JPH08102878A - 管内モニター装置及び管内モニター方法 - Google Patents

管内モニター装置及び管内モニター方法

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JPH08102878A
JPH08102878A JP6238998A JP23899894A JPH08102878A JP H08102878 A JPH08102878 A JP H08102878A JP 6238998 A JP6238998 A JP 6238998A JP 23899894 A JP23899894 A JP 23899894A JP H08102878 A JPH08102878 A JP H08102878A
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camera
fluid
pipe
air
hose
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JP6238998A
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English (en)
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Takao Kamiyama
隆夫 神山
Yasuhiro Yokoshima
康弘 横島
Shigeru Endo
茂 遠藤
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YOKOSHIMA KK
Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
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GET KK
YOKOSHIMA KK
Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲がりのある細い管路内でもTVカメラを容
易に移動させて地上において管内をモニターすることが
できる管内モニター装置及び管内モニター方法を提供す
ること。 【構成】 コード7の先端に接続されて管路2内に導入
されるTVカメラ5によって管路2内をモニターする管
内モニター装置において、圧縮エアー(圧力流体)を通
すエアーホース(流体ホース)1の先端部に、少なくと
も外周面に複数の噴射口9を穿設して成るエアー噴射ノ
ズル(流体噴射ノズル)3を取り付け、該エアー噴射ノ
ズル3に前記TVカメラ5を支持せしめる。本発明によ
れば、TVカメラ5を支持したエアー噴射ノズル3は、
これに穿設された噴射口9からの圧縮エアーの噴射によ
って発生する推力によって管路2内でフローティング状
態を保つため、エアー噴射ノズル3と管路2との間に摩
擦抵抗が作用せず、エアーホース1を押すだけでエアー
噴射ノズル3はTVカメラ5と共に管路2内を抵抗なく
スムーズに移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中に埋設された管路
内を地上でモニターするための菅内モニター装置及び管
内モニター方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水管等の管路が老巧
化した場合、該管路を掘出することなく、その内周面に
ライニングを施して該管路を補修する管ライニング工法
が知られている。
【0003】ところで、上記管ライニング工法において
は、ライニングの施工前後に管路内を地上でモニターす
ることが行われるが、このモニターは、コードの先端に
接続されて管路内に導入されるTVカメラによってなさ
れる。
【0004】而して、下水管等において本管は略水平に
直線状に埋設され、その口径が比較的大きく、且つ、上
流と下流にそれぞれマンホールが開口することから、コ
ードの通線が容易で、遠隔操作される自走車によってT
Vカメラを移動させることもできる。従って、本管へは
容易にTVカメラを導入して管内をモニターすることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6に示す
ように本管101から分岐する枝管102は口径が比較
的小さく、水平でなく途中に曲がり部があり、しかも、
一端は地上に開口するが他端は本管101内に開口する
ため、該枝管102内へのTVカメラ105の導入及び
コード107の通線が至難であった。
【0006】即ち、図6に示すようにTVカメラ105
を枝管102内に地上側から導入する場合、特に全長L
が10m以上の長い枝管102にあっては、コード10
7を図示矢印方向に押してTVカメラ105を枝管10
2内に導入しようとしても、該コード107の剛性不足
のためにTVカメラ105が枝管102の途中まで導入
された時点でコード107が撓んでTVカメラ105を
それ以上押し込むことができないという問題があった。
【0007】又、図6に示すようにTVカメラ105を
本管101側から枝管102内に導入する場合、コード
107を押す操作だけではTVカメラの曲がり部での挿
入が困難である他、TVカメラと枝管との接触による摩
擦抵抗とTVカメラの自重に抗してTVカメラを枝管の
上方へ向かって移動させるには限界があった。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、曲がりのある細い管路内でも
TVカメラを容易に移動させて地上において管内をモニ
ターすることができる管内モニター装置及び管内モニタ
ー方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、コードの先端に接続されて
管内に導入されるTVカメラによって管内をモニターす
る管内モニター装置において、圧力流体を通す流体ホー
スの先端部に、少なくとも外周面に複数の噴射口を穿設
して成る流体噴射ノズルを取り付け、該流体噴射ノズル
に前記TVカメラを支持せしめたことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記流体噴射ノズルを膨張収縮自在な弾性
バッグで構成したことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記流体噴射ノズルを撓曲自在な複数のホ
ース状弾性バッグで構成したことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記流体噴射ノズルに、圧力流
体を前記TVカメラの進行方向とは逆方向に噴射するた
めの逆噴射口が穿設したことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1〜3又は
4記載の発明において、前記流体ホースに、圧力流体を
前記TVカメラの進行方向とは逆方向に噴射するための
逆噴射ノズルを取り付けたことを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記逆噴射ノズルを前記流体ホースに適当
な間隙で複数取り付けたことを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明は、コードの先端に接
続されて管内に導入されるTVカメラによって管内をモ
ニターする管内モニター方法において、前記TVカメラ
を支持し、且つ、少なくとも外周面に複数の噴射口を穿
設して成る流体噴射ノズルに流体ホースを介して圧力流
体を供給し、該圧力流体を前記噴射口から噴射させるこ
とによって、前記流体噴射ノズルをTVカメラと共に管
内でフローティングさせることを特徴とする。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、前記流体噴射ノズルから圧力流体を前記T
Vカメラの進行方向とは逆方向に噴射させることを特徴
とする。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項7又は8記
載の発明において、前記流体ホースに取り付けられた逆
噴射ノズルから圧力流体を前記TVカメラの進行方向と
は逆方向に噴射させることを特徴とする。
【0018】
【作用】請求項1又は7記載の発明によれば、TVカメ
ラを支持した流体噴射ノズルは、これの外周面に穿設さ
れた噴射口からの圧力流体の噴射によって発生する推力
によって管路内でフローティング状態を保つ。従って、
流体噴射ノズルは管路と接触せず、両者の間に摩擦抵抗
が作用しないため、流体ホースを押すだけで流体噴射ノ
ズルは曲がりのある細い管路内でも抵抗なくスムーズに
移動し、地上において管路内を容易にモニターすること
ができる。
【0019】又、請求項2又は3記載の発明によれば、
弾性バッグは容易に変形するため、特に管路の曲がり部
でのTVカメラの通過がより容易に行われる。
【0020】更に、請求項4〜6,8又は9記載の発明
によれば、流体圧力の逆噴射によって発生する推力は、
TVカメラの管路内での前進力となって該TVカメラの
移動を助けるため、TVカメラの管路内での移動がより
スムーズに行われる。
【0021】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0022】<第1実施例>図1は本発明の第1実施例
に係る管内モニター装置とこれを用いた管内モニター方
法を示す破断側面図である。
【0023】図1において、1は管路2内に導入された
撓曲自在なエアーホースであって、該エアーホース1の
先端部には中空状のエアー噴射ノズル3が取り付けられ
ている。尚、エアーホース1の他端は地上に設置された
不図示のコンプレッサーに接続されている。又、本実施
例では、エアーホース1としてゴムやプラスチックエラ
