JPH0787970A - キシラナーゼの製造方法 - Google Patents

キシラナーゼの製造方法

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JPH0787970A
JPH0787970A JP3100978A JP10097891A JPH0787970A JP H0787970 A JPH0787970 A JP H0787970A JP 3100978 A JP3100978 A JP 3100978A JP 10097891 A JP10097891 A JP 10097891A JP H0787970 A JPH0787970 A JP H0787970A
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xylanase
thermomyces
lanukinosus
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JP3100978A
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Wolfgang Wizani
ウオルフガング・ウイツアニ
Hermann Esterbauer
ヘルマン・エステルバウエル
Walter Steiner
ウアルター・シユタイネル
Joseph Gomes
ジヨゼフ・ゴメス
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Voest Alpine Industrienlagenbau GmbH
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キシラナーゼの製造方法 【構成】 コーンコブを含有する栄養培地中で菌、特に
サーモマイセス ラヌキノススを培養して、エンド- 及
びエキソセルラーゼ不含キシラナーゼを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キシラナーゼの製造方
法、その使用方法、微生物サーモマイセスラヌキノスス
DSM5826及びこの菌によって製造されたエキソ-
及びエンドセルラーゼ- 不含キシラナーゼに関する。
【0002】
【従来の技術】一年生植物又は落葉樹の場合主にキシラ
ンから成るヘミセルロースの分解は、セルロースの製造
に必要な工程である。この分解を、化学手段によって、
たとえば非アルカリ抽出によって、又は基質- 特異性酵
素、特にキシラナーゼを用いる処理による酵素手段によ
って実施することができる。キシラナーゼを用いる非漂
白されたパルプの酵素処理は、ヘミセルロース架橋の破
損及びキシランの分解をもたらす。しかしこの目的のた
めに、セルラーゼ不純物を含有しない純粋なキシラナー
ゼしか使用できない。というのは他のセルロースも分解
され、破壊サレルからであり、これは極めて望まれな
い。
【0003】分解し、C- 源として栄養培地中に含まれ
るキシラン含有粗材料を利用するキシラナーゼを、特に
多数の中温性及び好熱性微生物によって製造する。しか
し栄養培地中に含まれる他の粗材料に基づき、この基質
に特異的なセルラーゼも製造する。エキソ- 及びエンド
セルロース不含キシラナーゼを得るために、キシラナー
ゼを、製造されたセルラーゼから精巧な方法で分離し、
精製しなければならない。発酵の間セルラーゼの製造を
減少させるために、微生物を精製されたキシラン上で培
養することもできる。キシランの選択的分解に関して精
製されたキシラン上で培養されたトリコデルマ ハルツ
アヌム(Trichoderma harzianum) から得られたキシラナ
ーゼの使用は、D.J.セニオー(Senior)等、バイオテ
クノロジーレタース、第10巻、No.12,第907
−912頁(1988年)中に記載されている。しかし
ながら高純度キシラン上の培養は、粗材料の高い価格の
ために不適当である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、極めて高
い活性を有するキシラナーゼが、コーンコブを含有する
栄養培地中で培養した時に製造され、しかも得られるキ
シラナーゼは、ほんの僅かしか又は全くエキソ- 及びエ
