JPH0784142A - 光ファイバの融着接続方法 - Google Patents

光ファイバの融着接続方法

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JPH0784142A
JPH0784142A JP18192293A JP18192293A JPH0784142A JP H0784142 A JPH0784142 A JP H0784142A JP 18192293 A JP18192293 A JP 18192293A JP 18192293 A JP18192293 A JP 18192293A JP H0784142 A JPH0784142 A JP H0784142A
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optical fiber
optical fibers
optical
light
fusion splicing
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Takahiro Ono
卓宏 小野
Hisaharu Yanagawa
久治 柳川
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モードフィールド径が異なる光ファイバ同士
の接続において、接続損失を確実に小さくすることが容
易にできる光ファイバの融着接続方法を提供する。 【構成】 第1の光ファイバ1の一端側7と第2の光フ
ァイバ2の一端側9を融着接続し、光ファイバ2の他端
側15にはモニタ部であるパワーメータ10を接続し、パワ
ーメータ10にはフィードバック制御部17を接続する。光
ファイバ1,2の融着接続領域5にはバーナ8を配置
し、バーナ8はバーナ制御部13を介して前記フィードバ
ック制御部17に接続する。光ファイバ1側から光ファイ
バ2へ光を通し、光ファイバ2から出射される光の光強
度をパワーメータ10で検出モニタしながら、その光強度
が予め設定してフィードバック制御部17に与えた値以上
となるまでバーナ8により光ファイバ1,2の融着瀬湯
俗領域5を加熱して光ファイバ1,2の接続端部におけ
るモードフィールドを共に拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モードフィールド径が
異なる光ファイバの融着接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信の分野で、モードフィールド径
(光ファイバのコアの中心軸の光強度に対してその光強
度が1/e2 に減衰する領域の直径をいう)の異なる光
ファイバの融着接続が行われるようになって来ている。
モードフィールド径が異なる光ファイバ同士を結合する
ときは、例えば、図4の(a)に示すように、第1の光
ファイバ1の一端側7と、第1の光ファイバ1とはモー
ドフィールド径が異なる第2の光ファイバ2の一端側9
を対向配置し、アーク放電電極3a,3bの放電によ
り、同図の(b)に示すように融着接続するが、そのま
ま融着接続した状態では光ファイバ1,2の接続端部に
おいて接続損失が大きくなってしまうため、出願人は、
第1の光ファイバ1と第2の光ファイバ2の融着接続領
域5を加熱して第1の光ファイバ1と第2の光ファイバ
2の接続端部におけるモードフィールド径を共に拡大す
ることにより接続損失を低減させようとする方法を提案
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1、
第2の光ファイバ1,2の融着接続領域5を加熱する
際、加熱時間や温度等の条件が適切でないと接続損失を
効果的に低減させることができず、従来、それらの条件
調整が適切に行われているかどうかをモードフィールド
拡大処理中に判断する手段がなかったために、条件調整
が適切に行われないこともあり、そうなると、光ファイ
バ1,2の接続損失が大きくなってしまうといった問題
があった。例えば、接続する光ファイバ1,2の種類が
違ったり、加熱温度が安定しなかったりすると、同じ時
間だけ加熱処理を行ったとしても、適切にモードフィー
