JPH0796641A - 印字情報変換方法およびその装置 - Google Patents

印字情報変換方法およびその装置

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JPH0796641A
JPH0796641A JP5243148A JP24314893A JPH0796641A JP H0796641 A JPH0796641 A JP H0796641A JP 5243148 A JP5243148 A JP 5243148A JP 24314893 A JP24314893 A JP 24314893A JP H0796641 A JPH0796641 A JP H0796641A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ライン・プリンタ用の印字言語をDTP向けの
高級印字制御言語へ変換する印字情報変換装置におい
て、出力データの大きさを少なくすることにより、メモ
リの有効利用を可能とする。 【構成】入力データ解釈手段12で入力印字データ15
を読み込み、その中に存在する線描画命令に対応する線
情報を線情報保持手段21に保持する。1頁分の印字デ
ータの解釈を終了した時点で、線情報保持手段21に保
持している線情報に対応する線描画命令を出力データ作
成手段13に出力する。出力データ作成手段13では、
同じ線の種類を持つ線描画命令ごとにまとめて出力印字
データ16を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばライン・プリ
ンタ用の印字言語をDTP(デスクトップ・パブリッシ
ング)向けの高級印字制御言語へ変換する印字情報変換
方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタでは、プリンタの機種に
より制御コードが独自に決められており、コンピュータ
やアプリケーションがプリンタの制御コードに合わせて
データを作成して印字していた。また、従来はプリンタ
を任意に変更することができず、プリンタを変更する際
はアプリケーションソフトの変更も必要であった。そこ
で、アプリケーションソフトを変更することなくプリン
タだけを変更できるようにするため、アプリケーション
ソフトとプリンタとの間にデータを変換する印字情報変
換装置を設けることが行われている。例えば、特開平4
−177419号公報に提案されたプリンタ切換機もそ
のひとつである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平4−177
419号公報に提案されたプリンタ切換機は、入力印字
データをコード変換テーブルに基づいて単純に出力印字
データに変換するものであるため、効率の悪い入力印字
データについても、そのまま効率の悪い出力印字データ
に変換していた。
【0004】図9は、印字出力結果の一例を示したもの
で、XY方向の数値は座標値を表している。この文書は
3種類の文字と直線で構成されている。直線には(1)
太い実線、(2)細い実線、(3)細い破線の3種類が
あり、線の種類を変更するためには線種変更命令を発行
する必要がある。図10は、図9に示す文書の描画順序
を示したもので、特に印字効率を考慮していないアプリ
ケーションソフトによる描画順序を示している。この例
では、1本の長い線も複数の短い線で描画されているた
め、線の描画命令の数は29となっている。このような
効率の悪い入力印字データをそのまま変換すると、図1
1に示すようなデータ量の多い出力印字データとなって
しまう。特に、DTP対応の高級印字制御言語に変換す
る場合、線の種類を頻繁に変更するような出力印字デー
タはデータ量が著しく増大することになり、メモリ等の
記憶装置の有効利用をさまたげる原因となる。また、印
字情報変換装置とDTP対応の高級印字制御言語を用い
たプリンタとが低速の通信方式で接続されている場合
は、転送時間の増大につながり、印字速度の効率が低下
するという問題点がある。
【0005】この発明は、出力データの大きさを少なく
することにより、メモリの有効利用を可能とする印刷情
報変換方法およびその装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係わる印刷情報変換方法では、第1の命
令体系で記述された印字データを読み込んで、その中に
存在する線描画命令を一旦保持し、1頁分の印字データ
の解釈を終了した時点で前記保持している線描画命令を
取り出し、同じ属性を持つ線描画命令ごとにまとめて第
2の命令体系で記述された出力データに変換するように
