JPH0810345Y2 - 軌道走行玩具 - Google Patents

軌道走行玩具

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JPH0810345Y2
JPH0810345Y2 JP1989098628U JP9862889U JPH0810345Y2 JP H0810345 Y2 JPH0810345 Y2 JP H0810345Y2 JP 1989098628 U JP1989098628 U JP 1989098628U JP 9862889 U JP9862889 U JP 9862889U JP H0810345 Y2 JPH0810345 Y2 JP H0810345Y2
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infrared
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H19/00Model railways
    • A63H19/30Permanent way; Rails; Rail-joint connections
    • A63H19/32Switches or points; Operating means therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H19/00Model railways
    • A63H19/24Electric toy railways; Systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S104/01Toy railroad

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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は作動ポイントレバーの切換によってその分
岐部分を通過する走行体の進路を変更させる軌道走行玩
具に関するものである。
[従来の技術] 従来より、分岐路を有し、該分岐路の分岐部分に設置
された作動ポイントレバーの切換えによってその分岐部
分を通過する走行玩具の進路を変更させながら遊ぶ軌道
走行玩具が知られている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記従来の軌道走行玩具においては、その
作動ポイントレバーの切換えが手動操作で行なわれるよ
うになっていて、その操作が面倒であった。
その切換え操作をラジオコントロール装置を用いた無
線操作で行なわせようという考えもあるが、次のような
理由でその採用は困難であった。
即ち、その軌道上を走行する走行体の前進やバックお
よび走行速度等の制御がラジオコントロール装置による
無線操作で行なわれるようになっていて、それらの制御
に加えて走行体の進路変更のための作動ポイントレバー
の切換えまでそのラジオコントロール操作で行なわせよ
うとすると、その分、チャンネル数を増やさなければな
らなくなるが、電波法の制限下において使用可能な周波
数の範囲が極めて狭い範囲に限定されていて、チャンネ
ル数を増やすことによる周波数の使いわけが困難で制御
信号が混信し易くなるという情況があった。
また、その混信を防ぐために高性能のラジオコントロ
ール装置を用いれば良いとする考えもあるが、それは高
価なものとなってしまって、安価に提供することをを旨
とする軌道走行玩具の分野には向かない。
この考案は上記情況に鑑み成されたもので、無線操作
によって簡単かつ確実に作動ポイントレバーの切換えが
行なわれるようにした軌道走行玩具を提供することを目
的とする。
[課題を達成させるための手段] この考案は、軌道上に分岐路を有し該分岐路に設置さ
れた作動ポイントレバーの切り換えによってその分岐路
部分を通過する走行体の進路を変更させる軌道走行玩具
であって、点滅パターンが互いに異なる複数種類の赤外
線信号を送信する赤外線信号送信機と、前記送信された
赤外線信号を受信して該赤外線信号の種類を識別する赤
外線信号受信機と、該赤外線信号受信機の識別結果に基
づいて前記作動ポイントレバーを切り換える駆動手段
と、前記作動ポイントレバーをその切り換えられた状態
に保持する保持手段とを備え、前記赤外線信号受信機
は、前記赤外線信号送信機によって回りから送信された
赤外線信号を1つのフォトダイオードに集める鏡面を持
つ集光用鏡体を具備し、また、前記駆動手段は、駆動軸
にピニオンギヤが付設されたモータと、前記ピニオンギ
ヤに噛合するラックギヤと作動ピンとを有し前記モータ
によって移動される作動部材と、前記ラックギヤの延在
する方向と直交する方向に動作可能で前記作動ピンが臨
むループ状のカム溝を有し前記作動部材をスプリングに
よる移動復帰力によって復帰位置と移動位置とに保持可
能な保持部材と、前記作動部材の移動力を回動力に変換
することによって前記作動ポイントレバーを回動させる
作動レバーとを具備していることを特徴とする。
[作用] 軌道上を走行している走行体の進路を所定の分岐路部
分で変更させたいときには、赤外線信号送信機を操作し
てその分岐路部分の作動ポイントレバーに対応した種類
の赤外線信号を送信する。この赤外線信号は赤外線信号
受信機で受信され、その赤外線信号の種類が識別され
る。この場合、赤外線信号受信機の回りのどこからでも
行うことができる。したがって、この考案によれば、作
動ポイントレバーが確実に切り換えられることになる。
このため、走行体がラジオコントロールの電波信号によ
って制御される場合は勿論のこと、走行体が作動ポイン
トレバーの切り換えとは異なる点滅パターンによって制
御されるものであれば、同一周波数帯域の赤外線信号を
使用することも可能となる。また、作動部材をスプリン
