JPH0785936A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

Info

Publication number
JPH0785936A
JPH0785936A JP5232747A JP23274793A JPH0785936A JP H0785936 A JPH0785936 A JP H0785936A JP 5232747 A JP5232747 A JP 5232747A JP 23274793 A JP23274793 A JP 23274793A JP H0785936 A JPH0785936 A JP H0785936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
contacts
connector
lead
common substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5232747A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3099602B2 (ja
Inventor
Takeshi Okuyama
毅 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP05232747A priority Critical patent/JP3099602B2/ja
Publication of JPH0785936A publication Critical patent/JPH0785936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3099602B2 publication Critical patent/JP3099602B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 情報処理装置等において数多くのリード端子
が高密度に配設されてなる部品を実装するコネクタに関
し、数多くのコンタクトを高密度に配列しても常に所定
の接触圧が得られるZIF構造のコネクタを提供する。 【構成】 金属片からなり一端に接触部61が形成され他
端にリード部62が形成されてなる複数のコンタクト6
と、所定のピッチで配列されてなる複数の貫通孔71を具
えコンタクト6を支承する共通基板7とを有し、コンタ
クト6の接触部61とリード部62の間に金属部を取り巻く
よう形成された円筒状の絶縁体63を貫通孔71に嵌挿し、
コンタクト6と共通基板7を組み立てるよう構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置等において
数多くのリード端子が高密度に配設されてなる部品を実
装するコネクタに係り、特に接触圧を共通基板で受ける
ゼロ・インサーション・フォース(以下ZIFと称す
る)構造のコネクタに関する。
【0002】情報処理装置等では数多くのリード端子が
高密度に配設されたLSI等の部品はコネクタを介して
基板に実装されるが、近年、かかる部品に配設されるリ
ード端子数が益々増加すると共にリード端子の配列ピッ
チが小さくなる傾向にある。
【0003】一方、コネクタは一般にリード端子に当接
させる接触部を有するコンタクトとコンタクトを支承す
る枠体とで構成され、比較的極数の少ないコネクタでは
対向させてなる複数の接触部の間にリード端子を挿入す
ることで接触圧を得ている。
【0004】しかるに、複数の接触部の間にリード端子
を挿入する方式では極数が増加するに伴って挿入・抜去
に要する力が増大し、例えば、前記LSI等の部品をか
かる方式のコネクタに実装すると挿入・抜去時の力によ
って破壊される場合がある。
【0005】また、対向させた複数の接触部の間にリー
ド端子を挿入する方式のコネクタは比較的コンタクトの
専有面積が大きく、リード端子の配列ピッチが小さくな
るとリード端子の配列ピッチに合わせて配列可能なコン
タクトの形成が困難になる。
【0006】前記のLSI等を実装するコネクタには通
常かかる問題を解決する手段として挿入・抜去が容易な
ZIF構造を採用し、しかも、1個の接触部をリード端
子の片側に当接させるコンタクトを採用しコンタクトの
専有面積を小さくしている。
【0007】しかし、接触部をリード端子の片側に当接
させるコネクタでは接触圧の反力がコンタクトを支承す
る枠体に印加され、例えば、コンタクトの本数やコンタ
クト当たりの接触圧が増大するに伴って枠体に印加され
る接触圧の反力も増大する。
【0008】その結果、枠体の材質が成形された樹脂か
らなる場合は時間の経過に伴って変形し所定の接触圧が
得られ無くなる。そこで、コンタクトが高密度に配列さ
れ常に所定の接触圧が得られるZIF構造のコネクタの
開発が要望されている。
【0009】
【従来の技術】図3は実装されるLSI等の端子配列の
一例を示す斜視図、図4は従来のZIF構造のコネクタ
を示す側断面図である。
【0010】例えば、コネクタに実装されるLSI1は
図3に示す如く数多くのリード端子11が所定のピッチで
植設されており、グリッド状に配列された数多くのリー
ド端子11はそれぞれコネクタが有する複数のコンタクト
を介して回路に接続される。
【0011】従来のコネクタは図4に示す如く一端に接
触部21が形成され他端にリード部22が形成された金属製
のコンタクト2と、成形された樹脂からなり複数のコン
タクト2を嵌挿する貫通孔31が所定のピッチで形成され
た共通基板3を具えている。
【0012】挿入または抜去に際しLSI1に印加され
る力を軽減するロケータ4が共通基板3上に摺動自在に
載置されており、絶縁体からなるロケータ4が有するガ
イド孔41には共通基板3に嵌挿されたコンタクト2の接
触部21側が挿入されている。
【0013】例えば、LSI1の挿入に際してロケータ
4を操作することでコンタクト2の接触部21がロケータ
4と共に移動し、キャリア5に装着されたLSI1を共
通基板3に植設されたピン32に沿って挿入する際の挿入
力を0にすることができる。
【0014】LSI1が装着されてなるキャリア5を所
定の深さまで挿入した後、ロケータ4を再び元の位置に
戻すことにより、挿入時にリード端子11と離れていた接
触部21が元の位置に戻り所定の接触圧でそれぞれ対応す
るリード端子11に当接する。
【0015】また、LSI1の抜去に際しロケータ4を
操作することで所定の接触圧でリード端子11に当接して
いた接触部21が、ロケータ4と共に移動してリード端子
11から離れLSI1をコネクタから抜去する際の抜去力
を0にすることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】接触部をリード端子の
片側に当接させるコンタクトを具えた前記コネクタはコ
ンタクトの専有面積を小さくできるが、コンタクトを支
承している共通基板が成形された樹脂からなり接触圧の
反力がコンタクトを介して常に印加されている。その結
果、例えばコンタクトの本数やコンタクト当たりの接触
圧が増大すると共通基板に印加される接触圧の反力も増
大し、時間の経過に伴って共通基板が変形してロケータ
を戻しても所定の接触圧が得られ無くなるという問題が
あった。
【0017】本発明の目的は数多くのコンタクトを高密
度に配列しても常に所定の接触圧が得られるZIF構造
のコネクタを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になるコネ
クタを示す斜視図である。なお全図を通し同じ対象物は
同一記号で表している。
【0019】上記課題は金属片からなり一端に接触部61
が形成され他端にリード部62が形成されてなる複数のコ
ンタクト6と、所定のピッチで配列されてなる複数の貫
通孔71を具えコンタクト6を支承する共通基板7とを有
し、コンタクト6の接触部61とリード部62の間に金属部
を取り巻くよう形成された円筒状の絶縁体63を貫通孔71
に嵌挿し、コンタクト6と共通基板7を組み立てるよう
構成されてなる本発明のコネクタによって達成される。
【0020】
【作用】図1において本発明になるコネクタは一端に接
触部が形成され他端にリード部が形成されてなる複数の
コンタクトと、所定のピッチで配列されてなる複数の貫
通孔を具えコンタクトを支承する共通基板を具えてお
り、コンタクトの接触部とリード部の間に金属部を取り
巻くよう形成された円筒状の絶縁体を、例えば、金属や
セラミックス等からなる共通基板の貫通孔に嵌挿するこ
とによって、コンタクトを介して常に印加されている接
触圧の反力によって時間の経過と共に共通基板が変形す
るのを防止できる。即ち、数多くのコンタクトを高密度
に配列しても常に所定の接触圧が得られるZIF構造の
コネクタを実現することができる。
【0021】
【実施例】以下添付図により本発明の実施例について説
明する。なお、図2は本発明の一実施例を示す側断面図
である。
【0022】本発明になるコネクタは図1に示す如く一
端に接触部61が形成され他端にリード部62が形成された
コンタクト6を有し、接触部61とリード部62の間に介在
する金属部は取り巻くように形成された円筒状の絶縁体
63によって被覆されている。
【0023】一方、コンタクト6を支承する共通基板7
は成形用樹脂に比べ機械的強度が優れた金属またはセラ
ミックスからなり、接触部61とリード部62の間に介在す
る円筒状の絶縁体63を嵌挿可能な複数の貫通孔71が所定
のピッチで形成されている。
【0024】なお、絶縁体63を貫通孔71に嵌挿したとき
に貫通孔71と絶縁体63の間に隙間が介在すると所定の接
触圧が得られない。そこで図示の如く貫通孔71との間に
圧入し隙間を無くす半円状断面を有する突条64を絶縁体
63の側面に突出させている。
【0025】また、コンタクト6は接触部61側に同じ材
料を用い円筒状の絶縁体63と共に一体成形された平板状
の連結部材65を有し、複数のコンタクト6は連結部材65
を介して共通基板7に形成された貫通孔71のピッチと同
じピッチで連結されている。
【0026】このように複数のコンタクト6を連結部材
65を介して連結することによって絶縁体63を形成する成
形工程が簡略化され、コンタクト6を所定のピッチで連
結することによりコンタクト6を貫通孔71に嵌挿する組
立工程が極めて容易になる。
【0027】しかし、同列に配列されるコンタクト6の
数が一様でなく連結されたコンタクト6の数を列毎に調
整する必要がある。そこで連結部材65は中間に形成され
た薄肉部66を有し任意の位置においてコンタクト6を折
り取りよう構成されている。
【0028】本発明になるコネクタの一実施例は図2に
示す如く共通基板7の貫通孔71にコンタクト6の絶縁体
63が嵌挿されており、紙面に対し垂直方向に配列された
複数のコンタクト6が絶縁体63と一体成形された連結部
材65により連結されている。
【0029】従来のコネクタと同様にLSI1に印加さ
れる力を軽減するロケータ4が摺動自在に共通基板7上
に載置されており、共通基板7に嵌挿されたコンタクト
6の接触部61側が絶縁体からなるロケータ4が有するガ
イド孔41に挿入されている。
【0030】例えば、LSI1の挿入に際してロケータ
4を操作することでコンタクト6の接触部61がロケータ
4と共に移動し、キャリア5に装着されたLSI1を共
通基板7に植設されたピン72に沿って挿入する際の挿入
力を0にすることができる。
【0031】LSI1が装着されてなるキャリア5を所
定の深さまで挿入した後、ロケータ4を再び元の位置に
戻すことにより、挿入時にリード端子11と離れていた接
触部61が元の位置に戻り所定の接触圧でそれぞれ対応す
るリード端子11に当接する。
【0032】また、LSI1の抜去に際しロケータ4を
操作することで所定の接触圧でリード端子11に当接して
いた接触部61が、ロケータ4と共に移動してリード端子
11から離れLSI1をコネクタから抜去する際の抜去力
を0にすることができる。
【0033】本発明になるコネクタも接触圧の反力が貫
通孔71に嵌挿された絶縁体63にコンタクト6を介して印
加されているが、絶縁体63の回りは金属やセラミックス
等からなる共通基板7で取り囲まれており時間の経過と
共に変形する余地が無い。
【0034】なお、上記実施例においてコンタクト6の
絶縁体63は共通基板7の貫通孔71に圧入することによっ
て固定しているが、貫通孔71に絶縁体63を嵌挿した後、
接着剤等を塗布しコンタクト6を共通基板7に接着して
も同等の効果が得られる。
【0035】このように本発明になるコネクタは一端に
接触部が形成され他端にリード部が形成されてなる複数
のコンタクトと、所定のピッチで配列されてなる複数の
貫通孔を具えコンタクトを支承する共通基板を具えてお
り、コンタクトの接触部とリード部の間に金属部を取り
巻くよう形成された円筒状の絶縁体を共通基板の貫通孔
に嵌挿することによって、コンタクトを介して常に印加
されている接触圧の反力によって時間の経過と共に共通
基板が変形するのを防止できる。
【0036】しかも、コンタクト6の接触部61とリード
部62の間に介在する絶縁体63は共通基板7と絶縁するた
め形成されたもので、特に厚くする必要が無いことから
絶縁体63と連結部材65の存在がコンタクト6の配列密度
を低下させることはない。即ち、数多くのコンタクトを
高密度に配列しても常に所定の接触圧が得られるZIF
構造のコネクタを実現することができる。
【0037】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば数多くのコン
タクトを高密度に配列しても常に所定の接触圧が得られ
るZIF構造のコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になるコネクタを示す斜視図である。
【図2】 本発明の一実施例を示す側断面図である。
【図3】 実装されるLSI等の端子配列の一例を示す
斜視図である。
【図4】 従来のZIF構造のコネクタを示す側断面図
である。
【符号の説明】
1 LSI 4 ロケータ 5 キャリア 6 コンタクト 7 共通基板 11 リード端子 41 ガイド孔 61 接触部 62 リード部 63 絶縁体 64 突条 65 連結部材 66 薄肉部 71 貫通孔 72 ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属片からなり一端に接触部(61)が形成
    され他端にリード部(62)が形成されてなる複数のコンタ
    クト(6) と、所定のピッチで配列されてなる複数の貫通
    孔(71)を具え該コンタクト(6) を支承する共通基板(7)
    とを有し、 該コンタクト(6) の該接触部(61)と該リード部(62)の間
    に金属部を取り巻くよう形成された円筒状の絶縁体(63)
    を該貫通孔(71)に嵌挿し、該コンタクト(6) と該共通基
    板(7) を組み立てるよう構成されてなることを特徴とす
    るコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の共通基板(7) が金属また
    はセラミックスからなることを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコンタクト(6) が接触部
    (61)側に絶縁体(63)と共に一体成形された連結部材(65)
    を有し、複数の該コンタクト(6) が該連結部材(65)を介
    して連結されてなることを特徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコンタクト(6) を連結す
    る連結部材(65)が該コンタクト(6) の間に薄肉部(66)を
    有し、該コンタクト(6) を任意の位置において折り取れ
    るよう構成してなることを特徴とするコネクタ。
JP05232747A 1993-09-20 1993-09-20 コネクタ Expired - Fee Related JP3099602B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05232747A JP3099602B2 (ja) 1993-09-20 1993-09-20 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05232747A JP3099602B2 (ja) 1993-09-20 1993-09-20 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0785936A true JPH0785936A (ja) 1995-03-31
JP3099602B2 JP3099602B2 (ja) 2000-10-16

Family

ID=16944129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05232747A Expired - Fee Related JP3099602B2 (ja) 1993-09-20 1993-09-20 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3099602B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09207525A (ja) * 1996-02-09 1997-08-12 Aichi Tire Kogyo Kk ニューマチック型クッションタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3099602B2 (ja) 2000-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6203347B1 (en) High-density electrical interconnect system
US6764349B2 (en) Matrix connector with integrated power contacts
JP3999450B2 (ja) コネクタ及び電気的相互接続装置
US6769935B2 (en) Matrix connector
JP3041672B2 (ja) プリント回路板用の電気コネクタ
US20010049206A1 (en) Electrical connector with compression contacts
US3876274A (en) Receptacles employing high density array of overlapping self-adjustable contacts
JP2965210B2 (ja) 電気コネクタ
JP3067975B2 (ja) 多芯丸形のプラグコネクタ及びリセプタクルコネクタ
JPH0785936A (ja) コネクタ
JPH1012342A (ja) コンタクト及びこのコンタクトを備えたicソケット
US4750266A (en) Flat cable connector assembly
US6575791B1 (en) Electrical connector providing reliable electrical interconnection with mated devices
JP2612460B2 (ja) コネクタ用コンタクト
JP2612530B2 (ja) コネクタ
JP2609123B2 (ja) コネクタ
US6270366B1 (en) Adaptable high integrated electric interconnecting system
JP3323507B2 (ja) 高密度電気インタコネクトシステム
JPH11185913A (ja) Bgaパッケージ用ソケット
JPH04308676A (ja) コネクタ
JPH11102757A (ja) 電気コネクタ
JP2003297511A (ja) コンタクトシート及びコンタクトシート組立体
JPH0548230U (ja) 表面実装用コネクタ
JPS62190671A (ja) 電気コネクタ
JPH04267084A (ja) 回路基板の端子接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000718

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080818

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090818

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees