JPH0810996A - プレス加工装置及びカシメ加工装置 - Google Patents
プレス加工装置及びカシメ加工装置Info
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- JPH0810996A JPH0810996A JP14940094A JP14940094A JPH0810996A JP H0810996 A JPH0810996 A JP H0810996A JP 14940094 A JP14940094 A JP 14940094A JP 14940094 A JP14940094 A JP 14940094A JP H0810996 A JPH0810996 A JP H0810996A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】プレス加工装置によりカシメ加工ができるよう
にする。 【構成】互いに相対配置される一対のプレス部材１，２
を備え、プレス動作によりそのプレス部材１，２間を順
送りされるワークにプレス加工を行うプレス加工装置に
おいて、プレス動作によりワークにカシメ部品５０のカ
シメ固定を行うカシメ加工部７が設けられてなるもの。
にする。 【構成】互いに相対配置される一対のプレス部材１，２
を備え、プレス動作によりそのプレス部材１，２間を順
送りされるワークにプレス加工を行うプレス加工装置に
おいて、プレス動作によりワークにカシメ部品５０のカ
シメ固定を行うカシメ加工部７が設けられてなるもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カシメ加工装置、カシ
メ加工が可能なプレス加工装置に関する。
メ加工が可能なプレス加工装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】通常、プレス加工されたワークにヒンジ
ピンやボスなどの部品をカシメ固定する場合は、ワーク
のプレス加工とは別の工程において専用のカシメ加工装
置を用いてカシメ加工を行っている。
ピンやボスなどの部品をカシメ固定する場合は、ワーク
のプレス加工とは別の工程において専用のカシメ加工装
置を用いてカシメ加工を行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、プレス
加工とカシメ加工とを別個の装置で行う場合、プレス加
工されたワークを作業者の手によりカシメ加工装置にセ
ットし、ヒンジピンやボス等のカシメ部品を所定位置に
供給セットしてカシメ固定し、その後、カシメ部品が装
着されたワークを取り出すという非常に手間のかかる作
業を行わなければならず、人、設備、時間面でのロスが
多くなってコストが高くなるという問題点があった。
加工とカシメ加工とを別個の装置で行う場合、プレス加
工されたワークを作業者の手によりカシメ加工装置にセ
ットし、ヒンジピンやボス等のカシメ部品を所定位置に
供給セットしてカシメ固定し、その後、カシメ部品が装
着されたワークを取り出すという非常に手間のかかる作
業を行わなければならず、人、設備、時間面でのロスが
多くなってコストが高くなるという問題点があった。
【０００４】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、プレス加工装置によりカシメ加工ができるよう
にすることを目的とする。
であり、プレス加工装置によりカシメ加工ができるよう
にすることを目的とする。
【０００５】さらに、カシメ部品の所定位置へのセット
動作が、精度良く簡単にでき、プレス加工装置に好適に
組み込まれるカシメ加工装置を提供するすることを目的
とする。
動作が、精度良く簡単にでき、プレス加工装置に好適に
組み込まれるカシメ加工装置を提供するすることを目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項１記載の発明では、互いに相対配置され
る一対のプレス部材を備え、プレス動作によりそのプレ
ス部材間を順送りされるワークにプレス加工を行うプレ
ス加工装置において、プレス動作により前記ワークにカ
シメ部品のカシメ固定を行うカシメ加工部が設けられて
なる構成とした。
本発明の請求項１記載の発明では、互いに相対配置され
る一対のプレス部材を備え、プレス動作によりそのプレ
ス部材間を順送りされるワークにプレス加工を行うプレ
ス加工装置において、プレス動作により前記ワークにカ
シメ部品のカシメ固定を行うカシメ加工部が設けられて
なる構成とした。
【０００７】請求項２記載の発明では、互いに相対配置
される一対のカシメ用プレス部材を備え、そのプレス動
作によりカシメ部品をカシメてワークに取り付けるカシ
メ加工装置において、前記カシメ用プレス部材に付設さ
れ、プレス動作に連動する変位用手段と、外部から供給
される前記カシメ部品を保持し、前記カシメ用プレス部
材のプレス動作時に前記変位用手段に連動して変位さ
れ、前記カシメ部品を前記ワークの所定位置に配置させ
るカシメ部品の配置手段とを備えてなる構成とした。
される一対のカシメ用プレス部材を備え、そのプレス動
作によりカシメ部品をカシメてワークに取り付けるカシ
メ加工装置において、前記カシメ用プレス部材に付設さ
れ、プレス動作に連動する変位用手段と、外部から供給
される前記カシメ部品を保持し、前記カシメ用プレス部
材のプレス動作時に前記変位用手段に連動して変位さ
れ、前記カシメ部品を前記ワークの所定位置に配置させ
るカシメ部品の配置手段とを備えてなる構成とした。
【０００８】請求項３記載の発明では、互いに相対配置
される一対のカシメ用プレス部材を備え、そのプレス動
作によりカシメ部品をカシメてワークに取り付けるカシ
メ加工装置において、前記カシメ用プレス部材に付設さ
れ、プレス動作に連動する第１及び第２の変位用手段
と、前記カシメ部品を保持し、前記カシメ用プレス部材
のプレス動作時に前記第１の変位用手段に連動して変位
され、前記カシメ部品を前記ワークの所定位置に配置さ
せるカシメ部品の配置手段と、前記カシメ用プレス部材
のプレス状態からの復帰動作時に前記第２の変位用手段
に連動して変位され、外部から与えられる前記カシメ部
品を前記配置手段に供給する供給手段とを備えてなるカ
シメ加工装置。
される一対のカシメ用プレス部材を備え、そのプレス動
作によりカシメ部品をカシメてワークに取り付けるカシ
メ加工装置において、前記カシメ用プレス部材に付設さ
れ、プレス動作に連動する第１及び第２の変位用手段
と、前記カシメ部品を保持し、前記カシメ用プレス部材
のプレス動作時に前記第１の変位用手段に連動して変位
され、前記カシメ部品を前記ワークの所定位置に配置さ
せるカシメ部品の配置手段と、前記カシメ用プレス部材
のプレス状態からの復帰動作時に前記第２の変位用手段
に連動して変位され、外部から与えられる前記カシメ部
品を前記配置手段に供給する供給手段とを備えてなるカ
シメ加工装置。
【０００９】請求項４記載の発明では、プレス加工装置
が、請求項１記載のプレス部材が請求項２または３記載
のカシメ用プレス部材に兼用され、請求項１記載のカシ
メ加工部が請求項２または３記載のカシメ加工装置によ
り構成されるようにした。
が、請求項１記載のプレス部材が請求項２または３記載
のカシメ用プレス部材に兼用され、請求項１記載のカシ
メ加工部が請求項２または３記載のカシメ加工装置によ
り構成されるようにした。
【００１０】
【作用】請求項１記載の発明によれば、カシメ加工部が
プレス動作によりワークにカシメ部品のカシメ固定を行
う。
プレス動作によりワークにカシメ部品のカシメ固定を行
う。
【００１１】請求項２記載の発明では、プレス動作に連
動してカシメ部品がワークの所定位置に配置される。
動してカシメ部品がワークの所定位置に配置される。
【００１２】請求項３記載の発明では、プレス動作に連
動してカシメ部品がワークの所定位置に配置されるとと
もに、プレス状態からの復帰動作時に外部から与えられ
るカシメ部品が配置手段に供給される。
動してカシメ部品がワークの所定位置に配置されるとと
もに、プレス状態からの復帰動作時に外部から与えられ
るカシメ部品が配置手段に供給される。
【００１３】請求項４記載の発明では、請求項２または
３記載のカシメ加工装置が組み込まれたプレス加工装置
が得られる。
３記載のカシメ加工装置が組み込まれたプレス加工装置
が得られる。
【００１４】
【実施例】図１は本発明のプレス加工装置の正面図、図
２はプレス加工装置の上プレス機構部を除いた平面図で
ある。
２はプレス加工装置の上プレス機構部を除いた平面図で
ある。
【００１５】このプレス加工装置は、下プレス機構１
と、それに相対配置され上昇、下降動作を行う上プレス
機構２と、下プレス機構１に隣接配置されるパーツフィ
ーダー３とから構成されている。上記下プレス機構と上
プレス機構とがプレス部材を構成する。
と、それに相対配置され上昇、下降動作を行う上プレス
機構２と、下プレス機構１に隣接配置されるパーツフィ
ーダー３とから構成されている。上記下プレス機構と上
プレス機構とがプレス部材を構成する。
【００１６】下プレス機構１と上プレス機構２との相対
する位置には異なる形態のプレス成形動作を行う金型５
ａ、５ｂ、５ｃとカシメ加工部７とが設けられている。
する位置には異なる形態のプレス成形動作を行う金型５
ａ、５ｂ、５ｃとカシメ加工部７とが設けられている。
【００１７】プレス加工装置は上記のような構成により
実質的にカシメ加工装置を一体に備える構成となってい
る。そして、矢印Ｘ方向に送られてくる金属フープ材
に、順次異なる４工程の加工を行って所望の形態のワー
クが得られるようになっている。上記の４工程の加工
は、プレス動作に際して同期して行われ、例えば、金型
５ａによりワークの必要箇所を打ち抜き、金型５ｂによ
りワークの必要箇所を折り曲げ、カシメ加工部７で打ち
抜きと折り曲げとが行われたワークへのカシメ部品のカ
シメ固定を行い、金型５ｃにより上記３工程での加工が
なされたワークの分離打ち抜きを行って、完成されたワ
ークを得るようになっている。
実質的にカシメ加工装置を一体に備える構成となってい
る。そして、矢印Ｘ方向に送られてくる金属フープ材
に、順次異なる４工程の加工を行って所望の形態のワー
クが得られるようになっている。上記の４工程の加工
は、プレス動作に際して同期して行われ、例えば、金型
５ａによりワークの必要箇所を打ち抜き、金型５ｂによ
りワークの必要箇所を折り曲げ、カシメ加工部７で打ち
抜きと折り曲げとが行われたワークへのカシメ部品のカ
シメ固定を行い、金型５ｃにより上記３工程での加工が
なされたワークの分離打ち抜きを行って、完成されたワ
ークを得るようになっている。
【００１８】後に詳細に説明するように、上記のカシメ
加工部７でのカシメ加工をプレス加工装置のプレス動作
を利用して行うことで、別途のカシメ加工が省略できて
大幅に作業効率が向上される。
加工部７でのカシメ加工をプレス加工装置のプレス動作
を利用して行うことで、別途のカシメ加工が省略できて
大幅に作業効率が向上される。
【００１９】次に、図３から図７を参照して上記カシメ
加工部７とパーツフィーダー３からのカシメ加工部７へ
のカシメ部品の供給配置構成の説明を行う。
加工部７とパーツフィーダー３からのカシメ加工部７へ
のカシメ部品の供給配置構成の説明を行う。
【００２０】１０は配置手段としての移動体であり、移
動体１０は下プレス機構１上の金型の手前位置にワーク
の移動方向と直交する方向に設けられたガイト体１２に
スライド移動可能に装着されるスライド部１３と、その
上部の水平プレート体１５と、その一端側に垂直方向に
取り付けられる垂直板１６と、水平プレート体１５の他
端側に取り付けられたカシメ部品の装着部１７とから構
成されている。垂直板１６の上部には一対のローラ１８
が設けられ、装着部１７にはカシメ部品の装着凹部１９
が形成されている。１１は装着凹部１９に装着されるカ
シメ部品を側方から弾力的に保持する保持体で、バネを
内装しそのバネによりカシメ部品に当接するボールを付
勢する構成を有する。
動体１０は下プレス機構１上の金型の手前位置にワーク
の移動方向と直交する方向に設けられたガイト体１２に
スライド移動可能に装着されるスライド部１３と、その
上部の水平プレート体１５と、その一端側に垂直方向に
取り付けられる垂直板１６と、水平プレート体１５の他
端側に取り付けられたカシメ部品の装着部１７とから構
成されている。垂直板１６の上部には一対のローラ１８
が設けられ、装着部１７にはカシメ部品の装着凹部１９
が形成されている。１１は装着凹部１９に装着されるカ
シメ部品を側方から弾力的に保持する保持体で、バネを
内装しそのバネによりカシメ部品に当接するボールを付
勢する構成を有する。
【００２１】２０は上端が上プレス機構に固定された第
１変位用手段としてのカム作動体であり、その一面には
上下方向に上記移動体１０のローラ１８間に接触配置さ
れるカム片２２が折れ曲がり状に設けられている。カム
作動体２０は上プレス機構２と一体に上昇、下降し、下
降時にはカム作動体２０は下プレス機構１に形成された
開口２４に挿入されるようになっている。
１変位用手段としてのカム作動体であり、その一面には
上下方向に上記移動体１０のローラ１８間に接触配置さ
れるカム片２２が折れ曲がり状に設けられている。カム
作動体２０は上プレス機構２と一体に上昇、下降し、下
降時にはカム作動体２０は下プレス機構１に形成された
開口２４に挿入されるようになっている。
【００２２】下プレス機構１上の上記移動体１０の側位
置にはブロック部３０が突設されており、このブロック
部３０の装着開口３１内に供給手段としての供給動作体
２６が設けられている。供給作動体２６は、基部３２と
基部３２の一端側上部の中央から前方に延び出すロッド
部３３とからなり、基部３２内には後部からバネ３５が
装着され、また、基部３２のロッド部３３の延び出す両
側位置は一対のテーパ面３６とされている。そして、供
給動作体２６はブロック部３０内にワークの搬送方向Ｘ
と同方向に往復移動可能に設けられ、内装されるバネ３
５により通常は移動体１０側に付勢されている。２７は
供給動作体２６の装着開口３１内からの抜け出しを阻止
する蓋である。また、ブロック部３０の前端の上記移動
体１０に隣接する部分の上面は一段低く形成され、その
部分にはカシメ部品の供給路３８が凹設されている。
置にはブロック部３０が突設されており、このブロック
部３０の装着開口３１内に供給手段としての供給動作体
２６が設けられている。供給作動体２６は、基部３２と
基部３２の一端側上部の中央から前方に延び出すロッド
部３３とからなり、基部３２内には後部からバネ３５が
装着され、また、基部３２のロッド部３３の延び出す両
側位置は一対のテーパ面３６とされている。そして、供
給動作体２６はブロック部３０内にワークの搬送方向Ｘ
と同方向に往復移動可能に設けられ、内装されるバネ３
５により通常は移動体１０側に付勢されている。２７は
供給動作体２６の装着開口３１内からの抜け出しを阻止
する蓋である。また、ブロック部３０の前端の上記移動
体１０に隣接する部分の上面は一段低く形成され、その
部分にはカシメ部品の供給路３８が凹設されている。
【００２３】４０は第２変位用手段としての一対の変位
用レバーであり、上端が上記のカム作動体２０と同様に
上プレス機構２に取り付けられ、上プレス機構２に連動
して上昇、下降するようになっている。この変位用レバ
ー４０は、下降時には上記ブロック部３０の装着開口３
１の蓋２７により覆われない部分に残る一対の挿入穴４
２に挿入され、その際に供給作動体２６のテーパ面３６
それぞれを下端のテーパ４４面それぞれで押圧すること
で、供給作動体２６をバネ３５力に抗して後退させるよ
うになっている。このように、変位用レバー４０が挿入
穴４２に挿抜されることで供給作動体２６は往復運動を
行い、その際にはロッド部３３端が上記供給路３８の端
部上を往復移動するようになっている。上記供給路３８
の端部は、上プレス機構２の上昇時における移動体１０
の装着凹部１９に相対するように位置する。
用レバーであり、上端が上記のカム作動体２０と同様に
上プレス機構２に取り付けられ、上プレス機構２に連動
して上昇、下降するようになっている。この変位用レバ
ー４０は、下降時には上記ブロック部３０の装着開口３
１の蓋２７により覆われない部分に残る一対の挿入穴４
２に挿入され、その際に供給作動体２６のテーパ面３６
それぞれを下端のテーパ４４面それぞれで押圧すること
で、供給作動体２６をバネ３５力に抗して後退させるよ
うになっている。このように、変位用レバー４０が挿入
穴４２に挿抜されることで供給作動体２６は往復運動を
行い、その際にはロッド部３３端が上記供給路３８の端
部上を往復移動するようになっている。上記供給路３８
の端部は、上プレス機構２の上昇時における移動体１０
の装着凹部１９に相対するように位置する。
【００２４】以下、上記装置におけるカシメ加工動作を
説明する。
説明する。
【００２５】カシメ部品は例えばヒンジピン５０で、上
プレス機構２が上昇位置に有る場合は、移動体１０の装
着凹部１９に装着保持された状態となっている。そし
て、上プレス機構２が下降され、カム作動体２０が下降
しそのカム片２２がローラ１８間を下降すると、移動体
１０はローラ１８がカム片２２接触することでその折れ
曲がり形状に沿って変位する。すなわち、この変位によ
り移動体１０はガイド体１２に沿ってワーク側に移動さ
れ、これにより装着凹部１９に保持された状態でヒンジ
ピン５０はカシメ固定位置に配置される。この配置動作
は上プレス機構２がある程度下降した段階で完了され
る。
プレス機構２が上昇位置に有る場合は、移動体１０の装
着凹部１９に装着保持された状態となっている。そし
て、上プレス機構２が下降され、カム作動体２０が下降
しそのカム片２２がローラ１８間を下降すると、移動体
１０はローラ１８がカム片２２接触することでその折れ
曲がり形状に沿って変位する。すなわち、この変位によ
り移動体１０はガイド体１２に沿ってワーク側に移動さ
れ、これにより装着凹部１９に保持された状態でヒンジ
ピン５０はカシメ固定位置に配置される。この配置動作
は上プレス機構２がある程度下降した段階で完了され
る。
【００２６】配置完了時においては、ヒンジピン５０は
金属板よりなるワークの下方で、かつ、そのヒンジピン
５０の頭部がワークのカシメ穴に臨むように位置し、こ
の状態において、さらに、上プレス機構２が下降される
ことで、上プレス機構２の下面に突設されるカシメ加工
具５５の先端がワークのカシメ穴から突出したヒンジピ
ン５０の先端をカシメ、これによりワークにヒンジピン
５０がカシメ固定される。
金属板よりなるワークの下方で、かつ、そのヒンジピン
５０の頭部がワークのカシメ穴に臨むように位置し、こ
の状態において、さらに、上プレス機構２が下降される
ことで、上プレス機構２の下面に突設されるカシメ加工
具５５の先端がワークのカシメ穴から突出したヒンジピ
ン５０の先端をカシメ、これによりワークにヒンジピン
５０がカシメ固定される。
【００２７】一方、上記の上プレス機構２の下降に際し
ては、変位用レバー４０が挿入穴４２に挿入されていく
ことで供給作動体２６は後退し、これにより供給作動体
２６のロッド部３３の端部はヒンジピン５０の供給路３
８の端部上から退き、この退いた際に次のヒンジピン５
０が供給路３８の端部に送り込まれる。
ては、変位用レバー４０が挿入穴４２に挿入されていく
ことで供給作動体２６は後退し、これにより供給作動体
２６のロッド部３３の端部はヒンジピン５０の供給路３
８の端部上から退き、この退いた際に次のヒンジピン５
０が供給路３８の端部に送り込まれる。
【００２８】そして、カシメ加工が完了して上プレス機
構２が上昇すると、カム作動体２０と変位用レバー４０
はともに上昇し、これにより移動体１０が上プレス機構
２の下降前の位置に復帰することで供給路３８の端部に
装着凹部１９が相対し、供給作動体２６が復帰して供給
路３８の端部にあるヒンジピン５０を押圧して装着凹部
１９内に装着する。そして、再び上プレス機構２が下降
され上記と同じ動作が繰り返し行われる。
構２が上昇すると、カム作動体２０と変位用レバー４０
はともに上昇し、これにより移動体１０が上プレス機構
２の下降前の位置に復帰することで供給路３８の端部に
装着凹部１９が相対し、供給作動体２６が復帰して供給
路３８の端部にあるヒンジピン５０を押圧して装着凹部
１９内に装着する。そして、再び上プレス機構２が下降
され上記と同じ動作が繰り返し行われる。
【００２９】上記のように上プレス機構２に連動して移
動体１０、供給作動体２６のそれぞれによりカシメ部品
を所定位置に配置、供給することで、それらの動作のた
めのモータ等を省略できる簡単な構成としている。しか
も、そのような簡単な構成でありながら、カシメ部品の
配置、供給動作がプレス動作と同期して安定してなされ
るようになっている。また、供給作動体２６により、装
着凹部１９へのカシメ部品の供給が所定位置に安定して
行われる構成としている。
動体１０、供給作動体２６のそれぞれによりカシメ部品
を所定位置に配置、供給することで、それらの動作のた
めのモータ等を省略できる簡単な構成としている。しか
も、そのような簡単な構成でありながら、カシメ部品の
配置、供給動作がプレス動作と同期して安定してなされ
るようになっている。また、供給作動体２６により、装
着凹部１９へのカシメ部品の供給が所定位置に安定して
行われる構成としている。
【００３０】
【発明の効果】本発明の請求項１記載の発明によれば、
カシメ加工部がプレス動作によりワークにカシメ部品の
カシメ固定を行うので、プレス加工装置においてカシメ
加工ができるようになり、これにより、プレス加工後に
別途カシメ加工を行う必要がなくなり、作業性が著しく
向上して大幅なコストダウンが可能となる。
カシメ加工部がプレス動作によりワークにカシメ部品の
カシメ固定を行うので、プレス加工装置においてカシメ
加工ができるようになり、これにより、プレス加工後に
別途カシメ加工を行う必要がなくなり、作業性が著しく
向上して大幅なコストダウンが可能となる。
【００３１】請求項２記載の発明によれば、プレス動作
に連動してカシメ部品がワークの所定位置に配置される
もので、これにより、カシメ部品の配置動作を別個のモ
ータ等を用いない簡単な構成において、しかも、プレス
動作に同期して精度良く、安定して行えるようになる。
に連動してカシメ部品がワークの所定位置に配置される
もので、これにより、カシメ部品の配置動作を別個のモ
ータ等を用いない簡単な構成において、しかも、プレス
動作に同期して精度良く、安定して行えるようになる。
【００３２】請求項３記載の発明によれば、プレス動作
に連動してカシメ部品がワークの所定位置に配置される
とともに、プレス状態からの復帰動作時に外部から与え
られるカシメ部品が配置手段に供給されるので、これに
より、カシメ部品の配置動作、供給動作を別個のモータ
等を用いない簡単な構成において、しかも、プレス動作
に同期して精度良く、安定して行えるようになる。
に連動してカシメ部品がワークの所定位置に配置される
とともに、プレス状態からの復帰動作時に外部から与え
られるカシメ部品が配置手段に供給されるので、これに
より、カシメ部品の配置動作、供給動作を別個のモータ
等を用いない簡単な構成において、しかも、プレス動作
に同期して精度良く、安定して行えるようになる。
【００３３】請求項４記載の発明によれば、請求項２ま
たは３記載の簡単な構成で性能に優れるカシメ加工装置
が組み込まれたプレス加工装置が得られる。
たは３記載の簡単な構成で性能に優れるカシメ加工装置
が組み込まれたプレス加工装置が得られる。
【図１】本発明のプレス加工装置の実施例正面図。
【図２】本発明のプレス加工装置の上プレス機構部を除
いた実施例平面図。
いた実施例平面図。
【図３】本発明のプレス加工装置の実施例部分側面断面
図。
図。
【図４】本発明のプレス加工装置の実施例部分正面断面
図。
図。
【図５】本発明のプレス加工装置の実施例部分正面断面
図。
図。
【図６】本発明のプレス加工装置の下プレス機構部の実
施例部分拡大平面図。
施例部分拡大平面図。
【図７】本発明のプレス加工装置の実施例部分拡大斜視
図。
図。
１ 下プレス機構（プレス部材） ２ 上プレス機構（プレス部材） ７ カシメ加工部 １０ 移動体（配置手段） ２０ カム作動体（変位用手段） ５０ ヒンジピン（カシメ部品）
Claims (4)
- 【請求項１】 互いに相対配置される一対のプレス部材
を備え、プレス動作によりそのプレス部材間を順送りさ
れるワークにプレス加工を行うプレス加工装置におい
て、 プレス動作により前記ワークにカシメ部品のカシメ固定
を行うカシメ加工部が設けられてなることを特徴とする
プレス加工装置。 - 【請求項２】 互いに相対配置される一対のカシメ用プ
レス部材を備え、そのプレス動作によりカシメ部品をカ
シメてワークに取り付けるカシメ加工装置において、 前記カシメ用プレス部材に付設され、プレス動作に連動
する変位用手段と、 外部から供給される前記カシメ部品を保持し、前記カシ
メ用プレス部材のプレス動作時に前記変位用手段に連動
して変位され、前記カシメ部品を前記ワークの所定位置
に配置させるカシメ部品の配置手段と、 を備えてなるカシメ加工装置。 - 【請求項３】 互いに相対配置される一対のカシメ用プ
レス部材を備え、そのプレス動作によりカシメ部品をカ
シメてワークに取り付けるカシメ加工装置において、 前記カシメ用プレス部材に付設され、プレス動作に連動
する第１及び第２の変位用手段と、 前記カシメ用部品を保持し、前記カシメ用プレス部材の
プレス動作時に前記第１の変位用手段に連動して変位さ
れ、前記カシメ部品を前記ワークの所定位置に配置させ
るカシメ部品の配置手段と、 前記カシメ用プレス部材のプレス状態からの復帰動作時
に前記第２の変位用手段に連動して変位され、外部から
与えられる前記カシメ部品を前記配置手段に供給する供
給手段と、 を備えてなるカシメ加工装置。 - 【請求項４】 請求項１記載のプレス部材が請求項２ま
たは３記載のカシメ用プレス部材に兼用され、請求項１
記載のカシメ加工部が請求項２または３記載のカシメ加
工装置により構成されることを特徴とするプレス加工装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14940094A JPH0810996A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | プレス加工装置及びカシメ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14940094A JPH0810996A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | プレス加工装置及びカシメ加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0810996A true JPH0810996A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15474308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14940094A Pending JPH0810996A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | プレス加工装置及びカシメ加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810996A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104325027A (zh) * | 2013-11-15 | 2015-02-04 | 柳州市嘉诚汽车饰件***有限公司 | 汽车顶衬后顶灯金属夹框工装 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP14940094A patent/JPH0810996A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104325027A (zh) * | 2013-11-15 | 2015-02-04 | 柳州市嘉诚汽车饰件***有限公司 | 汽车顶衬后顶灯金属夹框工装 |
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