JPH0782689B2 - 磁気記録テープ再生装置 - Google Patents

磁気記録テープ再生装置

Info

Publication number
JPH0782689B2
JPH0782689B2 JP63012919A JP1291988A JPH0782689B2 JP H0782689 B2 JPH0782689 B2 JP H0782689B2 JP 63012919 A JP63012919 A JP 63012919A JP 1291988 A JP1291988 A JP 1291988A JP H0782689 B2 JPH0782689 B2 JP H0782689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
gear
chassis
shaft
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63012919A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01189063A (ja
Inventor
隆 鈴木
安好 篭橋
正隆 金田
修一 福田
昌和 柏川
薫 渡辺
省吾 中山
登 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63012919A priority Critical patent/JPH0782689B2/ja
Publication of JPH01189063A publication Critical patent/JPH01189063A/ja
Publication of JPH0782689B2 publication Critical patent/JPH0782689B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ロード機構とイジェクト機構を備えた磁気記
録テープ再生装置に関するものである。
従来の技術 磁気記録テープ再生装置には、ロード機構とよばれ装置
外部からテープパックを挿入することにより再生定位置
に装填する機構と、イジェクト機構とよばれテープパッ
クを装置外部に排出する機構を備えた装置がある。この
ような磁気記録テープ再生装置は、例えば特開昭61-123
040号公報に開示されている。
ロード機構とイジェクト機構を備えた従来の磁気記録テ
ープ再生装置は、テープパックをテープホルダに挾んで
からテープパックの軸穴が再生装置の回転軸に合致する
位置まで摺動させ、その位置からあおり機構等でテープ
パックを落し込み、軸穴を回転軸に嵌め込んでテープパ
ックを再生定位置に装填(ロード)し、一方で磁気ヘッ
ドが再生定位置に進出する。テープパックを排出(イジ
ェクト)するときには、前記の装填とは逆に、磁気ヘッ
ドを後退させてからテープパックを排出させている。装
填または排出時に、テープパックを駆動するには、再生
または速送り等のリール軸駆動のためのモータが兼ねる
場合、専用モータによる場合、ソレノイドによる場合が
ある。磁気ヘッドを進退させるための駆動は、リール軸
駆動モータが兼ねる場合、ソレノイドによる場合があ
る。
発明が解決しようとする課題 従来の磁気記録テープ再生装置では、リール軸駆動モー
タに負荷が集中したり、多数のソレノイドやその他の部
品を必要としたりするという問題があった。
本発明は、上記した従来の磁気記録テープ再生装置を改
良するためになされたもので、部品点数を節約でき、各
部品の長寿命化が図れ、しかも消費電力が少ない磁気記
録テープ再生装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、正逆転可能な装
填用モータと、この装填用モータの回転力を伝達する歯
車手段と、この歯車手段に噛合するラック手段と、テー
プパックを保持し上記ラック手段の直線往復動作によっ
てテープパック排出位置と再生定位置との間を水平方向
及び垂直方向に移動するテープホルダと、外周にカム面
が形成され上記歯車手段に噛合して回転するカムギヤ
と、磁気ヘッドが取付けられ本体シャーシに摺動自在に
支持されたヘッドシャーシと、このヘッドシャーシを再
生定位置方向に付勢する付勢手段と、上記カムギヤのカ
ム面に当接して上記ヘッドシャーシの上記付勢手段によ
って移動を規制する規制手段とを備え、上記歯車手段の
回転動作よって上記テープパックの移送と上記磁気ヘッ
ドの移送が連動して動作することを特徴とするものであ
る。
作用 上記の磁気記録テープ再生装置で、テープパックをテー
プホルダに挾んで押し込むと、装填用モータが正転す
る。その回転が駆動伝達手段を経由してテープホルダを
駆動するのでテープパックが搬送されて再生定位置に装
填される。同時に装填用モータの回転は、駆動伝達手段
を経由してヘッドシャーシを駆動するので、磁気ヘッド
が搬送されて再生定位置に進出する。
装填用モータが逆方向に回転すると、再生定位置に装填
されているテープホルダが搬送されて排出されると共
に、磁気ヘッドが搬送されて再生定位置から後退する。
実施例 以下に説明する実施例の装置は、基本モードとして再
生動作モード(A面PLAY、B面PLAY)、速送り動作モ
ード(A面FF、B面FF)、装填動作モード(LOAD)、
排出動作モード(EJECT)、待機モード、切換モ
ードを有している。これらの基本モードが選択され、組
み合わされることにより種々の機能を有する装置となっ
ている。
ここにいう再生動作モードとは通常の速さでテープが
走行して磁気ヘッドが信号を拾っているモードである。
テープの走行方向によりA面再生動作モード(A面PLA
