JPH0794363A - 面実装型固体電解コンデンサの構造 - Google Patents

面実装型固体電解コンデンサの構造

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JPH0794363A
JPH0794363A JP23774093A JP23774093A JPH0794363A JP H0794363 A JPH0794363 A JP H0794363A JP 23774093 A JP23774093 A JP 23774093A JP 23774093 A JP23774093 A JP 23774093A JP H0794363 A JPH0794363 A JP H0794363A
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chip piece
solid electrolytic
electrolytic capacitor
end surface
face
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Yasuo Kanetake
康雄 金武
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンタル固体電解コンデンサ等の固体電解コ
ンデンサにおいて、高周波での等価直列抵抗(ESR)
を低くすると共に、低コスト化を図る。 【構成】 コンデンサ素子1におけるチップ片2の一端
面2aから突出する陽極棒3a,3bに、リード端子4
を固着し、前記チップ片における表面のうち少なくとも
前記陽極棒と反対側の他端面2b又は他端面寄りの底面
に陰極側電極膜5を形成する一方、チップ片におけるそ
の他の表面を絶縁性被膜6にて被覆して、更に、前記コ
ンデンサ素子におけるチップ片を、その一端面から他端
面にわたって凹型断面又は凸型断面に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンタル固体電解コン
デンサ等の固体電解コンデンサのうち、プリント基板等
に対して半田付けにて実装できるように構成した面実装
型固体電解コンデンサの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の面実装型固体電解コンデ
ンサは、例えば、特開昭60−220922号公報等に
記載されているように、焼結体製のチップ片と該チップ
片から突出する陽極棒とから成るコンデンサ素子を、左
右一対のリード端子の間に、当該コンデンサ素子におけ
る陽極棒を一方のリード端子に、チップ片を他方のリー
ド端子に各々接続するように配設したのち、このコンデ
ンサ素子の全体を、熱硬化性合成樹脂性のモールド部に
てパッケージし、このモールド部から突出する両リード
端子を、モールド部の下面に沿わせるように折り曲げ
て、この両リード端子によって面実装するように構成し
ていた。
【0003】ところで、この種の固体電解コンデンサに
おける蓄電容量は、コンデンサ素子のチップ片における
体積に比例する一方、固体電解コンデンサにおける高周
波での等価直列抵抗(ESR)は、コンデンサ素子のチ
ップ片における表面積に反比例するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の固体電
解コンデンサにおいては、コンデンサ素子におけるチッ
プ片を、断面四角形の角柱状に形成するか、或いは、断
面円形の円柱状に形成しているため、その体積を大きく
することができるものの、表面積が小さいことにより、
固体電解コンデンサにおける高周波での等価直列抵抗
(ESR)を低くすることができないから、高周波領域
の特性が問題となる箇所には使用できないのであった。
【0005】しかも、従来の固体電解コンデンサにおい
ては、前記したように、左右一対のリード端子を使用
し、且つ、モールド部にてパッケージすることによっ
て、面実装型に構成するようにしていることにより、二
つのリード端子を必要とすることに加えて、この両リー
ド端子に対するコンデンサ素子の接続工程、及びモール
ド部の成形工程を必要とするから、製造コストが大幅に
アップするばかりか、コンデンサ素子におけるチップ片
と他方のリード端子との接続部に、接続不良が多発する
と言う問題もあった。
【0006】本発明は、これらの問題を一挙に解消した
固体電解コンデンサの構造を提供することを技術的課題
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、コンデンサ素子における焼結体製チッ
プ片の一端面から突出する陽極棒に、両端部を前記チッ
プ片の底面と略平行に折り曲げたリード端子を固着し、
前記チップ片における表面のうち少なくとも前記陽極棒
と反対側の他端面又は他端面寄りの底面に陰極側電極膜
を形成する一方、チップ片におけるその他の表面を絶縁
性被膜にて被覆して、更に、前記コンデンサ素子におけ
るチップ片を、その一端面から他端面にわたって凹型断
面又は凸型断面に形成すると言う構成にした。
【0008】
【作 用】このように構成することにより、コンデン
サ素子におけるチップ片を、絶縁性被膜にて保護するこ
とができるものでありながら、このチップ片から突出す
る陽極棒に固着したリード端子と、コンデンサ素子のチ
ップ片における少なくとも他端面に形成した陰極側電極
膜とによって、プリント基板等に対して半田付けによる
面実装を行うことができる。
【0009】しかも、前記コンデンサ素子におけるチッ
プ片を、その一端面から他端面にわたって凹型断面又は
凸型断面に形成したことにより、当該チップ片における
表面積を、著しく増大することができるのである。
【0010】
【発明の効果】従って、本発明によると、高周波での等
価直列抵抗(ESR)を、従来における固体電解コンデ
ンサの場合よりも大幅に低くすることができて、高周波
領域の特性が問題となる箇所に使用できるのであり、し
かも、陰極側にリード端子が不要であることに加えて、
モールド部の成形工程を必要としないから、製造工程が
簡単になって、製造コストを大幅に低減できる効果を有
する。
【0011】その上、コンデンサ素子におけるチップ片
に対して陰極電極膜を直接的に形成することにより、従
来のように陰極側に接続不良が発生することを殆ど皆無
にできる効果をも有する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図6の図面
について説明する。この図において符号1は、コンデン
サ素子を示し、このコンデンサ素子1は、タンタル等の
金属粉末を焼結したチップ片2と、このチップ片2にお
ける一端面2aから突出した左右一対の陽極棒3a,3
bとから成り、前記チップ片2は、その一端面2aから
他端面2bにわたって凹型断面に形成されている。
【0013】前記コンデンサ素子1における両陽極棒3
a,3bの下面に、両端部4a,4bを前記チップ片2
における底面(正確には、後述する絶縁性被膜6の底
面)と略平行に折り曲げて成る金属板製のリード端子4
を溶接等に固着する一方、前記チップ片2における他端
面2b及び他端面2b寄りの底面のうちいずれか一方又
は両方に、金属メッキ等による陰極側電極膜5を形成す
る(但し、図面は、チップ片2の表面のうち他端面2b
寄りの全面に陰極側電極膜5を形成した場合を示す)。
【0014】更に、前記チップ片2における表面のうち
前記陰極側電極膜5を除く部分を、エポキシ樹脂等の絶
縁性被膜6にて被覆するのである。このように構成する
ことにより、コンデンサ素子1におけるチップ片2を、
絶縁性被膜6にて保護することができるものでありなが
ら、このチップ片2から突出する両陽極棒3a,3bに
固着したリード端子4と、チップ片2における他端面2
b及び他端面2b寄りの底面のうちいずれか一方又は両
方に形成した陰極側電極膜5とによって、プリント基板
等に対して半田付けによる面実装を行うことができる。
【0015】また、前記コンデンサ素子1におけるチッ
プ片2を、その一端面2aから他端面2bにわたって凹
型断面に形成したことにより、当該チップ片2における
表面積を、著しく増大することができる。なお、コンデ
ンサ素子1におけるチップ片2は、前記実施例のよう
に、凹型断面に形成することに限らず、図7に示すよう
に、凸型断面に形成することによっても、当該チップ片
2における表面積を大幅に増大できるのである。また、
陽極棒は一本にしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による固体電解コンデンサの正
面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のIII −III 視断面図である。
【図4】図1の左側面図である。
【図5】図1のV−V視断面図である。
【図6】全体の斜視図である。
【図7】本発明の別の実施例による固体電解コンデンサ
の斜視図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 2 チップ片 2a チップ片の一端面 2b チップ片の他端面 3a,3b 陽極棒 4 リード端子 5 陰極側電極膜 6 絶縁性被膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサ素子における焼結体製チップ片
    の一端面から突出する陽極棒に、両端部を前記チップ片
    の底面と略平行に折り曲げたリード端子を固着し、前記
    チップ片における表面のうち少なくとも前記陽極棒と反
    対側の他端面又は他端面寄りの底面に陰極側電極膜を形
    成する一方、チップ片におけるその他の表面を絶縁性被
    膜にて被覆して、更に、前記コンデンサ素子におけるチ
    ップ片を、その一端面から他端面にわたって凹型断面又
    は凸型断面に形成したことを特徴とする面実装型固体電
    解コンデンサの構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100967944B1 (ko) * 2005-08-09 2010-07-07 케메트 일렉트로닉스 코포레이션 최소의 밀도 변화도를 갖는 개선된 세로홈이 형성된 애노드및 이를 포함하는 커패시터
US7821773B2 (en) 2007-04-27 2010-10-26 Sanyo Electric Co., Ltd. Solid electrolytic capacitor and method of manufacturing the same

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KR100967944B1 (ko) * 2005-08-09 2010-07-07 케메트 일렉트로닉스 코포레이션 최소의 밀도 변화도를 갖는 개선된 세로홈이 형성된 애노드및 이를 포함하는 커패시터
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