JPH08104287A - 小型滑走艇のシール構造 - Google Patents

小型滑走艇のシール構造

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JPH08104287A
JPH08104287A JP6266253A JP26625394A JPH08104287A JP H08104287 A JPH08104287 A JP H08104287A JP 6266253 A JP6266253 A JP 6266253A JP 26625394 A JP26625394 A JP 26625394A JP H08104287 A JPH08104287 A JP H08104287A
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JP
Japan
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hull
adhesive
cap
outside
collar
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JP6266253A
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English (en)
Inventor
Yukio Iikawa
幸雄 飯川
Mitsuhiro Yazaki
光宏 矢崎
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型滑走艇の内外二重構造ハルにジョイント
部材、ホルダまたは貫通部材を挿通した場合に、シール
性が充分に確保されて二重ハル構造の内外ハル間への水
の浸入を防止するとともに、外観も良好にする。 【構成】 型成形された外部ハル20と内部ハル30と
を備えた二重構造ハルHを貫通してジョイント部材40
を取付ける。ジョイント部材40を、そのつば42で内
部ハル30の内面に接着するとともに、船体外部への突
出部40aの外周に、キャップ43を装着して、キャッ
プ43を外部ハル20の外面に当て付け、キャップ43
と突出部40aと外部ハル20との相互間に接着剤Aを
保持する。特に、船体外側からの水の浸入が、前記相互
間の接着剤Aにより効果的に阻止されて、内外ハル2
0,30間にまで浸入しない。また、接着剤Aがキャッ
プ43で覆われて船体外に露出しないので、外観も良く
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ともに型成形されてな
る外部ハルと内部ハルとで内外二重構造に形成されたハ
ルを備える小型滑走艇のシール構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】小型滑走艇の船体下部を構成するハル
は、従来、単板型であった(意匠登録第449793号
参照)。このような単板型のハルの壁に対して、例え
ば、ビルジポンプからのパイプや冷却水用のパイプを接
続するジョイント部材を貫通して取り付けるには、ジョ
イント部材につばを設け、前記壁の貫通孔にジョイント
部材を通して前記つばを壁内面に当て、つばと壁間に接
着剤を塗布すれば、それでシール性が確保される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】他方、本出願人は、と
もに型成形されてなる外部ハルと内部ハルとで内外二重
構造に形成されたハルを開発した。この二重構造ハルに
前記ジョイント部材を挿通する場合、前記と同様の方法
で、内部ハルの内面につばを当て、つばと内部ハルの壁
との間に接着剤を塗布して固着したのでは、外部からの
水が外部ハルと内部ハルの間に浸入して、これを抜き出
せなくなる。そのため、外部にも接着剤を付加すればよ
いが、そのままであると、接着剤が外部から見えて外観
が損なわれるうえに、接着剤が脱落する場合がある。
【0004】本発明は上記従来の課題に鑑みてなされた
もので、内外二重構造ハルを備えるものにジョイント部
材、ホルダまたは貫通部材を挿通した場合に、シール性
が充分に確保されて二重ハル構造の内外ハル間への水の
浸入を防止するとともに、接着剤の部分が外部に露出す
