JPH08108205A - 圧延機のチャタリング検出方法 - Google Patents

圧延機のチャタリング検出方法

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JPH08108205A
JPH08108205A JP6270298A JP27029894A JPH08108205A JP H08108205 A JPH08108205 A JP H08108205A JP 6270298 A JP6270298 A JP 6270298A JP 27029894 A JP27029894 A JP 27029894A JP H08108205 A JPH08108205 A JP H08108205A
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rolling
chattering
rolling mill
frequency
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B38/00Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
    • B21B38/008Monitoring or detecting vibration, chatter or chatter marks

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微細な板厚変動を起こすチャタリング現象の
検出と、そのチャタリングの発生原因を特定できる圧延
機のチャタリング検出方法を提供する。 【構成】 圧延機各部の1箇所以上に振動検出器13〜
16を設置して運転中の圧延機各部の振動を検出し、前
記各部の検出した振動からの圧延機のチャタリング検出
方法において、前記各部の振動変位、振動速度または振
動加速度を検出し、該検出した各部の振動変位、振動速
度または振動加速度の周波数分析を行い、チャタマーク
の発生要因となる予め定めた周波数成分の振動エネルギ
ーが設定値を超えたときチャタリング発生と判断する。 【効果】 直ちにチャタリング防止対策を取ることがで
きると共に、チャタマークの発生した鋼板の社外への流
出を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧延機の振動に起因
して発生するチャタマークと称する縞模様の疵の発生を
防止するための圧延機のチャタリング検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に薄鋼板の圧延機においては、バッ
クアップロールの表面損傷、圧延油の潤滑性の過不足、
ストリップの板面温度の変動等によって、チャタリング
と呼ばれる一種の共振現象が発生し、ストリップにチャ
タマークが生じることがある。圧延機で生じるチャタマ
ークとは、図17に示すとおり、ストリップ101の表
面幅方向に生じた縞模様102の製品疵で、この縞模様
102のピッチPは、5〜3000mmで板厚変動が1
μm以下の微細な物から、ひどい場合にはストリップ1
01の破断にまで至るものがある。このため、チャタリ
ングが発生し始めた場合には、直ちに圧延速度を下げる
等の処置を取る必要があり、この処置が遅れると、スト
リップの破断や品質の低下を招くことになるため、チャ
タリング現象の検出は極めて重要である。
【0003】従来、チャタマークの発生を防止する方法
としては、金属圧延機各部の1箇所以上に振動検出器を
設置して運転中の圧延機各部の振動を検出し、前記各部
の振動の加速度または振動エネルギーまたはその双方が
一定値を超えたときに異常信号を発するようにして圧延
機各部の異常振動の有無を検知する方法(特公昭57−
44408号公報)、冷間圧延機出側で、チャタリング
により被圧延材の長手方向に発生する板厚変動のピッチ
のほぼ半分の間隔を置いて、前記被圧延材の長手方向の
少なくとも2箇所で板厚を同時に測定し、該測定した各
々の箇所の板厚の差が、予め設定されている設定値以上
となった場合に、チャタリングの発生を検出する方法
(特公平5−87325号公報)が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特公昭57−44
408号公報に開示の方法は、圧延機の振動が図19に
示すような支配的な振動と、図20に示すような微細な
チャタマークの原因となる振幅の小さい振動から構成さ
れるとき、実際の振動は図21に示すような合成波形と
なる。図21に示す振動は、図20に示したチャタマー
クの原因となる微細な振動成分は図19に示す支配的な
振動に隠れてしまい、チャタマークの原因となる振動成
分の検知ができず、図18に示すような板厚0.2mm
に対して板厚変動±50μm以上のチャタマークは検知
することができても、図25に示すような板厚0.5m
mに対し板厚変動±1μm以下のチャタマークを検知す
ることは困難である。また、特公昭57−44408号
公報に開示の方法は、予想される周波数のピーク値をカ
ウントする方式であるため、圧延機の振動が図22に示
すような支配的な振動と、図23に示すようなチャタマ
ークの原因となる振動から構成されるとき、実際の振動
は図24に示すような合成波形となる。図24に示す振
動のピーク値の周波数は、図23に示したチャタマーク
の原因となる振動成分の周波数と一致せず、チャタマー
ク発生検知が困難である。さらに、特公昭57−444
08号公報に開示の方法は、チャタマークの発生原因を
特定していないため予想される周期が明らかになってお
らず、チャタマークの原因を特定することが困難であ
る。
【0005】上記特公平5−87325号公報に開示の
方法は、冷間圧延機の長手方向に2つ以上の板厚計を設
置して板厚差が設定値以上になった時にチャタマーク発
生がしたと判定するもので、X線板厚計の測定精度は板
厚の1%程度であり、製品板厚0.5mmの板材の測定
精度が5μmとなり±1μmの板厚変動を測定すること
は不可能である。
【0006】この発明の目的は、従来検知不可能であっ
た製品板厚0.5mmで±1μm以下の板厚変動のチャ
タマークのような微細な板厚変動を起こすチャタリング
現象の検出と、そのチャタリングの発生原因を特定でき
る圧延機のチャタリング検出方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意試験研究を重ねた。その結果、圧延機
各部に取付けた振動センサのアナログ波形と張力、圧延
トルク、圧延速度等の圧延パラメータの周波数分析を行
うことによって正弦波の振動に分解すれば、正常な圧延
状態ではロールの回転周期に相当する周波数にピーク値
が見られるが、ロール疵、カップリングガタ、ミル固有
振動数、ベアリング不良、ギア噛み合い不良が発生する
と、各チャタリング発生要因に相当する周波数にピーク
が現れること、そのピーク値にしきい値を設けることに
よって、チャタリング発生を検出できること、さらに、
各チャタリング発生要因より生じるチャタリングの周波
数は計算により求めることができることを究明し、この
発明に到達した。
【0008】すなわち本願の第1発明は、圧延機各部の
1箇所以上に振動検出器を設置して運転中の圧延機各部
の振動を検出し、前記各部の検出した振動からの圧延機
のチャタリング検出方法において、前記各部の振動変
位、振動速度または振動加速度を検出し、該検出した各
部の振動変位、振動速度または振動加速度の周波数分析
を行い、チャタマークの発生要因となる予め定めた周波
数成分の振動エネルギーが設定値を超えたときチャタリ
ング発生と判断することを特徴とする圧延機のチャタリ
ング検出方法である。
【0009】また、本願の第2発明は、圧延機のチャタ
リングを検出する方法において、圧延機の張力、圧延ト
ルク、圧延速度等の圧延パラメータの周波数分析を行
い、各圧延パラメータの振動にチャタマーク発生の要因
となる予め定めた周波数成分の振動エネルギーが設定値
を超えたときチャタリング発生と判断することを特徴と
する圧延機のチャタリング検出方法である。
【0010】さらに、本願の第3発明は、圧延機各部の
1箇所以上に振動検出器を設置して運転中の圧延機各部
の振動を検出し、前記各部の検出した振動からの圧延機
のチャタリング検出方法において、前記各部の振動変
位、振動速度または振動加速度を検出し、該検出した各
部の振動変位、振動速度または振動加速度の周波数分析
を行うと共に、圧延機の張力、圧延トルク、圧延速度等
の圧延パラメータの周波数分析を行い、ミル固有振動
数、ギアの噛み合い、ベアリング不良、スピンドルとロ
ールのカップリングのガタ、ロール疵より発生する固有
の振動周波数をそれぞれ計算して基本周波数とし、実測
値の周波数分析結果の基本周波数の整数倍の周波数成分
が設定値を超えたときチャタリング発生と判断すること
を特徴とする圧延機のチャタリング検出方法である。
【0011】
【作用】圧延機におけるチャタマークの発生原因には、
図15に示すとおり、ミル固有振動、ベアリング不良、
ロール疵、ギア噛み合い不良、カップリングのガタ等の
設備要因と、圧延速度、板厚、圧下荷重、張力等の圧延
パラメータの変化のほか、パススケジュール、原板、圧
延油等種々の要因がある。圧延機各部に取付けた振動検
出器のアナログ波形は、図21に示すものであっても、
このアナログ波形の周波数分析を行うことによって、図
19および図20に示す正弦波の振動に分解することが
できる。この正弦波の振動レベルを縦軸に取り、横軸に
周波数を取ったグラフを図3ないし図8に示す。図3に
示すような正常な圧延状態では、ロールの回転周期に相
当する周波数にピーク値が見られるが、ロール疵(図
4)、カップリングガタ(図5)、ミル固有振動数(図
6)、ベアリング不良(図7)、ギア噛み合い不良(図
8)が発生すると、各チャタリング発生要因に相当する
周波数にピークが現れる。その各ピーク値にしきい値を
設け、ピーク値がしきい値を超えた時にチャタリングが
発生していると判断することができる。
【0012】また、圧延機の張力、圧延トルク、圧延速
度等の各圧延パラメータのアナログ波形の周波数分析を
行うことによって、圧延機各部に取付けた振動検出器の
アナログ波形の周波数分析を行ったと同様に、各チャタ
リング発生要因に相当する周波数にピークが現れる。す
なわち、図9〜図14は圧延機にギア噛み合い不良が発
生したときの各振動センサーのアナログ波形の周波数分
析結果と各圧延パラメータのアナログ波形の周波数分析
結果の模式図を示すもので、振動センサーの振動レベル
は、図9に示すワークロール振動、図10に示す変速機
振動、図11に示すミルハウジング振動の順に大きくな
り、ギア噛み合い周波数に明確なピークが見られる。ま
た、図12に示す張力振動、図13に示す圧延トルク、
図14に示す圧延速度の振動は、それぞれのパラメータ
を電気信号に変換しているため、振動レベルの比較はで
きないが、圧延機各部の振動センサーの出力に比べ、ホ
ワイトノイズ(すべての周波数に対し、単位のバンド幅
当たりのエネルギーが一定であるような無秩序な雑音)
が大きくなっているものの、ギア噛み合い周波数にピー
クが見られる。したがって、各圧延パラメータのアナロ
グ波形の周波数分析によっても、各チャタリング発生要
因に相当する周波数にピークが現れるので、そのピーク
値にしきい値を設け、ピーク値がしきい値を超えた時に
チャタリングが発生していると判断することができる。
【0013】本願の第1発明においては、圧延機各部の
振動変位、振動速度または振動加速度を検出し、該検出
した各部の振動変位、振動速度または振動加速度の周波
数分析を行い、チャタマークの発生要因となる予め定め
た周波数成分の振動エネルギーが設定値を超えたときチ
ャタリング発生と判断することによって、チャタリング
の発生を迅速に検知することができると共に、従来検知
不可能であった製品板厚0.5mmで±1μm以下の板
厚変動のチャタマークのような微細な板厚変動を起こす
チャタリングを検知することができる。
【0014】また、本願の第2発明においては、圧延機
の張力、圧延トルク、圧延速度等の圧延パラメータの周
波数分析を行い、各圧延パラメータの振動にチャタマー
ク発生の要因となる予め定めた周波数成分の振動エネル
ギーが設定値を超えたときチャタリング発生と判断する
ことによって、張力、圧延トルク、圧延速度等の圧延パ
ラメータの変動によりチャタリングの発生を迅速に検知
することができると共に、従来検知不可能であった製品
板厚0.5mmで±1μm以下の板厚変動のチャタマー
クのような微細な板厚変動を起こすチャタリングを検知
することができる。
【0015】さらに、本願の第3発明においては、圧延
機各部の振動変位、振動速度または振動加速度を検出
し、該検出した各部の振動変位、振動速度または振動加
速度の周波数分析を行うと共に、圧延機の張力、圧延ト
ルク、圧延速度等の圧延パラメータの周波数分析を行
い、ミル固有振動数、ギアの噛み合い、ベアリング不
良、スピンドルとロールのカップリングのガタ、ロール
疵より発生する固有の振動周波数をそれぞれ計算して基
本周波数とし、実測値の周波数分析結果の基本周波数の
整数倍の周波数成分が設定値を超えたときチャタリング
発生と判断することによって、チャタリングの発生原因
を特定できると共に、従来検知不可能であった製品板厚
0.5mmで±1μm以下の板厚変動のチャタマークの
ような微細な板厚変動を起こすチャタリングを検知する
ことができる。
【0016】この発明において振動検出器を設置する圧
延機各部としては、例えば、ミルハウジング、上下バッ
クアップロールチョック、上下ワークロールチョック、
駆動電動機のギアボックス、軸受等の1箇所以上を挙げ
ることができる。この発明における振動検出器として
は、抵抗線歪ゲージ、半導体歪ゲージ、圧電形加速度ピ
ックアップ、サーボ形加速度ピックアップ、動電形速度
ピックアップ、渦電流形ピックアップの振動センサーを
用いることができる。また、振動変位、振動速度、振動
加速度または張力、圧延トルク、圧延速度等の圧延パラ
メータの周波数分析は、高速フーリエ変換(Fast
Fourier Transform、FFT)方式の
周波数分析器を用いるのが一般的である。
【0017】チャタマークの発生要因となるロール疵、
カップリングガタ、ミル固有振動数、ベアリング不良、
ギア噛み合い不良が発生すると、前記図4〜図8に示す
とおり、各チャタリング発生要因に相当する周波数にピ
ークが現れる。それら発生要因より生じるチャタリング
の周波数は、それぞれ以下の計算式で求めることができ
る。 ロール疵 : f1=fo カップリングのガタ : f2=2・fo ベアリング内輪の疵 : f3=1/2(1+d/D・
cos α)・Z・fo ベアリング外輪の疵 : f4=1/2(1−d/D・
cos α)・Z・fo ギア噛み合い周期 : f5=ZG・fo ミル固有振動数 : 例えば6重式圧延機の場合、図
16のような6自由度の振動モデルに置き換え固有振動
数を計算して基本周波数f6を算出する。 ただし、fo:ワークロール回転数 f1〜f6:発生要因毎のチャタリングの基本周波数 d:軸内径 D:軸外径 Z:ベアリング中の転動体個数 ZG:ギア歯数 α:円錐ころ軸受の作用角
【0018】
【実施例】
実施例1 以下にこの発明方法の詳細を実施の一例を示す図1に基
づいて説明する。図1は5スタンドからなる冷間圧延ラ
インの最終6重式冷間圧延機に適用した本発明方法の実
施例における装置の構成を示す概略説明図である。図1
において、1はミルハウジング、2、3は上下バックア
ップロール、4、5は上下中間ロール、6、7は上下ワ
ークロール、8、9は上下ワークロールチョック、1
0、11は駆動用電動機、12はギヤボックスで、駆動
用電動機10、11を駆動すれば、上下ワークロール
6、7が駆動するよう構成されている。
【0019】13はミルハウジング1に設けた固定式の
振動センサー、14はギヤボックス12に設けた固定式
の振動センサー、15、16は上下ワークロールチョッ
ク8、9に設けたワークロール取替え時に付け替えが可
能なマグネット式の振動センサーで、各振動センサー1
3〜16で検出された振動エネルギーは、それぞれ振動
計17、18、19、20を介してアナログ信号に変換
されたのち、A/D変換器21と高速フーリエ変換方式
の周波数分析器22を有するチャタリング監視装置23
に入力される。また、チャタリング監視装置23には、
冷間圧延ラインの圧延機を制御している圧延機制御部2
4から張力、圧延トルク、圧延速度等の圧延パラメータ
のアナログ信号25が入力される。チャタリング監視装
置23は、各振動計17、18、19、20を介して入
力される各振動センサー13〜16からの振動エネルギ
ーのアナログ信号をA/D変換器21でデジタル信号に
変換すると共に、圧延機制御部24から入力される張
力、圧延トルク、圧延速度等の各圧延パラメータのアナ
ログ信号25をA/D変換器21でデジタル信号に変換
し、周波数分析器22で周波数分析を行うことによっ
て、チャタマークの原因となる基本周波数の振動レベル
に変換する。
【0020】チャタリング監視装置23には、発生要因
毎のチャタリングの基本周波数が演算設定されていると
共に、各振動センサー13〜16毎と各圧延パラメータ
毎にチャタマーク発生を判定するためのしきい値が予め
設定されており、前記実測値に基づく振動レベルがしき
い値を超えると、チャタマークが発生したと判定し、警
報器26に警報指令を出力して警報を発し、オペレータ
に警報すると同時に、圧延鋼板のどの部分にチャタマー
クが発生したか記録した検査指示書27を出力し、次工
程でチャタマークを検査するときの指標とする。また、
チャタリング監視装置23は、圧延機制御部24に対し
てチャタマーク発生情報28を出力し、チャタマーク発
生情報28が入力された圧延機制御部24は、減速、圧
延油量の増量、圧延油温度の上昇、圧延油濃度上昇等の
チャタマーク防止対策を行うよう構成されている。さら
に、チャタリング監視装置23は、発生要因毎のチャタ
リングの基本周波数と対比して、ロール疵、カップリン
グガタ、ミル固有振動数、ベアリング不良、ギア噛み合
い不良等の設備要因によりチャタマークが発生している
と判断したときは、図示していないが設備の点検整備指
令書を出力するよう構成されている。
【0021】チャタマーク発生の判断方法としては、圧
延機各部に取付けた各振動センサー13〜16のうち、
2個以上の振動センサーの振動レベルが設定値を超えた
場合、または張力、圧延トルク、圧延速度等の圧延パラ
メータのうち、2個以上の周波数分析の振動レベルが設
定値を超えた場合にチャタマーク発生と判断するAND
方法と、圧延機各部に取付けた各振動センサー13〜1
6のうち、1個でも振動レベルが設定値を超えた場合、
あるいは張力、圧延トルク、圧延速度等の圧延パラメー
タのうち、1個でも周波数分析の振動レベルが設定値を
超えた場合にチャタマーク発生と判断するOR方法があ
る。AND方法は、チャタマーク発生の判別精度が向上
し、OR方法は、チャタマーク発生を完全に検出できる
ので、チャタマーク発生の判別精度を向上させるのか、
チャタマーク発生を完全に検出して抑制したいのかによ
って、いずれかを選択すればよい。
【0022】上記のとおり構成したことによって、最終
6重式冷間圧延機において圧延中にチャタマークが発生
した場合には、圧延機各部に取付けた各振動センサー1
3〜16で検出された振動エネルギーは、それぞれ振動
計17、18、19、20を介してアナログ信号に変換
されたのち、チャタリング監視装置23に入力される。
チャタリング監視装置23は、各振動計17、18、1
9、20を介して入力される各振動センサー13〜16
からの振動エネルギーのアナログ信号をA/D変換器2
1でデジタル信号に変換すると共に、圧延機制御部24
から入力される圧延パラメータのアナログ信号25をA
/D変換器21でデジタル信号に変換し、周波数分析器
22で周波数分析を行うことによって、チャタマークの
原因となる基本周波数の振動レベルに変換する。
【0023】チャタリング監視装置23は、チャタマー
クの原因となる基本周波数の振動レベルに変換した前記
実測値に基づく振動レベルが、各振動センサー13〜1
6毎と各圧延条件毎に予め設定されている設定値を超え
ると、チャタマークが発生したと判定し、警報器26に
警報指令を出力して警報を発し、オペレータに警報する
と同時に、圧延鋼板のどの部分にチャタマークが発生し
たか記録した検査指示書27を出力する。次工程では、
この検査指示書27を基に圧延鋼板表面を検査し、チャ
タマークの有無を確認することによって、チャタマーク
の発生した不良製品の流出を防止することができる。
【0024】また、チャタリング監視装置23は、圧延
機制御部24に対してチャタマーク発生情報28を出力
し、チャタマーク発生情報28が入力された圧延機制御
部24は、減速、圧延油量の増量、圧延油温度の上昇、
圧延油濃度上昇等のチャタマーク防止対策を行う。さら
に、チャタリング監視装置23は、発生要因毎のチャタ
リングの基本周波数と前記実測値に基づく基本周波数の
振動レベルを対比して、ロール疵、カップリングガタ、
ミル固有振動数、ベアリング不良、ギア噛み合い不良等
の設備要因によりチャタマークが発生していると判断し
たときは、設備の点検整備指令書を出力する。したがっ
て、微細な板厚変動を起こすチャタリング現象を検出で
きると同時に、チャタマークの発生要因の特定が可能と
なり、チャタリングの発生を早期に防止することができ
る。
【0025】実施例2 冷間圧延速度0〜1200m/min、製品板厚0.1
4〜2.3mm、板幅600〜1270mm、圧延油と
して合成エステル系潤滑油を使用している6段圧延機の
最終第5スタンドに、実施例1に記載のチャタマーク診
断装置を設置し、チャタマーク診断方法の性能評価を行
うため、比較的チャタリングが発生し易い板厚0.2m
m以下の極薄材100コイルについて、チャタリング監
視装置23で出力した検査指示書27を基に、次工程で
検査を行い、チャタマーク発生の判断方法のAND方法
およびOR方法のそれぞれで、チャタマーク診断装置が
チャタマーク発生と判断したコイルに対し、実際にチャ
タマークが発生しなかったコイル数の割合を求め、チャ
タマーク診断の誤報率とし、チャタマーク診断装置がチ
ャタマーク発生なしと判断したコイルに対し、実際にチ
ャタマークが発生したコイル数の割合を求め、チャタマ
ーク診断の見逃し率とし、正解率を求めた。その結果を
図2に示す。
【0026】図2に示すとおり、チャタマーク発生の判
断方法がAND方法では、チャタマーク診断装置による
チャタマーク診断の見逃し率が10%となり、OR方法
では、チャタマーク診断の誤報率が13%であった。ま
た、チャタマーク診断装置がチャタマーク発生と判断
し、発生原因を特定した場合の正解率は、ほぼ100%
で、発生原因を解決することによって、チャタマーク発
生は解消された。
【0027】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明方法によれ
ば、微細な板厚変動を起こすチャタリング現象を監視で
きると共に、チャタマークの発生原因の特定が可能とな
り、チャタリング発生状況をミル制御部に出力し、直ち
にチャタリング防止対策を取ることができ、しかも、チ
ャタリング発生箇所を記録し、次工程での作業指導書を
作成することにより、チャタマークの発生した鋼板の社
外への流出を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施例における装置の構成を示す
概略説明図である。
【図2】実施例2におけるチャタマーク発生の判断結果
を示すグラフである。
【図3】正常な圧延状態での振動レベルと振動周波数と
の模式図である。
【図4】ロール疵発生時の振動レベルと振動周波数との
模式図である。
【図5】カップリング疵発生時の振動レベルと振動周波
数との模式図である。
【図6】ミル固有振動発生時の振動レベルと振動周波数
との模式図である。
【図7】ベアリング不良発生時の振動レベルと振動周波
数との模式図である。
【図8】ギア噛み合い不良発生時の振動レベルと振動周
波数との模式図である。
【図9】圧延機にギア噛み合い不良が発生したときのワ
ークロールの振動レベルと振動周波数との模式図であ
る。
【図10】圧延機にギア噛み合い不良が発生したときの
減速機の振動レベルと振動周波数との模式図である。
【図11】圧延機にギア噛み合い不良が発生したときの
ミルハウジングの振動レベルと振動周波数との模式図で
ある。
【図12】圧延機にギア噛み合い不良が発生したときの
張力の振動レベルと振動周波数との模式図である。
【図13】圧延機にギア噛み合い不良が発生したときの
圧延トルクの振動レベルと振動周波数との模式図であ
る。
【図14】圧延機にギア噛み合い不良が発生したときの
圧延速度の振動レベルと振動周波数との模式図である。
【図15】チャタマーク発生要因を示す特性要因図であ
る。
【図16】6段圧延機のミル固有振動数計算モデルの模
式図である。
【図17】圧延機で発生するチャタマークの概要を示す
説明図である。
【図18】従来技術で検出できるチャタマークのストリ
ップ長さと板厚との関係を示すグラフである。
【図19】圧延機の主な振動例の時間と振幅との関係を
示すグラフである。
【図20】チャタマークの発生要因となる振動例の時間
と振幅との関係を示すグラフである。
【図21】図19の振動例と図20の振動例との合成振
動の時間と振幅との関係を示すグラフである。
【図22】圧延機の他の主な振動例の時間と振幅との関
係を示すグラフである。
【図23】チャタマークの発生要因となる他の振動例の
時間と振幅との関係を示すグラフである。
【図24】図22の振動例と図23の振動例との合成振
動の時間と振幅との関係を示すグラフである。
【図25】(a)図、(b)図、(c)図は従来法では
検出できないチャタマークのストリップ長さと板厚との
関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ミルハウジング 2 上バックアップロール 3 下バックアップロール 4 上中間ロール 5 下中間ロール 6 上ワークロール 7 下ワークロール 8 上ワークロールチョック 9 下ワークロールチョック 10、11 駆動用電動機 12 ギヤボックス 13、14、15、16 振動センサー 17、18、19、20 振動計 21 A/D変換器 22 周波数分析器 23 チャタリング監視装置 24 圧延機制御部 25 アナログ信号 26 警報器 27 検査指示書 28 チャタマーク発生情報 101 ストリップ 102 チャタマーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21C 51/00 Q

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延機各部の1箇所以上に振動検出器を
    設置して運転中の圧延機各部の振動を検出し、前記各部
    の検出した振動からの圧延機のチャタリング検出方法に
    おいて、前記各部の振動変位、振動速度または振動加速
    度を検出し、該検出した各部の振動変位、振動速度また
    は振動加速度の周波数分析を行い、チャタマークの発生
    要因となる予め定めた周波数成分の振動エネルギーが設
    定値を超えたときチャタリング発生と判断することを特
    徴とする圧延機のチャタリング検出方法。
  2. 【請求項2】 圧延機のチャタリングを検出する方法に
    おいて、圧延機の張力、圧延トルク、圧延速度等の圧延
    パラメータの周波数分析を行い、各圧延パラメータの振
    動にチャタマーク発生の要因となる予め定めた周波数成
    分の振動エネルギーが設定値を超えたときチャタリング
    発生と判断することを特徴とする圧延機のチャタリング
    検出方法。
  3. 【請求項3】 圧延機各部の1箇所以上に振動検出器を
    設置して運転中の圧延機各部の振動を検出し、前記各部
    の検出した振動からの圧延機のチャタリング検出方法に
    おいて、前記各部の振動変位、振動速度または振動加速
    度を検出し、該検出した各部の振動変位、振動速度また
    は振動加速度の周波数分析を行うと共に、圧延機の張
    力、圧延トルク、圧延速度等の圧延パラメータの周波数
    分析を行い、ミル固有振動数、ギアの噛み合い、ベアリ
    ング不良、スピンドルとロールのカップリングのガタ、
    ロール疵より発生する固有の振動周波数をそれぞれ計算
    して基本周波数とし、実測値の周波数分析結果の基本周
    波数の整数倍の周波数成分が設定値を超えたときチャタ
    リング発生と判断することを特徴とする圧延機のチャタ
    リング検出方法。
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