したことを特徴とする。
【0007】また、上記印刷情報変換方法を実施するた
めの印刷情報変換装置は、第1の命令体系で記述された
印字データを読み込み、その印字要求内容を解釈する入
力データ解釈手段と、線描画命令に対応する線情報を命
令の発生順に保持する線情報保持手段と、前記入力デー
タ解釈手段で解釈された印字要求内容が線描画命令であ
るときは、当該線描画命令に対応する線情報を線情報保
持手段に格納し、1頁分の印字要求内容の解釈を終了し
た時点で、前記線情報保持手段に格納されている線情報
群の中から、同じ属性の線情報を選択してそれぞれグル
ープ化し、当該各グループと対応する線描画命令からな
る印字要求内容を出力データ作成手段に出力する線情報
制御手段と、前記線情報制御手段から出力された印字要
求内容を用いて、第2の命令体系で記述された出力デー
タを作成する出力データ作成手段とを具えたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】上記印刷情報変換方法およびその装置では、印
字データ中に含まれている線描画命令に対応する線情報
を、例えば線の種類のような同じ属性ごとにグループ化
し、1頁の終了時に前記グループ化した線情報ごとにま
とめて出力データに変換するようにしている。これによ
れば、出力データに記述される線種の変更命令の発行回
数を最少限に少なくすることができるので、出力データ
の大きさは従来に比べて小さくなり、メモリ領域を有効
に利用することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係わる印刷情報変換方法お
よびその装置を適用した印刷情報変換装置の一実施例を
図面を参照しながら説明する。
【0010】実施例1 図1は、上記印刷情報変換装置の機能的な構成を示すブ
ロック図である。この印刷情報変換装置11は、入力デ
ータ解釈手段12、出力データ作成手段13、線情報保
持手段21、内部情報保持手段22により構成されてい
る。
【0011】入力データ解釈手段12は、入力された入
力印字データ15を先頭から順次読み込んで印字要求内
容を解釈し、対応する描画命令を出力データ作成手段1
3に発行する。印字要求内容には「印字位置を移動し
ろ」「文字を書け」「線を描け」などがある。入力印字
データが文字データの場合は、出力データ作成手段13
に文字の描画命令を発行する。入力印字データが制御デ
ータの場合は、内部情報保持手段22に格納されている
内部情報の必要な項目を更新する。入力印字データが線
描画命令の場合は、対象となる線の幅、種類、開始点、
方向、長さを調べ、前記線描画命令の線情報として線情
報保持手段21に格納する。この実施例1では、線情報
を線描画命令の発生順に格納している。また、入力デー
タ解釈手段は、1頁分の印字要求内容の解釈を終了する
と、線情報保持手段21に格納されている線情報群の中
から同じ線種の線情報を選択してそれぞれグループ化
し、当該各グループと対応する線描画命令を出力データ
作成手段13に出力する。
【0012】出力データ作成手段13は、前記入力デー
タ解釈手段12により解釈された線描画命令などを用い
て、入力印字データ15をDTP対応の高級印字制御言
語に変換し、出力印字データ16を作成する。
【0013】線情報保持手段21は、線描画命令に対応
する線情報が格納される。線情報保持手段21の構成例
を図2に示す。図2は図9の文書例を構成する線情報を
示している。図2において、線幅の列には各線の幅が入
る。ここでは、太と細の2種がある。線種の列には各線
の種類として、実線、破線の別が入る。開始点には描画
開始位置のX、Y座標が入る。方向には上(U)、下
(D)、左(L)、右(R)の別が入る。長さには各線
の長さが入る。各線情報の項目は、線の描画命令と同数
の29本分格納されている。なお、入力印字データ中に
存在する線描画命令が相対座標で指定しているような場
合は、線情報保持手段21へ書き込むときに、絶対座標
に換算してから行う。
【0014】内部情報保持手段22は、入力データ解釈
手段12が入力印字データを解釈する際の印字位置や文
字属性、レイアウト属性などの状態情報を格納してい
る。
【0015】次に、入力印字データが入力された時の入
力データ解釈手段12の処理手順を図3のフローチャー
トにより説明する。
【0016】まず、入力データ解釈手段12は、実行開
始時に初期化を行う(ステップ101)。初期化の内容
は、線情報保持手段21内のデータのクリアと、内部情
報保持手段メモリ22の初期値への変更と、出力データ
作成手段13へのジョブ開始要求の発行である。初期化
の終了後、解釈処理を実行する。解釈処理の初めは入力
データの確認である(ステップ102)。ここで、入力
データの存在が確認されると、そのデータの先頭から1
バイトを入手し(ステップ103)、その1バイトがど
のような意味のデータであるかを調べ、以後、それぞれ
について処理を行う。
【0017】まず、読み込んだ入力データが改頁命令か
どうかを調べ(ステップ104)、改頁命令でないとき
は、入力データが線描画データかどうかを調べる(ステ
ップ105)。入力データが線描画データであるとき
は、対象となる線の幅、種類、開始点、方向、長さを入
手し(ステップ106)、線情報保持手段21に格納す
る(ステップ107)。また、ステップ105で入力デ
ータが線描画データでないときは、そのデータが制御デ
ータかどうかを調べる(ステップ108)。入力データ
が制御データの場合は、内部情報保持手段22に格納さ
れている内部情報の項目を更新する(ステップ10
9)。入力データが文字データの場合は、出力データ作
成手段13に文字の描画命令を発行する(ステップ11
0)。
【0018】さて、入力データの解釈処理が1ページ分
終了し、ステップ104で改頁命令を受け取ると、入力
データ解釈手段12は、線情報保持手段22に格納され
ている全ての項目を調べ、同じ線種の線情報を選択して
それぞれグループ化し、当該各グループと対応する線描
画命令を出力データ作成手段13に発行する(ステップ
111〜ステップ113)。
【0019】また、ステップ102で入力データが存在
しない時は、入力データ解釈手段12は、線情報保持手
段22に格納されている全ての項目を調べ、同じ線種の
線情報を選択してそれぞれグループ化し、当該各グルー
プと対応する線描画命令を出力データ作成手段13に発
行する(ステップ114〜ステップ116)。続いて、
出力データ作成手段13に対してジョブ終了要求を発行
し、入力データ解釈手段12における全ての作業を終了
する(ステップ117)。
【0020】次に、入力データ解釈手段12から印字要
求内容を受信した時の出力データ作成手段13の処理手
順を図4のフローチャートにより説明する。
【0021】まず、入力データ解釈手段12から印字要
求内容を受信し(ステップ201)、印字要求内容がジ
ョブ開始かどうかをしらべる(ステップ202)。印字
要求がジョブ開始であるときは、ジョブ開始コマンドを
出力する。この実施例におけるジョブ開始コマンドは
「sttjob」である。このコマンドは引数tを要
し、tにより用紙の選択を行う(ステップ203)。
【0022】ステップ202で印字要求がジョブ開始で
ないときは、印字要求が文字の描画かどうかを調べる
(ステップ204)。印字要求が文字の描画であるとき
は、文字の描画コマンドを出力する。この実施例におけ
る文字の描画コマンドは「show」であり、引数は
( )内に文字列として格納される(ステップ20
5)。ステップ204で印字要求が文字の描画でないと
きは、印字要求が位置の移動かどうかを調べる(ステッ
プ206)。印字要求が位置の移動であるときは、現在
位置の変更コマンドを出力する。この実施例における現
在位置の変更コマンドは「setcp」であり、原点か
らのX方向Y方向の位置情報を添える(ステップ20
7)。
【0023】ステップ206で印字要求が位置の移動で
ないときは、印字要求が線の描画かどうかを調べる(ス
テップ208)。印字要求が線の描画であるときは、線
の描画コマンドを出力する(ステップ209)。この実
施例における線の描画コマンドは「moveto」と
「lineto」と「stroke」の組み合わせであ
り、引数は線の開始点と終了点である。
【0024】ステップ208で印字要求が線の描画でな
いときは、ジョブ終了かどうかを調べる(ステップ21
0)。印字要求がジョブ終了であるときは、ジョブ終了
コマンドを出力する。この実施例におけるジョブ終了コ
マンドは「endjob」であり、引数は無い(ステッ
プ211)。ジョブ終了コマンドの出力後に、出力デー
タ作成手段13は出力印字データの作成を処理を終了す
る。
【0025】なお、実際にはここで説明した5つの印字
要求以外にも数多くの印字要求が存在する。しかし、そ
れらについても同様に出力処理を行うことで対応するこ
とができる。また、この実施例以外のDTP向け高級印
字制御言語を使用する印字情報変換装置を作成する場合
は、出力データ作成手段13の項目内のデータを変更す
ることで簡単に実施することができる。さらに、ホスト
側のアプリケーションに応じて入力データ解釈手段12
の機能を書き換えることにより、様々なアプリケーショ
ンに柔軟に対応することができる。
