JPH0810012B2 - 軸受材料 - Google Patents

軸受材料

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JPH0810012B2
JPH0810012B2 JP61066138A JP6613886A JPH0810012B2 JP H0810012 B2 JPH0810012 B2 JP H0810012B2 JP 61066138 A JP61066138 A JP 61066138A JP 6613886 A JP6613886 A JP 6613886A JP H0810012 B2 JPH0810012 B2 JP H0810012B2
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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/06Sliding surface mainly made of metal
    • F16C33/12Structural composition; Use of special materials or surface treatments, e.g. for rust-proofing
    • F16C33/121Use of special materials
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C2204/00Metallic materials; Alloys
    • F16C2204/20Alloys based on aluminium
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、裏金と、高温強度の大きい、つまり高温状
態でも硬さの低下の小さいAl軸受合金からなるライニン
グ層を有する軸受材料に関する。
「従来の技術」 従来、鋼板製の裏金と、高温硬さの大きいAl軸受合金
からなるライニング層とを圧着させた軸受材料(例えば
特公昭58−14866号公報)は既に知られており、更に裏
金鋼板とAl軸受合金からなるライニング層との間にAl又
はAl合金からなる中間層を介在させた軸受材料(例えば
特公昭37−15014号公報、特公昭44−28174号公報)は既
に知られている。
特公昭58−14866号公報のアルミニウム軸受合金は、
重量%でSn3.5〜35%,Cr0.1%〜1%,Si1〜10%,Mn,Sb,
Ti,Ni,Fe,Zr,Mo,Co,の1種又は2種以上を1〜10%でそ
の総量が10%以下、および残部がAlからなり、さらに必
要に応じて、Cu及び/又はMgを3.0%以下、或いはこれ
に代えて、又はこれとともに、Pb,Bi,Inの1種又は2種
以上を9%以下添加したことを要旨とするものである。
特公昭37−15014号公報の軸受製造用複合金属ストリ
ップは、錫を含有しない、または本質的に錫を含有しな
いアルミニウムまたはアルミニウム合金とアルミニウム
−錫合金のストリップを圧延機に通し最初の通過で本質
的に寸法を減らすことによって両者を圧延結合させるこ
と、そのようにしてつくられた二枚重ねのストリップの
錫のないまたは本質的に錫のない表面と鋼のストリップ
を圧延機に通し最初の通過で本質的に寸法を減らすこと
によって上記表面の鋼をストリップに圧延結合させるこ
と、結合の行われる予定の表面における圧延結合段階に
先立って各ストリップがそれぞれ適当に製造されること
からなる、複合金属ストリップの製造方法を要旨とする
ものである。
特公昭44−28174号公報のベアリング製造用合成材料
は、高錫アルミニウム合金の表面層をスチール裏板の面
に接着させてなるベアリング製造用合金材料を生産する
方法にして、スチールストリップと、高錫アルミニウム
合金ストリップと、これらの中間アルミニウム箔ストリ
ップとをロール加圧し、而して上記高錫アルミニウム合
金のストリップ及びスチールストリップの少なくとも一
方を約230℃を越えない温度にまで加熱する方法を要旨
とするものである。
「発明が解決しようとする問題点」 上記公知の各アルミニウム軸受合金はそれぞれ従来の
ものに対して優れた性能を有するものであるが、近年の
