JPH0799765A - リニアモータ - Google Patents
リニアモータInfo
- Publication number
- JPH0799765A JPH0799765A JP5240829A JP24082993A JPH0799765A JP H0799765 A JPH0799765 A JP H0799765A JP 5240829 A JP5240829 A JP 5240829A JP 24082993 A JP24082993 A JP 24082993A JP H0799765 A JPH0799765 A JP H0799765A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnet
- slider
- guide block
- detector
- linear motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000036316 preload Effects 0.000 claims description 22
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 3
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 2
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 abstract 2
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- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サイド予圧をかける静圧空気軸方式のリニア
モータにおいて、サイド予圧用永久磁石に検出スケール
の機能を持たせることにより、小型軽量化を図る。 【構成】 電機子４に対向してスライダ２に固定した界
磁永久磁石５と、スライダ２のサイドヨーク８に固定し
たサイド予圧用永久磁石９と、磁極を検出する検出器１
１とを備え、サイド予圧用永久磁石９の着磁を界磁永久
磁石５のＮ極・Ｓ極の着磁ピッチＰと同一に配置し、検
出器１１でサイド予圧用永久磁石９の磁極を検出する。
モータにおいて、サイド予圧用永久磁石に検出スケール
の機能を持たせることにより、小型軽量化を図る。 【構成】 電機子４に対向してスライダ２に固定した界
磁永久磁石５と、スライダ２のサイドヨーク８に固定し
たサイド予圧用永久磁石９と、磁極を検出する検出器１
１とを備え、サイド予圧用永久磁石９の着磁を界磁永久
磁石５のＮ極・Ｓ極の着磁ピッチＰと同一に配置し、検
出器１１でサイド予圧用永久磁石９の磁極を検出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はサイド予圧をかける静圧
空気軸受方式のリニアモータに関する。
空気軸受方式のリニアモータに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のリニアモータは特開平５
−１１１２３５号公報に示すようなものがある。
−１１１２３５号公報に示すようなものがある。
【０００３】以下、その構成について図４を参照しなが
ら説明する。図４は従来のサイド予圧をかける静圧空気
軸受方式のリニアモータの断面図である。図４に示すよ
うに、ガイドブロック１にスライド自在にスライダ２を
搭載し、ガイドブロック１のスライダ支持面１ａ，１
ｂ，１ｃと対向するスライダ２の静圧空気軸受面２ａ，
２ｂ，２ｃに、エア吹出部３ａ，３ｂ，３ｃを設けて静
圧空気軸受とする。巻線を施した電機子４はガイドブロ
ック１に固定し、この電機子４に対向して界磁永久磁石
５を界磁ヨーク６を介してスライダ２に固定して、電機
子４に通電することによりスライダ２を駆動する。
ら説明する。図４は従来のサイド予圧をかける静圧空気
軸受方式のリニアモータの断面図である。図４に示すよ
うに、ガイドブロック１にスライド自在にスライダ２を
搭載し、ガイドブロック１のスライダ支持面１ａ，１
ｂ，１ｃと対向するスライダ２の静圧空気軸受面２ａ，
２ｂ，２ｃに、エア吹出部３ａ，３ｂ，３ｃを設けて静
圧空気軸受とする。巻線を施した電機子４はガイドブロ
ック１に固定し、この電機子４に対向して界磁永久磁石
５を界磁ヨーク６を介してスライダ２に固定して、電機
子４に通電することによりスライダ２を駆動する。
【０００４】スライダ２の静圧空気軸受面２ａ，２ｂの
軸受剛性は、界磁永久磁石５と電機子４の吸引力により
確保し、サイド静圧空気軸受面２ｃの軸受剛性は、スラ
イダ２とガイドブロック１との温度上昇差および熱膨張
係数差によるサイド静圧空気軸受面ギャップおよび軸受
