JPH0797696A - 写真処理廃液及び水洗水の処理方法 - Google Patents

写真処理廃液及び水洗水の処理方法

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JPH0797696A
JPH0797696A JP24306293A JP24306293A JPH0797696A JP H0797696 A JPH0797696 A JP H0797696A JP 24306293 A JP24306293 A JP 24306293A JP 24306293 A JP24306293 A JP 24306293A JP H0797696 A JPH0797696 A JP H0797696A
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JP
Japan
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waste liquid
electrolytic
electrolytic cell
silver
processing waste
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Application number
JP24306293A
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English (en)
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Hiroko Enniyuu
寛子 圓入
Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
Hiroyuki Hashimoto
浩幸 橋本
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電解槽により現像処理廃液の電解銀の回収を
硫化銀の生成を伴うことなく効率よく行い、また,BO
D,COD生成物の電解酸化による分解を効率化し、水
質公害などの発生を防止する。 【構成】 写真処理廃液を電解酸化処理するシステムで
あって、2つの電解槽を直列に連ねて機能分担し、第1
の電解槽で主として電解銀回収を行い、第2の電解槽で
処理廃液中の有害物質を電解酸化しヨウ素消費量,BO
Dを下水に排出できる状態に低減させ、かつ、第2の電
解槽は第1の電解槽より高電圧で電解するようにしたこ
とを特徴とする写真処理廃液の処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自現機の写真処理廃液を
電解処理して、銀回収と有害物質の酸化処理を行う方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料を処理する漂白定着液や定着液
の写真処理廃液は銀濃度が高く公害負荷が大きく、か
つ、有価資源価値が高いため、写真処理廃液からの銀を
回収処理することが行われている。この写真処理廃液か
ら銀を回収する方法として特開平2-247396号で紹介され
ている薬剤還元法などが良く知られている。
【0003】即ち、写真処理廃液にギ酸,シュウ酸,ヒ
ドラジン等の還元剤や硫化ナトリウム,硫化水素ナトリ
ウム,過酸化水素等を加えて銀イオンを還元して銀,硫
化銀,酸化銀として沈殿させ、これを回収する方法など
が知られている。
【0004】また、写真処理廃液の酸化処理法について
は、過酸化水素酸化方式及び次亜塩素酸酸化方式等酸化
剤の添加によって、廃液中のBOD,COD成分を酸化
分解し、下水に流せる状態にする技術の他、オゾン酸
化,電解酸化が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電解による銀回収で
は、チオ硫酸イオンの陽極酸化反応でH2S2-,SH-の硫化
物が特に発生すると、銀イオンはそれらと反応して硫化
銀となる。硫化銀は黒色の非常に微細な粒子のため、回
収が困難であるほか、処理中の感光材料に悪影響を及ぼ
すため、インラインでの銀回収にはかなりの問題点が介
在する。
【0006】また、写真処理廃液の酸化方法に関しては
過酸化水素酸化,次亜塩素酸酸化とも薬剤の投与が必要
であり、オゾン酸化についてはコストが高いという問題
点がある。そして何れの酸化法も銀回収能力をもたない
ため、銀回収については別の手段をとる必要がある。こ
れに対し電解酸化方式は、陰極反応で銀を回収し、陽極
反応でBOD,COD生成成分を酸化分解を行おうとす
るものであるが、陽極酸化反応は電圧依存性が高く、電
圧を上げることにより分解効率が著しく上昇する。しか
し、銀回収を同時に行おうとするとき電圧を上げてしま
うと硫化銀を生成してしまうし、電圧を下げてしまうと
陽極でのBOD,CODの酸化分解反応の効率が悪くな
ってしまう。
【0007】本発明はこのような問題点を解決して電解
槽により電解銀回収とBOD,COD成分物質の電解酸
化による分解を効率よく安定して行い、有価資源として
の銀の回収と節水及び環境問題対策を進めるための手段
を提供することを課題目的にする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
a,b,c,d,e,f,g,h,i,j及びkの何れ
か1項によって達成される。
【0009】(a)写真処理廃液を電解酸化処理するシ
ステムであって、2つの電解槽を直列に連ねて機能分担
し、第1の電解槽で主として電解銀回収を行い、第2の
電解槽は第1の電解槽より高電圧で電解するようにして
処理廃液中の有害物質を電解酸化することを特徴とする
写真処理廃液の処理方法。
【0010】(b)a項において第1の電解槽の電解電
圧を0.7〜1.5Vの範囲としたことを特徴とする写真処理
廃液の処理方法。
【0011】(c)a項又はb項において第2の電解槽
の電解電圧を1.5V以上としたことを特徴とする写真処
理廃液の処理方法。
【0012】(d)a項,b項又はc項の何れかにおい
て第2の電解槽の電流密度を1〜10A/dm2の条件で電
解することを特徴とする写真処理廃液の処理方法。
【0013】(e)2つの電解槽を直列に連ねて、第1
の電解槽で主として電解銀の回収を行い、第2の電解槽
は第1の電解槽より高電圧で電解するようにして写真処
理水洗水の有害物質を電解酸化する写真処理水洗水の処
理方法であって、第1の電解槽と水洗槽を循環ポンプで
循環させ第1の電解槽から水洗槽に戻す管を2つに分岐
させ水洗水の一部を第2の電解槽に流しワンパスで処理
することを特徴とする写真処理水洗水の処理方法。
【0014】(f)2つの電解槽を直列に連ねて、第1
の電解槽で主として電解銀の回収を行い、第2の電解槽
は第1の電解槽より高電圧で電解するようにして写真処
理水洗水の有害物質を電解酸化する写真処理水洗水の処
理方法であって、水洗槽からのオーバーフロー液を第1
の電解槽から第2の電解槽への順序でそれぞれワンパス
で処理するようにしたことを特徴とする写真処理水洗水
の処理方法。
【0015】(g)a項及びf項のシステムを用いて現
像,定着,水洗の総合廃液を電解酸化処理することを特
徴とする写真処理廃液の処理方法。
【0016】(h)前記各電解槽で電解した処理廃液か
ら吸着体により着色成分を除去する手段を電解槽中に付
加させたことを特徴とするa,b,c,d,e,f及び
gの何れか1項に記載の写真処理廃液の処理方法。
【0017】(i)a,b,c,d,e,f,g及びh
の何れか1項においてpH値をアルカリ剤の補給により
調整する工程を第2の電解槽の処理以前の工程に付加し
たことを特徴とする写真処理廃液の処理方法。
【0018】(j)i項において、アルカリ剤が現像液
のオーバーフロー液であることを特徴とする写真処理廃
液の処理方法。
【0019】(k)低電圧の電解電圧であらかじめ銀回
収を行う第1の工程とその後に前記低電圧より高い電圧
で電解を行う第2の工程により少なくともBOD成分物
質を酸化分解するようにしたことを特徴とする写真処理
廃液の処理方法。
【0020】
【作用】自現機の処理廃液(水洗水を含む)を電解槽に
入れて、その陰極にて銀回収がなされるが電解槽の電圧
を1.5V以上にして電流密度が上がると硫化銀ができ、
その黒い細かい粒が沈殿するようになり、その回収も難
しくなり、感光材料に対する悪影響もでてくる。そこで
電圧を1.5V以下に下げると硫化銀等の発生がなくなる
ことがわかり、銀回収には都合が良くなるし、感光材料
への悪影響もなくなる。
【0021】一方電解酸化方式の陽極反応によるとBO
D,COD成分の電解酸化による分解は、電解電圧を高
くして電流密度を大きくして行わなければ効率が悪いと
いうことが実験結果で判った。
【0022】そこで、本発明は1つの電解槽で銀回収と
BOD,CODの電解酸化による分解作業とを行うこと
なく、両者を別々の電解槽で行うようにさせ、先ず、第
1の電解槽で0.7〜1.5V以下の低電圧で銀回収を行い、
次に第2の電解槽で高電圧でBOD,COD生成物の酸
化分解が支障なく効率よく行われるようにし、更に各電
解槽に活性炭等の吸着体を設けることにより、発生する
硫化物等有害物質の着色成分を吸着させるようにするこ
とができ脱臭の効果が上がるし、処理廃液のpH調整剤
を第2の電解槽の処理以前の段階で投入して処理廃液の
pHを公害負荷規制の基準値内に保つようにすることが
可能になる。これは第2の電解槽で電解酸化中にpHが
酸性になると硫化水素の発生する可能性が高くなるため
である。このアルカリ剤として現像液を用いると扱いが
簡便である。
【0023】
【実施例】本発明の第1の実施例を図を用いて説明す
る。
【0024】自現機の水洗水槽13と第1の電解槽21を図
1のフロー図のように連結させ配管中に取付けられたポ
ンプ31とバルブ32を介して水洗水を循環させて殆どの銀
を回収する。更に、第1の電解槽21から水洗水槽13へ戻
る配管を途中で分岐させ、水洗水の一部を第2の電解槽
41に流出させてワンパスで電解酸化処理して排出する。
この際、第1の電解槽21は0.7〜1.5V以下の低電圧で電
解し、硫化銀の生成が防がれている。また第2の電解槽
41は第1の電解槽21より高電圧で電流密度が17〜67mA/
dm2で電解処理するようにしてある。
【0025】先ず第1の電解槽21による銀回収試験につ
いて説明する。
