JPH0786839A - 移相器及びそれを用いたfm受信機 - Google Patents

移相器及びそれを用いたfm受信機

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JPH0786839A
JPH0786839A JP5229749A JP22974993A JPH0786839A JP H0786839 A JPH0786839 A JP H0786839A JP 5229749 A JP5229749 A JP 5229749A JP 22974993 A JP22974993 A JP 22974993A JP H0786839 A JPH0786839 A JP H0786839A
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JP
Japan
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capacitor
charging
phase shifter
circuit
differential pair
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JP5229749A
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Katsu Takeda
克 竹田
Giichi Shimada
義一 島田
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/023Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of differential amplifiers or comparators, with internal or external positive feedback
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    • HELECTRICITY
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    • H03K3/2821Emitters connected to one another by using a capacitor

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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外付け部品が不必要で、ICとして完結できる
無調整の移相器、並びにそれを用いたクオドラチュア検
波器やFM受信機を提供する。 【構成】コンデンサC1の充放電を行なうことによって
発振する発振回路1と、コンデンサC1の両端にそれぞ
れ出力電極が接続された差動対トランジスタQ11、Q
12と、コンデンサC1の充電又は放電期間に基づいた
出力電圧を生じる出力回路3とを備え、入力信号によっ
て前記差動対トランジスタQ11、Q12をON/OF
FさせることによってコンデンサC1の充放電電流値を
途中で変化させるとともに、その変化点が前記入力信号
の周波数に依存するように構成されている移相器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFM信号等をクオドラチ
ュア検波するとき等に必要な移相器に関するものであ
り、更にこれを用いたクオドラチュア検波回路及びFM
受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】FMラジオ受信機等に用いられている従
来のクオドラチュア検波器は図7に示すように受信した
FMラジオ信号をIF(中間周波数)化するIF回路1
00から線路aを通して、そのまま乗算器103へ導く
とともに、線路bを通して移相器102で90°移相し
た後、乗算器103へ導き、乗算器103でこれら2つ
の信号を掛算している。移相器102はコンデンサCと
コイルLとで移相シフトを行なう。
【0003】一方、図8に示す従来例では移相器10
2’にセラミック共振子104を用いている。この方式
の移相器102’は図9に示すように3個の抵抗Rとセ
ラミック共振子104とでホイーストンブリッジを形成
し、セラミック共振子104のリアクタンス成分を利用
して位相シフトを行なうようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
移相器ではコンデンサ又はコイルによる周波数の調整が
必要であり、しかもその調整は機械的調整であるため経
年変化に弱いという欠点があった。また、コイルはIC
内に形成できないため外付けの端子ピンが増加するとと
もに外付け部品が必要になるという欠点もあった。一
方、後者の移相器では、やはり外付け部品が必要である
だけでなく、その部品(セラミック共振子)が特殊な部
品であるため海外等では入手困難という問題もあった。
更に、セラミック共振子は特性が前者の方式に比べて劣
り、またICとのマッチングも取りにくいという欠点も
あった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、外付け部品が不必要で、ICとして完結でき
る無調整の移相器、並びにそれを用いたクオドラチュア
検波器やFM受信機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の移相器は、コンデンサの充放電を行なうこと
によって発振する発振回路と、前記コンデンサの両端に
それぞれ出力電極が接続された差動対トランジスタと、
前記コンデンサの充電又は放電期間に基づいた出力電圧
を生じる出力手段とを備え、入力信号によって前記差動
対トランジスタをON/OFFさせることによって前記
コンデンサの充放電電流値を途中で変化させるととも
に、その変化点が前記入力信号の周波数に依存するよう
に構成されている。
【0007】また、同一の信号を90°の位相差を有す
るように分岐した後、乗算することによって周波数検波
を行なう本発明のクオドラチュア検波回路は上記移相器
を内蔵している。
【0008】また、FM信号をそのまま乗算器に導いた
信号と90°移相器を通して前記乗算器に導いた信号と
を前記乗算器で乗算してFM検波する本発明のFM受信
機は、90°移相器として上記移相器を内蔵している。
【0009】
【作用】上記構成によれば、移相器は入力信号によって
発振回路のコンデンサの充放電電流を制御することによ
って入力信号に対し移相した出力信号を得ることができ
る。即ち、コンデンサに流れる電流量が入力信号によっ
て途中で変化することによって、その変化点でコンデン
サの電位の変化の勾配が変化し、コンデンサの充電又は
放電の期間が変わる。その期間に対応する出力電圧を生
じる出力手段の出力信号は入力信号に対して移相した信
号となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に従って説
明する。図1は本発明を実施した移相器を示している。
同図において、1は発振回路、2は発振回路1のコンデ
ンサC1の充放電電流値を、その充電や放電の途中で入
力信号に従って変えるように制御する充放電制御回路、
3は発振回路1の出力を成形する出力回路である。4は
入力信号(FM信号)が与えられる入力端子、5は出力
端子である。後で詳細に述べるが、この図1の移相器
は、コンデンサC1の充放電電流の変化点によって移相
の大きさが決まる。所定周波数の入力信号で90°の移
相がなされるように回路設定される。
【0011】発振回路1は一対の差動対トランジスタQ
1、Q2と、それらの負荷抵抗R1、R2、トランジス
タQ3、Q4及び定電流源6とから成る差動増幅回路1
3を有しており、この差動増幅回路13の一方の出力を
トランジスタQ1のコレクタからダーリントン接続のト
ランジスタQ5、Q6を介してトランジスタQ7のベー
スに与え、他方の出力をトランジスタQ2のコレクタか
らダーリントン接続のトランジスタQ8、Q9を介して
トランジスタQ10のベースに与えている。トランジス
タQ7のエミッタは定電流源7に接続されているととも
に、コンデンサC1の一端に接続されている。
【0012】トランジスタQ7のコレクタは抵抗R3、
ダイオードD1、D3を介して電圧VCCの電源ライン
14に接続されているとともに、トランジスタQ1のベ
ースにも接続されている。同様に、トランジスタQ10
のコレクタは抵抗R4、ダイードD2、D3を介して電
源ライン14に接続されるとともに、トランジスタQ2
のベースに接続されている。トランジスタQ10のエミ
ッタは定電流源8とコンデンサC1の他端に接続されて
いる。
【0013】コンデンサC1の両端には充放電電流制御
回路2を構成する差動対トランジスタQ11、Q12の
コレクタが接続されている。この差動対トランジスタQ
11、Q12のエミッタは共通に定電流源9に接続され
ている。そして、差動対トランジスタQ11のベースは
入力端子4に接続され、差動対トランジスタQ12のベ
ースは定電圧源10に接続されている。
【0014】出力回路3は図4にその詳細を示すように
前記発振回路の出力を受けるべくコンデンサC1の一端
に接続されたエミッタフォロアQ13と、そのエミッタ
フォロアQ13の出力を受ける差動対トランジスタQ1
4、Q15、定電流源10、11、カレントミラー回路
15、16、17、トランジスタQ22等で構成されて
いる。
【0015】ここで、図1の動作を説明するに際し、ま
ず発振回路1の動作のみを図2のタイムチャートを参照
して説明する。図1の回路が安定ならば、各部の電圧は
図2の(A)領域のようになる。しかし、実際は極く微
小なオフセットが生じる。ここで、点の電位が点の
電位よりも僅かに高かったとすると、トランジスタQ
1、Q2に流れる電流はIo/2から、それぞれ(Io
2)−Δi、(Io/2)+Δiというオフセットをも
つ。
【0016】まず、点側について考えると、トランジ
スタQ1に流れる電流が減少することにより点の電圧
が上がる。即ち、VCC−VF−Roo/2からVCC−VF
−Ro(Io/2−Δi)となる。この電位差はQ5→Q
6→Q7と伝達され、トランジスタQ7に流れる電流は
増加する。これにより、更に点の電圧が下がるため初
期のオフセットが正帰還で増幅され、点、の電位差
が大きくなる。また、トランジスタQ7に流れる電流の
うち、I1より過剰分はコンデンサC1にチャージされ
るため点の電位も上がる。同様に考えて、トランジス
タQ10にはI1より少ない電流しか流れず、I1より不
足分はコンデンサC1より引き出されるため、点の電
位が下がる{(B)領域として示す電源投入後の過渡領
域参照}。
【0017】(B)領域で点の電位が上がりきるの
は、VCC−VFまでである。このとき、点、の各電
位はVCC−VF−Rooと、VCC−4VF−Rooであ
り、点と間の電位差は3VFとなり、トランジスタ
Q8〜Q10がONする。このため点の電位が下が
り、点の電位はRooだけ上昇する。従って、点の
電位も一気にRoo上昇する。これに伴って、点の電
位もRoo上昇するが、点の電位が下がったことで、
点の電位が下がるため、トランジスタQ5〜Q7はベ
ース・エミッタ間導通電圧VFを確保できなくなり、カ
ットオフする{(B)領域から(C)領域への変遷参
照}。
【0018】このようにトランジスタQ7がカットオフ
するため、点の電位はI1でコンデンサC1が放電す
ることからI1t/C1(tは時間を表わす)ずつ電位が
降下する。このとき、〜の電位は変化しないので、
点の電位はVCC−4VFのまま一定である{(C)領
域}。
【0019】点の電位が、VCC−4VF−Rooまで
下がると、点と間の電位が3VFとなるためトラン
ジスタQ5〜Q7がONする。これによって、点の電
位が下がり、点の電位がRoo上がる。このため、点
は点より−3VF低いところでクランプされるた
め、Rooだけ電位が上がる。これは、コンデンサC1
に流入流出する電流が存在しない微小時間に行なわれる
ためコンデンサC1の両端電位は変化しないことを意味
する。従って、点もRooだけ電位が上がる。このと
き、点の電位が下がるため点の電位が下がる。この
ためトランジスタQ8〜Q10がカットオフする{領域
(C)から領域(D)への変遷}。
【0020】(D)領域では(C)領域と同様に点の
電位はI1t/C1ずつ降下する。そして、点の電位が
CC−4VF−Rooまで下がると、点間の3VF
確保され、トランジスタQ8〜Q10がONし、トラン
ジスタQ5〜Q7がカットオフする。(E)領域は
(C)領域と同様となる。
【0021】以上、説明したように発振回路単独の動作
では、コンデンサC1の両端の点の電圧は、図2の
に示すように変化する。この変化は定常状態では、
図2の(C)(D)領域を交互に繰り返すことである。
【0022】次に、この発振回路1に対し充放電電流制
御回路2を作用させた場合の動作について説明する。こ
こで、定電流源7、8の電流I1に対し定電流源9の電
流をI2とする。今、トランジスタQ7がONで、トラ
ンジスタQ10がOFFのとき、コンデンサC1には図
3に示す向きに電流I1が流れ、点の電位は降下して
いく。このとき、入力端子4に図5に示すFM信号が入
力されると、そのT1の期間、トランジスタQ11がO
N、Q12がOFFとなるので、T1の期間にコンデン
サC1にはI1が右方向に流れ、I2が左方向に流れる。
このときI2はトランジスタQ11を通して電流源9へ
流れ込む。
【0023】T2の期間になると、トランジスタQ1
1、Q12の状態が反転してQ11がOFF、Q12が
ONとなるので、T2の期間はコンデンサC1には電流
1が右方向に流れる以外に点線で示す電流I2も右方向
に流れることになる(I2はトランジスタQ12を介し
て電流源9へ流れ込む)。そのため、点の電位降下は
早くなり、VCC−4VF−Rooに達するのが早くな
る。
【0024】図5の波形でいえば、同図のT2期間の
勾配がT1の勾配よりも急になる。このの電圧は次段
の出力回路3でパルス波形に成形される。図4に示す出
力回路において、入力端子18に点の電圧が入力され
る。トランジスタQ14、Q15等で構成される差動増
幅回路19は入力がない場合には直流電源20でバイア
ス(E2)されたトランジスタQ15がONし、トラン
ジスタQ14がOFFとなっている。この状態では、カ
レントミラー回路15がONし、トランジスタQ16か
ら出力される電流がトランジスタQ22のベースへ与え
られるためトランジスタQ22はOFFであり、それに
伴いカレントミラー回路17がOFF、更にカレントミ
ラー回路16もOFFとなっている。このとき、出力端
子5の電圧は、そこに接続された図示しない回路との関
係でローレベルとなる。
【0025】この状態で、トランジスタQ14の閾値E
u以上の電圧が入力されると、ONしているトランジス
タQ15に加えてトランジスタQ14もONする。その
結果、トランジスタQ16のコレクタ電流がトランジス
タQ14へ流れ込むとともにトランジスタQ22がON
になって、そのベース電流もトランジスタQ14へ流れ
込む。トランジスタQ22のONに伴い、出力端子5が
ハイレベルになるとともにカレントミラー回路17と1
6が順次ONし、トランジスタQ18のコレクタ電流が
トランジスタQ15へ流れる。その分、カレントミラー
回路15の電流が減少する。
【0026】そのため、入力電圧が図6のT1期間で順
次降下していっても、トランジスタQ16の出力電流は
小さいので、トランジスタQ22はOFFしにくくな
る。この状態はヒステリシス状態であり、出力端子5は
ハイレベルを維持する。入力が更に降下してEdに至る
と、トランジスタQ14及びQ22がOFFとなってカ
レントミラー回路17、16がOFFとなるので、当初
の状態に戻り、出力端子5はローレベルとなる。上述の
動作によって出力端子5には(T1+T2)期間にハイレ
ベルのパルス(図5参照)が出力される。この出力は入
力信号に比して90°移相している。
【0027】本回路は所定の周波数で90°移相するよ
うに設定されているので、この所定の周波数からずれた
周波数をもつ入力ではT1期間とT2期間の変化点が左又
は右に移動し、(T1+T2)期間の長さが変わり、それ
に伴い、入力に対する出力の移相量が異なることにな
る。
【0028】図6は前記移相器をFMラジオ受信機に用
いた例を示している。同図において、31はアンテナ、
32はRF増幅器、33は局部発振回路34の発振信号
とRF増幅器32からのRF信号との周波数差をとって
IF信号を出力するミキサ、35はIFフィルタ、36
はIF増幅回路、37はリミッタである。38は90°
移相器39と乗算器40とから成るクオドラチュア検波
回路であり、入力のFM信号を復調する。41はマルチ
プレクサ、42は出力回路、43、44は左右のスピー
カである。
【0029】上述した移相器はここではクオドラチュア
検波回路38の90°移相器39として用いられる。
尚、クオドラチュア検波回路38はIF増幅器36、リ
ミッタ37、マルチプレクサ40と共に1つのIC回路
として形成されるが、その場合も90°移相器39に関
して上述の如く外付け部品が不要であるので、前記IC
回路としても、又FMラジオ受信機としても便利なもの
である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、移
相手段として従来のようなコンデンサとコイルとによる
ものやセラミック共振子等を用いるものでなく、発振用
コンデンサの充放電電流値を入力信号に基いて変化させ
るものであるので、移相器をICで形成する場合、外付
け部品が不要となり、調整はICとして完結させること
ができ、FM受信機等のセットメーカ(ICのユーザ)
に不便を強いらないという効果がある。また、セラミッ
ク共振子等の如き特殊部品が不要であるので、このよう
な特殊部品の入手が困難な海外での実施においても有利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した移相器の回路図。
【図2】その発振回路の動作説明波形図。
【図3】その充放電電流制御回路の動作を説明する回路
図。
【図4】その出力回路の回路図。
【図5】充放電電流制御回路と出力回路の動作説明用の
信号波形図。
【図6】本発明を実施したFMラジオ受信機のブロック
回路図。
【図7】従来例の回路図。
【図8】他の従来例の回路図。
【図9】図8の一部の詳細図。
【符号の説明】
1 発振回路 2 充放電電流制御回路 3 出力回路 C1 コンデンサ Q11、Q12 差動対トランジスタ 38 クオドラチュア検波回路 39 90°移相器 40 乗算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサの充放電を行なうことによって
    発振する発振回路と、前記コンデンサの両端にそれぞれ
    出力電極が接続された差動対トランジスタと、前記コン
    デンサの充電又は放電期間に基づいた出力電圧を生じる
    出力手段と、を備え、 入力信号によって前記差動対トランジスタをON/OF
    Fさせることによって前記コンデンサの充放電電流値を
    途中で変化させるとともに、その変化点が前記入力信号
    の周波数に依存するように構成された移相器。
  2. 【請求項2】同一の信号を90°の位相差を有するよう
    に分岐した後、乗算することによって周波数検波を行な
    うクオドラチュア検波回路において、 前記90°の位相差をつける移相器を、定電流によって
    コンデンサの充放電を行なう発振回路と、前記コンデン
    サの両端にそれぞれ出力電極が接続された差動対トラン
    ジスタと、前記コンデンサの充電又は放電期間に基づい
    た出力電圧を生じる出力手段とで構成し、入力信号によ
    って前記差動対トランジスタをON/OFFさせること
    によって前記コンデンサの充放電電流値を途中で変化さ
    せるとともに、その変化点が前記入力信号の周波数に依
    存するように構成したことを特徴とするクオドラチュア
    検波回路。
  3. 【請求項3】FM信号をそのまま乗算器に導いた信号と
    90°移相器を通して前記乗算器に導いた信号とを前記
    乗算器で乗算してFM検波するFM受信機において、 前記90°移相器を、定電流によってコンデンサの充放
    電を行なう発振回路と、前記コンデンサの両端にそれぞ
    れ出力電極が接続された差動対トランジスタと、前記コ
    ンデンサの充電又は放電期間に基づいた出力電圧を生じ
    る出力手段とで構成し、入力信号によって前記差動対ト
    ランジスタをON/OFFさせることによって前記コン
    デンサの充放電電流値を途中で変化させるとともに、そ
    の変化点が前記入力信号の周波数に依存するように構成
    したことを特徴とするFM受信機。
JP5229749A 1993-09-16 1993-09-16 移相器及びそれを用いたfm受信機 Pending JPH0786839A (ja)

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