剛性の変動がないように、磁性体の側壁７に対向してサ
イドヨーク８にサイド予圧用永久磁石９を設け、このサ
イド予圧用永久磁石９と側壁７との吸引力により側面ス
ライダ支持面１ｃとサイド静圧空気軸受面２ｃに予圧を
かけ、エアギャップＧ１の剛性を得るようになってい
る。
軸受剛性は、界磁永久磁石５と電機子４の吸引力により
確保し、サイド静圧空気軸受面２ｃの軸受剛性は、スラ
イダ２とガイドブロック１との温度上昇差および熱膨張
係数差によるサイド静圧空気軸受面ギャップおよび軸受
剛性の変動がないように、磁性体の側壁７に対向してサ
イドヨーク８にサイド予圧用永久磁石９を設け、このサ
イド予圧用永久磁石９と側壁７との吸引力により側面ス
ライダ支持面１ｃとサイド静圧空気軸受面２ｃに予圧を
かけ、エアギャップＧ１の剛性を得るようになってい
る。
【０００５】実際にリニアモータを駆動・制御するため
には、界磁永久磁石５の磁極と電機子４の各相巻線との
関係により発生する誘起電圧に対応して電機子４に電流
を流すため両者の位置関係を検出する検出器が必要であ
る。
には、界磁永久磁石５の磁極と電機子４の各相巻線との
関係により発生する誘起電圧に対応して電機子４に電流
を流すため両者の位置関係を検出する検出器が必要であ
る。
【０００６】そこでスライダ２にスケール１３を、そし
てガイドブロック１にプリント基板１０を介して検出器
１１を取付けて位置を検出していた。一般には界磁永久
磁石５の着磁ピッチと同一ピッチのスケール１３とする
が、界磁永久磁石５と電機子４との位置関係が検出でき
ればよいのでこの限りではない。また、スケール１３に
スライダ２の可動方向にＮ極・Ｓ極を交互に着磁した永
久磁石を、検出器１１にはホール素子やホールＩＣを使
用する。
てガイドブロック１にプリント基板１０を介して検出器
１１を取付けて位置を検出していた。一般には界磁永久
磁石５の着磁ピッチと同一ピッチのスケール１３とする
が、界磁永久磁石５と電機子４との位置関係が検出でき
ればよいのでこの限りではない。また、スケール１３に
スライダ２の可動方向にＮ極・Ｓ極を交互に着磁した永
久磁石を、検出器１１にはホール素子やホールＩＣを使
用する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】可動部質量が小さい程
リニアモータの性能は向上するので、サイド予圧用永久
磁石９を固定しているサイドヨーク８の質量を増加する
ことなくスケール１３を取付けるには、図４のような従
来構造としていた。
リニアモータの性能は向上するので、サイド予圧用永久
磁石９を固定しているサイドヨーク８の質量を増加する
ことなくスケール１３を取付けるには、図４のような従
来構造としていた。
【０００８】サイド予圧用永久磁石９の吸引力はできる
だけ大きくしたいため、この漏洩磁束はかなり大きく、
この漏洩磁束の影響を受けないようにスケール１３と検
出器１１は、サイド予圧用永久磁石９より出来るだけ遠
い位置に配置することとなる。
だけ大きくしたいため、この漏洩磁束はかなり大きく、
この漏洩磁束の影響を受けないようにスケール１３と検
出器１１は、サイド予圧用永久磁石９より出来るだけ遠
い位置に配置することとなる。
【０００９】このためスケール１３、検出器１１および
検出器カバー１２がリニアモータの側面外側に突出する
構造となり、リニアモータの小型化、軽量化が難しくな
る。
検出器カバー１２がリニアモータの側面外側に突出する
構造となり、リニアモータの小型化、軽量化が難しくな
る。
【００１０】本発明は上記問題を解決するもので、可動
部質量を増加させることなく、リニアモータの小型化・
軽量化を図ることを目的としている。
部質量を増加させることなく、リニアモータの小型化・
軽量化を図ることを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明に係る静圧空気軸
受方式のリニアモータは上記目的を達成するため、ガイ
ドブロックと、このガイドブロック上にスライド自在に
搭載されたスライダと、ガイドブロックに固定された巻
線を施した電機子と、この電機子に対向してスライダに
固定した界磁永久磁石と、ガイドブロックのスライダ支
持面と対向するスライダ面にエア吹出部を設けてサイド
鎮圧空気軸受とし、このサイド静圧空気軸受の両側と反
対の側面に設けられた側壁と対向して、スライダのサイ
ドヨークに固定したサイド予圧用永久磁石と、磁極を検
出する検出器とを備えており、前記サイド予圧用永久磁
石に、界磁永久磁石のＮ極，Ｓ極の着磁ピッチと同一の
着磁を施し、前記検出器により、前記サイド予圧用永久
磁石の磁極を検出するものであり、前記サイド予圧用永
久磁石を検出器のスケールとしても使用するものであ
る。