【0026】上述した印字情報変換装置によりデータ変
換を行った場合の具体例を図5に示す。図5は線描画命
令を線種ごとにまとめた出力印字データの内容を表した
ものである。この例では、単純にデータ変換したときの
出力印字データ(図9)の1506バイトと同等の印字
結果が得られる出力印字データを1242バイトに減ら
すことができた。
【0027】実施例2 上記実施例の線情報保持手段21では、図2に示すよう
に全ての線情報を1つの表の中に命令順に格納している
が、線情報保持手段21に格納する際に、あらかじめ線
種ごとにグループ化して、それぞれ別の表に格納するこ
ともできる。このように、線種ごとにグループ化した表
を持つことにより、ページ終了前に一括して行う線描画
命令の発行時に、表中から同じ線情報をもつ線描画命令
を抽出する作業が不要となるので、データの変換時間を
短縮することができる。
【0028】実施例3 上記実施例1では、線描画命令に対する線情報を全てそ
のまま格納するようにしているが、次に格納しようとす
る線情報とすでに格納されている線情報が特定の条件を
満す場合には、これらを1つにまとめて記述することも
できる。この実施例3の入力データ解釈手段12では、
印字要求内容が線描画命令であるときは、既に線情報保
持手段21に格納されている線情報を順に検査し、次に
格納しようとしている線の線情報と同じ特定の属性を持
ち、かつ延長線上に連続性を有する線情報が存在するか
どうかを判断する。そして、この条件を満す線情報が存
在するときは、当該線情報を書き換えて、2つの線の線
情報を一つの線の線情報としてまとめる処理を行う。
【0029】図6は、入力印字データが入力された時の
入力データ解釈手段12の処理手順を示すフローチャー
トである。基本的な処理の流れは図3と同じであるが、
線情報保持手段21への線情報の格納方法が異なる。
【0030】図6のステップ106において、対象とな
る線の幅、種類、開始点、方向、長さを入手したとき
は、線情報保持手段21の線情報を順に検査して、次に
格納しようとする線情報と同じ特定の属性を持ち、かつ
延長線上に連続性を有する線情報があるかどうかを調べ
る(ステップ120)。該当する線情報が見つかったと
きは、線情報保持手段21にある対象の線情報を次に格
納しようとする線情報に基づいて書き換える(ステップ
121)。また、ステップ120で該当するような線情
報が見つからないときは、対象となる線の幅、種類、開
始点、方向、長さを線情報保持手段21に格納する(ス
テップ122)。その他の処理(ステップ101〜ステ
ップ105、ステップ108〜ステップ117)は図3
と同じであるため、ここでは説明を省略する。
【0031】ステップ120の判定を行う場合は、はじ
めに、次に格納しようとする線情報の線幅、線種、方向
と同じ属性を持つ線情報を探し出す。これら特定の属性
が一致するものが見つかったときは、次に、その線情報
が次に格納しようとする線情報の延長線上に連続性を有
するものであるかどうかを判定する。これは2つの線情
報の開始点の座標と方向を調べ、2つの線を接続したと
きに1つの線を形成するかどうかにより判断する。した
がって、2つの線の方向が同じであっても途中で切れて
いるものは排除される。探し出した線情報がこれらの条
件を満したときは、その線情報を次に格納しようとする
線情報に基づいて書き換える。
【0032】ここで、線情報を書き換える場合の具体例
として、図10における2番の線について考えてみる。
2番の線は座標(80、155)から、右に25の長さ
で描かれる。入力データ解釈手段12は、はじめに、線
情報保持手段21に格納されている1番の線情報と次に
格納しようとする2番の線とを比較する。すると、2番
の線は1番の線と同じ線幅と線種を持つが、方向が異な
る。このため、2番の線の線情報をそのまま線情報保持
手段21に格納する。続く3番の線は線幅が1、2番と
異なるため、線情報を線情報保持手段21に格納する。
4番の線は2番の線と同じ線幅、線種、方向を持ち、延
長線上での連続性を有するため、線情報を線情報保持手
段21に格納することなく、2番の線情報を書き換え
る。書き換えは「(80、155)からRに25」を
「(80、155)からRに50」とする。同様に、6
番の線も2番の線と同じ属性を持ち、かつ延長線上での
連続性を有するため、2番の線情報を書き換える。この
方式で線情報を格納したときの線情報保持手段21の構
成例を図7に示す。元の入力印字データでは線情報は2
9本分格納されていたが、一つの線としてまとめられる
線情報を書き換えるようにした場合、線情報は14に減
少している。図7の線情報をもとにデータ変換を行った
場合の具体例を図8に示す。この例では、線情報保持手
段21への格納時に、特定の条件を満す線情報を一つに
まとめるようにしているので、出力印字データ大きさは
678バイトとなり、単純に変換した場合と比較してデ
ータ量を55%減らすことができた。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
印字情報変換方法およびその装置においては、1頁分の
線描画命令を一旦保持し、1頁の解釈終了時に、同じ属
性を持つ線描画命令ごとにまとめて出力データに変換す
るようにしたため、線種の変更命令の発行回数が少なく
なり、出力データの大きさを減少させることができるの
で、メモリの有効利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷情報変換装置の機能的な構成を示すブロッ
ク図。
【図2】線情報保持手段の構成例を示す図。
【図3】入力データ解釈手段の処理手順を示すフローチ
ャート。
【図4】出力データ作成手段の処理手順を示すフローチ
ャート。
【図5】線描画命令を線種ごとにまとめた出力印字デー
タを示す図。
【図6】実施例3における入力データ解釈手段の処理手
順を示すフローチャート。
【図7】実施例3の方式で線情報を格納したときの線情
報保持手段の構成例を示す図。
【図8】図7の線情報をもとにデータ変換を行った場合
の具体例を示す図。
【図9】印字出力結果の一例を示す図。
【図10】文書の描画順序を示す図。
【図11】図9の描画順序で変換した場合の出力印字デ
ータを示す図。
【符号の説明】
11…印字情報変換装置、12…入力データ解釈手段、
13…出力データ作成手段、15…入力印字データ、1
6…出力印字データ、21…線情報保持手段、22…内
部情報保持手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の命令体系で記述された印字データ
    を第2の命令体系で記述された印字データに変換する印
    字情報変換方法において、 第1の命令体系で記述された印字データ中に存在する線
    描画命令を保持し、1頁分の印字データの解釈を終了し
    た時点で前記保持している線描画命令を取り出し、同じ
    属性を持つ線描画命令ごとにまとめて第2の命令体系で
    記述された出力データに変換することを特徴とする印字
    情報変換方法。
  2. 【請求項2】 第1の命令体系で記述された印字データ
    を第2の命令体系で記述された印字データに変換する印
    字情報変換装置において、 第1の命令体系で記述された印字データを読み込み、そ
    の印字要求内容を解釈する入力データ解釈手段と、 線描画命令に対応する線情報を保持する線情報保持手段
    と、 前記入力データ解釈手段で解釈された印字要求内容が線
    描画命令であるときは、当該線描画命令に対応する線情
    報を線情報保持手段に格納し、1頁分の印字要求内容の
    解釈を終了した時点で、前記線情報保持手段に格納され
    ている線情報群の中から同じ属性を持つ線情報をグルー
    プ化し、当該各グループと対応する線描画命令を出力す
    る線情報制御手段と、 前記線情報制御手段から出力された線描画命令を用い
    て、第2の命令体系で記述された出力データを作成する
    出力データ作成手段と、 を具えたことを特徴とする印字情報変換装置。
  3. 【請求項3】 前記線情報制御手段は、 前記入力データ解釈手段で解釈された印字要求内容が線
    描画命令であるときは、当該線描画命令に対応する線情
    報を特定の属性ごとにグループ化して線情報保持手段に
    格納し、1頁分の印字要求内容の解釈を終了した時点
    で、前記線情報保持手段に保持されている線情報の各グ
    ループを抽出し、当該各グループと対応する線描画命令
    を出力することを特徴とする請求項2記載の印字情報変
    換装置。
  4. 【請求項4】 前記線情報制御手段は、 前記入力データ解釈手段で解釈された印字要求内容が線
    描画命令であるときは、既に線情報保持手段に格納され
    ている線情報を検査し、次に格納しようとしている線情
    報と同じ特定の属性を持ち、かつ延長線上に連続性を有
    する線情報が存在するときは、当該線情報を次に格納し
    ようとしている線情報に基づいて書き換えることを特徴
    とする請求項2ないし請求項3記載の印字情報変換装
    置。
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