JPH08111677A - 同期装置 - Google Patents

同期装置

Info

Publication number
JPH08111677A
JPH08111677A JP6270180A JP27018094A JPH08111677A JP H08111677 A JPH08111677 A JP H08111677A JP 6270180 A JP6270180 A JP 6270180A JP 27018094 A JP27018094 A JP 27018094A JP H08111677 A JPH08111677 A JP H08111677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing
value
correction
memory
correlation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6270180A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3207057B2 (ja
Inventor
Katsuhiko Hiramatsu
勝彦 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP27018094A priority Critical patent/JP3207057B2/ja
Publication of JPH08111677A publication Critical patent/JPH08111677A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3207057B2 publication Critical patent/JP3207057B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信状態に影響されずに、送信側と受信側と
のクロック差を正しく検出することができる同期装置を
提供する。 【構成】 A/D変換1、2した受信信号と既知パタン
5との相関処理4を行なって送信時に信号に挿入された
既知パタンの受信時期を検出し、送信機に対する受信機
のタイミングずれを補正する同期装置において、A/D
変換のサンプリング周期で行なわれる相関処理により得
られた各相関値を領域を分けて記憶する記憶手段10と、
この相関値の最大値から既知パタンの受信時期を検出
し、送信機に対する受信機のタイミングずれを求める検
出手段10とを設ける。相関値の最大値から既知パタンの
受信時期を検出しているので、回線状態によらずに、最
も確からしい受信時期を検出でき、タイミングずれを的
確に補正できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信機とのクロックの
ずれを検出して補正する受信機の同期装置に関し、特
に、受信状態の影響を受けずに正しく動作するように構
成したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信のディジタル化は目ざましい
勢いで進んでいる。通信機器では送信機の基本周波数と
受信機の基本周波数を正確に合わせることが困難であ
る。そこで、送信信号に既知のパタンを加えて送信し、
受信側でその既知のパタンを検出することにより送信機
と受信機とのクロック差を検出し、受信機の基本周波数
を送信側に合わせることが行なわれている。このため
に、クロックの差を検出する回路とタイミング補正を行
なう回路とは非常に重要である。
【0003】クロック差の検出機能を備えた従来の同期
装置の例を図11に示す。この装置は、受信信号の直交
成分をA/D変換するA/D変換器1と、受信信号の同
相成分をA/D変換するA/D変換器2と、変換された
ディジタルデータを格納するメモリA3と、既知の信号
パタンを格納しているメモリB5と、メモリA3に格納
された信号とメモリB5に格納された信号との複素相関
を求める複素相関器4と、複素相関器4で求められた相
関結果を閾値と比較する比較回路6と、比較回路6から
出力される比較結果を順次領域を変えて格納するメモリ
C8と、比較結果のメモリC8への格納位置を振り分け
る切換スイッチ7と、既知パタンの実際の受信時刻と受
信機の仮定している既知パタンの受信時刻との差からタ
イミングずれを検出するタイミング差検出回路9とを備
えている。
【0004】この装置のA/D変換器1、2、メモリA
3及び複素相関器4は動作タイミングAに同期して動作
し、切換スイッチ7は動作タイミングBに、また、タイ
ミング差検出回路9は動作タイミングCに同期して動作
する。
【0005】この同期装置では、既知の送信パタンの受
信された時刻を検出するために、受信信号とメモリB5
に格納されている既知のパタンとの複素相関を複素相関
器4で求める。この複素相関演算の結果は、タイミング
が合っているときは1に近い値を取り、タイミングが前
方または後方にずれている場合はタイミングが最も合っ
ている時刻を中心にほぼ対称な形となる。
【0006】この複素相関結果をある閾値と比較して、
閾値よりも大きいときは、“1”、それ以外は“0”に
なるように量子化すると、“1”が連続して出力する時
刻の中心の時刻が既知のパタンの受信時刻となる。タイ
ミング差検出回路9は、この既知のパタンの受信時刻と
受信機の仮定している既知のパタンの受信時刻との差か