受方式のリニアモータは上記目的を達成するため、ガイ
ドブロックと、このガイドブロック上にスライド自在に
搭載されたスライダと、ガイドブロックに固定された巻
線を施した電機子と、この電機子に対向してスライダに
固定した界磁永久磁石と、ガイドブロックのスライダ支
持面と対向するスライダ面にエア吹出部を設けてサイド
鎮圧空気軸受とし、このサイド静圧空気軸受の両側と反
対の側面に設けられた側壁と対向して、スライダのサイ
ドヨークに固定したサイド予圧用永久磁石と、磁極を検
出する検出器とを備えており、前記サイド予圧用永久磁
石に、界磁永久磁石のＮ極，Ｓ極の着磁ピッチと同一の
着磁を施し、前記検出器により、前記サイド予圧用永久
磁石の磁極を検出するものであり、前記サイド予圧用永
久磁石を検出器のスケールとしても使用するものであ
る。
【００１２】
【作用】本発明は上記構成において、サイド予圧用永久
磁石をスケールとし、その漏洩磁束を検出器（ホール素
子またはホールＩＣ）で検出することにより、このホー
ル素子およびホールＩＣを実装するプリント基板をサイ
ドヨークより内側に配置することが可能となり、かつ、
従来の別置のスケールが不要となり、リニアモータの小
型化・軽量化が実現できる。
磁石をスケールとし、その漏洩磁束を検出器（ホール素
子またはホールＩＣ）で検出することにより、このホー
ル素子およびホールＩＣを実装するプリント基板をサイ
ドヨークより内側に配置することが可能となり、かつ、
従来の別置のスケールが不要となり、リニアモータの小
型化・軽量化が実現できる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１，図２および
図３を参照しながら説明する。なお、従来例で説明した
ものと同一構成部材には同一番号を用いその説明を省略
する。
図３を参照しながら説明する。なお、従来例で説明した
ものと同一構成部材には同一番号を用いその説明を省略
する。
【００１４】従来例と異なる点はサイド予圧用永久磁石
９を検出器用のスケールとしても使用するもので、図３
に示すようにサイド予圧用永久磁石９を界磁永久磁石５
のＮ極・Ｓ極の着磁ピッチＰが同一になるように着磁す
る。
９を検出器用のスケールとしても使用するもので、図３
に示すようにサイド予圧用永久磁石９を界磁永久磁石５
のＮ極・Ｓ極の着磁ピッチＰが同一になるように着磁す
る。
【００１５】このサイド予圧用永久磁石９の漏洩磁束を
検出するように、検出器１１をサイド予圧用永久磁石９
に近接して配置する。サイド予圧用永久磁石９のＮ・Ｓ
極が検出器１１に近接すると、磁極に対応して検出器１
１の出力の電圧がプラス，マイナスに変化することによ
り、磁極を検出する。
検出するように、検出器１１をサイド予圧用永久磁石９
に近接して配置する。サイド予圧用永久磁石９のＮ・Ｓ
極が検出器１１に近接すると、磁極に対応して検出器１
１の出力の電圧がプラス，マイナスに変化することによ
り、磁極を検出する。
【００１６】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、サイド予圧用永久磁石の着磁を界磁永久磁石の着磁
ピッチと同一とし、検出スケールの機能をもたせること
により、従来のマグネットスケールや遮蔽板が不要とな
り、かつ検出器およびプリント基板、そして検出器カバ
ーをサイドヨークより内側に配置可能となり、リニアモ
ータの小型化・軽量化が可能となる。
は、サイド予圧用永久磁石の着磁を界磁永久磁石の着磁
ピッチと同一とし、検出スケールの機能をもたせること
により、従来のマグネットスケールや遮蔽板が不要とな
り、かつ検出器およびプリント基板、そして検出器カバ
ーをサイドヨークより内側に配置可能となり、リニアモ
ータの小型化・軽量化が可能となる。
【図１】本発明の一実施例のリニアモータの斜視図
【図２】同、リニアモータの断面図
【図３】同、永久磁石の着磁状態を示す斜視図
【図４】従来のリニアモータの断面図
１ ガイドブロック １ａ，１ｂ，１ｃ ガイドブロックのスライダ支持面 ２ スライダ ２ａ，２ｂ，２ｃ スライダの静圧空気軸受面 ３ａ，３ｂ，３ｃ エア吹出部 ４ 電機子 ５ 界磁永久磁石 ７ 側壁 ８ サイドヨーク ９ サイド予圧用永久磁石 １１ 検出器
Claims (1)
- 【請求項１】ガイドブロックと、このガイドブロック上
にスライド自在に搭載されたスライダと、ガイドブロッ
クに固定された巻線を施した電機子と、この電機子に対
向してスライダに固定した界磁永久磁石と、ガイドブロ
ックのスライダ支持面と対向するスライダ面にエア吹出
部を設けてサイド静圧空気軸受とし、ガイドブロックの
サイド静圧空気軸受面側と反対の側面に側壁を設け、こ
の側壁と対向してスライダのサイドヨークに固定したサ
イド予圧用永久磁石と、磁極を検出する検出器とを備
え、前記サイド予圧用永久磁石に界磁永久磁石のＮ極，
Ｓ極の着磁ピッチと同一の着磁を施し、前記検出器でこ
のサイド予圧用永久磁石の磁極を検出する静圧空気軸受
方式のリニアモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5240829A JPH0799765A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | リニアモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5240829A JPH0799765A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | リニアモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0799765A true JPH0799765A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17065316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5240829A Pending JPH0799765A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | リニアモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0799765A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100299495B1 (ko) * | 1999-06-24 | 2001-11-01 | 정문술 | 리니어 모터의 스위칭 회로 오동작 방지 장치 |
| EP1182767A2 (de) * | 2000-08-16 | 2002-02-27 | INA Wälzlager Schaeffler oHG | Linearführung |
| WO2009110681A3 (ko) * | 2008-03-05 | 2009-10-29 | (주)신강메카 | 리니어 액츄에이터 |
| PT106910A (pt) * | 2013-04-26 | 2014-10-27 | Inst Superior Técnico | Mecanismo de guiamento linear com ajuste lateral para motores lineares de núcleo ferrítico |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP5240829A patent/JPH0799765A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100299495B1 (ko) * | 1999-06-24 | 2001-11-01 | 정문술 | 리니어 모터의 스위칭 회로 오동작 방지 장치 |
| EP1182767A2 (de) * | 2000-08-16 | 2002-02-27 | INA Wälzlager Schaeffler oHG | Linearführung |
| EP1182767A3 (de) * | 2000-08-16 | 2003-12-17 | INA-Schaeffler KG | Linearführung |
| WO2009110681A3 (ko) * | 2008-03-05 | 2009-10-29 | (주)신강메카 | 리니어 액츄에이터 |
| KR100977540B1 (ko) * | 2008-03-05 | 2010-08-23 | (주)에스케이엠 | 리니어 액츄에이터 |
| PT106910A (pt) * | 2013-04-26 | 2014-10-27 | Inst Superior Técnico | Mecanismo de guiamento linear com ajuste lateral para motores lineares de núcleo ferrítico |
| PT106910B (pt) * | 2013-04-26 | 2015-02-02 | Inst Superior Técnico | Mecanismo de guiamento linear com ajuste lateral para motores lineares de núcleo ferrítico |
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