JPH0810281Y2 - 両軸受リール - Google Patents

両軸受リール

Info

Publication number
JPH0810281Y2
JPH0810281Y2 JP1989047537U JP4753789U JPH0810281Y2 JP H0810281 Y2 JPH0810281 Y2 JP H0810281Y2 JP 1989047537 U JP1989047537 U JP 1989047537U JP 4753789 U JP4753789 U JP 4753789U JP H0810281 Y2 JPH0810281 Y2 JP H0810281Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
spool
spool shaft
pinion gear
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989047537U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02138563U (ja
Inventor
英夫 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Priority to JP1989047537U priority Critical patent/JPH0810281Y2/ja
Priority to US07/511,264 priority patent/US5123609A/en
Publication of JPH02138563U publication Critical patent/JPH02138563U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0810281Y2 publication Critical patent/JPH0810281Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/0183Drive mechanism details
    • A01K89/0186Drive mechanism details with disengageable positive drive components, e.g. a clutch
    • A01K89/01901Reengageable responsive to drive rotation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/0183Drive mechanism details
    • A01K89/0186Drive mechanism details with disengageable positive drive components, e.g. a clutch
    • A01K89/0188Axially engaged
    • A01K89/0189Coaxial of spool
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/0192Frame details
    • A01K89/0193Frame details with bearing features

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は両軸受リール、詳しくは、相対向する一対の
第1及び第2側板間にスプールをもったスプール軸を回
転自由に支持する如く成した両軸受リールに関する。
(従来の技術) 従来、この種の技術を用いたものとして、例えば、実
開昭57−39027号に示された如く、第1,第2側板間に軸
受を介し、回転自由に支持されたスプールをもつスプー
ル軸の一端をハンドル側に位置する第1側板より外方へ
延出させ、該延出部に前記ハンドルの操作により駆動す
るマスターギヤに噛合させたピニオンギヤを、前記スプ
ール軸に回転自由で、かつ、軸方向摺動可能に支持し、
該ピニオンギヤにおける前記第1側板側端面に、平行の
二面幅を有する小判形のクラッチ孔を形成すると共に、
該クラッチ孔に係合可能な二面幅を有するクラッチ胴を
前記スプール軸に形成して、該クラッチ胴と前記クラッ
チ孔との係脱で、前記ハンドル操作による回転力を前記
スプールに伝達したり、非伝達状態にして該スプールを
フリー回転可能にしたりするものが知られている。
しかしながら、前記従来技術によるものは、スプール
軸の第1及び第2側板間における撓みを小さくできると
共に、回転を断接するためのクラッチ作用は果たせるも
のゝ、前記スプール軸におけるクラッチ胴は該スプール
軸の外周面を削減して平行二面幅を形成しており、前記
クラッチ胴部の断面積を、その隣接断面積に対して極端
に減少させているので、前記スプール軸自体の曲げ応力
が集中作用する恐れがあり、例えば、前記マスターギヤ