らタイミング差を検出して出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の同期装
置では、受信信号と既知パタンとの相関結果を一定の閾
値と比較して“1”または“0”の量子化データを得て
いるため、回線状態の良、不良によって量子化データの
検出に誤差が発生する場合がある。つまり、回線状態が
良好で受信レベルが高い場合には、相関結果が大きく現
れるため、受信信号の既知パタンに対する相関が低くて
も量子化データが“1”になったり、逆に、回線状態が
不良で受信レベルが低い場合には、相関結果が小さく現
れるために、受信信号が既知パタンと一致しているとき
でも“0”となるケースがある。
【0008】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、受信状態に影響されずに、送信側と受信
側とのクロック差を正しく検出することができ、また、
この検出結果を基に的確にタイミングを補正することが
できる同期装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、A
/D変換した受信信号と既知パタンとの相関処理を行な
って送信時に信号に挿入された既知パタンの受信時期を
検出し、送信機に対する受信機のタイミングずれを補正
する同期装置において、A/D変換のサンプリング周期
で行なわれる相関処理により得られた各相関値を領域を
分けて記憶する記憶手段と、この相関値の最大値から既
知パタンの受信時期を検出し、送信機に対する受信機の
タイミングずれを求める検出手段とを設けている。
【0010】また、検出手段の求めたタイミングずれを
補正する補正手段を設けている。
【0011】また、補正手段が、A/D変換のサンプリ
ング周期よりも短い時間幅でタイミングずれの補正を行
なうように構成している。
【0012】また、補正手段を、検出手段の求めたタイ
ミングずれの大きさが閾値を超えたときに補正信号を出
力する補正信号出力手段と、この補正信号を用いてタイ
ミングずれを補正する補正実行手段とで構成している。
【0013】また、補正実行手段を、同一周期で一定数
まで繰返し計数するカウンタで構成し、このカウンタ
が、補正信号に応じて、数えはじめの値を変更するよう
に形成している。
【0014】また、このカウンタが、A/D変換のサン
プリング周期よりも短い周期で計数するように構成して
いる。
【0015】また、閾値を、同期引き込みの開始時には
小さく、その後に増加するように変更する閾値変更手段
を設けている。
【0016】さらに、検出手段の求めたタイミングずれ
の大きさを強調する重み付け手段を設けている。
【0017】
【作用】そのため、相関値の最大値から既知パタンの受
信時期を検出しているので、回線状態によらずに、最も
確からしい受信時期を検出することができ、タイミング
ずれを的確に補正することができる。
【0018】タイミングずれの補正の刻み幅が小さい
程、的確な補正が可能になるが、A/D変換のサンプリ
ング時間幅を狭くしてそれを実現しようとすると、高速
動作の素子が必要になり、装置の価格、消費電力がとも
に上昇する。この補正の刻み幅を補正手段の機能を通じ
て小さくすることにより、こうしたデメリットを生ぜず
に正確なタイミング補正が可能になる。例えば、補正手
段を構成するカウンタの計数の周期を半分にすることに
よって、1つのカウンタ値を補正したときの補正の刻み
幅を半分にすることができる。
【0019】また、検出手段の求めたタイミングずれの
検出値または累積値の大きさが閾値を超えた場合に補正
信号を出力し、この補正信号に基づいてタイミング補正
を実行する装置では、閾値を同期引き込み当初には小さ
く、その後に大きくすることにより、同期引き込み直後
のタイミングずれが大きい時期に、迅速なタイミング補
正が行なわれ、動作が安定した段階で緩やかな補正に移
行する。
【0020】また、検出手段の求めたタイミングずれの
検出値に重み付けを加えて、タイミングずれを強調した
場合には、ずれが大きいときに閾値を直ぐに超えるた
め、迅速なタイミング補正が実行される。逆に、ずれが
小さい状態では、安定的なタイミング補正が行なわれ
る。
【0021】
【実施例】
(第1実施例)第1実施例の同期装置は、図1に示すよ
うに、従来の同期装置(図11)と同様に、A/D変換
器1、2、メモリA3、メモリB5及び複素相関器4を
具備するとともに、複素相関器4によって算出された相
関値の最大値から既知パタンの受信時刻を検出するタイ
ミング差検出回路10を備えている。
【0022】このタイミング差検出回路10は、図3に示
すように、複素相関器4から出力される相関値を順次領
域を変えて格納するメモリD12と、相関値のメモリD12
への格納位置を振り分ける切換スイッチ11と、メモリD
12に格納された相関値の中の最大値を検出する最大値検
出回路13とを具備している。
【0023】また、送信信号のフレームフォーマットを
図2に示している。この例では、クロック差を検出する
ための既知のパタン(同期ワード1、2、3。通常、こ
の既知の信号を同期ワードや同期シンボルと呼んでい
る)が送信信号の中央に配置されている。シンボル長は
Nシンボルであり、この例ではN=25である。
【0024】この同期装置のA/D変換器1、2は、送
信機と受信機とのクロック差を検出するために、受信信
号を送信機の1シンボルの時間間隔のn倍のサンプリン
グレートでサンプリングしてディジタルデータに変換す
る。このサンプリングを一般にシンボルレートのn倍で
オーバーサンプリングすると言う。本実施例ではn=
4、即ち、4倍のオーバーサンプリングを行なう。一般
的にこのオーバーサンプリング比が高いほど精度良くタ
イミングずれを検出できるが、装置化する場合には高価
格、高消費電力となる。
【0025】A/D変換器1、2のサンプリングタイミ
ングは、動作タイミングAに同期して行なわれ、A/D
変換器1、2で変換されたディジタルデータは、動作タ
イミングAによってメモリA3に格納される。
【0026】送信信号の中に同期ワードがMシンボル含
まれている場合、複素相関器4は、メモリA3に格納さ
れた受信信号から同期ワード分(Mシンボル)のデータ
を取り出して、メモリB5に蓄えられている既知の同期
ワードとの間の相関演算を行なう。
【0027】いま、受信信号s(t)を式1によって、 s(t)=I(t)+jQ(t) (式1) (但し、I(t):同相成分、Q(t):直交成分)と
表す。メモリA3には時刻nTのデータからMシンボル
分のサンプルが蓄えられており、これをI(iT)+j
Q(iT)と表す。また、メモリB5に蓄えられている
既知のパタンの同相成分をI0(t)、直交成分をQ
0(t)とするとき、相関演算は式2によって行なわれ
る。
【数2】 メモリA3に蓄えられたiシンボル目のデータが同期ワ
ードであるとき、その同相成分はI0(iT)、直交成分
はQ0(iT)である。従って、同期ワードの受信時刻に
おいては、相関演算の結果は、式2よりu=1となる。
このように相関演算の結果は、送信信号と受信信号との
波形が最も似ているとき、即ち、タイミングが最も合っ
ているときに1に近づく。
【0028】この複素相関器4の動作は動作タイミング
Aに同期して行なわれる。
【0029】タイミング差検出回路10では、複素相関器
4から出力された相関結果の内、受信機の仮定している
最適タイミングを中心として、その前後のある時間分の
相関値だけをメモリD12の各領域に順番に格納する。こ
のメモリD12のデータ更新は動作タイミングBに同期し
て行なわれる。
【0030】最大値検出器13は、このメモリD12に格納
された相関結果の中から、既知パタンの受信時刻を表す
と思われる最も確からしい相関値を検出する。本実施例
では相関値は理想的な場合は1であるから、相関値の中
で最も大きい値を取る時刻が最も確からしい受信時刻と
なる。最大値検出器13は、相関値の中の最大値を検出
し、受信機の仮定している最適タイミングと、検出した
最大値に対応する最適タイミングとのタイミング差を出
力する。最大値検出器13のこの動作は、動作タイミング
Cに同期して行なわれる。
【0031】このタイミング差は次のように求めること
ができる。
【0032】A/D変換器1、2のサンプリングクロッ
クが入力する度にカウントアップし、0からn×N−1
の間の値を取ることができるカウンタを用意し、このカ
ウンタのカウンタ値に応じてメモリD12への相関値の格
納を制御することにする。但し、nはA/D変換器のオ
ーバーサンプリング比、Nは1フレームのシンボル数で
ある。カウンタの値のxの時が受信機の仮定している最
適タイミングであり、また、カウンタの値がyの時に実
際の同期ワードが受信されたとすると、クロックずれは
式3で与えられる。 ΔT=x−y (式3)
【0033】いま、メモリD12の各領域の中心に位置す
る領域、つまり、受信機の仮定している最適タイミング
の相関値が格納される領域のインデックスを0とし、そ
の前後の各領域にそれぞれ、前方の領域には正の、後方
の領域には負の連続番号のインデックスを付す。カウン
タのカウンタ値が一定数に達したときの複素相関器4の
出力する相関結果が、このメモリD12の最も大きいイン
デックスの領域に格納され、カウンタ値の増加に伴って
相関結果の格納領域が順番に隣に移り、カウンタ値がx
のときの相関値がインデックス0の領域に格納されるも
のとする。
【0034】こうした順序で格納された相関値の最大値
がインデックスiの領域に在ることが検出されたとする
と、その最大値が格納された、実際の同期ワードの受信
時刻に対応するカウンタ値yは、x−iとなる。従っ
て、式3から求めたタイミング差はiとなる。つまり、
最大値検出器13は、相関値の最大値を検出し、それを格
納している領域のインデックスを出力することによっ
て、タイミング差を出力することができる。
【0035】このように、実施例の同期装置では、相関
値の最大値を検出し、これを基に同期ワードの最も確か
らしい受信時刻を求めている。そのため、相関結果と閾
値との比較で既知のパタンの受信時刻を検出する従来の
装置のように、受信状態が良い場合には誤って既知パタ
ンを検出し、受信状態が悪い場合には既知パタンを検出
しないという事態が無くなり、受信状態に依らずに安定
して最も確からしいタイミングを検出することができる (第2実施例)第2実施例の同期装置は、検出したタイ
ミング差に基づいてタイミングの補正を実行する。
【0036】この同期装置は、図4に示すように、タイ
ミング差検出回路10によって検出されたタイミング差を
用いてカウントを補正する補正付きループカウンタ14
と、補正付きループカウンタ14から出力される補正済の
カウント値に基づいてタイミング信号を出力するデコー
ダ15とを備えている。また、この補正付きループカウン
タ14には、A/D変換器1、2のサンプリングクロック
と同じ動作タイミングAが与えられ、また、タイミング
差検出回路10には、メモリD12の更新及びタイミング差
の検出の動作のために、デコーダ15から補正済のカウン
ト値に基づいて形成されたタイミング信号が出力され
る。その他の構成は第1実施例の装置と変わりがない。
【0037】補正付きループカウンタ14は、図5に示す
ように、1フレームごとに検出されるクロック差と前フ
レームまでのクロック差とを加算する加算器A16と、加
算器A16から出力され、次に加算器A16で加算されるデ
ータを記憶するメモリE17と、加算器A16の出力を閾値
と比較する比較器A18と、補正したカウンタ値を出力す
る加算器B20と、加算器B20の出力を記憶するメモリF
21と、加算器B20への接続を比較器A18またはメモリF
21に切換える切換えスイッチ19と、加算器B20のカウン
タ値がn×N−1に達したときに切換えスイッチ19の接
続を切換え、また、メモリF21をリセットする比較器B
22とを備えている。
【0038】この加算器A16は、メモリE17と共働し
て、入力するクロック差を加算し、その累積加算値を比
較器A18に出力する。比較器A18は、この加算結果を閾
値(z>0)と比較する。この比較器A18は、以下のよ
うな動作をする。
【0039】(a)加算結果>Z 加算値A16の出力する加算結果がZより大きいときは、
受信機の仮定している最適タイミングに対して同期ワー
ドが前方にずれて受信されているので、受信機のタイミ
ングを前方に補正する必要がある。このとき比較器A18
は、補正値として0を出力する。同時に比較器A18はメ
モリE17をリセットする。
【0040】(b)加算結果<−Z 加算値A16の出力する加算結果が−Zより小さいとき
は、受信機の仮定している最適タイミングに対して同期
ワードが後方にずれて受信されているので、受信機のタ
イミングを後方に補正する必要がある。このとき比較器
A18は、補正値として−2を出力する。同時に比較器A
18はメモリE17をリセットする。
【0041】(c)Z≧加算結果≧−Z 加算値A16の出力する加算結果がZと−Zとの間にある
ときは、比較器A18は補正値として−1を出力する。
【0042】加算器B20は、A/D変換器1、2のサン
プリングクロックと同じ動作タイミングAで、比較器A
18またはメモリF21の出力値に1を加算し、カウンタ値
として出力する。通常の状態では、加算器B20は、メモ
リF21側に接続され、メモリF21に記憶された前回のカ
ウンタ値に1を加算することにより、カウンタ値を1ず
つインクリメントする。
【0043】カウンタ値がn×N−1、つまり、1フレ
ーム分のサンプリングクロック数に達すると、比較器B
22は、切換スイッチ19の接続を比較器A18側に切換え、
また、メモリF21をリセットする。
【0044】このとき、比較器A18が補正値として0を
出力している場合(前記(a)の場合)には、加算器B
20は、その値0に1を加算して1をカウンタ値として出
力する。比較器B22は、カウンタ値がn×N−1以外の
値になったため、切換スイッチ19の接続をメモリF21側
に切換える。こうして、加算器B20は、1、2、‥、n
×N−1とカウントすることになる。
【0045】また、比較器A18が補正値として−2を出
力している場合(前記(b)の場合)には、同じよう
に、加算器B20は、−1、0、1、‥、n×N−1をカ
ウントする。
【0046】また、累積クロック差の絶対値が閾値以下
であり、比較器A18が補正値として−1を出力している
場合には、加算器B20は、0、1、‥、n×N−1をカ
ウントする。
【0047】このように補正付きループカウンタ14で補
正されたカウンタ値はデコーダ15に送られ、デコーダ15
は、このカウンタ値に基づいてフレームタイミングを出
力し、また、タイミング差検出回路10におけるメモリD
12及び最大値検出器13に対する更新タイミングまたはタ
イミング差検出タイミングを出力する。その結果、メモ
リD12では、同期ワードの受信時刻における相関値が、
受信機の仮定している最適タイミングの格納領域(イン
デックス0)に格納されるようになり、タイミングずれ
が解消する。
【0048】このように、第2実施例の同期装置では、
受信信号から検出されたタイミングずれの検出値に基づ
いて、受信機のタイミングを送信機のタイミングに合わ
せるタイミング補正を行なうことができる。
【0049】(第3実施例)第3実施例の同期装置で
は、タイミングのずれを細かい幅で補正することができ
る。このタイミング補正の刻み幅が大きい場合には、受
信データの検波のタイミングを大まかな範囲でしか補正
することができないため、受信性能の劣化を招くことに
なる。タイミングのずれを細かく補正するためには、A
/D変換器1、2のサンプリングレートを上げてタイミ
ング補正の刻み幅を小さくすることが必要であるが、し
かし、そうすると、装置化する場合に高速動作の素子が
必要となり、価格が高くなり消費電力も大きくなる。
【0050】第3実施例の同期装置は、こうした点に鑑
み、A/D変換器のサンプリングレートを変えることな
く、タイミングずれを小さい刻みで補正できるように構
成している。
【0051】この同期装置では、図6に示すように、補
正付きループカウンタ23に対して、第2実施例のA/D
変換器におけるサンプリングクロックの整数(m)倍の
クロック周波数を有する動作タイミングAが供給され、
また、A/D変換器1、2、メモリA3、複素相関器4
及びタイミング差検出回路10に対して、デコーダ15の発
する動作タイミング信号が与えられる。その他の構成は
第2実施例の装置(図4)と変わりがない。
【0052】また、補正付きループカウンタ23は、図7
に示すように、構成ブロック的には第2実施例(図5)
のカウンタと同じである。ただ、加算器B28は、動作タ
イミングAによって、図5の装置のm倍の速さでカウン
トアップし、n×m×N−1までのカウンタ値を出力す
る。また、比較器B30は、カウンタ値がn×m×N−1
に達した時点で、切換スイッチ27の比較器A26側への切
換えと、メモリF29のリセットとを行なう。
【0053】デコーダ15は、補正付きループカウンタ23
から出力されたカウンタ値を受けて、各部への動作タイ
ミングを次のように出力する。
【0054】A/D変換器1、2、メモリA3及び複素
相関器4に対しては、第2実施例の装置におけるA/D
変換器1、2のサンプリングクロックと実質的に同じ周
期で、つまり、カウンタ値(CNT)がmだけインクリ
メントする毎に動作タイミングまたは更新タイミングを
出力する。
【0055】また、タイミング差検出回路10のメモリD
12に対しては、 CNT=TMG1(i)×m (TMG1(i)は、タイミング差検出回路10のメモリD
12に対する更新タイミング(i=0,1,‥))の関係
を満たすときに更新タイミングを出力する。
【0056】また、タイミング差検出回路10の最大値検
出器13に対しては、 CNT=TMG2×m (TMG2は、タイミング差検出タイミング)の関係を
満たすときにタイミング差検出タイミングを出力する。
【0057】最大値検出器13からタイミングずれ検出値
が出力されると、補正付きループカウンタ23の加算器A
24は、この検出値が入力する毎に、それを加算して累積
値を比較器A26に出力し、比較器A26は、加算器A24の
加算結果を閾値(Z)と比較して補正値を出力する。こ
の補正値は第2実施例の場合と同じであり、加算値A16
の出力する加算結果がZより大きいときは、補正値とし
て0を出力し、加算値A16の出力する加算結果が−Zよ
り小さいときは、補正値として−2を出力し、また、加
算値A16の出力する加算結果がZと−Zとの間にあると
きは、補正値として−1を出力する。
【0058】一方、比較器B30は、加算器B28の出力す
るカウンタ値がn×m×N−1に達すると切換スイッチ
27を比較器A26側に切換え、カウンタ値がそれ以外のと
きは加算器B28にメモリF29を接続する。
【0059】その結果、加算器B28は、比較器A26から
補正値として0が出力されたときは、1、2、‥、n×
m×N−1とカウントし、補正値として−2が出力され
たときは、−1、0、1、2、‥、n×m×N−1とカ
ウントし、また、タイミングずれの累積値の絶対値が閾
値Zに満たない、補正値−1の状態では、0、1、2、
‥、n×m×N−1とカウントする。従って、加算器B
28では、比較器A26から出力される補正値によって、カ
ウンタ値を1/(n×m×N)の幅で補正することがで
きる。これは第2実施例におけるカウンタ値の補正刻み
1/(n×N)の1/mの大きさである。
【0060】デコーダ15は、補正付きループカウンタ23
から出力された補正済のカウンタ値に基づいてフレーム
タイミング信号と、A/D変換器1、2、メモリA3、
複素相関器4及びタイミング差検出回路10に対するタイ
ミング信号とを出力する。カウンタ値が小さい刻みで補
正される結果、これらの信号を通じて、各部の動作タイ
ミングを、小さい刻みで制御することが可能になる。
【0061】このように、第3実施例の同期装置では、
補正付きループカウンタ14のインクリントのタイミング
をA/D変換器のサンプリングレートの整数倍(実施例
ではm倍)で行なうことにより、A/D変換器のサンプ
リングレートを変えずに、A/D変換器のサンプリング
レートよりも小さい刻みでタイミング補正を行なうこと
ができる。それにより、データの検波のタイミングの最
適な時刻からのずれを小さくすることができる。
【0062】(第4実施例)同期引き込み直後では、受
信機の仮定している最適タイミングと送信機の最適タイ
ミングとの間に大きな差があるので、タイミング補正は
迅速に行なわなければならない。一方、タイミング補正
が行なわれた後は、動作の安定性のためにタイミング補
正は緩やかに行なわなければならない。
【0063】第4実施例の同期装置は、こうした要請に
応えることができる。この装置の全体構成は、第2実施
例(図4)と同じであり、違いは、図8に示すように、
補正付きループカウンタ14に、比較器A18の閾値を動作
タイミングCによって変更する閾値更新回路31を具備し
ている点である。
【0064】この閾値更新回路31は、図9に示すよう
に、メモリG32とともにカウンタを構成し、動作タイミ
ングCが入力するごとにカウンタ値を1ずつインクリメ
ントする加算器A33と、加算器A33のカウンタ値と比較
値とが一致したときに制御信号を出力する比較器34と、
メモリJ38とともにカウンタを構成し、比較器34からの
制御信号に応じてカウンタ値をインクリメントする加算
器B35と、加算器B35のカウンタ値をインデックスとし
て閾値を出力するメモリH36と、加算器B35のカウンタ
値をインデックスとして比較器34の比較値を出力するメ
モリI37とを備えている。
【0065】いま、メモリI37が、加算器B35のカウン
タ値0、1、2、‥に対応して、1、2、4、‥を比較
値として出力し、また、メモリH36が、加算器B35のカ
ウンタ値0、1、2、‥に対応して、1、2、3、‥を
閾値として出力するものとする。
【0066】この閾値更新回路31は、1フレームに1
回、動作タイミングCが入力するごとに動作する。最初
の動作タイミングCが入力すると、メモリG32とともに
