JPH0783626B2 - 誘導電動機の制御装置 - Google Patents

誘導電動機の制御装置

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JPH0783626B2
JPH0783626B2 JP60144768A JP14476885A JPH0783626B2 JP H0783626 B2 JPH0783626 B2 JP H0783626B2 JP 60144768 A JP60144768 A JP 60144768A JP 14476885 A JP14476885 A JP 14476885A JP H0783626 B2 JPH0783626 B2 JP H0783626B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はデイジタル制御装置を用いて誘導電動機のベク
トル制御を行う誘導電動機の制御装置に関する。
〔発明の背景〕
誘導電動機を高応答に速度制御するためにベクトル制御
が用いられる。ベクトル制御では磁束軸を基準にして、
それと平行な励磁電流成分と垂直なトルク電流成分の制
御を別個に行つて精度のよいトルク制御を行うので、制
御の基準となる磁束軸を精度よく把握する必要がある。
このために、すべり周波数形ベクトル制御で行うすべり
周波数と回転速度の和から1次周波数を求める際に、一
般にマイクロコンピユータで行う演算のビツト精度を増
加させたり、特公昭59-10157号公報にあるように電動機
軸の回転位置を検出する位置検出器を用いてすべり周波
数角との和から求める方法が考えられている。
しかし、速度変化が大きな場合には後述のように上記演
算のサンプリング時間による遅れのために、制御側で演
算する基準軸の精度が低下する欠点がある。このため
に、トルク変動を生じるおそれがある。
〔発明の目的〕
本発明は前記欠点に対してなされたもので、その目的と
するところは、簡単な方法によつて精度のよい磁束基準
軸を演算し、高精度,高応答のトルク制御を行える誘導
電動機の制御装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、誘導電動機に可変電圧可変周波数の交流を供
給する周波数変換器と、前記誘導電動機の回転側に設け
られ該電動機の回転速度に比例した検出信号を出力する
速度検出器と、前記周波数変換器を制御するマイクロコ
ンピュータとを具備し、該マイクロコンピュータはそれ
ぞれのサンプリング周期毎に、前記速度検出器から出力
される検出信号より前記誘導電動機の回転速度を演算し
その演算値を出力する回転速度演算手段、該回転速度演
算手段で演算した速度演算値がその指令になるようにト
ルク電流指令を出力する速度制御手段、該トルク電流指
令に基づいてすべり周波数指令を演算するすべり周波数
演算手段、該すべり周波数指令と前記速度検出信号より
1次周波数指令を演算する1次周波数演算手段、該1次
周波数指令より前記誘導電動機をベクトル制御すべく基
準位相信号を演算し、該基準位相信号に基づいて前記周
波数変換器を制御する手段を実行するプログラムを備え
てなる誘導電動機の制御装置において、前記マイクロコ
ンピュータの前記回転速度演算手段、前記すべり周波数
演算手段及び前記1次周波数演算手段におけるサンプリ
ング周期を、前記誘導電動機の回転速度が大きくなるに
つれて短くなるように設定するサンプリング制御手段を
備えたことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例を第1図に示す。
第1図において、周波数変換器1の出力は誘導電動機2
に接続される。周波数変換器1としてはサイクロコンバ
ータ、PWMインバータ、電流形インバータなどが用いら
れる。誘導電動機2の回転角はロータリエンコーダ3に
よつて検出される。誘導電動機2の制御は周波数変換器
1を通して、マイクロコンピユータ51によつて行われ
る。ここでは、第1図は理解を容易にするために、アナ
ログ構成のものとして示してある。誘導電動機2の回転
速度は速度指令手段11によつて速度指令信号ω とし
て指令され、その出力は速度制御手段13に入力される。
一方、エンコーダ3の出力はカウンタ31を介して速度検
出手段12に入力される。カウンタ31と速度検出手段12に
よつて所定時間内にエンコーダ3からくるパルスの数を
数えることによつて誘導電動機2の回転速度ωを検出
する。速度検出手段12の出力は速度制御手段13に接続さ
れる。速度制御手段13は速度指令手段11の指令信号ω
と速度検出手段12の速度検出信号ωとの偏差に応じ
て働き、誘導電動機2のトルク電流指令It を出力す
る。速度制御手段13の出力はすべり周波数演算手段15と
電流指令演算手段18に入力される。速度検出手段12の出
力は励磁電流指令演算手段14にも入力される。励磁電流
指令演算手段14は速度検出信号ωに応じて、誘導電動
機2の磁束が弱められる制御を行うために、励磁電流指
令Im と磁束Φを演算し出力する。励磁電流指令信号
Im は電流指令演算手段18に入力される。また、磁束信
号Φはすべり周波数演算手段15に入力される。すべり
周波数演算手段15はトルク電流指令信号It と磁束信号
Φからすべり周波数指令信号ω を演算する。すべ
り周波数演算段15の出力信号ω と速度検出手段12の
出力信号ωはさらに加算手段16入力にされる。加算手
段16では信号ω を加算し、1次周波数信号ω
得、発振手段17に入力する。発振手段17は加算手段16の
出力信号ωに応じて発振し、sinωt、cosωtに
比例する信号を出力する。発振手段17の出力信号は電流
指令演算手段18に入力される。電流指令演算手段18では
信号It ,Im に従つて、信号sinωt,cosωtを基
準として交流の電流指令信号iを演算する。電流指令
演算手段18の出力は電流制御手段20に入力される。電流
制御手段20は電流指令演算手段18からの電流指令信号i
と電流検出器19の電流検出信号iの偏差に応じて働
き、変換器1を制御する。なお、ここで、電流検出器19
の出力信号をマイクロコンピユータ51に入力するには当
然ながらA/D変換器が必要であるが図形を省略してあ
る。サンプリング時間制御手段21はカウンタ32で検出し
たエンコーダ3の出力パルスの周期に基づいて、速度検
出手段12、すべり周波数演算手段15及び加算手段16で行
う演算のサンプリング周期を決めその起動指令信号を出
力する。また、速度制御手段13、励磁電流指令演算手段
14、発振手段17、電流指令演算手段18、電流制御手段20
の演算を行うためにも演算を起動する信号が必要である
が省略している。
速度制御手段13からは誘導電動機2の磁束に直交する成
分であるトルク電流指令信号It が出力される。一方、
励磁電流指令演算手段14からは速度検出信号ωに応じ
て誘導電動機2の磁束信号Φとそれを作る成分である
励磁電流指令信号Im が出力される。
第2図に励磁電流指令演算手段14の具体例を示す。第2
図において、関数発生器141によつて速度検出信号ω
に対応する磁束指令信号Φ を決定する。磁束指令信
号Φ と磁束演算手段142で演算される磁束信号Φ
とは励磁電流制御手段143に入力される。励磁電流制御
手段143は信号Φ とΦの偏差に応じて動作し、励
磁電流指令信号Im を出力する。磁束演算手段142は信
号Im の1次遅れ演算として磁束信号Φを演算する。
ここで、Mは誘導電動機1の励磁インダクタンス、T2
2次時定数、sはラプラス演算子である。このようにし
て、信号It ,Im ,Φは演算される。
第1図に戻り、すべり周波数演算手段15ではトルク電流
指令信号It と磁束信号Φによりすべり周波数指令信
号ω を演算する。
第3図にすべり周波数演算手段15の具体例を示す。割算
手段151と1次遅れ手段152とにより次式の演算を行い、
すべり周波数指令信号ω が求められる。
(1)式において、kは定数、Tはトルク電流指令It
に対する実トルク電流Itの応答時定数である。すべり周
波数指令信号ω が得られると、加算手段16において
信号ω と速度検出信号ωが加算され、1次周波数
信号ωが得られる。発振手段17は信号ωに応じて発
振し、正弦波信号sinωt,cosωtを出力する。電流
指令演算手段18はたとえば第4図のように構成される。
第4図において、掛算手段181,182、加算手段183により
次式の演算を行い、交流の電流指令信号iを出力す
る。
=It cosωt+Im sinωt =I1sin(ωt+θ) ………(2) ここで 第4図では交流の1相分の指令信号だけの演算を行うよ
うになつているが、誘導電動機2が3相の場合は3相分
の電流指令信号が必要である。この演算は公知なので省
略する。
このようにして電流指令信号iが得られると、電流制
御手段20は信号iと電流検出信号iの偏差に応じて働
き、周波数変換器1を制御する。こうして、電動機2に
流れる電流は電流指令信号iに比例して制御される。
以上のようにして、誘導電動機3の回転速度はその指令
に見合つて制御される。このとき、電動機の磁束はある
基底速度以上では弱めるように制御されるので、いわゆ
る定トルク領域、定出力領域にわけた運転が高精度で行
え、かつベクトル制御を採用しているので高応答な速度
制御を行うことができる。
ところで、以上の制御をマイクロコンピユータ51を用い
てデイジタル制御をする場合、その演算時間を考慮する
必要がある。そのために、従来は速度制御系と電流制御
系とにわけてそれぞれ独立のサンプリング時間で制御さ
れる。速度制御系のサンプリング時間TSは速度検出信号
ωを求めそして、トルク電流指令信号It 、励磁電流
指令信号Im 、1次周波数信号ωを求める演算の処理
時間とその系の応答時間を考慮して決められる。さら
に、電流制御系のサンプリング時間TCは信号ωに基づ
いて発振手段17から正弦波信号を出し、電流指令信号i
を求め、電流制御手段20の演算を行い、周波数変換器
1を制御する信号を出力すまでの処理時間とその系の応
答時間を考慮して決められる。
いま、誘導電動機が加減速状態にある場合を考える。加
減速状態にあるときは刻々と回転速度ωが変化する
が、このときにも(2)式によつて演算するθは実際の
電動機での値θとよく一致させておかなければならな
い。これらの値がわずかにでも異なると、トルク電流指
令信号It が変化したときに、トルク応答が設計したと
おりにならず、応答が遅れてしまう。とくに、高速度領
域では界磁弱め制御をしているために角度θが大きくな
るので、この影響は大きくなる。制御系で決定する角度
θを実際の電動機の角度θと一致させるには、電流指令
信号iを求める基準信号となるsinωt,cosωt信
号を精度よく求める、すなわち、1次周波数信号ω
実際の電動機の加減速にあわせて精度よく演算する必要
がある。従来のように、1次周波数ωの演算サンプリ
ング時間Tωを速度制御系のサンプリング時間TSに合わ
せて出力すると、時間TSの間は1次周波数ωは一定と
なる。しかしながら、加減速中は実際の回転速度が時間
TSの間に変化するので周波数ωは本来得たい値とはな
らない。これを解決するために1次周波数信号ωの演
算のサンプリング信号Tωを短くすれば、精度よくω
を演算できる。特に、角度θが大きくなる高速度領域で
は効果がある。しかしながら、逆に、低速度領域ではサ
ンプリング時間Tωを短くすると、エンコーダ3の時間
ω内に入るパルス数が少なくなるために、速度検出手
段12で検出する速度検出信号ωの演算精度が悪くな
り、周波数ωの演算精度は低下してしまう。そこで本
発明は、サンプリング時間制御手段21により、1次周波
数信号を演算するサンプリング時間Tωを低速度領域で
は長く、高速度領域では短くなるように制御してこの問
題を解決する。すなわち、速度検出回路12で検出する速
度検出信号ω、すべり周波数演算手段15で演算するす
べり周波数指令信号ω 、及び信号ωとω とを
加算し、1次周波数信号ωを出力する加算器16のサン
プリング時間Tωを速度に応じて、低速度領域では長
く、高速度領域では短くするとよい。
第5図に速度ωに対するサンプリング時間Tωの例を
示す。第5図(a)は速度ωとともにサンプリング時
間Tωを小さくした例を示す。Tωの最大値は速度制御
系のサンプリング時間Tとし、最小値は電流制御系の
サンプリング時間TCとすることが望ましい。第5図
(b)は零速度及び最高速度ωrmax付近にリミツタ状態
を設けた例を示す。第5図(c)はサンプリング時間を
二値的に高速度域と低速度域に切換えるようにした例を
示す。この例は二段階の切換えとしているが、さらに何
段階かに切換えるようにしてもよい。また、速度ω
対して(a),(b)の例のように、直線的にTωを変
えるだけでなく、曲線状に変えてもよい。さらに、サン
プリング時間Tωは速度ωの関数としたが、1次周波
数ωの関数にしても等価である。
第6図にサンプリング時間Tωを決め、1次周波数信号
ωを演算する処理を起動する部分の具体例を示す。
第6図において、第1図と同一記号のものは相当物を表
わす。カウンタ32はエンコーダ3の出力パルスを入力す
る。カウンタ32によつてエンコーダ3のパルス間隔を定
め、これに応じて時間決定手段211によつてサンプリン
グ時間Tωを定める。時間Tωに比例した値はタイマ21
2にセツトされる。タイマ212はサンプリング周期の時間
ωの時間信号を出力する。タイマ212の出力信号によ
つて1次周波数ωを演算する処理ルーチン33、すなわ
ち、速度検出手段12、すべり周波数演算手段15および加
算手段16の演算が起動される。
以上のように制御したときの処理フローは次のようにな
る。すなわち、第7図は電流制御系(発振手段17、電流
指令演算手段18、電流制御手段20で行う演算)の処理フ
ローで、一定のサンプリング時間TC毎に処理が実行され
る。
第8図は1次周波数ωを求める処理フロー(速度検出
手段12、すべり周波数演算手段15、加算手段16で行う演
算)で、速度ωに応じて変わるサンプリング時間Tω
毎に処理される。ここで、すべり周波数指令信号ω
は(1)式で演算するが、時定数Tは時間Tωに比較し
て無視できる程長くないのでω の演算だけは第7図
に示す電流制御系の処理ルーチンで行うようにしてもよ
い。さらにまた、このようにしたとき加算手段16で行う
1次周波数ωの出力演算も電流制御系の処理ルーチン
で行う必要がある。すなわち、このときは速度ωの検
出演算だけが第8図のルーチンで処理される。第9図は
速度制御系の処理フロー(速度制御手段13、励磁電流指
令演算手段14で行う演算)で、一定のサンプリング時間
TS毎に処理が実行される。
なお、第7図の処理はソフトで行うようにしたが、第1
図に示すシステムをサーボに応用し、特に高応答が要求
されるときには電流制御系の処理をアナログ回路を中心
とするデイスクリート回路で構成してもよい。また、速
度ωの検出は第8図に示すフローで処理したものを利
用するようにしている。このようにすると速度制御を行
うときにその時点の最新の速度情報で制御ができるが、
これとは別に速度制御のためだけに、一定のサンプリン
グ時間TS毎に検出してもよい。
このように制御して加減速したとき、速度ωに対して
磁束と1次電流のなす角θの演算値と実際のモータにお
ける値の差Δθは第10図のようになる。破線は従来のよ
うに1次周波数ω演算のサンプリング時間Tωを速度
制御系のサンプリング時間TSと同じに一定としたとき、
実線は本発明の時間Tωを可変したときを示す。界磁弱
め制御をする関係から角度θの精度が要求される高速度
領域でΔθが小さくなるので、高速度領域においても精
度のよいトルク制御が行える。
第11図に本発明の他の実施例を示す。
第11図は交流の電流検出信号iの2軸成分Id,Iqを求
め、直流レベルでの電流制御系を追加したものである。
第11図において、第1図と同一符号をつけたものは第1
図と相当物を表わす。すべり周波数演算手段22は磁束信
号Φと磁束と直交するq軸分の電流成分Iqにより次式
によつてすべり周波数指令信号ω を演算する。
実電流成分Iqを用いてω を演算することに特徴があ
る。また、磁束信号Φは磁束と同一方向の電流成分検
出信号Idを用いて(5)式のように演算してもよい。
なお、第11図の実施例においても、すべり周波数指令信
号ω の演算には第1図におけるすべり周波数演算手
段15を用いることもできる。電流成分検出手段23は電流
検出信号iの電流成分IdとIqを演算する。この演算方法
は公知なので説明を省略する。信号Idはd軸電流制御手
段25に入力され、信号Iqはq軸電流制御手段24とすべり
周波数演算手段22に入力される。q軸電流制御手段24は
トルク電流指令信号It とq軸の電流成分Iqの偏差に応
じて作動する。一方、d軸電流制御手段25は励磁電流指
令信号Im とd軸の電流成分Idの偏差に応じて作動す
る。
以上のように、電流の成分を検出して指令との偏差をと
り、そのマイナループとして交流の電流制御を行うよう
にすると、交流電流の波形を正弦波状に制御できるとと
もに、その成分をも常に所定値にでき、精度のよい電流
制御が行える。このような制御を行うとき、本発明のよ
うに1次周波数を精度よく演算すると、トルク制御精度
の向上に効果がある。なお、第11図において、d,q軸電
流制御手段25,24の制御ゲインを大きくとれる場合、ま
たはd,q軸電流制御手段24,25の出力間の干渉防止手段が
ある場合は交流の電流制御手段20は省略することができ
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によればベクトル制御上の基
準信号を簡単な方法により精度よく演算できるので、高
精度かつ高応答のトルク制御を行うことができる。
なお、本発明は電流のフイードバツク制御系を持たず、
トルク指令から回転速度に応じて直接に電圧を指令する
方式においても、トルク指令(すなわち前記実施例のト
ルク電流指令に対応する)に応じて、すべり周波数指令
を定め、回転速度との和をとつて1次周波数を求める演
算においても本発明が適用できる。また、本発明は電動
機の磁束制御を行わないときにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図、第3
図、第4図は第1図に示す演算手段の具体的な構成例、
第5図は第1図の演算手段の動作特性図、第6図は第1
図の演算手段の構成例、第7図、第8図、第9図は第1
図の制御のフローチヤート、第10図は制御特性図、第11
図は本発明の他の実施例を示す構成図である。 1……周波数変換器、2……誘導電動機、3……エンコ
ーダ、12……速度検出手段、15……すべり周波数演算手
段、16……加算手段、17……発振手段、21……サンプリ
ング時間制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘導電動機に可変電圧可変周波数の交流を
    供給する周波数変換器と、前記誘導電動機の回転側に設
    けられ該電動機の回転速度に比例した検出信号を出力す
    る速度検出器と、前記周波数変換器を制御するマイクロ
    コンピュータとを具備し、該マイクロコンピュータはそ
    れぞれのサンプリング周期毎に、前記速度検出器から出
    力される検出信号より前記誘導電動機の回転速度を演算
    しその演算値を出力する回転速度演算手段、該回転速度
    演算手段で演算した速度演算値がその指令になるように
    トルク電流指令を出力する速度制御手段、該トルク電流
    指令に基づいてすべり周波数指令を演算するすべり周波
    数演算手段、該すべり周波数指令と前記速度検出信号よ
    り1次周波数指令を演算する1次周波数演算手段、該1
    次周波数指令より前記誘導電動機をベクトル制御すべく
    基準位相信号を演算し、該基準位相信号に基づいて前記
    周波数変換器を制御する手段を実行するプログラムを備
    えてなる誘導電動機の制御装置において、 前記マイクロコンピュータの前記回転速度演算手段、前
    記すべり周波数演算手段及び前記1次周波数演算手段に
    おけるサンプリング周期を、前記誘導電動機の回転速度
    が大きくなるにつれて短くなるように設定するサンプリ
    ング制御手段を備えたことを特徴とする誘導電動機の制
    御装置。
JP60144768A 1985-07-03 1985-07-03 誘導電動機の制御装置 Expired - Lifetime JPH0783626B2 (ja)

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