JPH08111002A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH08111002A
JPH08111002A JP27069394A JP27069394A JPH08111002A JP H08111002 A JPH08111002 A JP H08111002A JP 27069394 A JP27069394 A JP 27069394A JP 27069394 A JP27069394 A JP 27069394A JP H08111002 A JPH08111002 A JP H08111002A
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signal
digital signal
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 回転ヘッドを用いて、データレートの異なる
入力デジタル信号を斜めにトラックを形成しながら記録
再生を行う磁気記録再生装置を提供する。 【構成】 磁気テープTを予め定められた基準となる第
1の走行速度で走行駆動すると共に、磁気テープTを第
1の走行速度に対して1/n倍、あるいはn倍(nは自
然数)となる第2の走行速度で走行駆動する走行手段1
4, 15を備え、記録時には、磁気テープTを第1の走行
速度で走行駆動させると共に第1の走行速度に対応した
情報信号と基準となるデータレートを有する入力デジタ
ル信号とを記録し、磁気テープTを第2の走行速度で走
行駆動させると共に第2の走行速度に対応した情報信号
と入力デジタル信号と異なるデータレートを有する入力
デジタル信号とを記録し、再生時には、磁気テープTか
ら再生された情報信号に基づいて磁気テープTに記録さ
れた信号を再生する磁気記録再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ヘッドを用いて、
データレートの異なる入力デジタル信号を斜めにトラッ
クを形成しながら記録再生を行う磁気記録再生装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来回転ヘッドを用いて磁気テープ等の
磁気記録媒体に信号を記録し再生する磁気記録再生装置
として、いわゆるビデオテープレコーダ(VTR)や、
デジタルテープレコーダ(DAT)等があり、夫々映像
/音声信号又はデジタル信号に変換された音声信号の高
密度記録、再生を行うことができるという特長を有して
いる。
【0003】ところで現在映像信号や音声信号、あるい
はその他の情報信号を様々なデータレートのデジタル信
号(MPEG1,MPEG2,DVB,ATV等)に変
換してこれを記録、再生する用途が提案されている。
【0004】こうしたデジタル化された情報信号を効率
良く記録、再生するために、オーディオ信号や音声信号
をPCM信号化したものを回転ヘッドを用いて記録再生
するPCM信号の記録再生装置(特開昭59−1953
06号公報)、回転ヘッド方式のオーディオ用ディジタ
ルテープレコーダ(特開昭59−262103号公報)
等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たディジタルテープレコーダでは、基本のデータレート
で処理されるデジタル信号と、これに対して1/3のデ
ータレートで処理されるデジタル信号とを記録、再生す
ることが述べられているが、基本のデータレートより低
いそれ以外の様々なデータレートに対応した磁気記録再
生装置についての開示がなかった。
【0006】また、このディジタルテープレコーダで
は、異なるデータレートでデジタル信号を記録すると
き、隣接するトラックの記録アジマスの関係から3倍
(奇数)の長時間記録再生しかできないという不都合が
あった。
【0007】また、上記したPCM信号の記録再生装置
では、回転ヘッドの磁気テープ当接期間分に時間圧縮さ
れたPCM信号を磁気テープ当接期間に記録、再生する
ため回転ヘッドの所定の回転周期内で3回磁気テープを
当接する期間において磁気テープの走行を停止させ、所
定の回転周期の残りの期間は磁気テープを高速で移送さ
せる必要から磁気テープの繁雑な制御を行わなければな
らないという欠点があった。
【0008】そこで、上記した欠点を解決すると共に基
本のデータレートより低い様々なデータレートに対応し
た磁気記録再生装置の出現が望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は上記し
た課題を解決するため、以下(1)〜(4)の構成を提
供するものである。 (1) 一定に回転させる回転ドラム上に搭載された第
1のアジマス角度のヘッドと第2のアジマス角度のヘッ
ドとにより入力デジタル信号を磁気記録媒体に記録し、
再生する磁気記録再生装置において、前記磁気記録媒体
を予め定められた基準となる第1の走行速度で走行駆動
すると共に、前記磁気記録媒体を第1の走行速度に対し
て1/n倍、あるいはn倍(nは自然数)となる第2の
走行速度で走行駆動する走行手段を備え、記録時には、
前記磁気記録媒体を前記第1の走行速度で走行駆動さ
せ、前記第1の走行速度に対応した情報信号と基準とな
るデータレートを有する入力デジタル信号とを記録し、
また、前記磁気記録媒体を前記第2の走行速度で走行駆
動させ、前記第2の走行速度に対応した情報信号と前記
入力デジタル信号と異なるデータレートを有する入力デ
ジタル信号とを記録し、再生時には、前記磁気記録媒体
から再生された前記情報信号に基づいて前記磁気記録媒
体に記録された信号を再生することを特徴とした磁気記
録再生装置。 (2) 第1のアジマス角度のヘッドと第2のアジマス
角度のヘッドとを回転ドラムに対して同一の高さに配置
した回転ヘッドにより入力デジタル信号を磁気記録媒体
に記録し、再生する磁気記録再生装置において、前記磁
気記録媒体を予め定められた第1の走行速度と、前記第
1の走行速度に対して1/2n(nは自然数)となる第
2の走行速度と、または第1の走行速度に対して1/
(2n+1)(nは自然数)となる第3の走行速度とに
夫々切り換えて走行させる走行手段を備え、記録時に
は、前記磁気記録媒体を前記第1の走行速度で走行駆動
させ、前記第1の走行速度に対応した情報信号と基準と
なるデータレートを有する入力デジタル信号とを記録
し、また、前記磁気記録媒体を前記第2の走行速度で走
行駆動させ、前記第2の走行速度に対応した情報信号と
前記入力デジタル信号と異なるデータレートを有する入
力デジタル信号とを記録し、再生時には、前記磁気記録
媒体から再生された前記情報信号に基づいて前記磁気記
録媒体に記録された信号を再生することを特徴とした磁
気記録再生装置。 (3) 第1のアジマス角度のヘッドと第2のアジマス
角度のヘッドとを磁気記録媒体に形成される記録トラッ
クのピッチに相当する間隔だけずらして回転ドラムに配
置した回転ヘッドにより入力デジタル信号を磁気記録媒
体に記録し、再生する磁気記録再生装置において、前記
磁気記録媒体を予め定められた第1の走行速度と、前記
第1の走行速度に対して1/n(nは自然数)となる第
2の走行速度とに夫々切り換えて走行させる走行手段を
備え、記録時には、前記磁気記録媒体を前記第1の走行
速度で走行駆動させ、前記第1の走行速度に対応した情
報信号と基準となるデータレートを有する入力デジタル
信号とを記録し、また、前記磁気記録媒体を前記第2の
走行速度で走行駆動させ、前記第2の走行速度に対応し
た情報信号と前記入力デジタル信号と異なるデータレー
トを有する入力デジタル信号とを記録し、再生時には、
前記磁気記録媒体から再生された前記情報信号に基づい
て前記磁気記録媒体に記録された信号を再生することを
特徴とした磁気記録再生装置。 (4) 第1のアジマス角度のヘッドと第2のアジマス
角度のヘッドとを磁気記録媒体に形成される記録トラッ
クのピッチに相当する間隔だけずらして回転ドラムに配
置した回転ヘッドにより入力デジタル信号を磁気記録媒
体に記録し、再生する磁気記録再生装置において、前記
