が、
下流側にストッパを備えたものであって、昇降自在の移
動駒に揺動自在に枢着されて傾斜保持すると共に、受板
の傾斜駆動手段を備えている請求項１，２または３記載
の物品搬送収容装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27431094A JPH08113326A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 物品の搬送収容装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27431094A JPH08113326A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 物品の搬送収容装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08113326A true JPH08113326A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17539870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27431094A Pending JPH08113326A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 物品の搬送収容装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08113326A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006118939A1 (en) * | 2005-05-02 | 2006-11-09 | The Procter & Gamble Company | Personal care composition |
| JP2010234835A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Toyota Motor Corp | 自動搬送装置 |
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-
1994
- 1994-10-14 JP JP27431094A patent/JPH08113326A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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