JPH0796827B2 - タイルブロック壁体 - Google Patents

タイルブロック壁体

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JPH0796827B2
JPH0796827B2 JP1270312A JP27031289A JPH0796827B2 JP H0796827 B2 JPH0796827 B2 JP H0796827B2 JP 1270312 A JP1270312 A JP 1270312A JP 27031289 A JP27031289 A JP 27031289A JP H0796827 B2 JPH0796827 B2 JP H0796827B2
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元旦 舩木
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築物のタイルブロック張り外装壁、内装
壁などに用いるタイルブロック壁体に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、前記のようなタイルブロックの壁体として、特開
昭63−210354号公報に示されたものがあった。このタイ
ルブロック壁体は、板部材に、これの取付面表面側に断
面ほぼL字状の上,下係止爪を突出させると共に、上係
止爪より上方に押止爪を突出させ、これらを1組として
前記取付面の上下及び左右方向に所定間隔で多数組設
け、タイルブロックには裏面側に上突条,中突条,下突
条を形成してある。
そして、前記板部材を建築物の躯体側に固定し、板部材
の上,下係止爪に、タイルブロックの上突条,中突条の
裏面側に斜め下向きに傾斜する下面基端部に係合させ、
押止爪を下向きに倒して曲げ、この押止爪と係止爪とに
よって前記上突条部を挟着することにより、前記タイル
ブロックを板部材の取付面表面側に保持固定させてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のタイルブロック壁体は、以上のように構成され、
タイルブロックの上突条,中突条の下面を、板部材の上
係止爪,下係止爪に係合させる際に、これらの係止爪が
断面ほぼL字状に形成されているので、タイルブロック
を板部材側、つまり裏面側斜め下方に向って挿入する必
要があり、上係止爪と押止爪との間に上突条を挿入しに
くく、又、上係止爪と上押止爪との間隔に余裕を持た
せ、上押止爪を下方に倒して曲げ、この上押止爪と上係
止爪とで上突条を挟着する必要があることにより、タイ
ルブロックの板部材への取付作業性がよくないという問
題点があった。
そして、板部材の上係止爪,下係止爪は断面ほぼL字状
であり、これらの係止爪に係合支持されるタイルブロッ
クの上突条,中突条の下面が傾斜面であるので、上係止
爪,下係止爪と上突条,中突条との係合支持面積が小さ
く、又、上突条,中突条の下面とタイルブロックの裏面
とが断面ほぼ倒立V字状であるので、タイルブロックの
保持が不確実となり、タイルブロックが表裏方向にがた
つき、更に、取付板は上係止爪,下係止爪及び押止爪を
それぞれ多数ずつ切り起して形成しているので、加工が
面倒であるという問題点もあった。
更に、タイルブロックを板部材へ取付ける場合には、下
から上へ順次取付けねばならないという、施工時の方向
規制があるという問題もあった。
この発明は、前述した問題点を解決して、タイルブロッ
クを作業性よく横部材に保持させることができ、しかも
横部材に対しタイルブロックを表裏方向にがたつくこと
なく確実に安定した状態で保持させることができ、更に
横部材の加工が簡単にでき、しかも、施工時の方向規制
がないというタイルブロック壁体を提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のうち、請求項1の発明は、建築物の躯体側に
固定した横部材の表面側にタイルブロックを保持固定さ
せるタイルブロック壁体であって、 前記横部材は、鋼板のような金属板からなり、下側縁部
に前記躯体と反対側の表面側に屈曲して突出する水平部
と、この水平部の突出端から上方に屈曲する垂直部とを
有する係合突条を全長にわたって形成し、上側縁部に表
面側斜め上向きに突出する支持突条を全長にわたって形
成し、この支持突条の下側に近接した部分から表面側斜
め下向きに傾斜して突出する抑え片を長手方向に所定間
隔で多数切り起してあり、 前記タイルブロックは、裏面側に突出する上突条,中突
条,下突条を形成し、前記下突条の下面にこの下突条基
端部に開口し上方に垂直に延びる係合溝を形成し、前記
上突条の下面を裏面側に斜め下向きに傾斜させると共
に、前記中突条の上面を裏面側斜め下向きに傾斜させて
あり、 前記タイルブロックの係合溝を前記横部材の係合突条の
垂直部に係合させ、更に前記タイルブロックの上突条下
面を前記横部材の支持突条上に支持させ、横部材の抑え
片を前記タイルブロックの中突条上面に弾持させたもの
である。
又、請求項3の発明は、タイルブロックの表面側突条部
と裏面側突条部とを、上下方向に少許の間隙を置いて取
付けるようにしたものである。
〔作用〕
この発明のうち、請求項1の発明によるタイルブロック
壁体は、横部材の支持突条の傾斜角度と合うようにタイ
ルブロックの上突条の下面及び中突条の上面を裏面側に
斜め下向きに傾斜させ、タイルブロックの挿入方向とほ
ぼ一致させているので、第4図に示すように、作業者が
まず矢印Aの方向にタイルブロックの上突条を横部材の
支持突条に遊嵌させ、次にタイルブロックの表面側から
矢印Bの方向にタイルブロックを押圧するという2つの
動作を連続的にワンタッチで行うだけで、前記上突条,
中突条間の凹溝をスムーズに前記支持突条と抑え片とに
押し込むことができる。
同時に、タイルブロックの下突条も横部材の係合突条及
び垂直部と係合させることができる。
更に、前述した従来のもののように、押止爪を下方に倒
して曲げる必要がないこともあって、タイルブロックを
横部材に作業性よく保持させることができる。
そして、横部材の係合突条の垂直部にタイルブロックの
下突条基端部に設けた垂直な係合溝を係合させているの
で、この係合溝の幅を係合突条の垂直部がほとんど隙間
なく係合するようにできると共に、前記垂直部と係合す
る係合溝の深さ、即ち上下方向寸法を大きくできるの
で、これらの係合面積が大きく、横部材に対するタイル
ブロックの表裏方向へのがたつきを確実に防止すること
ができる。
又、横部材は、抑え片だけが切り起し片であり、係合突
条及び支持突条は全長にわたって形成してあるので、係
合突条及び支持突条に相当する部分も切り起し片で構成
した従来の取付板に比べ、横部材の加工が簡単にでき
る。
この発明のうち請求項3の発明では、タイルブロックの
表面側突条部と裏面側突条部とを、上下方向に少許の間
隙を置いて取付けるようにしたことで、従来下から上に
取付けていたタイルブロックの取付方向の規制がなくな
り、下から上は勿論のこと、上から下、或いは、左右方
向も自由に選択できるため、前記請求項1の発明の作用
に加えて、作業上の自由度を著しく向上させることがで
きる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例につき図を参照して説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例によるタイルブロック壁体
を示す部分斜視図、第2図はタイルブロック保持用の横
部材を示す部分斜視図である。
第1図、第2図において、(1)は横部材、(2)はタ
イルブロックである。
横部材(1)は、鋼板などの弾力性がある金属板によっ
て構成され、幅(縦)方向中央部には面板部(1a)が形
成されている。面板部(1a)には、下側縁から躯体と反
対側つまり表面側に直角に屈曲して突出する水平部(11
a)及び水平部(11a)の突出端から上方に直角に屈曲し
て突出する垂直部(11b)からなる係合突条(11)が横
(長手)方向に全長にわたって形成されている。又、面
板部(1a)には、上側縁から表側に直角に短く突出し、
突出縁から表面側斜め上向きに屈曲して突出する支持突
条(12)が面板部(1a)の横方向に全長にわたって形成
されている。
更に、面板部(1a)には、前記支持突条(12)の下側に
近接した部分から表面側斜め下向きに突出する抑え片
(13)が長手方向に所定間隔で多数形成されている。
尚、この抑え片(13)は、面板部(1a)に上辺のみが連
着する切り起し片によって形成される。又、面板部(1
a)には抑え片(13)と横方向に位置をずらせて縦方向
に長い取付用長孔(1b)が横方向に所定間隔で形成され
ている。
前記タイルブロック(2)は、裏面側に下突条(21),
上突条(22)とこれらの間に位置する中突条(23)とが
それぞれ突出されている。
まず、下突条(21)は、水平な下面(21a)の基端部に
この下面(21a)に開口して上方に垂直に延びる係合溝
(21b)が形成されている。この係合溝(21b)は、前記
係合突条(11)の厚さより幾分大きい寸法の溝幅に形成
され、開口端部が面取り状に幅広に形成されていると共
に、係合突条(11)の垂直部(11b)の高さより大きい
深さ寸法に形成されている。
次に、上突条(22)は、下面(22a)がほぼ水平な突出
端部以外、裏面側に斜め下向きに傾斜され、下面(22
a)の垂直面に対する傾斜角度が前記支持突条(12)の
傾斜角度と同様にされている。
更に、中突条(23)は、上突条(22),下突条(21)よ
りも突出長さが短くされ、上面(23a)が裏面側斜め下
向きに傾斜されている。
下突条(21)と中突条(23)との間には下凹溝(24)が
形成され、中突条(23)と上突条(22)との間には上凹
溝(25)が形成されている。そして上凹溝(25)即ち中
突条(23)と上突条(22)との間の裏面側部分の上下方
向寸法が横部材(1)の抑え片(13)と支持突条(12)
との突出端部間の自由状態での上下方向寸法より大き
く、この寸法より係合溝(25)の基端部分の上下方向寸
法が若干小さくなるように形成されている。
更に、タイルブロック(2)には、下突条(21),上突
条(22)の下方,上方に横方向の全長にわたる表面側突
条部(26)と裏面側突条部(27)とがそれぞれ形成され
ている。
タイルブロック(2)の表面側突条部(26)と裏面側突
条部(27)とは、図示省略したが、施工時において、上
下方向に隙間なしに密着するように取付けることもでき
る他、第1図に示すように、上下方向に少許の隙間
(C)を置いて取付けることもできる。
後者の場合、隙間(C)の寸法は、下方のタイルブロッ
ク(2)の上突条(22)と裏面側突条部(27)とが、既
に横部材(1)に取付けられた上方のタイルブロック
(2)の表面側突条部(26)の下方から、横部材(1)
の支持突条(12)に無理なく係合取付け可能な隙間であ
ることを要する。尚、この隙間(C)の寸法はタイルブ
ロックの形状によって変化するものである。
以下、本発明に係るタイルブロック壁体の取付け方法に
ついて説明する。
まず、請求項1記載の発明では、前記横部材(1)は前
記躯体に直接又は下地材(図示省略)などを介して長孔
(1b)に通したビス(3)によって面板部(1a)を固定
させ、所定の縦方向間隔で多数本を水平に配置させてあ
る。
この状態で、第4図に示すように、作業者がタイルブロ
ック(2)を持って、その上突条を横部材の支持突条に
軽く掛け、この状態でタイルブロックの表面側から、タ
イルブロックを押圧するだけの作業で、すべての係合が
完成するのである。
即ち、本発明では横部材の支持突条の傾斜角度と合うよ
うにタイルブロックの上突条の下面及び中突条の上面が
裏面側に斜め下向きに傾斜しており、タイルブロックの
挿入方向とほぼ一致しているので、まず矢印Aの方向に
タイルブロックの上突条を遊嵌させ、次に矢印Bの方向
に押圧するという2つの動作を連続的にワンタッチで行
うだけで、前記上突条,中突条間の凹溝をスムーズに前
記支持突条と抑え片とに押し込むことができる。同時
に、タイルブロックの下突条も横部材の係合突条及び垂
直部と係合させることができる。
前述した操作を繰り返して、同一レベルの多数個のタイ
ルブロック(2)を横部材(11)に保持固定する。
この場合に、横長のタイルブロック(2)を用い、1個
のタイルブロック(2)の中突条(23)を横方向の複数
個所で複数の抑え片(13)に弾持させることが好まし
い。
更に、下段のタイルブロック(2)の上方に上段のタイ
ルブロック(2)を、前述した操作と同様な操作によ
り、横部材(11)に保持固定させる。この場合に、下段
のタイルブロック(2)の裏面側突条部(27)の表面側
に、上段のタイルブロック(2)の表面側突条部(26)
を重ね合せる。
尚、この発明において、タイルブロックの下突条下面を
横部材の係合突条上面にも支持させるようにしてもよ
い。又、横部材の建築物の躯体側への固定手段も適宜変
更できる。
又、請求項3の発明では、タイルブロックの表面側突条
部と裏面側突条部とを、第1図に示すように、上下方向
に少許の隙間(C)を置いて取付けるようにしたもので
ある。この隙間(C)を置いて取付けることにより、タ
イルブロック(2)を従来のように重ね合わせて下から
上へ取付けたり、左右に取付け得ることは勿論のこと、
上から下にも取付けることが可能となり、取付方向性の
自由度を大きくすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明のうち請求項1の発明
は、建築物の躯体側に固定した横部材の表面側にタイル
ブロックを保持固定させるタイルブロック壁体であっ
て、 前記横部材は、鋼板のような金属板からなり、下側縁部
に前記躯体と反対側の表面側に屈曲して突出する水平部
と、この水平部の突出端から上方に屈曲する垂直部とを
有する係合突条を全長にわたって形成し、上側縁部に表
面側斜め上向きに突出する支持突条を全長にわたって形
成し、この支持突条の下側に近接した部分から表面側斜
め下向きに傾斜して突出する抑え片を長手方向に所定間
隔で多数切り起してあり、 前記タイルブロックは、裏面側に突出する上突条,中突
条,下突条を形成し、前記下突条の下面にこの下突条基
端部に開口し上方に垂直に延びる係合溝を形成し、前記
上突条の下面を裏面側に斜め下向きに傾斜させると共
に、前記中突条の上面を裏面側斜め下向きに傾斜させて
あり、 前記タイルブロックの係合溝を前記横部材の係合突条の
垂直部に係合させ、更に前記タイルブロックの上突条下
面を前記横部材の支持突条上に支持させ、横部材の抑え
片を前記タイルブロックの中突条上面に弾持させたの
で、次の効果が得られる。
即ち、横部材の支持突条の傾斜角度と合うようにタイル
ブロックの上突条の下面及び中突条の上面を裏面側に斜
め下向きに傾斜させ、タイルブロックの挿入方向とほぼ
一致させているので、第4図に示すように、作業者がま
ず矢印Aの方向にタイルブロックの上突条を横部材の支
持突条に遊嵌させ、次にタイルブロックの表面側から矢
印Bの方向にタイルブロックを押圧するという2つの動
作を連続的にワンタッチで行うだけで、前記上,中突条
間の凹溝をスムーズに前記支持突条と抑え片とに押し込
むことができる。
同時に、タイルブロックの下突条も横部材の係合突条及
び垂直部と係合させることができる。
更に、前述した従来のもののように、押止爪を下方に倒
して曲げる必要がないこともあって、タイルブロックを
横部材に作業性よく保持させることができる。
そして、横部材の係合突条の垂直部にタイルブロックの
下突条基端部に設けた垂直な係合溝を係合させているの
で、この係合溝の幅を係合突条の垂直部がほとんど隙間
なく係合するようにできると共に、前記垂直部と係合す
る係合溝の深さ、即ち上下方向寸法を大きくできるの
で、これらの係合面積が大きく、横部材に対するタイル
ブロックの表裏方向へのがたつきを確実に防止すること
ができる。従って、横部材にタイルブロックを表裏方向
にがたつくことなく、確実に安定した状態で保持させる
ことができる。
又、横部材は、抑え片だけが切り起し片であり、係合突
条及び支持突条は全長にわたって形成してあるので、係
合突条及び支持突条に相当する部分も切り起し片で構成
した従来の取付板に比べ、横部材の加工が簡単にでき、
このため、経済的なタイルブロック壁体を提供すること
ができる。
この発明のうち請求項3の発明では、タイルブロックの
表面側突条部と裏面側突条部とを、上下方向に少許の間
隙を置いて取付けるようにしたことで、従来下から上に
取付けていたタイルブロックの取付方向の規制がなくな
り、下から上は勿論のこと、上から下、或いは、左右方
向も自由に選択できるため、前記請求項1の発明の効果
に加えて、作業上の自由度を著しく向上させることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるタイルブロック壁体
を示す部分斜視図、第2図は第1図のタイルブロック壁
体の横部材を示す部分斜視図、第3図は第1図の要部拡
大図、第4図はタイルブロックの取付け方法を示す説明
図である。 (1)…横部材 (1a)…面板部 (11)…係合突条 (11a)…水平部 (11b)…垂直部 (12)…支持突条 (13)…抑え片 (2)…タイルブロック (21)…下突条 (21a)…下突条の下面 (21b)…係合溝 (22)…上突条 (22a)…上突条の下面 (23)…中突条 (23a)…中突条の上面 (24),(25)…凹溝 (26)…表面側突条部 (27)…裏面側突条部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物の躯体側に固定した横部材の表面側
    にタイルブロックを保持固定させるタイルブロック壁体
    であって、 前記横部材は、鋼板のような金属板からなり、下側縁部
    に前記躯体と反対側の表面側に屈曲して突出する水平部
    と、この水平部の突出端から上方に屈曲する垂直部とを
    有する係合突条を全長にわたって形成し、上側縁部に表
    面側斜め上向きに突出する支持突条を全長にわたって形
    成し、この支持突条の下側に近接した部分から表面側斜
    め下向きに傾斜して突出する抑え片を長手方向に所定間
    隔で多数切り起してあり、 前記タイルブロックは、裏面側に突出する上突条,中突
    条,下突条を形成し、前記下突条の下面にこの下突条基
    端部に開口し上方に垂直に延びる係合溝を形成し、前記
    上突条の下面を裏面側に斜め下向きに傾斜させると共
    に、前記中突条の上面を裏面側斜め下向きに傾斜させて
    あり、 前記タイルブロックの上突条下面を前記横部材の支持突
    条上に支持させ、横部材の抑え片を前記タイルブロック
    の中突条上面に弾持させ、更に前記タイルブロックの係
    合溝を前記横部材の係合突条の垂直部に係合させたこと
    を特徴とするタイルブロック壁体。
  2. 【請求項2】タイルブロックは、横部材の複数の抑え片
    で中突条上面が複数個所でそれぞれ弾持される横長形状
    に形成してある請求項(1)記載のタイルブロック壁
    体。
  3. 【請求項3】建築物の躯体側に固定した横部材の表面側
    にタイルブロックを保持固定させるタイルブロック壁体
    であって、 前記横部材は、鋼板のような金属板からなり、下側縁部
    に前記躯体と反対側の表面側に屈曲して突出する水平部
    と、この水平部の突出端から上方に屈曲する垂直部とを
    有する係合突条を全長にわたって形成し、上側縁部に表
    面側斜め上向きに突出する支持突条を全長にわたって形
    成し、この支持突条の下側に近接した部分から表面側斜
    め下向きに傾斜して突出する抑え片を長手方向に所定間
    隔で多数切り起してあり、 前記タイルブロックは、裏面側に突出する上突条,中突
    条,下突条を形成し、前記下突条の下面にこの下突条基
    端部に開口し上方に垂直に延びる係合溝を形成し、前記
    上突条の下面を裏面側に斜め下向きに傾斜させると共
    に、前記中突条の上面を裏面側斜め下向きに傾斜させて
    あり、 前記タイルブロックの上突条下面を前記横部材の支持突
    条上に支持させ、横部材の抑え片を前記タイルブロック
    の中突条上面に弾持させ、更に前記タイルブロックの係
    合溝を前記横部材の係合突条の垂直部に係合させ、しか
    も、タイルブロックの表面側突条部と裏面側突条部と
    を、上下方向に少許の間隙を置いて取付けるようにした
    ことを特徴とするタイルブロック壁体。
  4. 【請求項4】タイルブロックは、横部材の複数の抑え片
    で中突条上面が複数個所でそそれぞれ弾持される横長形
    状に形成してある請求項(3)記載のタイルブロック壁
    体。
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