【0026】処理廃液のモデルとして次の組成のものを
調剤し、模擬水洗水とした。
【0027】 チオ硫酸アンモニウム70%溶液 2.32ml 亜硫酸ナトリウム 95ml 銀イオン 60mg ヨウ素消費量 約1600ppm pH値 6.0 を1リットルの水に入れて水溶液とした。
【0028】また、第1の電解槽21の構造は、図2の構
成図にも示すように、 陽極材質はグラファイト板26枚 陰極材質はSUS316開口率11%のパンチングプレート25枚 極間距離は1mm 陰極面積は3m2 電解槽の大きさは50cm×21cm×38cmであり、電解槽21の
中に陽極板22と陰極板23が平行に並べられて陽極の端部
22Aの一部が切り欠かれて水洗水が蛇行して流れるよう
にしてある。
【0029】電解条件として極間電圧1.0Vの定電圧を
かけ、流速を4.0リットル/分、温度を室温の状態で図
3のフロー図に示すような電解試験を行い、図4に示す
ように、30分電解後に銀濃度が3ppmまで減少し、最終
的には3時間も電解を行うと0.3ppm以下まで回収できる
ことがわかった。
【0030】次に第2の電解槽41による電解酸化試験に
ついて述べる。
【0031】前記銀回収後の水洗水廃液の疑似ランニン
グ水洗水として次の組成の水溶液を用いた。
【0032】 チオ硫酸アンモニウム70%溶液 1.45ml 亜硫酸ナトリウム 59mg ヨウ素消費量 約1600ppm pH値 6.0 を1リットルの水に溶かし水溶液としたもの。これを20
リットル水洗水槽13に入れ、図5のフロー構成図に示す
ようにワンパスで流し、電解酸化試験を行った。図5の
フロー構成図における第2の電解槽41は陽極板42、陰極
板43、陽極端部42Aの切欠き部を設けてあり、その構造
は第1の電解槽21の構造と全く同じであり、大きさも等
しい。
【0033】そして電解条件として、 電流値を20A定電流(電流密度 67mA/dm2) 温度を室温状態にして 流速と電解時間を次のように変化させて、上記模擬ラン
ニング水洗水をワンパス処理した。
【0034】流速 2.0,1.0,0.5リットル/分 電解時間 1.5,3.0,6.0分 そして、排出液のヨウ素消費量及びpHを測定した。
【0035】結果は図6のグラフに示すように電解時間
6分以上でヨウ素消費量が220ppm以下の基準値をクリヤ
した。
【0036】またpHについては図7のフロー図に示す
ように、水洗水に予めアルカリである現像液の現像槽11
からのオーバーフロー液を添加して同時処理をすること
により、図8のグラフに示すようにpHを5.8〜8.6の範
囲内に維持させることが可能になった。また、これによ
って電解時にpHが酸性になるのを防ぐことができ、硫
化水素の発生を抑制することが可能になった。
【0037】本発明の第2の実施例を図を用いて説明す
る。
【0038】水洗水槽13と第1の電解槽21と第2の電解
槽41とを図9のフロー図のように連結させ、それぞれ水
洗水をワンパスで処理して排出する。
【0039】第1の電解槽21は低電圧(0.7〜1.5V以
下)で銀回収を行い、第2の電解槽41は第1の電解槽21
より高電圧高電流密度で処理するようにして本発明の目
的を達成した。
【0040】本発明の第3の実施例として、写真処理総
合廃液の処理を図10のフロー図を用いて説明する。
【0041】第1の電解槽21として定着槽12用の電解槽
21Aと水洗水槽13用の電解槽21Bとの2つを設け、それ
ぞれ電解銀の回収を行う。そして、現像槽11からのオー
バーフロー液と定着槽12からの銀回収後のオーバーフロ
ー液をストックタンク27に貯留しておき、銀回収済みの
水洗水に少しずつ混入させて第2の電解槽41でワンパス
電解酸化処理をする。
【0042】ここで2つの第1の電解槽21Aと21Bでは
低電圧(0.7〜1.5V以下)で電解し、硫化銀の生成を防
ぐようにしてある。
【0043】また、第2の電解槽41では電流密度が1〜
10A/dm2で電解するため、陽極材質は、DSA電極を
用いることが望ましい。
【0044】尚、電流密度が高いので第2の電解槽41は
小型化ができるがpHが変動するためのpH調整手段とし
てpH調整剤タンク47をポンプ48、バルブ49を介して適
時注入可能にしてある。勿論、pH調整剤として現像槽
のオーバーフロー液の一部を利用することができる。こ
のようにして本実施例についても本願発明の方法の目的
が達成できる。
【0045】上記の実施例の他にも第1及び第2の電解
槽を同じ槽内に直列に並べて、又は少し離れて設けてお
き、処理廃液が電解電圧の低い領域に先ず流入して銀回
収工程を行いその後、電解電圧の高い流域に入ってBO
D成分除去等を行う工程を一つの槽で行わせるようにし
ても良い。また以上の何れの実施例においても電解槽中
に吸着体を設け、写真処理廃液中又は水洗水中の着色成
分を吸収させることにより脱臭効果を上げることができ
る。
【0046】
【発明の効果】写真処理液からの銀回収及びBOD,C
OD生成物質の酸化分解作用をそれぞれ別の電解槽を通
し、それぞれ電圧を低圧と高圧に保持させる本発明の方
法により、硫化銀を発生させることなく銀回収を行える
とともに有害なBOD,CODの生成物質の酸化分解が
高速で効率良く行えるようになった。
【0047】そして写真処理廃液が水質等に及ぼす危惧
も円滑に改善できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の全体フロー図。
【図2】本発明の第1の実施例の第1の電解槽の構成
図。
【図3】第1の電解槽による銀回収のフロー図。
【図4】第1の電解槽における銀濃度変化を表わす図。
【図5】第2の電解槽におけるフロー構成図。
【図6】電解時間に伴うヨウ素消費量変化図。
【図7】オーバーフロー現像液をアルカリ剤として添加
させるようにしたフロー図。
【図8】電解時間に伴うpH変化図。
【図9】本発明の第2の実施例のワンパスフロー図。
【図10】本発明の第3の実施例としての総合廃液処理
フロー図。
【符号の説明】
11 現像槽 12 定着槽 13 水洗水槽 21,21A,21B 第1の電解槽 22,42 陽極 23,43 陰極 27 ストックタンク 41 第2の電解槽 47 pH調整剤タンク

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真処理廃液を電解酸化処理するシステ
    ムであって、2つの電解槽を直列に連ねて機能分担し、
    第1の電解槽で主として電解銀回収を行い、第2の電解
    槽は第1の電解槽より高電圧で電解するようにして処理
    廃液中の有害物質を電解酸化することを特徴とする写真
    処理廃液の処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において第1の電解槽の電解電
    圧を0.7〜1.5Vの範囲としたことを特徴とする写真処理
    廃液の処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において第2の電
    解槽の電解電圧を1.5V以上としたことを特徴とする写
    真処理廃液の処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて第2の電
    解槽の電流密度を1〜10A/dm2の条件で電解すること
    を特徴とする写真処理廃液の処理方法。
  5. 【請求項5】 2つの電解槽を直列に連ねて、第1の電
    解槽で主として電解銀の回収を行い、第2の電解槽は第
    1の電解槽より高電圧で電解するようにして写真処理水
    洗水の有害物質を電解酸化する写真処理水洗水の処理方
    法であって、第1の電解槽と水洗槽を循環ポンプで循環
    させ第1の電解槽から水洗槽に戻す管を2つに分岐させ
    水洗水の一部を第2の電解槽に流しワンパスで処理する
    ことを特徴とする写真処理水洗水の処理方法。
  6. 【請求項6】 2つの電解槽を直列に連ねて、第1の電
    解槽で主として電解銀の回収を行い、第2の電解槽は第
    1の電解槽より高電圧で電解するようにして写真処理水
    洗水の有害物質を電解酸化する写真処理水洗水の処理方
    法であって、水洗槽からのオーバーフロー液を第1の電
    解槽から第2の電解槽への順序でそれぞれワンパスで処
    理するようにしたことを特徴とする写真処理水洗水の処
    理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1及び請求項6のシステムを用い
    て現像,定着,水洗の総合廃液を電解酸化処理すること
    を特徴とする写真処理廃液の処理方法。
  8. 【請求項8】 前記各電解槽で電解した処理廃液から吸
    着体により着色成分を除去する手段を電解槽中に付加さ
    せたことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載
    の写真処理廃液の処理方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れか1項においてpH
    値をアルカリ剤の補給により調整する工程を第2の電解
    槽の処理以前の工程に付加したことを特徴とする写真処
    理廃液の処理方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、アルカリ剤が現像
    液のオーバーフロー液であることを特徴とする写真処理
    廃液の処理方法。
  11. 【請求項11】 低電圧の電解電圧であらかじめ銀回収
    を行う第1の工程とその後に前記低電圧より高い電圧で
    電解を行う第2の工程により少なくともBOD成分物質
    を酸化分解するようにしたことを特徴とする写真処理廃
    液の処理方法。
JP24306293A 1993-09-29 1993-09-29 写真処理廃液及び水洗水の処理方法 Pending JPH0797696A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110142565A (zh) * 2019-05-17 2019-08-20 湖北汉银精艺实业有限公司 一种高密度纯银制品杂质分离去除工艺

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