ルドが拡大される場合もあるし、十分に拡大されなかっ
たり、拡大しすぎてかえって接続損失が大きくなってし
まったりといった場合もあるため、接続するときによっ
て光ファイバ1,2の接続損失にばらつきが生じ、光フ
ァイバ1,2を光通信用として用いる際の接続良品の歩
留りが悪かった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、モードフィールド径が異
なる光ファイバ同士の接続において、接続損失を確実に
小さくすることが容易にできる光ファイバの融着接続方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のように構成されている。すなわち、本
発明は、第1の光ファイバの一端側と、第1の光ファイ
バとはモードフィールド径が異なる第2の光ファイバの
一端側を融着接続し、第2の光ファイバの他端側には光
強度を検出してモニタするモニタ部を設け、第1の光フ
ァイバと第2の光ファイバの融着接続後に第1の光ファ
イバ側から第2の光ファイバに光を通し、前記モニタ部
により第2の光ファイバから出射される光の光強度を検
出してモニタしながら、該光強度が予め設定した値以上
となるまで第1の光ファイバと第2の光ファイバとの融
着接続領域を加熱して、第1の光ファイバと第2の光フ
ァイバの接続端部におけるモードフィールドを共に拡大
することを特徴として構成されている。
【0006】
【作用】上記構成の本発明において、第1の光ファイバ
側から第2の光ファイバに光が通されて、第2の光ファ
イバから出射される光の強度がモニタ部で検出されてモ
ニタされ、その光強度が予め設定した値以上となるまで
第1の光ファイバと第2の光ファイバの融着接続領域が
加熱されるため、第1の光ファイバと第2の光ファイバ
の接続端部におけるモードフィールドは共に拡大して、
モードフィールドの大きさが適切な大きさに拡大された
ところで第1、第2の光ファイバの融着接続領域の加熱
が終了される。そして、第1、第2の光ファイバのモー
ドフィールドは適切な大きさに拡大されて接続されるた
め、第1、第2の光ファイバ同士の接続損失は確実に小
さくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一名
称部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
図1には、本発明に係る光ファイバの融着接続方法を用
いて光ファイバの接続を行う融着接続装置の第1の実施
例が、光ファイバ1,2取り付け状態で示されている。
同図において、光ファイバ1,2は、第1の光ファイバ
1の一端側7と第2の光ファイバ2の一端側9が従来例
と同様に対向配置されてアーク放電電極3a,3bによ
り融着接続され、融着接続後にバーナを備えた加熱装置
にセットされている。第1の光ファイバ1のモードフィ
ールドは、直径9.5 μmの真円形状であり、第2の光フ
ァイバ2のモードフィールドは、長径13μm、短径6.2
μmの楕円形状であり、両光ファイバ1,2のモードフ
ィールドは、寸法および形状が異なっている。
【0008】第1の光ファイバの他端側14には、レーザ
ダイオード4が接続されており、第2の光ファイバ2の
他端側15には、モニタ部であるパワーメータ10が接続さ
れ、パワーメータ10にはフィードバック制御部17が接続
されている。第1、第2の光ファイバ1,2の融着接続
領域5にはバーナ8が配置され、バーナ8はバーナ制御
部13に接続されており、バーナ制御部13は前記フィード
バック制御部17に接続されている。
【0009】発光装置として機能するレーザダイオード
4は、レーザ光(光信号)を発射するもので、発射され
た光が第1の光ファイバ1に入射し、第1の光ファイバ
1を通って第1の光ファイバ側から第2の光ファイバ2
に通され、第2の光ファイバ2の端側15から出射されて
パワーメータ10に入射するようになっている。
【0010】パワーメータ10はその光信号を検出し、電
気信号に変換して出射光の光強度を時々刻々モニタし、
そのモニタ信号をフィードバック制御部17に加えるよう
になっている。フィードバック制御部17は信号比較部11
とメモリ部12を有しており、メモリ部12には、予め決め
られた光強度の設定値が入力されている。信号比較部11
はメモリ部12に入力されている設定値とパワーメータ10
から信号比較部11に加えられる光強度のモニタ信号を比
較して、第2の光ファイバ2から出射される光強度がメ
モリ部12に入力されている設定値以上になったときには
加熱を終了するように判断し、加熱終了信号(オフ信
号)をバーナ制御部13に加え、バーナ制御部13は信号比
較部11から加えられた加熱終了信号を受けてバーナ8を
止め、融着接続領域5の加熱を終了させるようになって
いる。
【0011】本発明の光ファイバの融着接続方法により
光ファイバ1,2を接続する場合、第1、第2の光ファ
イバ1,2は融着接続後にバーナ8により加熱されて、
各光ファイバ1,2のモードフィールド径が、その融着
接続領域5において共に拡径されるが、このとき、レー
ザダイオード4からレーザ光を発射して第1の光ファイ
バ1に入射させ、第1の光ファイバ1側から第2の光フ
ァイバ2に光を通し、光ファイバ2の端側15から出射さ
れる光の光強度を測定すると、加熱後光強度は徐々に増
加して行く。
【0012】図2には、第1、第2の光ファイバ1,2
の融着接続領域5の加熱時間と出射光の光強度(出射パ
ワー)との関係を求めた実験結果が示されている。同図
に示されるように、出射パワーは加熱時間が増えるに従
って増加し、ある一定時間以上加熱すると逆に低下して
しまう。
【0013】このことは、加熱により、第1、第2の光
ファイバ1,2の接続端部のモードフィールドは共に拡
大していくが、拡大する割合は光ファイバ1と光ファイ
バ2のモードフィールドでは違っていて、最初のうちは
光ファイバ1,2のモードフィールドの重なり部分の面
積の割合が多くなるように拡大していき、その結果、光
ファイバ1,2の接続損失が減少し、モードフィールド
拡大状態が最適な状態、つまり、光ファイバ1,2のモ
ードフィールドの重なり部分の割合が多くなってモード
フィールド径が一致するように近づくと、光ファイバ
1,2の接続損失が最も小さくなるが、さらに、その状
態を越えて拡大すると、コアに光が閉じ込もらなくな
り、光が光ファイバ1,2の外に出てしまうことを示し
ている。
【0014】そこで、光ファイバ1,2のモードフィー
ルド拡大状態を適切にして、接続損失が、例えば、0.2
dB以下になるようにするために、レーザダイオード4
から発射されるレーザ光が−0.3 dBmのときに、メモ
リ部12に−0.5 dBmの設定値を入力しておき、第2の
光ファイバ2から出射されてパワーメータ10により検出
された光強度が−0.5 dBm以上になったところでバー
ナ8による加熱を終了させれば、光ファイバ1,2のモ
ードフィールドは適切な大きさに拡大され、その状態で
拡大が終了して接続されるため、光ファイバ1,2の接
続損失を0.2 dB以下の小さな値にすることができる。
【0015】このようにして、実際に、光ファイバ1,
2の接続損失が0.2 dB以下となるように設定値を決め
て、その設定値をメモリ部12に入力し、光ファイバ1,
2に光を通しながら、光ファイバ2から出射される光の
強度が設定値以上となったところまで、光ファイバ1,
2の融着接続領域5を加熱して光ファイバ1,2の接続
端部のモードフィールドを共に拡大したところ、光ファ
イバ1,2を接続損失が0.20dBという小さい値で接続
することができた。また、同様にして、別の光ファイバ
1,2の接続を行う際にも、光ファイバ1,2の接続損
失が0.2 dB以下になるように設定値を決めてメモリ部
12に入力し、光ファイバ1,2に光を通しながら光ファ
イバ2から出射される光の強度が設定値以上となったと
ころまで加熱してモードフィールドの拡大を行ったとこ
ろ、9回中9回とも接続損失が0.20dBという小さい値
で接続することができた。
【0016】本実施例によれば、第1の光ファイバ1と
第2の光ファイバ2の融着接続後に、第1の光ファイバ
1側から第2の光ファイバ2に光を通し、第2の光ファ
イバ2から出射される光の強度をパワーメータ10により
検出してモニタしながら、光強度が予め設定した値以上
となるまで、第1の光ファイバ1と第2の光ファイバ2
との融着接続領域5を加熱して、第1の光ファイバ1と
第2の光ファイバ2の接続端部におけるモードフィール
ドを共に拡大させるため、モードフィールドは適切に拡
大された状態で接続され、光強度が予め設定した値以上
となるような接続損失が確実に小さい接続を容易に行う
ことができる。
【0017】すなわち、第2の光ファイバ2から出射さ
れる出射光の光強度を時々刻々モニタし、その光強度が
予め設定した値以上となるまでバーナ8により加熱され
るため、接続される光ファイバ1,2の種類が違った
り、バーナ8の温度が安定しなかったりしても、第1、
第2の光ファイバ1,2の融着接続部におけるモードフ
ィールドは共に適切な大きさに拡大され、その状態で加
熱が終了されるため、確実に接続損失の小さい接続とな
る。
【0018】図3には、本発明の光ファイバの融着接続
方法を用いて光ファイバの接続を行う融着接続装置の第
2の実施例が光ファイバ1,2取り付け状態で示されて
いる。第2の実施例が第1の実施例と違う主要な点は、
光ファイバ1,2の融着接続領域5を加熱する加熱系を
アーク放電電極3a,3bとしたことである。アーク放
電電極3a,3bは放電制御部20に接続されており、放
電制御部20は第1の実施例と同様にフィードバック制御
部17に接続されている。
【0019】第2の実施例では、第1、第2の光ファイ
バ1,2をアーク放電電極3a,3bにより融着接続し
た後、第1の実施例と同様にして、第1の光ファイバ1
側から第2の光ファイバ2に光を通して、第2の光ファ
イバ2から出射される光の強度を測定しながら、その光
強度が予め設定した値以上となるまでアーク放電電極3
a,3bにより第1、第2の光ファイバ1,2の接続領
域5を加熱して、第1、第2の光ファイバ1,2の接続
端部におけるモードフィールド拡大を行う。
【0020】第2の実施例は第1の実施例と同様の効果
を奏し、さらに、第2の実施例では、アーク放電電極3
a,3bにより第1の光ファイバ1と第2の光ファイバ
2を融着接続後、連続して加熱し、モードフィールドの
拡大を行うことができるため、光ファイバ1,2を移動
させることはなく、より効果的に接続を行うことができ
る。実際に、接続損失が0.6 dB以下となるように設定
値を決めて、その設定値をメモリ部12に入力し、光ファ
イバ1,2の融着接続を10回行ったところ、10回中10回
とも接続損失は0.60dBで接続することができた。
【0021】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、光ファイバ1,2の融着接続領域5の加熱
をバーナ8やアーク放電電極3a,3bにより行った
が、加熱系は特に限定されることはなく、バーナ8やア
ーク放電電極3a,3b以外の他の加熱系により加熱を
行ってもよい。
【0022】また、上記実施例では、バーナ8やアーク
放電電極3a,3bによる加熱のみでモードフィールド
拡大を行ったが、加熱しながら光ファイバ1,2の少く
とも一方側を延伸方向に移動させて融着接続領域5の溶
融延伸し、モードフィールド拡大を行っても構わない。
【0023】さらに、上記実施例では、バーナ制御部1
3、あるいは放電制御部20とパワーメータ10との間にフ
ィードバック制御部17を設け、パワーメータ10で検出さ
れる光強度が予めフィードバック制御部17のメモリ部12
に入力してある設定値以上となったところで、バーナ制
御部13や放電制御部20により、バーナ8やアーク放電電
極3a,3bにより加熱を終了させたが、フィードバッ
ク制御部17は必ずしも設けるとは限らず、パワーメータ
10のモニタを人が観察し、光強度が設定した値以上とな
ったところで、手動によりバーナ8等を止めて加熱を終
了させても構わない。
【0024】さらに、上記実施例では、レーザダイオー
ド4により光ファイバ1,2に光を発射して光ファイバ
1,2に光を通したが、レーザダイオード4以外の他の
発光装置を用いて光を発射し、その光を光ファイバ1,
2に通しても構わない。
【0025】さらに、上記実施例では、接続損失が0.2
dB以下あるいは0.6 dB以下となるようにメモリ部12
に入力する設定値を決めたが、入力する設定値は特に限
定されるものではなく、光ファイバ1,2の仕様等にあ
わせて適宜設定すればよい。また、上記実施例では、光
ファイバ2から出射される光の強度のみを測定したが、
発光装置から発射する光の強度を検出し、光ファイバ2
から出射される光の強度を、発光装置から発射する光の
強度から差し引いた値をモニタするモニタ部を設け、モ
ニタ部にモニタされる値が予め設定した接続損失値以下
になるまで、光ファイバ1,2の融着接続領域5の加熱
を行っても構わない。
【0026】さらに、上記実施例では、第1の光ファイ
バ1のモードフィールドが真円で第2の光ファイバ2の
モードフィールドが楕円の光ファイバとしたが、その逆
に、第1の光ファイバ1のモードフィールドが楕円で第
2の光ファイバ2のモードフィールドが真円でも構わ
ず、光ファイバ1,2のモードフィールドの両方が楕円
でも、両方とも真円でも構わない。また、第1の光ファ
イバ1と第2の光ファイバ2のモードフィールド径の大
きさも特に限定されることはなく、様々な異径のモード
フィールドを有する光ファイバ1,2同士の融着接続に
本発明を適用させることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、第1の光ファイバ側か
ら第2の光ファイバに光を通し、モニタ部により第2の
光ファイバから出射される光の光強度を検出してモニタ
しながら、光強度が予め設定した値以上となるまで第1
の光ファイバと第2の光ファイバとの融着接続領域を加
熱して、第1の光ファイバと第2の光ファイバの接続端
部におけるモードフィールドを共に拡大するため、第
1、第2の光ファイバのモードフィールドは共に適切な
状態に拡大され、接続損失が確実に小さい接続が容易に
可能となる。したがって、接続される光ファイバ1,2
の種類が違ったり、加熱系の加熱温度が安定しなかった
としても、常に、予め設定した値以上の光強度となるよ
うな接続損失の小さい接続が行われ、本発明の光ファイ
バの融着接続方法により光ファイバを接続すれば、接続
した光ファイバを光通信用として用いる際等にも常に信
頼できる接続となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバの融着接続方法により
光ファイバを接続する融着接続装置の第1の実施例を光
ファイバ1,2取り付け状態で示す構成図である。
【図2】第1、第2の光ファイバの融着接続領域の加熱
時間とパワーメータ10で検出モニタされる出射パワーの
関係の一例を示すグラフである。
【図3】本発明に係る光ファイバの融着接続方法により
光ファイバを接続する融着接続装置の第2の実施例を光
ファイバ1,2の取り付け状態で示す構成図である。
【図4】光ファイバの融着接続工程の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 第1の光ファイバ 2 第2の光ファイバ 3a,3b 放電電極 5 融着接続領域 8 バーナ 10 パワーメータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光ファイバの一端側と、第1の光
    ファイバとはモードフィールド径が異なる第2の光ファ
    イバの一端側を融着接続し、第2の光ファイバの他端側
    には光強度を検出してモニタするモニタ部を設け、第1
    の光ファイバと第2の光ファイバの融着接続後に第1の
    光ファイバ側から第2の光ファイバに光を通し、前記モ
    ニタ部により第2の光ファイバから出射される光の光強
    度を検出してモニタしながら、該光強度が予め設定した
    値以上となるまで第1の光ファイバと第2の光ファイバ
    との融着接続領域を加熱して、第1の光ファイバと第2
    の光ファイバの接続端部におけるモードフィールドを共
    に拡大することを特徴とした光ファイバの融着接続方
    法。
JP18192293A 1993-06-28 1993-06-28 光ファイバの融着接続方法 Pending JPH0784142A (ja)

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