とピニオンギヤとの噛合で、歯の噛合いに大きな反力が
作用した場合、前記スプール軸に歪みが生じて、前記マ
スターギヤ及びピニオンギヤの噛合に支障を来たすこと
も考えられるのである。
しかして、前記スプール軸における従来の欠点を解消
するものとして、例えば、特開昭50−21392号に開示さ
れた如くスプール軸側に、該軸の外周面に直径方向外方
に突出するピンを設ける一方、ピニオンギヤ側に、前記
ピンに係合するスロット(係合溝)を形成して、該スロ
ットと前記ピンとを係脱させることで軸とピニオンギヤ
との回転を断接成す如くしたものが知られている。
また、一般に魚釣をする場合、その目標とする魚の種
類や大きさに応じて、それ等に適した釣糸を選択するの
は通常であり、それらの釣糸は、スプールに巻回された
状態で、該スプール毎交換されるのが好ましいのであ
る。この場合、第1側板には、ハンドルの操作で駆動す
るマスターギヤ及び該ギヤと噛合するピニオンギヤなど
の駆動機構が設けられていて、構造が複雑になっている
ため、通常は前記スプール軸を第1及び第2側板に対し
前記第2側板側に挿脱できるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、前記した従来技術において、後著したもの
は前著したものに対して、スプール軸の強度を向上させ
ることはできても、前記スプール軸を前記第1及び第2
側板間に回転自由に支持し、かつ該スプール軸を第1及
び第2側板に対し第2側板側に挿脱できるようにした場
合、前記スプール軸の外周面に突出させた前記ピンが、
第1側板に固定支持された軸受の側端面に阻止されて、
該軸受における軸孔を通過することができず、従って前
記スプール軸と一体嵌合されているスプールを、リール
から容易に取外すことが不可能で、結果的に、前記釣糸
を交換するために行なう前記スプールの互換が簡単にで
きない問題があった。
本考案は、従来の技術における前記した問題点に鑑み
て考案したもので、その目的は、第1及び第2側板間に
スプールを支持する構造でありながら、スプール軸の強
度を弱めることなく、かつ、簡単な構造で、スプール軸
の軸受に邪魔されることなく容易にスプールの着脱がで
きて、魚釣りの実情に適した釣糸を巻回するスプールと
の交換を簡単に行い得る両軸受リールを提唱するもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、相対向する一対の第1及び第2側板(1)
(2)間にスプール(21)をもったスプール軸(17)を
回転自由に支持すると共に、 このスプール軸(17)を前記第1側板(1)に設ける
軸受(23)より外方に突出させて突出部を設け、 該突出部に、ハンドルの操作で駆動するマスターギヤ
(6)と噛合するピニオンギヤ(28)を摺動可能に支持
し、 このピニオンギヤ(28)を前記スプール軸(17)との
間にクラッチ(B)を設けて成る両軸受リールであっ
て、 前記スプール軸(17)に、該スプール軸(17)の外周
面に対し半径方向外方に突出する噛合突起(35)を設
け、 前記ピニオンギヤ(28)に噛合凹部(30)を設けて前
記クラッチ(B)を形成する一方、前記軸受(23)をブ
ッシュ構造に形成して、 該軸受(23)を前記第1側板(1)に保持し、かつ該
軸受(23)の内面で、かつ前記スプール軸(17)に作用
し前記ピニオンギヤ(28)のトルクに起因する荷重作用
方向と直交する面に、前記噛合突起(35)の挿通溝(23
a)を設けた ことを特徴とする両軸受リールである。
(作用) 従って、スプール軸(17)は、一対の第1及び第2側
板(1)(2)間で回転自由に支持されるので、このス
プール軸(17)の第1及び第2側板間における撓みは小
さいのであり、又、ピニオンギヤ(28)の回転をスプー
ル軸(17)に伝達するクラッチ(B)を、該スプール軸
(17)に設けた噛合突起(35)と、ピニオンギヤ(28)
に設けた噛合凹部(30)とで形成することにより、従来
の如く、スプール軸(17)に二面幅のクラッチ胴部を形
成するものに比して、前記スプール軸(17)における集
中応力を解消できると共に、前記ピニオンギヤ(28)の
内周面を均等に縮径できるのである。又、前記第1側板
(1)に保持する第1軸受(23)をブッシュ構造とし
て、その内面に前記スプール軸(17)に設けた噛合突起
(35)が挿通可能な挿通溝(23a)を、前記スプール軸
(17)に作用する荷重作用方向に直交する如く形成した
ことで、外周面に突出する噛合突起(35)を有する前記
スプール軸(17)が、前記噛合突起(35)を前記挿通溝
(23a)に符号させて、前記第1軸受(23)の内面を容
易に通過することができるので、前記スプール(21)を
もったスプール軸(17)の着脱を簡単に行い得ると共
に、前記第1軸受(23)における前記挿通溝(23a)に
よる内面に、軸との接触面積の減少を、前記スプール軸
(17)に作用する作用荷重の軽減側へ位置させて、前記
接触面の減少に伴なう摩耗速度の増大を回避できるもの
である。
(実施例) 次に、本考案の両軸受リールを実施例の図面に基いて
説明する。
図において(1)及び(2)は、相対向する一対の第
1及び第2側板で、該第1側板(1)の外方にはハンド
ル軸(3)に支持されたディスク(4)、摩擦板
(5)、マスターギヤ(6)、リターン板(7)等を含
む駆動機構(8)を内装したメカニカルハウジング(1
0)が、又、前記第2側板(2)には、マグネトブレー
キ機構(11)を支持するブレーキケース(12)を備える
と共に、外方には、開口部に前記マグネトブレーキ機構
(11)を操作する操作つまみ(14)を露出させた外装ハ
ウジング(15)が、各々取付手段によって装備されてお
り、前記第1側板(1)の内側面には添板(1a)を設け
て、この添板(1a)と前記第2側板(2)との内側に
は、後記するスプール(21)の両端鍔部における外周面
と、遊嵌状に係合する筒状内周面をもつ筒部(1b)(2
a)を設けており、又、前記添板(1a)と第2側板
(2)との内方には連結杆(16)を介在させ、該連結杆
により前記両側板(1)(2)間の間隔を保持する如く
成してリール本体(A)を構成すると共に、前記ブレー
キケース(12)の内周面に前記スプール(21)をもつス
プール軸(17)の一端を回転自由に支持する軸受(18)
が内装されて、その軸方向移動をカラー(19)と、スト
ッパーリング(20)とで阻止する如く成されている。
又、前記第1側板(1)の内方側面には、筒状に突出
すると共に、その内周面(24)で第1軸受(23)を保持
する軸受ホルダー(22)が同設されており、前記内周面
(24)には縮径段差部(25)を設けると共に、抜け止め
手段(24a)を構じて前記第1軸受(23)の軸方向移動
を阻止する一方、前記軸受ホルダー(22)の筒状部に、
外周面から内周面に貫通する螺孔を形成し、該螺孔にセ
ットボルト(22a)を挿通させている。
しかして、前記第1軸受(23)は、一見厚肉環状を呈
したメタル或いは合成樹脂などのブッシュで構成されて
いる。そして、外周面を前記軸受ホルダー(22)の内周
面に保持されると共に、その内周面に後記する噛合突起
(35)が容易に通過可能な幅と深さを有する挿通溝(23
a)が対向状に形成されている。更に、外周面には前記
スプール(21)から引出した釣糸を釣糸ガイドから前記
スプール(21)に巻取る場合、前記スプール軸(17)
は、ピニオンギヤ(28)で回転駆動される。ピニオンギ
ヤ(28)は、マスターギヤ(6)で駆動される。更にマ
スターギヤ(6)は、ハンドル(41)で駆動されるハン
ドル軸(3)で駆動される。
結局、ハンドル(41)を釣糸の張力に抗して駆動する
と、スプール軸(17)にはピニオンギヤ(28)とマスタ
ーギヤ(6)との噛み合いトルクが伝達される。このト
ルクは、圧力角を無視すればマスターギヤ(6)の回転
中心線とピニオンギヤ(28)の回転中心線とを含む平面
に対して垂直方向に荷重として作用する。
この荷重に起因する第1軸受(23)の変形を防ぐため
に、荷重方向と直交する方向に挿通溝(23a)を配置す
るものである。この配置のために、第1軸受け(23)に
セットボルト(22a)の先端が止められるように遊転規
制溝(23b)を設けたものである。
一方、釣糸を巻装する前記スプール(21)を固定手段
(26)により一体的に固定した前記スプール軸(17)
は、一端を前記軸受(18)を介して前記第2側板(2)
に回転自由に支持される一方、前記スプール(21)を介
して他端側を前記第1軸受(23)を介して前記第1側板
(1)に回転自由に支持されると共に、該第1軸受(2
3)より外方へ延出する延出部(17a)を形成して、該延
出部(17a)の先端を、前記メカニカルハウジング(1
0)に内装する軸受(27)の内周面に、軸方向移動可能
に支持させると共に、該軸受(27)と、前記第1軸受
(23)との間の前記スプール軸(17)における延出部
(17a)の外周面に、前記マスターギヤ(6)と噛合す
る前記ピニオンギヤ(28)を回転自由に、かつ、軸方向
摺動可能に支持している。
しかして、前記ピニオンギヤ(28)の前記スプール
(21)側端部には、該ピニオンギヤ(28)の歯先外周円
と等径で、前記内周面(24)における縮径段差(25)よ
り小径となる筒状のクラッチボス(29)を一体に形成
し、該ボス(29)の前記スプール(21)側端面に、該ボ
ス(29)の軸芯を通り直径方向へ放射状に割削した断面
凹状溝の噛合凹部(30)を形成すると共に、前記クラッ
チボス(29)と前記ピニオンギヤ(28)との間の外周面
に、凹状周溝(31)を形成してこの周溝(31)に前記第
1側板(1)に支持されたクラッチヨーク(32)を介入
する如く成すと共に、該クラッチヨーク(32)の側面
を、前記メカニカルハウジング(10)の外方へ突出する
操作部をもったクラッチレバー(33)における接片(3
4)で動作させる如く成されている。尚、前記クラッチ
ボス(29)の端面には、前記噛合凹部(30)の端縁から
周方向に向って軸方向外方に変位するガイド面(29a)
を設けている。
一方、前記スプール軸(17)における延出部(17a)
の前記クラッチボス(24)における前記噛合凹部(30)
と符号する位置に、該噛合凹部(30)と噛合可能な太さ
の平行ピンを貫通固定し、その突出両先端が前記クラッ
チボス(29)の外周面より過出せざる範囲に形成して噛
合突起(35)を構成するのである。
尚、(40)はマグネトブレーキ機構に構成される筒状
導体で、(41)は駆動機構(8)に回転力を与えるハン
ドルであって、(43)は摩擦板(5)、ディスク(4)
から成るドラグ機構を調整する調整体であり、又(44)
はスプール(21)に釣糸を巻回する場合の案内体(回転
せず)を移動させる案内軸、(45)はキャストコントロ
ールである。
次に、以上の如く構成された両軸受リールの作用につ
いて説明する。
先ず、魚釣を行う場合は、メカニカルハウジング(1
0)の外方へ突出したクラッチレバー(33)を操作し
て、クラッチヨーク(32)を介しクラッチボス(29)に
形成した噛合凹部(30)と、スプール軸(17)に設けた
噛合突起(35)とを離脱させ、スプール(21)をフリー
回転可能状態にして所望の水面に釣糸を投擲するのであ
る。しかして、魚が掛った場合は、ハウジング(41)を
巻取方向へ回動することにより、リターン板(7)を介
して前記クラッチレバー(33)が自動的に復元して前記
噛合凹部(30)と噛合突起(35)が噛合されて、前記駆
動機構(8)におけるマスターギヤ(6)とスプール軸
(17)におけるピニオンギヤ(28)との噛合で前記ハン
ドル(41)の回転力が前記スプール(21)に伝達されて
先に投擲した釣糸を巻取る如くなされるのであるが、例
えば、目標とする魚の種類、或いは大きさを変更する場
合は、前記スプール(21)に巻装された釣糸を、変更目
標とする魚釣に適した釣糸と交換するのである。即ち、
リール本体(A)における外装ハウジング(15)の取付
手段を解放して、該外装ハウジング(15)と、マグネト
ブレーキ機構(11)及び軸受(18)を装備した状態のま
ゝのブレーキケース(12)とを同時に除去し、しかる後
に第2側板(2)における筒部(2a)から、スプール軸
(17)に固定した筒状導体(40)と、スプール(21)と
を一体で、前記第2側板(2)の外方へ引出すのである
が、この時、前記第1軸受(23)における内面に前記挿
通溝(23a)を設けていることで、前記スプール軸(1
7)に前記クラッチ(B)を形成する噛合突起(35)を
前記スプール軸(17)の外周面に突出させておきなが
ら、その突出する前記噛合突起(35)を、前記第1軸受
(23)における挿通溝(23a)に符号させるだけで容易
に前記スプール(21)と一体の前記スプール軸(17)を
引出すことができるのであり、又、前記第1軸受(23)
の外周面に、該軸受(23)が軸受ホルダー(22)におけ
る内周面(24)に対して遊転するのを阻止する遊転規制
溝(23b)を設けことで、該規制溝(23b)に、前記軸受
ホルダー(22)の外方からセットボルト(22a)を挿通
係止して、前記第1軸受(23)の遊転を阻止すると共
に、該軸受(23)内面に設けた前記挿通溝(23a)の回
転方向における位置を、前記スプール軸(17)に作用す
る荷重の作用方向に対して直交となる位置に規制するこ
とができるのである。
又、前記噛合突起(35)と、噛合凹部(30)とでクラ
ッチ(B)を形成したことで、該クラッチ(B)の製造
工程を簡素化できると共に、前記スプール軸(17)に従
来の如く二面幅を形成する必要がなく、該軸(17)に作
用する集中応力を解消できるものである。
しかして、所望の釣糸を巻装したスプール(21)を組
付ける場合は、前記したスプールの引出しと全く逆の手
順で、前記スプール(21)及び、筒状導体(40)とをも
った前記スプール軸(17)を、前記補助側板(13)にお
ける筒部(2a)から挿入して、該軸(17)における前記
噛合突起(35)を前記第1軸受(23)の前記挿通溝へ挿
通させるだけで容易に前記スプール(21)を具備した前
記スプールール軸(17)を所定の位置に挿入できるので
あり、しかる後に、前記ブレーキケース(12)における
軸受(18)を、前記スプール軸(17)の端部に嵌合させ
ると同時に、マグネト機構(11)を内装した状態の前記
ブレーキケース(12)を外装ハウジング(15)と伴に取
付手段により装着して一連のスプール交換作業が終了す
るのである。
(考案の効果) 以上説明した如く、本考案の両軸受リールは、スプー
ル軸を駆動するピニオンギヤに作用するトルクに起因す
る荷重方向と直交する面に、噛合突起を貫通するための
軸受の挿通溝を設けたので、軸受の変形が少ない。ま
た、軸受に邪魔されることなく容易にスプール軸を第2
側板側から引く抜くこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における両軸受リールの横断平面図、第
2図は要部のみの拡大縦断面図で、第3図は第2図にお
けるY−Y方向の断面図である。 (1)……第1側板 (2)……第2側板 (6)……マスターギヤ (17)……スプール軸 (21)……スプール (23)……第1軸受 (23a)……挿通溝 (28)……ピニオンギヤ (30)……噛合凹部 (35)……噛合突起 (B)……クラッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向する一対の第1及び第2側板(1)
    (2)間にスプール(21)をもったスプール軸(17)を
    回転自由に支持すると共に、 このスプール軸(17)を前記第1側板(1)に設ける軸
    受(23)より外方に突出させて突出部を設け、 該突出部に、ハンドルの操作で駆動するマスターギヤ
    (6)と噛合するピニオンギヤ(28)を摺動可能に支持
    し、 このピニオンギヤ(28)を前記スプール軸(17)との間
    にクラッチ(B)を設けて成る両軸受リールであって、 前記スプール軸(17)に、該スプール軸(17)の外周面
    に対し半径方向外方に突出する噛合突起(35)を設け、 前記ピニオンギヤ(28)に噛合凹部(30)を設けて前記
    クラッチ(B)を形成する一方、前記軸受(23)をブッ
    シュ構造に形成して、 該軸受(23)を前記第1側板(1)に保持し、かつ該軸
    受(23)の内面で、かつ前記スプール軸(17)に作用し
    前記ピニオンギヤ(28)のトルクに起因する荷重作用方
    向と直交する面に、前記噛合突起(35)の挿通溝(23
    a)を設けた ことを特徴とする両軸受リール。
JP1989047537U 1989-04-22 1989-04-22 両軸受リール Expired - Fee Related JPH0810281Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989047537U JPH0810281Y2 (ja) 1989-04-22 1989-04-22 両軸受リール
US07/511,264 US5123609A (en) 1989-04-22 1990-04-23 Two-bearing reel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989047537U JPH0810281Y2 (ja) 1989-04-22 1989-04-22 両軸受リール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02138563U JPH02138563U (ja) 1990-11-19
JPH0810281Y2 true JPH0810281Y2 (ja) 1996-03-29

Family

ID=12777885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989047537U Expired - Fee Related JPH0810281Y2 (ja) 1989-04-22 1989-04-22 両軸受リール

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5123609A (ja)
JP (1) JPH0810281Y2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2503245Y2 (ja) * 1991-02-15 1996-06-26 ダイワ精工株式会社 魚釣用リ―ルのクラッチ装置
JP3006602U (ja) * 1994-07-13 1995-01-31 ダイワ精工株式会社 魚釣用両軸受型リール
US5875986A (en) * 1994-09-08 1999-03-02 Daiwa Seiko, Inc. Fishing reel of double bearing type having improved fishline releasing characteristic
JP3210552B2 (ja) * 1995-06-07 2001-09-17 ダイワ精工株式会社 魚釣用両軸受型リ−ル
JP3029295U (ja) * 1996-03-21 1996-09-27 ダイワ精工株式会社 魚釣用両軸受型リ−ル
US5904310A (en) * 1996-11-08 1999-05-18 Daiwa Seiko, Inc. Double bearing type of a fishing reel having a rotatable and slidable clutch member supported by a bearing
US6942171B1 (en) * 2004-05-13 2005-09-13 Liang-Jen Chang Fishing reel
JP5777873B2 (ja) * 2010-11-18 2015-09-09 株式会社シマノ 釣り用リールのギア装着構造
JP6530615B2 (ja) * 2015-02-26 2019-06-12 株式会社シマノ 両軸受リール
JP6769722B2 (ja) * 2016-03-29 2020-10-14 株式会社シマノ 両軸受リール

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1402811A (en) * 1918-01-18 1922-01-10 George W Upton Fishing reel
US2458298A (en) * 1946-04-11 1949-01-04 Stephen V Polevoy Fishing reel
US3284020A (en) * 1963-05-24 1966-11-08 Policansky Hyman Friction clutch mechanism for a fishing reel
US3818640A (en) * 1973-05-31 1974-06-25 Litton Industries Inc Work carrier drive for double disc grinder with reversible drive and automatic stop means
SE376149B (ja) * 1973-11-20 1975-05-12 Abu Ab
US4131245A (en) * 1977-01-31 1978-12-26 Shimano Industrial Company Limited Fishing reel having an improved drag mechanism
JPS53138884A (en) * 1977-05-09 1978-12-04 Shimano Industrial Co Reels for angling
US4379530A (en) * 1979-09-03 1983-04-12 Ryobi Limited Fishing reel
US4394991A (en) * 1980-01-24 1983-07-26 Shimano Industrial Company Limited Double bearing fishing reel
SE432510B (sv) * 1980-03-18 1984-04-09 Abu Ab Anordning for frikoppling och aterinkoppling av linspolen vid en fiskerulle

Also Published As

Publication number Publication date
US5123609A (en) 1992-06-23
JPH02138563U (ja) 1990-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0810281Y2 (ja) 両軸受リール
JP2009063052A (ja) ローラクラッチ
KR20120010564A (ko) 듀얼 베어링 릴의 드래그 사운드 발생 장치
KR20110019714A (ko) 스피닝 릴의 스풀 연결 구조
JP3403621B2 (ja) 魚釣用両軸受型リールのスプール制動装置
KR101081832B1 (ko) 듀얼 베어링 릴의 레벨 와인딩 기구
US6412720B1 (en) Dual-bearing reel brake device and drag cover attachment structured therefor
JPH035256Y2 (ja)
US6199782B1 (en) Double bearing type fishing reel
KR20020017946A (ko) 양 베어링 릴의 역회전 방지기구
JP2523890Y2 (ja) 両軸受リール
JP4381885B2 (ja) 釣り用リールのスプールの制動操作構造
JP4913307B2 (ja) 釣り用リールのための遊星ギアアセンブリ
KR20010066903A (ko) 양 베어링 릴의 제동장치
TWI763961B (zh) 雙軸承捲線器
TWI771463B (zh) 釣具用捲線器
JPH086462Y2 (ja) 両軸受リール
JP4015931B2 (ja) 釣用リールのねじ操作構造
JP7223681B2 (ja) 魚釣用リールの歯車取付構造
JP3970170B2 (ja) 釣用リールのねじ操作構造
US5176336A (en) Drag mechanism for fishing reel
US20230380397A1 (en) Dual-bearing reel
JPH0491736A (ja) リール本体及びその製造方法
JP2019004865A (ja) 両軸受リール
JPS6227109Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees