JPH078453A - 内視鏡用光源装置 - Google Patents

内視鏡用光源装置

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Publication number
JPH078453A
JPH078453A JP5150803A JP15080393A JPH078453A JP H078453 A JPH078453 A JP H078453A JP 5150803 A JP5150803 A JP 5150803A JP 15080393 A JP15080393 A JP 15080393A JP H078453 A JPH078453 A JP H078453A
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JP
Japan
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light
connector
light source
endoscope
lamp
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Withdrawn
Application number
JP5150803A
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English (en)
Inventor
Yuichi Yamada
雄一 山田
Akihiro Amamiya
昭宏 雨宮
Kenji Harano
健二 原野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コールドフィルタにより反射された赤外域の
光による装置の温度上昇を防止し、効率良く装置の冷却
を行う。 【構成】 光源装置内部の光学ベース3上には、内視鏡
のライトガイド5の端面に光源ランプからの光を集光す
るための集光レンズ群6と、光源ランプからの出射光の
うち赤外域の光のみを反射し可視域の光を透過するコー
ルドフィルタ8とが設けられている。コールドフィルタ
8によって反射される赤外域の光が進む光路上には、ヒ
ートパイプ9の一端部が配置され、ヒートパイプ9の他
端の近傍には、冷却用ファン10がヒートパイプ9に対
向するように配設されている。また、冷却用ファン10
の送風方向に向かった位置の装置本体外装部には、外部
に開口したダクト11が設けられ、冷却用ファン10か
ら送られた冷却風がヒートパイプ9に当たった後、ダク
ト11より外部へ抜けるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡へ観察用の照明
光を供給する内視鏡用光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡とコネクタ部を介して接続され、
該コネクタ部に位置する内視鏡のライトガイド端面に光
源ランプからの光を出射することによって内視鏡へ照明
光を供給する内視鏡用の光源装置においては、光源ラン
プから出射する光のうち赤外域の成分の光のみを反射す
るコールドフィルタを設けた装置がある。
【0003】このような光源装置は、内視鏡へ光を供給
するための光源ランプ、光源ランプからの出射光のうち
赤外域の成分の光のみを反射する単数または複数のコー
ルドフィルタ、光源ランプからの光を内視鏡のライトガ
イドに集光するためのレンズ群からなる集光光学系を有
している。そして、前記コールドフィルタは、効率よく
赤外光を反射し可視光を透過するために光源ランプから
の出射光の光軸に対し特定の決められた角度を持つよう
に設置されている。
【0004】コールドフィルタを備えた従来の光源装置
の構成例を図20に示す。装置本体のシャーシ51に配
設された保持部材52によって光学ベース53が支持さ
れて設けられており、この光学ベース53上にレンズ保
持部材54が配設されている。レンズ保持部材54内に
は内視鏡のライトガイド55の端面にランプ光を集光す
る集光レンズ群56が設けられ、レンズ保持部材54に
よって保持されている。また、光学ベース53上には、
フィルタ保持部材57が配設され、フィルタ保持部材5
7の間にはコールドフィルタ58が設けられており、コ
ールドフィルタ58はランプ光の光軸に対して特定角度
を持つような位置にフィルタ保持部材57によって保持
されている。
【0005】このようにコールドフィルタを光源ランプ
からの出射光の光路中に設けることにより、赤外光を反
射して可視光のみを内視鏡へ供給することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置では、コールドフィルタから反射し
た赤外域の光に対する考慮がなされておらず、反射した
赤外域の光が装置の一部分に当たって加熱され、装置内
の温度に対し弊害のある部分等の温度上昇を招く恐れが
あった。
【0007】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、コールドフィルタにより反射された赤外域の光
による装置の温度上昇を防止し、効率良く装置の冷却を
行うことが可能な内視鏡用光源装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡用光
源装置は、光源ランプから出射する光のうち赤外域の成
分の光を反射しその他の光を透過するコールドフィルタ
と、このコールドフィルタにおいて透過する光を集光す
る集光レンズ系とを備え、内視鏡へ観察用の照明光を供
給する装置であって、前記コールドフィルタにより反射
される赤外域の光が進む光路上に、前記赤外域の光によ
って生じる熱を伝導する熱伝導手段を配設し、この熱伝
導手段における熱を放出する放熱手段を設けたものであ
る。
【0009】
【作用】光源ランプから出射する光のうちコールドフィ
ルタにより反射される赤外域の光が進む光路上に熱伝導
手段を配設し、この赤外域の光が当たることによって生
じる熱伝導手段における熱を放熱手段により放出する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の第1実施例に係る内視鏡用光源装
置の光学系を含む主要部の内部構成を示す斜視図であ
る。
【0011】光源装置本体のシャーシ1には支持部材2
が配設されており、この支持部材2によって光学ベース
3が支持されている。光学ベース3上には、レンズ保持
部材4が配設されており、このレンズ保持部材4内には
内視鏡のライトガイド5の端面に光源ランプからの光を
集光する集光レンズ群6が設けられ、レンズ保持部材4
によって保持されている。また、光学ベース3上には、
フィルタ保持部材7が配設され、このフィルタ保持部材
7の間であって図示しない光源ランプからの出射光(ラ
ンプ光)の光路中には、赤外域の成分の光(赤外光)の
みを反射し可視域の光(可視光)を透過するコールドフ
ィルタ8が設けられており、コールドフィルタ8はラン
プ光の光軸に対して特定角度を持つような位置にフィル
タ保持部材7によって保持されている。
【0012】そして、コールドフィルタ8によって反射
される図示しない光源ランプからの出射光のうちの赤外
域の光が進む光路上には、熱伝導手段となるヒートパイ
プ9の一端部が配置されている。このヒートパイプ9の
他端の近傍には、冷却用ファン10がヒートパイプ9に
対向するように配設されており、ヒートパイプ9に向か
って冷却風を送風するようになっている。また、冷却用
ファン10の送風方向に向かった位置の装置本体外装部
には、外部に開口したダクト11が設けられ、冷却用フ
ァン10から送られた冷却風がヒートパイプ9に当たっ
た後、ダクト11より外部へ抜けるようになっている。
すなわち、冷却用ファン10及びダクト11によって放
熱手段が構成されている。
【0013】このように構成された光源装置において、
図示しない光源ランプから出射されたランプ光は、コー
ルドフィルタ8に入射し、前記ランプ光のうちの可視光
はコールドフィルタ8を透過して集光レンズ群6に入射
する。そして、この可視光は集光レンズ群6によって内
視鏡のライトガイド5の端面に集光され、照明光として
供給される。
【0014】一方、前記ランプ光のうちの赤外光はコー
ルドフィルタ8によって反射される。コールドフィルタ
8から反射された赤外光は、ヒートパイプ9の一端部に
当たって該ヒートパイプ9において熱が発生し、この熱
はヒートパイプ9によりパイプの他端へ伝達される。そ
して、このヒートパイプ9の他端近傍には、冷却用ファ
ン10より冷却風が送られてヒートパイプ9に当たって
おり、ヒートパイプ9の熱は前記冷却風によってダクト
11へ送られ、ダクト11を通って装置外部に放出す
る。
【0015】以上のように、本実施例の構成によれば、
コールドフィルタから反射した赤外域の光によって生じ
る熱を効率良く外部に放出することができ、これによ
り、前記赤外光による装置内の余分な温度上昇を防ぎ、
装置内の温度に対し弊害のある部分等の発熱を抑えて、
効率の良い装置内外部の冷却を行うことが可能となる。
【0016】図2は本発明の第2実施例に係る内視鏡用
光源装置の光学系を含む主要部の内部構成を示す側面図
である。
【0017】第2実施例は、第1実施例とほぼ同様の構
成であるが、コールドフィルタ8は、ランプ光の光軸に
対して特定角度を持ち、かつ反射した赤外域の光が装置
下面のシャーシ1に当たるような方向に位置して配設さ
れ、フィルタ保持部材7aによって保持されている。
【0018】本実施例では、装置本体の下面部のシャー
シ1が熱伝導手段と放熱手段とを兼ねた構成となってい
る。このように構成された光源装置において、図示しな
い光源ランプから出射されたランプ光は、第1実施例と
同様にコールドフィルタ8に入射し、前記ランプ光のう
ちの可視光はコールドフィルタ8を透過して集光レンズ
群6に入射し、この可視光は集光レンズ群6によって内
視鏡のライトガイド5の端面に集光され、照明光として
供給される。
【0019】一方、前記ランプ光のうちの赤外光はコー
ルドフィルタ8によって装置下方へ反射され、コールド
フィルタ8から反射された赤外光は、シャーシ1の一部
に当たってシャーシ1が熱せられる。ここで、シャーシ
1はヒートシンクとなって赤外光による熱を装置外部へ
放熱する。
【0020】以上のように、本実施例の構成によれば、
シャーシ1をヒートシンクとして機能させ、コールドフ
ィルタから反射した赤外域の光によって生じる熱を外部
に放出することができるため、第1実施例のような冷却
用ファン等を設けることなく、簡単な構成で第1実施例
と同様に赤外域の光による熱を放熱して装置内外部の冷
却を確実に行うことが可能となる。
【0021】ここで、光源装置における光学系の他の構
成例を示す。図3及び図4は光源装置における光学系の
第1の変形例を示したものである。図3は光学系の構成
を示す斜視図、図4は図3においてランプ光の光軸方向
に鉛直に断面をとった断面図である。
【0022】内視鏡用光源装置の光学ベース15上に
は、レンズ保持部材16が配設され、このレンズ保持部
材16の中央部には装置内に設けられる光源ランプから
の光を内視鏡のライトガイド5へ集光するための集光レ
ンズ群17が設けられ、レンズ保持部材16によって保
持されている。
【0023】また、光学ベース15上には、コールドフ
ィルタをランプ光の光軸に対し特定角度を維持するよう
に保持するフィルタ保持部材18が配設され、このフィ
ルタ保持部材18の間に光源ランプからの赤外域の光を
効率良く反射する2つのコールドフィルタ19が図4に
示すように対向してフィルタ保持部材18に保持され配
設されている。そして、前記レンズ保持部材16とフィ
ルタ保持部材18とはU字形に組み合わされてネジ20
によって結合された形で光学ベース15上に配置されて
いる。
【0024】このように、フィルタ保持部材18とレン
ズ保持部材16とを組み合わせて一体的に結合した形で
設けることにより、フィルタ保持部材18は十分強度が
保たれた状態で光学ベース15上に固定でき、また、集
光レンズ群17とコールドフィルタ19との位置を精度
良く保持することができる。
【0025】この第1の変形例の構成によれば、コール
ドフィルタはフィルタ保持部材に対して補強部材等を特
に設けることなく強度が保たれた状態で保持可能であ
り、また集光レンズ群との間に多数の部材を介すことな
く保持されるため、部品寸法のばらつきが少なく精度良
く光源装置の光学系を配設することが可能となる。
【0026】図5及び図6に光源装置における光学系の
第2の変形例を示す。図5は光学系の構成を示す斜視
図、図6は図5においてランプ光の光軸方向に鉛直に断
面をとった断面図である。
【0027】第2の変形例は、レンズ保持部材とフィル
タ保持部材とを兼ねた一体の円筒状の光学系保持部材2
1を設けた例である。光学系保持部材21の側部には、
コールドフィルタ19より反射される赤外域の光を通過
させる孔部22が設けられている。その他は第1の変形
例と同様に構成されている。
【0028】このように光学系保持部材21によって集
光レンズ群17及びコールドフィルタ19を保持する構
成とすることにより、レンズ保持部材とフィルタ保持部
材とをそれぞれ別個に設けることなく、第1の変形例と
同様に光源装置の光学系を強度が保たれた状態で位置精
度良く配設することができ、部品点数の削減が可能で、
光学系の構成を小型化、簡略化できる。
【0029】次に、内視鏡のライトガイド端部を接続す
る光源装置のコネクタ部の構成について説明する。
【0030】図7ないし図9はコネクタ部の第1の構成
例を示したものであり、図7は概略構成図、図8はライ
トガイドコネクタを受けるソケット部の構成を示す断面
説明図、図9はライトガイドコネクタの構成を示す説明
図である。
【0031】内視鏡用光源装置31には光源ランプ32
が設けられ、光源ランプ32から出射した光が集光レン
ズ33で集光されるようになっている。この集光レンズ
33の集光位置近傍には、内視鏡のライトガイドケーブ
ル端部のライトガイドコネクタ34を着脱自在に接続す
るためのソケット部35が設けられている。
【0032】このソケット部35にライトガイドコネク
タ34を接続し、ライトガイドコネクタ34先端部のラ
イトガイド端面に光源ランプ32からの光を集光レンズ
33で集光してライトガイドへ供給する。この光はライ
トガイドによって内視鏡の先端部まで伝送され、先端部
から観察用の照明光として出射されて、被写体を照明す
るようになっている。
【0033】ソケット部35は、図8に示すように、コ
ネクタ受け本体36に筒状の金属製のコネクタ受け部材
37が固定されて構成されている。コネクタ受け部材3
7の内腔部には、ホール素子38が内側に向かって配設
されており、このホール素子38には増幅回路39が接
続されている。増幅回路39の出力は、内視鏡の種類や
組み込まれたライトガイドの種類を判別する制御回路へ
供給されるようになっている。
【0034】前記ソケット部35に接続されるライトガ
イドコネクタ(以下、LGコネクタと略記する)は、図
9に示すように、内視鏡の種類によって例えば2種類の
異なるLGコネクタ34a,34bが用意されている。
一方のLGコネクタは、コネクタ受け部材37に嵌合す
る部分の外周部に円環状の永久磁石40が設けられた磁
気LGコネクタ34aとなっており、他方のLGコネク
タは、磁化されていない無磁気LGコネクタ34bとな
っている。なお、この2つのLGコネクタ34a,34
bは、外径寸法が同一となっている。
【0035】このように構成されたコネクタ部におい
て、永久磁石40が設けられた磁気LGコネクタ34a
をソケット部35に装着すると、コネクタ受け部材37
に設けられたホール素子38に近接して永久磁石40が
位置するため、ホール素子38より電流が発生する。ホ
ール素子38で発生した電流は増幅回路39で増幅さ
れ、制御回路へ送出される。一方、磁気を帯びていない
無磁気LGコネクタ34bを装着した場合は、ホール素
子38より電流は発生しないため、増幅回路39から制
御回路へ電流が出力されない。前記制御回路は、増幅回
路39の出力の電流によって内視鏡の種類を判別し、例
えば光源装置において光量制御等を行ったり、映像信号
処理部へ制御信号を送出して信号処理制御を行ったりす
る。
【0036】従来はライトガイドコネクタの外径寸法を
変えることによってコネクタを判別する必要があり、寸
法のばらつきによる不具合や設計上の制約が生じるなど
の問題点があったが、本例のコネクタ部の構成によれ
ば、内視鏡のライトガイドコネクタの外形を変えること
なく、コネクタ装着時の電流の発生の有無により制御回
路によってコネクタを区別して内視鏡の種類を判別する
ことができる。
【0037】図10及び図11にコネクタ部の第2の構
成例を示す。図10はライトガイドコネクタを受けるソ
ケット部の構成を示す断面説明図、図11はライトガイ
ドコネクタの構成を示す説明図である。
【0038】第2の構成例のソケット部41は、コネク
タ受け部材37の内腔部に発光素子42と受光素子43
とが内側に露呈して配設されており、発光素子42には
発光素子駆動回路44が、受光素子43には増幅回路3
9がそれぞれ接続されている。
【0039】このソケット部41に接続されるLGコネ
クタは、図11に示すように、内視鏡の種類によって例
えば2種類の異なるLGコネクタ45a,45bが用意
されている。一方のLGコネクタは、コネクタ受け部材
37に嵌合する部分の外周部の一部に鏡面処理部46が
施された鏡面LGコネクタ45aとなっており、他方の
LGコネクタは、鏡面処理部46が設けられていない非
鏡面LGコネクタ45bとなっている。なお、この2つ
のLGコネクタ45a,45bは、外径寸法が同一とな
っている。その他は第1の構成例と同様に構成されてい
る。
【0040】このように構成されたコネクタ部におい
て、コネクタ受け部材37に設けられた発光素子42よ
り検出光を発光し、LGコネクタにより反射した検出光
を受光素子43で検知してLGコネクタの判別を行う。
鏡面LGコネクタ45aをソケット部41に装着した場
合は、発光素子42より発光した検出光がコネクタの鏡
面処理部46で反射して受光素子43へ入射する。受光
素子43はこの検出光を検知して電流に変換し、増幅回
路39へ出力する。そして、受光素子43の出力電流は
増幅回路39で増幅され、制御回路へ送出される。一
方、非鏡面LGコネクタ45bを装着した場合は、コネ
クタの外周部が非鏡面のため発光素子42から検出光を
発光してもコネクタで反射しないので、検出光を受光素
子43で検知できない。よって、増幅回路39から制御
回路へ電流が出力されない。
【0041】本例のコネクタ部の構成によれば、内視鏡
のライトガイドコネクタの外形を変えることなく、コネ
クタにおける検出光の反射の有無により制御回路によっ
てコネクタを区別して内視鏡の種類を判別することがで
きる。
【0042】図12及び図13にコネクタ部の第3の構
成例を示す。図12はライトガイドコネクタを受けるソ
ケット部の構成を示す断面説明図、図13はライトガイ
ドコネクタの構成を示す説明図である。
【0043】第3の構成例のソケット部61は、コネク
タ受け本体36のライトガイド挿入部内面に2つの接点
バネ62が対向して設けられており、これらの接点バネ
62は導通検知部63に接続されている。
【0044】このソケット部61に接続されるLGコネ
クタは、図13に示すように、内視鏡の種類によって例
えば2種類の異なるLGコネクタ64a,64bが用意
されている。一方のLGコネクタは、先端部のライトガ
イドの外周部に金属円筒部65が設けられた金属円筒L
Gコネクタ64aとなっており、他方のLGコネクタ
は、樹脂円筒部66が設けられた樹脂円筒LGコネクタ
64bとなっている。なお、この2つのLGコネクタ6
4a,64bは、外径寸法が同一となっている。その他
は第1の構成例と同様に構成されている。
【0045】このように構成されたコネクタ部におい
て、導通検知部63は、接点バネ62へ電流を流して2
つの接点バネ62間の導通を検知する。金属円筒部65
が設けられた金属円筒LGコネクタ64aをソケット部
61に装着すると、金属円筒部65と接点バネ62とが
接触し、2つの接点バネ62間が導通して電流が流れ
る。導通検知部63はこの接点バネ62の導通を検知
し、制御回路へ検知結果を送出する。一方、樹脂円筒部
66が設けられた樹脂円筒LGコネクタ64bを装着し
た場合は、樹脂円筒部66が接点バネ62に接触しても
2つの接点バネ62間が導通しないため、電流が流れず
導通が検知されない。
【0046】本例のコネクタ部の構成によれば、内視鏡
のライトガイドコネクタの外形を変えることなく、コネ
クタ装着時の導通の有無により制御回路によってコネク
タを区別して内視鏡の種類を判別することができる。
【0047】図14及び図15にコネクタ部の第4の構
成例を示す。図14はライトガイドコネクタを受けるソ
ケット部の構成を示す断面説明図、図15はライトガイ
ドコネクタの構成を示す説明図である。
【0048】第4の構成例のソケット部71は、コネク
タ受け本体36のライトガイド挿入部の周囲にコイル7
2が設けられており、このコイル72には電流検知部7
3が接続されている。
【0049】このソケット部71に接続されるLGコネ
クタは、図15に示すように、内視鏡の種類によって例
えば2種類の異なるLGコネクタ74a,74bが用意
されている。一方のLGコネクタは、先端部のライトガ
イドの外周部にコイル用永久磁石75が設けられた先端
磁気LGコネクタ74aとなっており、他方のLGコネ
クタは、先端部に磁気を帯びてない先端無磁気LGコネ
クタ74bとなっている。なお、この2つのLGコネク
タ74a,74bは、外径寸法が同一となっている。そ
の他は第1の構成例と同様に構成されている。
【0050】このように構成されたコネクタ部におい
て、コイル用永久磁石75が設けられた先端磁気LGコ
ネクタ74aをソケット部71に装着すると、ソケット
部71のコイル72内にコイル用永久磁石75が挿入さ
れ、磁界によりコイル72に電流が発生する。このコイ
ル72の電流は電流検知部73で検知され、検知結果が
制御回路へ送出される。一方、磁気を帯びていない先端
無磁気LGコネクタ74bを装着した場合は、コイル7
2に電流が流れず電流検知部73において電流が検知さ
れない。
【0051】本例のコネクタ部の構成によれば、内視鏡
のライトガイドコネクタの外形を変えることなく、コネ
クタ装着時のコイルの電流検知により制御回路によって
コネクタを区別して内視鏡の種類を判別することができ
る。
【0052】また、図16ないし図19にランプ点灯時
における異常表示手段を備えた光源装置の例を示す。図
16はランプ点灯時における異常表示手段を備えた第1
の例の構成を示すブロック図であり、図17は異常表示
手段の動作を示すフローチャートである。
【0053】光源装置には、ランプ81に電力を供給し
て点灯させるレギュレータ82が設けられ、このレギュ
レータ82にはランプ81の点灯動作の時間を規定する
タイマ83が接続されており、タイマ83より規定され
た点灯時間に基づいて点灯指示信号が入力されるように
なっている。また、レギュレータ82からランプ81へ
の出力電圧を検出してA/D変換するA/Dコンバータ
84が設けられ、レギュレータ82に接続されている。
【0054】レギュレータ82は、ランプ81の点灯、
消灯を表す点灯信号を出力するようになっており、この
レギュレータ82からの点灯信号とA/Dコンバータ8
4からの出力電圧検出信号とが、異常判断及び異常表示
処理を行うCPU85へ入力されるようになっている。
CPU85には、異常表示を行う液晶表示器86が接続
されており、CPU85からの出力信号によって回路故
障またはランプ寿命の表示を行うようになっている。
【0055】ランプ点灯の際には、タイマ83はレギュ
レータ82がランプ81に電力を供給する時間を規定
し、点灯指示信号を出力する。これを受けてレギュレー
タ82は、前記タイマ83により規定される時間のあい
だランプ81に電力を供給する。また、レギュレータ8
2は、ランプの点灯、または消灯の状態を表す点灯信号
をCPU85に対して出力する。一方、A/Dコンバー
タ84は、レギュレータ82の出力電圧を検知し、この
電圧をA/D変換して出力電圧検出信号としてCPU8
5に対して出力する。CPU85は、前記点灯信号及び
出力電圧検出信号に基づいて、ランプが点灯しない異常
動作時における異常原因を判断し、異常表示を行う。
【0056】本例の構成における異常表示動作を図17
のフローチャートを参照しながら説明する。
【0057】まず、ステップS1(以下、ステップを省
略し単にS1のように記す)で、タイマ83により点灯
動作時間を規定し、レギュレータ82よりランプ81へ
電力を供給してランプ81を点灯させる。そして、CP
U85は、S2で、レギュレータ82からの点灯信号を
基にランプが点灯したか否かを判断する。ここで、ラン
プが点灯した場合は正常に動作している(OK)として
異常表示動作は行わない。
【0058】S2の判断でランプが点灯していない場合
は、S3で、A/Dコンバータ84からの出力電圧検出
信号を基にレギュレータ82の出力電圧を監視し、S4
で、レギュレータ82の出力電圧が規定レベル以上か否
かの判断を行う。S4の判断でレギュレータ82の出力
電圧が規定レベル以下の場合は、S5に進んでCPU8
5より液晶表示器86へ回路故障表示の信号を送り、液
晶表示器86によって回路故障の表示を行って、ランプ
が点灯しない異常動作時において異常原因がレギュレー
タ等の回路の故障であることを使用者に知らせる。
【0059】また、S4の判断でレギュレータ82の出
力電圧が規定レベル以上の場合は、S6に進んでCPU
85より液晶表示器86へランプ交換表示の信号を送
り、液晶表示器86によってランプ交換の表示を行っ
て、ランプが点灯しない異常動作時において異常原因が
ランプの寿命でありランプ交換を要することを使用者に
知らせる。
【0060】このようにレギュレータの出力電圧を検出
することにより、ランプが点灯しない理由を判断でき、
液晶表示器により異常原因を示す異常表示を行うことが
できる。これにより、使用者は装置の異常を理由を含め
て認識することができる。
【0061】図18はランプ点灯時における異常表示手
段を備えた第2の例の構成を示すブロック図である。
【0062】第2の例は、第1の例の構成における液晶
表示器の代わりにスピーカ87を用いて構成した例であ
る。CPU85には、異常警告を行うスピーカ87が接
続されている。
【0063】本例では、液晶表示器による異常表示の代
わりに、スピーカ87によって回路故障あるいはランプ
寿命などの異常原因を含めた異常警告を行う。
【0064】このように、本例によっても第1の例と同
様にランプが点灯しない理由を判断でき、スピーカによ
り異常原因を含む異常警告を行うことができる。これに
より、使用者は装置の異常を理由を含めて認識すること
ができる。
【0065】図19はランプ点灯時における異常表示手
段を備えた第3の例の構成を示すブロック図である。
【0066】第3の例は、第1の例の構成における液晶
表示器の代わりにLED表示器88を用いて構成した例
である。CPU85には、異常表示を行うLED表示器
88が接続されている。
【0067】本例では、液晶表示器による異常表示の代
わりに、LED表示器88によって複数のLEDを用い
たり複数色のLEDを用いたりして回路故障あるいはラ
ンプ寿命などの異常原因を含めた異常表示を行う。
【0068】このように、本例によっても第1の例と同
様にランプが点灯しない理由を判断でき、LED表示器
により異常原因を示す異常表示を行うことができる。こ
れにより、使用者は装置の異常を理由を含めて認識する
ことができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ールドフィルタにより反射された赤外域の光による装置
の温度上昇を防止し、効率良く装置の冷却を行うことが
可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る内視鏡用光源装置の
光学系を含む主要部の内部構成を示す斜視図
【図2】本発明の第2実施例に係る内視鏡用光源装置の
光学系を含む主要部の内部構成を示す側面図
【図3】光源装置における光学系の第1の変形例に係る
光学系の構成を示す斜視図
【図4】図3においてランプ光の光軸方向に鉛直に断面
をとった断面図
【図5】光源装置における光学系の第2の変形例に係る
光学系の構成を示す斜視図
【図6】図5においてランプ光の光軸方向に鉛直に断面
をとった断面図
【図7】図7ないし図9は内視鏡のライトガイド端部を
接続する光源装置のコネクタ部の第1の構成例に係り、
図7はコネクタ部の概略構成を示す説明図
【図8】第1の構成例のライトガイドコネクタを受ける
ソケット部の構成を示す断面説明図
【図9】第1の構成例のライトガイドコネクタの構成を
示す説明図
【図10】図10及び図11はコネクタ部の第2の構成
例に係り、図10はライトガイドコネクタを受けるソケ
ット部の構成を示す断面説明図
【図11】第2の構成例のライトガイドコネクタの構成
を示す説明図
【図12】図12及び図13はコネクタ部の第3の構成
例に係り、図12はライトガイドコネクタを受けるソケ
ット部の構成を示す断面説明図
【図13】第3の構成例のライトガイドコネクタの構成
を示す説明図
【図14】図14及び図15はコネクタ部の第4の構成
例に係り、図14はライトガイドコネクタを受けるソケ
ット部の構成を示す断面説明図
【図15】第4の構成例のライトガイドコネクタの構成
を示す説明図
【図16】ランプ点灯時における異常表示手段を備えた
第1の例の構成を示すブロック図
【図17】異常表示手段の動作を示すフローチャート
【図18】ランプ点灯時における異常表示手段を備えた
第2の例の構成を示すブロック図
【図19】ランプ点灯時における異常表示手段を備えた
第3の例の構成を示すブロック図
【図20】コールドフィルタを備えた従来の光源装置の
光学系を含む主要部の構成例を示す斜視図
【符号の説明】
1…シャーシ 3…光学ベース 4…レンズ保持部材 5…ライトガイド 6…集光レンズ群 7…フィルタ保持部材 8…コールドフィルタ 9…ヒートパイプ 10…冷却用ファン 11…ダクト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源ランプから出射する光のうち赤外域
    の成分の光を反射しその他の光を透過するコールドフィ
    ルタと、このコールドフィルタにおいて透過する光を集
    光する集光レンズ系とを備え、内視鏡へ観察用の照明光
    を供給する内視鏡用光源装置であって、 前記コールドフィルタにより反射される赤外域の光が進
    む光路上に、前記赤外域の光によって生じる熱を伝導す
    る熱伝導手段を配設し、 この熱伝導手段における熱を放出する放熱手段を設けた
    ことを特徴とする内視鏡用光源装置。
JP5150803A 1993-06-22 1993-06-22 内視鏡用光源装置 Withdrawn JPH078453A (ja)

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