ることなく、良好な外観が得られる小型滑走艇のシール
構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1の発明は、船体の下部を構成するハル
が、型成形されて船体下部の外形を形成する外部ハル
と、型成形されて前記外部ハルの内面に接合される内部
ハルとを備え、このハルを内外に貫通する流体通路に設
けられたジョイント部材が、ハルに設けられた挿通孔に
取り付けられ、前記ジョイント部材につばが設けられ、
このつばが、船体壁の内面に接着され、ジョイント部材
の船体外部に突出した突出部の外周に、キャップが船体
の外面に当て付けられた状態で取り付けられて、このキ
ャップと前記突出部と前記船体壁との間に接着剤が保持
されている。
【0006】また、請求項2の発明は、船体の下部を構
成するハルが、型成形されて船体下部の外形を形成する
外部ハルと、型成形されて前記外部ハルの内面に接合さ
れる内部ハルとを備え、船体を内外に貫通する操作ケー
ブルを保持するホルダが船体に設けられた挿通孔に取り
付けられ、前記ホルダは、船体の内部に位置するつば
と、船体の外部に突出するねじ部とを有し、このねじ部
に螺合されたナットとつばとの間で船体壁を挟持するこ
とにより船体に取り付けられており、前記ナットにキャ
ップが嵌め込まれて、このキャップと前記ナットと前記
船体壁との間に接着剤が保持されている。
【0007】さらに、請求項3の発明は、船体の下部を
構成するハルが、型成形されて船体下部の外形を形成す
る外部ハルと、型成形されて前記外部ハルの内面に接合
される内部ハルとを備え、このハルに設けた貫通孔に貫
通部材が取り付けられ、前記内部ハルにおける貫通孔の
周囲が切欠されており、前記貫通部材が、ハルの内側か
ら塗布された接着剤によって、前記貫通孔にシールされ
た状態で固定されている。
【0008】
【作用および効果】請求項1では、ハルが、型成形され
た外部ハルとこれに接合される内部ハルとを備え、この
ハルを貫通して取り付けられるジョイント部材がつばを
備えており、このつばが船体壁の内面に接着され、ジョ
イント部材の船体外部への突出部外周に、キャップが船
体壁外面に当て付けられた状態で取り付けられて、キャ
ップと突出部と船体壁との間に接着剤が保持されている
ので、ジョイント部材の船体外側においては、キャップ
と突出部および船体壁間の接着剤により、また、船体内
側においては、船体壁とつばとの間の接着剤により、そ
れぞれシールされる。これにより、外部ハルと内部ハル
の間に水が浸入するおそれがなくなる。しかも、ジョイ
ント部材の船体外側においては、接着剤がキャップで覆
われるので、接着剤の脱落が防止されるうえに、外観も
良くなる。
【0009】請求項2では、ホルダの船体外側におい
て、キャップとナットと船体壁との間の接着剤によりシ
ールされる。これにより、船体外部から外部ハルと内部
ハルの間に水が浸入するおそれがなくなる。しかも、船
体外側においては、接着剤がキャップで覆われるので、
接着剤の脱落が防止されるうえに、外観も良くなる。
【0010】請求項3では、内部ハルにおける貫通孔の
周囲が切欠されているから、外部ハルと内部ハルとの合
わせ面が貫通孔に臨まないので、例え貫通孔から水が流
入しても、外部ハルと内部ハルの間に侵入するおそれは
ない。しかも、接着剤がハルの内側から塗布されている
から、接着剤が外部に露出しないので、接着剤の脱落が
防止されるうえに、外観も良くなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら詳述する。図1ないし図8は本発明の第
1実施例を示す。図1において、小型滑走艇の船体は、
上部の樹脂製のデッキDと、下部の樹脂製のハルHを接
合して形成されている。デッキDは、その中央上部にハ
ンドルバー1を備え、その後方には2人掛けの搭乗シー
ト2が設置されている。同デッキDは、その外縁フラン
ジ4を、図2に示すハルH側の外縁フランジ21(図
2)に接合することで、ハルHと一体化されている。
【0012】一方、ハルHは、図2に分離状態を示すよ
うに、船体下部の外形を形成する外部ハル20と、外部
ハル20の内面に接合される内部ハル30とを備える。
これら両ハル20,30は共に型成形された樹脂からな
る。
【0013】外部ハル20の後部中央には、ダクト部2
2が斜め後ろ上がり状の凹入部として一体に形成され、
このダクト部22の後側に、推進機収納部23が横断面
矩形の凹入部として一体に形成されている。この推進機
収納部23には、図1の推進機3の外殻となる金属製の
ポンプケース24と、その下方を覆って船底外面の一部
を形成するポンプカバー25とが取り付けられている。
前記推進機収納部23の後端の下部両脇には、内方に段
状に突出する外側段部26が、左右方向に伸びて形成さ
れている。この外側段部26は、図8にその断面が示さ
れている。
【0014】一方、内部ハル30は、図2に示すよう
に、内方(上方)へ突出して前後方向に延びる外側リブ
31を左右両側に有し、その上壁に図1のデッキDが接
合されている。図2の内部ハル30の外側リブ31より
も内側には、前後に長手方向を向けた内側リブ32が左
右1対突設され、各内側リブ32に設けた取付部50に
エンジン5が取り付けられている。
【0015】さらに、内部ハル30の後部には、前面に
垂直な取付壁33aを一体に備えた支持ボックス33が
一体に形成されている。この支持ボックス33の下端周
縁部は、取付壁33aの下側縁部も含めて外部ハル30
に接合されている。支持ボックス33の後側には、前記
推進機収納部23の前面、上面前端および側面前部に被
さる形状をした後端カバー35が形成されているととも
に、その両側からは、前記外側段部26に被さるように
内側段部36が形成されている。後端カバー35と推進
機収納部23並びに内側段部36と外側段部26は、互
いに接合される場合とそうでない場合とがある。
【0016】図3ないし図5は、ビルジパイプ39A
(図4)を接続する上側のジョイント部材40と、冷却
水パイプ39B(図4)を接続する下側のジョイント部
材40のシール構造を示す。図4において、前記ビルジ
パイプ39Aは、船体内の底部に配置した吸入口と、船
体外の推進機3(図1参照)の低圧部、例えばインペラ
の下流の流路絞り部に設けた排出口とを接続し、船底に
溜まったビルジB(流体の一種)を排出する流体通路を
形成するものである。また、冷却水パイプ39Bは、船
体内のエンジン5(図1参照)の水ジャケットと船体外
の推進機3(図1参照)の高圧部、例えばインペラの下
流近傍で流路絞り部の上流側の部分に設けた取入口とを
接続し、冷却水W(流体の一種)をジャケットに供給す
る流体通路を形成するものである。
【0017】図3に示すように、後端カバー35におけ
る推進機収納部23に重合する部分の前面左側には、上
下に挿通孔41が形成され、これら挿通孔41に前記ジ
ョイント部材40が挿通されている。
【0018】各ジョイント部材40は、前後方向の中間
部につば42を備え、このつば42が、図5のように接
着剤Aにより船体壁の内側半分を構成する内部ハル30
の内面に、図4のように固着されている。ジョイント部
材40の船体外部に突出した突出部40aの外周には、
この突出部40aを挿通させる挿通孔43aを有するキ
ャップ43が、船体壁の外側半分を構成する外部ハル2
0の外面に当て付けられた状態で取り付けられて、キャ
ップ43と突出部40aと外部ハル20との間に接着剤
Aが保持されている。尚、上下のジョイント部材40、
キャップ43等は、寸法的に異なるところがあるが、同
一の符号を付してある。
【0019】このような構成の第1実施例によれば、キ
ャップ43とジョイント部材40の突出部40aと外部
ハル20との間に、接着剤Aが保持されているので、外
部ハル20と内部ハル30との間に外部から水が浸入す
るおそれがなく、さらに、船体内への水の浸入も、つば
42を船体内面に接着していることで完全に防止され
る。また、ジョイント部材40の外部の接着剤Aは、キ
ャップ43の被冠により外部から見えないので、外観が
向上するとともに、接着剤Aの脱落が防止される。
【0020】図3、図6および図7は第2実施例を示
し、船体を内外に貫通する操作ケーブルの一種であるス
テアリングケーブルおよびチルトケーブルを保持するホ
ルダ46について、その船体挿通個所をシールする構造
である。前記ステアリングケーブルは、図1のハンドル
バー1と推進機3とを連結し、推進機3の左右に回動す
るステアリングノズルを操作して走行方向を変えるもの
である。また、前記チルトケーブルは、ハンドルバー1
の近傍のデッキDに取り付けられた図示しないチルト操
作レバーと推進機3とを連結し、推進機3の上下に回動
する図示しないチルトノズルを操作して船体のトリム角
を調整するものである。
【0021】図3に示すように、後端カバー35の推進
機収納部23に重合する部分の前面右側には、上下に挿
通孔47が形成されており、これら挿通孔47に、図6
に示すステアリングケーブル45Aのホルダ46と、チ
ルトケーブル45Bのホルダ46とが挿通されている。
【0022】ホルダ46は、図7に示すように、ナット
形のつば46aを軸方向中間に備え、その一方にはねじ
部46bが形成されている。同ホルダ46は、ねじ部4
6bを後方に向けて挿通孔47内に挿通され、つば46
aが内部ハル30の内側面に当てられる。つば46aの
内部ハル30との接触面には、接着剤Aが塗布されてい
る。後方に突出するねじ部46bにはナット48が螺合
され、その後方からナット48にキャップ49が被せら
れる。これにより、図6に示すように、ナット48とつ
ば46aとの間でハルH、つまり船体壁を挟持するとと
もに、キャップ49とナット48と外部ハル20との間
に、図7に示す接着剤Aが保持される。尚、上下のホル
ダ46等には寸法的に異なるところもあるが、同一の符
号を付してある。
【0023】この第2実施例によっても、前記第1実施
例と同様に、外部からの水が内外ハル間に浸入するのが
阻止されるとともに、キャップ49により接着剤Aが被
い隠されて、外観の向上と接着剤の脱落防止とが実現さ
れる。尚、つば46aには接着剤Aを塗布しなくても、
シール性は確保できる。
【0024】図3および図8は、ドレンプラグ50を二
重構造ハルHに挿通した場合に、外部から内外ハル2
0,30間に水が入らないようにし、かつ使用した接着
剤が外部から見えないように配慮した第3実施例を示
す。図3の外側段部26には内側段部36が重合してい
るが、内側段部36の一部に切欠36aを形成し、外側
段部26の切欠36aに相当する個所に、貫通孔26a
およびボルト通孔26bを形成してある。
【0025】前記貫通孔26aに貫通部材51が通さ
れ、船体外部からボルト52で取り付けられている。こ
の貫通部材51は、図8に示すように、内径がdの筒部
51aと雌ねじ部51bとつば51cとを備えている。
このつば51cが外部ハル20の外面に当たるようにし
て雌ねじ部51bを貫通孔26a内に通し、筒部51a
を前方に突き出すようにして固定される。雌ねじ部51
bの外周と外側段部26の内面との間には、接着剤Aが
塗布し、船体の内側でシールし、かつ貫通部材51と外
部ハル20とを接合している。
【0026】前記貫通部材51に取り付けられるドレン
プラグ50は、Oリング53を介して雌ねじ部51bに
螺合するねじ部50aを備え、その後端につまみ50b
を備えている。また、同プラグ50の船体内への先端側
には、弾性変形可能なT字形をした樹脂製のストッパ5
0cが取り付けられ、同ストッパ50cの先端長さが前
記dよりも長いDになっている。これにより、ドレンプ
ラグ50の貫通部材51への取付けが容易である一方、
抜けようとしてもストッパ50cが抜け止め筒部51a
に引っ掛かるので、ドレン作業時にドレンプラグ50を
抜き取る必要がない。
【0027】ところで、例えば、切欠のない二重構造ハ
ルとして、これに貫通孔を明け、ドレンプラグの貫通部
材のつばに接着剤を塗布して、外部から前記貫通孔に取
り付けることが考えられる。しかし、このようにする
と、接着剤が外部露出する。露出すると接着剤が脱落し
やすくなって、水が貫通孔に侵入する恐れがある。その
水は貫通孔から二重構造ハル間に侵入し易く、しかも、
ハルの形状は通常曲線や凹凸が多いので、一旦二重構造
ハル間に侵入した水は抜けにくい。さらに、接着剤が外
部から見えて外観を損なう。
【0028】これに対し、この第3実施例においては、
内部ハル30における貫通孔26aの周囲が切欠されて
いるから、外部ハル20と内部ハル30との合わせ面が
貫通孔26aに臨まないので、例え貫通孔26aから水
が流入しても、外部ハル20と内部ハル30の間に侵入
するおそれはない。しかも、接着剤AがハルHの内側か
ら塗布されているから、接着剤Aが外部に露出しないの
で、接着剤Aの脱落が防止されて高いシール性が維持さ
れるとともに、外観も良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る小型滑走艇を示す右
側面図である。
【図2】同小型滑走艇の内部ハルと外部ハルとを上下に
分離して示す斜視図である。
【図3】同小型滑走艇のハルの後部構造を上からみた斜
視図である。
【図4】図3の IV− IV線に沿って切断され、ジョイ
ント部材を取り付けた場合のシール構造を示す断面図で
ある。
【図5】図4の同シール構造の組付要領を示す断面図で
ある。
【図6】本発明の第2実施例を示すもので、図3のVI
−VI 線に沿って切断され、操作ケーブル用ホルダを取
付けた場合のシール構造を示す断面図である。
【図7】図6のシール構造の組付要領を示す断面図であ
る。
【図8】本発明の第3実施例を示すもので、図3のVII
I −VIII 線に沿って切断され、ドレンプラグ用貫通部
材の取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
20…外部ハル、26a…貫通孔、30…内部ハル、3
6a…切欠、39A,39B…流体通路、40…ジョイ
ント部材、41…挿通孔、42…つば、43…キャッ
プ、45A,45B…操作ケーブル、46…ホルダ、4
7…挿通孔、48…ナット、49…キャップ、51…貫
通部材、D…デッキ、H…ハル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体の下部を構成するハルが、型成形さ
    れて船体下部の外形を形成する外部ハルと、型成形され
    て前記外部ハルの内面に接合される内部ハルとを備え、
    このハルを内外に貫通する流体通路に設けられたジョイ
    ント部材が、ハルに設けられた挿通孔に取り付けられ、
    前記ジョイント部材につばが設けられ、このつばが、船
    体壁の内面に接着され、ジョイント部材の船体外部に突
    出した突出部の外周に、キャップが船体壁の外面に当て
    付けられた状態で取り付けられて、キャップと前記突出
    部と前記船体壁との間に接着剤が保持されている小型滑
    走艇のシール構造。
  2. 【請求項2】 船体の下部を構成するハルが、型成形さ
    れて船体下部の外形を形成する外部ハルと、型成形され
    て前記外部ハルの内面に接合される内部ハルとを備え、
    船体を内外に貫通する操作ケーブルを保持するホルダが
    船体に設けられた挿通孔に取り付けられ、前記ホルダ
    は、船体の内部に位置するつばと、船体の外部に突出す
    るねじ部とを有し、このねじ部に螺合されたナットとつ
    ばとの間で船体壁を挟持することにより船体に取り付け
    られており、前記ナットにキャップが嵌め込まれて、こ
    のキャップと前記ナットと前記船体壁との間に接着剤が
    保持されている小型滑走艇のシール構造。
  3. 【請求項3】 船体の下部を構成するハルが、型成形さ
    れて船体下部の外形を形成する外部ハルと、型成形され
    て前記外部ハルの内面に接合される内部ハルとを備え、
    このハルに設けた貫通孔に貫通部材が取り付けられ、前
    記内部ハルにおける貫通孔の周囲が切欠されており、前
    記貫通部材がハルの内側から塗布された接着剤によって
    前記貫通孔にシールされた状態で固定されている小型滑
    走艇のシール構造。
JP6266253A 1994-10-04 1994-10-04 小型滑走艇のシール構造 Pending JPH08104287A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6176749B1 (en) 1998-10-23 2001-01-23 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Mounting structure for water jet pump of personal watercraft
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