内燃機関のように小型化・高出力化が要求されるように
なると、軸受材料はより高荷重、高温度の条件下で使用
されることとなり、このような悪条件下では従来の軸受
材料は疲労破損、異常摩耗、焼付け等を起こしてトラブ
ルの要因となっていた。
特公昭58−14866号公報のアルミニウム軸受合金は、
裏金鋼板との密着力が充分でなく、疲労強度の面で問題
があった。
また、特公昭37−15014号公報および特公昭44−28174
号公報の軸受材料は、裏金とAl軸受合金からなるライニ
ング層との間に、Al又はAl合金からなる中間層を設けた
3層の軸受材料であるが、従来のこの種の軸受材料にお
ける中間層は、裏金とライニング層との密着強度が小さ
い場合に、すなわちライニング層を裏金に強固に密着さ
せることが困難な場合にその密着強度を増大させる目的
で設けられたもので、本発明のように疲労強度の向上を
意図したものでなく、実際に後の実験結果で示すよう
に、従来周知の3層軸受材料で疲労強度の向上はさほど
認められなかった。これは、従来の3層軸受材料に用い
られているライニング層の高温硬さと中間層の高温硬さ
とが同程度であり、高温条件下ではライニング層、中間
層ともに柔くなってしまうことがあると考えられる。
「問題点を解決するための手段」 本発明者等はこれらの問題点を解決するために、より
高温での強度の向上、耐焼付性の向上、疲労強度の増大
を図るため、より効果的な組合せを見出した。すなわ
ち、特公昭58−14866号公報のアルミニウム軸受合金の
ような、高温硬さの大きいAl軸受合金をライニング層と
し、裏金とライニング層との間に、ライニング層よりも
高温硬さの小さい実質的に純粋なAl又はAl合金からなる
中間層を設けると、疲労強度が一層向上することに着目
してなされたものである。
本発明の軸受材料は、裏金と、少なくとも3〜35wt%
のSnおよび0.1〜10wt%のZr、V、Nb、Mo、Coの少なく
とも1種以上を含む高温硬さの大きいAl軸受合金からな
るライニング層と、上記裏金とライニング層との間に介
在され、そのライニング層よりも高温硬さの小さいAl又
はAl合金からなる中間層を設け、中間層の厚さをライニ
ング層の厚さよりも薄くしたものを基本とし、必要に応
じ上記ライニング層にSi、Mn、Sb、Ti、Ni、Feの少なく
とも1種以上を添加し、或いはこれに代えて又はこれと
ともに、Cu、Mgの少なくとも1種以上を、或いはこれに
代えて又はこれとともに、Pb、Bi、T1、Cd、Inの少なく
とも1種以上を添加できるものである。なお、用途に応
じ上記中間層にSi等、Cu等、Pb等を添加することができ
る。
本発明のアルミニウム軸受合金におけるSnは潤滑を主
目的として添加される元素であって、3wt%未満では潤
滑の効果がなく、35wt%を越えると全体に軟らかくなっ
て耐荷重性が低下する。Snの好ましい添加量は、3.5〜2
0%で、より好ましい添加量は、5〜15%である。
Zr,V,Nb,Mo,Coは高温硬さの改良を主目的として添加
される元素であって、0.1wt%高温硬さの改良は期待で
きず、10wt%を越えて添加すると析出物が析出しすぎて
軸受合金としては硬くなりすぎる。好ましい添加量の範
囲は0.2〜3%で、さらに好ましい添加量の範囲は0.3〜
1%である。
なお、Zr,V,Nb,Mo,Coの添加による高温強度の維持、
組織の微細効果等は後述する。
Cu,Mgの添加量は0.2%〜2%で、これは高温下での強
度の低下をより小さくするために添加するものである。
0.2%未満ではその効果がそれ程期待できず、2%を越
えて添加すると硬くなりすぎて圧延性を阻害する上、耐
蝕性が低下する。さらに好ましい範囲は0.2〜1.5%で、
最も好ましい範囲は0.5〜1.2%である。
中間層のAl合金に添加する場合のこのCu,Mgは上記と
同じ目的で添加することができる。
Si,Mn,Sb,Ti,Ni,Fe、は耐摩耗性を向上させる目的で
添加するもので、上記Zr,V,Nb,Mo,Coの少なくとも1種
以上との総量が10wt%以下である。0.2%未満では析出
量が少なくて耐摩耗性の有効な向上が認められず、逆に
10%を越えて添加すると析出物が析出しすぎ、圧延性が
悪くなって圧延、焼鈍の繰り返しが困難となり、Snの微
細化が妨げられるからである。さらに好ましい範囲は0.
5〜5%で、最も好ましい範囲は1.5〜3%である。
さらに本発明は、必要に応じてSnの潤滑金属としての
性能を改良するためにPb、Bi、Tl、Cd、Inを1種又は2
種以上を総量で9wt%以下添加したもので、0.1%未満で
は実質的に潤滑性の改善効果は期待できず、逆に9%を
越えて添加すると軟らかくなりすぎ対疲労性が悪くな
る。さらに好ましい範囲は0.5〜5%で、最も好ましい
範囲は1〜3%である。
「作用」 裏金と高温硬さの大きいライニング層との間に高温硬
さの小さい中間層を介在させるて中間層の厚さをライニ
ング層の厚さよりも薄くすと、高温状態において、ライ
ニング層は硬さがそれほど低下しないのに対し、中間層
の硬さが大きく低下して高温硬さの小さい中間層が高温
硬さの大きさライニング層に対するクッション材として
作用するようになり、これによって疲労強度が向上する
ものと考えられる。また、特に中間層が純粋なAl又はこ
れに近いAl合金からなっているとライニング層の放熱性
が良好となり、これも疲労強度の向上に役立つものと考
えられる。
次に各添加元素の作用について説明する。
Zr,V,Nb,Mo,CoはAl中に固溶することによってAlの再
結晶温度を上げ、かつ固溶すること自体でAl地の硬さを
上昇させるが、これと同時に数回の圧延によっても鋳造
時に比して硬さが上昇する。再結晶温度を上げること
は、内燃機関の軸受がさらされる高温領域でも安定した
機械的性質を維持させるために効果があり、特に硬さに
ついては、高温下での硬さの低下を少なくして高温領域
での軸受強度の向上をもたらす。また固溶限を過ぎて析
出するAl−Zr、Al−V、Al−Nb、Al−Mo、Al−Coの金属
間化合物は、高温でも安定して存在しこのためこの析出
物が細かく分散することは再結晶温度を上げ高温硬さの
維持を助けるので、これが適量分散することは良い効果
を生じる。
さらに、上記析出物がAl地金中に細かく分散して存在
すると、その金属間化合物が直接的にはAl粒界の移動、
つまりSn粒子の粗大化を防ぎ、このことは圧延、焼鈍の
繰り返しによって微細化されたSn粒子をそのままに保つ
ことにつながり、前記種々の効果を持つのである。また
sn粒子が微細なまま保存されてAl地金中に存在するとい
うことは、同時に232℃という低い融点をもつSn粒子の
高温化での溶出現象を防止するためにも効果的である。
このような効果はCrにも若干あるがCrの場合には450
℃30分でSnの粗大化が始まるのに対し、Zr,V,Nb,Mo,Co
の場合には500℃30分でもSnの粗大化を阻止する能力が
ある。
また、Cuの強度に関する効果はZr,V,Nb,Mo,Coと同時
に添加して生じるもので、Cu単独では高温下での強度の
上昇の効果は期待できない。すなわちCuはAl中に添加し
た場合に圧延時の硬さの上昇が大きく、同一圧延率でも
他の元素を添加したAl材料に比し、硬さの上昇は顕著で
あるが、200℃近くまで加熱すると容易に軟化し、高温
強度の維持はできない。これに対してZr,V,Nb,Mo,Coの
1種以上とCuとを同時に添加すると、Cuの添加によって
圧延時に高くなった硬さが焼鈍してもZr,V,Nb,Mo,Coの
添加効果によりあまり低下しない。このため強度の高い
アルミニウム軸受合金が得られ、かつこの強度は高温下
においても従来のこの種の合金のように大きく低下する
ことがない。
さらにPbの潤滑性に関する効果はZr,V,Nb,Mo,Coの1
種以上と同時に添加して尚一層の効果がある。すなわ
ち、Al−Sn系軸受合金の中にPbを単独で加えると、Al−
Sn系合金中へ合金化されてSnの融点が低くなってしまう
という欠点が避けられない。これに対し、Zr,V,Nb,Mo,C
oを添加することによってSn粒を微細化し、かつその組
織を高温でも維持できるようにしておくと、Pbを加えて
も上記のような弊害は生ぜずに潤滑性を改善することが
できると共に、耐疲労性の向上を図ることができる。
Siはそれ自体の硬さが高くて鋳造性に優れており、ま
たその析出物はビッカース硬さで約1000にも達して非常
に硬いため、軸との摺動による軸受の摩耗を著しく減少
させることができる。軸よりも軟らかに軸受ではその軸
受面が切削されることになり、この状況が進行すると軸
受表面粗さが粗くなったり、軸と軸受とのクリアランス
が増大して油膜が構成されなくなり、軸と軸受との直接
接触、つまり金属接触が多く起って焼付に至るようにな
るが、上記析出物は焼入れ鋼軸は勿論、鋳鉄軸よりも硬
いため、鋳鉄軸を使用した場合の耐摩耗性の向上並びに
耐焼付性の向上に特に効果がある。
「実施例」 以下図示実施例について本発明を説明すると、第1図
において、1は鋼板からなる裏金、2は高温硬さの小さ
いAl又はAl合金からなる中間層、3は高温硬さの大きい
Al軸受合金からなるライニング層で、それら裏金1、中
間層2およびライニング層3を相互に一体に圧接して軸
受材料4として構成している。第1図で明らかなよう
に、中間層2の厚さはライニング層3に対し薄く設定し
てある。
上記高温硬さの小さい中間層2は実質的に純粋なAl、
例えば商業的に純粋なAlから構成することができ、或い
はそれに総量で0.1〜2%のCu、Mgの一方又は両方を添
加してもよい。なお、実施例では、第1図に示すように
中間層2の厚さはライニング層3の数分の1の厚さにな
っている。
次に本発明の効果を実験結果について説明する。この
実験は、回転荷重試験機を用いて中間層2を設けた試料
と設けない試料(ともにすべり軸受として製造)とにつ
いて耐疲労性がどの程度向上するかを測定したもので、
8000rpmで軸を回転させ、測定すべき試料に面圧300kg/c
m2の回転荷重を与えてその試料に疲労が生じるまでの時
間を測定したものである。このときの油温は160℃、潤
滑油は7.5w−30であった。
下記第1表は、それぞれ上記実験に使用した試料にお
ける高温硬さの大きいAl軸受合金からなるライニング層
3の組成と、それぞれの試料に対する実験結果とを示し
ており、また本実験では高温硬さの小さい中間層2とし
て商業的に純粋なAlを使用し、その厚さを50μmとして
いる。
第1表において、試料1〜24は本発明品、試料25〜28
は比較材である。また疲労時間の欄において20以上又は
30以上と記載されているのは、20時間又は30時間経過し
ても疲労が生じなかったことを意味している。
このように、第1表の実験結果から理解されるよう
に、本発明に係る試料においては疲労強度の向上がめざ
ましく、試料3、10、12、18、20における疲労強度は中
間層2に設けることにより300%以上も向上し、本発明
の試料は全て200%以上の向上が認められる。
これに対し、Zr,V,Nb,Mo,Coの1種以上を含んでいな
い、したがって高温硬さの小さいライニング層3を有す
る比較材25〜28においては、最大でも試料28で示す171
%の向上にすぎず、本発明の試料に比較して中間層2を
設けても疲労強度の向上がさほど期待できないことが認
められる。
「発明の効果」 以上のように、本発明によれば、高温硬さの大きいラ
イニング層にそれよりも高温硬さの小さい中間層を設け
ると耐疲労性を大幅に向上させることができるという従
来では予期されなかった効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図である。 1……裏金、2……中間層 3……ライニング層、4……軸受材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−11182(JP,A) 特開 昭58−6955(JP,A) 特公 昭37−15014(JP,B1) 特公 昭52−30656(JP,B2) 特公 昭58−14866(JP,B2)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏金と、少なくとも3〜35wt%のSnおよび
    0.1〜10wt%のZr、V、Nb、Mo、Coの少なくとも1種以
    上を含む高温硬さの大きいAl軸受合金からなるライニン
    グ層と、上記裏金とライニング層との間に介在され、そ
    のライニング層よりも高温硬さの小さいAl又はAl合金か
    らなる中間層を設け、該中間層の厚さをライニング層の
    厚さよりも薄くしたことを特徴とする軸受材料。
  2. 【請求項2】ライニング層のAl軸受合金が、Si、Mn、S
    b、Ti、Ni、Feの少なくとも1種以上を含み、かつこの
    添加物と上記Zr、V、Nb、Mo、Coの少なくとも1種以上
    との総量が10wt%以下であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の軸受材料。
  3. 【請求項3】ライニング層のAl軸受合金が、総量で0.1
    〜2wt%のCu、Mgの一方又は両方を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項又は第2項のいずれか1に記載
    の軸受材料。
  4. 【請求項4】ライニング層のAl軸受合金が、総量で9%
    以下のPb、Bi、T1、Cd、Inを1種又は2種以上を含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のい
    ずれか1に記載の軸受材料。
  5. 【請求項5】中間層のAl合金が、総量で0.1〜2%のC
    u、Mgの一方又は両方を含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第4項のいずれか1に記載の軸受材
    料。
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