JP2624705B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JP2624705B2 JP2624705B2 JP62242581A JP24258187A JP2624705B2 JP 2624705 B2 JP2624705 B2 JP 2624705B2 JP 62242581 A JP62242581 A JP 62242581A JP 24258187 A JP24258187 A JP 24258187A JP 2624705 B2 JP2624705 B2 JP 2624705B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- command
- magnetic head
- track
- magnetic
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明は、磁気ディスク装置に関し、特に磁気記録
媒体のトラックを保護する機構の改良に関する。
媒体のトラックを保護する機構の改良に関する。
（従来の技術） 近年、磁気ディスク装置への高密度記録を可能ならし
めるため、例えばバリウム，フェライトなどが用いられ
た磁気記録媒体の記録面に対し垂直に磁化させる垂直磁
気記録方式等が採用されるようになった。
めるため、例えばバリウム，フェライトなどが用いられ
た磁気記録媒体の記録面に対し垂直に磁化させる垂直磁
気記録方式等が採用されるようになった。
その反面、磁気記録媒体には高密度記録を多数繰返し
可能とするため、耐久性を厳しく要求されることにな
る。
可能とするため、耐久性を厳しく要求されることにな
る。
しかしながら、従来の磁気ディスク装置の場合には、
記録，再生動作の終了時に、記録再生のための最終トラ
ックの位置に磁気ヘッドを停止させたままとしていたた
め、使用頻度の高いトラックとそれが低いトラックとの
頻度差が顕著となる。
記録，再生動作の終了時に、記録再生のための最終トラ
ックの位置に磁気ヘッドを停止させたままとしていたた
め、使用頻度の高いトラックとそれが低いトラックとの
頻度差が顕著となる。
（発明が解決しようとする問題点） このように、従来の磁気ディスク装置によると、記録
・再生動作の終了で必ず最終トラックの位置に磁気ヘッ
ドを停止させたままとしたため、使用頻度の高いトラッ
クとそれが低いトラックとの頻度差が顕著となる。その
ため、使用頻度の高いトラックの耐久性を著しく劣化さ
せ、他の使用頻度の低いトラックが健全であっても、磁
気記録媒体全体は高密度記録媒体としての機能を損なう
ことになるという不都合があった。
・再生動作の終了で必ず最終トラックの位置に磁気ヘッ
ドを停止させたままとしたため、使用頻度の高いトラッ
クとそれが低いトラックとの頻度差が顕著となる。その
ため、使用頻度の高いトラックの耐久性を著しく劣化さ
せ、他の使用頻度の低いトラックが健全であっても、磁
気記録媒体全体は高密度記録媒体としての機能を損なう
ことになるという不都合があった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、磁気記録媒体におけ
る各トラック間の使用頻度分布を可及的に均一化するこ
とにある。
もので、その目的とするところは、磁気記録媒体におけ
る各トラック間の使用頻度分布を可及的に均一化するこ
とにある。
（発明の構成） （問題点を解決するための手段） この発明の磁気ディスク装置は、CPUからの命令によ
り記録再生制御部が磁気ヘッドを介して磁気記録媒体の
各トラックへの情報の書き込み及び磁気記録媒体の各ト
ラックに書き込まれた情報を読み出す記録再生制御手段
と、前記記録再生制御手段による記録再生を終了した
後、前記磁気ヘッドを任意の位置に移動させる信号を出
力するランダム発振手段と、前記ランダム発振手段から
の信号に応じて前記磁気ヘッドが任意の位置に移動中
に、前記CPUから前記記録再生制御部に命令を出力する
命令出力手段と、前記命令出力手段から出力された命令
が検索命令で前記磁気ヘッドの位置決めである場合に前
記磁気ヘッドは任意に移動されて停止した位置トラック
と位置決め指定のトラックとの差の分だけ移動させ、前
記命令出力手段から出力された命令がリード／ライト命
令の場合に前記磁気ヘッドは記録・再生を終了した時の
トラックに戻り、前記磁気記録媒体への情報の書込み又
は磁気記録媒体からの情報を読み出す移動制御手段と、
を設けたことを特徴とする。
り記録再生制御部が磁気ヘッドを介して磁気記録媒体の
各トラックへの情報の書き込み及び磁気記録媒体の各ト
ラックに書き込まれた情報を読み出す記録再生制御手段
と、前記記録再生制御手段による記録再生を終了した
後、前記磁気ヘッドを任意の位置に移動させる信号を出
力するランダム発振手段と、前記ランダム発振手段から
の信号に応じて前記磁気ヘッドが任意の位置に移動中
に、前記CPUから前記記録再生制御部に命令を出力する
命令出力手段と、前記命令出力手段から出力された命令
が検索命令で前記磁気ヘッドの位置決めである場合に前
記磁気ヘッドは任意に移動されて停止した位置トラック
と位置決め指定のトラックとの差の分だけ移動させ、前
記命令出力手段から出力された命令がリード／ライト命
令の場合に前記磁気ヘッドは記録・再生を終了した時の
トラックに戻り、前記磁気記録媒体への情報の書込み又
は磁気記録媒体からの情報を読み出す移動制御手段と、
を設けたことを特徴とする。
（作用） このような構成であれば、磁気記録媒体に対する記録
再生を終了した後、磁気ヘッドを任意の位置に移動させ
る信号に応じて磁気ヘッドが任意の位置に移動中に、CP
Uからの命令が検索命令（SEEK命令）で磁気ヘッドの位
置決めである場合、前記磁気ヘッドは任意に移動されて
停止した位置トラックと位置決め指定のトラックとの差
の分だけ移動させ、当該命令がリード／ライト命令の場
合に前記磁気ヘッドは記録・再生を終了した時のトラッ
クに戻り、磁気記録媒体への情報の書込み又は磁気記録
媒体からの情報を読み出す。従って、磁気記録媒体の耐
久性劣化がトラック毎に著しく異なるという弊害を解消
することができる。
再生を終了した後、磁気ヘッドを任意の位置に移動させ
る信号に応じて磁気ヘッドが任意の位置に移動中に、CP
Uからの命令が検索命令（SEEK命令）で磁気ヘッドの位
置決めである場合、前記磁気ヘッドは任意に移動されて
停止した位置トラックと位置決め指定のトラックとの差
の分だけ移動させ、当該命令がリード／ライト命令の場
合に前記磁気ヘッドは記録・再生を終了した時のトラッ
クに戻り、磁気記録媒体への情報の書込み又は磁気記録
媒体からの情報を読み出す。従って、磁気記録媒体の耐
久性劣化がトラック毎に著しく異なるという弊害を解消
することができる。
（実施例） 第１図は、本発明が適用された磁気ディスク装置の一
実施例構成の概略を示すブロック図である。
実施例構成の概略を示すブロック図である。
この一実施例の磁気ディスク装置は、システム全体の
制御中枢となるCPU1と、このCPU1から命令を受けてフロ
ッピーディスクドライブ（FDD）３をコントロールする
フロッピーディスクコントローラ（FDC）２とを基本的
に備えており、更にFDC2内部にはランダムなステップパ
ルスを発生させるランダム発振器４を設けている。
制御中枢となるCPU1と、このCPU1から命令を受けてフロ
ッピーディスクドライブ（FDD）３をコントロールする
フロッピーディスクコントローラ（FDC）２とを基本的
に備えており、更にFDC2内部にはランダムなステップパ
ルスを発生させるランダム発振器４を設けている。
なお、FDD3には、磁気ヘッド５を介して磁気記録媒体
６への情報の書込み及び磁気記録媒体６に書込まれた情
報の読出しを行なうため、FDC2から信号を受けるコント
ロール回路７により、書込み読出しのための演算処理を
行なうR/WIC8と、磁気ヘッド５の移動用キャリッジ11を
移動させる駆動系回路９と、磁気記録媒体６の回転動作
用のスピンドルモータ12を駆動させるモータコントロー
ル回路10とを備える。
６への情報の書込み及び磁気記録媒体６に書込まれた情
報の読出しを行なうため、FDC2から信号を受けるコント
ロール回路７により、書込み読出しのための演算処理を
行なうR/WIC8と、磁気ヘッド５の移動用キャリッジ11を
移動させる駆動系回路９と、磁気記録媒体６の回転動作
用のスピンドルモータ12を駆動させるモータコントロー
ル回路10とを備える。
次に動作を説明すると、まずCPU1からFDC2に命令が与
えられると、その命令によってFDD3が記録再生を行な
う。その命令を終了した後、FDC2内部のランダム発振器
３からランダムなステップパルスをFDD3内のコントロー
ル回路７に与え、キャリッジ11に搭載されている磁気ヘ
ッド５を任意なトラックへ移動させる。
えられると、その命令によってFDD3が記録再生を行な
う。その命令を終了した後、FDC2内部のランダム発振器
３からランダムなステップパルスをFDD3内のコントロー
ル回路７に与え、キャリッジ11に搭載されている磁気ヘ
ッド５を任意なトラックへ移動させる。
また、FDC2がランダムなステップパルスの出力に応じ
て磁気ヘッドが任意の位置に移動中に、CPU1からFDC2へ
命令が与えられた場合、FDC2の状態はBusyでふさがって
いる状態にある。このため、FDD3はFDC2からのランダム
なステップパルスにより磁気ヘッド５を任意に移動させ
た後、CPU1の命令を実行する。その命令がSEEK命令で磁
気ヘッド５の位置決めのためである場合、磁気ヘッド５
は任意に移動されて停止した位置トラックと、位置決め
指定のトラックとの差の分だけ移動し、またリード／ラ
イト命令の場合、記録・再生を終了した時のトラックに
戻り、磁気記録媒体６への情報の書込み、あるいは磁気
記録媒体６から情報の読取りを行なう。
て磁気ヘッドが任意の位置に移動中に、CPU1からFDC2へ
命令が与えられた場合、FDC2の状態はBusyでふさがって
いる状態にある。このため、FDD3はFDC2からのランダム
なステップパルスにより磁気ヘッド５を任意に移動させ
た後、CPU1の命令を実行する。その命令がSEEK命令で磁
気ヘッド５の位置決めのためである場合、磁気ヘッド５
は任意に移動されて停止した位置トラックと、位置決め
指定のトラックとの差の分だけ移動し、またリード／ラ
イト命令の場合、記録・再生を終了した時のトラックに
戻り、磁気記録媒体６への情報の書込み、あるいは磁気
記録媒体６から情報の読取りを行なう。
従って、この一実施例によれば、磁気記録媒体６の各
トラックに対する使用頻度を可及的に一定化することが
可能になる。
トラックに対する使用頻度を可及的に一定化することが
可能になる。
以上説明したように、本発明が適用された磁気ディス
ク装置によれば、記録再生を終了した時、磁気ヘッドを
任意の位置に移動させる信号に応じて磁気ヘッドが任意
の位置に移動中に、CPUからの命令が検索命令で磁気ヘ
ッドの位置決めである場合または当該命令がリード／ラ
イト命令の場合に磁気ヘッドを任意の位置に移動させて
停止させたままにしたので、磁気記録媒体の各トラック
の使用頻度が可及的に均一化され、磁気記録媒体全体の
耐久性劣化を極力回避することができる。
ク装置によれば、記録再生を終了した時、磁気ヘッドを
任意の位置に移動させる信号に応じて磁気ヘッドが任意
の位置に移動中に、CPUからの命令が検索命令で磁気ヘ
ッドの位置決めである場合または当該命令がリード／ラ
イト命令の場合に磁気ヘッドを任意の位置に移動させて
停止させたままにしたので、磁気記録媒体の各トラック
の使用頻度が可及的に均一化され、磁気記録媒体全体の
耐久性劣化を極力回避することができる。
第１図は本発明が適用された磁気ディスク装置の一実施
例の概略を示すブロック図である。 １……CPU、２……フロッピーディスクコントローラ（F
DC）、３……フロッピーディスクドライブ（FDD）、４
……ランダム発振器、５……磁気ヘッド、６……磁気記
録媒体
例の概略を示すブロック図である。 １……CPU、２……フロッピーディスクコントローラ（F
DC）、３……フロッピーディスクドライブ（FDD）、４
……ランダム発振器、５……磁気ヘッド、６……磁気記
録媒体
Claims (1)
- 【請求項１】CPUからの命令により記録再生制御部が磁
気ヘッドを介して磁気記録媒体の各トラックへの情報の
書き込み及び磁気記録媒体の各トラックに書き込まれた
情報を読み出す記録再生制御手段と、 前記記録再生制御手段による記録再生を終了した後、前
記磁気ヘッドを任意の位置に移動させる信号を出力する
ランダム発振手段と、 前記ランダム発振手段からの信号に応じて前記磁気ヘッ
ドが任意の位置に移動中に、前記CPUから前記記録再生
制御部に命令を出力する命令出力手段と、 前記命令出力手段から出力された命令が検索命令で前記
磁気ヘッドの位置決めである場合に前記磁気ヘッドは任
意に移動されて停止した位置トラックと位置決め指定の
トラックとの差の分だけ移動させ、前記命令出力手段か
ら出力された命令がリード／ライト命令の場合に前記磁
気ヘッドは記録・再生を終了した時のトラックに戻り、
前記磁気記録媒体への情報の書込み又は磁気記録媒体か
らの情報を読み出す移動制御手段と、 を設けたことを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62242581A JP2624705B2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62242581A JP2624705B2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | 磁気ディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6486386A JPS6486386A (en) | 1989-03-31 |
| JP2624705B2 true JP2624705B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=17091191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62242581A Expired - Lifetime JP2624705B2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2624705B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60157781A (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-19 | Toshiba Corp | 磁気デイスク装置 |
| JPS61237278A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-22 | Toshiba Corp | 磁気デイスク装置 |
-
1987
- 1987-09-29 JP JP62242581A patent/JP2624705B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6486386A (en) | 1989-03-31 |
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