ストマー等から成る一般的なものを用いているが、金属
や硬質プラスチックから成るものも使用できる。
【0024】前記エアー噴射ノズル3は金属又は硬質プ
ラスチックで円筒状に成形されており、その前端部(図
1の右端部)にはカメラケース4によってTVカメラ5
が保持されており、TVカメラ5の周囲には複数の照明
用ライト6が配設されている。そして、TVカメラ5に
接続されたコード7と照明用ライト6に接続された複数
本のコード8は、図示のようにカメラケース4を貫通し
て束ねられ、前記エアーホース1内を通って地上に設置
された不図示の電源に接続されている。
【0025】又、エアー噴射ノズル3の外周面には複数
の噴射口9が穿設されている。これらの噴射口9は円周
方向に等角度ピッチで穿設され、円周方向に穿設された
これらの噴射口9はエアー噴射ノズル3の長さ方向(図
1の左右方向)に複数列(図示例では、5列)に配列さ
れている。そして、更にエアー噴射ノズル3の後端面
(図1の左端面)には複数の逆噴射口10が同一円上に
穿設されている。
【0026】而して、本発明に係る管内モニター装置は
前記エアーホース1、TVカメラ5、照明用ライト6等
を含んで構成されるが、この管内モニター装置を用いた
管内モニター方法を以下に説明する。
【0027】即ち、図1に示すように、エアーホース1
をその先端部に取り付けられたエアー噴射ノズル3を先
頭にして管路2内に導入し、地上に設置された不図示の
コンプレッサーを駆動する。すると、コンプレッサーに
よって昇圧された圧縮エアーがエアーホース1を通って
エアー噴射ノズル3に供給され、エアー噴射ノズル3に
穿設された前記噴射口9と逆噴射口10から圧縮エアー
が噴射される。
【0028】而して、噴射口9からは圧縮エアーが管路
2の内周壁に向かって噴射されるが、この圧縮エアーの
噴射によって発生する推力はエアー噴射ノズル3をこれ
に支持されたTVカメラ5及び照明用ライト6と共に管
路2内でフローティングさせる。尚、噴射口9は前述の
ように噴射ノズル3の外周面に周方向について等角度ピ
ッチで穿設されているため、推力はエアー噴射ノズル3
の周方向に均一に作用し、従って、該エアー噴射ノズル
3とこれに支持されたTVカメラ5及び照明用ライト6
は管路2の略中心軸上にフローティング状態で位置する
こととなる。
【0029】上述のようにエアー噴射ノズル3が管路2
内でフローティング状態を保つ結果、該エアー噴射ノズ
ル3は管路2の内周壁に接触することはなく、両者の間
には摩擦抵抗が作用しないため、エアーホース1を前方
(図1の右方)へ軽く押すだけでエアー噴射ノズル3は
抵抗なく管路2内をスムーズに移動する。従って、管路
2が例えば細くて曲がりのある枝管であっても、この中
をTVカメラ5がエアー噴射ノズル3と共にスムーズに
移動せしめられ、照明用ライト6によって照射される管
路2内の様子を該TVカメラ5によって地上側で容易に
モニターすることができる。
【0030】又、エアー噴射ノズル3の後端面に穿設さ
れた前記逆噴射口10からは圧縮エアーが後方(TVカ
メラ5の前進方向とは逆方向)に向かって逆噴射され、
この圧縮エアーの逆噴射によってエアー噴射ノズル3に
はこれを前進させる方向の推力が作用するため、該エア
ー噴射ノズル3とこれに支持されたTVカメラ5及び照
明用ライト6の管路2内での移動がより小さな力でスム
ーズになされる。
【0031】<第2実施例>次に、本発明の第2実施例
を図2に基づいて説明する。尚、図2は本発明の第2実
施例に係る管内モニター装置とこれを用いた管内モニタ
ー方法を示す破断側面図であり、本図においては図1に
示したと同一要素には同一符号を付しており、以下、そ
れらについての説明は省略する。
【0032】本実施例においては、エアーホース1の先
端部に、弾性体から成る膨張収縮自在な袋状のエアーバ
ッグ13を取り付け、このエアーバッグ13の前端部に
カメラケース4を介してTVカメラ5と照明用ライト6
を支持せしめている。即ち、エアーホース1の先端部に
はカップ状の逆噴射ノズル11が取り付けられており、
前記エアーバッグ13は逆噴射ノズル11とカメラケー
ス4を覆うようにこれらの外周部に取り付けられてい
る。
【0033】そして、エアーバッグ13にはその全外周
面に複数の噴射口9が穿設されている。又、前記逆噴射
ノズル11の後端面には複数の逆噴射口10が同一円上
に穿設されている。
【0034】而して、第1実施例と同様にエアーホース
1とエアーバッグ13を管路2内に導入し、地上に設置
された不図示のコンプレッサーを駆動して圧縮エアーを
エアーホース1を介してエアーバッグ13内に供給すれ
ば、エアーバッグ13は圧縮エアーによって膨張すると
ともに、これに穿設された噴射口9からの圧縮エアーの
噴射によって発生する推力によってTVカメラ5及び照
明用ライト6と共に管路2内の略軸中心上にフローティ
ングされる。
【0035】又、逆噴射ノズル11に穿設された逆噴射