Y)とB面再生動作モード(B面PLAY)がある。速送
り動作モードとは通常ようも高速でテープが巻取られ磁
気ヘッドが若干後退するものゝ、僅かながら信号を拾っ
ているモードで、やはりテープの走行方向によりA面速
送り動作モード(A面FF)とB面速送り動作モード(B
面FF)がある。なお巻戻し動作モード(REW)という場
合には、速送り動作モードと動作は同じであるがテープ
の走行方向が逆の場合をいう。すなわちA面巻戻し動作
モード(A面REW)はB面速送り動作モード(B面F
F)、B面巻戻し動作モード(B面REW)はA面速送り動
作モード(A面FF)に他ならない。装填動作モードと
は装置外部からテープパックを搬送して再生定位置に装
填することに加え、テープの巻取り機構や磁気ヘッドの
位置を再生動作モードにまで進出させることをいう。
排出動作モードとは装填動作モードの逆の動作である。
すなわちテープの巻取り機構や磁気ヘッド等を再生動作
モードから待機モードに後退させ、再生定位置からテー
プパックを装填外部へ搬送することをいう。待機モー
ドとはテープパックが挿入されていない状態や中止(PA
USE)の状態であり、テープの走行が停止し、磁気ヘッ
ドが後退しているモードである。切換モードとは上記
の各モードの切換えである。
以下、実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明を適用する磁気記録テープ再生装置実施
例のデッキ部全体の斜視図で、テープパック1を装填す
る前の状態、すなわち待機モードのときを示している。
第2図も同じ状態ではあるが、第1図の方向から上下軸
(Z−Z′)で時計回り90°回転した全体図である。第
3図はテープパック1を装填し、再生動作モードのとき
を第1図と同一方向から示した全体図である。第4図は
第2図と同一方向の分解図、第5図は第1図と同一方向
の要部分解図、第6図、第7図は第1図と同一方向の要
部分解図、第8図、第9図は第1図の上下軸で反時計回
り90°回転し下方から視た要部分解図、第10図、第11図
は第2図と同一方向の要部分解図である。X−X′,Y−
Y′、Z−Z′軸は各図の方向を示している。また第12
図は回路構成全体の概略を示すブロック図である。
これらの図面に示した実施例の装置は、各動作を装填用
モータM1、リール駆動用モータM2およびソレノイドSを
駆動源とし、また各動作を検出するためのセンサを備え
ている。構成の説明の便宜のため、主として装填用モー
タM1により駆動される各部、主としてリール駆動用モー
タM2により駆動される各部、主としてソレノイドSによ
り駆動される各部、センサとその周辺の各部および回路
全体の概略に分けて順に説明する。
《主として装填用モータM1により駆動される各部の構
成》 第1図、第2図に示すように、本体シャーシ2には第1
案内板5、第2案内板6およびリール軸シャーシ50が取
付けられ、リール軸シャーシ50に装填用モータM1が取付
けられている。モータM1とテープホルダ3およびキャリ
ッジ4に係合した可動板16とは駆動伝達手段8により連
結されている。第1案内板5と第2案内板6にはキャリ
ッジ4が係合している。そのためキャリッジ4に連結し
ているテープホルダ3は、これらの案内手段4・5・6
に従って移動可能である。
第5図に示すようにテープホルダ3の形状は、テープパ
ック1に対して寸法的に余裕のある逆コ字形をしてお
り、テープパック1の入口近辺がテーパ状に広げられて
いる。テープホルダ3は軸17によりリンク板18に軸支さ
れており、さらにテープホルダ3の爪3aと3bがキャリッ
ジ4の穴に係合している。リンク板18の軸21は可動板16
の長穴16aを抜けて第1案内板5の直線ガイド長穴5aに
係合している。キャリッジ4の軸20はリンク板18の軸穴
18a、可動板16の長穴16b、第1案内板5の屈曲ガイド長
穴5bを貫通して回動板7を回動可能に支持している。す
なわちキャリッジ4の垂直部4aがテープホルダ3とリン
ク板18の間に挾まる形で、テープホルダ3とリンク板18
の間、リンク板18とキャリッジ4の間が夫々回動可能で
ある。可動板16の軸24は第1案内板5の屈曲ガイド長穴
5bと係合し、同じく軸25は直線ガイド長穴5aと係合して
いる。キャリッジ4の軸22はガイド長穴5aに係合し、そ
の外側で回動板7を回動可能に支持している。さらに軸
22には、可動板16との間にばね27、前記したリンク板18
の軸21との間にばね28が夫々掛渡されている。またキャ
リッジ4の軸23は第2案内板6の直線ガイド長穴6aに係
合している。
キャリッジ4とテープホルダ3の間にはスペーサ148が
挾まれて空隙が形成され、その空隙にはキャリッジ4に
軸支された回動ストッパ146が配設される。回動ストッ
パ146はバネ147により時計方向に付勢され、先端部146a
は第1案内板5の切欠き5cに係合し、折返し部146bはテ
ープホルダ3のカセットテープ挾込み位置まで突出して
いる。キャリッジ4には、テープホルダ3の開口3cに対
応する位置に抑え板144が取付けられている。抑え板144
はバネ性のある板材で造られ、下面にはプラスチックの
突起145が取付けられている。テープホルダ3に挾まれ
ているカセットテープ1は巻取穴102(第1図参照)を
突起145で抑えられ吸衝的に安定する。
第1図に示す駆動伝達手段8は、装填用モータM1の回転
を直線運動に変換し可動板16に伝えるギア群の総称であ
る。これらのギア群は、第6図および第7図に示す装填
用モータM1の回転軸に連結されたウォーム10、ウォーム
ギア11、ウォームギア11と同軸のギア29、減速ギア列1
2、ギア13および可動板16に形成されたラック14からな
る。この他、装填用モータM1の回転で駆動される部材と
して、ギア13と同軸のギア31がカムギア32と噛み合って
いる。
第4図、第6図に示すように、ヘッドシャーシ30には、
テープから信号を拾うための磁気ヘッド40が取付けら
る。ヘッドシャーシ30は、ガイド穴30a・30b・30cに本
体シャーシ2に植設された摺動ピン36・37・38が夫々係
合し、本体シャーシ2に対しX−X′方向に摺動可能で
ある。ヘッドシャーシ30の先端部30dは、軸42により本
体シャーシ2に軸支された回動レバー43の軸44に当接し
ている。またヘッドシャーシ30と本体シャーシ2の間に
はバネ41が掛け渡され付勢されている。そのため、回動
レバー43も常時反時計方向に付勢されている。回動レバ
ー43の下側に取付けられたピン45は、カムギア32の上側
カム面32aに当接する位置関係になっている。テープパ
ック1が装置内にないときは上側カム面32aの凸部がピ
ン45と当接している。すなわち、第1図の状態ではヘッ
ドシャーシ30がX′方向に進出するのが妨げられてい
る。しかし装填用モータM1が回転して上側カム面32aの
凹部がピン45と当接するにようになるとヘッドシャーシ
30がX′方向に進出する。
なおヘッドシャーシ30と本体シャーシ2の間には後述す
る走行切換のための機構等を配設するためスペーサが適
宜挾まれている。
《主としてリーク駆動用モータM2により駆動される各部
の構成》 第6図、第8図に示すように、本体シャーシ2の上面に
は回転方向が一定しているリール駆動用モータM2が取付
けられている。モータM2の回転軸に取付けられたプーリ
60は本体シャーシ2の穴を通って下面に出ている。本体
シャーシ2の下面にはフライホイール62および63が回転
可能に取付けられており、ベルト61が前記のプーリ60と
の間に懸回されており、これらのフライホイール62と63
はモータM2が回転中は常時相互に逆回転する。第9図に
示すようにフライホイール62には一体にギア62aが形成
され、その軸はキャプスタン62cを構成する。フライホ
イール63には一体にギア63aおよび63bが形成され、その
軸はキャプスタン63cを構成する。ギア63bは減速ギア列
65・66・67と噛み合い、ギア67は切り替え用カムギア70
の外周ギア欠落部70cに対向している。
第6図、第7図に示すように、本体シャーシ2に取付け
られたリール軸シャーシ50には、リール軸87およびリー
ル軸88が夫々衝撃吸収バネ91および92を介して軸支され
ている。リール軸87にはB面速送りギア77とB面再生ギ
ア113、リール軸88にはA面速送りギア78とA面再生ギ
ア114が夫々トーションバネによる緊張状態に取付けら
れている。
第10図に示すように、本体シャーシ2の上面にはスライ
ドシャーシ85がY−Y′方向に摺動可能に係合してい
る。スライドシャーシ85の下面にはピン86が取付けられ
ており、本体シャーシ2は開けられたガイド穴2aを貫通
して切り替え用カムギア70の上側のカム面70bに係合し
ている。カム面70bは1周180°の半面は凸部、半面は凹
部である。
シャーシ2には、2つのアイドラギア93と94が支持され
ている。すなわちアイドラギア93はその軸がシャーシ2
の逃げ穴2bを通ってアイドラギア保持板95に取付けけら
れている。アイドラギア保持板95は軸105により回動可
能にシャーシ2に支持されるとともに、バネ103が掛渡
され内側方向(Y方向)に付勢されている。シャーシ2
に軸支持された回動ストッパ97が、アイドラギア保持板
95の突起107と対向し当接可能な位置関係にある(第6
図参照)。アイドラギア94はアイドラギア93と対称の位
置関係に取付けられている。すなわちアイドラギア保持
板96、逃げ穴2c、軸106、バネ104、回動ストッパ98、突
起108は、前記の各対応部分とZ−Z′軸に関して対称
である。
第4図に示すように、回動ストッパ97および98には夫々
スライド長穴97aおよび98aが開けられており、ヘッドシ
ャーシ30の下面に取付けられた突起109および110に夫々
係合している。したがってヘッドシャーシ30がX方向に
後退した状態(待機モード)では、回動ストッパ97およ
び98がX方向に押されており、アイドラギア93および94
は共に自由状態である。ヘッドシャーシ30がX′方向に
進出した状態では、回動ストッパ97および98もX′方向
に戻り得る状態になる。一方、アイドラギア保持板95お
よび96は、第11図に示すように、夫々その一端がスライ
ドシャーシ85の折返し85bおよび85cに向かいあってい
る。
シャーシ2にはピンチローラ117および118が夫々ローラ
台123および124を介して回動可能に支持されている。ロ
ーラ台123はトーションスプリング119により反時計方向
に付勢され、ローラ台124はトーションスプリング120に
より時計方向に付勢されている。またローラ台123には
ピン121が取付けられ、ローラ台124にはピン122が取付
けられている。ピン121はヘッドシャーシ30とスライド
シャーシ85に当接する位置関係になっている。ピン122
も同様である。ヘッドシャーシ30がX方向に後退してい
るときには(待機モード)、ピン121および122がこれに
押されピンチローラ117および118は共に後退している。
ヘッドシャーシ30がX′方向に進出すると、ピン121お
よび122は、ヘッドシャーシ30との係合が切れ、スライ
ドシャーシ85に当接する。このときカムギア70が回転し
てカム面70bの凸部から凹部への動きにしたがいスライ
ドシャーシ85が左行(矢示Y方向)すれば、ローラ台12
4は時計方向に回動してピンチローラ118が進出してキャ
プスタン62cに当接する。同時にローラ台123は押し戻さ
れて時計方向に回動しピンチローラ117がキャプスタン6
3cから後退する。またスライドシャーシ85のY方向への
移動により折返し85cがアイドラギア保持板96を押し、
ばね104の付勢に抗して時計方向に回動させる。そのた
めアイドラギア94はY方向に後退し、自由状態を維持す
る。一方、アイドラギア保持板95は回動ストッパ97や折
返し85bに規制されていないのでバネ103に引かれ、アイ
ドラギア93がY方向に進出する。この状態でアイドラギ
ア93は、フライホイールギア62aおよびA面再生ギア114
に噛み合う。
カムギア70の回転によりスライドシャーシ85がY′方向
に移動するとピンチローラ117が進出してキャプスタン6
3cに当接するが、ピンチローラ118がキャプスタン62cか
ら後退する。またアイドラギア93は後退し、アイドラギ
ア94がフライホイールギア63aおよびB面再生ギア113に
噛み合う。
第10図、第11図に示すように、スライドシャーシ85には
切抜穴85aが開けられており、切換板80はそこを通って
シャーシ2に対し軸81で回動可能に保持されている。ス
ライドシャーシ85と切換板80は軸82により連結されてい
る。一方、シャーシ2には速送り切換えのための駆動板
130が回動可能に支持されている。切換板80にはピン83
が取付けられており、駆動板130に係合している。駆動
板130は先端部が山形をしており、傾斜部130aおよび130
bを有している。さらにシャーシ2にはギア保持板74が
軸75により回動可能に支持されている。ギア保持板74は
屈曲してシャーシ2の切抜き穴を通っている。上面側に
はピン76が植設され、それが切換板80の長孔80aに係合
している。第9図に示すように、ギア保持板74の下面側
には同軸の切換ギア72と73が軸支されている。切換ギア
72は前記のスライホイールギア63aおよび63bと対向して
いる。切換ギア73はB面速送りギア77およびA面速送り
ギア78と対向している。
カムギア70が回転してカム面70bの動きにしたがいスラ
イドシャーシ85が左行(矢示Y方向)すると、軸82によ
り押されて切換板80は軸81を中心に第11図において反時
計方向に回動する。ここで後述のカム面70a、従動部材1
32の作用により駆動板130が反時計方向に回動すると、
傾斜部130aがピン83に当って押し、切換板80はさらに回
動する。そのためギア保持板74が軸75を中心として第11
図において時計方向(第9図において反時計方向)に回
動する。第9図の位置からギア保持板74が反時計方向に
回動するとギア72が63aと噛み合い、ギア73はB面速送
りギア77(第6図、第7図参照)と噛み合う。スライド
シャーシ85が右行(矢示Y′方向)すると、切換板80は
第11図において時計方向に回動する。さらにカム面70
a、従動部材132の作用により駆動板130が回動すると、
傾斜部分130bがピン83に当って切換板80はさらに回動す
る。ギア保持板74は第11図において反時計方向に回動す
る。第9図の位置からギア保持板74が時計方向に回動す
るとギア72がギア62aと噛み合い、ギア73はA面速送り
ギア78と噛み合う。
《主としてソレノイドSにより駆動される各部の構成》 第11図に示すように、本体シャーシ2の上面にはソレノ
イドSが取付けられ、そのプランジャ136は凹凸が形成
されている。本体シャーシ2の下面には回動レバー131
が軸137により回動可能に支持されている。回動レバー1
31には第1突起爪131a、第2突起爪131bおよび第3突起
爪131cが形成されている。第1突起131aは本体シャーシ
2の開口を遊嵌してシャーシ上面に突出し、プランジャ
136に係合している。シャーシ2には従動部材132が回動
可能に支持されており、そこに回動レバー131の第3突
起131cに係合している(第9図参照)。従動部材132
は、バネ139により第9図において反時計方向に付勢さ
れている。
第8図、第11図に示すように、切り替え用カムギア70
は、外周には180°対向して二つのギア欠落部70c、上側
には半面が凸部が半面が凹部のカム面70b、下側には180
°対向して同一のカム面70aが形成され、上側にはさら
に夫々180°対向してストッパ突起70dおよび付勢用突起
70eが形成されている。下側のカム面70aは欠落部70fを
有しており、カムギア70の回転が停止している状態では
欠落部70fに従動部材132のピン133が位置する。従動部
材132に取付けられたピン134は、速送り切換えのための
駆動板130およびヘッドシャーシ30の開口に係合してい
る。回動レバー131の第2突起131bはカムギア70のスト
ッパ突起70dに係合している。またシャーシ2には付勢
バー140が軸支され、バネ141により付勢されている。こ
の付勢バー141はカムギア70の付勢用突起70eに係合し、
カムギア70は第9図において時計方向に付勢されてい
る。なお、前記のとおりカムギア70のカム面70bにはス
ライドシャーシ85のピン86が係合し(第10図参照)、ギ
ア欠落部70cにはギア67が対向している(第9図参
照)。
ソレノイドSは、後述の制御回路により制御され、定時
間吸引される。ソレノイドSの動作によりプランジャ13
6が吸引されると、回動レバー131の第1突起131aが引か
れ回動レバー131が回動し、第2突起131bはカムギア70
のストッパ突起70dから離れる。そのためカムギア70は
付勢バー140とバネ141の付勢により僅かながら回転す
る。カムギア70は、ギア欠落部70cが回転し去り、外周
ギアがギア67と噛み合ってモータM2の駆動力により回転
する。ギア欠落部70cは180°毎にあり、ソレノイドSの
動作が180°回転以内に終了していれば回動レバー131も
付勢状態になるので、次のギア欠落部70cがギア67と対
向し、ストッパ突起70dが第2突起131bと係合するま
で、すなわち180°回転して停止する。カム面70bが回転
することによりスライドシャーシ85が右行(または左
行)する。回動レバー131が回動したことにより従動部
材132も回動する。吸引時間が短ければ従動部材132のピ
ン133はカムギア70のカム面70aに係合することなく欠落
部70fに位置した状態のままで従動部材132はバネ139の
力で復帰する。復帰後はピン133がカム面70aの外側を通
るので、従動部材132は回動しない。ソレノイドSの吸
引中は従動部材132がカムギア70の中心寄りに回動して
いるため、吸引時間が長いと回転してきたカム面70aに
ピン133が係合する。そのため従動部材132はカム面70a
に従って回動し、ピン134がヘッドシャーシ30および速
送り切換え駆動板130を駆動する。すなわち従動部材132
の回動に従ってヘッドシャーシ30がX方向に戻される。
また駆動板130が駆動されると切換板80が回動するのは
前記の通りである。
《センサとその周辺の各部の構成》 第4図に示すように、第2案内板6には配線板53が取付
けられており、その配線板53にはスイッチSW1が取付け
らている。さらに第2案内板6のテープパック挿入線上
にはアクチュエータ54が軸支されており、テープパック
1をテープホルダ3に挾んで押込むとテープホルダ3の
軸23がアクチュエータ54を押しスイッチSW1を操作す
る。テープ装填を検知することができる。
同じく第2案内板6にはスイッチSW3が取付けられてい
る。スライドシャーシ85には操作端85dが形成されてお
り、その操作端85dがスイッチSW3のトグルレバーと係合
している。スライドシャーシ85が右行しているか左行し
ているかを検知することができる。すなわちA面走行の
状態かB面走行の状態かを検知できる。
同じく第2案内板6にはスイッチSW5が取付けられてお
り、テープパック1の挿入口近くにはアクチュエータ55
が軸支されており、テープパック1をテープホルダ3に
挿入し、または引抜いたときアクチュエータ55が回動し
スイッチSW5を操作する。テープ挿入を検知することが
できる。
第6図、第7図に示すように、リール軸シャーシ50には
配線板51が取付けられており、その配線板51にはスイッ
チSW2が取付けられている。そのスイッチSW2を操作する
ため、ヘッドシャーシ30には折曲げ部30eが形成されて
いる。ヘッドシャーシ30がX′方向に進出したこと、す
なわちテープ再生をスイッチSW2で検知することができ
る。
同じく配線板51にはスイッチSW4が取付けられている。
そのスイッチSW4を操作するためのアクチュエータ49が
リール軸シャーシ50に回動可能に支持されている。アク
チュエータ49はバネ52により反時計方向に付勢されてい
る。一方、カムギア32の下面には、下側カム面32b(第
7図鎖線示)が形成されている。待機モードでアクチュ
エータ49は、その先端部49aが下側カム面32bの凸部に当
接して回動を阻止されている。しかし装填用モータM1が
回転して下側カム面32bの凹部が先端部49aと当接するよ
うになるとアクチュエータ49は回動可能となる。テープ
パック1がメタルテープである場合はメタルテープ検出
孔1a(第1図参照)が設けられている。アクチュエータ
49の突起49bは、テープパック1が再生定位置にあると
きメタルテープ検出孔1aと対向する位置になっている。
テープパック1がメタルテープであれば、装填用モータ
M1が回転したときアクチュエータ49が回転するのでスイ
ッチSW4で検出される。すなわちイコライザの要、不要
を検知できる。
第8図に示すように、リール軸シャーシ50にはリール軸
87のギア77およびリール軸88が軸支されており、リール
軸87のギア77およびリール軸88のギア78の下面は、共に
光反射部Refと光吸収部Absに塗り分けられている。リー
ル軸シャーシ50の上の、ギア77の下面と対向する位置に
ホトリフレクタPR1、ギア78の下面と対向する位置にホ
トリフレクタPR2を設けてある。そのためホトリフレク
タPR1、ホトリフレクタPR2の出力によりリール軸87、リ
ール軸88の回転を検出できる。すなわちテープ終了を検
出できる。
《回路全体の概略構成》 第12図は回路全体の概略を示すブロック図である。図
中、150は装置全体の動作を制御する制御回路、151は装
置の各部の駆動電力を供給するための駆動回路、152は
磁気ヘッド40からの音声信号を増幅するプリアンプ、15
3は不要信号をカットするミュート回路、154は音声出力
がないことを検出する回路である。BS1〜BS5は、基本的
動作であるテープ速送り(FF)、テープ巻戻し(RE
W)、テープ排出/停止(EJECT/STOP)、テープ走行切
換(PRO)の各動作を選択するためのボードスイッチで
ある。なお同じく基本的動作であるテープ装填(LOAD)
はテープパックの挿入により自動的に開始し、再生(PL
AY)はテープ装填、テープ走行切換、テープ終了検出等
の後に自動的に開始するらうに制御されているため、別
段にスイッチは設けられていない。BSC5〜BSC8は前記各
基本的動作以外の動作を選択するスイッチである。その
他、装填用モータM1、リール駆動用モータM2、およびソ
レノイドSは前記した各駆動源、スイッチSW1、スイッ
チSW2、スイッチSW3、スイッチSW4、スイッチSW5、ホト
リフレクタPR1およびホトリフレクタPR2は夫々前記した
