JPH066595Y2 - 圧電発振器 - Google Patents

圧電発振器

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JPH066595Y2
JPH066595Y2 JP1985122331U JP12233185U JPH066595Y2 JP H066595 Y2 JPH066595 Y2 JP H066595Y2 JP 1985122331 U JP1985122331 U JP 1985122331U JP 12233185 U JP12233185 U JP 12233185U JP H066595 Y2 JPH066595 Y2 JP H066595Y2
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JP
Japan
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substrate
base portion
piezoelectric oscillator
piezoelectric
hole
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JP1985122331U
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JPS6232615U (ja
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俊介 佐藤
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Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
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Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は発振回路と圧電片とを一つの容器に封入して一
体化した圧電発振器に関する。
[考案の技術的背景] 従来圧電振動子、例えば水晶振動子は、電極が形成され
た水晶片単体で金属等のケースに封止され、これを発振
回路に接続して使用するようにしていた。しかしながら
近時、電子機器の小型化に対する要求が著しく、圧電振
動子も例外ではない。このために圧電振動子と発振回路
とを一体にケースに収納することにより形状を小型化
し、信頼性を向上することが考えられた。
このような場合、たとえば第6図に示す様に、セラミッ
ク等の絶縁材製の基板8の外周に金属ベース9を嵌着
し、上記基板8でリード線10を保持する。そして、上
記基板8に、図示しない所定の形状に導電性のパターン
を形成し、このパターンに小型電子部品11をハンダ付
けして、発振回路を構成する。そして、上記基板8に、
複数の基台12を設け、この基台12の先端部に水晶片
13を載置して、ハンダ、導電性接着材等により保持
し、かつ上記発振回路に接続するようにしていた。
「従来技術とその問題点] しかしながら、このようなものでは、水晶片13は、基
板10に、比較的、剛体的に保持されることになり、耐
振、耐衝撃性に問題があり、特に携帯用の機器等では振
動等により水晶片13を破損することがあった。
[考案の目的] 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、耐振、耐
衝撃性が優れ、振動特性も良好な圧電発振器を提供する
ことを目的とするものである。
[考案の概要] 本考案は、板面に発振回路を構成した基板の板面に相対
面する基部と、この基部から突出して先端を基板に取着
した一対の脚部とを有する保持部材を用い、この保持部
材の上記基部で圧電片を保持することを特徴とするもの
である。
[考案の実施例] 以下本考案の一実施例を第1図に示す組立斜視図を参照
して詳細に説明する。即ちこの実施例では、図中の符合
1で示したセラミック等の絶縁材製の基板の板面に所定
の導電パターン1Aを形成する。そしてこの導電パター
ン1Aに回路素子、すなわち抵抗、コンデンサ等の受動
素子2A、およびIC、トランジスタ等の能動素子2B
を、ハンダ、導電性接着剤等により取着する。なおこの
基板1には外部と接続するためのリード線3を植設して
いる。
そして4は保持部材で、導電性の薄い金属板等を加工
し、上記基板1の板面に相対面する基部4Aと、この基
部4Aの両端部から平行に突出する一対の腕部4B、お
よび上記基部4Aの中央部から同一面上に突出した保持
用の円弧状の保持用アーム4Cとを有する。なおこの保
持部材4の基部4Aは、切り欠きを設けて、基部4Aの
実質的な長さを長くすることによりバネ性を増し、応力
および熱を緩衝するようにしている。そして一対の保持
部材4を、その保持用アーム4Cが対向するように、各
脚部4Bの先端を上記基板1の導電パターンに、ハン
ダ、導電性接着剤等で取着して接続する。そして、この
保持用アーム4Cの基板1側の板面に、水晶片5の折返
し電極を形成した外周縁部をハンダ、導電性接着剤等で
取着して保持する。
したがって水晶片5は第1図において保持部材4の図示
下面に取着されることになる。そして水晶片5の電極
は、上記保持部材4を介して基板1に形成した導電パタ
ーンに接続される。
そして上記基板1にカバー6を被せ、内部を真空あるい
は不活性ガスを充填して気密に封止する。
このような構成であれば、水晶片5は、保持部材4によ
り、その基部4Aおよび保持用アーム4Cを介して保持
されることになる。しかして基部4Aは、切り欠きを設
けることによって、実質的な長さを長くして、バネ性を
増すようにしているので、機械的な応力を緩衝し、かつ
基板1から水晶片5までの熱の伝搬経路も長くなるので
熱的な影響を軽減することができ、これらに起因する水
晶片5の損傷および特性の劣化を防止することができ
る。
さらに、保持部材Aの基部4Aから突出した保持用アー
ム4Cは円弧状に成型して水晶片5の外周縁を保持して
いるので、外部からの機械的な応力に対して、この保持
用アーム4Cの基端を中心として揺動効果を得られ衝撃
を効率良く緩衝することができ、しかも保持構造からの
応力が水晶片5へ及ぼす影響を少なくでき、良好な振動
特性が得られる。
したがって、耐振、耐衝撃性が良好な圧電発振器を提供
することができる。
そして、この実施例では、水晶片5を保持用アーム4C
の基板1側の板面に取着したので、外部の衝撃によっ
て、例えば導電性接着剤がケース6に接触して電気的な
短絡を生じることを防止できる。
なお本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、
たとえば、保持部材4は、第2図に示す平面図、第3図
に示す正面図のようなものでもよい。すなわちこの場合
は、保持部材4の基部4Aの中央部に透孔8を穿設し
て、この部分のバネ性を高めるようにしている。
また、本実施例にあっては、基部4Aから保持用アーム
4Cを突設して水晶片5を保持する様にしたが、例えば
第5図に示す様に基部4Aの対向する板面上で水晶片5
の両端部を保持するようにしても、基部4Aの弾性によ
り耐振、耐衝撃性を向上できることは勿論である。
また第4図に示すように保持部材4の脚部4Bの先端部
に透孔9を穿設してもよい。このようにすれば、この腕
部の先端を基板に取着する際にハンダ、導電性接着剤等
がこの透孔9内へも流れることにより、より強力に取着
することができる。
なお上記実施例では、水晶片の外形形状に対応して、円
弧状の保持用アームを用いるようにしたが、このような
ものに限定することなく、水晶片の形状に対応して、例
えば四角、直線状等、適宜に実施出来ることは勿論であ
る。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、耐振、耐衝撃性が優れ、
良好な振動特性を得られる圧電発振器を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す組立斜視図、 第2図、第3図は、本考案の他の実施例を示す平面図、
および正面図、 第4図、第5図は、本考案の各別のさらに他の実施例を
示す側面図、 第6図は、従来の圧電発振器の一例を示す組立て斜視図
である。 1……基板 2A……受動素子 2B……能動素子 4……保持部材 4A……基部 4B……脚部 4C……保持用アーム 5……水晶片 6……ケース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路パターンの形成された絶縁材製の基板
    上に保持具を設けて円板状の圧電片を保持するとともに
    回路素子を装着してなる圧電発振器において、 前記保持具を、 上記基板の板面に相対面するとともにバネ性を増す透孔
    を設けた基部と、 前記基部の中央部から互いに対向して突出し、上記圧電
    片の周縁部を取着する円弧状の保持用アームと、 前記基部の両端から突出して上記基板に立設するととも
    に先端部に透孔が設けられ、該透孔に半田または導電性
    接着剤を流入して前記基板の回路パターンに固着される
    脚部と から形成して構成したことを特徴とする圧電発振器。
JP1985122331U 1985-08-09 1985-08-09 圧電発振器 Expired - Lifetime JPH066595Y2 (ja)

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JP1985122331U JPH066595Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09 圧電発振器

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JPS6232615U JPS6232615U (ja) 1987-02-26
JPH066595Y2 true JPH066595Y2 (ja) 1994-02-16

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ID=31012416

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5314122U (ja) * 1976-07-20 1978-02-06
JPS5375885A (en) * 1976-12-17 1978-07-05 Seiko Instr & Electronics Ltd Support structure of crystal vibrator
JPS58213518A (ja) * 1982-06-07 1983-12-12 Kinseki Kk 圧電振動子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6232615U (ja) 1987-02-26

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