JPH0793523A - 画像情報処理装置 - Google Patents

画像情報処理装置

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JPH0793523A
JPH0793523A JP5259285A JP25928593A JPH0793523A JP H0793523 A JPH0793523 A JP H0793523A JP 5259285 A JP5259285 A JP 5259285A JP 25928593 A JP25928593 A JP 25928593A JP H0793523 A JPH0793523 A JP H0793523A
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JP5259285A
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Hiroshi Sakuragi
博司 桜木
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】不要な画像データが画像ファイルとして登録さ
れることを防止する。 【構成】文書原稿の画像を読取り、2次元マトリクス
(x,y)形式の画像データを生成するスキャナ装置2
4と、この画像データを格納するページメモリ40と、
画像ファイルを格納する光ディスク19と、画像データ
を画像ファイルとしてディスクメモリ19に登録する処
理部10および38とを設け、さらにこの処理部10お
よび38にページメモリ40内の画像データのマトリク
スにおいてy軸上の座標毎のドット数を計数し、その計
数値に対応する数値データを発生する計数部10と、計
数部10から得られた複数の数値データを射影データと
してそれぞれ格納するための射影レジスタ38aと、こ
の射影データが全て所定値以下であるときに原稿が裏返
しであることを検出しこの原稿の画像データが画像ファ
イルとして光ディスク19に登録されることを禁止する
禁止部10とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般に原稿の画像デ
ータを画像ファイルとして管理する画像情報処理装置に
関し、特に複数の原稿が自動的に読取られる画像情報処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な画像情報処理装置は、複数の文
書原稿の画像データを光ディスクに画像ファイルとして
登録し、登録された画像データを検索および編集可能に
構成される。文書原稿の画像データは、例えば文書原稿
の画像を読取り、この画像に対応する画像データを生成
するイメージスキャナを用いて入力される。
【0003】複数ページの文書原稿の取り扱うことが多
い場合、自動原稿フィーダが文書原稿を自動原稿フィー
ダによって1枚ずつ自動的に読取位置に供給するために
イメージスキャナに設けられる。この場合、文書原稿の
画像は連続的にイメージスキャナによって読取られる。
一般的な文書原稿では、用紙の表側が文書の記述に用い
られ、裏側は空白にされる。
【0004】また、一部の画像情報処理装置は文書原稿
の先頭ページに記入されタイトルを構成する最初の文字
ラインに対応する部分の画像データについて文字認識を
行なうことによりこのタイトルを検出し、検索および編
集処理において所望の画像データを特定する検索用のキ
ーワードとして予め磁気ディスクに設けられる検索キー
ワードテーブルに登録する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数ページ
の文書原稿を自動原稿フィーダに設定する際に、その一
部が裏返しであることがある。イメージスキャナは、裏
返しであるか否かに関係なく、読取位置に供給される原
稿から画像を読取る。読取り画像に対応する画像データ
は全て光ディスクに登録されてしまうため、空白の原稿
画像に対応する画像データが光ディスク内に存在するこ
とに気づかない可能性がある。また、上述の文字認識を
行うためにはタイトル部分の座標範囲を画像情報処理装
置に予め設定する必要があった。
【0006】この発明の目的は、画像読取において優れ
た操作性を有する画像情報処理装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、表面
及び裏面を有する原稿の画像を読取り、読取った画像を
情報記録媒体に記憶し、記憶した画像を情報記憶媒体か
ら再生する画像情報処理装置において、原稿の行方向及
び列方向を有する画像を読取り、複数画素からなる画像
データを生成する画像読取り手段と、この読取り手段で
生成された画像データにおける、前記行方向及び列方向
のいづれか一方の画素数を計数する手段と、この計数手
段による計数結果が所定画素数以下であることを判別す
る手段と、この判別手段の結果に基づき、前記画像読取
手段で読取る原稿の面を表面から裏面に変えることを指
示する手段とを具備したことを特徴とする画像情報処理
装置により達成される。
【0008】さらにこの目的は、文字原稿の画像を読取
り、読取った画像を情報記録媒体に記憶し、記憶した画
像を情報記憶媒体から再生する画像情報処理装置におい
て、文字原稿の行方向及び列方向を有する画像を読取
り、複数の画素からなる画像データを生成する画像読取
り手段と、この読取り手段で生成された画像データにお
ける、前記行方向及び列方向のいづれか一方の方向の画
素数を計数する第1手段と、この第1計数手段により計
数された画素数データから前記行方向及び列方向のいづ
れか他方の方向の画素数データを抽出する第1抽出手段
と、この第1抽出手段により抽出された画素数データか
ら、前記行方向および列方向のいづれか一方の方向画素
数を計数する第2手段と、この第2手段により計数され
た画素数データから、前記行方向および列方向のいづれ
か他方の方向の画素数データを抽出する第2抽出手段
と、前記第1抽出手段および第2抽出手段により抽出さ
れた画素数データにより原稿の文字を認識する手段とを
具備したことを特徴とする画像情報処理措置により達成
される。
【0009】
【作用】この発明によれば、裏返しの原稿が画像読取部
から画像メモリに供給される画像データのマトリクスを
構成する画素数に基づいて検出され、裏返し原稿の画像
データがディスクメモリに画像ファイルとして登録され
ることが禁止される。従って、意味のない画像データが
気づかないうちにディスクメモリに紛れ込むことがな
い。また、原稿上で間隔をあけて並ぶの文字ラインの座
標範囲をこの行方向および列方向の画素数に基づいて検
出できるため、この文字ラインの文字認識においてオペ
レータがこの範囲を指定する必要がない。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例に係る画像情報処
理装置を図面を参照して説明する。この画像情報処理装
置は例えば複数の文書原稿の画像を読取り、読取画像に
対応する画像データを画像ファイルとして管理するため
に用いられる。
【0011】図1はこの画像情報処理装置の構成を示
す。この画像情報処理装置は、制御モジュール10、メ
モリモジュール12、画像処理モジュール14、通信制
御モジュール16、スキャナ装置18、光ディスク1
9、並びに光ディスク装置20、キーボード23、CR
Tディスプレイ装置24、プリンタ装置25、磁気ディ
スク26および磁気ディスク装置27、マウス29、シ
ステムバス30、画像バス32、文字認識部39および
アドレス発生部43を備える。
【0012】制御モジュール10は、画像の登録、検
索、編集、その他の様々な処理を制御するCPU34
と、光ディスク装置20および磁気ディスク装置27を
CPU34に接続するためのインターフェース回路36
とを含む。キーボード23およびマウス29はCPU3
4に接続される。
【0013】メモリモジュール12は、CPU34によ
って実行される制御プログラム、管理情報、およびワー
クデータ等を一時的に格納するメインメモリ38と、例
えば光ディスク19に書込まれる画像データおよび光デ
ィスク19から読出される画像データを一時的に格納す
る画像メモリであり、数ページ分のA4サイズ原稿に対
応する画像データを格納できる記憶容量を有するページ
メモリ40と、表示用インターフェースとを含む。ペー
ジメモリ40の一部はバッファメモリ40aを構成す
る。表示用インターフェースはCRTディスプレイ装置
24の表示ウインドウ内に実際に表示すべき画像データ
を一時的に格納する表示メモリ42と、および表示メモ
リ42に格納された画像データをCRTディスプレイ装
置24に表示するための制御を行なう表示制御部44と