機能を有する各センサである。またデッキメカニズムは
前記に説明した機械的各部である。
上記した実施例の磁気記録テープ再生装置の動作の代表
的例をフローチャートおよびタイムチュートを参照して
説明する。
《テープ装填動作》 第13図(a)にフローチャート、同(b)にタイムチャ
ートが示してある。
第1図の状態からテープパック1をテープホルダ3に挿
入するとストッパ146が回動して第1案内板5との係合
が外れる。さらに人手により押込むと、テープホルダ3
とキャリッジ4は、バネ27が伸長しつつ軸21がガイド長
穴5aと16a、軸20がガイド長穴5bのガイド長穴16bの直線
部分、軸22がガイド長穴5a、軸23がガイド長穴6aを夫々
摺動し進み、軸23をアクチュエータ54を回動させスイッ
チSW1が切換られる。この切換がトリガとなってミュー
ト回路153が動作し、装填用モータM1が正回転する。モ
ータM1の回転はウォーム10→ウォームギア11・ギア29→
減速ギア列12→ギア13→ラック14・可動板16を経て直線
運動に変換される。可動板16は、軸24がガイド長穴5bの
直線部分を摺動し、軸25がガイド長穴5aを摺動して進
み、やがてガイド長穴16bの傾斜部分が先行していたキ
ャリッジ4の軸20に当るため、キャリッジ4とテープホ
ルダ3も共に進む。バネ27および28に引かれているた
め、軸20がガイド長穴5bの立下り位置まで進んだ後、そ
の立下りに沿って落ち、キャリッジ4は軸22と23を中心
に回動する。軸20に抑えられて回動板18も軸21として回
動し、そのあおりを軸17から受けると共にキャリッジ4
から抑えを受けてテープホルダ3が下る。その結果、テ
ープパック1の軸穴101と102は夫々リール軸87と88に嵌
まり、テープパック1は第3図に示す再生定位置にく
る。
一方、装填用モータM1の回転はギア13と同軸のギア31か
らカムギア32へ伝えられる。モータM1のカムギア32が回
転すると、上側カム面32aに従ってピン45がX′方向に
移動する。そのため回動レバー43が回動し、ヘッドシャ
ーシ30がX′方向に進出する。これをスイッチSW2によ
り検出する。スイッチSW2の信号を受けて装填用モータM
1の回転を停止させ、リール駆動用モータM2を回転さ
せ、またミュート回路153から音声が出力されるように
指令する。以上によりテープ装填動作が終了し、再生動
作が開始する。
《テープ排出動作》 第14図(a)にフローチャート、同(b)にタイムチャ
ートが示してある。
第3図の状態からボードスイッチBS3(EJECT/STOP)を
押すと、ミュート回路153が動作する。スイッチSW2がオ
ン(再生状態)ならそのまゝ、スイッチSW2がオフ(速
送りまたは巻戻し状態)ならテープのたるみを除去する
ため一旦再生状態にした後、リール駆動用モータM2を停
止する。次いで装填用モータM1を逆回転させる。前記テ
ープ装填動作の逆の機械的動作を経過してテープパック
1は排出されてゆく。またヘッドシャーシ30はX方向に
後退する。スイッチSW1が切換ったらモータM2を停止さ
せ、テープ排出動作は終了する。
《テープ走行切換動作》 第15図(a)にフローチャート、同(b)にタイムチャ
ートが示してある。
テープ走行方向を換えてから再生に入る動作である。ボ
ードスイッチBS4(PRO)を押すとミュート回路153が動
作する。ソレノイドSを100mSec吸引する。回動レバー1
31が回動し、カムギア70はストッパが外れて180°回転
する。カム面70bが回転することにより、スライドシャ
ーシ85が左行(または右行)する。そのため、ピンチロ
ーラ118(または117)が進出してキャプスタン62c(ま
たは63c)に当接し、ピンチローラ117(または118)が
キャプスタン63c(または62c)から後退し、アイドラギ
ア94(または93)が後退し、アイドラギア93(または9
4)がフライホイールギア62a(または63a)およびA面
再生ギア114(またはB面再生ギア113)に噛み合う。な
お、このときソレノイドSの吸引時間が短時間であるた
め、回動レバー131は、従動部材132が下側カム面70aに
係合する前に復帰してしまう。これでテープ走行切換が
終了するのでミュート回路153から音声が出力されるよ
うに指令すれば、再生動作が開始する。
《テープ速送り動作》 第16図(a)にフローチャート、同(b)にタイムチャ
ートが示してある。
例えばA面再生中にボートスイッチBS1(FF)を押すも
のとする。先ずミュート回路153が動作し、次いでソレ
ノイドSを250mSec吸引する。回動レバー131が回動し、
カムギア70が回転し、スライドシャーシ85が右行(矢示
Y′方向)して、切換板80が回動する。さらに回動レバ
ー131はソレノイドSの吸引時間が長いため回動位置に
保持され、従動部材132が下側カム面70aに係合する。従
動部材132の作用により駆動板130が回動し、これと係合
する切換板80は回動する。その結果、ギア保持板74が回
動し、ギア72がギア62aと噛み合い、ギア73はA面速送
りギア78と噛み合う。一方、従来部材132の回動に従っ
てヘッドシャーシ30がわずかに後退する。これによりテ
ープ速送り動作が開始する。
《テープ巻戻し動作》 第17図(a)にフローチャート、同(b)にタイムチャ
ートが示してある。このフローチャートは第15図(a)
のフローチャートに第16図(a)のフローチャートを連
結したものである。すなわちフローチャートから解るよ
うに、テープ巻戻し動作のためにボードスイッチBS2(R
EW)が押されると、前記のテープ走行切換動作とテープ
速送り動作が組合わされて順に実行される。これにより
テープ巻戻しが開始する。
これらの各動作の他、速送り(または巻戻し)時の音声
信号の検知や、前記したスイッチSW3(A面/B面走行の
検知)、スイッチSW4(メタルテープ検出)、スイッチS
W5(テープ挿入検出)、ホトリフレクタPR1およびPR2
(テープ終了検出)の機能を組合せて、例えばイコライ
ダ自動設定、速送り後再生(CUE)動作、繰返し再生(R
EPEAT)動作、自動頭出し選曲(TPS)動作等を制御回路
からの指令で実行可能である。
発明の効果 以上説明したように、本発明を適用した磁気記録テープ
再生装置は、装填用モータの駆動により、装填、排出時
のテープパックの搬送と磁気ヘッドの進退をさせるもの
である。装填用モータの回転を停止させてからリール軸
駆動モータを回転させれば良いので、リール軸駆動モー
タに負荷が集中するということがない。そのため装填用
モータを始めとする特定な部品のみの短寿命化による故
障や、始動時の電力過負荷によるバッテリの消耗を防ぐ
ことができる。全体的にも部品点数を節約できるものと
なる。また、同一の歯車手段による回転動作よってテー
プパックの移送と磁気ヘッドの移送を連動して確実に動
作させることができる。
さらに、本発明は、テープホルダが、テープパックを保
持した状態でラック手段の直線往復動作によってテープ
パック排出位置と再生定位置との間を水平方向及び垂直
方向に移動する構成であるため、テープパックが変形し
たり又はテープパックの表面に貼られたラベルの一部が
剥がれていても、テープパックをテープホルダに保持し
て再生定位置に確実に移送できるという効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明を適用する磁気記録テープ再生
装置の実施例の要部であるデッキ部全体の斜視図、第3
図はテープパック1を装填したときの同上図、第4図は
第2図と同一方向の分解図、第5図は第1図と同一方向
の要部分解図、第6図、第7図は第1図と同一方向の要
部分解図、第8図、第9図は下方から視た要部分解図、
第10図、第11図は第2図と同一方向の要部分解図、第12
図は回路構成全体の概略ブロック図、第13図(a)はテ
ープ装填動作のフローチャート図、同図(b)はそのタ
イムチャート図、第14図(a)はテープ排出動作のフロ
ーチャート図、同図(b)はそのタイムチャート図、第
15図(a)はテープ走行切換動作のフローチャート図、
同図(b)はそのタイムチャート図、第16図(a)はテ
ープ速送り動作のフローチャート図、同図(b)はその
タイムチャート図、第17図(a)はテープ巻戻し動作の
フローチャート図、同図(b)はそのタイムチャート図
である。 M1……装填用モータ、M2……リール駆動用モータ S……ソレノイド、1……テープパック 2……本体シャーシ、3……テープホルダ 4……キャリッジ、5、6……案内板 7……回動板、8……駆動伝達手段 10……ウォーム、11……ウォームギア 12……減速ギア列、13、29、31……ギア 14……ラック、16……可動板 18……リンク板、30……ヘッドシャーシ 32……カムギア、40……磁気ヘッド 43……回動レバー、50……リーク軸シャーシ 60……プーリ、62、63……フライホイール 62c、63c……キャプスタン、70……カムギア 72、73……切換ギア、77、78……速送りギア 85……スライドシャーシ、87、88……リール軸 93、94……アイドラギア 95、96……ギア保持板 97、98……回動ストッパ 101、102……巻取穴 113、114……再生ギア 117、118……ピンチローラ 130……駆動板、131……回動レバー 132……従動部材、136……プランジャ 144……抑え板、146……回動ストッパ BS1〜BS5……動作選択スイッチ SW1〜SW5……スイッチ PR1、PR2……ホトリフレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 修一 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 柏川 昌和 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 渡辺 薫 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 中山 省吾 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 石井 登 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−109056(JP,A) 特開 昭61−5471(JP,A) 特開 昭61−184758(JP,A) 特開 昭63−50957(JP,A) 特開 昭61−123040(JP,A) 実開 昭57−107152(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正逆転可能な装填用モータと、この装填用
    モータの回転力を伝達する歯車手段と、この歯車手段に
    噛合するラック手段と、テープパックを保持し上記ラッ
    ク手段の直線往復動作によってテープパック排出位置と
    再生定位置との間を水平方向及び垂直方向に移動するテ
    ープホルダと、外周にカム面が形成され上記歯車手段に
    噛合して回転するカムギヤと、磁気ヘッドが取付けられ
    本体シャーシに摺動自在に支持されたヘッドシャーシ
    と、このヘッドシャーシを再生定位置方向に付勢する付
    勢手段と、上記カムギヤのカム面に当接して上記ヘッド
    シャーシの上記付勢手段による移動を規制する規制手段
    とを備え、上記歯車手段の回転動作よって上記テープパ
    ックの移送と上記磁気ヘッドの移送が連動して動作する
    ことを特徴とする磁気記録テープ再生装置。
JP63012919A 1988-01-22 1988-01-22 磁気記録テープ再生装置 Expired - Fee Related JPH0782689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63012919A JPH0782689B2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22 磁気記録テープ再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63012919A JPH0782689B2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22 磁気記録テープ再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01189063A JPH01189063A (ja) 1989-07-28
JPH0782689B2 true JPH0782689B2 (ja) 1995-09-06

Family

ID=11818745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63012919A Expired - Fee Related JPH0782689B2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22 磁気記録テープ再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0782689B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2527178Y2 (ja) * 1990-10-19 1997-02-26 アルパイン株式会社 音響再生装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634273Y2 (ja) * 1980-12-18 1988-02-03
JPS60109056A (ja) * 1983-11-18 1985-06-14 Sony Corp カセット式テ−プレコ−ダ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01189063A (ja) 1989-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5459626A (en) Apparatus for driving a dual deck type video recorder having a specific tape guiding configuration
US4408237A (en) Magnetic record/playback apparatus
JPS5843820B2 (ja) カセット式テ−プレコ−ダ−
JPH0289247A (ja) 情報記録再生装置
JPH061584B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0782689B2 (ja) 磁気記録テープ再生装置
GB2169125A (en) A video cassette recorder
JP2563426B2 (ja) 磁気記録テープ再生装置
JP2595608B2 (ja) 磁気記録テープ再生装置のテープ方向切換装置
JP2625807B2 (ja) 磁気記録テープ再生装置のテープ方向切換装置
US4404606A (en) Automatic music selecting device for tape recorder
US4353101A (en) Video tape recorder
US4012790A (en) Magnetic transducing apparatus for using both endless loop cartridges and reel-to-reel cassettes
US4616109A (en) Double cassette deck
EP0045328B1 (en) A loading mechanism for a cassette tape recorder
JPS5823349A (ja) ビデオテ−プレコ−ダの高速移送モ−ド設定機構
JPH0695418B2 (ja) カセツト式記録再生装置
EP0045325B1 (en) A video tape recorder comprising means for receiving a magnetic tape cassette
JP2984089B2 (ja) 情報記録媒体搬送機構
JPH0516657Y2 (ja)
JPH0810866Y2 (ja) テープ走行方向切換装置
KR930007439Y1 (ko) 집보기 전화용 테이프 레코더의 테이프 구동장치
GB2077980A (en) A loading mechanism for a cassette tape recorder
JPH1064241A (ja) 磁気テープのクリーニング装置およびその方法と、クリーニングテープ用のカートリッジ
JPH07161101A (ja) テープの引き出しガイド機構

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees