JPH0789941A - フェニルグアニジン誘導体および除草剤 - Google Patents

フェニルグアニジン誘導体および除草剤

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JPH0789941A
JPH0789941A JP23960393A JP23960393A JPH0789941A JP H0789941 A JPH0789941 A JP H0789941A JP 23960393 A JP23960393 A JP 23960393A JP 23960393 A JP23960393 A JP 23960393A JP H0789941 A JPH0789941 A JP H0789941A
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compound
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methyl
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herbicide
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JP23960393A
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English (en)
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Yasuo Kawamura
保夫 河村
Jun Sato
純 佐藤
Kenzo Fukuda
憲造 福田
Eiichi Oya
栄一 大屋
Kaoru Ito
馨 伊藤
Hiroshi Kita
浩 北
Hisashi Nakada
尚志 中田
Tsutomu Nawamaki
勤 縄巻
Seiichi Fujii
清一 藤井
Shigeomi Watanabe
重臣 渡辺
Kimihiro Ishikawa
公広 石川
Yoichi Ito
洋一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 式(1)で表されるフェニルグアニジン誘導
体及びそれを含有する除草剤。 【化1】 〔式中、R1 はハロアルキル、アルキルまたはハロゲ
ン、R2 は水素またはメチル、A1 はハロゲンまたはメ
チル、A2 はハロゲン、アルキルまたはトリフルオロメ
チル、A3 は水素またはハロゲンを表す。〕 【効果】 この化合物は主要作物に安全に使用でき、多
くの雑草に対して低薬量で高い除草作用を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なフェニルグアニジ
ン誘導体および該誘導体を有効成分として含有する選択
性除草剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術および課題】近年、世界的な人口増加に伴
い、重要作物の生産性が各国の食糧経済に影響を与える
ことは明らかである。これらの変化に伴い、従来の農業
形態が21世紀に向けて変化することは必至である。現
に、農業従事者にとって、作物栽培時に障害となる雑草
を経済的、かつ効率良く枯殺あるいは防除できる除草剤
の開発は、以前と比べて益々必要となっている。
【0003】このような除草剤として以下のような条件
を備えた薬剤の開発が切望されている。低薬量で高い除
草効果を有するもの(特に環境保護の観点から出来るだ
け低薬量散布によって雑草を枯殺することが必要であ
る。)、適度な残効性を有するもの(近年、土壌残留の
長い薬物が後作へ被害を与えることが問題となってお
り、散布後、適度な残効性を示すことが重要であ
る。)、散布後、速やかに雑草を枯殺するもの(薬剤処
理後、短い期間で次の作物の播種、移植が可能であ
る。)、薬剤処理回数が少ないもの(農業従事者にとっ
て繁雑な雑草防除作業の回数を出来るだけ少なくするこ
とは重要である。)、雑草防除対象が広範なもの(広葉
雑草、イネ科雑草、多年生雑草など性質の異った雑草種
に対して、1つの薬剤で、これらを防除できる薬剤が望
ましい。)、施用方法の多いもの(土壌処理効果、茎葉
処理効果などを併せ持つことにより、より強力な除草効
果が得られる。)、作物に対して問題となる薬害を示さ
ないもの(作物と雑草が混在するような耕地に於いて選
択的に雑草だけを枯殺できるものが好ましい。)が望ま
しい。しかしながら、既存の除草剤はこれらの条件を全
て満たしているものではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な状況に鑑み、重要作物に対して選択性を示し、多くの
雑草に対して低薬量で優れた除草効果を有し、土壌処
理、茎葉処理効果を兼ね備えた除草剤を開発するために
研究を続けた結果、式(1)
【0005】
【化2】
【0006】〔式中、R1 はC1 〜C4 ハロアルキル
基、C2 〜C4 アルキル基またはハロゲン原子を表し、
2 は水素原子またはメチル基を表し、A1 はハロゲン
原子またはメチル基を表し、A2 はハロゲン原子、C1
〜C4 アルキル基またはトリフルオロメチル基を表し、
3 は水素原子またはハロゲン原子を表す。〕で表され
るフェニルグアニジン誘導体(以下本発明化合物と称す
る。)を見出した。
【0007】本発明化合物の構造上の特徴は4(3H)
−ピリミジノン環の3−位と5−位にメチル基、6−位
にハロアルキル基、アルキル基またはハロゲン原子、2
−位に置換フェニルアミノ基を有し、かつフェニルアミ
ノ基のベンゼン環上の置換基としてA1 ,A2 ,A3
いう特異な組合せを持つことにある。次に置換基を具体
的にあげる。
【0008】R1 としてはトリフルオロメチル基、ペン
タフルオロエチル基、ヘプタフルオロn−プロピル基、
エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチ
ル基、i−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、ジ
フルオロメチル基、クロロジフルオロメチル基、弗素原
子、塩素原子、臭素原子および沃素原子があげられる。
【0009】R2 としては水素原子およびメチル基があ
げられる。A1 としては、弗素原子、塩素原子、臭素原
子、沃素原子およびメチル基があげられる。A2 として
は弗素原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−
ブチル基、i−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基
およびトリフルオロメチル基があげられる。
【0010】A3 としては水素原子、弗素原子、塩素原
子、臭素原子および沃素原子があげられる。本発明化合
物は畑地、水田、非耕地用雑草剤として、土壌処理、茎
葉処理のいずれの処理方法においても使用できる。本発
明化合物の除草剤としての対象雑草としては、野生ソル
ガム、オオクサキビ、ジョンソングラス、イヌビエ、メ
ヒシバ、カラスムギ、オヒシバ、エノコログサ、スズメ
ノテッポウ等のイネ科雑草、ハマスゲ等のカヤツリグサ
科雑草、ヘラオモダカ、オモダカ、ウリカワ、タマガヤ
ツリ、ミズガヤツリ、ホタルイ、クログワイ、アゼナ、
コナギ、ヒルムシロ、キカシグサ、タイヌビエ等があげ
られる。
【0011】本発明化合物は重要作物である小麦、トウ
モロコシ、大麦、大豆、イネ、棉、ビート、ソルガム等
に安全に使用できる化合物を含む。また、本発明化合物
は落葉剤(defoliant)としても有用である。
なお、式(1)で表される本発明化合物は、R2 が水素
原子の場合、次に示すように互換異性体をとることが可
能であり、本発明化合物は、R2 が水素原子の場合、こ
れらすべての形態を含むものである。
【0012】
【化3】
【0013】本発明化合物の合成に関しては例えば次の
スキーム1〜4に示す方法で合成することができる。
(スキーム1〜4のR1 ,R2 ,A1 ,A2 およびA3
は前記と同様の意味を表し、G1 はC1 〜C4 アルキル
基またはベンジル基を表し、Halはハロゲン原子を表
し、rは0、1または2を表す。)
【0014】
【化4】
【0015】(1)スキーム1は2−メルカプトピリミ
ジン誘導体にホルムアニライド類を反応させてフェ
ニルグアニジン誘導体 1 を製造する方法を表す。通常
に対して0.5〜2.0当量、好ましくは0.8〜
1.2当量を使用する。反応は通常溶媒を必要とし、溶
媒としてヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油エーテ
ル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水素類、クロロホル
ム、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチル
エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテ
ル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ア
セトニトリル、イソブチロニトリル等のニトリル類、ピ
リジン、N,N−ジエチルアニリン等の第三級アミン
類、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチル
ホルムアミド、N−メチルピロリドン等の酸アミド類、
ジメチルスルホキシド、スルホラン等の含硫黄化合物類
があげられ、好ましくは上記の脂肪族炭化水素類、芳香
族炭化水素類、酸アミド類、含硫黄化合物およびこれら
の混合物があげられる。
【0016】通常に対して塩基0.5〜3.0当量、
好ましくは0.8〜1.5当量を用いる。塩基としてピ
リジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアリニ
ン、N,N−ジエチルアニリン、4−(N,N−ジメチ
ルアミノ)ピリジン、1,4−ジアザビシクロ〔2.
2.2〕オクタン等の含窒素有機塩基、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基、n−
ブチルリチウム、フェニルリチウム等の有機金属塩基が
あげられ、好ましくは水素化ナトリウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等の無機塩基があげられる。
【0017】反応温度は通常−10〜200℃、好まし
くは室温から反応混合物の還流温度で行われる。反応時
間は通常10分から96時間、好ましくは30分から4
8時間を要する。
【0018】
【化5】
【0019】(2)スキーム2は2−メルカプトピリミ
ジン誘導体にアニリン誘導体を反応させてフェニル
グアニジン誘導体 2 を製造する方法を表す。通常
対して0.8当量から大過剰、好ましくは1.0〜1
0当量を使用する。反応は通常無溶媒で進行するがスキ
ーム1であげた溶媒および塩基を用いることもできる。
【0020】反応温度は−10〜250℃で好ましくは
室温から反応混合物の還流温度で行なわれる。反応時間
は通常5分から72時間を、好ましくは10分から48
時間を要する。
【0021】
【化6】
【0022】(3)スキーム3はフェニルグアニジン誘
導体 1 にメチル化剤を反応させフェニルアミノ基の窒
素原子にメチル基を置換する方法を表す。通常 1 に対
してメチル化剤0.5〜10当量、好ましくは0.8〜
5当量を使用する。メチル化剤としては、例えばジメチ
ル硫酸、塩化メチル、臭化メチル、沃化メチル、ジアゾ
メタンなどがあげられる。
【0023】反応は通常溶媒および塩基を用いスキーム
1であげた溶媒および塩基を用いることができる。反応
温度は通常−10℃〜200℃好ましくは0℃から反応
混合物の還流温度で行なわれる。反応時間は通常5分か
ら95時間、好ましくは10分から48時間を要する。
【0024】
【化7】
【0025】(4)スキーム4はフェニルグアニジン誘
導体に有機アルカリ金属を作用させ続いてメチル化剤
を反応させることにより 3 を製造する方法を表す。通
に対して有機アルカリ金属0.5〜10当量、好ま
しくは0.8〜3.0当量、メチル化剤0.5〜10当
量、好ましくは0.8〜5当量を使用する。有機アルカ
リ金属としては、例えばn−ブチルリチウム、t−ブチ
ルリチウム、フェニルリチウムなどがあげられ、メチル
化剤としては、例えば塩化メチル、臭化メチル、沃化メ
チルなどのハロゲン化メチル類、ジメチル硫酸などがあ
げられる。
【0026】反応は通常溶媒を必要とし、溶媒としてn
−ヘキサン、シクロヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族
炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素類があげられ、好ましくは上記
の脂肪族炭化水素類およびエーテル類があげられる。反
応温度は通常−100℃〜200℃、好ましくは−78
℃〜反応混合物の還流温度で行なわれる。
【0027】反応時間は有機アルカリ金属を作用させる
ところで1分から3時間、好ましくは5分から2時間を
要し、その後のアルキル化剤との反応では1分から24
時間、好ましくは10分から6時間を要する。なお出発
原料である合成中間体およびは、例えば次の反応式
a,bおよびcにしたがって製造できる。反応式a
【0028】
【化8】
【0029】(反応式中、R1 ,G1 およびrは前記と
同様の意味を表し、G2 はC1 〜C4アルキル基または
フェニル基を表し、Halはハロゲン原子を表す。但
し、R1がハロゲン原子の場合を除く。)反応式b
【0030】
【化9】
【0031】(反応式中、R1 ,G1 ,r,G2 および
Halは前記と同様の意味を表す。但し、R1 がC1
4 ハロアルキル基またはC2 〜C4 アルキル基の場合
を除く。)反応式c
【0032】
【化10】
【0033】(反応式中、R1 ,A1 ,A2 ,A3 およ
びHalは前記と同様の意味を表す。)本発明化合物を
精製する必要が生じた場合には再結晶、カラムクロマト
グラフィー等の任意の精製法によって分離、精製するこ
とができる。以下に本発明化合物の合成例を参考例およ
び実施例として具体的に述べるが、本発明は、これらに
よって限定されるものではない。
【0034】
【実施例】
〔参考例1〕 3,5−ジメチル−2−メチルチオ−6
−トリフルオロメチル−4(3H)−ピリミジノンの合
成。
【0035】
【化11】
【0036】2−メチル−4,4,4−トリフルオロ−
3−アミノクロトン酸エチル1.9g(9.6mmo
l)を、N,N−ジメチルホルムアミド10mlに溶解
し、60%水素化ナトリウム0.42gを加えた。0℃
以下で、その溶液中に、メチルチオイソシアネート0.
74g(10mmol)を滴下した後、室温で3時間反
応させた。その後、5℃以下で、その溶液中にヨウ化メ
チル2.7g(19mmol)を滴下した後、室温で一
晩反応させた。反応終了後、冷した希塩酸水を加えて酢
酸エチルで抽出した。抽出液を水そして飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、酢酸エチルを減圧
除去することによって、目的化合物2.2g(収率96
%)を黄色結晶として得た。
【0037】〔参考例2〕 2−〔N−(3−クロロ−
2,4−ジフルオロフェニル)−N−メチル〕アミノ−
5−ブロモ−3−メチル−6−トリフルオロメチル−4
(3H)−ピリミジノンの合成。
【0038】
【化12】
【0039】2−〔N−(3−クロル−2,4−ジフル
オロフェニル)−N−メチル〕アミノ−6−トリフルオ
ロメチル−3−メチル−4(3H)−ピリミジン3.9
g(11.0mmol)を酢酸20ml中に溶解し、撹
拌下室温で臭素2.2g(13.8mmol)を滴下し
た。反応終了後、酢酸および過剰の臭素を留去し、水、
酢酸エチルで希釈し、重曹水で塩基性とした。酢酸エチ
ルで抽出後、水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥した。酢酸
エチルを減圧除去することによって、目的物4.8g
(定量的)を白色結晶として得た。
【0040】1H−NMR(ppm)〔CDCl3 〕:
3.07(3H,s),3.37(3H,s),6.8
0〜7.35(2H,m) 〔実施例1〕 2−(2,4−ジフルオロ−3−メチルフェニル)アミ
ノ−3,5−ジメチル−6−トリフロメチル−4(3
H)−ピリミジノン(No.1)の合成
【0041】
【化13】
【0042】2,4−ジフルオロ−3−メチルアニリン
0.69g(4.8mmol)とN,N−ジメチルホル
ムアミド7mlの溶液中に、60%水素化ナトリウム
0.21gを加え、室温で30分間撹拌した後、3,5
−ジメチル−2−メチルチオ−6−トリフルオロメチル
−4(3H)−ピリミジノン1.15g(4.8mmo
l)を加え、60℃で2時間30分反応させた。反応終
了後、氷水を加えて酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽
和炭酸水素ナトリウム水そして飽和食塩水で洗浄し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、酢酸エチルを減圧下除去
し、粗生成物を得た。この粗生成物を分取薄層クロマト
グラフィー(展開溶媒n−ヘキサン:酢酸エチル=2:
1)で精製することによって、目的化合物0.72g
(収率45%)を結晶として得た。
【0043】〔実施例2〕 2−〔N−(2,4−ジフルオロ−3−メチルフェニ
ル)−N−メチル〕アミノ−3,5−ジメチル−6−ト
リフルオロメチル−4(3H)−ピリミジノン(化合物
2)の合成
【0044】
【化14】
【0045】実施例1で合成した2−(2,4−ジフル
オロ−3−メチルフェニル)アミノ−3,5−ジメチル
−6−トリフルオロメチル−4(3H)−ピリミジノン
0.72g(2.2mmol)をアセトニトリル7ml
中に溶解し、炭酸カリウム0.9g(6.5mmol)
を加えた。その溶液中にジメチル硫酸0.61ml
(6.5mmol)を滴下した後、室温で1日反応させ
た。反応終了後、氷水を加えて酢酸エチルで抽出した。
抽出液を水、飽和炭酸水素ナトリウム水そして飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、酢酸エチル
を減圧下除去し粗生成物を得た。この粗生成物を分取薄
層クロマトグラフィー(展開溶媒n−ヘキサン:酢酸エ
チル=5:1)で精製することによって目的化合物0.
63g(収率84%)を得た。
【0046】〔実施例3〕 2−〔N−(3−クロル−2,4−ジフルオロフェニ
ル)−N−メチル〕アミノ−3,5−ジメチル−6−ト
リフルオロメチル−4(3H)−ピリミジノン(化合物
3)の合成
【0047】
【化15】
【0048】参考例2で合成した2−〔N−(3−クロ
ル−2,4−ジフルオロフェニル)−N−メチル〕アミ
ノ−5−ブロモ−6−トリフルオロメチル−3−メチル
−4(3H)−ピリミジノン0.6g(1.4mmo
l)を乾燥テトラヒドロフラン20mlに溶解後、−7
8℃にて、n−ブチルリチウム(1.60モル、ヘキサ
ン溶液)1mlを加えた。40分撹拌後ヨウ化メチル
0.3g(2.1mmol)を加え、同温度で1時間撹
拌後、0℃まで昇温し、さらに15分撹拌した。反応後
に塩化アンモニウム水を加えた後、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を水洗後、硫酸ナトリウムで脱水乾燥し、濾
過後、溶剤を留去した。得られた残留物を分取液体クロ
マトグラフィーで精製し、目的化合物64mg(収率1
2.6%)を白色結晶として得た。
【0049】前記スキームあるいは実施例に準じて合成
した本発明化合物を前記実施例で合成した化合物も含め
て、構造式を第1表に、物性を第2表に示す。 〔第1表〕
【0050】
【化16】
【0051】
【表1】 ────────────────────────────── 化合物No. R1 2 Q ────────────────────────────── 1 CF3 H 2,4−F2 −3−Me−Ph 2 CF3 Me 2,4−F2 −3−Me−Ph 3 CF3 Me 2,4−F2 −3−Cl−Ph 4 CF3 H 2,4−F2 −3−Cl−Ph 5 CF3 H 2−Me−3−Br−Ph 6 CF3 H 2−Me−3−I−Ph ──────────────────────────────
【0052】但し、Meはメチル基、Etはエチル基、
Phはフェニル基を表す。
【0053】
【表2】 〔第2表〕 ─────────────────────────────────── 化合物No. 1H−NMRδ(ppm)〔溶媒〕 物理的性質 ─────────────────────────────────── 1 2.00〜2.34(6H,m),3.55(3H,s), 6.58〜7.02(2H,m),7.21〜8.19(1H,m) 〔CDCl3 〕 融点84〜85℃ ─────────────────────────────────── 2 2.08〜2.32(6H,m),3.01(3H,s), 3.31(3H,s),6.63〜6.95(2H,m) 〔CDCl3 〕 融点98〜100℃ ─────────────────────────────────── 3 2.00〜2.30(3H,m),3.03(3H,s), 3.30(3H,s),6.75〜7.35(2H,m) 〔CDCl3 〕 ─────────────────────────────────── 4 1.93〜2.20(3H,m),3.62(3H,s), 6.84〜7.23(2H,m),8.62(1H,br s) 〔CDCl3 +d6 −DMSO〕 融点151〜152℃ ─────────────────────────────────── 5 1.98〜2.18(3H,m),2.25(3H,s), 3.56(3H,s),6.84〜7.10(3H,m), 8.66(1H,br s) 〔CDCl3 +d6 −DMSO〕 融点219〜220℃ ───────────────────────────────────
【0054】
【表3】 〔第2表続き〕 ─────────────────────────────────── 化合物No. 1H−NMRδ(ppm)〔溶媒〕 物理的性質 ─────────────────────────────────── 6 1.93〜2.16(3H,m),2.31(3H,s), 3.54(3H,s),6.73〜7.07(1H,m), 7.17〜7.41(1H,m), 7.62〜7.84(1H,m),8.74(1H,br s) 〔CDCl3 +d6 −DMSO〕 融点210〜211℃ ───────────────────────────────────
【0055】前記スキームあるいは実施例1〜3に準じ
て合成される本発明化合物の例を前記化合物1〜6も含
めて第3表に示すが本発明はこれらによって限定される
ものではない。尚、第3表中の略号は、それぞれ以下の
意味を表す。Me:メチル基、Et:エチル基、Pr
o:ノルマルプロピル基、i−Pro:イソプロピル
基、Bu:ノルマルブチル、i−Bu:イソブチル基、
s−Bu:セカンダリーブチル基、t−Bu:ターシャ
リーブチル基、Ph:フェニル基を表す。
【0056】〔第3表〕
【0057】
【化17】
【0058】
【化18】
【0059】
【表4】 ───────────────────────────── R2 Q ───────────────────────────── Me 2−Me−3−F−Ph Me 2−Me−3−Cl−Ph Me 2−Me−3−Br−Ph Me 2−Me−3−I−Ph Me 2−Me−3−CF3 −Ph Me 2−F−3−Br−Ph Me 2−F−3−I−Ph Me 2−F−3−CF3 −Ph Me 2−Cl−3−Br−Ph Me 2−Cl−3−I−Ph Me 2−Cl−3−CF3 −Ph Me 2,4−F2 −3−Me−Ph Me 2,4−F2 −3−Et−Ph Me 2,4−F2 −3−i−Pro−Ph Me 2,4−F2 −3−t−Bu−Ph Me 2,4−F2 −3−CF3 −Ph Me 2,4−F2 −3−Cl−Ph Me 2,4−F2 −3−Br−Ph Me 2,4−F2 −3−I−Ph Me 2,4−Cl2 −3−Br−Ph Me 2,4−Cl2 −3−I−Ph Me 2,4−Cl2 −3−CF3 −Ph H 2−Me−3−F−Ph ─────────────────────────────
【0060】
【表5】 〔第3表続き〕 ───────────────────────────── R2 Q ───────────────────────────── H 2−Me−3−Cl−Ph H 2−Me−3−Br−Ph H 2−Me−3−I−Ph H 2−Me−3−CF3 −Ph H 2−F−3−Br−Ph H 2−F−3−I−Ph H 2−F−3−CF3 −Ph H 2−Cl−3−Br−Ph H 2−Cl−3−I−Ph H 2−Cl−3−CF3 −Ph H 2,4−F2 −3−Me−Ph H 2,4−F2 −3−Et−Ph H 2,4−F2 −3−i−Pro−Ph H 2,4−F2 −3−t−Bu−Ph H 2,4−F2 −3−CF3 −Ph H 2,4−F2 −3−Cl−Ph H 2,4−F2 −3−Br−Ph H 2,4−F2 −3−I−Ph H 2,4−Cl2 −3−Br−Ph H 2,4−Cl2 −3−I−Ph H 2,4−Cl2 −3−CF3 −Ph ─────────────────────────────
【0061】本発明化合物を除草剤として施用するにあ
たっては、一般には適当な担体、例えばクレー、タル
ク、ベントナイト、珪藻土、ホワイトカーボン等の固体
担体あるいは水、アルコール類(イソプロパノール、ブ
タノール、ベンジルアルコール、フルフリルアルコール
等)、芳香族炭化水素類(トルエン、キシレン等)、エ
ーテル類(アニソール類)、ケトン類(シクロヘキサノ
ン、イソホロン類)、エステル類(酢酸ブチル等)、酸
アミド類(N−メチルピロリドン等)またはハロゲン化
炭化水素類(クロルベンゼン等)などの液体担体と混用
して適用することができ、所望により界面活性剤、乳化
剤、分散剤、浸透剤、展着剤、増粘剤、凍結防止剤、固
結防止剤、安定剤、崩壊剤などを添加し、液剤、乳剤、
水和剤、ドライフロアブル剤、フロアブル剤、粉剤、粒
剤、ゲル剤等任意の剤型にて実用に供することができ
る。
【0062】また、本発明化合物は必要に応じて製剤ま
たは散布時に他種の除草剤、各種殺虫剤、殺菌剤、植物
生長調節剤、共力剤などと混合施用しても良い。特に、
他の除草剤と混合施用することにより、施用薬量の減少
による低コスト化、混合薬剤の相乗作用による殺草スペ
クトラムの拡大や、より高い殺草効果が期待できる。こ
の際、同時に複数の公知除草剤との組み合わせも可能で
ある。本発明化合物と混合使用する除草剤の種類として
は、例えば、ファーム・ケミカルズ・ハンドブック(F
arm Chemicals Handbook)19
93年版に記載されている化合物などがある。
【0063】本発明化合物と混合使用するのに好ましい
薬剤としては、例えば、ピラゾスルフロンエチル(py
razosulfuron ethyl/一般名)、ベ
ンスルフロンメチル(bensulfuron met
hyl/一般名)、シノスルフロン(cinosulf
uron/一般名)、イマゾスルフロン(imazos
ulfuron/一般名)、プレチラクロール(pre
tilachlor/一般名)、エスプロカルブ(es
procarb/一般名)、ピラゾレート(pyraz
olate/一般名)、ピラゾキシフェン(pyraz
oxyfen/一般名)、ベンゾフェナップ(benz
ofenap/一般名)、ダイムロン(dymron/
一般名)、ブロモブチド(bromobutide/一
般名)、ナプロアニリド(naproanilide/
一般名)、クロメプロップ(clomeprop/一般
名)、CNP(一般名)、クロメトキシニル(chlo
methoxynil/一般名)、ビフェノックス(b
ifenox/一般名)、オキサジアゾン(oxadi
azon/一般名)、メフェナセット(mefenac
et/一般名)、ブタクロール(butachlor/
一般名)、ブテナクロール(butenachlor/
一般名)、ジチオピル(dithiopyr/一般
名)、ベンフレセート(benfuresate/一般
名)、ピリブチカルブ(pyributicarb/一
般名)、ベンチオカーブ(benthiocarb/一
般名)、ジメピペレート(dimepiperate/
一般名)、モリネート(molinate/一般名)、
ブタミホス(butamifos/一般名)、キンクロ
ラック(quinclorac/一般名)、シンメスリ
ン(cinmethylin/一般名)、プロパニル
(propanil/一般名)、シメトリン(sime
tryn/一般名)、SAP(bensulide/一
般名)、ジメタメトリン(dimethametryn
/一般名)、MCPA,MCPB,2′,3′−ジクロ
ロ−エトキシメトキシベンズアニリド(試験名HW−5
2)、1−(2−クロロベンジル)−3−(α,α−ジ
メチルベンジル)尿素(試験名JC−940)、N−
〔2′−(3′−メトキシ)チエニルメチル〕−N−ク
ロロアセチル−2,6−ジメチルアニリド(試験名NS
K−850)、特開平5−25009に記載される化合
物(II)等があげられる。
【0064】本発明化合物の除草剤としての施用薬量は
適用場面、施用時期、施用方法、栽培作物等により差異
はあるが一般には有効成分量としてヘクタール(ha)
当たり0.0001〜10kg程度、好ましくは0.0
01〜5kg程度が適当である。次に具体的に本発明化
合物を用いる場合の製剤の配合例を示す。但し本発明の
配合例は、これらのみに限定されるものではない。な
お、以下の配合例において「部」は重量部を意味する。
【0065】〔水和剤〕 本発明化合物 5〜80部 固体担体 10〜85部 界面活性剤 1〜10部 その他 0〜5 部 その他として、例えば固結防止剤等があげられる。
【0066】〔乳 剤〕 本発明化合物 1〜30部 液体担体 30〜95部 界面活性剤 1〜15部 その他 0〜10部 その他として、例えば安定剤等があげられる。
【0067】〔フロアブル剤〕 本発明化合物 5〜70部 液体担体 15〜65部 界面活性剤 0.1〜12部 その他 0.1〜30部 その他として、例えば凍結防止剤、増粘剤等があげられ
る。
【0068】〔粒状水和剤(ドライフロアブル剤)〕 本発明化合物 20〜90部 固体担体 9〜60部 界面活性剤 1〜20部 その他 0〜40部 その他として、例えば崩壊剤等があげられる。
【0069】〔粒 剤〕 本発明化合物 0.01〜10部 固体担体 90〜99.99部 その他 0〜5部
【0070】 〔配合例1〕水和剤 本発明化合物1 50部 ジークライトPFP 43部 (カオリン系クレー:ジークライト工業(株)商品名) ソルポール5050 2部 (アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) ルノックス1000C 3部 (アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) カープレックス#80(固結防止剤) 2部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
【0071】 〔配合例2〕乳剤 本発明化合物2 3部 キシレン 76部 イソホロン 15部 ソルポール3005X 6部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混合物:東邦化学工業( 株)商品名) 以上を均一に混合して乳剤とする。
【0072】 〔配合例3〕フロアブル剤 本発明化合物6 35部 アグリゾールS−711 8部 (非イオン性界面活性剤:花王(株)商品名) ルノックス1000C 0.5部 (アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) 1%ロドポール水 20部 (増粘剤:ローン・プーラン社商品名) エチレングリコール(凍結防止剤) 8部 水 28.5部 以上を均一に混合して、フロアブル剤とする。
【0073】 〔配合例4〕粒状水和剤(ドライフロアブル剤) 本発明化合物5 75部 イソバンNo.1 10部 (アニオン性界面活性剤:クラレイソプレンケミカル(株)商品名) バニレックスN 5部 (アニオン性界面活性剤:山陽国策パルプ(株)商品名) カープレックス#80 10部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合微粉砕してドライフロアブル剤とす
る。
【0074】 〔配合例5〕粒剤 本発明化合物3 0.1部 ベントナイト 55.0部 タルク 44.9部 以上を均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて撹拌混
合捍和し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して粒剤にす
る。
【0075】使用に際しては上記水和剤、乳剤、フロア
ブル剤、粒状水和剤は水で50〜1000倍に希釈し
て、有効成分が1〜10,000ppm、もしくは有効
成分が1ヘクタール(ha)当たり0.0001〜10
kgになるように散布する。次に、本発明化合物の除草
剤としての有用性を以下の試験例において具体的に説明
する。
【0076】〔試験例1〕 土壌処理による除草効果試
験 縦15cm、横22cm、深さ6cmのプラスチック製
箱に殺菌した洪積土壌を入れ、ノビエ、メヒシバ、エノ
コログサ、トウモロコシ、イネ、ダイズを混播し、約
1.5cm覆土した後、有効成分量が所定の割合となる
ように土壌表面へ小型スプレーで均一に散布した。散布
の際の薬液は、前記配合例等に準じて適宜調製された製
剤を水で希釈して用い、これを全面に散布した。薬液散
布4週間後に作物および各種雑草に対する除草効果を下
記の判定基準に従い調査した。
【0077】結果は第4表に示す。本発明化合物のいく
つかは、ある種の作物に対して選択性を有する。 判定基準 5:完全枯死あるいは90%以上の抑制 4:70〜90%の抑制 3:40〜70%の抑制 2:20〜40%の抑制 1:5〜20%の抑制 0:5%以下の抑制 制御の程度は、肉眼による観察調査から求めた。
【0078】〔試験例2〕 湛水条件における雑草発生
前処理による除草効果試験 1/5000アールのワグネルポット中に沖積土壌を入
れた後、水を入れて混和し水深4cmの湛水条件とす
る。ノビエの種子を上記のポットに播種した後、2.5
葉期のイネ苗を移植した。ポットを25〜30℃の温室
内に置いて植物を育成し、播種1日後に水面へ所定薬量
になるように薬剤希釈液をメスピペットで滴下処理し
た。薬液滴下後3週間目にイネおよびノビエに対する除
草効果を試験例1の判定基準に従って調査した。結果を
第5表に示す。
【0079】〔試験例3〕 湛水条件における雑草生育
期処理による除草効果試験 1/5000アールのワグネルポット中に沖積土壌を入
れた後、水を入れて混和し水深4cmの湛水条件とし
た。ノビエの種子を上記のポットに播種した後、2.5
葉期のイネ苗を移植した。ポットを25〜30℃の温室
内に置いて植物を育成し、ノビエが2葉期、イネが4葉
期に達したとき、水面へ所定の薬量になるように、薬剤
希釈液をメスピペットで滴下処理した。薬剤処理後、3
週間目にイネおよびノビエに対する除草効果を試験例1
の判定基準に従って調査した。結果を第6表に示す。
【0080】なお、各表中の記号は次の意味を示す。N
(ノビエ)、M(メヒシバ)、E(エノコログサ)、T
(トウモロコシ)、R(イネ)、S(ダイズ)。
【0081】
【表6】 〔第4表〕 ─────────────────────────────────── 化合物 No. 薬量(kg/ha) N M E T R S ─────────────────────────────────── 1 2.5 5 5 5 0 0 0 2 2.5 5 5 5 0 0 0 3 2.5 5 5 5 0 0 0 4 2.5 5 5 5 0 0 0 5 2.5 5 5 5 0 0 0 6 2.5 5 5 5 0 0 0 ───────────────────────────────────
【0082】
【表7】 〔第5表〕 ──────────────────────────── 化合物 No. 薬量(g/a) ノビエ 移植イネ ──────────────────────────── 1 10 5 0 2 10 5 0 3 10 5 0 4 10 5 0 5 10 5 0 6 10 5 0 ────────────────────────────
【0083】
【表8】 〔第6表〕 ──────────────────────────── 化合物 No. 薬量(g/a) ノビエ 移植イネ ──────────────────────────── 1 40 5 0 2 40 5 0 3 40 5 0 4 40 5 0 5 40 5 0 6 40 5 0 ────────────────────────────
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大屋 栄一 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 伊藤 馨 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 北 浩 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 中田 尚志 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 縄巻 勤 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 藤井 清一 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 渡辺 重臣 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 石川 公広 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 伊藤 洋一 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1) 【化1】 〔式中、R1 はC1 〜C4 ハロアルキル基、C2 〜C4
    アルキル基またはハロゲン原子を表し、R2 は水素原子
    またはメチル基を表し、A1 はハロゲン原子またはメチ
    ル基を表し、A2 はハロゲン原子、C1 〜C4 アルキル
    基またはトリフルオロメチル基を表し、A3 は水素原子
    またはハロゲン原子を表す。〕で表されるフェニルグア
    ニジン誘導体。
  2. 【請求項2】 R1 がトリフルオロメチルを表し、A2
    がハロゲン原子またはC1 〜C4 アルキル基で表わされ
    る請求項1記載のフェニルグアニジン誘導体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のフェニルグアニジン誘導
    体を含有する除草剤。
JP23960393A 1993-09-27 1993-09-27 フェニルグアニジン誘導体および除草剤 Pending JPH0789941A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999052881A1 (fr) * 1998-04-15 1999-10-21 Sagami Chemical Research Center Derives de 2-anilinopyrimidinone, intermediaires utilises dans la production de ceux-ci, procede de production correspondant et pesticides contenant ces derives comme principe actif
EP0981958A1 (en) * 1997-05-15 2000-03-01 Sagami Chemical Research Center Insecticidal/acaricidal agents

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WO1999052881A1 (fr) * 1998-04-15 1999-10-21 Sagami Chemical Research Center Derives de 2-anilinopyrimidinone, intermediaires utilises dans la production de ceux-ci, procede de production correspondant et pesticides contenant ces derives comme principe actif

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