口10からは圧縮エアーが後方(図2の左方)に向かっ
て逆噴射されるため、前記第1実施例と同様に、この圧
縮エアーの逆噴射によってエアーバッグ13にはこれを
前進させる方向に推力が作用する。
【0036】従って、本実施例においても、前記第1実
施例と同様に、管路2が曲がりのある細い枝管等であっ
ても、これの中でTVカメラ5を抵抗なくスムーズに移
動させることができ、照明用ライト6によって照射され
る管路2内の様子を該TVカメラ5によって地上側で容
易にモニターすることができる。
【0037】特に、本実施例では、エアーバッグ13は
容易に変形するため、管路2の曲がり部でのTVカメラ
5の通過がより容易に行われる。
【0038】<第3実施例>次に、本発明の第3実施例
を図3に基づいて説明する。尚、図3は本発明の第3実
施例に係る管内モニター装置とこれを用いた管内モニタ
ー方法を示す破断側面図であり、本図においては図2に
示したと同一要素には同一符号を付しており、以下、そ
れらについての説明は省略する。
【0039】本実施例に係る管内モニター装置の構成は
基本的には前記第2実施例のものと同様であるが、本実
施例では、エアーホース1の途中に複数の逆噴射ノズル
12を適当な間隔で設けている点が第2実施例と異な
る。
【0040】上記各噴射ノズル12は密閉容器状に成形
され、その後端面には複数の逆噴射口15が同一円上に
穿設され、外周面には後方に向かって斜めに開口する複
数の逆噴射口16が等角度ピッチで形成されている。
【0041】而して、本実施例においても、TVカメラ
5と照明用ライト6を支持するエアーバッグ13が管路
2の略軸中心上でフローティングされるため、前記第1
及び第2実施例と同様の効果が得られるが、本実施例で
は複数の逆噴射ノズル12を設けたため、これらの逆噴
射ノズル12に穿設された逆噴射口15,16からの圧
縮エアーの逆噴射によってエアーバッグ13を前進させ
ようとする大きな推力が得られ、従って、よりスムーズ
にエアーバッグ13をTVカメラ5及び照明用ライト6
と共に管路2内で移動させることができる。
【0042】<第4実施例>次に、本発明の第4実施例
を図4及び図5に基づいて説明する。尚、図4は本発明
の第4実施例に係る管内モニター装置とこれを用いた管
内モニター方法を示す側断面図、図5は図4の矢視A方
向の図であり、これらの図においては図2に示したと同
一要素には同一符号を付しており、以下、それらについ
ての説明は省略する。
【0043】本実施例は、TVカメラ5と照明用ライト
6を支持する手段として、前記第2実施例におけるエア
ーバッグ13に代えて撓曲自在な複数本(図示例では、
8本)のホース状エアーバッグ23を用いたものであっ
て、他の構成は第2実施例のそれと同様である。
【0044】上記ホース状エアーバッグ23の一端は、
エアーホース1の先端部に取り付けられた逆噴射ノズル
12に接続され、他端はカメラケース4の外周に取り付
けられている。そして、各ホース状エアーバッグ23に
は複数の噴射口9が長さ方向に適当な間隔で穿設されて
いる。又、逆噴射ノズル12には、その後端面に複数の
逆噴射口15が同一円上に穿設され、外周面には後方に
向かって斜めに開口する複数の逆噴射口16が等角度ピ
ッチで形成されている。
【0045】而して、本実施例においても、エアーホー
ス1から各ホース状エアーバッグ23に圧縮エアーが供
給されると、該ホース状エアーバッグ23に穿設された
噴射口9から圧縮エアーが噴射し、この圧縮エアーの噴
射によって発生する推力によりホース状エアーバッグ2
3がTVカメラ5及び照明用ライト6と共に管路2内の
略軸中心上にフローティングされる。
【0046】又、逆噴射ノズル12に穿設された逆噴射
口15,16からは圧縮エアーが後方(図4の左方)に
向かって逆噴射されるため、前記第1〜第3実施例と同
様に、この圧縮エアーの逆噴射によってホース状エアー
バッグ23にはこれを前進させる方向に推力が作用す
る。
【0047】従って、本実施例においても、前記第1〜
第3実施例と同様に、管路2が曲がりのある細い枝管等
であっても、これの中でTVカメラ5を抵抗なくスムー
ズに移動させることができ、照明ライト6によって照射
される管路2内の様子を該TVカメラ5によって地上側
で容易にモニターすることができる。
【0048】特に、本実施例では、ホース状エアーバッ
グ23は容易に撓曲するため、管路2の曲がり部でのT
Vカメラ5の通過がより容易に行われる。
【0049】尚、以上説明した第1〜第4実施例におい
ては、推力を発生するために噴射される圧力流体として
圧縮エアーを用いたが、これに代えて水等の他の流体を
用いることができることは勿論である。
【0050】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
又は7記載の発明によれば、TVカメラを支持した流体
噴射ノズルは、これの外周面に穿設された噴射口からの
圧力流体の噴射によって発生する推力によって管路内で
フローティング状態を保ち、従って、流体噴射ノズルは
管路と接触せず、両者の間に摩擦抵抗が作用しないた
め、流体ホースを押すだけで流体噴射ノズルは曲がりの
ある細い管路内でも抵抗なくスムーズに移動し、地上に
おいて管路内を容易にモニターすることができるという
効果が得られる。
【0051】又、請求項2又は3記載の発明によれば、
弾性バッグは容易に変形するため、特に管路の曲がり部
でのTVカメラの通過がより容易に行われるという効果
が得られる。
【0052】更に、請求項4〜6,8又は9記載の発明
によれば、流体圧力の逆噴射によって発生する推力は、
TVカメラの管路内での前進力となって該TVカメラの
移動を助けるため、TVカメラの管路内での移動がより
スムーズに行われるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る管内モニター装置と
これを用いた管内モニター方法を示す破断側面図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例に係る管内モニター装置と
これを用いた管内モニター方法を示す破断側面図であ
る。
【図3】本発明の第3実施例に係る管内モニター装置と
これを用いた管内モニター方法を示す破断側面図であ
る。
【図4】本発明の第4実施例に係る管内モニター装置と
これを用いた管内モニター方法を示す側断面図である。
【図5】図4の矢視A方向の図である。
【図6】従来の管内モニター方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1 エアーホース(流体ホース) 2 管路 3 エアー噴射ノズル(流体噴射ノズル) 5 TVカメラ 7 コード 9 噴射口 10 逆噴射口 11,12 逆噴射ノズル 13 エアーバッグ(弾性バッグ) 15,16 逆噴射口 23 ホース状エアーバッグ(ホース状弾性バッ
グ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横島 康弘 茨城県結城郡石下町大字篠山175−3有限 会社 横島内 (72)発明者 遠藤 茂 茨城県岩井市大字富田1431番地株式会社ゲ ット内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードの先端に接続されて管内に導入さ
    れるTVカメラによって管内をモニターする管内モニタ
    ー装置において、圧力流体を通す流体ホースの先端部
    に、少なくとも外周面に複数の噴射口を穿設して成る流
    体噴射ノズルを取り付け、該流体噴射ノズルに前記TV
    カメラを支持せしめたことを特徴とする管内モニター装
    置。
  2. 【請求項2】 前記流体噴射ノズルは、膨張収縮自在な
    弾性バッグで構成されることを特徴とする請求項1記載
    の管内モニター装置。
  3. 【請求項3】 前記流体噴射ノズルは、撓曲自在な複数
    のホース状弾性バッグで構成されることを特徴とする請
    求項1記載の管内モニター装置。
  4. 【請求項4】 前記流体噴射ノズルに、圧力流体を前記
    TVカメラの進行方向とは逆方向に噴射するための逆噴
    射口が穿設したことを特徴とする請求項1,2又は3記
    載の管内モニター装置。
  5. 【請求項5】 前記流体ホースに、圧力流体を前記TV
    カメラの進行方向とは逆方向に噴射するための逆噴射ノ
    ズルを取り付けたことを特徴とする請求項1〜3又は4
    記載の管内モニター装置。
  6. 【請求項6】 前記逆噴射ノズルを前記流体ホースに適
    当な間隙で複数取り付けたことを特徴とする請求項5記
    載の管内モニター装置。
  7. 【請求項7】 コードの先端に接続されて管内に導入さ
    れるTVカメラによって管内をモニターする管内モニタ
    ー方法において、前記TVカメラを支持し、且つ、少な
    くとも外周面に複数の噴射口を穿設して成る流体噴射ノ
    ズルに流体ホースを介して圧力流体を供給し、該圧力流
    体を前記噴射口から噴射させることによって、前記流体
    噴射ノズルをTVカメラと共に管内でフローティングさ
    せることを特徴とする管内モニター方法。
  8. 【請求項8】 前記流体噴射ノズルから圧力流体を前記
    TVカメラの進行方向とは逆方向に噴射させることを特
    徴とする請求項7記載の管内モニター方法。
  9. 【請求項9】 前記流体ホースに取り付けられた逆噴射
    ノズルから圧力流体を前記TVカメラの進行方向とは逆
    方向に噴射させることを特徴とする請求項7又は8記載
    の管内モニター方法。
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