で構成される。表示メモリ42は例えばページメモリ4
0に格納された画像データおよびバッファメモリ40a
に格納された画像データについて拡大、縮小、回転、挿
入、白黒反転等の処理を行って得られた画像データを受
け取る。
【0014】画像処理モジュール14は、画像データの
拡大および縮小処理を行なう拡大縮小回路46と、画像
の回転処理を行なう縦横変換回路48と、冗長度を低下
させる符号化により画像データを圧縮し、符号化により
低下した冗長度を元に戻す複合化により画像データを伸
張する圧縮伸張回路(CODEC)50と、スキャナ装
置18に接続されるスキャナインターフェース52、プ
リンタ装置25に接続されるプリンタインターフェース
54と、これらを相互接続する内部バス56を含む。圧
縮伸張回路50では、画像データの帯域圧縮および帯域
伸張がModifiedHuffman(MH)方式、あるいはModifie
d Read (MR)方式を用いて行われる。
【0015】通信制御モジュール16は、ローカルエリ
アネットワーク(LAN)通信用に設けられるバス通信
プロセッサ(BCP)、ファクシミリ通信用に設けられ
るファクシミリ通信プロセッサ(FCP)、あるいは外
部機器、例えばパソコンとの通信用に設けられる汎用通
信プロセッサ(UCP)のような通信インタフェース5
8で構成される。
【0016】システムバス30は制御モジュール10、
メモリモジュール12、画像処理モジュール14、通信
制御モジュール16、アドレス発生部43、および文字
認識部39に接続される。制御信号はこのシステムバス
30を介してこれらコンポーネント間で転送される。画
像バス32はメモリモジュール12、画像処理モジュー
ル14、および通信制御モジュール16、および文字認
識部39に接続される。画像データはこの画像バス32
を介してこれらコンポーネント間を転送される。アドレ
ス発生部43はさらにアドレス指定のためにページメモ
リ40に接続される。
【0017】スキャナ装置18は、複数の原稿を順次自
動的に読取位置にフィードする自動原稿フィーダ(AD
F)18aを有し、この読取位置に設定された原稿をレ
ーザビーム光で2次元的に走査することにより原稿画像
を読取って、ブランク”0”およびドット”1”がこの
読取画像に対応して配置される2次元マトリクス形式の
画像データを生成する。原稿がA4サイズであるとき、
画像データのマトリクス(x,y)は1800×240
0ビットで構成される。
【0018】光ディスク装置20は光ディスク19をア
クセスするためのインターフェース20aを有し、スキ
ャナ装置18から得られた画像データを順次光ディスク
19に書き込むと共に、特定の検索コードによって指定
された画像データを光ディスク19から読出すために用
いられる。
【0019】CRTディスプレイ装置24はスキャナ装
置18によって得られた画像データおよび光ディスク1
9に記録された画像データを表示するために用いられ
る。その表示ウインドウの上端、下端、および右端に
は、アイコン等が表示される。
【0020】キーボード23は光ディスク19に記録さ
れた画像データの検索コード(キーワード)、および処
理命令等を入力するために用いられる。マウス29は、
CRTディスプレイ装置24の表示ウインドウ内に表示
されるカーソル(図示せず)を上、下、左、および右方
向に移動させ、カーソル位置に対応した動作モード、画
像編集領域、アイコン、その他を指定するために用いら
れる。
【0021】プリンタ装置25は、スキャナ装置18に
よって得られた画像データ、光ディスク19に記録され
た画像データ、CRTディスプレイ装置24上に表示さ
れた画像データをハードコピーとして印字するために用
いられる。
【0022】磁気ディスク装置27は画像ファイル管理
のために予め用意される様々CPU34の制御プログラ
ム、並びに光ディスク19に画像ファイルとして登録さ
れた画像データを検索するための検索情報として文書管
理テーブルを格納する磁気ディスク26をアクセスす
る。この文書管理テーブルはタイトル管理テーブル26
a、検索キーワードテーブル26b、ページ管理テーブ
ル26c、およびレコード管理テーブル26dによって
構成される。タイトル管理テーブル26aは、複数の登
録番号と、各登録番号に対応して設定される書類番号お
よびタイトルとで構成される。検索キーワードテーブル
26bはタイトル管理テーブル26aのそれと同じ登録
番号と、各登録番号に対応して設定される複数の検索キ
ーワードとで構成される。ページ管理テーブル26c
は、タイトル管理テーブル26aのそれと同じ登録番号
と、各登録番号に対応する書類の全ページ番号と、各ペ
ージ番号に対応して設定されるレコード番号とで構成さ
れる。レコード管理テーブル26dは、ページ管理テー
ブル26cに設定された全レコード番号と、各レコード
番号に対応する画像データの先頭が記憶されたアドレス
を表す光ディスク19の記憶アドレス、この画像データ
の長さを表す画像長、この画像データの圧縮方式、解像
度のような属性を表す画像属性、およびこの画像データ
が検索された回数を表す検索頻度等で構成される。記憶
アドレスは論理的なアドレスであり、光ディスク19の
物理トラックアドレス、および物理セクタアドレスは実
際のアクセス時においてこの論理アドレスに対応して算
出される。
【0023】アドレス発生部43はページメモリ40に
格納された画像データの範囲を指定するためにページメ
モリ40のアドレスを発生する。文字認識部39はこの
アドレス発生部43を用いて指定された範囲の画像デー
タについて文字認識を行ない、この範囲の画像データに
よって表される文字ラインの各文字を認識する。この文
字認識のため、磁気ディスク26は様々な文字フォント
データで構成される文字認識用辞書をさらに格納する。
【0024】上述のメインメモリ38には、第1、第
2、および第3射影レジスタ38a、38b、および3
8cが登録モードにおいてスキャナ装置18から得られ
ページメモリ40に格納された画像データの射影処理の
ために設けられる。第1射影レジスタ38aは画像デー
タのマトリクスを構成するブランクおよびドットのうち
のドットをy軸に射影して得られるドット数に比例した
複数の射影データをそれぞれ格納する。第2射影レジス
タ38bは画像データのマトリクスを構成するブランク
およびドットのうちのドットをx軸に射影して得られる
ドット数に比例した複数の射影データをそれぞれ格納す
る。第2射影レジスタ38cは原稿上で間隔をあけて並
ぶ文字ラインに直交する軸方向において制限された画像
データの部分的マトリクスを構成するブランクおよびド
ットのうちのドットをこの文字ラインに平行する軸に射
影して得られるドット数に比例した複数の射影データを
それぞれ格納する。第1射影レジスタ38aの内容は裏
返しの原稿を検出するために用いられ、さらに第1から
第3射影レジスタ38a、38b、および38cの内容
はタイトル部分の画像データについて文字認識を行うた
めに用いられる。第1射影レジスタ38aの記憶容量は
2400個の8ビット射影データを格納するために24
00バイトに設定され、第2射影レジスタ38bの記憶
容量は1800個の8ビット射影データを格納するため
に1800バイトに設定され、第3射影レジスタ38c
の記憶容量は2400個または1800個の8ビット射
影データを格納するために2400バイトに設定され
る。(但し、スキャナ装置18の解像度が高い場合に
は、y軸およびx軸への射影を間引きして格納すべき射
影データ数を減らすこともできる。)以下、この画像情
報処理装置の画像登録動作を図3を参照して説明する。
【0025】この画像登録動作はCPU34がメインメ
モリ38に格納された制御プログラムを実行することに
より行われる。この画像登録動作が開始されると、最初
に登録モードの設定および検索コードの入力が行われ
る。この後、文書原稿がスキャナ装置18の自動原稿フ
ィーダ18aに設定されたか繰り返しチェックされる。
CPU34は原稿設定の完了に伴ってスキャナ装置18
に1ページ分の画像を読取らせ、このスキャナ装置18
から供給される2次元マトリクス形式の画像データをペ
ージメモリ40に格納させ、この画像データに関して射
影処理を行なう。
【0026】この射影処理において、CPU34はペー
ジメモリ40に格納された画像データのマトリクスにお
いてy軸上の座標毎のドット数を計数し、その計数値に
対応する数値データを発生する。こうして得られた24
00個の数値データはy軸への射影データとしてそれぞ
れ第1射影レジスタ38aに格納される。CPU34
は、さらにページメモリ40に格納された画像データの
マトリクスにおいてx軸上の座標毎のドット数を計数
し、その計数値に対応する数値データを発生する。こう
して得られた1800個の数値データはx軸への射影デ
ータとしてそれぞれ第2射影レジスタ38bに格納され
る。この後、第1射影レジスタ38aに格納された射影
データが全てゼロ付近の所定値以下であるかどうかをチ
ェックする。もし全射影データがこの所定値以下である
場合、原稿が裏返しであると決定し、ディスプレイ装置
24に注意メッセージを表示させ、この画像データを登
録すべきかオペレータに問い合わせる。オペレータは原
稿が裏返しであることを確認すると、この原稿を正しい
向きに戻してキーボード23から登録禁止命令を入力す
る。続いて、CPU34はこの登録禁止命令が入力され
たことを検出すると、ページメモリに格納された画像デ
ータ、および第1および第2射影レジスタ38aおよび
38bの内容を削除し、この原稿画像をもう一度読取る
ために原稿セット完了直後のステップに戻る。(但し、
裏返しの原稿読取りを全ページ読取後に行なうよう構成
した場合には、オペレータのキー操作を確認せずに上述
のデータ削除を行ってもよい。)他方、登録許可命令が
キーボード23から入力された場合、および第1射影レ
ジスタ38aに格納された全射影データが上述の所定値
よりも大きい場合、この画像登録処理がページメモリ4
0に格納された画像データを画像ファイルとして光ディ
スク19に登録するために行われる。この後、次の原稿
読取りを行うために再び原稿セット完了直後のステップ
に戻る。もし、次の原稿がなければ、画像登録動作が終
了する。
【0027】図4は一般原稿の表側画像に対応して得ら
れるx軸およびy軸方向への射影を示し、図5は一般原
稿の裏側画像に対応して得られるx軸およびy軸方向へ
の射影を示す。第1および第2射影レジスタ38aおよ
び38bの内容は、この射影を数値として表す。これら
の図から分かるように、原稿の裏側画像が読取られた場
合には、これを容易に検出できる。
【0028】また、図6は上述の登録処理で付加的に行
われるタイトルの認識処理を示す。この認識処理では、
CPU34が原稿上で間隔をあけて並ぶ複数の文字ライ
ンのうちの第1番目の文字ラインであるタイトルの座標
範囲を第1および第2射影レジスタ38aおよび38b
に格納された射影データの数値分布に基づいてタイトル
の文字ラインに直交する軸上において指定する。続い
て、CPU34はこうして指定した直交軸上の座標範囲
に制限される画像データのマトリクスにおいてこのタイ
トルの文字ラインに平行する軸上の座標毎のドット数を
計数し、その計数値に対応する数値データを生成する。
これにより得られる2400個あるいは1800個の数
値データはそれぞれ射影データとして第3射影レジスタ
38cに格納される。さらにCPU34は、第3射影レ
ジスタ38cに格納された射影データの数値分布からタ
イトルの文字ラインの座標範囲をこの文字ラインに平行
する軸上において指定し、こうして指定されたタイトル
の文字ラインに直行する軸および平行する軸上の座標範
囲に対応する部分の画像データについて文字認識部39
に文字認識を行わせる。続いて、この文字認識で得られ
たタイトルを確認する。タイトルに誤りがある場合に
は、座標修正を行って再度文字認識部39に文字認識を
行わせる。こうして、正しいタイトルが認識されると認
識処理が終了する。
【0029】上述の実施例の画像情報処理装置によれ
ば、裏返しの原稿がスキャナ装置18からページメモリ
40に供給される画像データのマトリクスを構成するブ
ランクおよびドットのうちのドット数に基づいて検出さ
れ、裏返し原稿の画像データが光ディスク19に画像フ
ァイルとして登録されることが禁止される。従って、意
味のない画像データが気づかないうちにディスクメモリ
に紛れ込むことがない。さらに、画像データのタイトル
部分の座標範囲を射影データ基づいて自動的に検出する
ことができる。
【0030】尚、この実施例では、裏返しの原稿が第1
射影レジスタ38aの内容に基づいて検出されたが、第
2射影レジスタ38bの内容に基づいて検出されてもよ
い。
【0031】また、この実施例では、タイトルの文字ラ
インがx軸あるいはy軸の一方に平行に設定される場合
について述べたが、これが常に例えばx軸に平行に設定
されるような場合には、第2射影レジスタ38bとこれ
に関する処理を省略できる。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、原稿画像の画像デー
タから射影データが作成される。裏返しの原稿はこの射
影データに基づいて検出されるため、不要な画像データ
が画像ファイルとして登録されることを防止できる。ま
た、原稿上で間隔をあけて並ぶの文字ラインの座標範囲
をこの射影データに基づいて検出できるため、この文字
ラインの文字認識においてオペレータがこの範囲を指定
する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る画像情報処理装置の
回路構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す磁気ディスクに設けられる文書管理
テーブルを示す図である。
【図3】図1に示す画像情報処理装置の画像登録動作を
説明するためのフローチャートである。
【図4】一般原稿の表側画像に対応して得られるx軸お
よびy軸方向への射影を示す図である。
【図5】一般原稿の裏側画像に対応して得られるx軸お
よびy軸方向への射影を示す図である。
【図6】図3に示す登録処理において付加的に行われる
タイトル認識処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】 10…制御モジュール、23…キーボード、24…CR
Tディスプレイ装置、29…マウス、26…磁気ディス
ク、39…文字認識部、38…メインメモリ、38a…
第1射影レジスタ、38b…第2射影レジスタ、38c
…第3射影レジスタ、40…ページメモリ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面及び裏面を有する原稿の画像を読取
    り、読取った画像を情報記録媒体に記憶し、記憶した画
    像を情報記憶媒体から再生する画像情報処理装置におい
    て、原稿の行方向及び列方向を有する画像を読取り、複
    数画素からなる画像データを生成する画像読取り手段
    と、この読取り手段で生成された画像データにおける、
    前記行方向及び列方向のいづれか一方の画素数を計数す
    る手段と、この計数手段による計数結果が所定画素数以
    下であることを判別する手段と、この判別手段の結果に
    基づき、前記画像読取手段で読取る原稿の面を表面から
    裏面に変えることを指示する手段とを具備したことを特
    徴とする画像情報処理装置。
  2. 【請求項2】 文字原稿の画像を読取り、読取った画像
    を情報記録媒体に記憶し、記憶した画像を情報記憶媒体
    から再生する画像情報処理装置において、文字原稿の行
    方向及び列方向を有する画像を読取り、複数の画素から
    なる画像データを生成する画像読取り手段と、この読取
    り手段で生成された画像データにおける、前記行方向及
    び列方向のいづれか一方の方向の画素数を計数する第1
    手段と、この第1計数手段により計数された画素数デー
    タから前記行方向及び列方向のいづれか他方の方向の画
    素数データを抽出する第1抽出手段と、この第1抽出手
    段により抽出された画素数データから、前記行方向およ
    び列方向のいづれか一方の方向画素数を計数する第2手
    段と、この第2手段により計数された画素数データか
    ら、前記行方向および列方向のいづれか他方の方向の画
    素数データを抽出する第2抽出手段と、前記第1抽出手
    段および第2抽出手段により抽出された画素数データに
    より原稿の文字を認識する手段とを具備したことを特徴
    とする画像情報処理措置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009006572A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 画像入出力装置及び画像入出力方法

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JP2009006572A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 画像入出力装置及び画像入出力方法

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