磁気記録媒体を予め定められた第1の走行速度と、前記
第1の走行速度に対して2倍となる第2の走行速度とに
夫々切り換えて走行させる走行手段を備え、記録時に
は、前記磁気記録媒体を前記第1の走行速度で走行駆動
させ、前記第1の走行速度に対応した情報信号と基準と
なるデータレートを有する入力デジタル信号とを記録
し、また、前記磁気記録媒体を前記第2の走行速度で走
行駆動させ、前記第2の走行速度に対応した情報信号と
前記入力デジタル信号と異なるデータレートを有する入
力デジタル信号とを記録し、再生時には、前記磁気記録
媒体から再生された前記情報信号に基づいて前記磁気記
録媒体に記録された信号を再生することを特徴とした磁
気記録再生装置。
【0010】
【実施例】図1は本磁気記録再生装置を説明するための
ブロック図、図2は本磁気記録再生装置の第1実施例に
おける回転ヘッドの配置を説明するための図、図3,図
5,図7は第1実施例における本磁気記録再生装置の動
作を説明するためのタイミングチャート、図4,図6,
図8は第1実施例における磁気テープのトラックパター
ンを説明するための図、図9は本磁気記録再生装置の第
2実施例における回転ヘッドの配置を説明するための
図、図10,図12は第2実施例における本磁気記録再
生装置の動作を説明するためのタイミングチャート、図
11,図13は第2実施例における磁気テープのトラッ
クパターンを説明するための図、図14は本磁気記録再
生装置の第3実施例における回転ヘッドの配置を説明す
るための図、図15,図17は第3実施例における本磁
気記録再生装置の動作を説明するためのタイミングチャ
ート、図16,図18は第3実施例における磁気テープ
のトラックパターンを説明するための図である。以下、
図面を参照しつつ本発明なる磁気記録再生装置を第1実
施例〜第3実施例に沿って説明する。
【0011】先ず本発明なる磁気記録再生装置は、図1
に示すように、図示しない伝送路から供給されるデジタ
ル信号(入力デジタル信号)を磁気記録媒体(磁気テー
プ)T上にトラックパターンを形成しながら記録する信
号記録系と、この信号記録系によって記録された信号を
再生する信号再生系とから概略構成される。
【0012】上記した信号記録系は、上記した入力デジ
タル信号を本磁気記録再生装置で処理するためのデータ
レートに変換する入力インターフェイス手段1、入力イ
ンターフェイス手段1から出力されたデジタル信号を後
述するトラック周期ごとに書き込み、読み出しを行う複
数のメモリからなるメモリ部2、メモリ部2に書き込ま
れるデジタル信号から所定の誤り訂正符号を生成しこれ
をメモリ部2に供給する外符号生成回路3、メモリ部2
から読み出されたデジタル信号を更に別の系列に従って
所定の誤り訂正符号を生成しこれを所定ブロックのデジ
タル信号に付加する内符号生成回路4、内符号生成回路
4から出力されたデジタル信号に対し、所定の配列でデ
ジタル信号を磁気テープT上に記録するため所定のブロ
ック毎に同期信号、識別信号(ID)を付加して磁気テ
ープT上に記録するための記録変調を行うフォーマッタ
ー5、フォーマッター5が出力した変調デジタル信号を
所定のゲインに増幅する記録アンプ6、記録アンプ6か
ら出力された増幅変調デジタル信号を磁気テープT上に
記録する回転ヘッド7a〜7d(単にヘッドともいう。ま
た、この回転ヘッド7a〜7dは、再生時において、後述す
る信号再生系に磁気テープから再生した再生信号を供給
する)から構成される。
【0013】ここで、例えば、ユーザが入力手段18か
ら磁気テープTの走行速度を指示入力するとこの指示が
制御手段14に供給され、制御手段14はこの指示に基
づいて磁気テープTの走行速度を示す情報信号をフォー
マッター5に供給する。フォーマッター5ではこの情報
信号を上記したIDの情報の一部としてこれをブロック
毎のデジタル信号に付加する。
【0014】また、上記した制御手段14はこの情報信
号に基づいて磁気テープTの走行系の駆動制御を行うテ
ープ駆動手段15に制御信号を供給する。このテープ駆
動手段15はこの制御信号に基づいて、上記したユーザ
の指示入力に対応した図示しない磁気テープTの走行系
の駆動制御を行う。
【0015】更にまた、このときコントロール信号記録
再生手段16は、図示しない同期信号発生器あるいは入
力デジタル信号から分離された同期信号に基づいてコン
トロール信号を生成し、これをコントロールヘッド17
によって磁気テープTに記録する。
【0016】上記した信号再生系は、上記回転ヘッド7a
〜7bが磁気テープT上を走査して得た再生信号を所定の
ゲインに増幅する再生アンプ8、再生アンプ8が増幅し
た再生信号の波形整形を施す図示しない波形等化回路、
波形整形された信号からタイミング信号を抽出し、
「1」,「0」の信号列を復元する図示しないPLL回
路、復元された信号列から同期検出を行う図示しない同
期検出回路及び記録変調の復調を行う図示しない復調回
路、復調されたデジタル信号の内、上記したIDを検出
して信号の配列を整理するデフォーマッター9、デフォ
ーマッター9から出力されたデジタル信号の誤り訂正を
行う内符号訂正回路10、内符号訂正回路10によって
誤り訂正されたデジタル信号を上記したIDに従って記
憶するメモリ部11、メモリ部11に記憶されたデジタ
ル信号を付加された外符号に沿って所定の誤り訂正を行
い、訂正した情報をメモリ部11に供給する外訂正回路
12、メモリ部11から読み出されたデジタル信号を所
望の外部データレートに変換する出力インターフェイス
手段13とから構成される。
【0017】ここで、上記したデフォーマッター9は検
出されたIDの内、磁気テープTの走行速度を示す情報
信号を上記した制御手段14に供給し、制御手段14は
この速度情報によってテープ駆動手段15に制御信号を
供給し、テープ駆動手段15はこの制御信号に基づいて
磁気テープTの走行系の駆動制御を行う。
【0018】(第1実施例)さて、次に本磁気記録再生
装置の第1実施例を説明するに、第1のアジマス角度の
ヘッドと第2のアジマス角度のヘッドとを回転ドラム1
9に対して同一の高さに配置した回転ヘッド7a, 7b, 7c
により入力デジタル信号を磁気テープTに記録し、再生
する磁気記録再生装置において、磁気テープTを予め定
められた第1のテープ走行速度と、前記第1のテープ走
行速度に対して1/2n(nは自然数)となる第2のテ
ープ走行速度と、または第1のテープ走行速度に対して
1/(2n+1)(nは自然数)となる第3のテープ走
行速度とに夫々切り換えて走行させるテープ走行手段
(制御手段14,テープ駆動手段15)を備え、記録時
は磁気テープTに所望の入力デジタル信号と前記テープ
走行速度に対応した速度情報信号とを記録すると共に、
再生時は前記速度情報信号に基づいて磁気テープTに記
録された信号を再生することを特徴とするよう構成し
た。
【0019】図2に示すように、回転ドラム19には第
1のアジマス角度のヘッド7a, 7cと、第2のアジマス角
度のヘッド7bとが搭載されており、この内、第1のアジ
マス角度のヘッド7a, 7bは、回転ドラム19上に180
°対向する位置に配置されており、第1のアジマス角度
のヘッド7cと第2のアジマス角度のヘッド7bとはコンビ
ネーションヘッドを構成している。
【0020】但し、上記した回転ヘッド7a, 7bは、機械
的な取り付けの制約で実際には完全に180°対向に配
置することが困難である。そこで、必要に応じて記録信
号の記録開始時刻をヘッド毎に可変することで、上記し
たトラックパターンが水平方向の同じ高さに形成される
ようにすることができる。また、上記した回転ヘッド7
b, 7cは、機械的な取り付けの制約で実際には完全に3
60°の位置に取り付けられること(完全に同一の位置
とすること)は不可能なので、可能な範囲で近接した位
置に取り付けられる。そこで、必要に応じて記録信号の
記録開始時刻をヘッド毎に可変し、トラックが同じ高さ
(水平方向の)に形成されるようにすることができる。
【0021】さて、本磁気記録再生装置に、例えばデー
タレートA[Mbps]のデジタル信号が供給されたと
き、これを基本のデータレートとして標準の磁気テープ
走行速度で記録する場合を説明する。また、このとき回
転ドラム19の回転数は一定に保たれているものとす
る。
【0022】このとき、ユーザは上記した入力手段18
により標準の磁気テープ走行速度である第1のテープ走
行速度でデジタル信号を記録する指示入力を行う。上記
した信号記録系に供給された入力デジタル信号は上記し
た信号処理を経て増幅変調デジタル信号として図示しな
いヘッド切り換えスイッチに供給される。
【0023】また、これと同時に上記した制御手段14
はこの指示入力に基づいてテープ駆動手段15を制御
し、磁気テープTを第1のテープ走行速度で走行させ
る。ここで、磁気テープTはこの回転ドラム19上に略
180°に亘って巻き付けられており、標準の磁気テー
プ走行速度とは、例えば、回転ドラム19が半回転する
ときに第1のアジマス角度の回転ヘッド7aが磁気テープ
T上にトラックパターンを1つ形成し、その後回転ドラ
ム19が半回転するときに第2のアジマス角度の回転ヘ
ッド7bがこのトラックパターンに隣接する位置に別のト
ラックパターンを1つ形成するために必要な磁気テープ
の移動量とする(図4)。
【0024】このときの信号記録系の動作を図3のタイ
ミングチャートに沿って説明する。上記した入力インタ
ーフェイス1を介して供給された入力デジタル信号(a
〜c)は、図3に示すように、回転ドラム19の回転に
同期したトラック周期毎に上記したメモリ部2内の第1
のメモリ(メモリ部2内に構成される複数のメモリの内
の一つ)に書き込みが行われる(同図中のメモリ書き込
み;aの部分)。メモリに書き込みが行われた次の半ト
ラック周期で記憶されたデジタル信号に対する外符号が
外符号生成回路3により生成され、このメモリに供給さ
れる(同図中の外符号生成)。一方で、上記したメモリ
部2内の別の第2のメモリに書き込みがが行われる(同
図中のメモリ書き込み;bの部分)。
【0025】更に、次の半トラック周期で上記した第1
のメモリから外符号が付加されたデジタル信号が読み出
されると、このデジタル信号は内符号生成回路4に供給
され、内符号を付加された後、上記したフォーマッター
5、記録アンプ6を介して(同図中の内符号生成〜記録
変調)増幅変調デジタル信号として磁気テープT上に記
録される(同図中の記録信号)。この一方で、上記した
第2のメモリに記憶されたデジタル信号に外符号が付加
され、上記したメモリ部2内の別の第3のメモリに書き
込みがが行われる(同図中のメモリ書き込み;cの部
分)。そして、以下このタイミングに沿って磁気テープ
T上に信号記録が行われる。
【0026】実際には、図4に示すように、回転ドラム
19の回転に応じて第1のアジマス角度の回転ヘッド7a
と第2のアジマス角度の回転ヘッド7bとが交互に磁気テ
ープT上を走査するとき、図示しないヘッド切り換えス
イッチが増幅変調デジタル信号を各回転ヘッドに供給す
ることで、磁気テープT上にトラックパターンを順次形
成しながらこの増幅変調デジタル信号を記録していく。
【0027】次に、本磁気記録再生装置に、例えばデー
タレートA/2[Mbps]のデジタル信号が供給され
たとき、これを上記した標準の磁気テープ走行速度の1
/2のテープ走行速度で記録する場合を説明する。ま
た、このとき回転ドラム19の回転数は一定に保たれて
いるものとする。
【0028】このとき、ユーザが上記した入力手段18
により第2のテープ走行速度(例えば第1のテープ走行
速度の1/2)でデジタル信号を記録するよう指示入力
を行う。上記した信号記録系に供給された入力デジタル
信号は、上記した信号処理を経て増幅変調デジタル信号
として図示しないヘッド切り換えスイッチに供給され
る。また、これと同時に上記した制御手段14はこの指
示入力に基づいてテープ駆動手段15を制御し、磁気テ
ープTを第2のテープ走行速度で走行させる。
【0029】上記した入力インターフェイス1を介して
供給された入力デジタル信号(a〜c)は、図5に示す
ように、回転ドラム19の回転に同期したトラック周期
で上記したメモリ部2内の第1のメモリ(メモリ部2内
に構成される複数のメモリの内の一つ)に書き込みが行
われ(同図中のメモリ書き込み;aの部分)、この次の
半トラック周期では第1のメモリに記憶された信号が保
持された状態を保つ。次の半トラック周期で記憶された
デジタル信号に対する外符号が外符号生成回路3により
生成され、このメモリに供給(同図中の外符号生成)さ
れる一方で、上記したメモリ部2内の別の第2のメモリ
に書き込みがが行われる(同図中のメモリ書き込み;b
の部分)。
【0030】更に、次の半トラック周期で上記した第1
のメモリから外符号が付加されたデジタル信号が読み出
されると、このデジタル信号は内符号生成回路4に供給
され、内符号を付加された後、上記したフォーマッター
5、記録アンプ6を介して(同図中の内符号生成〜記録
変調)増幅変調デジタル信号として磁気テープT上に記
録される(同図中の記録信号)。この一方で、上記した
第2のメモリに記憶されたデジタル信号は保持された状
態に保たれる。
【0031】そして更に、次の半トラック周期で第2の
メモリに記憶されたデジタル信号に外符号が付加され、
上記したメモリ部2内の別の第3のメモリに書き込みが
が行われる(同図中のメモリ書き込み;cの部分)。そ
して、以下このタイミングに沿って磁気テープT上に信
号記録が行われる。
【0032】即ち、上記したデータレートA[Mbp
s]のデジタル信号の記録時とデータレートA/2[M
bps]のデジタル信号の記録時とでは、上記したメモ
リから外符号を付加したデジタル信号を読み出しこれを
磁気テープ上に記録するタイミングが2倍のトラック周
期毎になる。こうして、上記した信号記録系に供給され
た入力デジタル信号は上記した信号処理を経て増幅変調
デジタル信号として図示しないヘッド切り換えスイッチ
に供給される。
【0033】このとき、コンビネーションヘッドを構成
する第2のアジマス角度のヘッド7bと第1のアジマスの
ヘッド7cを用いて、図6に示すように、回転ドラム19
が1回転する時に第2のアジマスのヘッド7bを用いてト
ラックパターンを形成し、次の1回転するときに第1の
アジマスのヘッド7cを用いてトラックを形成し記録を行
う。
【0034】ここで、回転ドラム19が半回転する間に
は、図示しないヘッド切り換え手段によって第2のアジ
マスのヘッド7bに記録信号aが供給され、図6中のトラ
ックパターンを形成する。そして、次の半回転で第1の
アジマスのヘッド7aが同図中点線図示のトラックパター
ンを形成するため、このときこのヘッド7aには増幅変調
デジタル信号を供給しない。また、次の1回転するとき
に第1のアジマスのヘッド7cに記録信号bが供給され、
次のトラックパターンを形成する。こうして、図6に示
すようなトラックパターンが磁気テープT上に形成され
る。次に、本磁気記録再生装置に、例えばデータレート
A/5[Mbps]のデジタル信号が供給されたとき、
これを上記した標準の磁気テープ走行速度の1/5のテ
ープ走行速度で記録する場合を説明する。また、このと
き回転ドラム19の回転数は一定に保たれているものと
する。
【0035】このとき、ユーザが上記した入力手段18
により第3のテープ走行速度(例えば第1のテープ走行
速度の1/5)でデジタル信号を記録する指示入力を行
う。上記した信号記録系に供給された入力デジタル信号
は上記した信号処理を経て増幅変調デジタル信号として
図示しないヘッド切り換えスイッチに供給される。ま
た、これと同時に上記した制御手段14はこの指示入力
に基づいてテープ駆動手段15を制御し、磁気テープT
を第3のテープ走行速度で走行させる。
【0036】上記した入力インターフェイス1を介して
供給された入力デジタル信号(a〜c)は、図7に示す
ように、回転ドラム19の回転に同期したトラック周期
で上記したメモリ部2内の第1のメモリ(メモリ部2内
に構成される複数のメモリの内の一つ)に書き込みが行
われ(同図中のメモリ書き込み;aの部分)、以下2.
5トラック周期分は第1のメモリに記憶された信号が保
持された状態を保つ。第1のメモリにデジタル信号が記
憶されてから5半トラック周期目でこのメモリに記憶さ
れたデジタル信号に対する外符号が外符号生成回路3に
より生成され、このメモリに供給(同図中の外符号生
成)される。一方で、上記したメモリ部2内の別の第2
のメモリに書き込みがが行われ(同図中のメモリ書き込
み;bの部分)、以下2.5トラック周期分はこのメモ
リに保持された状態を保つ。
【0037】最初に第1のメモリにデジタル信号が記憶
されてから2.5トラック周期目において第1のメモリ
から外符号が付加されたデジタル信号が読み出される
と、このデジタル信号は内符号生成回路4に供給され、
内符号を付加された後、上記したフォーマッター5、記
録アンプ6を介して(図7中の内符号生成〜記録変調)
増幅変調デジタル信号として磁気テープT上に記録され
る(図7中の記録信号)。
【0038】第2のメモリにデジタル信号が記憶されて
から5トラック周期目でこのメモリから外符号が付加さ
れたデジタル信号が読み出されると、外符号が外符号生
成回路3により生成され、このメモリに供給される。一
方で、上記したメモリ部2内の別の第3のメモリに書き
込みがが行われ(同図中のメモリ書き込み;cの部
分)、以下2.5トラック周期分はこのメモリに保持さ
れた状態を保つ。
【0039】最初に第1のメモリにデジタル信号が記憶
されてから2.5トラック周期目において第2のメモリ
から外符号が付加されたデジタル信号が読み出される
と、このデジタル信号は内符号生成回路4に供給され、
内符号を付加された後、上記したフォーマッター5、記
録アンプ6を介して増幅変調デジタル信号として磁気テ
ープT上に記録される。そして、以下このタイミングに
沿って磁気テープT上に信号記録が行われる。
【0040】即ち、上記したデータレートA[Mbp
s]のデジタル信号の記録時とデータレートA/5[M
bps]のデジタル信号の記録時とでは、上記したメモ
リから外符号を付加したデジタル信号を読み出しこれを
磁気テープ上に記録するタイミングが5倍の半トラック
周期毎になる。こうして、上記した信号記録系に供給さ
れた入力デジタル信号は上記した信号処理を経て増幅変
調デジタル信号として図示しないヘッド切り換えスイッ
チに供給される。
【0041】このとき、第1のアジマス角度のヘッド7a
とコンビネーションヘッドを構成する第2のアジマスの
ヘッド7bを用いて、図8に示すように、回転ドラム19
が2回転半する毎に第1のアジマス角度のヘッド7aを用
いてトラックパターンを形成し、第1のアジマス角度の
ヘッド7aがトラックパターンを形成してから2回転半す
る毎に第2のアジマスのヘッド7bを用いてトラックを形
成し記録を行う。
【0042】ここで、回転ドラム19が1回転する時
は、図示しないヘッド切り換え手段によって第1のアジ
マスのヘッド7aに増幅変調デジタル信号を供給し磁気テ
ープT上にトラックパターンを形成するが第2のアジマ
スのヘッド7bには増幅変調デジタル信号を供給しない。
次の1回転するときにはヘッド切り換え手段は第1、第
2のアジマスのヘッド7a, 7bに増幅変調デジタル信号を
供給しない。同図中点線図示のトラックパターンは、1
80°対抗する位置に取り付けられたヘッドがトレース
する軌跡だが、書き込みが行われないのでトラックは形
成されない。そして、次に回転ドラム19が回転を始め
るときは第1のアジマス角度のヘッド7aがトラックパタ
ーンを形成してから2回転半に相当するので、このとき
第2のアジマスのヘッド7bに増幅変調デジタル信号を供
給する。
【0043】こうして、図8に示すようなトラックパタ
ーンが磁気テープT上に形成される。従って、例えば、
本磁気記録再生装置に供給される入力デジタル信号のデ
ータレートが、基本となるデジタル信号のデータレート
の1/n(nは自然数)に変化した場合、上記したメモ
リから外符号を付加したデジタル信号を読み出すタイミ
ングを半トラック周期のn倍に可変すると共に、上述し
たように磁気テープTの走行速度を可変することによ
り、入力デジタル信号のデータレートが標準のデータレ
ートに対して少なくなったときでもデジタル信号を効率
良く磁気テープT上に記録することができる。
【0044】またこうして磁気テープT上に記録された
信号を、夫々記録されたときのテープ走行速度で再生
し、上記した信号再生系を介することによって記録され
たデジタル信号を再生することができる。
【0045】尚、上記したように磁気テープT上に記録
された信号は、再生時、上記した回転ヘッド7a〜7dによ
って再生され、上記した信号再生系に供給される。そし
て、この信号再生系において、例えば、デフォーマッタ
ー9によって復調された記録信号から上記したIDを検
出し、これに含まれる情報信号から記録時のテープ走行
速度が識別されるので、この識別結果を上記した制御手
段14に供給することで、磁気テープTを記録時と同じ
走行速度にて走行制御する。こうして、デフォーマッタ
ー9で復調された再生信号は上記した外符号訂正、内符
号訂正の処理を経て、出力デジタル信号として出力イン
ターフェイスから図示しない伝送路に出力される。
【0046】(第2実施例)さて、次に本磁気記録再生
装置の第2実施例を説明するに、第1のアジマス角度の
ヘッド7aと第2のアジマス角度のヘッド7bとを磁気テー
プTに形成される記録トラックのピッチに相当する間隔
だけずらして回転ドラム20に配置した回転ヘッドによ
り入力信号を磁気テープTに記録し、再生する磁気記録
再生装置において、磁気テープTを予め定められた第1
のテープ走行速度と、前記第1のテープ走行速度に対し
て1/n(nは自然数)となる第2のテープ走行速度と
に夫々切り換えて走行させるテープ走行(/駆動)手段
15を備え、記録時は磁気テープTに所望の入力信号と
前記テープ走行速度に対応した速度情報信号とを記録す
ると共に、再生時は前記速度情報信号に基づいて磁気テ
ープTに記録された信号を再生することを特徴とするよ
う構成した。
【0047】図9に示すように、回転ドラム20には第
1のアジマス角度のヘッド7aと、第2のアジマス角度の
ヘッド7bとが搭載されており、第1のアジマス角度のヘ
ッド7aと第2のアジマス角度のヘッド7bとはコンビネー
ションヘッドを構成している。
【0048】但し、上記した回転ヘッド7a, 7bは、機械
的な取り付けの制約で実際には完全に360°の位置に
取り付けられること(完全に同一の位置とすること)は
不可能なので可能な範囲で近接した位置に取り付けら
れ、必要に応じて記録信号の記録開始時刻をヘッド毎に
可変し、トラックが同じ高さ(水平方向の)に形成され
るようにすることができる。更にこのとき、回転ヘッド
7a, 7bは、本磁気記録再生装置において形成されるトラ
ックピッチ(トラックパターンの幅)だけ異なる高さに
取り付けられる。
【0049】さて、本磁気記録再生装置に、例えばデー
タレートA[Mbps]のデジタル信号が供給されたと
き、これを基本のデータレートとして標準の磁気テープ
走行速度で記録する場合を説明する。また、このとき回
転ドラム20の回転数は一定に保たれているものとす
る。
【0050】このとき、ユーザは上記した入力手段18
により標準の磁気テープ走行速度である第1のテープ走
行速度でデジタル信号を記録する指示入力を行う。上記
した信号記録系に供給された入力デジタル信号は上記し
た信号処理を経て増幅変調デジタル信号として図示しな
いヘッド切り換えスイッチに供給される。
【0051】また、これと同時に上記した制御手段14
はこの指示入力に基づいてテープ駆動手段15を制御
し、磁気テープTを第1のテープ走行速度で走行させ
る。ここで、磁気テープTはこの回転ドラム20上に略
180°に亘って巻き付けられており、標準の磁気テー
プ走行速度とは、ここでいう第1のテープ走行速度であ
り、上記した回転ドラム20が1回転する間に図11に
示すトラックパターンを1つ形成し、次に回転ドラム2
0が1回転するときにこのトラックパターンに隣接する
位置に別のトラックパターンを1つ形成するために必要
な磁気テープの移動量とする。
【0052】このときの信号記録系の動作を図10のタ
イミングチャートに沿って説明する。上記した入力イン
ターフェイス1を介して供給された入力デジタル信号
(a〜d)は、図10に示すように、回転ドラム20の
回転に同期したトラック周期毎に上記したメモリ部2内
の第1のメモリ(メモリ部2内に構成される複数のメモ
リの内の一つ)に書き込みが行われる(同図中のメモリ
書き込み;aの部分)。メモリに書き込みが行われた次
の半トラック周期で記憶されたデジタル信号に対する外
符号が外符号生成回路3により生成され、このメモリに
供給される(同図中の外符号生成)。一方で、上記した
メモリ部2内の別の第2のメモリに書き込みがが行われ
る(同図中のメモリ書き込み;bの部分)。
【0053】次の半トラック周期で上記した第2のメモ
リに記憶されたデジタル信号に対する外符号が外符号生
成回路3により生成され、このメモリに供給される。一
方で、上記したメモリ部2内の別の第3のメモリに書き
込みがが行われる(同図中のメモリ書き込み;cの部
分)。
【0054】更に、次の半トラック周期で上記した第3
のメモリに記憶されたデジタル信号に対する外符号が外
符号生成回路3により生成され、このメモリに供給され
る。一方で、上記したメモリ部2内の別の第4のメモリ
に書き込みがが行われる(同図中のメモリ書き込み;d
の部分)。また、このとき上記した第1のメモリ及び第
2のメモリから外符号が付加されたデジタル信号が夫々
読み出されると、このデジタル信号は内符号生成回路4
に同時に供給され、第1の系統、第2の系統に分けて内
符号を付加された後、上記したフォーマッター5、記録
アンプ6を介して(同図中の内符号生成〜記録変調(第
1の系統、第2の系統))増幅変調デジタル信号として
磁気テープT上に記録される(同図中の記録信号)。そ
して、以下このタイミングに沿って磁気テープT上に信
号記録が行われる。
【0055】実際には、回転ドラム20の回転に応じて
第1のアジマス角度の回転ヘッド7aと第2のアジマス角
度の回転ヘッド7bとが同時に磁気テープT上を走査する
とき、ヘッド切り換えスイッチが増幅変調デジタル信号
を各回転ヘッドに供給することで、磁気テープT上にト
ラックパターンを順次形成しながらこの増幅変調デジタ
ル信号を記録していく。
【0056】次に、本磁気記録再生装置に、例えばデー
タレートA/2[Mbps]のデジタル信号が供給され
たとき、これを上記した標準の磁気テープ走行速度の1
/2のテープ走行速度で記録する場合を説明する。ま
た、このとき回転ドラム20の回転数は一定に保たれて
いるものとする。
【0057】このとき、ユーザが上記した入力手段18
により第2のテープ走行速度(例えば第1のテープ走行
速度の1/2)でデジタル信号を記録するよう指示入力
を行う。上記した信号記録系に供給された入力デジタル
信号は、上記した信号処理を経て信号記録系から出力さ
れ、増幅変調デジタル信号として図示しないヘッド切り
換えスイッチに供給される。また、これと同時に上記し
た制御手段14はこの指示入力に基づいてテープ駆動手
段15を制御し、磁気テープTを第2のテープ走行速度
で走行させる。
【0058】上記した入力インターフェイス1を介して
供給された入力デジタル信号(a〜d)は、図12に示
すように、回転ドラム20の回転に同期したトラック周
期で上記したメモリ部2内の第1のメモリ(メモリ部2
内に構成される複数のメモリの内の一つ)に書き込みが
行われ(同図中のメモリ書き込み;aの部分)、この次
の半トラック周期では第1のメモリに記憶された信号が
保持された状態を保つ。
【0059】次の半トラック周期で、記憶されたデジタ
ル信号に対する外符号が外符号生成回路3により生成さ
れ、このメモリに供給(同図中の外符号生成)される一
方で、上記したメモリ部2内の別の第2のメモリに書き
込みがが行われる(同図中のメモリ書き込み;bの部
分)。この第2のメモリに記憶された信号は、次の半ト
ラック周期まで保持された状態を保つ。
【0060】そして、次の半トラック周期で第2のメモ
リに記憶された信号に対する外符号が外符号生成回路3
により生成され、このメモリに供給される一方で、上記
したメモリ部2内の別の第3のメモリに書き込みがが行
われる(同図中のメモリ書き込み;cの部分)。このと
きこの第3のメモリに記憶された信号は、次のトラック
周期まで保持された状態を保つ。
【0061】更に、次の半トラック周期で第1及び第2
のメモリからデジタル信号を夫々読み出し、内符号生成
と共に記録変調を行い(内符号生成〜記録変調;第1,
第2系列)、得た増幅変調デジタル信号を図示しないヘ
ッド切り換えスイッチに夫々供給する。このときヘッド
切り換えスイッチは、読み出された第1系列の増幅変調
デジタル信号を第1のアジマス角度の回転ヘッド7aに、
第2系列の増幅変調デジタル信号を第2のアジマス角度
の回転ヘッド7bに夫々供給し、この回転ヘッド7a, 7bが
信号を磁気テープT上に記録する。そして、以下このタ
イミングに沿って磁気テープT上に信号記録が行われ
る。
【0062】即ち、本磁気記録再生装置は、図12に示
すように、第1のメモリに信号が書き込まれてから2周
期毎に磁気テープT上に信号記録を行うので、上記した
第2のテープ走行速度において、図13に示すトラック
パターンを形成しながらが第1,第2系列の増幅変調デ
ジタル信号を磁気テープT上に記録することができる。
【0063】尚、上記したように磁気テープT上に記録
された信号は、再生時、上記した回転ヘッド7a〜7cによ
って再生され、上記した信号再生系に供給される。そし
て、この信号再生系において、例えば、デフォーマッタ
ー9によって復調された記録信号から上記したIDを検
出し、これに含まれる情報信号から記録時のテープ走行
速度が識別されるので、この識別結果を上記した制御手
段14に供給することで、磁気テープTを記録時と同じ
走行速度にて走行制御する。こうして、デフォーマッタ
ー9で復調された再生信号は上記した外符号訂正、内符
号訂正の処理を経て、出力デジタル信号として出力イン
ターフェイスから図示しない伝送路に出力される。
【0064】(第3実施例)さて、次に本磁気記録再生
装置の第3実施例を説明するに、第1のアジマス角度の
ヘッド7a, 7cと第2のアジマス角度のヘッド7b, 7dとを
磁気テープTに形成される記録トラックのピッチに相当
する間隔だけずらして回転ドラム21に配置した回転ヘ
ッドにより入力信号を磁気テープTに記録し、再生する
磁気記録再生装置において、前記磁気テープTを予め定
められた第1のテープ走行速度と、前記第1のテープ走
行速度に対して2倍となる第2のテープ走行速度とに夫
々切り換えて走行させるテープ走行手段14, 15を備え、
記録時は前記磁気テープTに所望の入力信号と前記テー
プ走行速度に対応した速度情報信号とを記録すると共
に、再生時は前記速度情報信号に基づいて前記磁気テー
プTに記録された信号を再生することを特徴とするよう
構成した。
【0065】図14に示すように、回転ドラム21には
第1のアジマス角度のヘッド7aと、第2のアジマス角度
のヘッド7cとが第1のコンビネーションヘッドとして搭
載されており、第1のアジマス角度のヘッド7bと、第2
のアジマス角度のヘッド7dとが第2のコンビネーション
ヘッドとして搭載されている。
【0066】但し、上記したコンビネーションヘッド7a
〜7dは、機械的な取り付けの制約で実際には可能な範囲
で近接した位置に取り付けられ、必要に応じて記録信号
の記録開始時刻をヘッド毎に可変し、トラックが同じ高
さ(水平方向の)に形成されるようにする。更にこのと
き、コンビネーションヘッド7a〜7dは、本磁気記録再生
装置において形成されるトラックピッチ(トラックパタ
ーンの幅)だけ異なる高さに取り付けられる。
【0067】さて、本磁気記録再生装置に、例えばデー
タレートA[Mbps]のデジタル信号が供給されたと
き、これを基本のデータレートとして標準の磁気テープ
走行速度で記録する場合を説明する。また、このとき回
転ドラム21の回転数は一定に保たれているものとす
る。
【0068】このとき、ユーザは上記した入力手段18
により標準の磁気テープ走行速度である第1のテープ走
行速度でデジタル信号を記録する指示入力を行う。上記
した信号記録系に供給された入力デジタル信号は上記し
た信号処理を経て増幅変調デジタル信号として図示しな
いヘッド切り換えスイッチに供給される。
【0069】また、これと同時に上記した制御手段14
はこの指示入力に基づいてテープ駆動手段15を制御
し、磁気テープTを第1のテープ走行速度で走行させ
る。ここで、磁気テープTはこの回転ドラム21上に略
180°に亘って巻き付けられており、標準の磁気テー
プ走行速度とは、例えば、回転ドラム21が半回転する
ときに第1のコンビネーションヘッドが磁気テープT上
にトラックパターンを1つ形成する間に進む距離であ
る。即ち、ここでいう第1のテープ走行速度は、上記し
た回転ドラム21が1回転する間に図16に示すトラッ
クパターンを1つ形成し、次に回転ドラム21が1回転
するときにこのトラックパターンに隣接する位置に別の
トラックパターンを1つ形成するために必要な磁気テー
プTの移動量とする。
【0070】このときの信号記録系の動作を図15のタ
イミングチャートに沿って説明する。上記した入力イン
ターフェイス1を介して供給された入力デジタル信号
(a〜d)は、図15に示すように、回転ドラム21の
回転に同期したトラック周期毎に上記したメモリ部2内
の第1のメモリ(メモリ部2内に構成される複数のメモ
リの内の一つ)に書き込みが行われる(同図中のメモリ
書き込み;aの部分)。メモリに書き込みが行われた次
の半トラック周期で記憶されたデジタル信号に対する外
符号が外符号生成回路3により生成され、このメモリに
供給される(同図中の外符号生成)。一方で、上記した
メモリ部2内の別の第2のメモリに書き込みがが行われ
る(同図中のメモリ書き込み;bの部分)。
【0071】次の半トラック周期で上記した第2のメモ
リに記憶されたデジタル信号に対する外符号が外符号生
成回路3により生成され、このメモリに供給される。一
方で、上記したメモリ部2内の別の第3のメモリに書き
込みがが行われる(同図中のメモリ書き込み;cの部
分)。
【0072】更に、次の半トラック周期で上記した第3
のメモリに記憶されたデジタル信号に対する外符号が外
符号生成回路3により生成され、このメモリに供給され
る。一方で、上記したメモリ部2内の別の第4のメモリ
に書き込みがが行われる(同図中のメモリ書き込み;d
の部分)。また、このとき上記した第1,第2のメモリ
から外符号が付加されたデジタル信号が夫々読み出され
ると、このデジタル信号は内符号生成回路4に同時に夫
々供給され、第1,第2系統に分けて内符号が夫々付加
された後、上記したフォーマッター5、記録アンプ6を
介して(同図中の内符号生成〜記録変調(第1系統、第
2系統))増幅変調デジタル信号として図示しないヘッ
ド切り換えスイッチに供給される。
【0073】ヘッド切り換えスイッチは、例えば、第
1,第2系統の増幅変調デジタル信号を夫々第1のアジ
マス角度の回転ヘッド7a及び第2のアジマス角度の回転
ヘッド7cに同時に供給し、次の1トラック周期で第1,
第2系統の増幅変調デジタル信号を夫々第1のアジマス
角度の回転ヘッド7b及び第2のアジマス角度の回転ヘッ
ド7dに同時に供給する。そして、上記した第1,第2の
コンビネーションヘッドは、図16に示すようなトラッ
クパターンを形成しながら磁気テープT上に増幅変調デ
ジタル信号を記録する。以下このタイミングに沿って信
号記録を行う。
【0074】次に、本磁気記録再生装置に、例えばデー
タレート2A[Mbps]のデジタル信号が供給された
とき、これを上記した標準の磁気テープ走行速度の2倍
のテープ走行速度で記録する場合を説明する。また、こ
のとき回転ドラム21の回転数は一定に保たれているも
のとする。
【0075】このとき、ユーザが上記した入力手段18
により第2のテープ走行速度(例えば第1のテープ走行
速度の2倍)でデジタル信号を記録するよう指示入力を
行う。上記した信号記録系に供給された入力デジタル信
号は、上記した信号処理を経て信号記録系から出力さ
れ、増幅変調デジタル信号として図示しないヘッド切り
換えスイッチに供給される。また、これと同時に上記し
た制御手段14はこの指示入力に基づいてテープ駆動手
段15を制御し、磁気テープTを第2のテープ走行速度
で走行させる。
【0076】このときの信号記録系の動作を図17のタ
イミングチャートに沿って説明する。上記した入力イン
ターフェイス1を介して供給された入力デジタル信号
(a〜f)は、図17に示すように、回転ドラム21の
回転に同期したトラック周期毎に上記したメモリ部2内
の第1〜第6のメモリ(メモリ部2内に構成される複数
のメモリ)に書き込みが行われる(同図中のメモリ書き
込み;a〜fの部分)。例えば、第1,第4のメモリに
書き込みが夫々行われた次の半トラック周期で記憶され
たデジタル信号に対する外符号が外符号生成回路3によ
り夫々生成され、第1,第4のメモリに夫々供給される
(同図中の外符号生成)。一方で、このタイミングで上
記したメモリ部2内の別の第2,第5のメモリに書き込
みがが夫々行われる。
【0077】次の半トラック周期で上記した第2,第5
のメモリに夫々記憶されたデジタル信号に対する外符号
が外符号生成回路3により夫々生成され、第2,第5の
メモリに供給される。一方で、上記したメモリ部2内の
別の第3,第6のメモリに書き込みがが夫々行われる。
このとき第1,第4のメモリに夫々記憶されたデジタル
信号は、第1,第2系列に分けて内符号が夫々付加され
た後、上記したフォーマッター5、記録アンプ6を介し
て(同図中の内符号生成〜記録変調(第1系統、第2系
統))増幅変調デジタル信号としてヘッド切り換えスイ
ッチに供給されると同時に第1あるいは第2のコンビネ
ーションヘッド(例えば、このとき第1のコンビネーシ
ョンヘッド)に供給される(記録信号(第1系統、第2
系統))。
【0078】更に、次の半トラック周期で上記した第
3,第6のメモリに夫々記憶されたデジタル信号に対す
る外符号が外符号生成回路3により夫々生成され、第
3,第6のメモリに供給される。一方で、第2,第5の
メモリに夫々記憶されたデジタル信号は、第1,第2系
列に分けて読み出され、上記したような内符号生成〜記
録変調を経て増幅変調デジタル信号としてヘッド切り換
えスイッチに供給されると同時に、例えば、第2のコン
ビネーションヘッドに供給される。そして、このとき第
1,第4のメモリには連続的に供給される入力デジタル
信号が夫々記憶される。
【0079】ヘッド切り換えスイッチは上記した半トラ
ック周期毎に、第1,第2系統の増幅変調デジタル信号
を上記した第1,第2のコンビネーションヘッドに切り
換え供給することによって、回転ドラム21の回転に同
期したタイミングで、図18に示す磁気テープT上のト
ラックパターンに記録すべき増幅変調デジタル信号が記
録される。
【0080】このとき、磁気テープTは第2のテープ走
行速度(第1のテープ走行速度の2倍)で走行している
ため、例えば、回転ドラム21の最初の回転で第1,第
2のアジマスのヘッド7a, 7cがトラックパターンを磁気
テープT上に形成し、次の半回転で第1,第2のアジマ
スのヘッド7b, 7dが次のトラックパターンを磁気テープ
T上に形成する。こうして、第2のテープ走行速度にお
いて、第1,第2のアジマスのヘッド7a〜7dは、磁気テ
ープT上に順次トラックパターンを形成しながら信号を
記録していく。
【0081】尚、上記したように磁気テープT上に記録
された信号は、再生時、上記した回転ヘッド7a〜7dによ
って再生され、上記した信号再生系に供給される。そし
て、この信号再生系において、例えば、デフォーマッタ
ー9によって復調された記録信号から上記したIDを検
出し、これに含まれる情報信号から記録時のテープ走行
速度が識別されるので、この識別結果を上記した制御手
段14に供給することで、磁気テープTを記録時と同じ
走行速度にて走行制御する。こうして、デフォーマッタ
ー9で復調された再生信号は上記した外符号訂正、内符
号訂正の処理を経て、出力デジタル信号として出力イン
ターフェイスから図示しない伝送路に出力される。
【0082】尚ここで、上記した外符号訂正と、内符号
訂正の処理は、上記した方法に限定されないことは勿論
であり、例えば、回転ヘッドが上記したトラックパター
ンを正確に走査しているときは、上記したトラック周期
期間毎に外符号訂正と内符号訂正とが終了した信号をメ
モリに書き込んでも良いし、また、例えば、回転ヘッド
が上記したトラックパターンを正確に走査している/い
ないに関わらず、内符号訂正が終了した信号をメモリに
書き込んで、1トラック周期に相当する信号のデータ量
がメモリに書き込まれた時点で外符号訂正を行っても良
いことは勿論である。
【0083】こうして、本磁気記録再生装置において、
上記した基本のデータレートA[Mbps]に対して異
なるデータレートで供給される入力デジタル信号は、上
述した第1〜第3実施例で夫々述べたように構成された
回転ドラム19〜21を用いることにより、回転ドラムの回
転数を一定に保ちつつ磁気テープTの走行速度を可変す
ることによって効率良く磁気テープT上に記録すること
ができる。
【0084】また、本磁気記録再生装置において、上述
したように磁気テープT上に記録されたデジタル信号
は、上記した信号再生系によって再生、復調されること
により、入力デジタル信号とほぼ同様な再生デジタル信
号として再生される。
【0085】ところで、回転ヘッドを用いる磁気記録再
生装置は、再生時に、回転ヘッドが常に磁気テープ上の
トラックパターンを正確に走査する必要があるため、磁
気テープ上の任意のトラック(例えば、コントロールト
ラック)にコントロール信号を記録再生するものがあ
る。そこで、このような磁気記録再生装置において、例
えば、記録時に磁気テープ上に信号を記録するときとし
ないときとで、このコントロール信号を可変(例えば、
信号波形を変化、あるいは信号のデューティー比を可
変)して磁気テープ上のコントロールトラックに記録す
ることにより、コントロール信号の検出に基づいて信号
が記録されたトラックのみを走査して再生信号を得るよ
うに制御したり、磁気テープTの走行時間を計測した
り、磁気テープTの残量の検出等を行っても良いことは
勿論である。
【0086】尚、上記した回転ヘッドの構成は、上記し
たものに限定されないことは勿論であり、様々な場合が
考えられるが、そのとき、回転ヘッドの構成に対応して
上記したトラック周期毎の信号処理を行うことにより基
本のデータレートで供給される入力デジタル信号、ある
いは異なるデータレートで供給される入力デジタル信号
を夫々記録、再生しても良いことは勿論である。
【0087】
【発明の効果】上述したように、請求項1記載の本発明
の構成によれば、所定の入力デジタル信号のデータレー
トを基本データレートとして、これと異なるデータレー
トを有する入力デジタル信号を記録する際、磁気テープ
の走行速度をこのデータレートに応じて可変して記録を
行うことにより効率よく信号を磁気テープ上に記録する
ことができるという効果がある。
【0088】また、このとき所定の入力デジタル信号を
記録するときの磁気テープ走行速度を第1の走行速度と
して、また、これと異なるデータレートを有する入力デ
ジタル信号を記録するときの磁気テープ走行速度を第2
の走行速度として夫々に対応する速度情報信号を入力デ
ジタル信号と共に記録することができるため、再生時、
この速度情報信号を検出し識別することにより記録され
た信号を入力デジタル信号とほぼ同様の再生デジタル信
号を得ることができるという効果がある。
【0089】更に、所定の入力デジタル信号と異なるデ
ータレートを有する入力デジタル信号を記録するとき従
来の奇数倍時間の信号記録、再生に加え、偶数倍時間の
信号記録、再生を行うことができるという効果がある。
【0090】更にまた、記録時、再生時共に回転ドラム
の回転は一定であるため、回転ドラムの回転数変化に応
じて生じる回転ドラムと磁気テープ間に形成されるエア
ーフィルムの影響が低減され、再生時の磁気反転間隔の
変化に伴う再生波形の調整等を行う繁雑な操作が省略さ
れるという効果がある。
【0091】上述したように、請求項2記載の本発明の
構成によれば、上述した効果に加え、少なくともアジマ
ス角度の異なるヘッドを180°対向して回転ドラムに
配置したことにより、基本データレートに対してこれよ
り1/2n,1/2(n+1)(nは自然数)少ない様
々なデータレートの入力デジタル信号が供給されたとき
でも、テープ走行速度を可変し、更に効率よく信号を磁
気テープ上に記録することができるという効果がある。
【0092】上述したように、請求項3記載の本発明の
構成によれば、上述した効果に加え、少なくともアジマ
ス角度の異なる回転ヘッドから構成されるコンビネーシ
ョンヘッドを回転ドラム上に配置したことにより、基本
データレートに対してこれより1/n(nは自然数)少
ない様々なデータレートの入力デジタル信号が供給され
たときでも、テープ走行速度を可変し、更に効率よく信
号を磁気テープ上に記録することができるという効果が
ある。
【0093】上述したように、請求項4記載の本発明の
構成によれば、上述した効果に加え、少なくともアジマ
ス角度の異なる回転ヘッドから構成されるコンビネーシ
ョンヘッドを回転ドラム上に180°対向するように配
置したことにより、基本データレートに対してこれより
2倍のデータレートの入力デジタル信号が供給されたと
きでも、テープ走行速度を可変し、更に効率よく信号を
磁気テープ上に記録することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本磁気記録再生装置を説明するためのブロック
図である。
【図2】本磁気記録再生装置の第1実施例における回転
ヘッドの配置を説明するための図である。
【図3】第1実施例における本磁気記録再生装置の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】第1実施例における磁気テープのトラックパタ
ーンを説明するための図である。
【図5】第1実施例における本磁気記録再生装置の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】第1実施例における磁気テープのトラックパタ
ーンを説明するための図である。
【図7】第1実施例における本磁気記録再生装置の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】第1実施例における磁気テープのトラックパタ
ーンを説明するための図である。
【図9】本磁気記録再生装置の第2実施例における回転
ヘッドの配置を説明するための図である。
【図10】第2実施例における本磁気記録再生装置の動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【図11】第2実施例における磁気テープのトラックパ
ターンを説明するための図である。
【図12】第2実施例における本磁気記録再生装置の動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【図13】第2実施例における磁気テープのトラックパ
ターンを説明するための図である。
【図14】本磁気記録再生装置の第3実施例における回
転ヘッドの配置を説明するための図である。
【図15】第3実施例における磁気テープのトラックパ
ターンを説明するための図である。
【図16】第3実施例における磁気テープのトラックパ
ターンを説明するための図である。
【図17】第3実施例における本磁気記録再生装置の動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【図18】第3実施例における磁気テープのトラックパ
ターンを説明するための図である。
【符号の説明】
1 切り換えスイッチ(記録手段) 2 記録アンプ(記録手段) 3 切り換えスイッチ(記録手段/検出手段) 4a,4b 磁気ヘッド 6 磁気記録媒体 8 プリアンプ(検出手段) 9 再生FM検波器(検出手段) 10 制御手段 11 メモリ(記憶手段) 12 使用時間検知手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定に回転させる回転ドラム上に搭載され
    た第1のアジマス角度のヘッドと第2のアジマス角度の
    ヘッドとにより入力デジタル信号を磁気記録媒体に記録
    し、再生する磁気記録再生装置において、 前記磁気記録媒体を予め定められた基準となる第1の走
    行速度で走行駆動すると共に、前記磁気記録媒体を第1
    の走行速度に対して1/n倍、あるいはn倍(nは自然
    数)となる第2の走行速度で走行駆動する走行手段を備
    え、 記録時には、前記磁気記録媒体を前記第1の走行速度で
    走行駆動させ、前記第1の走行速度に対応した情報信号
    と基準となるデータレートを有する入力デジタル信号と
    を記録し、また、前記磁気記録媒体を前記第2の走行速
    度で走行駆動させ、前記第2の走行速度に対応した情報
    信号と前記入力デジタル信号と異なるデータレートを有
    する入力デジタル信号とを記録し、再生時には、前記磁
    気記録媒体から再生された前記情報信号に基づいて前記
    磁気記録媒体に記録された信号を再生することを特徴と
    した磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】第1のアジマス角度のヘッドと第2のアジ
    マス角度のヘッドとを回転ドラムに対して同一の高さに
    配置した回転ヘッドにより入力デジタル信号を磁気記録
    媒体に記録し、再生する磁気記録再生装置において、 前記磁気記録媒体を予め定められた第1の走行速度と、
    前記第1の走行速度に対して1/2n(nは自然数)と
    なる第2の走行速度と、または第1の走行速度に対して
    1/(2n+1)(nは自然数)となる第3の走行速度
    とに夫々切り換えて走行させる走行手段を備え、 記録時には、前記磁気記録媒体を前記第1の走行速度で
    走行駆動させ、前記第1の走行速度に対応した情報信号
    と基準となるデータレートを有する入力デジタル信号と
    を記録し、また、前記磁気記録媒体を前記第2の走行速
    度で走行駆動させ、前記第2の走行速度に対応した情報
    信号と前記入力デジタル信号と異なるデータレートを有
    する入力デジタル信号とを記録し、再生時には、前記磁
    気記録媒体から再生された前記情報信号に基づいて前記
    磁気記録媒体に記録された信号を再生することを特徴と
    した磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】第1のアジマス角度のヘッドと第2のアジ
    マス角度のヘッドとを磁気記録媒体に形成される記録ト
    ラックのピッチに相当する間隔だけずらして回転ドラム
    に配置した回転ヘッドにより入力デジタル信号を磁気記
    録媒体に記録し、再生する磁気記録再生装置において、 前記磁気記録媒体を予め定められた第1の走行速度と、
    前記第1の走行速度に対して1/n(nは自然数)とな
    る第2の走行速度とに夫々切り換えて走行させる走行手
    段を備え、 記録時には、前記磁気記録媒体を前記第1の走行速度で
    走行駆動させ、前記第1の走行速度に対応した情報信号
    と基準となるデータレートを有する入力デジタル信号と
    を記録し、また、前記磁気記録媒体を前記第2の走行速
    度で走行駆動させ、前記第2の走行速度に対応した情報
    信号と前記入力デジタル信号と異なるデータレートを有
    する入力デジタル信号とを記録し、再生時には、前記磁
    気記録媒体から再生された前記情報信号に基づいて前記
    磁気記録媒体に記録された信号を再生することを特徴と
    した磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】第1のアジマス角度のヘッドと第2のアジ
    マス角度のヘッドとを磁気記録媒体に形成される記録ト
    ラックのピッチに相当する間隔だけずらして回転ドラム
    に配置した回転ヘッドにより入力デジタル信号を磁気記
    録媒体に記録し、再生する磁気記録再生装置において、 前記磁気記録媒体を予め定められた第1の走行速度と、
    前記第1の走行速度に対して2倍となる第2の走行速度
    とに夫々切り換えて走行させる走行手段を備え、 記録時には、前記磁気記録媒体を前記第1の走行速度で
    走行駆動させ、前記第1の走行速度に対応した情報信号
    と基準となるデータレートを有する入力デジタル信号と
    を記録し、また、前記磁気記録媒体を前記第2の走行速
    度で走行駆動させ、前記第2の走行速度に対応した情報
    信号と前記入力デジタル信号と異なるデータレートを有
    する入力デジタル信号とを記録し、再生時には、前記磁
    気記録媒体から再生された前記情報信号に基づいて前記
    磁気記録媒体に記録された信号を再生することを特徴と
    した磁気記録再生装置。
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