JPH0791535A - 自動変速機搭載車のクリープ防止装置 - Google Patents
自動変速機搭載車のクリープ防止装置Info
- Publication number
- JPH0791535A JPH0791535A JP26291793A JP26291793A JPH0791535A JP H0791535 A JPH0791535 A JP H0791535A JP 26291793 A JP26291793 A JP 26291793A JP 26291793 A JP26291793 A JP 26291793A JP H0791535 A JPH0791535 A JP H0791535A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- retarder
- automatic transmission
- creep
- retarder device
- Prior art date
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- Withdrawn
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/20—Preventing gear creeping ; Transmission control during standstill, e.g. hill hold control
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/20—Preventing gear creeping ; Transmission control during standstill, e.g. hill hold control
- F16H2061/207—Preventing gear creeping ; Transmission control during standstill, e.g. hill hold control by neutral control
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セレクトレバーを走行段のまま停車しても、
クリープによって車両が動き出すことなく、完全に停止
状態が保持されるようにする。 【構成】 プロペラシャフト４にリターダ装置７が設置
される。コントローラ１３が車速センサ１４とアイドル
スイッチ１７の信号を基に、リターダ駆動装置１６へ制
御指令を出し、車両が停止状態でかつアイドリング状態
にあるときリターダ装置７を締結状態とする。これによ
り、停車するとセレクトレバー８の位置に関わらず自動
変速機３の出力側が固定され、クリープによる車両の動
き出しが防止される。リターダ装置の締結により、再発
進に際してセレクトレバーを操作してもセレクトショッ
クが発生せず、またアクセルペダルが踏まれてアイドル
状態から脱すると同時にリターダ装置が開放されるか
ら、発進の応答性も高い。
クリープによって車両が動き出すことなく、完全に停止
状態が保持されるようにする。 【構成】 プロペラシャフト４にリターダ装置７が設置
される。コントローラ１３が車速センサ１４とアイドル
スイッチ１７の信号を基に、リターダ駆動装置１６へ制
御指令を出し、車両が停止状態でかつアイドリング状態
にあるときリターダ装置７を締結状態とする。これによ
り、停車するとセレクトレバー８の位置に関わらず自動
変速機３の出力側が固定され、クリープによる車両の動
き出しが防止される。リターダ装置の締結により、再発
進に際してセレクトレバーを操作してもセレクトショッ
クが発生せず、またアクセルペダルが踏まれてアイドル
状態から脱すると同時にリターダ装置が開放されるか
ら、発進の応答性も高い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機を搭載した
車両におけるクリープ防止装置に関する。
車両におけるクリープ防止装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】トルクコンバータを備える自動変速機を
搭載した車両においては、一時停車などでセレクトレバ
ーのセレクト位置を走行段に置いたままにしておくと、
第１速の状態となり、エンジンがアイドリング状態であ
っても駆動力が発生して車両が低速ながら動くクリープ
現象が生じる。このようなクリープ対策として、例えば
特公昭４８−２１２号公報には、とくに駆動力の大きい
第１速を避け、アイドリングなど低負荷状態においては
第２速状態に戻るようにしてクリープ力を低減させ、高
負荷状態での発進時にのみ第１速とする変速制御装置が
開示されている。
搭載した車両においては、一時停車などでセレクトレバ
ーのセレクト位置を走行段に置いたままにしておくと、
第１速の状態となり、エンジンがアイドリング状態であ
っても駆動力が発生して車両が低速ながら動くクリープ
現象が生じる。このようなクリープ対策として、例えば
特公昭４８−２１２号公報には、とくに駆動力の大きい
第１速を避け、アイドリングなど低負荷状態においては
第２速状態に戻るようにしてクリープ力を低減させ、高
負荷状態での発進時にのみ第１速とする変速制御装置が
開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、通常の再発進時には第１速に切り替わら
なければならないため、変速ショックの悪化を受容しな
ければならない。しかも、クリープ力のレベルは低減さ
れるが、これを完全にゼロにするものではなく、低いな
がら依然として若干のクリープ力が発生し、車両の動き
が避けられない。そのため、ドライバは車両のブレーキ
を踏み続けるかあるいはセレクトレバーを中立位置に戻
す必要がある。したがって本発明は、上記従来の問題点
に鑑み、セレクトレバーを走行段のまま停車しても、ク
リープによって車両が動き出すことなく、完全に停止状
態が保持されるようにした自動変速機搭載車のクリープ
防止装置を提供することを目的とする。
来の装置では、通常の再発進時には第１速に切り替わら
なければならないため、変速ショックの悪化を受容しな
ければならない。しかも、クリープ力のレベルは低減さ
れるが、これを完全にゼロにするものではなく、低いな
がら依然として若干のクリープ力が発生し、車両の動き
が避けられない。そのため、ドライバは車両のブレーキ
を踏み続けるかあるいはセレクトレバーを中立位置に戻
す必要がある。したがって本発明は、上記従来の問題点
に鑑み、セレクトレバーを走行段のまま停車しても、ク
リープによって車両が動き出すことなく、完全に停止状
態が保持されるようにした自動変速機搭載車のクリープ
防止装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、自動
変速機の出力側に設けられたリターダ装置と、車両の走
行速度を検出する車速検出手段と、エンジンのアイドリ
ング状態を検出するアイドリング状態検出手段と、前記
車速検出手段およびアイドリング状態検出手段からの信
号を基に、車両が停止状態でかつアイドリング状態にあ
るときリターダ装置を締結状態とする制御手段とを有す
るものとした。
変速機の出力側に設けられたリターダ装置と、車両の走
行速度を検出する車速検出手段と、エンジンのアイドリ
ング状態を検出するアイドリング状態検出手段と、前記
車速検出手段およびアイドリング状態検出手段からの信
号を基に、車両が停止状態でかつアイドリング状態にあ
るときリターダ装置を締結状態とする制御手段とを有す
るものとした。
【０００５】
【作用】車両が停止状態でかつアイドリング状態になる
と、リターダ装置が締結状態となるから自動変速機の出
力側が固定される。これにより、セレクトレバーのセレ
クト位置がどのポジションにあっても、自動変速機のク
リープによる意図しない車両の動き出しが完全に防止さ
れる。停車状態では上記のようにリターダ装置が締結さ
れているから、再発進に際して、例えばＮレンジからＤ
レンジへセレクトレバーを操作したときにもセレクトシ
ョックが発生しない。そして、アクセルペダルが踏まれ
てアイドリング状態から脱すると同時にリターダ装置が
開放されるから、発進の応答性も高い。
と、リターダ装置が締結状態となるから自動変速機の出
力側が固定される。これにより、セレクトレバーのセレ
クト位置がどのポジションにあっても、自動変速機のク
リープによる意図しない車両の動き出しが完全に防止さ
れる。停車状態では上記のようにリターダ装置が締結さ
れているから、再発進に際して、例えばＮレンジからＤ
レンジへセレクトレバーを操作したときにもセレクトシ
ョックが発生しない。そして、アクセルペダルが踏まれ
てアイドリング状態から脱すると同時にリターダ装置が
開放されるから、発進の応答性も高い。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の実施例を示す。 トルクコン
バータ２を介して自動変速機３がエンジン１と接続され
ており、自動変速機３の出力がプロペラシャフト４で駆
動車軸５のデファレンシャルギア６に伝達されるように
なっている。自動変速機３は、その変速機構部１１と、
コントローラ１３からの制御指令を受けて変速機構部１
１を駆動する油圧制御装置１２を備え、出力軸の回転数
を基に車速信号を出力する車速センサ１４が付設されて
いる。そして油圧制御装置１２はセレクトレバー８に連
結され、そのセレクトされたポジションとコントローラ
１３からの制御指令に基づいて所要の変速段を実現す
る。 とくに図示しないが、油圧制御装置１２において
は、マニュアルバルブを備え、このマニュアルバルブが
マニュアルプレートを介して上記のセレクトレバー８と
連結されている。
バータ２を介して自動変速機３がエンジン１と接続され
ており、自動変速機３の出力がプロペラシャフト４で駆
動車軸５のデファレンシャルギア６に伝達されるように
なっている。自動変速機３は、その変速機構部１１と、
コントローラ１３からの制御指令を受けて変速機構部１
１を駆動する油圧制御装置１２を備え、出力軸の回転数
を基に車速信号を出力する車速センサ１４が付設されて
いる。そして油圧制御装置１２はセレクトレバー８に連
結され、そのセレクトされたポジションとコントローラ
１３からの制御指令に基づいて所要の変速段を実現す
る。 とくに図示しないが、油圧制御装置１２において
は、マニュアルバルブを備え、このマニュアルバルブが
マニュアルプレートを介して上記のセレクトレバー８と
連結されている。
【０００７】また、プロペラシャフト４と車体側との間
には、多板クラッチ式のリターダ装置７が付設され、リ
ターダ駆動装置１６により作動されるようになってい
る。リターダ装置７は、その多板クラッチを締結させる
ことによりプロペラシャフト４に対する制動力を生じる
ようになっている。
には、多板クラッチ式のリターダ装置７が付設され、リ
ターダ駆動装置１６により作動されるようになってい
る。リターダ装置７は、その多板クラッチを締結させる
ことによりプロペラシャフト４に対する制動力を生じる
ようになっている。
【０００８】エンジンにはスロットル開度センサ１５と
アイドルスイッチ１７が設けられている。コントローラ
１３にはこれらスロットル開度センサ１５およびアイド
ルスイッチ１７が接続されると共に、車速センサ１４な
らびにリターダスイッチ１８が接続され、内部に備える
マイクロコンピュータで演算処理を行なって、通常スロ
ットル開度で表わされるエンジン負荷や車速などに基づ
いて、油圧制御装置１２へ変速段切り換えのための前記
制御指令を送る。
アイドルスイッチ１７が設けられている。コントローラ
１３にはこれらスロットル開度センサ１５およびアイド
ルスイッチ１７が接続されると共に、車速センサ１４な
らびにリターダスイッチ１８が接続され、内部に備える
マイクロコンピュータで演算処理を行なって、通常スロ
ットル開度で表わされるエンジン負荷や車速などに基づ
いて、油圧制御装置１２へ変速段切り換えのための前記
制御指令を送る。
【０００９】コントローラ１３はさらに、リターダスイ
ッチ１８がオンされているとき、走行状態に応じてリタ
ーダ駆動装置１６にリターダ制御指令を送り、リターダ
装置７を制御作動させる。リターダ駆動装置１６は、上
記リターダ制御指令にしたがって、リターダ装置７をス
リップ制御あるいは締結制御する。
ッチ１８がオンされているとき、走行状態に応じてリタ
ーダ駆動装置１６にリターダ制御指令を送り、リターダ
装置７を制御作動させる。リターダ駆動装置１６は、上
記リターダ制御指令にしたがって、リターダ装置７をス
リップ制御あるいは締結制御する。
【００１０】次にリターダ装置７の制御に関してコント
ローラ１３における処理の流れが図２に示される。まず
ステップ１０１において、リターダスイッチ１８がオン
されているかどうかがチェックされる。リターダスイッ
チ１８がオンであれば、ステップ１０２に進み、アイド
ルスイッチ１７の状態がチェックされる。ここでアイド
ルスイッチ１７がオンでエンジンのアイドル状態を示し
ているとき、すなわち図示しないアクセルペダルが開放
されている場合には、次のステップ１０３で車速が０ｋ
ｍ／ｈ、すなわち停車状態であるかどうかがチェックさ
れる。
ローラ１３における処理の流れが図２に示される。まず
ステップ１０１において、リターダスイッチ１８がオン
されているかどうかがチェックされる。リターダスイッ
チ１８がオンであれば、ステップ１０２に進み、アイド
ルスイッチ１７の状態がチェックされる。ここでアイド
ルスイッチ１７がオンでエンジンのアイドル状態を示し
ているとき、すなわち図示しないアクセルペダルが開放
されている場合には、次のステップ１０３で車速が０ｋ
ｍ／ｈ、すなわち停車状態であるかどうかがチェックさ
れる。
【００１１】そして停車状態であるときは、ステップ１
０４において、リターダ装置７の多板クラッチを締結さ
せるリターダ制御指令がリターダ駆動装置１６へ出力さ
れる。この多板クラッチが締結されることにより、プロ
ペラシャフト４は車体側に固定的に係止された状態とな
る。また、停車状態でないときには、ステップ１０５に
進んで、リターダ装置７の多板クラッチをスリップ状態
に半締結させるリターダ制御指令が出力される。このス
リップ制御により、プロペラシャフト４にはその回転に
応じた抵抗が付加される。一方、先のステップ１０１の
チェックで、リターダスイッチ１８がオフのとき、ある
いはステップ１０２でエンジンがアイドル状態でないと
きには、それぞれステップ１０６に進んで、リターダ装
置７は非作動とされる。
０４において、リターダ装置７の多板クラッチを締結さ
せるリターダ制御指令がリターダ駆動装置１６へ出力さ
れる。この多板クラッチが締結されることにより、プロ
ペラシャフト４は車体側に固定的に係止された状態とな
る。また、停車状態でないときには、ステップ１０５に
進んで、リターダ装置７の多板クラッチをスリップ状態
に半締結させるリターダ制御指令が出力される。このス
リップ制御により、プロペラシャフト４にはその回転に
応じた抵抗が付加される。一方、先のステップ１０１の
チェックで、リターダスイッチ１８がオフのとき、ある
いはステップ１０２でエンジンがアイドル状態でないと
きには、それぞれステップ１０６に進んで、リターダ装
置７は非作動とされる。
【００１２】実施例は以上のように構成されているか
ら、走行中にリターダスイッチ１８をオンさせると通常
のリターダ機能が発揮され、例えば長坂路での有効な補
助制動力が得られる。また、道路渋滞下での運転や、車
庫入れ時などクリープが有用な場合には、リターダスイ
ッチ１８をオフすればリターダ装置７は開放されるか
ら、通常のクリープを得ることができる。
ら、走行中にリターダスイッチ１８をオンさせると通常
のリターダ機能が発揮され、例えば長坂路での有効な補
助制動力が得られる。また、道路渋滞下での運転や、車
庫入れ時などクリープが有用な場合には、リターダスイ
ッチ１８をオフすればリターダ装置７は開放されるか
ら、通常のクリープを得ることができる。
【００１３】またリターダスイッチ１８がオンされてい
るときに、アクセルペダルが開放されかつ車速０で車両
の停車状態が確認されると、リターダ装置７が締結され
て自動変速機出力側のプロペラシャフト４が固定され、
これによりセレクトレバー８のセレクト位置がどのポジ
ションにあっても、クリープによる意図しない車両の動
き出しが完全に防止される。
るときに、アクセルペダルが開放されかつ車速０で車両
の停車状態が確認されると、リターダ装置７が締結され
て自動変速機出力側のプロペラシャフト４が固定され、
これによりセレクトレバー８のセレクト位置がどのポジ
ションにあっても、クリープによる意図しない車両の動
き出しが完全に防止される。
【００１４】さらにこの実施例によれば、一方でこの停
車状態におけるリターダ装置７の締結によって、再発進
に際して、例えばＮレンジからＤレンジへセレクトレバ
ー８を操作したときにもセレクトショックが発生しない
うえ、他方、アクセルペダルが踏まれると同時にリター
ダ装置７が開放される。したがって、前述したようなア
イドリング時第２速で待機するような従来のものと比較
して、応答性も高いという効果を有する。なお、実施例
ではアイドルスイッチ１７をスロットル開度センサ１５
と別個に設けたものを示したが、これに限定されず、ス
ロットル開度センサで兼用してその開度ゼロの信号を用
いるようにしてもよい。
車状態におけるリターダ装置７の締結によって、再発進
に際して、例えばＮレンジからＤレンジへセレクトレバ
ー８を操作したときにもセレクトショックが発生しない
うえ、他方、アクセルペダルが踏まれると同時にリター
ダ装置７が開放される。したがって、前述したようなア
イドリング時第２速で待機するような従来のものと比較
して、応答性も高いという効果を有する。なお、実施例
ではアイドルスイッチ１７をスロットル開度センサ１５
と別個に設けたものを示したが、これに限定されず、ス
ロットル開度センサで兼用してその開度ゼロの信号を用
いるようにしてもよい。
【００１５】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は自動変速機の出
力側にリターダ装置を設け、車両が停止状態でかつアイ
ドリング状態にあるときリターダ装置を締結状態とする
ようにしたから、停車時リターダ装置が締結されて自動
変速機の出力側が固定され、セレクトレバーのセレクト
位置がどのポジションにあっても、自動変速機のクリー
プによる意図しない車両の動き出しが完全に防止される
という効果を有する。また、停車状態では上記のように
リターダ装置が締結されることにより、再発進に際して
セレクトレバーを操作したときにもセレクトショックが
発生せず、しかもアクセルペダルを踏んでアイドリング
状態から脱すると同時にリターダ装置は開放され、発進
の応答性も高い。
力側にリターダ装置を設け、車両が停止状態でかつアイ
ドリング状態にあるときリターダ装置を締結状態とする
ようにしたから、停車時リターダ装置が締結されて自動
変速機の出力側が固定され、セレクトレバーのセレクト
位置がどのポジションにあっても、自動変速機のクリー
プによる意図しない車両の動き出しが完全に防止される
という効果を有する。また、停車状態では上記のように
リターダ装置が締結されることにより、再発進に際して
セレクトレバーを操作したときにもセレクトショックが
発生せず、しかもアクセルペダルを踏んでアイドリング
状態から脱すると同時にリターダ装置は開放され、発進
の応答性も高い。
【図１】本発明の実施例を示す図である。
【図２】制御の流れを示すフローチャートである。
１ エンジン ２ トルクコンバータ ３ 自動変速機 ４ プロペラシャフト ５ 駆動車軸 ６ デファレンシャルギア ７ リターダ装置 ８ セレクトレバー １１ 変速機構部 １２ 油圧制御装置 １３ コントローラ（制御手段） １４ 車速センサ（車速検出手段） １５ スロットル開度センサ １６ リターダ駆動装置 １７ アイドルスイッチ（アイドリング状態検出手
段） １８ リターダスイッチ
段） １８ リターダスイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 自動変速機の出力側に設けられたリター
ダ装置と、車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
エンジンのアイドリング状態を検出するアイドリング状
態検出手段と、前記車速検出手段およびアイドリング状
態検出手段からの信号を基に、車両が停止状態でかつア
イドリング状態にあるとき前記リターダ装置を締結状態
とする制御手段とを有することを特徴とする自動変速機
搭載車のクリープ防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26291793A JPH0791535A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 自動変速機搭載車のクリープ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26291793A JPH0791535A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 自動変速機搭載車のクリープ防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0791535A true JPH0791535A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17382403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26291793A Withdrawn JPH0791535A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 自動変速機搭載車のクリープ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0791535A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021109601A (ja) * | 2020-01-14 | 2021-08-02 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
| US11345324B2 (en) | 2018-12-12 | 2022-05-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electric drive device for vehicle |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP26291793A patent/JPH0791535A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11345324B2 (en) | 2018-12-12 | 2022-05-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electric drive device for vehicle |
| JP2021109601A (ja) * | 2020-01-14 | 2021-08-02 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |