JPS639140Y2 - - Google Patents

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JPS639140Y2
JPS639140Y2 JP13747579U JP13747579U JPS639140Y2 JP S639140 Y2 JPS639140 Y2 JP S639140Y2 JP 13747579 U JP13747579 U JP 13747579U JP 13747579 U JP13747579 U JP 13747579U JP S639140 Y2 JPS639140 Y2 JP S639140Y2
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JP
Japan
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electrodes
mechanical filter
frame
substrate
terminal plate
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JP13747579U
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JPS5656225U (ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はメカニカルフイルタに関し特にメカニ
カルフイルタのパツケージ構造に係り、小型かつ
薄形で回路基板への取付が極めて容易なメカニカ
ルフイルタの提供を目的とする。
従来メカニカルフイルタAとして、第1図に示
す様にコ字形の枠形端子板5の内側空所7に短冊
状の機械振動子1を棒状結合子3によつて支持配
置したメカニカルフイルタ素子を、比較的偏平な
箱形ケース11内に収納して成るものがよく知ら
れている。なお9は枠形端子板5上に表裏対向し
て設けた入出力端子用電極を、13はその電極9
に取付けられた入出力用の端子でありケース11
の開口部から突出している。
しかしながら、この種のメカニカルフイルタA
は、端子13を回路基板に予め設けた小孔へその
端子13を挿通・半田付して回路基板に実装され
る為、入出力用及びアース用の複数の端子挿通用
の小孔を回路基板に一定の寸法間隔で形成しなけ
れば実装できないし、その挿通工程も煩雑であつ
た。またメカニカルフイルタAは、回路基板の上
から垂直に立てる様に実装され、端子13、ケー
ス11及び枠形端子板5によつて実装高が高くな
り、最近の薄形電子機器の動向に合致しない欠点
を有していた。もつとも回路基板へ実装されたメ
カニカルフイルタAを、その端子13を曲げて、
回路基板と並行にすることも考えられたが、端子
13の挿通の煩雑さが残り、端子13や枠形端子
板5等の破損をまねく欠点が生じていた。
本考案は以上の欠点を改善し、小型かつ薄形で
回路基板への取付が極めて容易で、更に取付実装
方向に自由度のある有用なメカニカルフイルタの
提供を図るものである。以下図を参考にして説明
する。
第2〜4図は、本考案の一実施例を示すもので
特に第2図は第3図におけるA′−A″間の断面を
示している。図によれば本考案は、角形の絶縁基
板15にその表面から裏面にわたる電極17を一
対設け、かつその角形の基板15の端部から上方
に立ち上り部19を一体に形成して基板15を箱
形とし、その立ち上り部19の外側に沿つて前記
電極17の一部18を上部へ導出し、従来例(第
1図)の如き短冊状の機械振動子1を棒状結合子
3によつて枠形端子板5の内側空所に支持配置し
たメカニカルフイルタ素子を、その枠形端子板5
上に表裏対向して設けた電極9と基板15表面の
電極17とを接触させてメカニカルフイルタ素子
を基板15に並行に立ち上り部19間に収納し、
基板15の立ち上り部19外側に沿つて基板15
の電極の一部18と接触せずその基板15の裏面
まで延る導出部21を有する導電板23を、前記
枠形端子板5の電極と接触させて前記メカニカル
フイルタ素子及び立ち上り部19の一部を被つて
前記箱形の基板に取付けられてなるメカニカルフ
イルタBを示している。
そして実施例において、角形の基板15はベー
クライトやプラスチツクで成形され端縁に対向し
て形成した立ち上り部19によつて箱形の形状を
なしているが、必ずしも箱形にする必要はなく、
メカニカルフイルタ素子の収納位置決め及び前記
導電板23固定の為に少なくとも対向する立ち上
り部を設ければよい。また基板15に設ける電極
は、基板15に貫通部を設けて導電体を嵌め込み
かつ立ち上り部の外側に貼り付ける。しかしこの
電極は基板15の表裏両面にて電気的接続が可能
であればよく、基板表裏間の導通方法に限定なく
プリント配線等任意に実施できる。さらに導電板
23は、基板15の電極17から、立ち上り部1
9に沿つて延びる電極18に接触しない様に立ち
上り部に被せられ、脚片の如き導出部21が折り
曲げられて前記電極18が沿う立ち上り部とは別
方向で対向する立ち上り部に沿つて基板15の裏
面にまで導出されている。なお25は導電板23
から突出する突出部で、基板15の外形より大き
く出ている。そして、基板15の裏面において電
極17と導電板23の導出部21先端が、また導
電板23の表面にて導電板23と電極17の一部
18とが夫々同一平面上に導出されて位置する様
に各電極及びその一部が形成されている。第5図
は本考案の分解斜視図を示している。
以上の実施例によれば、回路基板上にメカニカ
ルフイルタBを載置しするだけで半田付けが可能
となり回路基板に実装できる。従来の如き端子1
3が不要となるばかりか、端子13の挿通という
煩雑な作業が省略され、メカニカルフイルタBの
回路基板への取付が極めて容易となる。しかもメ
カニカルフイルタ素子は基板15と並行に収納さ
れているので、メカニカルフイルタを取付けたと
きの実装高も低く、メカニカルフイルタ自体簿く
小型にできる。さらにメカニカルフイルタBの回
路基板への取付について詳述すれば、メカニカル
フイルタ素子の入出力電極全部が基板15の裏面
のみならず、導電板23の表面と同一面に存在す
るので、基板15裏面若しくは導電板23のどち
らの面を回路基板上に重ねて載置してもメカニカ
ルフイルタBを回路基板に取付けることができ
る。その上導電板23に基板15の外形より大き
い突出部25を設けることにより、回路基板にメ
カニカルフイルタBの基板15の外形に合う貫通
孔を形成し、メカニカルフイルタ自体をその貫通
孔へ挿入し、その突出部25で回路基板に支える
ことができる。この場合、回路基板の厚さだけメ
カニカルフイルタBの実装高を低くできる効果を
有するし、回路基板への半田付も、メカニカルフ
イルタにおいて導電板の面でも基板15の裏面で
も接続が可能となる。いづれにしても本考案は、
回路基板への取付方向自由度が良好で、かつ簡単
である。第6,7図は、実装状態の例を示して居
り、29は回路基板を31は接続半田を示す。
所で前述の実施例においては、メカニカルフイ
ルタ素子の枠形端子板上の電極9と、基板15の
電極17及び導電板23とを直接接触させている
が、第5図の様に導電ゴムの如き帯状片の導電性
弾性材27を電極間に介在させることができる。
この弾性材27によつて、メカニカルフイルタB
取付時の半田熱がメカニカルフイルタ素子に伝わ
りにくくなり、メカニカルフイルタ素子の破損や
特性劣化が防げる。また機械振動子1からの振動
伝搬による枠形端子板5の不要振動を弾性材27
によつて吸収・抑圧する効果を有し、メカニカル
フイルタの特性が安定する。
さて本考案に用いる導電板23は、カバーとし
て、基板15に収納されたメカニカルフイルタ素
子を保護する作用もなすもので、前述の例に限ら
ず絶縁板の裏面に枠形端子板5の電極と接触する
電極を形成し、さらに表面までその電極を引き出
すとともに導出部21を設けたカバーであれば本
考案の目的を達せられる。前記突出部は電極と一
体であつても絶縁板と一体であつてもよいことは
言うまでもない。
以上説明した様に本考案は、絶縁基板の表面に
電極を設けるとともにその電極を基板裏面に導出
しかつその基板の端部に少なくとも対向する立ち
上り部を一体に形成し、その立ち上り部に沿つて
基板の電極を上部に導出し、短冊状の機械振動子
を棒状結合子によつて枠形端子板の内部空所に配
置したメカニカルフイルタ素子を、その枠形端子
板と前記基板上の電極が接触する様に基板の立ち
上り部間に収納し、枠形端子板と接しかつ前記基
板裏面へ延びる導出部を有する電極を設けたカバ
ーを、メカニカルフイルタ素子及び立ち上り部を
被つて基板に取付けてなるメカニカルフイルタで
あることから、小型かつ薄形で回路基板への取付
に係り作業性及び取付方向の自由度の良好なメカ
ニカルフイルタが得られる。また、少なくとも枠
形端子板と基板の電極間若しくは枠形端子板とカ
バーに設けた電極間に導電性弾性材を介在させる
ことによつて特性を安定させることができる利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図:従来のメカニカルフイルタを示す平面
図。第2図:本考案の実施例を示す正面断面図。
第3図:本考案の実施例を示す上面から見た斜視
図。第4図:本考案の実施例を示す下面から見た
斜視図。第5図:本考案の他の実施例を示す斜視
図。第6・7図:本考案のメカニカルフイルタの
回路基板への実装状態を示す説明図。 1:機械振動子、5:枠形端子板、11:ケー
ス、15:基板、17:基板の電極、19:立ち
上り部、21:導出部、23:導電板(カバー)、
27:導電性弾性材、29:回路基板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも対向する二辺に立ち上がり部を一
    体に形成され、表面に電極が形成され、該電極
    と導通された該表面の裏面及び該立ち上がり部
    の外面に沿つて形成された外面電極を具えた絶
    縁基板、上下面にそれぞれ電極を形成したコの
    字型の枠形端子板、該枠形端子板の内部に収納
    され、表面に形成された電極が該端子板のそれ
    ぞれの電極と接続された短冊状の機械振動子、
    及び二表面に導通する電極及び該基板の裏面に
    延びる導出部を具えたカバーから成り、該立ち
    上がり部に囲まれた該絶縁基板上に該枠形端子
    板と機械振動子を収納し、該枠形端子板と機械
    振動子を該カバーで覆い、該枠形端子板の一面
    の電極と該絶縁基板表面の電極とを接続し、該
    枠形端子板の他の面の電極と該カバーの電極と
    を接続して成るメカニカルフイルタ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、枠
    形端子板の電極と絶縁基板上の電極及びカバー
    表面に設けた電極間の少なくとも一方に導電性
    弾性材を介在させて成るメカニカルフイルタ。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に
    おいて、該絶縁基板の立ち上がり部に取りつけ
    る該カバーの外形を、該絶縁基板の外形より少
    なくとも部分的に大きくして成るメカニカルフ
    イルタ。
JP13747579U 1979-10-04 1979-10-04 Expired JPS639140Y2 (ja)

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JPS5656225U JPS5656225U (ja) 1981-05-15
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