グによる移動復帰力によって復帰位置と移動位置とに保
持するようにしているので、モータとして正逆回転可能
な高価なモータは必要なく、しかも、確実に作動部材を
復帰位置と移動位置とに保持することができることにな
る。
[実施例] 第1図にはこの考案の実施例に係る軌道走行玩具1の
全体斜視図を示す。
この軌道走行玩具1は、軌道2と、該軌道2上を走行
する走行体3と、該走行体3の進路を変更させるための
赤外線信号を送信する赤外線信号送信機4と、該赤外線
信号送信機4からの赤外線信号を受信しその赤外線信号
が特定種類のものであったときに駆動源(第1図には現
われていない。)を作動させて分岐路27部分の作動ポイ
ントレバー29の切換えを行なわせて分岐路27部分におけ
る走行体3の進路を変更させる赤外線信号受信機5とを
備えている。
そして、前記軌道2は走行体3を走行させる走行路を
その上面側に備え、その走行路は円環状の第1の走行路
21と該走行路21と一部重複して設けられた第2の走行路
25とから構成されている。そして、その第1の走行路21
と第2の走行路25との第1および第2の分岐路27,28部
分には、それぞれ、走行体3の進路切換えを行なわせる
作動ポイントレバー29および手動式ポイントレバー28a
が設けられている。このうち、作動ポイントレバー29
は、同図に現れていない駆動手段により回動切り換え自
在になっている。
前記走行体3はその内部に収容された電池又は軌道か
ら電気を供給されて走行する自走式の走行体で、前記軌
道2上の第1又は第2の走行路21又は25に沿って案内さ
れながら自走するようになっている。
前記赤外線信号送信機4は赤外線信号発生手段(図に
現われていない。)、1個又は複数の信号発生操作釦41
a〜41d、スイッチ釦4aおよび赤外線信号送信部45を具え
ている。
一方、前記赤外線信号受信装置5は赤外線信号受信部
5a、方向表示部5b,5cおよびスイッチ釦59を具え、前記
軌道2の脇に該軌道2と一体に設けられている。
この実施例の軌道走行玩具1は概略上記のように構成
されていて、次のような作用動作が行なわれる。
同図に示すように、第2の分岐路28の手動式ポイント
レバー28aが走行体3を直進させる方向に向き、第1の
分岐部27の作動ポイントレバー29が走行体3を円環状の
第1の走行路21内を周回させる方向に向いている状態か
ら説明する。
この状態で、赤外線信号受信機5のスイッチ釦59を投
入すると、その赤外線信号受信機5のカーブの方向表示
を示す下側の方向表示部5cが点灯して第1の分岐部27に
至った走行体3がカーブし得る状態となっていることが
知らされるとともに、その上端部の赤外線信号受信部5a
で赤外線信号を受信し得る状態となる。
また、赤外線信号送信機4のスイッチ釦4aを押すと、
赤外線信号の送信操作が可能な状態となる。
この状態で、走行体3を軌道2上の第2の走行路25上
に乗せて矢印3A方向に走行させると、その走行体3は第
2の分岐路28部分を通って第1の走行路21と第2の走行
路25の共通走行路部分に入り、その共通走行路部分を通
って第1の分岐路27部分に至る。
そして、その第1の分岐路27部分の作動ポイントレバ
ー29によりカーブ方向に導かれて、その走行体3は円環
状の第1の走行路21を周回する状態となる。
その後は、第1の分岐部27の作動ポイントレバー29の
切換えを行なわない限り、その走行体3はそのまま円環
状の第1の走行路21を周回し続けることとなる。
このようにその走行体3が円環状の第1の走行路21を
周回しているときに、遊技者がその走行体3を第2の走
行路25で周回させたくなった場合には、赤外線信号送信
機4の「A」の表示がなされているところの信号発生操
作釦41aを押圧操作すれば、その上部の赤外線信号送信
部45から第1の分岐路27部分の作動ポイントレバー29の
切換えを行なわせ得る種類の赤外線信号が発せられる。
そして、その赤外線信号が赤外線信号受信機5の赤外
線信号受信部5aにより受信され、その受信に基づいて第
1の分岐路27部分の作動ポイントレバー29が走行体3を
直進させうる状態に回動切換えされる。と同時に、その
赤外線信号受信機5のカーブを示す下側の方向表示部5c
が消灯されて直進を示す上側の方向表示部5bが点灯され
て第1の分岐部27に至った走行体3が直進し得る状態に
変わったことが知らされる。
このように、第1の分岐路27部分の作動ポイントレバ
ー29が直進誘導状態に切り替えられた以後は、その第1
の分岐路27部分に至った走行体3はその分岐部27を直進
する方向に通過し、それ以後は楕円上の第2の走行路25
を周回し得る状態となる。
第1の分岐路27部分の作動ポイントレバー29の切換え
をし直さない限り、その走行体3はそのまま楕円状の第
2の走行路25を周回し続けることとなる。
このようにその走行体3が楕円状の第2の走行路21を
周回しているときに、遊技者がその走行体3を再び第1
の走行路21で周回させたくなった場合には、赤外線信号
送信機4の「A」の表示があるところの信号発生操作釦
41aもう一度押圧操作すれば、その上部の赤外線信号送
信部45から第1の分岐路27部分の作動ポイントレバー29
の切換えを行なわせ得る種類の赤外線信号が発せられ
る。そして、この赤外線信号受信機5の受信部51に受信
されて、第1の分岐路27部分の作動ポイントレバー29が
再び元の曲進走行状態に回動切換えされる。と同時に、
その赤外線信号受信機5の直進を示す上側の方向表示部
5bが消灯される一方、カーブを示す下側の方向表示部5c
が点灯されて第1の分岐部27に至った走行体3が直進し
得る状態に変化したことが知らされる。
このように、第1の分岐路27部分の作動ポイントレバ
ー29の切換え操作を行なうことによって、その走行体3
が再び円環状の第1の走行路21を周回する状態に戻され
る。
このように、第1の分岐路27部分の作動ポイントレバ
ー29は赤外線信号送信機4の「A」の表示のところの信
号発生操作釦41aを押すごとに、曲進誘導状態と直進誘
導状態とに交互に切換えられることとなって、その切換
えごとに、その走行体3が円環状の第1の走行路21を周
回し得る状態と楕円状の第2の走行路25を周回し得る状
態とに変換されることとなる。
この第1図に示した軌道2には赤外線信号によって作
動ポイントレバー29が切り替えられる分岐路27は1箇所
しか設けられていないが、赤外線信号送信機4の「A」
〜「D」の表示のあるところの信号発生操作釦41a〜41d
の押圧操作によって、4種類の赤外線信号が発せられる
ようになっているので、その種類を使い分ければ、4つ
の分岐路部分を設けるとともに、それら各分岐部分に作
動ポイントレバーを設置しておいて、それら個々の作動
ポイントレバーを別々に切り換えることが可能となる。
第2図には赤外線信号送信機4を反対側から見た拡大
全体斜視図を示す。
この赤外線信号送信機4は同図に示すように本体部41
と該本体部41上に立設された赤外線信号送信部45とを備
えている。
そして、その本体部41の上側には「A」〜「D〕の表
示とそれら各表示位置に対応した信号発生操作釦41a〜4
1dが押圧操作自在に設置され、その内部には後述の赤外
線信号発生手段(この図には現われてない。)が収納さ
れている。
赤外線信号送信機4は外観的に概略このように構成さ
れていて、「A」〜「D」の表示と対応したいずれの信
号発生操作釦41a〜41dを押すかによって異なった4種類
の赤外線信号が送信部45の送信窓491から送信されるよ
うになっている。
第3図には軌道2の第1の分岐路27の部分と該分岐路
27の外側に隣接された赤外線信号受信機5の斜視図を示
す。
同図に示すように、分岐路27には、その右側から左方
向に走行してくる走行体3の車輪を直進又は曲進のいず
れの方向にも案内できるように車輪案内溝23が分岐して
設けられている。そして、その分岐路27の外側寄りの車
輪案内溝23の分岐部分中にはピン29aを軸心として作動
ポイントレバー29が回動切換え可能に設置されている。
一方、赤外線信号受信機5は赤外線信号受信部5a、方
向表示部5b,5cおよびスイッチ釦59を備えている。そし
て、上側の前記表示部5bの表面には直進矢印が表示さ
れ、下側の前記表示部5cの表面には曲進矢印が表示され
ている。
軌道2の第1の分岐路27の部分と該分岐路27部分の外
側に隣接された赤外線信号受信機5は外観的に概略この
ように構成されていて、スイッチ釦59をオン(ON)状態
に切換えておくと、前記赤外線信号送信機4から赤外線
信号が送られてきたときに、その赤外線信号がその上端
の赤外線信号受信部5aにより受信される。そして、その
受信された赤外線信号が特定の種類の信号であるか否か
がその赤外線信号受信機5の内部の受光便別制御手段
(同図には現われていない。)によって便別される。そ
して、それがその特定の赤外線信号であると便別された
場合には、受光便別制御手段に基づいて分岐路27部分の
内部に設置された後述の駆動手段(同図には現われてい
ない。)が作動され、その作動によってその分岐路27部
分の作動ポイントレバー29の回動切換えが行なわれるよ
うになっている。また、その作動ポイントレバー29が直
進誘導状態又は曲進誘導状態のいずれに切り換えられた
かによって、それに対応した方向表示部5b(又は5c)が
点灯するようになっている。
第4図には赤外線信号送信機4の分解斜視図を示す。
赤外線信号送信機4は、同図に示すように、本体41の
外殻を構成する本体枠410と、該本体枠410内に収容され
た信号作成制御基板440と、同本体枠410上に立設された
前記送信部45の外殻を構成する送信枠450と、該送信枠4
50の上端の内部空間内に収容された発光基板470とを備
えている。
前記本体枠410は基枠420と蓋枠430とから構成されて
いる。
そして、その基枠420は上部開口の箱体状に作られ、
その内部空間421内には基板設置台422が設けられ、該基
板設置台422上に前記信号作成制御盤440が設置されてい
る。
その信号作成制御基板440上には後述の信号作成制御
回路600(第7図)を構成するマイクロコンピュータ610
や各種電子部品が設置されている他、上端中央にそれぞ
れ押圧式スイッチ441a〜444aを有する操作釦設置台441
〜444が設けられている。そして、それら押圧式スイッ
チ441a〜444aに下端凸部(図に現われていない。)が外
嵌された押圧式スイッチ441a〜444aを押圧操作するため
の信号発生操作釦41a〜41dが設置されている。
一方、前記蓋枠430は下部開口の箱体状に作られ、そ
の上壁部の手前側には「A」〜「D」の表示とそれら各
表示に対応させて開口孔431〜434が設けられている。ま
た、この蓋枠430の上側奥部の右端には送信枠設置台435
が設けられ、該送信枠設置台435の中央には設置孔436が
垂直に貫通した円筒孔状に設けられている。
このように構成された蓋枠430が、前記信号作成制御
基板440の設置された基枠420の上側開口部421を覆った
状態に取り付けられている。その取付けられた状態にお
いて、その蓋枠430の前記各開口孔431〜434を介して、
前記信号発生操作釦41a〜41dが蓋枠430上に押圧操作自
在に突出した状態となっている。
前記送信枠450は前後2分割型の筒状柱部460とその上
端部に連通して設けられた前部開口の基板設置枠部480
とを備え、前記筒状柱部460の中段部には載置部465が膨
出して設けられている。
そして、その基板設置枠部480中に前記発光基板470が
収容されている。
この発光基板470上には後述の赤外線発光回路700を構
成する赤外線発光ダイオード471〜473や各種電子部品が
設置されている。
この発光基板470が収容された基板設置枠部480の前側
開口部に、その開口部を覆うようにして、透孔性の窓部
491を有する窓部材490が取り付けられている。さらに、
その基板設置枠部480の前側にはその窓部材490を覆うよ
うにして蓋枠485が取り付けられている。その取り付け
られた状態において、窓部材490の窓部491が蓋枠485の
前壁部の中央に設けられた開口部486中に嵌入していて
窓部材490の窓部491の前面が蓋枠485の前面と略同一平
面となっている。
このように構成された送信部45の下端側の筒状柱部46
0が前記蓋枠430の送信枠設置台435の中央の設置孔436中
に回転自在に嵌合されていて、その筒状柱部460の中段
の前記載置部465が送信枠設置台435上に乗った状態とな
っている。
そして、その筒状柱部460中には、リード線475が通さ
れ、該リード線475によって本体枠410内の前記信号作成
基板440と送信枠450上端の基板設置枠部480中の発光基
板470とが電気的に接続された状態となっている。
第5図には軌道2の第1の分岐路27部分の脇に設置さ
れた赤外線信号受信機5と第1の分岐部27の下側内部に
設置された作動ポイントレバー作動用の駆動手段200の
分解斜視図を示す。
同図に示すように、第1の分岐路27部分の外側寄りの
車輪案内溝23の分岐部分中には作動ポイントレバー29の
回動切換を可能とさせる作動ポイントレバー設置溝24が
設けられている。
この設置溝24の基部側には軸孔24aが設けられ、その
反対側には第1および第2の円弧状孔24b,24cが設けら
れている。
一方、作動ポイントレバー29の基部の下側には支軸29
aが設けられ、先端側下部には作動ピン29bおよび案内片
29cが設けられている。
そして、その作動ポイントレバー29の支軸29aが設置
溝24の軸孔24a中に、作動ピン29bが第1の円弧状孔24b
中に、案内片29cが第2の円弧状孔24c中にそれぞれ挿通
されることにより、作動ポイントレバー29が支軸29aを
軸心として回動切換え可能に設置溝24中に設置されてい
る。
前記赤外線信号受信機5は左右2分割型の収納枠510
によってその外殻が構成されている。
その収納枠510の上端部には受光器取付用開口部511が
設けられ、該開口部511に受光部5aとしての受光器550が
取り付けられている。
この受光器550は、その開口部511に取り付けられた受
光筒体551と、該受光筒体551の上部に収納された集光用
鏡体552と、該集光用鏡体552を保持した状態でその受光
体551の上端開口部を閉塞する状態に取り付けられた蓋
体553とを備えている。
前記受光筒体551は透光性材料によって作られてい
て、その下端に鍔部551aが設けられている。
そして、その鍔部551aが収納枠510上端の取付用開口
部511に設けられた円環溝511a中に嵌入把持されること
によって、受光筒体551がその開口部511上に立設されて
いる。
前記集光用鏡体552は、その下部側にその回りから受
けた光を全て下方に反射して集合させる鏡面552aを備え
る一方、その上端部中央に円柱型取付用突起552bを具え
ている。
そして、この集光用鏡体552は、受光筒体551の上端部
中に収納されて、その上端の突起552bが蓋体553の中央
の円孔553a中に嵌められてから第6図に示すようにスク
リュー552bで止着されることによって、蓋体553と一体
化され、その蓋体553に支持された状態で集光筒体551の
上端開口部中に収納されている。
また、この収納枠510中には受光制御基板520が設置さ
れている。この受光制御基板520には後述の受光便別制
御回路800(第9図)や駆動制御回路900(第9図)を構
成するマイクロコンピュータ910、その他の電子部品が
配設されるとともに、前記受光便別制御回路800を構成
するフォトダイオード525が前記集光用鏡体552によって
赤外線信号が集められる位置に設置されている。また、
この受光制御基板520には第1および第2の方向表示ラ
ンプ521,522が取り付けられている。
また、この収納枠510の上部側前側壁部には、それぞ
れ、前記第1および第2の方向表示ランプ521,522の高
さ位置と対応した第1および第2の表示開口窓512,513
が設けられている。これら表示開口窓512,513の内側に
透光性材料からなる表示窓枠540が設置されている。こ
の表示窓枠540の前面の上部側には直進を示す矢印表示
が、下部側には曲進を示す矢印がそれぞれ表示されてい
て、その直進を示す矢印が第1の表示開口窓512中に位
置し、曲進をを示す矢印が第2の表示開口窓513中に位
置した状態となっている。
また、この収納枠510の下部側には外形が略四角柱形
の取付支柱枠部514が形成されている。この取付支柱枠
部514の下部側が軌道2の第1の分岐路27部分の脇に隣
接された設置部580上の載置台枠590中に嵌着されること
により、その設置部580上に赤外線信号受信機5が立設
されている。その立設された状態において、取付支柱枠
514の下端の係止片515,515が設置台枠590中の下部に設
けられた係合孔591,591中に嵌入して係合することによ
って収納枠51が倒れないように係止されている。
赤外線受光機5は上記のように構成されていて、第6
図に示すように、いずれの方向から受光筒体551中に光
が入っても、その光は、その内部の集光用鏡体552の鏡
面552aに反射されて、赤外線信号受光機5中の上部中央
に配置された受光制御基板520上部のフォトダイオード5
25方向に集められるようになっている。
一方、軌道2の第1の分岐路27部分の下側内部に設置
された前記駆動手段200は、駆動源としてのモータ210
と、該モータ210によって移動される作動部材220と、該
作動部材220を適宜復帰位置と移動位置とに保持する保
持部材230と、前記作動部材220の移動力を回動力に変換
することによって前記作動ポイントレバー29を回動させ
る作動レバー240と、前記作動部材220の移動・復帰に伴
って切り換えられる切換スイッチ250とを備えている。
前記モータ210は、第7図に逆様にして示すように軌
道2の第1の分岐路27部分の下側(裏側)内部空間2A中
の上壁部に設置されていて、その駆動軸211にピニオン
ギヤ212が取付けられている。
また、前記作動部材220は前記ピニオンギヤ221と常時
噛合するラックギヤ221、前記切換スイッチ250を切り換
える鉤状切換片222、前記保持部材230と係合する第1の
係合ピン223、移動案内片224、および前記作動レバー24
0と係合する第2の係合ピン225を備えている。
そして、その移動案内片224が第1の分岐路27部分の
下側(裏側)に突設された一対の案内片2a,2aにより、
第1の分岐路27部分に設置された作動ポイントレバー29
と直交する方向に移動自在に支持されると共に、該作動
部材220と第1の分岐部27の下側(裏側)の上壁部に突
設された支持ピン2bとの間に張設されたコイルスプリン
グ229によって前記作動ポイントレバー29から遠ざかる
方向への移動復帰力を与えられている。
前記保持部材230は第1の分岐部27の下側に設けられ
た移動案内枠2cによって前記作動部材220の移動方向と
直交する方向に移動自在に案内されている。
この保持部材230の下面部には前記作動部材220をコイ
ルスプリング229によって復帰された位置とモータ210に
よって作動ポイントレバー29方向に移動された位置とに
保持するカム溝231がループ状に形成され、該カム溝231
中に前記作動部材220の第1の作動ピン223が移動自在に
臨まされている。
そして、前記モータ210とコイルスプリング229との作
用による作動部材220の1回の往復動ごとに、その第1
の作動ピン223が、後で詳しく説明するように、そのカ
ム溝231中の第1の保持部232と第2の保持部233とに交
互に保持される状態となり、それによって、作動部材22
0が矢印Y方向に復帰した状態とX方向に移動した状態
とに変換されるようになっている。
前記作動レバー240は、第1の分岐部27の下側(裏
側)において、その上側(表側)に回動自在に設置され
た作動ポイントレバー29の支軸29aと同軸に、作動ポイ
ントレバー29とは独立回転可能に、スクリュー241によ
って止着された状態で取り付けられている。
この作動レバー240一端部に設けられた鉤状片242と前
記第1の円弧状孔24bを介して第1の分岐部27の下側
(裏側)に至った作動ポイントレバー29の作動ピン29b
との間に、連動用コイルスプリング244が張設されるこ
とによって、作動ポイントレバー29が作動レバー240と
連動して回動し得るようになっている。
一方、この作動レバー240の他端部に設けられた係合
切欠き部243中に前記作動部材220の第2のピン225が臨
まされていて、作動部材220の移動・復帰に連動して作
動レバー240が回動され、それに伴って、作動ポイント
レバー29が走行体3を曲進させる位置と直進させる位置
とに回動切換されるようになっている。
また、前記作動部材220の切換え片222の先端側位置に
前記第1の表示ンプ521と第2の表示ランプ522の点滅切
換を交互に行なう切換スイッチ250が設置されている。
この切換スイッチ250は弾性変形自在な中央の切換接
片251と該切換接片251の弾性変形に伴って交互にオン・
オフされ得るその両側の第1および第2の接片252,253
とを備えている。
そして、後で詳しく説明するように、その中央の切換
接片251が、前記作動部材220の移動に伴い、その中央の
切換接片251に適宜接触してその切換接片251を弾性変形
させることによって第1および第2の接片252,253を交
互にオン・オフさせるようになっている。そして、その
交互のオン・オフ切換えによって前記第1の表示ランプ
521と第2の表示ランプ522とが交互に点灯されるように
なっている。
第8図には保持部材230を下側から見たカム溝231によ
る作動部材220の位置保持作用を示す。
先ず、作動部材220がコイルスプリング229によって第
7図中の矢印Y方向に完全に復帰されている状態にある
ときには、その第1の作動ピン223がそのカム溝231中の
第1の保持部232に保持されていることによって、作動
部材220がその復帰した状態に保たれている。
この状態でモータ210が作動して作動部材220が第7図
中のX方向に移動されると、その移動に伴ってその第1
の作動ピン223が第8図に示すカム溝231中を「イ」、
「ロ」、「ハ」、「ニ」、「ホ」の経路をたどって
「ホ」の地点に移動する。
その移動は、その第1の作動ピン223のカム溝231の側
壁部への接触作用により作動部材220が第8図中の矢印
b方向やa方向に逃されることによって可能とされる。
そして、その「ホ」の地点に移動した後に、モータ21
0が停止すると、作動部材220がコイルスプリング229の
力で第7図中矢印Y方向(戻される方向)に移動され
る。
その移動に伴って、作動部材220の作動ピン223が第8
図に示すカム溝231中を「ホ」、「ヘ」、「ト」の経路
をたどって「ト」の地点に移動する。
その移動は、その第1の作動ピン223のカム溝231の側
壁部への接触作用により、作動部材220が第8図中の矢
印a方向に逃されることによって可能とされる。
そして、第1の作動ピン223がその「ト」の地点に移
動したときにその地点の第2の保持部233に保持された
状態となって、作動部材220が第7図中X方向に移動し
た状態に保持されることとなる。
次に、また、その状態で、モータ210が作動して作動
部材220が第7図中のX方向に移動されると、その移動
に伴ってその第1の作動ピン223が第8図に示すカム溝2
31中を「ト」、「チ」、「リ」の経路をたどって「リ」
の地点に移動する。
その移動は、その第1の作動ピン223のカム溝231の側
壁部への接触作用により、作動部材220が第8図中の矢
印a方向に逃されることによって可能とされる。
そして、その「リ」の地点に移動した後に、モータ21
0が停止すると、作動部材220がコイルスプリング229の
力で第7図中矢印Y方向(戻される方向)に移動され
る。
その移動に伴って、作動部材220の作動ピン223が第8
図に示すカム溝231中を「リ」、「ヌ」、「イ」の経路
をたどって「イ」の最初の地点に戻る。
その移動は、その第1の作動ピン223のカム溝231の側
壁部への接触作用により、作動部材220が第8図中の矢
印b方向に逃されることによって可能とされる。
このようにして、第1の作動ピン223がカム溝231中の
「イ」の最初の地点に戻ったときには再びその地点の第
1の保持部232に保持されることによって、作動部材220
がその復帰した状態に保たれる。
このように、モータ210によって作動部材220が第7図
中の矢印X方向に移動されてからコイルスプリング229
の力でY方向(戻る方向)に戻されるごとに、第1の作
動ピン223がカム溝231中の第1の保持部232と第2の保
持部233とに交互に移動して交互に保持され、それに伴
って、作動部材220が第7図中のY方向に復帰した位置
とX方向に移動した位置とに交互に切換えがなされる。
第9図には第1の分岐路27部分に設置された作動ポイ
ントレバー29の切換え機構を第1の分岐部27の平面図と
して示す。
この切換機構において、作動部材220がコイルスプリ
ング229によって同図に示す矢印Y方向に復帰されてい
る初期状態から説明すると、そのときには、第1の作動
ピン223が保持部材230のカム溝231中の第1の保持部232
により保持された状態となっている。そして、作動レバ
ー240および作動ポイントレバー29が支軸29aを軸心とし
てそれぞれP方向、n方向に回動復帰された状態となっ
ている。また、作動部材220の切換片222の先端が切換ス
イッチ250の切換接片251の先端部に当たってそれを変形
させて第1の接片252と接触させることによって直進表
示用の第1の方向表示ランプ521を点灯させた状態にあ
る。
この状態で、モータ210が作動して作動部材220がX方
向に移動されてからコイルスプリング229によってY方
向(戻る方向)に移動されると、第1の作動ピン223が
保持部材230のカム溝231中の第2の保持部233に保持さ
れた状態に変換される。
その変換によって、その作動部材220の第2の作動ピ
ン225の作用により作動レバー240が支軸29aを軸芯とし
てO方向に回動した状態に変換し、それに伴って作動ポ
イントレバー29も同支軸29aを軸芯としてm方向に回動
変換された状態となる。と同時に、作動部材220の切換
片222の先端が切換スイッチ250の切換接片251から離
れ、その切換接片251の弾性復帰力により第2の接片253
と接触した状態に復帰して曲進表示用の第2の方向表示
ランプ522を点灯させた状態となる。
この状態で、モータ210が再び作動して作動部材220が
X方向に移動されてからコイルスプリング229によって
Y方向(戻る方向)に移動されると、第1の作動ピン22
3が保持部材230のカム溝231中の第1の保持部232に保持
された初期状態に戻される。また、それに伴って、作動
ポイントレバー29が支軸29aを軸芯としてn方向に復帰
するとともに、直進表示を示す第1の方向表示ランプ52
1が点灯した初期状態に戻される。
このように、作動部材220がモータ210の作動によって
X方向に移動されてからY方向(戻る方向)に移動され
るごとに、第1の作動ピン223がカム溝231の第1の保持
部232と第2の保持部233とに交互に保持位置を変換さ
れ、それに伴って、作動ポイントレバー29が直進誘導状
態に変換されて直進表示を示す第1の方向表示ランプ52
1が点灯した状態と作動ポイントレバー29が曲進誘導状
態に変換されて曲進表示を示す第2の方向表示ランプ52
2が点灯した状態とに交互に変換される。
第10図には、赤外線信号送信機4の信号作成制御基盤
440に配設された信号作成制御回路600および発光基盤47
0に配設された発光回路700の一例を示す。
同図において符号610を付して示すものは、信号作成
制御回路600を構成する制御チップマイクロコンピュー
タである。
このマイクロコンピュータ610は読出し専用メモリた
るROM611(固定データ記憶手段)および読出しと書込み
が可能なメモリたるRAM612(変動データ記憶手段)等を
備えている。
前記ROM611には、この実施例の場合、4種類の赤外線
信号のパターンデータ(例、単位時間当りの点滅回数が
異なる4種類のパターンデータ)等の固定データとして
記憶され、RAM612にはスイッチ信号などの各種信号が一
時的に記憶されるようになっている。
また、そのマイクロコンピュータ610には、前記信号
発生操作釦41a〜41dによって押圧操作されるスイッチ44
1a〜444a、発振器631とコンデンサ632,633とによって構
成されたメインクロック作成用発振回路630、バイパス
コンデンサ634,635および電源640が接続されている。
一方、前記赤外線発光回路700は、前記マイクロコン
ピュータ610の出力信号を増幅する増幅回路を構成する
第1および第2のトランジスタ701,702、それらトラン
ジスタ7011,702によって増幅された信号に基づいて点滅
する赤外線発光ダイオード711〜713、電源安定用コンデ
ンサ721および定格電流以上の電流を遮断する保護用ト
ランジスタ722等を備えている。
信号作成制御回路600および赤外線発光回路700はこの
ように構成されていて、4つのスイッチ441a〜444aのう
ちのいずれのスイッチが投入されるかによって、ROM611
に記憶されている4種類の信号パターンのうちの対応す
る信号がマイクロコンピュータ610の出力端子から出力
される。
その出力信号が第1および第2のトランジスタ701,70
2によって増幅され、その増幅信号が赤外線発光ダイオ
ード711,712,713に加わると、それらダイオード711,71
2,713が点滅してその信号に対応した赤外線信号を発す
る。
このように、いずれのスイッチ(441a〜444a)がオン
されるかによって、赤外線発光ダイオード711,712,713
から発せられる赤外線信号(例えば、単位時間当たりの
点滅回数や点灯時間等によって種類を識別し得る信号)
が4種類に使い分けられるようになっている。
なお、トランジスタ702および赤外線発光ダイオード7
11,712,713に加わる電圧は電源分圧安定用コンデンサ72
1によって安定化され、定格電流以上の電流がダイオー
ド7111,712,713に加わらないようにトランジスタ722に
よって制御される。
なお、第10図に示す回路中R1〜R6は抵抗である。
第11図には赤外線信号受光機5の受光制御基盤520に
配設された受光制御回路800および駆動制御回路900の一
例を示す。
同図において符号810を付して示すものは、受光便別
制御回路(受光便別制御部)800を構成する制御チップ
マイクロコンピュータである。
このマイクロコンピュータ610は読出し専用メモリた
るROM811(固定データ記憶手段)および読出しと書き込
みが可能なメモリたるRAM812(変動データ記憶手段)等
を備えている。
前記ROM811にはこの実施例では赤外線信号の便別用固
定データ等が記憶され、RAM812には外部から受けた信号
を一時的に記憶されるようになっている。
このマイクロコンピュータ810には、発振器831とコン
デンサ832,833とによって構成されたメインクロック作
成用の発振回路830、バイパスコンデンサ834,835、バイ
パス抵抗836および電源840が接続されている。
受光制御回路800は、前記マイクロコンピュータ810の
他、前記赤外線信号を受光するフォトダイオード821、
バイアス設定用トランジスタ822、前記フォトダイオー
ド821から送られてくる信号を増幅する増幅回路を構成
する第1および第2のトランジスタ823,824、その増幅
された直流信号を遮断するコンデンサ825および該コン
デンサ825を介して送られてくる交流信号をラッチする
ラッチ回路を構成する第3〜第5のトランジスタ826〜8
28等を備えている。
このように構成された受光便別制御回路800におい
て、フォトダイオード821によって赤外線信号が受光さ
れると、第1および第2のトランジスタ823,824によっ
て構成される増幅回路により増幅された後、コンデンサ
825によってその直流部分がカットされた交流信号とし
て第3〜第5のトランジスタ825〜828によって構成され
るラッチ回路に入ってHレベルの信号としてラッチされ
た状態でその信号がマイクロコンピュータ810の入力端
子に入力される。
その入力があった後に、そのマイクロコンピュータ81
0から第5のトランジスタ828のコレクタにリセット信号
が出されてそのHレベルの信号のラッチが解除される。
そして、次にまた、フォトダイオード821によって赤
外線信号が受光されると、第1および第2のトランジス
タ823,824によって構成される増幅回路およびコンデン
サ825を経て増幅された交流信号として第3〜第5のト
ランジスタ826〜828によって構成されるラッチ回路に入
ると、そのラッチ回路Hレベルの信号としてラッチされ
てマイクロコンピュータ810の入力端子に入力される。
このように、フォトダイオード821によって赤外線信
号が受光されるごとに、前記ラッチ回路にHレベルの信
号としてラッチされてマイクロコンピュータ810に入力
される。
その入力信号がマイクロコンピュータ810によって便
別され、その信号が特定種類の信号であると便別されれ
ば、その便別に基づいてマイクロコンピュータ810の出
力端子から作動指令信号が所定時間出力される。
なお、この回路中、r1〜r12は抵抗、C1はコンデン
サ、D1はダイオードである。
一方、前記駆動回路900は、前記マイクロコンピュー
タ810の出力端子に接続された第7および第8のトラン
ジスタ901,902によって構成されるドライバ、該ドライ
バの出力によって作動されて前記作動ポイントレバー29
の切換操作を行なわせるモータ210、該モータ210によっ
て移動される作動部材220により適宜切換操作がなされ
る切換スイッチ250、および該切換スイッチ250の切換に
よって交互に点灯される第1および第2の方向表示ラン
プ521,522、および電源840等を備えている。
この駆動回路900はこのように構成されていて、マイ
クロコンピュータ810から作動指令信号が所定時間が出
されると、その信号がトランジスタ901,902によって構
成されるドライバに送られ、該ドライバによってモータ
210が作動される。
そして、このモータ210の作動によって与えられる移
動力と前記コイルスプリング244によって与えられる復
帰力とによって作動部材220が前述の如く移動した状態
と復帰した状態とに交互に位置変換され、それに伴って
切換スイッチ250が交互に切り換えられて第2の方向表
示ランプ522と第1の方向表示ランプ521とが交互に点灯
されることとなる。
なお、この回路中、r20は抵抗、C10はコンデンサであ
る。
この実施例に係る軌道走行玩具は上記のように構成さ
れているので、赤外線信号送信機4の信号発生操作釦41
a〜41dのいずれか1つを押圧操作すると、それに対応し
た種類(単位時間当りの点滅回数や点灯時間等によって
識別し得る種類)の赤外線信号が送信され、その赤外線
信号が赤外線信号受信機5によって受光される。そし
て、その受光された赤外線信号が特定種類の信号である
か否かがその赤外線信号受信機5によって便別され、そ
れが特定種類の信号であると便別されれば、その赤外線
受信機5から作動指令信号が出されてモータ210が作動
されることによって作動ポイントレバー29が切り換えら
れることとなる。
このように赤外線信号を用いて作動ポイントレバー29
の切換えを行なえるようにしているので、軌道2上を走
行している走行体3がたとえラジオコントロール装置に
よって操縦されるものであったとしても、その操縦用の
電波と混信することなく、簡単で正確な作動ポイントレ
バー29の切換えが無線で行なえることとなる。
なお、上記実施例では、赤外線信号によって作動ポイ
ントレバー29の切換えが行なわれる分岐を1箇所だけ設
けた例を示したが、赤外線送信機4から送信されるうる
赤外線信号の種類の数は4つとなっているので、その数
だけ赤外線信号によって作動ポイントレバーの切換えが
行なわれる分岐部を作り、それら各分岐部に、それぞれ
その赤外線信号送信機4から送信されうる種類に対応し
た赤外線信号を便別してその各分岐部の作動ポイントレ
バーの切換えが行なえる4種類の赤外線信号受信機を別
々に設置しておけば、上記赤外線信号送信機4でも4つ
の分岐部の作動ポイントレバーの切換えが別々に行なえ
ることとなる。
また、その赤外線信号送信機4から送信されうる赤外
線信号のチャンネル数を増やしておけば、さらに多くの
分岐部の作動ポイントレバーの切換えが可能となる。
また、上記実施例では軌道2の脇に赤外線信号受信機
5を軌道2の他の部分と区別できる外観形状のものとし
て立設した構成としたが、赤外線信号受信機5を軌道2
と区別できない外観形状のものとして一体に作ってもよ
い。
また、上記実施例では赤外線信号によって分岐部の作
動ポイントレバーを切り換えることにより軌道上を走行
する走行体3の進路を変更させる例のみ示したが、それ
に限定せず、軌道の一部が昇降するようなからくり、そ
の他色々なからくりを作っておいて、それらからくりを
赤外線信号を用いて操縦動作させるようにしてもよい。
[考案の効果] この考案に係る軌道走行玩具は、上記のように、軌道
上を走行している走行体の進路を所望の分岐部分で変更
させたいときには、赤外線信号送信機を操作して、それ
に対応した点滅パターンの赤外線信号を送信すれば、赤
外線信号受信機が、その赤外線信号を受信して赤外線信
号の種類を識別する。そして、駆動手段が、赤外線信号
受信機の識別結果に基づいて、作動ポイントレバーを切
り換え、保持手段が、作動ポイントレバーを、切り換え
られた状態に保持する。このため、赤外線信号の送信に
よって、走行体の進路が簡単かつ確実に切り換えられ、
走行体がラジオコントロールの電波信号によって制御コ
ントロールされるものである場合は勿論のこと、走行体
が作動ポイントレバーの切り換えとは異なる点滅パター
ンの赤外線信号によって走行制御されるものであれば、
同一周波数帯域の赤外線信号を使用しても、混信を生じ
ることなく、確実に作動ポイントレバーを切り換えるこ
とができる。しかも、電波信号を用いる場合に比較して
安価な軌道走行玩具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すもので、それらのうち、 第1図は軌道走行玩具の全体斜視図、 第2図は赤外線信号送信機の全体斜視図、 第3図は軌道の第1の分岐路部分およびそこに設置され
た赤外線信号受信機の斜視図、 第4図は赤外線信号送信機の分解斜視図、 第5図は軌道の第1の分岐路部分、そこに設置された赤
外線信号受信機およびその第1の分岐路部分の下側に設
置された駆動手段の分解斜視図、 第6図は赤外線信号受信機の部分縦断側面図、 第7図は第1の分岐路部分の下側に配設された駆動手段
を逆様にして見た分解斜視図、 第8図は保持手段の下面図、 第9図は第1の分岐路部分に設置された作動ポイントレ
バーの切換え機構を示す第1の分岐路部分の平面図、 第10図は赤外線信号送信機の信号作成制御回路および発
光回路を示す図、 第11図は赤外線信号受光機の受光制御回路および駆動制
御回路を示す図である。 1……軌道走行玩具、2……軌道、3……走行体、4…
…赤外線信号送信機、5……赤外線信号受信機、27……
分岐路、29……作動ポイントレバー、200……駆動手
段、230……保持手段、810……便別制御手段、5a……赤
外線信号受信部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軌道上に分岐路を有し該分岐路に設置され
    た作動ポイントレバーの切り換えによってその分岐路部
    分を通過する走行体の進路を変更させる軌道走行玩具で
    あって、点滅パターンが互いに異なる複数種類の赤外線
    信号を送信する赤外線信号送信機と、前記送信された赤
    外線信号を受信して該赤外線信号の種類を識別する赤外
    線信号受信機と、該赤外線信号受信機の識別結果に基づ
    いて前記作動ポイントレバーを切り換える駆動手段と、
    前記作動ポイントレバーをその切り換えられた状態に保
    持する保持手段とを備え、前記赤外線信号受信機は、前
    記赤外線信号送信機によって回りから送信された赤外線
    信号を1つのフォトダイオードに集める鏡面を持つ集光
    用鏡体を具備し、また、前記駆動手段は、駆動軸にピニ
    オンギヤが付設されたモータと、前記ピニオンギヤに噛
    合するラックギヤと作動ピンとを有し前記モータによっ
    て移動される作動部材と、前記ラックギヤの延在する方
    向と直交する方向に動作可能で前記作動ピンが臨むルー
    プ状のカム溝を有し前記作動部材をスプリングによる移
    動復帰力によって復帰位置と移動位置とに保持可能な保
    持部材と、前記作動部材の移動力を回動力に変換するこ
    とによって前記作動ポイントレバーを回動させる作動レ
    バーとを具備していることを特徴とする軌道走行玩具。
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