JPH079254A - 放電加工機 - Google Patents
放電加工機Info
- Publication number
- JPH079254A JPH079254A JP15844693A JP15844693A JPH079254A JP H079254 A JPH079254 A JP H079254A JP 15844693 A JP15844693 A JP 15844693A JP 15844693 A JP15844693 A JP 15844693A JP H079254 A JPH079254 A JP H079254A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface roughness
- processing
- measured
- specified
- depth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】指定された面粗さが得られ、後工程の作業を省
略することができる放電加工機を提供すること。 【構成】面粗さを測定する面粗さ測定器と、加工条件テ
ーブルと、加工条件変更手段とを備え、測定した面粗さ
と指令された面粗さとを比較し、測定した面粗さが指令
された面粗さと相違するときには、指令された面粗さが
得られる加工条件に変更する機能を設ける。
略することができる放電加工機を提供すること。 【構成】面粗さを測定する面粗さ測定器と、加工条件テ
ーブルと、加工条件変更手段とを備え、測定した面粗さ
と指令された面粗さとを比較し、測定した面粗さが指令
された面粗さと相違するときには、指令された面粗さが
得られる加工条件に変更する機能を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放電加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭55−31567号公報には、電
極と検出子を載置した電極交換装置を備え、加工形状を
検査しながら加工をする放電加工機が開示されている。
この装置を用いると寸法精度を向上させることができ
た。
極と検出子を載置した電極交換装置を備え、加工形状を
検査しながら加工をする放電加工機が開示されている。
この装置を用いると寸法精度を向上させることができ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、面粗さの精度
については確認ができず、後工程で面粗さを修正しなけ
ればならないことがあった。◆本発明の目的は、上記し
た課題を解決し、指定された面粗さが得られ、後工程の
作業を省略することができる放電加工機を提供するにあ
る。
については確認ができず、後工程で面粗さを修正しなけ
ればならないことがあった。◆本発明の目的は、上記し
た課題を解決し、指定された面粗さが得られ、後工程の
作業を省略することができる放電加工機を提供するにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、面粗さ
を測定する面粗さ測定器と、加工条件テーブルと、加工
条件変更手段とを備え、測定した面粗さと指令された面
粗さとを比較し、測定した面粗さが指令された面粗さと
相違するときには、指令された面粗さが得られる加工条
件に変更する機能を設けることにより解決される。
を測定する面粗さ測定器と、加工条件テーブルと、加工
条件変更手段とを備え、測定した面粗さと指令された面
粗さとを比較し、測定した面粗さが指令された面粗さと
相違するときには、指令された面粗さが得られる加工条
件に変更する機能を設けることにより解決される。
【0005】
【作用】測定した面粗さが指令された面粗さと相違する
とき、指令された面粗さが得られる加工条件に変更して
追加工するから、指令された面粗さが得られる。
とき、指令された面粗さが得られる加工条件に変更して
追加工するから、指令された面粗さが得られる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例示す放電加工機の構
成図、図2は加工方法のフローチャートである。◆同図
において、1は機械本体。2は加工電源。3は制御装置
で、加工条件テーブルを記憶し、各部を制御する。4は
面粗さ測定器で、電極交換装置5に載置された検出子6
の変化量から面粗さを測定する。◆以下、図3に示すワ
ーク7の加工部8の底面9の面粗さを指令された面粗さ
に仕上げる場合を例にとり、作業手順を説明する。な
お、電極交換装置5には、加工部8を加工できる加工用
の電極と面粗さの測定に使用する検出子6を装着してお
く。◆ 加工条件,加工深さ,目標面粗さ等の加工に必要な指
令を制御装置3に入力する(S100)。なお、加工深
さと目標面粗さには、それぞれの指令値だけでなく上限
値と下限値も入力しておく。◆ 機械本体1に使用する電極を装着する(S110)。
◆ 加工を開始する(S120)。◆ 加工深さの下限値(穴加工の場合、浅い側)で加工を
終了する(S130)。 測定する加工面を洗浄し、加工部8の洗浄液を抜き取
る。なお、加工部8を洗浄するための洗浄液は加工液で
もよい(S140)。◆ 電極と検出子6を交換し、加工面の加工深さと面粗さ
を、下記の手順a〜cにより測定する(S150,S1
60)。◆ 手順a:検出子6をワーク7の上面に接触させ、接触し
た位置を基準位置とする。◆ 手順b:検出子6が底面9に接触する位置を測定する。
この位置と基準位置との差を求める。◆ 手順c:検出子6を底面9に接触させた状態で、検出子
6をX方向とY方向にそれぞれ一定量ずつ移動させ、検
出子6の振幅から底面9加工面の面粗さを測定する。◆ 先ず、上記手順bで求めた加工深さと、指定された加
工深さを比較する。そして、下限値よりも浅いときには
加工を必要とする値を、また、下限値よりも深いときに
は余裕量を求める。次に、測定した面粗さと指令された
面粗さとを比較する(S170)。◆ 下記(ィ)〜(ニ)に応じて追加工の必要性を判断を
する(S180)。◆そして、(ィ)の場合はS200
へ、それ以外の場合はS190へ移る。◆(ィ)加工し
た深さと面粗さとが指定された範囲内にあるとき:加工
を終了する。◆(ロ)加工した深さが下限値よりも浅
く、面粗さは指定された範囲内にあるとき:S110に
戻り、加工条件を変えずに加工深さの指令値まで追加工
する。◆(ハ)面粗さが下限値よりも粗く、加工深さは
指定された範囲内にあるとき:加工条件テーブルを参照
して加工条件を面粗さを細かくできる条件に変更した
後、S110に戻る。なお、この場合は加工深さはその
ままとしてもよいし、あるいは指令値まで追加工しても
よい。◆ 加工を終了する(S200)。◆ なお、本実施例では、底面9の面粗さを指令された面粗
さに仕上げる場合を説明したが、図3に点線で示すL型
の検出子6を使用することにより側面の面粗さも管理で
きることはいうまでもない。
成図、図2は加工方法のフローチャートである。◆同図
において、1は機械本体。2は加工電源。3は制御装置
で、加工条件テーブルを記憶し、各部を制御する。4は
面粗さ測定器で、電極交換装置5に載置された検出子6
の変化量から面粗さを測定する。◆以下、図3に示すワ
ーク7の加工部8の底面9の面粗さを指令された面粗さ
に仕上げる場合を例にとり、作業手順を説明する。な
お、電極交換装置5には、加工部8を加工できる加工用
の電極と面粗さの測定に使用する検出子6を装着してお
く。◆ 加工条件,加工深さ,目標面粗さ等の加工に必要な指
令を制御装置3に入力する(S100)。なお、加工深
さと目標面粗さには、それぞれの指令値だけでなく上限
値と下限値も入力しておく。◆ 機械本体1に使用する電極を装着する(S110)。
◆ 加工を開始する(S120)。◆ 加工深さの下限値(穴加工の場合、浅い側)で加工を
終了する(S130)。 測定する加工面を洗浄し、加工部8の洗浄液を抜き取
る。なお、加工部8を洗浄するための洗浄液は加工液で
もよい(S140)。◆ 電極と検出子6を交換し、加工面の加工深さと面粗さ
を、下記の手順a〜cにより測定する(S150,S1
60)。◆ 手順a:検出子6をワーク7の上面に接触させ、接触し
た位置を基準位置とする。◆ 手順b:検出子6が底面9に接触する位置を測定する。
この位置と基準位置との差を求める。◆ 手順c:検出子6を底面9に接触させた状態で、検出子
6をX方向とY方向にそれぞれ一定量ずつ移動させ、検
出子6の振幅から底面9加工面の面粗さを測定する。◆ 先ず、上記手順bで求めた加工深さと、指定された加
工深さを比較する。そして、下限値よりも浅いときには
加工を必要とする値を、また、下限値よりも深いときに
は余裕量を求める。次に、測定した面粗さと指令された
面粗さとを比較する(S170)。◆ 下記(ィ)〜(ニ)に応じて追加工の必要性を判断を
する(S180)。◆そして、(ィ)の場合はS200
へ、それ以外の場合はS190へ移る。◆(ィ)加工し
た深さと面粗さとが指定された範囲内にあるとき:加工
を終了する。◆(ロ)加工した深さが下限値よりも浅
く、面粗さは指定された範囲内にあるとき:S110に
戻り、加工条件を変えずに加工深さの指令値まで追加工
する。◆(ハ)面粗さが下限値よりも粗く、加工深さは
指定された範囲内にあるとき:加工条件テーブルを参照
して加工条件を面粗さを細かくできる条件に変更した
後、S110に戻る。なお、この場合は加工深さはその
ままとしてもよいし、あるいは指令値まで追加工しても
よい。◆ 加工を終了する(S200)。◆ なお、本実施例では、底面9の面粗さを指令された面粗
さに仕上げる場合を説明したが、図3に点線で示すL型
の検出子6を使用することにより側面の面粗さも管理で
きることはいうまでもない。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、指
令された面粗さを得ることができ、後工程の作業を省略
することができるという効果がある。
令された面粗さを得ることができ、後工程の作業を省略
することができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例示す放電加工機の構成図。
【図2】本発明の一実施例示す加工方法のフローチャー
ト。
ト。
【図3】加工例を示す図。
3 制御装置 4 面粗さ測定器 5 電極交換装置 6 検出子
フロントページの続き (72)発明者 金子 真一 神奈川県海老名市上今泉2100番地 日立精 工株式会社内 (72)発明者 加藤 友嗣 神奈川県海老名市上今泉2100番地 日立精 工株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】面粗さを測定する面粗さ測定器と、加工条
件テーブルと、加工条件変更手段とを備え、測定した面
粗さと指令された面粗さとを比較し、測定した面粗さが
指令された面粗さと相違するときには、指令された面粗
さが得られる加工条件に変更する機能を設けたことを特
徴とする放電加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15844693A JPH079254A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 放電加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15844693A JPH079254A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 放電加工機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079254A true JPH079254A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15671943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15844693A Withdrawn JPH079254A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 放電加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079254A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5847352A (en) * | 1996-10-31 | 1998-12-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for electrical discharge machining |
JP2014076529A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-01 | Fanuc Ltd | Ncプログラム作成機能を備えたワイヤ放電加工機 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP15844693A patent/JPH079254A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5847352A (en) * | 1996-10-31 | 1998-12-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for electrical discharge machining |
JP2014076529A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-01 | Fanuc Ltd | Ncプログラム作成機能を備えたワイヤ放電加工機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |