JPH078392U - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

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JPH078392U
JPH078392U JP4179593U JP4179593U JPH078392U JP H078392 U JPH078392 U JP H078392U JP 4179593 U JP4179593 U JP 4179593U JP 4179593 U JP4179593 U JP 4179593U JP H078392 U JPH078392 U JP H078392U
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JP
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nut
detector
joint
joint pin
attached
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Pending
Application number
JP4179593U
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English (en)
Inventor
悟郎 土屋
Original Assignee
サンヨウ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 本考案は、物品等を載置した昇降台を上昇、
降下させる昇降装置に関する。 [構成] 昇降台をジョイントプレート(13)に取り
付けて、駆動体で回転するボールネジ(3)に螺合する
ナット(10)にナット取付体(11)を固定して、該
ナット取付体(11)にジョイントピンBを介して揺動
自在にスイング体(12)を取り付け、前記ジョイント
プレート(13)を前記スイング体(12)にジョイン
トピンAを介して前記ジョイントピンBと異なる方向に
揺動可能に取り付けて構成するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、物品等を載置した昇降台を上昇、降下させる昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、昇降装置の例として、2段式の自動車の車庫は、昇降台の上昇、降下に チェーンを介して行っている。しかし、チェーンは相当の負荷がかかって摩耗す るため、定期的に取り替えたり、破断することに備えて停止機構を付設している 。その為、製作面において不利益となる。そこで、昇降台の上昇、降下をボール ネジを使用する昇降装置もあるが、この装置はチェーンに比べて、取り替え頻度 も少なく、停止機構を設ける必要もないため経済性に富む。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ボールネジを使用すると、昇降台に載置する負荷重量が軽量の 場合には不都合なく上昇、下降を行うことができるが、自動車等の重量物を載せ て昇降を行うと、ボールネジが撓み、昇降が不可能になる場合がある。 そこで、本考案は、係る不都合を解消する昇降装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の昇降装置は、昇降台をジョイントプレートに取り付けて、駆動体で 回転するボールネジに螺合するナットにナット取付体を固定して、該ナット取付 体にジョイントピンBを介して揺動自在にスイング体を取り付け、前記ジョイン トプレートを前記スイング体にジョイントピンAを介して前記ジョイントピンB と異なる方向に揺動可能に取り付けて構成するものである。 又、請求項2は、下端縁に切欠開口部を形成するジョイントプレートに昇降台 を取り付け、駆動体で昇降するナットにジョイントピンAを前記ジョイントプレ ートの切欠開口部に挿入し、昇降台の下限停止位置に検出器C及び下々限位置に 検出器Dを配設配設すると共に、昇降台を下限停止位置で停止可能な停止台を設 け、前記検出器C或は検出器Dで検知したとき前記駆動体を停止するものである 。 請求項3は、請求項1と請求項2の構成要件を具備した昇降装置である。
【0005】
【作用】
請求項1は、昇降台の上下、左右方向の撓みに対して、ナットは影響を受けず に、ボールネジに螺合して、円滑な昇降が可能となる。即ち、昇降台の上下方向 の撓みに対しては、ジョイントピンAを中心に揺動し、一方、左右方向の撓みに 対してはジョイントピンBを中心にスイング体が揺動する為、ナットは撓みの影 響を軽減されて、円滑に昇降できる。 請求項2は、昇降台が下限停止位置より更に下降すると、昇降台は停止台に載 置した状態となり、ジョイントプレートの下端縁に切欠開口部が形成されている ため、昇降台はナットから切り放されて、下々限位置の検出器Dで検知されたと き、駆動体を停止させることができる為、安全性を確保できる。 請求項3は、請求項1で記載の昇降台の上下方向及び左右方向の撓みを吸収さ れると共に、請求項2で記載したように、昇降台が下降して下限位置で停止しな くても、下々限位置で停止可能となる。
【0006】
【実施例】
実施例を図面を参照して説明する。図1は片持の昇降装置の正面断面図、図2 は図1の右側面図、図3は図2のA〜A断面図である。 昇降装置は、ベース板1上に1対の支柱2を立設して、頂部付近にボールネジ 3の駆動体(モータ)4が設置してある。一方、昇降台5はスライダ6に固定さ れ、前記支柱2に固着されているガイドレール7に嵌合摺動するガイド体8を介 して昇降する。 図4は、前記スライダ6とボールネジのナット10との接合部を構成する部品 を示し、図5は組み立てた状態の斜視図、図6は図5のB〜B矢視図、図7は図 5のC〜C断面を含む矢視図である。 10は、前記支柱2間の中央に垂設したボールネジ3に嵌合するナットであっ て、下部の底板には後述するナット取付体の孔10aが穿設してあり、10bは その固定ボルトである。11はナット取付体であって、平板の中央に前記ナット 10を挿入可能な孔11cが穿設されていると共に、前記ボルト10bでネジ止 め可能なボルト孔11dが形成されている。又、ナット取付体11の平板の両端 にリブ11aが垂設され、ジョイントピンBを嵌合可能な孔11bが形成してあ る。 12はスイング体であって、中央にはナット10を挿入可能な孔12cが穿設 されていると共に、各辺からリブ16が垂設され、該リブ16にはジョイントピ ンAとジョイントピンBを嵌合可能な孔12a、12bが一対、互いに直角位置 で、対向位置にそれぞれ穿設してある。13はジョイントプレートであって、前 記孔12aに対応する位置に、下端縁に切欠開口部13aが形成され、前記スラ イダ6に固定してある。
【0007】 前記各構成の部品は、図5〜7に示すように組み立てられる。即ち、ナット1 0、ナット取付体11、スイング体12をボールネジ3に挿通した後、先ず、ボ ールネジ3に螺合したナット10に、ボルト10bを介してナット取付体11を 固定する。そして、ナット取付体11にスイング体12を嵌合させ、ジョイント ピンBを孔11b及び12bに挿入すると、スイング体12はジョイントピンB を中心に揺動可能に構成される。次に、ジョイントピンAを孔12aに挿入した 後、ジョイントプレート13の切欠開口部13aを前記ジョイントピンAに載置 状態とすると、ジョイントプレート13はジョイントピンAを中心に揺動可能に 構成される。即ち、昇降台5に対して、ジョイントピンAとジョイントピンBと で異なる方向に揺動可能に形成してある。
【0008】 次に、前記構成の作用について説明する。駆動体(モータ)4を駆動すると、 ナット10は上昇、又は下降する。即ち、ナット10の昇降によって、昇降台5 は、ナット取付体11、スイング体12、及びジョイントピンAに載置のジョイ ントプレート13を介して昇降する。昇降台5に重量物、例えば自動車等を載せ て、昇降させると、昇降台5は上下方向及び(又は)左右方向に撓みながら昇降 を行う。そこで、昇降台5が上下方向に撓んだ時には、ジョイントプレート13 はジョイントピンAを中心に揺動し(図5に示すX軸中心に揺動)、係る撓みは ナット10への直接の影響を軽減する。他方、昇降台5が左右方向に撓むと、ジ ョイントプレート13を介しての撓みは、スイング体12に伝達し、スイング体 12はジョイントピンBを中心に揺動し(図5に示すY軸中心に揺動)、ナット 10への直接の影響を軽減する。その結果、ナット10とボールネジ3の螺合は 偏りのない状態を維持でき、円滑に昇降可能である。尚、前記例では、ジョイン トピンAとジョイントピンBとで互いに90度異なる方向に揺動可能に形成して あるが、載置台に生ずる歪み方向等を考慮して、互いに他の角度で揺動可能に構 成してもよい。
【0009】 次に、図8、図9は昇降装置の下部を示す図であって、昇降台5を所定位置で 停止させる構造を示す。31は昇降台5を下限位置で停止させる停止台であって 、スライダ6に突設の突起体30に載置して停止可能となる。尚、停止台31を スライダ6の直下に設置すると突起体30は不要である。又、検出器C(リミッ トスイッチ)は昇降台5が下限位置で停止可能に設置したものであって、スライ ダ6によってリミットスイッチCが作動するように設置してある。一方、検出器 D(リミットスイッチ)は、検出器Cの設置位置より下部の下々限位置に設置さ れ、ナット取付体11で作動するように取り付けてある。尚、前記検出器C、検 出器Dが作動(ON)となったとき、図示略の制御装置を介して駆動体4を停止 するようになっていて、下限停止位置は前記突起体30が停止台31に載置しな い位置で停止するようになっている。 駆動体4の回転によって、ナット10を下降させて昇降台5を降下させると、 検出器Cがスライダ6によって作動し、駆動体4は図示略の制御装置によって停 止して、昇降台5は下限位置で停止する(図8)。しかしながら、検出器Cの故 障等で駆動体4が停止しなかったときには、突起体30は停止台31に載った状 態となり、ジョイントプレート13に形成されている切欠開口部13aによって 、ジョイントプレート13とジョイントピンA(ナット10)とが切り放されて 、ナット10だけが下降を継続する。そして、ナット10が更に下降して、ナッ ト体11で作動する検出器Dが検知したとき、図示略の制御装置を介して駆動体 4は停止する。 この様に、下限位置に設置してある検出器Cで駆動体4が停止できなくても、 ナット10だけが降下し、下々限位置に設置してある検出器Dで駆動体を停止さ せることができ、安全性の向上を図ることができる。尚、この構成は、前記ボー ルネジ式に限定されず、チェーン式等の昇降装置に対しても有効であり、チェー ン式のときには、ナットにチェーンの端部を固定して昇降させる構造に構成すれ ばよい。
【0010】
【考案の効果】
本考案の昇降装置は、昇降台が上下方向及び(又は)左右方向に撓んでも、ジ ョイントピンA、ジョイントピンBを中心に揺動するため、ナットへの影響を軽 減することができる為、ナットはボールネジに対して円滑に昇降することができ る。又、下限位置を検出する検出器が故障しても、ナットだけが下降し、下々限 位置に設置の検出器で安全に停止可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】片持の昇降装置の正面断面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図2のA〜A断面図である。
【図4】スライダとボールネジのナットとの接合部を構
成する部品を示す図である。
【図5】図4に示す部品を組み立てた状態の斜視図であ
る。
【図6】図5のB〜B矢視図である。
【図7】図5のC〜C断面を含む矢視図である。
【図8】昇降装置の下部を示す斜視図である。
【図9】昇降装置の下部を示し、作用を説明する図であ
る。
【符号の説明】
4 駆動体 5 昇降台 10 ナット 11 ナット取付体 12 スイング体 13 ジョイントプレート 13a 切欠開口部 30 突起体 31 停止台 A、B ジョイントピン C、D 検出器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョイントプレートに昇降台を取り付
    け、駆動体で回転するボールネジに螺合するナットにナ
    ット取付体を固定し、該ナット取付体にジョイントピン
    Bを介して揺動自在にスイング体を取り付け、該スイン
    グ体にジョイントピンAを介して前記ジョイントピンB
    と異なる方向に揺動可能に前記ジョイントプレートを取
    り付けることを特徴とする昇降装置。
  2. 【請求項2】 下端縁に切欠開口部を形成するジョイン
    トプレートに昇降台を取り付け、駆動体で昇降するナッ
    トにジョイントピンAを前記ジョイントプレートの切欠
    開口部に挿入し、昇降台の下限停止位置に検出器C及び
    下々限位置に検出器Dを配設すると共に、昇降台を下限
    停止位置で停止可能な停止台を設け、前記検出器C或は
    検出器Dで検知したとき前記駆動体を停止することを特
    徴とする昇降装置。
  3. 【請求項3】 ジョイントプレートに昇降台を取り付
    け、駆動体で回転するボールネジに螺合するナットにナ
    ット取付体を固定し、該ナット取付体にジョイントピン
    Bを介して揺動自在にスイング体を取り付け、該スイン
    グ体にジョイントピンAを介して前記ジョイントピンB
    と異なる方向に揺動可能に前記ジョイントプレートを取
    り付け、ジョイントプレートの下端縁に切欠開口部を形
    成し、昇降台の下限停止位置に検出器C及び下々限位置
    に検出器Dを配設すると共に、昇降台を下限停止位置で
    停止可能な停止台を設け、前記検出器C或は検出器Dで
    検知したとき前記駆動体を停止することを特徴とする昇
    降装置。
JP4179593U 1993-06-30 1993-06-30 昇降装置 Pending JPH078392U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101981130B1 (ko) * 2018-12-14 2019-05-22 김성준 서버 간격 조절기능을 갖는 서버랙
CN112113905A (zh) * 2020-09-25 2020-12-22 安徽润谷科技有限公司 一种体外检测试纸的缺陷检测装置

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