JPH0790118B2 - コードレスアイロン - Google Patents

コードレスアイロン

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JPH0790118B2
JPH0790118B2 JP62262084A JP26208487A JPH0790118B2 JP H0790118 B2 JPH0790118 B2 JP H0790118B2 JP 62262084 A JP62262084 A JP 62262084A JP 26208487 A JP26208487 A JP 26208487A JP H0790118 B2 JPH0790118 B2 JP H0790118B2
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JP
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temperature
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steam
iron
heater
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政雄 清水
清一 中田
隆久 辻
豊彦 八木
義則 片岡
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は一般家庭で使用するコードレスアイロンに関
するものである。
従来の技術 従来、この種のコードレスアイロンは、第4図に示すよ
うに、ヒータ1によって加熱されるベース2、このベー
ス2に設けた気化室3、上記ベース2の上方に配置した
タンク4、前記ベース2の温度を検知するサーミスタ等
の温度検知手段5、上記ヒータ1に接続した給電端子6
を有するアイロン本体7と、前記給電端子6に接続され
ている電極8、前記ベース2の温度を任意に設定するた
めの温度設定手段9、ブザー等の発音体10、前記温度設
定手段9の出力をうけて前記ヒータ1への通電と発音体
10の駆動を制御する制御手段11、アイロン本体7を載置
する載置部12より構成したスタンド12よりなり、設定温
度にかかわらず前記アイロン本体7がスタンド12より取
り外された時のベース2温度に応じて各々一定時間後に
前記発音体10が報知を行うようになっていた。すなわ
ち、アイロン本体7がスタンド12から取り外されると、
ベース2の温度情報がスタンド12内の制御手段11に伝え
られなくなる為、アイロン本体7がスタンド12から取り
外された時のベース2温度を制御手段11が記憶し、その
温度に応じて各々に一定時間後、換言すれば、温度が高
い時は長い一定時間、温度が低い時は短い一定時間後に
発音体10を駆動報知するようになっていた。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものでは、アイロン本体7を
スチームを噴出させながらアイロン掛けを行う時と、ス
チームを噴出させないでアイロン掛けを行う時ではベー
ス2の温度の低下速度が大巾に異なるにもかかわらず、
アイロン本体7をスタンド12から取り外した時のベース
2温度により発音体10が報知を行う迄の時間が決まって
いる為、スチーム噴出時の温度低下速度に合わせ報知迄
の時間を決めると、スチーム噴出させないで使用した時
には、ベースの温度が充分高いにもかかわらず発音体10
が報知を開始し、作業者はその必要がない時にもアイロ
ン本体7をスタンド12に戻さなければならず、非常に作
業性,アイロン掛け効率の悪いものであった。また、ス
チームを噴出させない時の温度低下速度に合わせ、報知
迄の時間を決めると、スチームを噴出させながらアイロ
ン掛けを行った時、ベース2面温度が急激に低下し、水
を蒸発させるに必要な温度域以下になっても発音体10が
報知を行わない為、そのままアイロン掛けを続けると、
ベース2より気化していない水が漏出し、繊維を濡ら
し、シミを発生させる問題があった。
本発明はこのような従来の問題点を解消したもので、使
い勝手のよいコードレスアイロンを提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 そこで本発明は、ヒータによって加熱されるベースと、
このベースに設けた気化室と、前記ベースの上方に配置
されたタンクと、前記ベースの温度を検知する温度検知
手段及び前記ヒータに接続される給電端子を有するアイ
ロン本体と、前記給電素子に接続される電極と、前記ベ
ースの温度及びスチームの有無を任意に設定する温度設
定手段と、ブザー等の発音体と、前記温度設定手段の出
力により前記ヒータ及び発音体を制御する制御手段と、
前記アイロン本体を載置する載置部とより構成されるス
タンドとを備え、前記温度設定手段によるスチーム設定
時には、前記制御手段により前記ベースが気化可能な温
度以下になる迄の時間を決定するとともに、その時間経
過後に前記発音体により報知を行わせるものである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、スチームを噴出させながらアイロン掛けを行
う時には、温度設定手段により「スチーム」に温度設定
を行い、充分ベースの温度が上昇した後、アイロン本体
をスタンドから取り外してアイロン掛けを行う。この
時、ベースの温度は気化熱を奪われ急激に低下していく
が、ベースの温度が水を気化するに必要な温度以下にな
る前に、発音体が報知を開始する為、アイロン本体をス
タンドに載置し、ベースを加熱するよう作業者に知らせ
ることができる。そのため、ベースより水が漏出し、繊
維を濡らしシミを発生させることが防止できる。さら
に、スチームは噴出させないでアイロン掛けを行う時
は、水により気化熱が奪われるという事がなくベースの
温度低下は非常に遅い為、発音体による報知を行わない
「スチーム」以外の温度設定を行うと、必要以外にアイ
ロン本体をスタンドに載置する手間がなくなりアイロン
掛けの作業効率の向上がはかれようになる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
第1図〜第3図において、13はヒータ14が埋設されたベ
ースで、気化室15およびスチーム穴16が形成されてい
る。17はサーミスタ等の温度検知手段、18は前記ヒータ
14に接続した給電端子でアイロン本体19の後方より突出
して設けられている。20は水をたくわえるタンクで、前
記気化室15と***21を有する滴下ノズル22を介して連通
している。23は開閉桿で、タンク20上方に突出したスチ
ーム釦24と連動して前記滴下ノズル22の***21を開閉し
てタンク20内の水の気化室15内への滴下制御が行えるよ
うになっている。25はスタンドで、前記アイロン本体19
を載置する載置部26と、アイロン本体19を載置部26に載
置した時に前記給電端子18と接続される電極27と、前記
ベース13の温度を使用条件に合わせた任意に設定するた
めの「スチーム」設定を含む複数の温度設定位置を有す
る温度設定手段28と、前記温度検知手段17と温度設定手
段28の出力信号を受けて前記ヒータ14への通電とブザー
等の発音体29の駆動を制御するマイクロコンピュータを
含む複数の電子部品により構成した制御手段30により構
成されている。ここで前記温度設定手段28について詳述
する。温度設定手段28は、温度設定用釦31と複数の表示
用LED32及び表示部33により構成されており、各々のLED
32に対してその設定温度が表示33により表示され、この
うち1個のLEDに対して「スチーム」表示が行われてい
る。
次にこの一実施例の構造における作用を説明する。先
ず、スチームを噴出させながらアイロン掛けを行う場
合、前記温度設定手段28により、「スチーム」の温度設
定を行うと、アイロン本体19をスタンド25に置いている
状態ではその給電端子18とスタンド25に内蔵した電極27
が接触している為、ベース13の温度が上昇して使用可能
な状態になる。ここでスチームを噴出させるため、前記
スチーム釦24を操作してタンク20内の水が滴下ノズル22
の***21を通って気化室15内に滴下するようにし、アイ
ロン本体19をスタンド25から取り外してアイロン掛けを
行うと、ベース13の温度は気化熱を奪われ急速に低下し
ていく。このまま使用を続けるとベース13の温度は水を
気化できる限界以下に低下するが、この限界温度以下に
なる前に前記制御手段30が発音体29を駆動し報知を行
う。すなわち、予めスチームを噴出させてアイロン掛け
を行った時のベース13の温度と時間の関係を制御手段30
に記憶させ、アイロン本体19をスタンド25から取り外し
た時のベース13の温度から換算して一定時間後に発音体
29により報知を行うようになっている。従って、ベース
13温度が水を気化できる温度以下になり、ベース13のス
チーム穴16より水が漏出して、繊維を濡らしシミを発生
させることが防止できるのである。
また、スチームを噴出させないでアイロン掛けを行う場
合、前記温度設定手段28により、「スチーム」以外の温
度設定を行い、ベース13の温度を上昇させた後、スチー
ム釦24を操作してタンク20内の水が気化室15内に滴下し
ないようにした後、アイロン本体19をスタンド25より取
り外してアイロン掛けを行う。この場合、ベース13は気
化熱を奪われない為、温度の低下速度はスチーム噴出時
に比べ極めて遅く、実用上アイロン掛けの効果は持続し
て得られる。この為、「スチーム」以外に温度設定した
時は、発音体29による報知は行わず、必要がない時にア
イロン本体19をスタンド25に載置する無駄がなくなり、
その結果、アイロ掛けの作業効率の向上がはかれるよう
になる。
発明の効果 このように、本発明により、温度設定手段によるスチー
ム設定時には、制御手段によりベースが気化可能な温度
以下になる迄の時間を決定するとともに、その時間経過
後に発音体により報知を行わせることによりベースより
水が漏出し、繊維を濡らしてシミを発生させることが防
止でき、さらに「スチーム」以外に設定を行った時はベ
ースの温度低下が著しくない為、発音体による報知は行
わず、頻繁にアイロン本体をスタンドに載置する手間が
なくなり、アイロン掛け作業を効率よく行うことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコードレスアイロンの要部断面図、第
2図は同外観斜視図、第3図は同コードレスアイロンの
ベース温度とブザー出力のタイミングチャート、第4図
は従来のコードレスアイロンを示す要部断面図である。 13……ベース、14……ヒータ、15……気化室、17……温
度検知手段、18……給電端子、19……アイロン本体、20
……タンク、25……スタンド、26……載置部、27……電
極、28……温度設定手段、29……発音体、30……制御手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 豊彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 片岡 義則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−101533(JP,A) 特開 昭61−257700(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータによって加熱されるベースと、この
    ベースに設けた気化室と、前記ベースの上方に配置され
    たタンクと、前記ベースの温度を検知する温度検知手段
    及び前記ヒータに接続される給電端子を有するアイロン
    本体と、前記給電素子に接続される電極と、前記ベース
    の温度及びスチームの有無を任意に設定する温度設定手
    段と、ブザー等の発音体と、前記温度設定手段の出力に
    より前記ヒータ及び発音体を制御する制御手段と、前記
    アイロン本体を載置する載置部とより構成されるスタン
    ドとを備え、前記温度設定手段によるスチーム設定時に
    は、前記制御手段により前記ベースが気化可能な温度以
    下になる迄の時間を決定するとともに、その時間経過後
    に前記発音体により報知を行わせるコードレスアイロ
    ン。
JP62262084A 1987-10-16 1987-10-16 コードレスアイロン Expired - Fee Related JPH0790118B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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ES2402608B1 (es) * 2010-10-08 2014-04-07 BSH Electrodomésticos España S.A. Suela de planchado para un dispositivo de planchado a vapor, y dicho dispositivo

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57101533A (en) * 1980-12-12 1982-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Power source control circuit
JPS61257700A (ja) * 1985-05-10 1986-11-15 松下電器産業株式会社 スチ−ムアイロン

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