JPH08110106A - 極低温蓄冷材 - Google Patents

極低温蓄冷材

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JPH08110106A
JPH08110106A JP6248074A JP24807494A JPH08110106A JP H08110106 A JPH08110106 A JP H08110106A JP 6248074 A JP6248074 A JP 6248074A JP 24807494 A JP24807494 A JP 24807494A JP H08110106 A JPH08110106 A JP H08110106A
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JP
Japan
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activated carbon
fine powder
metal
metal particles
regenerator material
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JP6248074A
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English (en)
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Junichi Onda
潤一 御田
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極低温域で大きな比熱を有し、比較的安価な
蓄冷材を提供すること、及び活性炭を微粉末状態で適用
することが困難な場所に活性炭微粉末を適用する技術を
提供する。 【構成】 少なくとも表面に複数の活性炭微粉末を含む
金属粒、及びこの金属粒からなる蓄冷材。作動ガスが流
れる内部空間を有する容器の中に、少なくとも表面に複
数の活性炭微粉末を含む多数の金属粒を、金属粒中の活
性炭含有量が前記作動ガスの流れる方向に対して単調に
変化するように配置して蓄冷器を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極低温用蓄冷材及び活
性炭微粉末を用いたガス吸着に関する。
【0002】
【従来の技術】極低温用蓄冷材は、極低温域での比熱が
大きいことが重要である。極低温域での比熱が大きい材
料として、エルビニウムニッケル(ErNi)系の蓄冷
材が知られている。
【0003】図4は、代表的な蓄冷材の極低温域での比
熱を示す。横軸は温度を絶対温度で表し、縦軸は比熱を
単位J/cm3 Kで表す。図4に示すように、15K以
下の温度でEr3 Niの比熱は、Pbよりも大きい。こ
のように、Er3 Niは15K以下の極低温域における
蓄冷材として好適な材料である。
【0004】従来、極低温冷凍機の蓄冷材として、Er
3 Niをはじめとする希土類金属間化合物の粉末が使用
されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】希土類金属間化合物
は、極低温域で大きな比熱を有するが、希土類金属自体
が高価であること、及び粒状に加工する技術が困難であ
ること等により、蓄冷材として利用できる粒状の希土類
金属間化合物は非常に高価なものになる。
【0006】本発明の目的は、極低温域で大きな比熱を
有し、比較的安価な蓄冷材を提供すること、及び活性炭
を微粉末状態で適用することが困難な場所に活性炭微粉
末を適用する技術を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の金属粒は、少な
くとも表面に複数の活性炭微粉末を含む。本発明の蓄冷
材は、少なくとも表面に複数の活性炭微粉末を含む金属
粒からなる。
【0008】前記金属粒を、鉛または鉛合金としてもよ
い。本発明の極低温蓄冷器は、作動ガスが流れる内部空
間を有する容器と、少なくとも表面に複数の活性炭微粉
末を含む多数の金属粒が、前記作動ガスの流れる方向に
対して金属粒中の活性炭含有量が単調に変化するよう
に、前記容器内に配置されている蓄冷材とを有する。
【0009】本発明の蓄冷材の作製方法は、金属塊を融
解して金属融液を作製する工程と、前記金属融液内に活
性炭微粉末を添加し、金属融液中にほぼ均一に分散させ
る活性炭微粉末添加工程と、前記活性炭微粉末が添加さ
れた前記金属融液を飛散させて微細液滴とするとともに
固化させ、活性炭微粉末を含む金属粒を形成する工程と
を含む。
【0010】
【作用】活性炭微粉末を金属粒の表面に埋め込むことに
より、微粉末の状態では適用が困難な場所に活性炭微粉
末を適用することができる。
【0011】活性炭微粉末を含む金属粒を、作動ガスと
してHeガスを使用する極低温冷凍機のガス流路に充填
すると、活性炭微粉末にHeガスが吸着される。Heガ
スは約8Kで比熱が極大になり極低温域で大きな比熱を
有するため、良好な蓄冷材になる。活性炭は微粉末化さ
れているため、内部まで熱が伝わりやすい。このため、
作動ガスと迅速に熱交換することができる。
【0012】金属粒の材料として鉛あるいは鉛合金を使
用すれば、蓄冷材の比熱が約13K以上の極低温域で比
較的大きくなる。活性炭微粉末の含有量を変化させるこ
とにより、極低温域での所望の温度において比熱が最大
になるように調整することができる。蓄冷器内に温度分
布が存在する場合には、各温度に応じて、その温度で比
熱が最大になる活性炭微粉末の含有量を有する蓄冷材を
配置することにより、蓄冷器の熱交換効率を高めること
ができる。
【0013】活性炭微粉末が混入された金属融液を飛散
させて微細液滴化すると、体積当たりの表面積が増加し
て急激に冷却される。微細液滴が急冷されて固化し、微
細な金属粒が形成される。このとき、急冷されるため、
内部に混入している活性炭微粉末は偏析することなくほ
ぼ均一に金属粒内に分散する。体積当たりの表面積が増
大すると、露出する活性炭表面積も増大し、吸着能力が
増大する。
【0014】
【実施例】図4に示すように、Heガスの比熱は約8K
でピークを示し、10気圧のHeガスの比熱は、12K
以下の温度領域においてEr3 Niよりも高い比熱を有
する。8K以下の極低温域では、10気圧のHeガス
は、Pbの10〜100倍、Er3 Niの約2〜5倍の
比熱を有する。このように、Heガスは極低温域におい
て極めて有望な蓄冷材である。
【0015】Heガスを蓄冷材として利用する方法とし
て、Heガスを活性炭に吸着させ、Heガスを吸着した
活性炭を蓄冷材として使用する方法が考えられる。活性
炭は、低温でのHeガス吸着能が優れ、例えば温度10
K、圧力2×106 Paの条件で1cm3 の活性炭に約
500Ncm3 のHeガスを吸着することができる。従
って、Heガスを吸着した活性炭は極低温域で優れた蓄
冷材となり得る。
【0016】しかし、活性炭の熱拡散率は非常に低い。
このため、10-2〜1秒の周期で作動ガスと蓄冷材との
間の熱交換を行う必要がある極低温冷凍機に適用した場
合、活性炭の中への温度変化の侵入の深さは10-2〜1
-1mm程度である。活性炭に吸着されたHeガスを蓄
冷材として利用するには、Heガスに十分な温度変化を
与える必要がある。このため、活性炭粒の大きさを10
-2〜10-1mm程度にすることが好ましい。
【0017】一方、粒径が10-2〜10-1mm程度の活
性炭を極低温冷凍機の蓄冷器に充填して使用すると、作
動ガス流路の目詰まりを起こしたり、ディスプレーサを
損傷する恐れがある。
【0018】以下、粒径が10-2〜10-1mm程度の活
性炭微粉末を使用し、かつ作動ガス流路の目詰まり及び
ディスプレーサの損傷防止に効果がある本発明の実施例
について説明する。
【0019】図1は、本発明の実施例による蓄冷材の断
面を示す。金属粒1の表面及び内部に活性炭微粉末2が
点在している。活性炭微粉末2の大きさは上述の通り、
例えば10-2〜10-1mm程度である。金属粒1の径
は、例えば0.1〜2mm程度である。
【0020】この金属粒1を蓄冷器の中に充填し、作動
ガスとしてHeガスを流すと、金属粒1の表面に露出し
た活性炭微粉末2にHeガスが吸着される。吸着された
Heガスは、蓄冷材として働く。各活性炭微粉末2の大
きさは10-2〜10-1mm程度であるため、作動ガスと
迅速に熱交換し、10-2〜1秒の周期で十分熱交換する
ことができる。
【0021】また、金属粒1は0.1〜2mm程度の粒
径を有するため、作動ガス流路の目詰まりの原因になる
ことはなく、ディスプレーサを損傷させることもない。
金属粒1の内部に取り込まれた活性炭微粉末2に予めH
eガスを吸着させておいてもよい。通常、金属は高い熱
拡散率を有するため、内部に取り込まれた活性炭微粉末
にHeガスを吸着させておくことにより、内部の活性炭
微粉末をも蓄冷材として機能させることができる。
【0022】金属粒1には、鉛あるいは鉛合金等の、比
較的低温で比熱の大きい金属を使用することが好まし
い。例えば、鉛を使用した場合には、図4に示すよう
に、約13K以下の極低温域でHeが蓄冷材として有効
に働き、約13K以上の低温域でPbが蓄冷材として有
効に働く。鉛合金としては、例えばPbにアンチモン
(Sb)を添加したもの等が考えられる。PbにSbを
添加することにより硬度を高めることができる。蓄冷材
以外の用途、例えば触媒、にこのような活性炭微粉末を
含む金属粒を用いることもできる。また、金属粒1とし
てステンレスやアルミニウムを使用してもよい。
【0023】次に、図2を参照して、図1の蓄冷材を2
段式GM冷凍機に使用した場合を例にとって説明する。
図2(A)は、2段式GM冷凍機の膨張器の構成を概略
的に示す断面図である。シリンダ11は太径部分と細径
部分を有し、シリンダ11内に挿入されるディスプレー
サ12もシリンダ1の形状に合わせた太径部分と細径部
分を有する。ディスプレーサ12内には、太径部分に1
段目蓄冷器14が収容され、細径部分に2段目蓄冷器1
6が収容されている。
【0024】また、シリンダ11とディスプレーサ12
の間には、太径部分において第1膨張スペース18が画
定され、細径部分において第2膨張スペース19が画定
される。また、シリンダ11とディスプレーサ12の間
にはシール21が配置され、気密状態を構成する。
【0025】1段目蓄冷器14は、Cu、Pb等の通常
の蓄冷材で構成された、例えば網目状蓄冷材を収容す
る。図2(B)は、2段目蓄冷器16の構成を概略的に
示す断面図である。2段目蓄冷器16は、ベークライト
製の容器23の中に上下の開口24、25で外部と連続
されたガス通路26を形成している。このガス通路26
内に、下側から数枚の金網31、フェルト32が充填さ
れ、下側の開口25から蓄冷材が流出しない構成をとっ
ている。
【0026】フェルト32の上に、蓄冷材33、35、
37、39をこの順番に、それぞれ界面にフェルト3
4、36、38を挟んで充填し、蓄冷材39の上を、フ
ェルト40及びパンチングメタル41で覆っている。蓄
冷材33、35、37、39は図1に示す活性炭微粉末
を含む金属粒である。
【0027】GM冷凍機を動作させると、高圧のHeガ
スが開口24からガス通路26内に導入される。このH
eガスは、蓄冷材39、37、35、33によって冷却
されながら図の下方に流れ、開口25を通って2段目膨
張スペース19に供給される。
【0028】2段目膨張スペース19に供給されたHe
ガスは、低圧で回収される。このとき、断熱膨張して冷
却されたHeガスは、上記のHeガスが供給される経路
を通って、蓄冷材33、35、37、39を冷却しなが
ら回収される。従って、図の下方が低温側、上方が高温
側となる。
【0029】蓄冷効率を高めるためには、低温側に配置
された蓄冷材33が、最も極低温で比熱が大きく、高温
側に配置された蓄冷材ほど、より高い温度で比熱が大き
くなるようにすればよいことがわかる。
【0030】図1の活性炭微粉末2の割合を大きくすれ
ば、13K以下の極低温域の比熱はHeガスの比熱に近
づくため大きくなる。活性炭微粉末2の割合を少なくす
れば、Pbの比熱に近づくため、13K以下の極低温域
の比熱が小さくなるかわりに、それ以上の温度域の比熱
が大きくなる。
【0031】従って、低温側の蓄冷材の活性炭微粉末含
有量を高温側蓄冷材のそれよりも多くすればよい。例え
ば、蓄冷材33、35、37、39の活性炭微粉末の含
有量をそれぞれ80、60、40、20体積%とすれば
よい。なお、活性炭微粉末の含有量は、その蓄冷材の動
作温度において最も比熱が大きくなるようにすることが
好ましい。
【0032】次に、図3を参照して、図1に示す蓄冷材
の製造方法について説明する。図3(A)に示すよう
に、高周波誘導炉5の中に鉛のインゴット3と活性炭微
粉末4を投入する。次に、図3(B)に示すように、高
周波誘導炉5で鉛の融点(327℃)よりも高く活性炭
の融点(約3500℃)よりも低い温度に加熱し、鉛の
インゴットを誘導融解して鉛の融液6とする。このと
き、融液6中には図の矢印で示すように対流が発生す
る。活性炭の比重は0.3〜0.6、鉛の比重は11.
3であるため、定常状態では活性炭は鉛融液の表面に浮
くが、この対流のため、活性炭微粉末4は融液6中にほ
ぼ均一に分散する。なお、プロペラ等で積極的に攪拌し
てもよい。
【0033】次に鉛の融液を固化させて粒状にする2つ
の方法について説明する。図3(C)は、回転ディスク
法、図3(D)は、ガスアトマイズ法による粒状体の作
製方法を示す。
【0034】図3(C)に示すように、活性炭微粉末が
混ざった鉛融液6を回転する円板8上に滴下する。円板
8上に滴下した融液は、遠心力によって周囲に飛散し微
細な液滴となる。微細な液滴になると、体積あたりの表
面積が増加して急激に冷却され鉛の粒状体8が形成され
る。
【0035】図3(D)に示すように、ノズル9からガ
スが吹き出し、ガス流10が形成されている。鉛融液6
を滴下しつつガス流10で飛散させる。飛散した鉛融液
は図3(C)の場合と同様に、微細な液滴となって急冷
され、鉛の粒状体8が形成される。
【0036】図3(C)、(D)の場合共に、微細な鉛
液滴が急冷されるため、その中に含まれていた活性炭微
粉末は偏析することなく、鉛の粒状体の内部及び表面に
ほぼ均一に分散する。
【0037】鉛融液中に混入する活性炭微粉末の量を変
えることにより、鉛の粒状体中の活性炭微粉末の含有率
を調整することができる。図3(C)の回転ディスク法
の場合には、円板7の回転数、融液の滴下量等を制御し
て粒状体の大きさを変えることができる。また、図3
(D)のガスアトマイズ法の場合には、ガス流10の流
速、融液の滴下量等を制御して粒状体の大きさを変える
ことができる。
【0038】図3では、鉛の粒状体を形成する場合を説
明したが、活性炭の融点よりも低い融点を有するもので
あれば鉛以外の金属を使用してもよい。例えば、鉛とア
ンチモンとの合金等の鉛合金、融点が約1450℃のス
テンレス等の融液から金属の粒状体を形成することもで
きる。
【0039】上記実施例のように、金属粒の中に活性炭
を埋め込んだ蓄冷材は、高価な原料を使用しないため、
比較的安価に作製することができる。また、上記実施例
では、活性炭を埋め込んだ金属粒を蓄冷材に使用する場
合を説明したが、他の用途に用いることもできる。例え
ば、自動車の排ガス清浄用の触媒として働く金属からな
る粒状体に活性炭を埋め込んでもよい。
【0040】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
活性炭微粉末を金属粒の表面及び内部に埋め込むことに
より、微粉末の状態では使用困難な場所に活性炭を使用
することができる。また、活性炭を微粉末にしているた
め、活性炭内部にまで熱が伝わりやすいという特徴があ
る。この活性炭にHeガスを吸着させれば、極低温域で
比熱が大きい蓄冷材を比較的安価に作製することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による活性炭微粉末を含有する
金属粒の断面図である。
【図2】GM式冷凍機の膨張器の構成を概略的に示す断
面図、及び実施例による蓄冷器を概略的に示す断面図で
ある。
【図3】本発明の実施例による活性炭微粉末を含有する
金属粒の作製方法を説明するための作製装置の概略を示
す断面図である。
【図4】Pb、Er3 Ni及びHeの極低温域における
比熱を示すグラフである。
【符号の説明】
1 金属粒 2 活性炭微粉末 3 鉛インゴット 4 活性炭微粉末 5 高周波誘導炉 6 鉛融液 7 回転円板 8 鉛の粒状体 9 ノズル 10 ガス流 11 シリンダ 12 ディスプレーサ 14 1段目蓄冷器 16 2段目蓄冷器 18 1段目膨張スペース 19 2段目膨張スペース 21 シール 23 容器 24、25 開口 26 ガス通路 31 金網 33、35、37、39 蓄冷材 32、34、36、38、40 フェルト 41 パンチングメタル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表面に複数の活性炭微粉末を
    含む金属粒。
  2. 【請求項2】 少なくとも表面に複数の活性炭微粉末を
    含む金属粒からなる蓄冷材。
  3. 【請求項3】 前記活性炭微粉末の直径は0.1〜0.
    01mmであり、前記金属粒の直径は2mm以下である
    請求項2記載の蓄冷材。
  4. 【請求項4】 前記金属粒は、鉛または鉛合金である請
    求項2または3記載の蓄冷材。
  5. 【請求項5】 前記金属粒中の活性炭微粉末の合計の体
    積は、該金属粒の体積の20〜80%である請求項2〜
    4のいずれかに記載の蓄冷材。
  6. 【請求項6】 作動ガスが流れる内部空間を有する容器
    と、 少なくとも表面に複数の活性炭微粉末を含む多数の金属
    粒が、前記作動ガスの流れる方向に対して金属粒中の活
    性炭含有量が単調に変化するように、前記容器内に配置
    されている蓄冷材とを有する極低温蓄冷器。
  7. 【請求項7】 金属塊を融解して金属融液を作製する工
    程と、 前記金属融液内に活性炭微粉末を添加し、金属融液中に
    ほぼ均一に分散させる活性炭微粉末添加工程と、 前記活性炭微粉末が添加された前記金属融液を飛散させ
    て微細液滴とするとともに固化させ、活性炭微粉末を含
    む金属粒を形成する工程とを含む蓄冷材の作製方法。
  8. 【請求項8】 前記金属粒を形成する工程は、前記活性
    炭微粉末が添加された前記金属融液を、回転する平板上
    に滴下して飛散させる請求項7記載の蓄冷材の作製方
    法。
  9. 【請求項9】 前記金属粒を形成する工程は、前記活性
    炭微粉末が添加された前記金属融液を、ガス流中に滴下
    させて飛散させる請求項7記載の蓄冷材の作製方法。
  10. 【請求項10】 前記金属融液を作製する工程は、前記
    金属塊に高周波電磁界を印加して誘導電流を流して加熱
    する工程を含み、 前記活性炭微粉末添加工程は、前記金属融液に高周波電
    磁界を印加して誘導電流を発生させ、対流を起こして前
    記活性炭微粉末を均一に分散させる請求項7〜9のいず
    れかに記載の蓄冷材の作製方法。
JP6248074A 1994-10-13 1994-10-13 極低温蓄冷材 Withdrawn JPH08110106A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103412A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Toshiba Corp 蓄冷式冷凍機
JP2013217517A (ja) * 2012-04-04 2013-10-24 Sumitomo Heavy Ind Ltd 蓄冷器式冷凍機、蓄冷器

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