ンドセルラーゼ活性を示さないことを、予期せずに見い
出した。
【0005】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、キ
シラナーゼの製造方法に関するものであり、これは菌を
コーンコブを含有する栄養培地中で培養することを特徴
とする。
【0006】キシラナーゼを、本発明によればコーンコ
ブを含有する栄養培地中で菌を培養して製造する。この
場合、キシラナーゼに関しては、ほんの僅かしか又は全
くエキソ- 又はエンドセルラーゼ活性を示さないキシラ
ナーゼしか意味しない。ここで使用されうる菌は、本発
明による方法で高いキシラナーゼ活性を生じうる菌であ
る。この様な菌の一例は、サーモマイセス ラヌキノス
スである。モニリアレス(Moniliales)目の菌株を、ジュ
ート繊維をオイルエマルジョンで処理するバングラディ
シュのジュート工場中の多量のジュート廃棄物から単離
する。ジュート廃棄物の積み重ね物中の温度は、65〜
70℃である。この菌株を微生物及び細胞培養物のドイ
ツコレクションにDSM5826で寄託したこの菌株
は、特にコーンコブを含有する栄養培地中で極めて高い
活性を有するキシラナーゼを産生することに適する。サ
ーモマイセス ラヌキノススDSM5826は新規であ
り、同様に本発明はこれに関する。
【0007】菌を培養する栄養培地は、生長に必要な栄
養素及び痕跡程度の元素の他にコーンコブを含有する。
コーンコブはそのまま使用するか又は粉砕して、有利に
は110〜130℃に加熱して又はたとえば過熱蒸気で
前処理して滅菌する。特に高いキシラナーゼ活性が、コ
ーンコブを使用する前に粗く粉砕した場合に達成する。
結果は、コーンコブを細く切断し、又は微粉砕した場合
まだ驚異的に良好であるが、粗く粉砕されたコーンコブ
の使用は、驚くべき結果を示す。
【0008】適する窒素源は、たとえば肉ペプトン、魚
ペプトン、尿素、硫酸アンモニウム、マルト抽出物、肉
抽出物、大豆ミール酵母抽出物等々、無機塩、たとえば
二硫酸カリウム、リン酸水素カリウム、リン酸水素二ナ
トリウム、硫酸鉄、塩化カルシウム、硫酸マグネシウム
等々である。キシラナーゼを栄養培地に遊離する速度を
増加するために、界面活性物質を添加するのが有利であ
る。一般に非イオン界面活性物質、たとえばトウィーン
40、トウィーン60又はトウィーン80を、培地の全
量に対して0.05〜0.5重量%の量で使用する。好
ましくは痕跡程度の元素、たとえば著しい金属、たとえ
ばMn2+、Zn2+、Fe2+又はビタミンを培地中に添加
することもできる。培地を、アンモニア又はリン酸で
5.0〜8.0、好ましくは6.0〜7.0のpHに調
整するのが有利である。
【0009】菌を、栄養培地中で約30〜70℃、好ま
しくは40〜60℃、特に好ましくは45〜55℃の温
度で培養する。発酵の開始時にpHセットを一定に保つ
のは不必要である。しかし好適にはたとえばアンモニア
又はリン酸を計量添加して一定に保つものことができ
る。
【0010】発酵の終了後、キシラーゼを常法で発酵工
程から単離することができる。このために菌の菌糸体、
胞子及び残存する不溶性物質を、遠心分離又は濾過によ
って更に精製する。酵素を、更に常法でたとえば硫酸ア
ンモニウムで濾過して又はアセトン、アルコール又はそ
の類似物で溶剤沈殿して精製することができる。この方
法で得られた粗酵素を、好ましくは更にたとえばゲル濾
過、イオン交換クロマトグラフィー、ゲル電気泳動等々
によって精製することができる。
【0011】本発明により製造されたキシラナーゼは、
高いキシラナーゼ活性を有する。極めて高いキシラナー
ゼ活性を、炭素源としてコーンコブを使用することで他
の未処理の粗材料、たとえば大麦スペルト、小麦ストロ
ー、小麦もみがら、粉砕されたブナ木の皮、アルファル
ファミール、レッドクローバー/グラスミール、大豆油
に比して達成することができることが明らかである。更
に生じるキシラナーゼの活性は、粗く粉砕されたコーン
コブを使用した場合に倍に増加する。
【0012】本発明により製造されたキシラナーゼは、
ほんの僅かしか又は全くエキソ- 及びエンドセルラーゼ
活性を有さない。サーモマイセス ラヌキノススDSM
5826によって産生されたキシラナーゼは、いくつか
の検定でエキソ- 及びエンドセルラーゼ- 不含であるこ
とが証明されている。この様なエキソ- 及びエンドセル
ラーゼ不含キシラナーゼは新規であり、かつ本発明はこ
のことにも関する。更に、サーモマイセス ラヌキノス
スDSM5826は、このキシラナーゼをコーンコブを
含有する栄養培地中だけではなく、コーンコブの代りに
他の固体又は溶解されたキシラン- 含有炭素源、たとえ
ば大麦スペルト、粉砕された小麦ストロー、非漂白セル
ロース又はキシランそれ自体を含有する栄養培地中でも
産生することができる。しかし極めて高いキシラナーゼ
活性がコーンコブを用いて栄養培地中で得られる。
【0013】本発明によるエキソ- 及びエンドセルラー
ゼ- 不含キシラナーゼは、エタノールによる沈殿及び凍
結乾燥後に次の性質を有する: a)pH安定性(図1) 酵素を20℃で緩衝液中で種々のpH値で66時間培養
する。すべての試みの活性を、1%ヘミセルロースを用
いてpH4.8で次の様に測定する:クエン酸ナトリウ
ム緩衝液(pH4.8)中の1%基質溶液1ml(オー
トムギスペルトからのキシラン;シグマX- 0627)
を、50℃で2分間培養し、酵素溶液0.5mlの添加
後、50℃で更に15分間培養する。次いでジニトロサ
リチル酸試薬(IUPACのFPU検定法として)3m
l及び2.5N NaOH0.5mlを混合し、混合物
を沸とう水浴中で5分間加熱する、次いで急速に冷水浴
中で冷却し、540nmでの吸光を対照標準としてブラ
ンク(クエン酸塩緩衝液)を用いて測定する。酵素(酵
素0.5ml+クエン酸塩緩衝液1.0ml)の吸光及
び基質溶液(クエン酸緩衝液中の1%基質溶液1ml)
の吸光を、この値から減じる。検定プロットを、クエン
酸塩緩衝液1.0ml及び標準溶液(キシロース/ml
0.5−1.5mgを含有する)5mlを用いて構成
する。 キシラナーゼ活性の検定:XU/ml=還元糖(キシロ
ース/テストとして)×0.888mg本来の活性の9
7−100%が、pH範囲5.0−7.0で得られる。 b)最適pH(図2) 酵素活性を、クエン酸緩衝液、トリスHCl緩衝液(p
H7.0−9.0)及びリン酸塩緩衝液(pH6.5−
8.0)中の1%ヘミセルロース懸濁液を用いて培養
(50℃、15分)して決定する。 最適pH範囲:6.0−7.5 c)熱安定性(図3) 酵素溶液を、0.05モルクエン酸緩衝液中で45−6
0℃の温度で0−72時間培養する。酵素の活性を、1
%ヘミセルロースで50℃で測定する。
【0014】45℃の温度で20時間後の測定は、本来
の活性の93%を示し、50℃の温度で65%を示す。 d)最適温度(図4) 酵素活性を、1%ヘミセルロース懸濁液を用いて0.0
5モルクエン酸塩緩衝液中でpH4.8で15分間培養
して、測定する。 最適温度:65℃ e)エキソ- 及びエンドセルラーゼの及び385XU/
mlの活性を有する酵素溶液のβ- グルコシダーゼの含
有量: i)エキソ- 及びエンドセルラーゼ:セルラーゼ活性
は、IUPACのFPU検定法で検出されない。更に透
析管(再生セルロース)を、72時間酵素で水性媒体中
で処理し、この媒体をグルコースの存在下にテストする
が、グルコースは認められなかった。セルロース含有酵
素は、対照的に透析管を2〜3時間以内に溶解する。更
にpH6.5で、セルロース上で酵素の長い培養の間遊
離される還元糖の性質を、決定する。
【0015】この場合測定を、3,7,19及び163
時間後に行う。このことから、すべての場合キシロー
ス、キシロビオセス及びキシロトリオセスしか遊離せず
しかもグルコースは遊離しないことが明らかである。レ
プリカ技術を使用して、エンドヌクレアーゼ活性に関し
てOBR- ヒドロキシエチルセルロース- 汚染された寒
天を用いてテストすると、活性は認められない。酵素
は、実施されたすべての実験及び検定によって、完全に
セルラーゼ不含であることを示す。
【0016】本発明によるキシラナーゼは、0.1単位
/mlの測定限界でカルボキシメチルセルロース活性
(エンド- β- 1,4- セルラーゼ)を示さず、それ故
にこれをビスコースの製造に使用することもできる。
【0017】ii)β- グルコシダーゼ:0.05モル
クエン酸ナトリウム緩衝液0.6ml(pH4.8)及
び酵素溶液0.3mlを、50℃で2時間予備培養す
る。次いでp- ニトロフエニルβ- D- グルコシド0.
3ml(クエン酸ナトリウム緩衝液4mg/ml)を加
え、混合物を50℃で10分間培養する。反応を、1モ
ルNa2 CO3 溶液2.4mlの添加によって停止し、
405mmの吸光を、対照標準としてブランクで測定す
る。β- グルコシダーゼの活性を、次の様に計算する:
【0018】
【外1】
【0019】E・・・・・吸光 t・・・・・反応時間(分) 本発明によるキシラナーゼは、0.2−0.9IU/m
lのβ- グルコシダーゼ活性を有する。
【0020】セロビオースを切断してグルコースとなす
β- グルコシダーゼの含有量は、セルロースの製造で本
発明によるキシラナーゼの挙動に影響しない。というの
はエキソ- 及びエンドセルラーゼの不在は、β- グルコ
シダーゼによって攻撃されうるセルロース分解生成物を
全く形成しないことを意味する。 f)更にβ- キシロシダーゼ、アラビノシダーゼ、アセ
チルエステラーゼ、アセチルキシランエステラーゼ及び
マンナナーゼ活性は、夫々の場合<100単位/lであ
ることが分る。 g)酵素中の可溶性たん白質の含有量は、800mg/
lであり、主なたん白質の分子量は24〜25KDaで
あり、主なたん白質の等電点は4.1である。 h)精製された酵素は、酵素的に加水分解して11ペプ
チドとなる。夫々8,16,5及び12個のアミノ酸を
有するペプチド4個を配列する。このことから、調べら
れるキシラナーゼをN末端で遮断し、これによってN-
末端から配列を開始することは不可能であり、一方アナ
ンド(Anand) 等、Arch. Biochem. Biophys. 276,第
546−553頁(1990)に従ってフミコラ ラヌ
キノザ(Humicola lanuginosa)(=サーモマイセス ラヌ
キノスス)から単離されたキシラナーゼは、N- 末端ア
ミノ酸としてアルギニンを含有することが明らかであ
る。
【0021】本発明により製造されたキシラナーゼを、
キシラン- 及びリグノセルロース-含有植物性粗材料及
びこの様な粗材料から成る繊維の酵素処理に使用し、た
とえばビスコースの製造にセルロースを漂白、脱イン
ク、精製に又は他の前処理、たとえば消化前にキシラン
の除去に使用するのが有利である。
【0022】キシラン- 及びリグノセルロース- 含有植
物性粗材料は、落葉及び針葉樹、一年生植物、たとえば
アマ、わら、バガス、ケナフ、アシ、エレファントグラ
ス等々から成る粗材料を、しかもまた植物性材料、たと
えば漂白された、半漂白された又は未漂白パルプ又は廃
棄紙から成る繊維を意味する。
【0023】本発明により製造されたキシラナーゼを、
使用するのに精製する必要はない。それは固体栄養培地
を除くことで十分である。固体栄養材料の除去後、発酵
培養液を、そのまま直接植物性粗材料から成る繊維の処
理に使用することができる。
【0024】セルロース工業中で使用する場合、未漂
白、半漂白及び漂白パルプを本発明により製造されたキ
シラナーゼで処理することができる。パルプの処理は、
ヘミセルロース- リグニン架橋を分解することになる。
したがってより少ない漂白は、次の漂白工程に使用され
る。半漂白されたパルプの処理で、予備の漂白後に残存
するキシランを分解し、これが洗浄剤及びペーラーパル
プをもたらす。酵素処理の効果を、カパ(Kappa) 数
(K)によって測定する。この数は、酸化する物質、す
なわち、たとえばリグニンの含量を示す。比較的高いα
- セルロース含量は、キシラナーゼ処理のために漂白パ
ルプに達する。
【0025】
【実施例】
〔例1〕粉砕されかつ乾燥したコーンコブ9g、肉ペス
トン3.3g、(NH4)2 SO 4 0.6g、尿素0.4
5g、MgSO4 .7H2 O 0.09g、CaC
2.2H2 O 0.09g、KH2 PO4 4.5g、
トウィーン80 0.3ml、S1 (1.6g/l M
nSO4 .H2 O;3.45g/l ZnSO4 .7H
2 O;2.0g/l CaCl2 .6H2 O)0.3m
l及びS2 (5g/lFeSO4 .7H2 O)0.3m
lから成る培地300mlを、pH6に調整し、振とう
フラスコ中で128℃で60分間高圧滅菌する。
【0026】サーモマイセス ラヌキノススDSM58
26予備培養物を、たの培地中に植菌し、4,5日間振
とうしながら(140rpm)50℃で培養する。
【0027】4,5日後、混合物を濾過し、キシナラー
ゼ(XU/ml)、β- グルコシダーゼ(Iu/m
l)、カルボキシメチルセルラーゼ(CMC- アーゼ/
ml)及びエキソグルカナーゼ(FPU/ml)の活性
を測定する。 XU/ml 389.7 4℃で3日貯蔵後 395.0 IU/ml 0.29 FPU/ml 検出不可能 CMC- アーゼ/ml 検出不可能 〔例2〕コーンコブを、 a)切断する(コーンコブ断片のサイズ10mm以
上)。 b)粗く粉砕する(コーンコブ断片のサイズ3〜10m
m)。 c)微粉砕する(コーンコブ断片のサイズ3mm以
下)。
【0028】夫々の場合、酵母抽出物28.6g、(N
4)2 SO4 4.23g、KH2 PO4 10g、FeS
4 .7H2 O 0.3g、MgSO4 .7H2
0.3g及びCaCl2 .2H2 O 0.3g及びa)
切断された、b)粗く粉砕された及びc)微粉砕され
た、乾燥コーンコブ25gを製造し、pH6.5に調整
し、振とうフラスコ中で121℃25分間高圧滅菌す
る。
【0029】サーモマイセス ラヌキノススDSM58
26予備培養物を、この培地に植菌し、振とうしながら
50℃で培養する。5日後、濾過を行い、種々の培地中
のキシラナーゼ活性(XU/ml)を測定する: 4℃で1日貯蔵後 コーンコブ XU/ml XU/ml 切断された 764 881 粗く粉砕された 1601 1526 微粉砕された 388 423 〔例3〕次のキシラナーゼ活性を、例2中に記載した培
地中でかつ例2に記載した方法で測定するが、他のC-
源を使用する: C源 キシラナーゼ活性(XU/ml) コーンコブ(50%微粉砕、 477 50%粗く粉砕) 小麦ストロー 232 小麦もみがら 186 大麦スペルト 61 ウルバ リフィデ(アルガ)Ulva rifide(alga) 28 アルファルファミール 20 レッドクローバー/グラスミール 14 ビーチバーク、粉砕 8 可溶性でんぷん 4 大豆油 4 〔例4〕サーモマイセスラヌキノススDSM5826
を、例1に於ける様に培養するが、粉砕されたコーンコ
ブの代りに粉砕された小麦ストロー9gを使用する。
【0030】 XU/ml 104.3 4℃で3日間貯蔵後 123.9 IU/ml 0.51 FPU/ml 検出不可能 CMC- アーゼ/ml 検出不可能 〔例5〕サーモマイセスラヌキノススDSM5826
を、例1に於ける様に培養するが、粉砕されたコーンコ
ブの代りに大麦スペクトルを使用する。
【0031】 XU/ml 222.9 4℃で3日間貯蔵後 196.2 IU/ml 0.60 FPU/ml 検出不可能 CMC- アーゼ/ml 検出不可能 〔例6〕サーモマイセス ラヌキノススDSM5826
を、例1に於ける様に培養するが、粉砕されたコーンコ
ブの代りにヘミセルロース(キシラン)9gを使用す
る。
【0032】 XU/ml 151.55 IU/ml 検出不可能 FPU/ml 検出不可能 CMC- アーゼ/ml 検出不可能 〔例7〕 硫酸塩パルプの処理 ルツオームペロック(ハードウッド)からの乾燥した硫
酸塩パルプを、加熱し、45℃で1.5時間水と共に振
とうする。次いで例1と同様に製造されたキシラナーゼ
を加え、230rpmで振とうする。 a)発酵培養液 30g b)発酵培養液 90g パルプ 220g パルプ 220g (K=19.97) (K=19.97) 水 350g 水 290g 100XU酵素を、繊維 300XU酵素を、繊維 のグラムあたりで添加す のグラムあたりで添加す る。 る。
【0033】濾過によってパルプを除去後、カパ数を測
定する。
【0034】カパ 数 a)17.45
b)13.39
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、サーモマイセス ラヌ
キノススを、コーンコブを含有する栄養培地中で培養し
て得られるキシラナーゼは、ほんの僅かしか又は全くエ
キソ-及びエンドセルラーゼ活性を示さない。
【図面の簡単な説明】
【図1】キシラナーゼのpH安定性を示す。
【図2】キシラナーゼの最適pHを示す。
【図3】キシラナーゼの熱安定性を示す。
【図4】キシラナーゼの最適温度を示す。
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】セロビオースを切断してグルコースとなす
β- グルコシダーゼの含有量は、セルロースの製造で本
発明によるキシラナーゼの挙動に影響しない。というの
はエキソ- 及びエンドセルラーゼの不在は、β- グルコ
シダーゼによって攻撃されうるセルロース分解生成物を
全く形成しないことを意味する。 f)更にβ- キシロシダーゼ、アラビノシダーゼ、アセ
チルエステラーゼ、アセチルキシランエステラーゼ及び
マンナナーゼ活性は、夫々の場合<100単位/lであ
ることが分る。 g)酵素中の可溶性たん白質の含有量は、800mg/
lであり、主なたん白質の分子量は24〜25KDaで
あり、主なたん白質の等電点は4.1である。 h)精製された酵素は、酵素的に加水分解して11ペプ
チドとなる。夫々8,16,5及び12個のアミノ酸を
有するペプチド4個を配列する。このことから、調べら
れるキシラナーゼをN末端で遮断し、これによってN-
末端から配列を開始することは不可能であり、一方アナ
ンド(Anand) 等、Arch. Biochem. Biophys. 276,第
546−553頁(1990)に従ってフミコラ ラヌ
キノザ(Humicola lanuginosus)(=サーモマイセス ラ
ヌキノスス)から単離されたキシラナーゼは、N- 末端
アミノ酸としてアルギニンを含有することが明らかであ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、サーモマイセス ラヌ
キノススを、コーンコブを含有する栄養培地中で培養し
て得られるキシラナーゼは、ほんの僅かしか又は全くエ
キソ-及びエンドセルラーゼ活性を示さない。以上、本
発明について詳述したが、以下に本発明の実施の態様に
ついて記載する。 1)特許請求の範囲の請求項1に記載した方法で、菌とし
てサーモマイセス ラヌキノスス(Thermomyces lanuqin
osus) を使用する。 2)特許請求の範囲の請求項1に記載した方法で、菌とし
てサーモマイセス ラヌキノススDSM5826を使用
する。 3)特許請求の範囲の請求項1に記載した方法で、菌を、
30−70℃の温度で及び5.0〜8.0のpH- 値で
培養する。 4)特許請求の範囲の請求項1に記載した方法で、菌を、
45〜55℃の温度で及び5.0〜8.0のpH- 値で
培養する。 5)特許請求の範囲の請求項1に記載した方法で、サーモ
マイセス ラヌキノススDSM5826を、45〜50
℃の温度で及び6.0〜7.0のpH- 値で培養する。 6)特許請求の範囲の請求項4に記載した方法で、エキソ
- 及びエンドセルラーゼ不含キシラナーゼは、サーモマ
イセス ラヌキノススDSM5826の培養によって得
られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:645) (72)発明者 ウアルター・シユタイネル オーストリア国、グラーツ、イム・ホツフ エ ルト、1 (72)発明者 ジヨゼフ・ゴメス バングラデシユ国、ダッカ、イースト・ラ ジ ヤバザー、113/2

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 菌をコーンコブ(Corn cobs) を含有する
    栄養培地中で培養することを特徴とするキシラナーゼの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 菌としてサーモマイセス ラヌキノスス
    (Thermomyces lanuqinosus) を使用する請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 菌としてサーモマイセス ラヌキノスス
    DSM5826を使用する請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 菌を、30−70℃の温度で及び5.0
    〜8.0のpH- 値で培養する請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 菌を、45〜55℃の温度で及び5.0
    〜8.0のpH- 値で培養する請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 サーモマイセス ラヌキノススDSM5
    826を、45〜50℃の温度で及び6.0〜7.0の
    pH- 値で培養する請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 サーモマイセス ラヌキノスス(Thermom
    yces lanquinosus)DSM5826。
  8. 【請求項8】 栄養培地中でサーモマイセス ラヌキノ
    ススDSM5826を培養することによって得られたエ
    キソ- 及びエンドセルラーゼ- 不含キシラナーゼ。
  9. 【請求項9】 キシラン- 及びリグノセルロース- 含有
    する植物性粗材料及びこの様な粗材料から成る繊維を、
    酵素処理するのに、請求項1に従って製造されたエキソ
    - 及びエンドセルラーゼ- 不含キシラナーゼを使用する
    方法。
  10. 【請求項10】 サーモマイセス ラヌキノススDSM
    5826の培養によって得られたエキソ- 及びエンドセ
    ルラーゼ不含キシラナーゼから成る請求項9記載の使用
    方法。
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