JPH08106153A - 識別マーク付ガラス基板 - Google Patents

識別マーク付ガラス基板

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JPH08106153A
JPH08106153A JP24109894A JP24109894A JPH08106153A JP H08106153 A JPH08106153 A JP H08106153A JP 24109894 A JP24109894 A JP 24109894A JP 24109894 A JP24109894 A JP 24109894A JP H08106153 A JPH08106153 A JP H08106153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass substrate
identification mark
color filter
pattern
end portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP24109894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Minoura
啓之 箕浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ガラス基板の材質やその納入先などを容易に識
別できるガラス基板を提供する。 【構成】中央には、色層を異にする微細なパターン5及
び7が形成されてなるメインパターン部2が設けられて
おり、断裁端には、メインパターン部2以外である端部
3が設けられているガラス基板4において、メインパタ
ーン部2のパターン5もしくは7と同時に形成された識
別マーク6が端部3に施されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーフィルタやフォ
トマスク等の光透過用ガラス板として用いられるガラス
基板に関するものであり、特に、該ガラス基板の材質や
ガラス基板の納入先等を容易に識別できるガラス基板に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】中央に色相を異とする多数の微細な光透
過性及び不透明性のパターンが設けられているガラス基
板の一例としてカラーフィルタがある。カラーフィルタ
は、図5や図6に示すように、ガラス板21の中央部2
7には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色の
画素からなる光透過性の着色層22や、黒色不透明の遮
光パターン23が、それぞれ所定の配列に従い、メイン
パターンとして形成されているものである。そして、ガ
ラス板21の中央部27以外には、着色層22もしくは
遮光パターン23が施されていない端部26が存在す
る。この端部26は、カラーフィルタの搬送の際には固
定部となり、カラーフィルタを製品内に組み込む際には
一定の幅で切り取られ、寸法調節部となるものであっ
た。
【0003】そして、前記中央部27と端部26が形成
されたガラス板21は、その一隅が三角形状に切り落と
されて、ガラス板21の上下やその材質を識別するため
のオリエーテーションフラット(以下オリフラという)
24が形成される場合があった。すなわち、オリフラ2
4は、その設けられている場所により識別が可能となる
ものであった。例えば、カラーフィルタ作成において、
各工程ごとにガラス基板21を移動させる場合、材質が
異なるガラス板21の混同防止用、ガラス基板21の上
下の確認、あるいは出荷時の製品確認用として、オリフ
ラ24は有益に利用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように一隅を切り落としてオリフラ24を設ける場合、
断裁機を使用しての切り落とし加工が必要であり、カラ
ーフィルタ作成の工程数が増してしまうという問題があ
った。特に、複数の識別を表すために複数の隅を切り落
とす場合、その切り落とし加工は煩雑であった。また、
オリフラ24は、断裁端25がある箇所にしか形成でき
ず、そのため、図6に示すように、一枚のガラス板21
から複数枚のカラーフィルタを製造する場合、予め各カ
ラーフィルタに対してオリフラ24を設けることは困難
であり、断裁端25’からガラス板21を2枚のガラス
板に切り分けた場合、オリフラ24のないカラーフィル
タが製造されてしまうことになってしまった。
【0005】あるいは、ガラス基板にペンで製品名等の
情報(もしくはマーク)を手書きする方法もあるが、ガ
ラス基板21に対して、着色層22もしくは遮光パター
ン23の微細なパターンの形成に際し、洗浄や現像等の
処理を行なうと、前記手書きによって記載された情報
は、容易に消失するものであった。更に、多数のガラス
基板に対する手書きの作業は、時間がかかるものであっ
た。
【0006】上記のような従来技術の欠点を踏まえ、本
発明の「識別マーク付ガラス基板」にあっては、ガラス
製品を識別するための識別マークを容易に形成すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の識
別マーク付ガラス基板にあっては、色相を異にする多数
の微細な光透過性もしくは不透明性のメインパターンが
中央に設けられており、かつ、前記メインパターン部以
外の端部が断裁端に設けられているガラス基板におい
て、該端部には、前記パターンを形成する一色もしくは
複数色によって、オリフラに代わる識別マークが形成さ
れていることを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明に係わる識別マーク付ガラス基板におい
て、端部はガラス基板の搬送の際には固定の役割を果た
し、かつカラーフィルタを製品内に組み込む際には一定
の幅で切り取られることにより寸法合わせの役割を果た
す。そして、識別マークにより、一目でガラス基板の上
下やその材質、納品先等が識別できる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
【0010】図1は本実施例の「識別マーク付ガラス基
板」であり、ガラス基板をカラーフィルタに使用した例
である。図中、1はカラーフィルタ、2はメインパター
ン部、3は端部、4はガラス基板、5は遮光部、6は識
別マーク、7は画素である。
【0011】カラーフィルタ1は、色層を異とする多数
の微細なパターンが設けられている中央のメインパター
ン部2と、前記パターンが設けられていない端部3を有
するガラス基板4からなる。ここで、メインパターン部
2は、赤、緑及び青(以下R、G及びBという)の各色
の画素7が設けられており、更に、各画素7の間には、
遮光部5が設けられているものである。なお、図1は簡
略化したものであり、通常、画素は微細なパターンから
なるものである。
【0012】また、端部3は、カラーフィルタ1におい
てメインパターン部2以外をいい、画素7及び遮光部5
が何ら施されていない箇所をいう。そして、端部3は、
カラーフィルタ1の搬送時には固定部として、また、カ
ラーフィルタ1を製品に組み込む際には、断裁されるこ
とにより寸法調整部としての役割を果たすものである。
そして、識別マーク6は、カラーフィルタ1に関する情
報を示すものであり、端部3に設けられている。
【0013】上記構成からなるカラーフィルタ1は、図
2に示す「カラーフィルタの製造方法」により製造され
る。
【0014】まず、ガラス基板4の上面にクロムの蒸着
膜11を設ける(工程21)。そして、蒸着膜11上に
光硬化型の感光性のレジスト12を塗布(工程22)し
た後、後述するフォトマスク13を介して露光し(工程
23)、光が照射された箇所のみのレジスト12を硬化
させる。
【0015】そして、現像処理を行なうことにより、未
露光部のレジスト12をガラス基板4から除去し(工程
24)、最後にクロムエッチング処理を行った後、レジ
ストを全て剥離すると、遮光部5が形成されるととも
に、識別マーク6が形成される(工程25)。
【0016】続いて、形成された遮光部5の隙間を埋め
るようにR.G及びBの画素7を形成すると、カラーフ
ィルタ1となる。このとき、R、G及びBの画素7の形
成は、染料法、顔料分散法もしくは転写法など一般的な
方法で行えばよい。
【0017】前記フォトマスク13は、図3に示すよう
に、遮光部5に対応する領域5’と、識別マーク6に対
応する三角形の領域6’のみ光が透過するものを使用す
る。すると、製造されたカラーフィルタ1は、図1のよ
うになる。
【0018】すなわち、通常のカラーフィルタの製造方
法と同一の方法で、識別マーク6を形成できる。そし
て、識別マーク6により、ガラス基板4の材質や厚さ、
その納入先、品質、遮光部5や画素7を構成する材質な
ど、ガラス基板4に係わることを識別することができ
る。
【0019】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではない。上記製造方法により製造される識別
マーク6は、図4に示すように、端部3に複数個設ける
ことができる。その場合、右上は納入先、左上はガラス
基板4の材質を示すというように、その場所によって、
識別項目を変えることが可能である。
【0020】また、断裁によるオリフラ24と識別マー
ク6の両方を設けることも可能である。この場合、断裁
によるオリフラ24は、ガラス基板4に関する識別用と
して使用し、識別マーク6は、品質や納入先などのガラ
ス基板に関することの識別用として使用するとよい。
【0021】そして、図4に示すように、識別マーク6
を設ける箇所は、端部3であれば、角部にこだわらな
い。
【0022】また、剥がれを防止するため、識別マーク
6は、図1のように、ガラスの断裁片8から0.5〜2
mm程度内側(メインパターン部2側)に設けた方がよ
い。
【0023】更に、パターンを形成する色を複数使用し
て識別マーク6を設けたならば、識別項目を更に増加さ
せることができる。
【0024】また、識別マーク6は、図4に示した三角
形状のものに限定されず、四角やまるもしくは文字によ
り設けることも可能である。
【0025】そして、ガラス基板4としては、PDP用
電極板や大型原版に使用するマスク等のように光を透過
する基板であって、微細な色相を異とする多数の微細な
パターからなるメインパターン部が中央部に、該メイン
パターン部以外の余白部が端部に設けられている光を透
過する基板に関するものであれば適用できる。
【0026】また、図1に示すように、1枚のガラス基
板4を断裁して複数枚のガラス基板4’を製造する場
合、あらかじめ(工程25)において、カラーフィルタ
Bの左下、すなわち、カラーフィルタAのオリフラ24
に相当する箇所に、三角形の識別マーク6を形成してお
くことも可能であり、この場合複数枚のガラス基板4’
のそれぞれに、断裁によるオリフラ24を設ける必要が
ない。
【0027】
【発明の効果】本発明の識別マーク付ガラス板にあって
は、中央に形成されたメインパターン部以外の端部に識
別マークが施されているので、該識別マークの個数や箇
所によって、ガラス基板の上下、その材質や厚さ、納入
先等が容易に識別できる。また、前記識別マークは、メ
インパターン部を形成するパターンの一色もしくは複数
色によりなるので、一つのパターンを形成する工程と同
時に設けることができ、しかもその識別項目が増す。ま
た、設けられた識別マークは、メインパターン部に次な
るパターンを形成するための処理を行っても、消失する
ことはない。そして、識別マークは、前記端部であれば
設けられる場所を選ばず、基板の角部のみならず断裁辺
に沿って設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラス基板の一例である。
【図2】本発明のカラーフィルタの製造方法の一実施例
を工程順に示す説明図である。
【図3】カラーフィルタの製造に用いられるマスク板の
説明図である。
【図4】識別マークの説明図である。
【図5】従来のガラス基板の説明図である。
【図6】従来のガラス基板の説明図である。
【符号の説明】 1…カラーフィルタ 2…メインパターン部 3…端部 4…ガラス基板 5…遮光部 6…識別マーク 7…画素 8…断裁片 11…蒸着膜 12…レジスト 13…フォトマスク 21…ガラス板 22…着色層 23…遮光パターン 24…オリフラ 25…断裁端 26…端部 27…中央部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色相を異にする多数の微細な光透過性もし
    くは不透明性のメインパターンが中央に設けられてお
    り、かつ、前記メインパターン部以外の端部が断裁端に
    設けられているガラス基板において、該端部には、前記
    メインパターンを形成する一色もしくは複数色によっ
    て、オリフラに代わる識別マークが形成されていること
    を特徴とする識別マーク付ガラス基板。
JP24109894A 1994-10-05 1994-10-05 識別マーク付ガラス基板 Pending JPH08106153A (ja)

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JP24109894A JPH08106153A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 識別マーク付ガラス基板

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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