JPH0793923A - 磁気ディスク装置及び駆動制御方法 - Google Patents

磁気ディスク装置及び駆動制御方法

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JPH0793923A
JPH0793923A JP23863193A JP23863193A JPH0793923A JP H0793923 A JPH0793923 A JP H0793923A JP 23863193 A JP23863193 A JP 23863193A JP 23863193 A JP23863193 A JP 23863193A JP H0793923 A JPH0793923 A JP H0793923A
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JP
Japan
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head
drive
recording medium
data
magnetic disk
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Application number
JP23863193A
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English (en)
Inventor
Masaya Uematsu
昌哉 上松
Hiroshi Ito
浩志 伊藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】2組の駆動系を用いてシーケンシャル・アクセ
ス時のスループットを向上させることができ、また、回
路を増大させることなく、この2組の駆動系を制御す
る。 【構成】ダウンヘッド23aとアップヘッド23bを交
互にアクチュエータアーム24aとアクチュエータアー
ム24bで支持し、それぞれ別の駆動系(ボイスコイル
モータ25aとボイスコイルモータ25b)で独立に駆
動する装置において、連続するデータトラックを磁気デ
ィスク21の両面に交互に設け、シーケンシャル・アク
セスの際にヘッド23a、23bを交互に駆動して効率
的なアクセスを行う。また、ヘッド23aと23bとで
サーボデータの読出しタイミングがずれるように、サー
ボデータの位相をずらして磁気ディスク21の両面に記
録することにより、2組の駆動系に対する制御を1つの
制御系で実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばパーソナルコン
ピュータ等のデータ処理装置の外部記憶装置として用い
られる磁気ディスク装置に係り、特に1つの磁気ディス
ク/スピンドルモータのアセンブリに対して、2組のリ
ード/ライトヘッドアクセス用アクチュエータを有する
磁気ディスク装置及び駆動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばパーソナルコンピュータで
は、外部記憶装置として磁気ディスク装置(HDD)が
多く用いられている。この場合、磁気ディスク装置の構
造としては、1つの磁気ディスク/スピンドルモータの
アセンブリに対して、1つのリード/ライトヘッドアク
セス用アクチュエータを有するものが一般的である。
【0003】図7および図8に従来の磁気ディスク装置
の構成を示す。図7は平面図、図8は側面図である。記
録媒体である複数の磁気ディスク11はスピンドルモー
タ12のモータ軸12aに固定されており、その両面に
はリード/ライト用のダウンヘッド13aおよびアップ
ヘッド13bが配置されている。ダウンヘッド13aお
よびアップヘッド13bは共にアクチュエータアーム1
4に支持されており、ボイスコイルモータ15の駆動力
により磁気ディスク11の半径方向に移動するようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録媒体を
アクセスする場合、例えばトラック0をアクセスした
後、トラック1、トラック2…というように、連続した
データをリード/ライトするシーケンシャル・アクセス
を行うことが多い。
【0005】このような場合、図7および図8に示す従
来の構造では、各磁気ディスク11の両面に設けられた
ダウンヘッド13aおよびアップヘッド13bが同じ駆
動系にて常に連動して動くため、上述したようなシーケ
ンシャル・アクセスの際にも、どちらか一方のヘッドが
記録媒体の同一面上をシークしてデータのリード/ライ
トを行うしかなかった。この場合、1つのヘッドが各ト
ラック間をシークする速度には限界があるため、シーケ
ンシャル・アクセス時のスループットを向上させること
ができない等の問題があった。
【0006】なお、ダウンヘッド13aおよびアップヘ
ッド13bを別々の駆動系で駆動すする構成とすれば、
一方のヘッドでアクセスしているとき、他方のヘッドを
別のトラックに移動させることができるため、データア
クセスの高速化を図ることができる。
【0007】しかしながら、このような構成とした場合
でも、従来のシーケンシャル・アクセスでは、同一面に
対して連続的にアクセスする方式であるため、たとえ2
つのヘッドを独立に駆動できたとしても、結局1つのヘ
ッドでアクセスすることになるため、スループットを向
上させることができない。また、2組の駆動系を有する
装置では、通常2組の制御回路が必要となるため、回路
が増大し、それに伴ってコストもかかることになる。
【0008】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、2組の駆動系を用いてシーケンシャル・アクセス
時のスループットを向上させることができ、また、回路
を増大させることなく、この2組の駆動系を制御するこ
とのできる磁気ディスク装置及び駆動制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は、記録媒体の両面にアクセスするための第1および
第2のヘッド手段を第1および第2の駆動手段でそれぞ
れ独立に駆動するものであって、連続するデータトラッ
クを上記記録媒体の一方面と他方面に交互に設け、この
各データトラックに対するアクセスを上記第1および第
2のヘッド手段で交互に行うように、上記第1および第
2の駆動手段の駆動を制御するようにしたものである。
【0010】また、サーボデータを上記記録媒体の一方
面と他方面に位相をずらして記録し、上記記録媒体のア
クセス位置に応じて、上記第1または第2のヘッド手段
によって読出される上記サーボデータを選択的に取得
し、そのサーボデータに基づいて上記第1または第2の
駆動手段の駆動を制御するようにしたものである。
【0011】
【作用】上記の構成によれば、独立した駆動系を2組有
することから、一方のヘッド手段でデータのリード/ラ
イトを行っている最中に、もう一方の駆動系で他方のヘ
ッド手段を駆動し、同ヘッド手段が次にアクセスする位
置に前もって移動させておくといった制御が可能とな
り、特に記録媒体の両面に、連続するデータトラックを
交互に設けておくことで、シーケンシャル・アクセス時
に2つのヘッド手段を効率的に移動させてデータのリー
ド/ライトを行うことができる。これにより、シーケン
シャル・アクセス時のスループットを向上させることが
できる。
【0012】また、記録媒体の両面にサーボデータの位
相をずらして記録しておけば、第1のヘッド手段と第2
のヘッド手段とでサーボデータの読出しタイミングをず
らすことができる。したがって、記録媒体のアクセス位
置に応じて、第1または第2のヘッド手段によって読出
されるサーボデータを選択的に取得することにより、1
つの制御系で第1および第2の駆動手段を制御すること
ができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例に係る磁気ディスク装
置の構成を示す平面図、図2は同装置の構成を示す側面
図である。図1および図2において、記録媒体である複
数の磁気ディスク21は、スピンドルモータ22のモー
タ軸22aに沿って等間隔に取り付けられており、スピ
ンドルモータ22の駆動力によって回転する。この場
合、本装置はデータ面サーボ方式を採用しており、各磁
気ディスク21のデータトラックには、ヘッド位置決め
制御に必要なサーボデータが例えばセクタ毎に記録され
ている。
【0014】ここで、同実施例では、各磁気ディスク2
1の一方面をアクセスするためのリード/ライト用ダウ
ンヘッド23aと他方面をアクセスするためのリード/
ライト用アップヘッド23bとが、それぞれ別の駆動系
で独立に駆動されるようになっている。
【0015】すなわち、ダウンヘッド23aはダウンヘ
ッド用のアクチュエータアーム24aおよびボイスコイ
ルモータ25aからなる第1の駆動系、アップヘッド2
3bbはアップヘッド用のアクチュエータアーム24b
およびボイスコイルモータ25bからなる第2の駆動系
にそれぞれ交互に配設されて独立に動く。この場合、ダ
ウンヘッド23aは、ボイスコイルモータ25aの駆動
力より、アクチュエータアーム24aを介して磁気ディ
スク21の一方面(表面)をその半径方向に移動し、デ
ータのリード/ライトを行うことになる。一方、アップ
ヘッド23bは、ボイスコイルモータ25bの駆動力よ
り、アクチュエータアーム24bを介して磁気ディスク
21の他方面(裏面)をその半径方向に移動し、データ
のリード/ライトを行うことになる。
【0016】図3はこのような構造を有する磁気ディス
ク装置の制御系の回路構成を示すブロック図である。通
常は、2組の駆動系に対して2組の制御系を必要とする
が、ここでは後述するサーボデータの記録方法(図5お
よび図6)によって、2組の駆動系の制御を1つの制御
系で実現している。
【0017】すなわち、同実施例では、ダウンヘッド2
3a用のヘッドアンプ31aとアップヘッド23b用の
ヘッドアンプ31bの各出力端に選択回路42が設けら
れており、この選択回路42を通じて、どちらか一方の
ヘッド出力を選択的に入力する構成となっている。
【0018】ヘッドアンプ31aはダウンヘッド23a
の読出し信号を増幅し、ヘッドアンプ31bはアップヘ
ッド23bの読出し信号を増幅するものである。選択回
路42は、CPU36から出力される選択信号SEによ
ってヘッドアンプ31aまたは31bの出力信号を選択
する。この選択回路42によって選択されたダウンヘッ
ド23aまたはアップヘッド23bの読出し信号は、ピ
ーク検出・パルス生成回路32およびサンプル・ホール
ド回路34に与えられる。
【0019】ピーク検出・パルス生成回路32は、ヘッ
ド読出し信号(アナログ信号)のピーク点を検出し、同
信号をパルス化する。サーボコントローラ33は、この
パルス化された読出し信号からサーボデータの構成デー
タの1つであるシリンダアドレスデータを検出し、これ
をCPU36に出力する。また、このサーボコントロー
ラ33は、サンプル・ホールド回路34に対してタイミ
ング信号を出力する。サンプル・ホールド回路34は、
サーボコントローラ33からのタイミング信号に基づい
て、ヘッド読出し信号(アナログ信号)をサンプル・ホ
ールドすることにより、サーボデータの構成データの1
つであるバーストデータを検出して、これをA/D変換
器35を介してCPU36に与える。
【0020】ここで、サーボデータを構成するシリンダ
アドレスデータとバーストデータについて簡単に説明し
ておくと、シリンダアドレスデータはシリンダ位置(ト
ラック位置)を示す位置情報であり、バーストデータは
トラックの中心位置に対するずれを示す位置情報であ
る。ヘッド位置決め制御(サーボ制御)には、大別して
速度制御と位置制御がある。速度制御では、シリンダ位
置(トラック位置)を示す位置情報つまりシリンダアド
レスデータに基づいてヘッドの移動速度を制御し、ヘッ
ドを目標トラックまで移動させる。位置制御では、トラ
ックの中心位置に対するずれを示す位置情報つまりバー
ストデータに基づいて、目標トラックまで移動したヘッ
ドをその中心位置に位置決めする。
【0021】CPU36は、このようなシリンダアドレ
スデータおよびバーストデータからなるサーボデータを
取得することによって、上述したような速度制御および
位置制御を実行し、ダウンヘッド23aまたはアップヘ
ッド23bの駆動に必要な制御信号を生成する。また、
ここでは、CPU36は、HDC41からのアクセス指
令を受け、そのときのアクセス位置に応じてダウンヘッ
ド23aまたはアップヘッド23bの出力を選択するた
めの選択信号SEを選択回路42に出力する。なお、メ
モリ37には、ヘッドの現在位置から目標位置までの残
り距離に応じた目標速度を示す速度プロフィール曲線デ
ータ等のデータが格納されている。
【0022】D/A変換器38aは、CPU36から出
力される制御信号をアナログ信号に変換してドライバ回
路39aに与える。ドライバ回路39aは、このアナロ
グ化された制御信号に従ってダウンヘッド23aの駆動
源であるボイスコイルモータ25aを駆動する。同様
に、D/A変換器38bは、CPU36から出力される
制御信号をアナログ信号に変換してドライバ回路39b
に与える。ドライバ回路39bは、このアナログ化され
た制御信号に従ってアップヘッド23bの駆動源である
ボイスコイルモータ25bを駆動する。
【0023】また、データ再生回路40は、ダウンヘッ
ド23aまたはアップヘッド23bの読出し信号を再生
し、その再生データをHDC(ハードディスクコントロ
ーラ)41に与える。HDC41は、外部ホスト装置と
のインタフェースであり、再生データを外部ホスト装置
に与えたり、目標トラックなどのホスト指令をCPU3
6に与える。
【0024】このような構成の磁気ディスク装置におい
て、まず、構造的には、図2から分かるように、ダウン
ヘッド23aとアップヘッド23bを交互にアクチュエ
ータアーム24aとアクチュエータアーム24bで支持
し、それぞれ別の駆動系(ボイスコイルモータ25aと
ボイスコイルモータ25b)で独立に駆動するようにな
っているため、各磁気ディスク21間の間隔を狭めて厚
み方向の実装密度を高めることができる。すなわち、従
来のように1本のアクチェエータでダウンとアップの2
つのヘッドを支持し、1つの駆動系で駆動していた従来
構造に比べると、スピンドルモータ22のモータ軸22
a方向の幅(つまり磁気ディスク装置の厚み)を半分に
抑えることができる。
【0025】なお、現状では、磁気ディスク21の半径
方向にスペース的な余裕が多少あるため、本装置のよう
に駆動系を2組にして配置しても支障はなく、特に半径
方向の幅を広げなくても済む。
【0026】また、制御的には、独立した駆動系を2組
有することから、ダウンヘッド23aまたはアップヘッ
ド23bのどちらか一方のヘッドでデータのリード/ラ
イトを行っている最中に、もう一方の駆動系で他方のヘ
ッドを駆動し、同ヘッドが次にアクセスする位置に前も
って移動させておくといった制御が可能となる。
【0027】ここで、連続するデータトラックを図4
(a)の平面図および同図(b)の側面図に示すよう
に、磁気ディスク21の両面に交互に設けることによ
り、次のような制御が可能となる。
【0028】例えばトラック0をアクセスした後、トラ
ック1、トラック2…というように、連続したデータを
リード/ライトするシーケンシャル・アクセスを行う場
合において、ダウンヘッド23aとアップヘッド23b
を交互に駆動して、効率的なアクセスを行うことができ
る。
【0029】すなわち、図4(b)に示すデータフォー
マットでは、まず、ダウンヘッド23aで磁気ディスク
21の一方面(表面)に設けられたトラックnをアクセ
スし、その間に磁気ディスク21の他方面(裏面)に設
けられたトラックn+1にアップヘッド23bを移動さ
せておき、トラックnのアクセス終了後、直ちにトラッ
クn+1をアクセスする。このようにして、ダウンヘッ
ド23aとアップヘッド23bを交互に移動させて、ト
ラックn,n+1,n+2…に対するアクセスを順に行
う。この場合、トラックn,n+1,n+2…は磁気デ
ィスク21の両面に交互に設けられているため、両ヘッ
ドのそれぞれ移動は1トラック分で済み、しかも、その
1トラック分の移動を一方のヘッドがアクセスしている
ときに実行することができる。したがって、1つのヘッ
ドのみが1トラック毎に移動しながらシーケンシャル・
アクセスしていた従来方式に比べると、その処理速度を
半分にすることができる。
【0030】なお、ここでは、連続するトラックn,n
+1,n+2…を図4(b)に示すように磁気ディスク
21の両面に1トラック毎に交互に設けているが、本発
明はこれに限るものではなく、例えば所定トラック毎に
交互に設けても良く、要はシーケンシャル・アクセスの
際に2つのヘッド23a、23bが効率良く移動できる
ような配置であれば良い。
【0031】ところで、小型の磁気ディスク装置では、
データ面サーボ方式を採用していることが多いが、本発
明のように2組の駆動系を持つと、制御系も2組必要と
なり、回路の増大およびコストアップにつながってしま
う問題がある。
【0032】そこで、同実施例では、図5および図6に
示すように、ダウンヘッド23aとアップヘッド23b
とでサーボデータの読出しタイミングがずれるように、
サーボデータの位相をずらして磁気ディスク21の両面
に記録することにより、2組の駆動系の制御を1つの制
御系で実現している。
【0033】すなわち、図5に示すように、磁気ディス
ク21の一方面(表面)に記録したサーボデータに対
し、他方面(裏面)に対するサーボデータを各セクタ毎
にθ分ずらして記録しておくと、図6に示すように、ダ
ウンヘッド23aから得られる表側セクタパルスとアッ
プヘッド23bから得られるセクタパルスがT時間分ず
れて出てくることになる。言い換えれば、磁気ディスク
21の両面でサーボデータの読出しタイミングをずれる
ことになる。
【0034】したがって、図3に示す回路構成におい
て、CPU36が磁気ディスク21の一方面をアクセス
するときと他方面をアクセスするときを判断し、そのア
クセス位置に応じて選択信号SEを選択回路42に出力
して、ダウンヘッド23aおよびアップヘッド23bの
各読出し信号(サーボデータ)を選択的に入力すれば、
ピーク検出・パルス生成32、サーボコントローラ3
3、サンプル・ホールド回路34、A/D変換器35か
らなるサーボ系の回路が1組であっても、これを共有化
して2組の駆動系を選択的に制御することができるよう
になる。
【0035】なお、ここでは、サーボデータの位相を図
5に示すように磁気ディスク21の両面で1セクタ毎に
ずらして記録しているが、本発明はこれに限るものでは
なく、例えば所定セクタ毎にずらして記録しても良く、
要は2組の駆動系を選択的に制御できるように、磁気デ
ィスク21の両面でサーボデータの読出しタイミングが
ずれるように記録しておけば良い。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記録媒体
の両面にアクセスするための第1および第2のヘッド手
段を第1および第2の駆動手段でそれぞれ独立に駆動す
る磁気ディスク装置において、連続するデータトラック
を上記記録媒体の一方面と他方面に交互に設け、この各
データトラックに対するアクセスを上記第1および第2
のヘッド手段で交互に行うように、上記第1および第2
の駆動手段の駆動を制御するようにしたため、シーケン
シャル・アクセス時に2つのヘッド手段を効率的に移動
させてデータのリード/ライトを行うことができる。こ
れにより、シーケンシャル・アクセス時のスループット
を向上させることができる。
【0037】また、サーボデータを上記記録媒体の一方
面と他方面に位相をずらして記録し、上記記録媒体のア
クセス位置に応じて、上記第1または第2のヘッド手段
によって読出されるサーボデータを選択的に取得し、そ
のサーボデータに基づいて上記第1または第2の駆動手
段の駆動を制御するようにしたため、1つの制御系で第
1および第2の駆動手段を制御することができる。これ
により、2組の駆動系に対する制御回路を削減でき、コ
ストも下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置の構
成を示す平面図。
【図2】上記磁気ディスク装置の構成を示す側面図。
【図3】同実施例の制御系の回路構成を示すブロック
図。
【図4】同実施例のデータフォマットを説明するための
図。
【図5】同実施例のサーボデータの記録方法を説明する
ための図。
【図6】同実施例のセクタパルスの出力タイミングを示
す図。
【図7】従来の磁気ディスク装置の構成を示す平面図。
【図8】上記磁気ディスク装置の構成を示す側面図。
【符号の説明】
21…磁気ディスク、22…スピンドルモータ、22a
…モータ軸、23a…ダウンヘッド、23b…アップヘ
ッド、24a…ダウンヘッド用アクチュエータアーム、
24b…アップヘッド用アクチュエータアーム、25a
…ダウンヘッド用ボイスコイルモータ、25b…アップ
ヘッド用ボイスコイルモータ、31aおよび31b…ヘ
ッドアンプ、32…ピーク検出・パルス生成回路、33
…サーボコントローラ、34…サンプル・ホールド回
路、35…A/D変換器、36…CPU(マイクロプロ
セッサ)、37…メモリ、38aおよび28b…D/A
変換器、39aおよび39b…ドライバ回路、40…デ
ータ再生回路、41…HDC(ハードディスクコントロ
ーラ)、42…選択回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続するデータトラックが一方面と他方
    面に交互に設けられた記録媒体と、 この記録媒体の一方面をアクセスするための第1のヘッ
    ド手段と、 この第1のヘッド手段を駆動する第1の駆動手段と、 この第1の駆動手段によって駆動される上記第1のヘッ
    ド手段とは別に上記記録媒体の他方面にアクセスするた
    めの第2のヘッド手段と、 この第2のヘッド手段を上記第1の駆動手段とは独立し
    て駆動する第2の駆動手段と、 上記各データトラックに対するアクセスを上記第1およ
    び第2のヘッド手段で交互に行うように、上記第1およ
    び第2の駆動手段の駆動を制御する制御手段とを具備し
    たことを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 データ面サーボ方式の磁気ディスク装置
    において、 サーボデータが一方面と他方面に位相をずらして記録さ
    れた記録媒体と、 この記録媒体の一方面をアクセスするための第1のヘッ
    ド手段と、 この第1のヘッド手段を駆動する第1の駆動手段と、 この第1の駆動手段によって駆動される上記第1のヘッ
    ド手段とは別に上記記録媒体の他方面にアクセスするた
    めの第2のヘッド手段と、 この第2のヘッド手段を上記第1の駆動手段とは独立し
    て駆動する第2の駆動手段と、 上記記録媒体のアクセス位置に応じて、上記第1または
    第2のヘッド手段によって読出される上記サーボデータ
    を選択的に取得し、そのサーボデータに基づいて上記第
    1または第2の駆動手段の駆動を制御する制御手段とを
    具備したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体の一方面をアクセスするための
    第1のヘッド手段および上記記録媒体の他方面をアクセ
    スするための第2のヘッド手段を第1および第2の駆動
    手段でそれぞれ独立に駆動する磁気ディスク装置の駆動
    制御方法において、 連続するデータトラックを上記記録媒体の一方面と他方
    面に交互に設け、 この各データトラックに対するアクセスを上記第1およ
    び第2のヘッド手段で交互に行うように、上記第1およ
    び第2の駆動手段の駆動を制御することを特徴とする駆
    動制御方法。
  4. 【請求項4】 記録媒体の一方面をアクセスするための
    第1のヘッド手段および上記記録媒体の他方面をアクセ
    スするための第2のヘッド手段を第1および第2の駆動
    手段でそれぞれ独立に駆動するデータ面サーボ方式の磁
    気ディスク装置の駆動制御方法において、 サーボデータを上記記録媒体の一方面と他方面に位相を
    ずらして記録し、 上記記録媒体のアクセス位置に応じて、上記第1または
    第2のヘッド手段によって読出される上記サーボデータ
    を選択的に取得し、 そのサーボデータに基づいて上記第1または第2の駆動
    手段の駆動を制御することを特徴とする駆動制御方法。
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