カウンタを構成する加算器A33は、カウンタ値1を出力
し、比較器34は、この加算器A33のカウンタ値1と、メ
モリI37から出力された当初の比較値1とを比較し、そ
れらが一致するので加算器B35に制御信号を出力する。
【0067】メモリJ38とともにカウンタを構成する加
算器B35は、この制御信号に応じて1をカウントする。
メモリH36は加算器B35のカウンタ値が1に変わったた
め、閾値を1から2に変更し、また、メモリI37は、比
較値として2を出力する。
【0068】加算器A33は、2フレーム目の動作タイミ
ングCが入力すると、カウンタ値2を出力し、比較値34
は、この値とメモリI37から出力された比較値2とが一
致するので制御信号を出力し、制御信号を受けた加算器
B35は、カウンタ値2を出力する。そのため、メモリH
36は、閾値を3に変更し、メモリI37は、比較値4を出
力する。
【0069】3フレーム目の動作タイミングCが入力す
ると、加算器A33はカウンタ値3を出力するが、比較値
34は、この値がメモリI37から出力された比較値4と一
致しないため、制御信号を出力しない。
【0070】4フレーム目の動作タイミングCが入力す
ると、加算器A33はカウンタ値4を出力し、比較値34
は、この値が比較値4と一致するので、制御信号を出力
し、加算器B35はカウンタ値3を出力する。そのため、
メモリH36により閾値が更新され、また、メモリI37か
ら新たな比較値が出力される。
【0071】このように、閾値変更回路31は、同期引き
込み直後の閾値として小さい値を出力し、時間が経つに
従って閾値を大きい値に変更する。
【0072】従って、この実施例の同期装置では、同期
引き込み直後においては、加算器A16の出力するタイミ
ングずれの累積値が短時間で閾値を超えるため、早い段
階で比較値A18から補正値が出力され、タイミング補正
が早く行なわれる。その後、時間と共に閾値が大きくな
るため、比較値A18から補正値が出力される時期が遅
れ、タイミング補正の間隔が長くなり、緩やかな、安定
的なタイミング補正に移行する。
【0073】(第5実施例)第5実施例の同期装置は、
同期引き込み直後のように、受信機の仮定している最適
タイミングと送信機の最適タイミングとの間に大きな差
がある場合には、高速でタイミング補正を行ない、ま
た、その差が小さい場合には、緩やかにタイミング補正
を行なうことができる。
【0074】この同期装置の全体構成は、第2実施例
(図4)と同じであり、ただ、タイミング差検出回路10
の内部構成においてのみ違っている。このタイミング差
検出回路10は、図10に示すように、タイミングずれの
大きさに応じた重み係数を記憶するメモリK39と、最大
値検出器13から出力されるタイミングずれ検出値とメモ
リK39から出力される重み係数とを乗算する乗算器40と
を備えている。その他の構成は第2実施例の検出回路
(図3)と変わりがない。このメモリK39は、例えば、
中心付近のインデックスに対して1以下の重み係数が対
応し、中心から所定数以上離れたインデックスに対して
は1以上の重み係数が対応するテーブルを記憶してい
る。
【0075】このタイミング差検出回路10では、最大値
検出器13がメモリD12に格納された相関値の最大値を検
出し、それが格納された領域のインデックスをタイミン
グずれ検出値として出力すると、メモリK39は、記憶す
るテーブルに基づいて、その検出値に応じた重み係数を
乗算器40に出力する。乗算器40は、最大値検出器13から
出力されたタイミングずれ検出値にこの重み係数を乗算
した値をタイミング差として出力する。
【0076】このタイミングずれの大きさが強調された
タイミング差検出値は、補正付きループカウンタ14に入
力し、補正付きループカウンタ14の比較器A18では、こ
のタイミング差検出値の累積値が閾値を超えたときに補
正値を出力する。従って、タイミングずれが大きい場合
には、この累積値が急増するため、比較器A18から速や
かに補正値が出力され、迅速なタイミング補正が行なわ
れる。一方、タイミングずれが小さい場合には、累積値
の増加が僅かになり、比較器A18からの補正値の出力が
遅くなり、緩やかなタイミング補正が行なわれる。
【0077】このように第5実施例の同期装置では、タ
イミングずれの検出値に重み付けを行なうことにより、
ずれが大きい場合には、早く補正を行ない、ずれが小さ
いときは安定した補正動作を行なうことができる。
【0078】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の同期装置は、送信機と受信機とのタイミン
グずれを、受信状態によらずに安定して検出することが
でき、また、この検出結果に基づいて、受信機のタイミ
ングを送信機のタイミングに的確に補正することができ
る。
【0079】また、カウンタのインクリントのタイミン
グをA/D変換器のサンプリングレートの整数倍で行な
うことにより、A/D変換器のサンプリングレートを変
えずに、A/D変換器のサンプリングレートよりも小さ
い刻みで、正確なタイミング補正を行なうことができ
る。この場合、A/D変換器のサンプリングレートは変
えていないため、高速動作の素子が不要であり、受信機
の消費電力や価格の上昇をもたらさない。
【0080】また、閾値更新回路やタイミングずれの重
み付け手段を設けた装置では、同期引き込みの開始直後
には高速でタイミング補正を行ない、その後、安定的な
補正動作に移行することができる。従って、受信機の受
信状態は、速やかに適正な状態に補正され、その状態が
安定的に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における同期装置の構成を
示すブロック図、
【図2】第1実施例の同期装置が同期を検出する送信信
号のフレームフォーマット、
【図3】第1実施例の同期装置におけるタイミング差検
出回路を示すブロック図、
【図4】本発明の第2実施例における同期装置の構成を
示すブロック図、
【図5】第2実施例の同期装置における補正付きループ
カウンタのブロック図、
【図6】本発明の第3実施例における同期装置の構成を
示すブロック図、
【図7】第3実施例の同期装置における補正付ループカ
ウンタのブロック図、
【図8】本発明の第4実施例の同期装置における補正付
ループカウンタのブロック図、
【図9】第4実施例の同期装置における閾値更新回路の
ブロック図、
【図10】本発明の第5実施例の同期装置におけるタイ
ミング差検出回路のブロック図、
【図11】従来の同期装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1、2 A/D変換器 3、5、8、12、17、21、25、29、32、36、37、38、39
メモリ 4 複素相関器 7、11 切換スイッチ 9、10 タイミング差検出回路 13 最大値検出回路 14、23 補正付きループカウンタ 15 デコーダ 16、20、24、28、33、35 加算器 18、22、26、30、34 比較器 31 閾値更新回路 40 乗算器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A/D変換した受信信号と既知パタンと
    の相関処理を行なって送信時に前記信号に挿入された既
    知パタンの受信時期を検出し、送信機に対する受信機の
    タイミングずれを補正する同期装置において、 A/D変換のサンプリング周期で行なわれる前記相関処
    理により得られた各相関値を領域を分けて記憶する記憶
    手段と、 前記相関値の最大値から前記既知パタンの受信時期を検
    出し、送信機に対する受信機のタイミングずれを求める
    検出手段とを設けたことを特徴する同期装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段の求めたタイミングずれを
    補正する補正手段を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載の同期装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段が、前記A/D変換のサン
    プリング周期よりも短い時間幅で前記タイミングずれの
    補正を行なうことを特徴とする請求項2に記載の同期装
    置。
  4. 【請求項4】 前記補正手段が、前記検出手段の求めた
    タイミングずれの大きさが閾値を超えたときに補正信号
    を出力する補正信号出力手段と、前記補正信号を用いて
    前記タイミングずれを補正する補正実行手段とを備える
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の同期装置
  5. 【請求項5】 前記補正実行手段が、同一周期で一定数
    まで繰返し計数するカウンタを備え、前記カウンタが、
    前記補正信号に応じて、数えはじめの値を変更すること
    を特徴とする請求項4に記載の同期装置。
  6. 【請求項6】 前記カウンタが、前記A/D変換のサン
    プリング周期よりも短い周期で計数することを特徴とす
    る請求項5に記載の同期装置。
  7. 【請求項7】 前記閾値を、同期引き込みの開始時には
    小さく、その後に増加するように変更する閾値変更手段
    を設けたことを特徴とする請求項4に記載の同期装置。
  8. 【請求項8】 前記検出手段の求めたタイミングずれの
    大きさを強調する重み付け手段を設けたことを特徴とす
    る請求項4に記載の同期装置。
JP27018094A 1994-10-11 1994-10-11 同期装置 Expired - Fee Related JP3207057B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27018094A JP3207057B2 (ja) 1994-10-11 1994-10-11 同期装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27018094A JP3207057B2 (ja) 1994-10-11 1994-10-11 同期装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08111677A true JPH08111677A (ja) 1996-04-30
JP3207057B2 JP3207057B2 (ja) 2001-09-10

Family

ID=17482644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27018094A Expired - Fee Related JP3207057B2 (ja) 1994-10-11 1994-10-11 同期装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3207057B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001010067A1 (fr) * 1999-08-02 2001-02-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif d'acquisition synchrone de trames et procede associe
US6587500B1 (en) 1999-12-17 2003-07-01 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Symbol sampling time settlement of a hard decision radio receiver
WO2003075505A1 (fr) * 2002-03-06 2003-09-12 Hitachi Kokusai Electric Inc. Procede de detection de synchronisation et son circuit, et station radio de base
US7110476B1 (en) 1999-02-24 2006-09-19 Nec Corporation Demodulation and modulation circuit and demodulation and modulation method

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7110476B1 (en) 1999-02-24 2006-09-19 Nec Corporation Demodulation and modulation circuit and demodulation and modulation method
WO2001010067A1 (fr) * 1999-08-02 2001-02-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif d'acquisition synchrone de trames et procede associe
US6587500B1 (en) 1999-12-17 2003-07-01 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Symbol sampling time settlement of a hard decision radio receiver
WO2003075505A1 (fr) * 2002-03-06 2003-09-12 Hitachi Kokusai Electric Inc. Procede de detection de synchronisation et son circuit, et station radio de base

Also Published As

Publication number Publication date
JP3207057B2 (ja) 2001-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110216863A1 (en) Receiving apparatus and method for setting gain
KR100355502B1 (ko) Ofdm 통신 장치, 기지국 장치, 통신 단말 장치 및 ofdm 통신 방법
US10044495B2 (en) Phase synchronization method and apparatus for asynchronous TDD system
US8861648B2 (en) Receiving device and demodulation device
JPH08111677A (ja) 同期装置
JP3196828B2 (ja) 無線受信方法および装置
US8472561B2 (en) Receiver circuit
JPH10502506A (ja) Σ−δfm復調器の改良
KR100534592B1 (ko) 디지털 통신 시스템의 수신 장치 및 그 방법
US8767892B1 (en) Synchronization system for a wireless receiver
US20180091352A1 (en) Symbol synchronization method and apparatus
JP3142205B2 (ja) フレーム同期装置
JPH05136780A (ja) 最適シンボル位相検出回路
CN115086126B (zh) 一种基于gmsk信号的同步方法、装置和计算机可读存储介质
JP2000358011A (ja) 受信装置
JP4057471B2 (ja) 搬送波同期回路
JP2968730B2 (ja) スキュー補正回路
JP3447883B2 (ja) 同期装置
KR20030056314A (ko) 순방향 구조로 심볼 타이밍을 추정하는 수신 시스템 및 그타이밍 추정방법
JP2002185361A (ja) 相関ピーク検出回路
JP3243167B2 (ja) 同期装置
JPH10247954A (ja) クロック抽出回路
CN116915378A (zh) 用于时钟重新同步的***和方法
JP2003179588A (ja) フレーム同期回路及び方法
JPS6247235A (ja) 同期引込み装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees