JPH0780815B2 - 核フッ素化芳香族カルボン酸エステル類及びその製造方法 - Google Patents
核フッ素化芳香族カルボン酸エステル類及びその製造方法Info
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- JPH0780815B2 JPH0780815B2 JP1215039A JP21503989A JPH0780815B2 JP H0780815 B2 JPH0780815 B2 JP H0780815B2 JP 1215039 A JP1215039 A JP 1215039A JP 21503989 A JP21503989 A JP 21503989A JP H0780815 B2 JPH0780815 B2 JP H0780815B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は医農薬、特に抗菌剤の中間体として有用な核フ
ッ素芳香族カルボン酸エステル類及びその製造方法に関
するものである。
ッ素芳香族カルボン酸エステル類及びその製造方法に関
するものである。
[従来の技術] 一般に、ベンゼン環に結合したハロゲンをアルカリ金属
フッ化物等のフッ素化剤との反応によりフッ素に置換す
る場合、ハロゲンに対してオルト位またはパラ位に電子
吸引性基の存在が必要である。従来、電子吸引性基とし
てニトロ基(−NO2)(特開昭53−111020号公報な
ど)、シアノ基(−CN)(特開昭58−189151号公報な
ど)、クロロホルミル基(−COCl)(特開昭61−1667号
公報)を用いて行なう方法が知られている。しかし、電
子吸引性基としてアルコキシカルボニル基(−COOR)ま
たは、アリールオキシカルボニル基(−COOR)を用いて
行なった例は知られていない。
フッ化物等のフッ素化剤との反応によりフッ素に置換す
る場合、ハロゲンに対してオルト位またはパラ位に電子
吸引性基の存在が必要である。従来、電子吸引性基とし
てニトロ基(−NO2)(特開昭53−111020号公報な
ど)、シアノ基(−CN)(特開昭58−189151号公報な
ど)、クロロホルミル基(−COCl)(特開昭61−1667号
公報)を用いて行なう方法が知られている。しかし、電
子吸引性基としてアルコキシカルボニル基(−COOR)ま
たは、アリールオキシカルボニル基(−COOR)を用いて
行なった例は知られていない。
また、核フッ素化芳香族カルボン酸エステルを得ること
は従来技術の組合せにより可能であると推定される。た
とえば、核フッ素化安息香酸エステルを例にとると以下
に示す方法が考えられる。
は従来技術の組合せにより可能であると推定される。た
とえば、核フッ素化安息香酸エステルを例にとると以下
に示す方法が考えられる。
すなわち、ハロゲン化ベンゾニトリル化合物をKFにより
フッ素化し(特開昭58−189151号公報など)、加水分
解、エステル化を経る方法(1)、ハロゲン化安息香酸
化合物を塩化ベンゾイル化合物に変換した後、フッ素化
を行い(特開昭61−1667号公報)、ついでアルコール類
やフェノール類と反応させて核フッ素化安息香酸エステ
ルを得る方法(2)、ハロゲン化無水フタル酸をKFによ
りフッ素化し、(J.Chem.Soc.,1964,1194(1964)、加
水分解、脱炭酸、エステル化を経る方法(3)である。
フッ素化し(特開昭58−189151号公報など)、加水分
解、エステル化を経る方法(1)、ハロゲン化安息香酸
化合物を塩化ベンゾイル化合物に変換した後、フッ素化
を行い(特開昭61−1667号公報)、ついでアルコール類
やフェノール類と反応させて核フッ素化安息香酸エステ
ルを得る方法(2)、ハロゲン化無水フタル酸をKFによ
りフッ素化し、(J.Chem.Soc.,1964,1194(1964)、加
水分解、脱炭酸、エステル化を経る方法(3)である。
[発明が解決しようとする課題] ハロゲン化ベンゾニトリル化合物を出発原料とする方法
(1)では、原料が比較的高価であり、化合物によって
は入手困難となる場合がある。
(1)では、原料が比較的高価であり、化合物によって
は入手困難となる場合がある。
ハロゲン化安息香酸化合物を出発原料とする方法(2)
では、3工程を必要とし、酸クロリド化反応が禁水反応
のため脱水乾燥した安息香酸化合物を用いる必要があ
る。また、この反応で塩化チオニルを反応試剤として用
いた場合、有害な亜硫酸ガス(SO2)が大量に副生す
る。しかも得られた塩化ベンゾイル化合物は水に対して
不安定なため取扱いに注意を必要とする。それに加え、
その塩化ベンゾイル化合物をフッ素化する際にも溶媒お
よびフッ素化剤の脱水を充分に行なう必要がある。よっ
て、この方法は煩雑な点が多く好ましくない。
では、3工程を必要とし、酸クロリド化反応が禁水反応
のため脱水乾燥した安息香酸化合物を用いる必要があ
る。また、この反応で塩化チオニルを反応試剤として用
いた場合、有害な亜硫酸ガス(SO2)が大量に副生す
る。しかも得られた塩化ベンゾイル化合物は水に対して
不安定なため取扱いに注意を必要とする。それに加え、
その塩化ベンゾイル化合物をフッ素化する際にも溶媒お
よびフッ素化剤の脱水を充分に行なう必要がある。よっ
て、この方法は煩雑な点が多く好ましくない。
ハロゲン化無水フタル酸を出発原料とする方法(3)で
は、多工程を必要とし、また、2,6−ジフルオロ安息香
酸エステルのような化合物は得ることができず、製造で
きる化合物も限定されてしまう。それに加えて、テトラ
クロロ無水フタル酸をKFを用いてフッ素化すると目的の
テトラフルオロ無水フタル酸は得られずにオクタフルオ
ロアントラキノンになってしまう。
は、多工程を必要とし、また、2,6−ジフルオロ安息香
酸エステルのような化合物は得ることができず、製造で
きる化合物も限定されてしまう。それに加えて、テトラ
クロロ無水フタル酸をKFを用いてフッ素化すると目的の
テトラフルオロ無水フタル酸は得られずにオクタフルオ
ロアントラキノンになってしまう。
[課題を解決するための手段] 本発明は従来技術が有していた多段階反応を短縮し、か
つプロセス上の煩雑な点を改良すべくなされたものであ
り、−COOR1基に対してオルト位および/またはパラ位
に塩素または臭素を有する下記一般式(1)で表わされ
る芳香族カルボン酸エステルをフッ素化剤を用いて核フ
ッ素化することにより、下記一般式(2)で表わされる
核フッ素化芳香族カルボン酸エステルを得ることを特徴
とする核フッ素化芳香族カルボン酸エステルの製造方法
に関するものである。
つプロセス上の煩雑な点を改良すべくなされたものであ
り、−COOR1基に対してオルト位および/またはパラ位
に塩素または臭素を有する下記一般式(1)で表わされ
る芳香族カルボン酸エステルをフッ素化剤を用いて核フ
ッ素化することにより、下記一般式(2)で表わされる
核フッ素化芳香族カルボン酸エステルを得ることを特徴
とする核フッ素化芳香族カルボン酸エステルの製造方法
に関するものである。
(式中、R1はアルキル基、アリール基、又はフルオロア
ルキル基を示す。A,Bは水素、ハロゲン、アルキル基、
アリール基及びフルオロアルキル基から選ばれる少なく
とも1種を示す。m,nは整数で、m+n=6、mは1又
は2を示す。但し、−COOR1基に対してオルト位および
/またはパラ位にある塩素または臭素の少なくとも1個
は、活性化された塩素または臭素であり、その活性化さ
れた塩素または臭素に対応するBはフッ素であり、他の
Bは、Aと同一である。また、mが2であり、かつ、A
のすべてが塩素または臭素の場合には、−COOR1基に対
してオルト位および/またはパラ位にある塩素または臭
素の少なくとも1個、およびメタ位にあるすべての塩素
または臭素は、活性化された塩素または臭素であり、そ
の活性化された塩素または臭素に対応するBはフッ素で
あり、他のBは、Aと同一である。) 本法は安価で入手容易なハロゲン化芳香族カルボン酸エ
ステルをアルカリ金属フッ化物等のフッ素化剤と反応さ
せることにより核フッ素化芳香族カルボン酸エステルを
得ることを特徴とする。原料のエステルは、安価なハロ
ゲン化芳香族カルボン酸をエステル化してもよい。本法
により、核フッ素化芳香族カルボン酸エステルを安価に
収率よく製造できる。また、従来技術の組合せにおいて
必要であった固体の脱水工程といった煩雑な工程もなく
合理的である。
ルキル基を示す。A,Bは水素、ハロゲン、アルキル基、
アリール基及びフルオロアルキル基から選ばれる少なく
とも1種を示す。m,nは整数で、m+n=6、mは1又
は2を示す。但し、−COOR1基に対してオルト位および
/またはパラ位にある塩素または臭素の少なくとも1個
は、活性化された塩素または臭素であり、その活性化さ
れた塩素または臭素に対応するBはフッ素であり、他の
Bは、Aと同一である。また、mが2であり、かつ、A
のすべてが塩素または臭素の場合には、−COOR1基に対
してオルト位および/またはパラ位にある塩素または臭
素の少なくとも1個、およびメタ位にあるすべての塩素
または臭素は、活性化された塩素または臭素であり、そ
の活性化された塩素または臭素に対応するBはフッ素で
あり、他のBは、Aと同一である。) 本法は安価で入手容易なハロゲン化芳香族カルボン酸エ
ステルをアルカリ金属フッ化物等のフッ素化剤と反応さ
せることにより核フッ素化芳香族カルボン酸エステルを
得ることを特徴とする。原料のエステルは、安価なハロ
ゲン化芳香族カルボン酸をエステル化してもよい。本法
により、核フッ素化芳香族カルボン酸エステルを安価に
収率よく製造できる。また、従来技術の組合せにおいて
必要であった固体の脱水工程といった煩雑な工程もなく
合理的である。
前記一般式(1)及び(2)におけるアルキル基やフル
オロアルキル基(アルキル基の水素の一部又は全部がフ
ッ素原子で置換されたものであり、そのフッ素原子の一
部が塩素又は臭素原子で置換されていてもよい。)の炭
素数は1〜20が適当であり、又アリール基としてはハロ
ゲンやアルキル基等の置換基を有していてもよい。A又
はBはハロゲンは、塩素、フッ素、臭素等から選ばれ
る。−COOR1基に対してオルト位および/またはパラ位
にある塩素または臭素の少なくとも1個は、活性化され
た塩素または臭素であり、その活性化された塩素または
臭素に対応するBはフッ素であり、他のBは、Aと同一
である。−COOR1基に対してオルト位および/またはパ
ラ位にある塩素または臭素の少なくとも1個は、式中の
−COOR1により活性化される。R1の種類を変えることに
より、オルト位やパラ位のみ又は、オルト位およびパラ
位の塩素又は臭素を活性化することができ、この活性化
された塩素または臭素は核フッ素化によりフッ素置換さ
れる。一方、式中mが2であり、かつ、Aのすべてが塩
素または臭素の場合には、−COOR1基に対してオルト位
および/またはパラ位にある塩素または臭素の少なくと
も1個、およびメタ位にあるすべての塩素または臭素
は、活性化された塩素または臭素であり、その活性化さ
れた塩素または臭素に対応するBはフッ素であり、他の
Bは、Aと同一である。
オロアルキル基(アルキル基の水素の一部又は全部がフ
ッ素原子で置換されたものであり、そのフッ素原子の一
部が塩素又は臭素原子で置換されていてもよい。)の炭
素数は1〜20が適当であり、又アリール基としてはハロ
ゲンやアルキル基等の置換基を有していてもよい。A又
はBはハロゲンは、塩素、フッ素、臭素等から選ばれ
る。−COOR1基に対してオルト位および/またはパラ位
にある塩素または臭素の少なくとも1個は、活性化され
た塩素または臭素であり、その活性化された塩素または
臭素に対応するBはフッ素であり、他のBは、Aと同一
である。−COOR1基に対してオルト位および/またはパ
ラ位にある塩素または臭素の少なくとも1個は、式中の
−COOR1により活性化される。R1の種類を変えることに
より、オルト位やパラ位のみ又は、オルト位およびパラ
位の塩素又は臭素を活性化することができ、この活性化
された塩素または臭素は核フッ素化によりフッ素置換さ
れる。一方、式中mが2であり、かつ、Aのすべてが塩
素または臭素の場合には、−COOR1基に対してオルト位
および/またはパラ位にある塩素または臭素の少なくと
も1個、およびメタ位にあるすべての塩素または臭素
は、活性化された塩素または臭素であり、その活性化さ
れた塩素または臭素に対応するBはフッ素であり、他の
Bは、Aと同一である。
前記一般式(1)で表わされる芳香族カルボン酸エステ
ルの具体例としては、2−クロロ安息香酸−2,2,2−ト
リフルオロエチル、4−クロロ安息香酸エチル、4−ク
ロロ安息香酸イソプロピル、2,4−ジクロロ安息香酸−
2,2,2−トリフルオロエチル、2,4−ジクロロ−5−フル
オロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチル、2,4−ジク
ロロ安息香酸メチル、2,4−ジクロロ安息香酸イソプロ
ピル、2,6−ジクロロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエ
チル、2,6−ジクロロ安息香酸エチル、2,6−ジクロロ安
息香酸イソプロピル、2,6,6−トリクロロ安息香酸メチ
ル、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸メチル、2,4
−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸エチル、2,4−ジク
ロロ−5−フルオロ安息香酸n−プロピル、2,4−ジク
ロロ−5−フルオロ安息香酸イソプロピル、2,4−ジク
ロロ−5−フルオロ安息香酸ブチル、2,4−ジクロロ−
5−フルオロ安息香酸イソブチル、2,4−ジクロロ−5
−フルオロ安息香酸シクロヘキシル、2,4−ジクロロ−
5−フルオロ安息香酸フェニル、2,4−ジクロロ−5−
フルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチル、テト
ラクロロフタル酸ジメチル、テトラクロロフタル酸ビス
(2,2,2−トリフルオロエチル)エステル、あるいはこ
れらの化合物中の塩素の一部又は全部が臭素に変わった
化合物等である。
ルの具体例としては、2−クロロ安息香酸−2,2,2−ト
リフルオロエチル、4−クロロ安息香酸エチル、4−ク
ロロ安息香酸イソプロピル、2,4−ジクロロ安息香酸−
2,2,2−トリフルオロエチル、2,4−ジクロロ−5−フル
オロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチル、2,4−ジク
ロロ安息香酸メチル、2,4−ジクロロ安息香酸イソプロ
ピル、2,6−ジクロロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエ
チル、2,6−ジクロロ安息香酸エチル、2,6−ジクロロ安
息香酸イソプロピル、2,6,6−トリクロロ安息香酸メチ
ル、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸メチル、2,4
−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸エチル、2,4−ジク
ロロ−5−フルオロ安息香酸n−プロピル、2,4−ジク
ロロ−5−フルオロ安息香酸イソプロピル、2,4−ジク
ロロ−5−フルオロ安息香酸ブチル、2,4−ジクロロ−
5−フルオロ安息香酸イソブチル、2,4−ジクロロ−5
−フルオロ安息香酸シクロヘキシル、2,4−ジクロロ−
5−フルオロ安息香酸フェニル、2,4−ジクロロ−5−
フルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチル、テト
ラクロロフタル酸ジメチル、テトラクロロフタル酸ビス
(2,2,2−トリフルオロエチル)エステル、あるいはこ
れらの化合物中の塩素の一部又は全部が臭素に変わった
化合物等である。
芳香族カルボン酸エステルのベンゼン核の塩素または臭
素をフッ素置換する反応は、無溶媒あるいは非プロトン
性溶媒中、フッ素化剤と反応させればよい。フッ素化剤
としては、NaF,KF,RbF,CsF等のアルカリ金属フッ化物が
好ましく、特にスプレー乾燥したフッカリウムが好まし
く、置換すべきハロゲン原子に対して1〜5倍モル好ま
しくは1〜2倍モル用いる。フッ素化の際、反応促進剤
として相関移動触媒を添加してもよい。このような相関
移動触媒としては、テトラメチルアンモニウムクロリ
ド、テトラブチルアンモニウムブロミド等の四級アンモ
ニウム塩、またはテトラブチルホスホニウムブロミド、
テトラフェニルホスホニウムブロミド等の四級ホスホニ
ウム塩などがあげられる。
素をフッ素置換する反応は、無溶媒あるいは非プロトン
性溶媒中、フッ素化剤と反応させればよい。フッ素化剤
としては、NaF,KF,RbF,CsF等のアルカリ金属フッ化物が
好ましく、特にスプレー乾燥したフッカリウムが好まし
く、置換すべきハロゲン原子に対して1〜5倍モル好ま
しくは1〜2倍モル用いる。フッ素化の際、反応促進剤
として相関移動触媒を添加してもよい。このような相関
移動触媒としては、テトラメチルアンモニウムクロリ
ド、テトラブチルアンモニウムブロミド等の四級アンモ
ニウム塩、またはテトラブチルホスホニウムブロミド、
テトラフェニルホスホニウムブロミド等の四級ホスホニ
ウム塩などがあげられる。
非プロトン性溶媒としてはN,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルスルホン、スルホラン、ヘキサメチルホス
ホルトリアミド、N−メチル−2−ピロリドン、アセト
ニトリル、ベンゾニトリル、ジオキサン、ジグライム、
テトラグライム等を用いることができるが、好ましくは
スルホラン、N,N−ジメチルホルムアミドである。使用
量は原料に対して等重量から10倍重量、好ましくは2倍
から5倍重量である。反応は、常圧又は加圧下に、50〜
250℃、好ましくは100〜230℃の反応温度で行なうこと
が適当である。
ド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルスルホン、スルホラン、ヘキサメチルホス
ホルトリアミド、N−メチル−2−ピロリドン、アセト
ニトリル、ベンゾニトリル、ジオキサン、ジグライム、
テトラグライム等を用いることができるが、好ましくは
スルホラン、N,N−ジメチルホルムアミドである。使用
量は原料に対して等重量から10倍重量、好ましくは2倍
から5倍重量である。反応は、常圧又は加圧下に、50〜
250℃、好ましくは100〜230℃の反応温度で行なうこと
が適当である。
前記一般式(1)及び(2)で表される化合物の好まし
い例は、それぞれ、下記一般式(3)で表される2,4−
ジクロロ−5−フルオロ安息香酸エステル及び一般式
(4)で表される2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香
酸エステルである。一般式(3)で表わされる化合物に
おけるR1が分岐アルキル基、又はフルオロアルキル基で
ある化合物、および一般式(4)で表わされる化合物は
新規物質である。
い例は、それぞれ、下記一般式(3)で表される2,4−
ジクロロ−5−フルオロ安息香酸エステル及び一般式
(4)で表される2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香
酸エステルである。一般式(3)で表わされる化合物に
おけるR1が分岐アルキル基、又はフルオロアルキル基で
ある化合物、および一般式(4)で表わされる化合物は
新規物質である。
(式中、R1はアルキル基,アリール基又はフルオロアル
キル基を示す。) 具体的には2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸イソ
プロピル、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸n−
プロピル、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸ブチ
ル、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸イソブチ
ル、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸シクロヘキ
シル、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸−2,2,2−
トリフルオロエチルあるいは、2−クロロ−4,5−ジフ
ルオロ安息香酸メチル、2−クロロ−4,5−ジフルオロ
安息香酸エチル、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香
酸n−プロピル、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香
酸イソプロピル、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香
酸ブチル、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸イソ
ブチル、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸−2,2,2
−トリフルオロエチル等を挙げることができる。
キル基を示す。) 具体的には2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸イソ
プロピル、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸n−
プロピル、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸ブチ
ル、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸イソブチ
ル、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸シクロヘキ
シル、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸−2,2,2−
トリフルオロエチルあるいは、2−クロロ−4,5−ジフ
ルオロ安息香酸メチル、2−クロロ−4,5−ジフルオロ
安息香酸エチル、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香
酸n−プロピル、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香
酸イソプロピル、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香
酸ブチル、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸イソ
ブチル、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸−2,2,2
−トリフルオロエチル等を挙げることができる。
前記一般式(3)で表される化合物は、下記の反応式に
よって容易に製造することができる。
よって容易に製造することができる。
(式中、Xはハロゲン原子、好ましくは塩素原子を示
し、R1はアルキル基,アリール基またはフルオロアルキ
ル基を示す。) 即ち、式(5)で表される化合物2,4−ジクロロ−5−
フルオロ−α,α,α−トリハロゲノアセトフェノン
を、アルコール類あるいはフェノール類と反応させれば
よい。この反応は塩基の存在下に行なうことが好まし
く、その塩基としては、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、酢酸ナトリ
ウム等の無機塩基、ピリジン、トリエチルアミン、エチ
ルアミン等の有機塩基を用いることができるが、これら
に限定されるものではない。塩基の使用量は、原料に対
して0.01〜2倍モル、好ましくは0.1〜1倍モルであ
る。アルコールまたはフェノール類の使用量は、原料に
対して1〜3倍モル、好ましくは1〜1.5倍モルであ
る。反応温度は、0℃〜100℃、好ましくは50℃〜90℃
である。
し、R1はアルキル基,アリール基またはフルオロアルキ
ル基を示す。) 即ち、式(5)で表される化合物2,4−ジクロロ−5−
フルオロ−α,α,α−トリハロゲノアセトフェノン
を、アルコール類あるいはフェノール類と反応させれば
よい。この反応は塩基の存在下に行なうことが好まし
く、その塩基としては、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、酢酸ナトリ
ウム等の無機塩基、ピリジン、トリエチルアミン、エチ
ルアミン等の有機塩基を用いることができるが、これら
に限定されるものではない。塩基の使用量は、原料に対
して0.01〜2倍モル、好ましくは0.1〜1倍モルであ
る。アルコールまたはフェノール類の使用量は、原料に
対して1〜3倍モル、好ましくは1〜1.5倍モルであ
る。反応温度は、0℃〜100℃、好ましくは50℃〜90℃
である。
これらの含フッ素安息香酸エステル類は、例えば以下の
反応により合成することもできる。
反応により合成することもできる。
即ち、2,4−ジクロロ−5−フルオロアセトフェノンを1
2%次亜塩素酸ナトリウム水溶液中でハロホルム反応を
行い、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸とする、
次に、酸触媒存在下、この安息香酸をアルコール類ある
いはフェノール類と反応させることにより、上記の含フ
ッ素安息香酸エステル類が得られる。
2%次亜塩素酸ナトリウム水溶液中でハロホルム反応を
行い、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸とする、
次に、酸触媒存在下、この安息香酸をアルコール類ある
いはフェノール類と反応させることにより、上記の含フ
ッ素安息香酸エステル類が得られる。
また、これら安息香酸エステル類は例えば以下の反応に
より対応する安息香酸に変換でき、さらに数ステップの
既知の反応により合成抗菌剤として有用なキノロンカル
ボン酸に誘導することができる。
より対応する安息香酸に変換でき、さらに数ステップの
既知の反応により合成抗菌剤として有用なキノロンカル
ボン酸に誘導することができる。
(式中、R2は R3は が好ましい。) 前記一般式(5)で表わされる2,4−ジクロロ−5−フ
ルオロ−α,α,α−トリハロゲノンは新規物質であ
り、具体的には以下の化合物を表わすものである。α,
α,α,2,4−ペンタクロロ−5−フルオロアセトフェノ
ン(X=C1) α,α,α−トリブロモ−2,4−ジクロロ−5−フルオ
ロアセトフェノン(X=Br) 2,4−ジクロロ−5−フルオロ−α,α,α−トリヨー
ドアセトフェノン(X=I) 前記一般式(5)で表わされる化合物は、下記の反応式
によって容易に製造することができる。
ルオロ−α,α,α−トリハロゲノンは新規物質であ
り、具体的には以下の化合物を表わすものである。α,
α,α,2,4−ペンタクロロ−5−フルオロアセトフェノ
ン(X=C1) α,α,α−トリブロモ−2,4−ジクロロ−5−フルオ
ロアセトフェノン(X=Br) 2,4−ジクロロ−5−フルオロ−α,α,α−トリヨー
ドアセトフェノン(X=I) 前記一般式(5)で表わされる化合物は、下記の反応式
によって容易に製造することができる。
(式中、Xはハロゲン原子) 即ち、式(6)で表わされる化合物2,4−ジクロロ−5
−フルオロアセトフェノンを単にハロゲン化剤と反応さ
せればよい。ハロゲン化剤としては、塩素ガス、臭素、
沃素が好ましく、使用量は、原料に対して1.5〜10倍モ
ル、好ましくは3〜6倍モルである。反応温度は50℃〜
250℃、好ましくは100℃〜220℃がよい。
−フルオロアセトフェノンを単にハロゲン化剤と反応さ
せればよい。ハロゲン化剤としては、塩素ガス、臭素、
沃素が好ましく、使用量は、原料に対して1.5〜10倍モ
ル、好ましくは3〜6倍モルである。反応温度は50℃〜
250℃、好ましくは100℃〜220℃がよい。
下記一般式(4)で表わされる2−クロロ−4,5−ジフ
ルオロ安息香酸エステルは下記一般式(6)で表わされ
る2,4−ジクロロ−5−フルオロアセトフェノンをハロ
ゲン化剤と反応させて、下記一般式(5)で表わされ
る。2,4−ジクロロ−5−フルオロ−α,α,α−トリ
ハロゲノアセトフェノンを得、次いでこれをアルコール
類又はフェノール類と反応させることにより、下記一般
式(3)で表わされる2,4−ジクロロ−5−フルオロ安
息香酸エステルを得、次いでこれをフッ素化剤を用いて
核フッ素化することにより、得ることができる。
ルオロ安息香酸エステルは下記一般式(6)で表わされ
る2,4−ジクロロ−5−フルオロアセトフェノンをハロ
ゲン化剤と反応させて、下記一般式(5)で表わされ
る。2,4−ジクロロ−5−フルオロ−α,α,α−トリ
ハロゲノアセトフェノンを得、次いでこれをアルコール
類又はフェノール類と反応させることにより、下記一般
式(3)で表わされる2,4−ジクロロ−5−フルオロ安
息香酸エステルを得、次いでこれをフッ素化剤を用いて
核フッ素化することにより、得ることができる。
(式中、Xはハロゲン原子を表わし、R1はアルキル基,
アリール基又はフルオロアルキル基を示す。) 又、前記一般式(5)を出発原料として一般式(5)で
表わされる2,4−ジクロロ−5−フルオロ−α,α,α
−トリハロゲノアセトフェノンをアルコール類又はフェ
ノール類と反応させて、前記一般式(3)で表わされる
2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸エステルを得、
次いでこれをフッ素化剤を用いて核フッ素化することに
より、前記一般式(4)で表わされる2−クロロ−4,5
−ジフルオロ安息香酸エステルを得ることができる。
アリール基又はフルオロアルキル基を示す。) 又、前記一般式(5)を出発原料として一般式(5)で
表わされる2,4−ジクロロ−5−フルオロ−α,α,α
−トリハロゲノアセトフェノンをアルコール類又はフェ
ノール類と反応させて、前記一般式(3)で表わされる
2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸エステルを得、
次いでこれをフッ素化剤を用いて核フッ素化することに
より、前記一般式(4)で表わされる2−クロロ−4,5
−ジフルオロ安息香酸エステルを得ることができる。
一方、前記一般式(3)で表わされる2,4−ジクロロ−
5−フルオロ安息香酸エステルは前記一般式(6)で表
わされる2,4−ジクロロ−5−フルオロアセトフェノン
をハロゲン化剤と反応させて、前記一般式(5)で表わ
される2,4−ジクロロ−5−フルオロ−α,α,α−ト
リハロゲノアセトフェノンを得、次いでこれをアルコー
ル類又はフェノール類と反応させることにより、得るこ
とができる。
5−フルオロ安息香酸エステルは前記一般式(6)で表
わされる2,4−ジクロロ−5−フルオロアセトフェノン
をハロゲン化剤と反応させて、前記一般式(5)で表わ
される2,4−ジクロロ−5−フルオロ−α,α,α−ト
リハロゲノアセトフェノンを得、次いでこれをアルコー
ル類又はフェノール類と反応させることにより、得るこ
とができる。
以下、本発明の実施例について,さらに具体的に説明す
る。
る。
[実施例] 実施例1 2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸イソプロピル α,α,α,2,4−ペンタクロロ−5−フルオロアセトフ
ェノン310.5g(1mol)に2−プロパノール90g(1.5mo
l)、炭酸カリウム13.8g(0.1mol)を加え、85℃にて6
時間反応させた。冷却後、無機塩を濾別し、減圧蒸留す
ることにより2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸イ
ソプロピルを218g(収率87%)得た。この化合物につい
ての分析値は次のとおりであった。
ェノン310.5g(1mol)に2−プロパノール90g(1.5mo
l)、炭酸カリウム13.8g(0.1mol)を加え、85℃にて6
時間反応させた。冷却後、無機塩を濾別し、減圧蒸留す
ることにより2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸イ
ソプロピルを218g(収率87%)得た。この化合物につい
ての分析値は次のとおりであった。
・沸点 94℃/3mmHg ・融点 35℃ ・NMR分析 <19Fnmr> δppm from CFCl3 in CDCl3 δ −117.1ppm(d,d,JF-H=6.5Hz,JF-H=9.0Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 1.39(6H,d,J=6.3Hz) δ 5.26(1H,m) δ 7.50(1H,d,JH-F=6.5Hz) δ 7.61(1H,d,JH-F=9.0Hz) ・IR分析 1738cm-1(C=0) 実施例2 2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸プロピル 1−プロパノール90.0g(1.5mol)を用いて、実施例1
と同様に85℃にて4時間反応させることにより、2,4−
ジクロロ−5−フルオロ安息香酸プロピルを215.9g(収
率86%)得た。この化合物についての分析値は次のとお
りであった。
と同様に85℃にて4時間反応させることにより、2,4−
ジクロロ−5−フルオロ安息香酸プロピルを215.9g(収
率86%)得た。この化合物についての分析値は次のとお
りであった。
・NMR分析 <19Fnmr> δppm from CFCl3 in CDCl3 δ −117.0ppm(d,d,JF-H=6.4Hz,JF-H=9.0Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 1.04(3H,t,J=7.4Hz) δ 1.76(2H,m) δ 4.30(2H,t,J=6.6Hz) δ 7.46(1H,d,JH-F=6.4Hz) δ 7.63(1H,d,JH-F=9.0Hz) ・IR分析 1738cm-1(C=0) 実施例3 2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸ブチル 1−プロパノール111.2g(1.5mol)を用いて、実施例1
と同様に98℃にて4時間反応させることにより、2,4−
ジクロロ−5−フルオロ安息香酸ブチルを235,9g(収率
89%)得た。この化合物についての分析値は次のとおり
であった。
と同様に98℃にて4時間反応させることにより、2,4−
ジクロロ−5−フルオロ安息香酸ブチルを235,9g(収率
89%)得た。この化合物についての分析値は次のとおり
であった。
・NMR分析 <19Fnmr> δppm from CFCl3 in CDCl3 δ −117.2ppm(d,d,JF-H=6.5Hz,JF-H=9.0Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 1.24ppm(3H,t,J=6.7Hz) δ 1.28〜1.92ppm(4H,m) δ 4.61ppm(2H,t,J=6.2Hz) δ 7.77ppm(1H,d,JF-H=6.5Hz) δ 7.91ppm(1H,d,JF-H=9.0Hz) ・IR分析 1739cm-1(C=0) 実施例4 2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸(2−ブチル) 2−ブタノール111.2g(1.5mol)を用いて、実施例1と
同様に98℃にて4時間反応させることにより、2,4−ジ
クロロ−5−フルオロ安息香酸(2−ブチル)を233.2g
(収率88%)得た。この化合物についての分析値は次の
とおりであった。
同様に98℃にて4時間反応させることにより、2,4−ジ
クロロ−5−フルオロ安息香酸(2−ブチル)を233.2g
(収率88%)得た。この化合物についての分析値は次の
とおりであった。
・NMR分析 <19Fnmr> δppm from CFCl3 in CDCl3 δ −117.1ppm(d,d,JF-H=6.4Hz,JF-H=9.0Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 1.28ppm(3H,t,J=7.4Hz) δ 1.65ppm(3H,d,J=6.3Hz) δ 1.98ppm(2H,m) δ 5.40ppm(1H,m) δ 7.75ppm(1H,d,JF-H=6.4Hz) δ 7.91ppm(1H,d,JF-H=9.0Hz) ・IR分析 1739cm-1(C=0) 実施例5 2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸シクロヘキシル シクロヘキサノール150.2g(1.5mol)を用いて、実施例
1と同様に100℃にて6時間反応させることにより、2,4
−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸シクロヘキシルを25
6.2g(収率88%)得た。この化合物についての分析値は
次のとおりであった。
1と同様に100℃にて6時間反応させることにより、2,4
−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸シクロヘキシルを25
6.2g(収率88%)得た。この化合物についての分析値は
次のとおりであった。
・NMR分析 <19Fnmr> δppm from CFCl3 in CDCl3 δ −117.3ppm(d,d,JF-H=6.5Hz,JF-H=9.0Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 1.31〜2.09ppm(10H,m) δ 5.04(1H,m) δ 7.51(1H,d,JH-F=6.5Hz) δ 7.64(1H,d,JH-F=9.0Hz) ・IR分析 1738cm-1(C=0) 実施例6 2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸−2,2,2−トリフ
ルオロエチル 2,2,2−トリフルオロエタノール150.0g(1.5mol)を用
いて、実施例1と同様に75℃にて2時間反応させること
により、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸−2,2,2
−トリフルオロエチルを253.1g(収率87%)得た。この
化合物についての分析値は次のとおりであった。
ルオロエチル 2,2,2−トリフルオロエタノール150.0g(1.5mol)を用
いて、実施例1と同様に75℃にて2時間反応させること
により、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸−2,2,2
−トリフルオロエチルを253.1g(収率87%)得た。この
化合物についての分析値は次のとおりであった。
・NMR分析 <19Fnmr> δppm from CFCl3 in CDCl3 δ −116.2ppm(1F,d,d,JF-H=6.5Hz,JF-H=8.9Hz) δ −74.1ppm(3F,t,JF-H=8.3Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 4.73ppm(2H,q,JH-F=8.3Hz) δ 7.54ppm(1H,d,JH-F=6.5Hz) δ 7.71(1H,d,JH-F=8.9Hz) ・IR分析 1740cm-1(C=0) 実施例7 2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸イソプロピル 冷却管付きのガラス製1反応容器に2,4−ジクロロ−
5−フルオロ安息香酸イソプロピルを251.0g(1mol)、
スプレー乾燥フッ化カリウム87g(1.5mol)、テトラメ
チルアンモニウムクロリド25.1g、スルホラン500gを仕
込み、激しく撹拌しながら150℃で9時間反応させた。
冷却後、無機塩を濾別し、さらに減圧蒸留することによ
り2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸イソプロピル
を199.8g(収率85.2%)得た。この化合物についての分
析値は次のとおりであった。
5−フルオロ安息香酸イソプロピルを251.0g(1mol)、
スプレー乾燥フッ化カリウム87g(1.5mol)、テトラメ
チルアンモニウムクロリド25.1g、スルホラン500gを仕
込み、激しく撹拌しながら150℃で9時間反応させた。
冷却後、無機塩を濾別し、さらに減圧蒸留することによ
り2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸イソプロピル
を199.8g(収率85.2%)得た。この化合物についての分
析値は次のとおりであった。
・沸点 84℃/5mmHg ・NMR分析 <19Fnmr> δppm from CFCl3 in CDCl3 δ −130.3ppm(d,d,d,JF-F=20.6Hz JF-H=10.3Hz,J
F-H=8.5Hz) δ −138.9ppm(d,d,d,JF-F=22.2Hz JF-H=8.4Hz,J
F-H=6.2Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 1.38ppm(6H,d,J=6.3Hz) δ 5.26ppm(1H,m) δ 7.28ppm(1H,d,d,JH-F=8.4Hz,JH-F=6.2Hz) δ 7.70ppm(1H,d,d,JH-F=10.3Hz,JH-F=8.5Hz ・IR分析 1742cm-1(C=0) 実施例8 実施例7と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸メチル223g(1mol)を用いて反応を行ない、15
0℃、8時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸
メチルを99.1g(収率48.0%)得た。この化合物につい
ての分析値は次のとおりであった。
F-H=8.5Hz) δ −138.9ppm(d,d,d,JF-F=22.2Hz JF-H=8.4Hz,J
F-H=6.2Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 1.38ppm(6H,d,J=6.3Hz) δ 5.26ppm(1H,m) δ 7.28ppm(1H,d,d,JH-F=8.4Hz,JH-F=6.2Hz) δ 7.70ppm(1H,d,d,JH-F=10.3Hz,JH-F=8.5Hz ・IR分析 1742cm-1(C=0) 実施例8 実施例7と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸メチル223g(1mol)を用いて反応を行ない、15
0℃、8時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸
メチルを99.1g(収率48.0%)得た。この化合物につい
ての分析値は次のとおりであった。
・NMR分析 <19Fnmr> δppm from CFCl3 in CDCl3 δ −129.6ppm(d,d,d,JF-F=20.6Hz,JF-H=10.3Hz,J
F-H=8.5Hz) δ −138.6ppm(d,d,d,JF-F=22.0Hz,JF-H=8.4Hz,J
F-H=6.2Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 3.93ppm(3H,s) δ 7.30ppm(1H,d,d,JH-F=8.4Hz,JH-F=6.2Hz) δ 7.74ppm(1H,d,d,JH-F=10.3Hz,JH-F=8.5Hz ・IR分析 1742cm-1(C=0) 実施例9 実施例7同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安
息香酸エチル237g(1mol)を用いて反応を行ない、150
℃、9時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸
エチルを111.8g(収率50.7%)得た。この化合物につい
ての分析値は次のとおりであった。
F-H=8.5Hz) δ −138.6ppm(d,d,d,JF-F=22.0Hz,JF-H=8.4Hz,J
F-H=6.2Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 3.93ppm(3H,s) δ 7.30ppm(1H,d,d,JH-F=8.4Hz,JH-F=6.2Hz) δ 7.74ppm(1H,d,d,JH-F=10.3Hz,JH-F=8.5Hz ・IR分析 1742cm-1(C=0) 実施例9 実施例7同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ安
息香酸エチル237g(1mol)を用いて反応を行ない、150
℃、9時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸
エチルを111.8g(収率50.7%)得た。この化合物につい
ての分析値は次のとおりであった。
・NMR分析 <19Fnmr> δppm from CFCl3 in CDCl3 δ −130.0ppm(d,d,d,JF-F=20.6Hz,JF-H=10.4Hz,J
F-H=8.2Hz) δ −138.8ppm(d,d,d,JF-F=21.8Hz,JF-H=8.4Hz,J
F-H=6.4Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 1.41ppm(3H,t,J=7.1Hz) δ 4.40ppm(2H,q,J=7.1Hz)) δ 7.29ppm(1H,d,d,JH-F=8.4Hz,JH-F=6.4Hz) δ 7.73ppm(1H,d,d,JH-F=10.4Hz,JH-F=8.2Hz) ・IR分析 1742cm-1(C=0) 実施例10 実施例7と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸プロピル251g(1mol)を用いて反応を行ない、
150℃、9時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香
酸プロピルを199.8g(収率85.2%)得た。この化合物に
ついての分析値は次のとおりであった。
F-H=8.2Hz) δ −138.8ppm(d,d,d,JF-F=21.8Hz,JF-H=8.4Hz,J
F-H=6.4Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 1.41ppm(3H,t,J=7.1Hz) δ 4.40ppm(2H,q,J=7.1Hz)) δ 7.29ppm(1H,d,d,JH-F=8.4Hz,JH-F=6.4Hz) δ 7.73ppm(1H,d,d,JH-F=10.4Hz,JH-F=8.2Hz) ・IR分析 1742cm-1(C=0) 実施例10 実施例7と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸プロピル251g(1mol)を用いて反応を行ない、
150℃、9時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香
酸プロピルを199.8g(収率85.2%)得た。この化合物に
ついての分析値は次のとおりであった。
・NMR分析 <19Fnmr> δppm from CFCl3 in CDCl3 δ −130.0ppm(d,d,d,JF-F=20.6Hz,JF-H=10.4Hz,J
F-H=8.3Hz) δ −138.7ppm(d,d,d,JF-F=22.0Hz,JF-H=8.4Hz,J
F-H=6.4Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 1.04ppm(3H,t,J=6.9Hz) δ 1.80ppm(2H,m) δ 4.30ppm(2H,t,J=6.6Hz) δ 7.30ppm(1H,d,d,JH-F=8.4Hz,JH-F=6.4Hz) δ 7.74ppm(1H,d,d,JH-F=10.4Hz,JH-F=8.3Hz) ・IR分析 1742cm-1(C=0) 実施例11 実施例7と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸ブチル265g(1mol)を用いて反応を行ない、15
0℃、3時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸
ブチルを179.9g(収率72.4%)得た。この化合物につい
ての分析値は次のとおりであった。
F-H=8.3Hz) δ −138.7ppm(d,d,d,JF-F=22.0Hz,JF-H=8.4Hz,J
F-H=6.4Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 1.04ppm(3H,t,J=6.9Hz) δ 1.80ppm(2H,m) δ 4.30ppm(2H,t,J=6.6Hz) δ 7.30ppm(1H,d,d,JH-F=8.4Hz,JH-F=6.4Hz) δ 7.74ppm(1H,d,d,JH-F=10.4Hz,JH-F=8.3Hz) ・IR分析 1742cm-1(C=0) 実施例11 実施例7と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸ブチル265g(1mol)を用いて反応を行ない、15
0℃、3時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸
ブチルを179.9g(収率72.4%)得た。この化合物につい
ての分析値は次のとおりであった。
・NMR分析 <19Fnmr> δppm from CFCl3 in CDCl3 δ −130.0ppm(d,d,d,JF-F=20.6Hz,JF-H=10.5Hz,J
F-H=8.4Hz) δ −138.7ppm(d,d,d,JF-F=21.8Hz,JF-H=8.4Hz,J
F-H=6.2Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 0.98ppm(3H,t,J=6.5Hz) δ 1.28〜1.93ppm(4H,m) δ 4.34ppm(2H,t,J=6.4Hz) δ 7.29ppm(1H,d,d,JH-F=8.4Hz,JH-F=6.2Hz) δ 7.73ppm(1H,d,d,JH-F=10.5Hz,JH-F=8.4Hz) ・IR分析 1742cm-1(C=0) 実施例12 実施例7と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸イソブチル265g(1mol)を用いて反応を行な
い、150℃、3時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安
息香酸イソブチルを194.8g(収率78.4%)得た。この化
合物についての分析値は次のとおりであった。
F-H=8.4Hz) δ −138.7ppm(d,d,d,JF-F=21.8Hz,JF-H=8.4Hz,J
F-H=6.2Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 0.98ppm(3H,t,J=6.5Hz) δ 1.28〜1.93ppm(4H,m) δ 4.34ppm(2H,t,J=6.4Hz) δ 7.29ppm(1H,d,d,JH-F=8.4Hz,JH-F=6.2Hz) δ 7.73ppm(1H,d,d,JH-F=10.5Hz,JH-F=8.4Hz) ・IR分析 1742cm-1(C=0) 実施例12 実施例7と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸イソブチル265g(1mol)を用いて反応を行な
い、150℃、3時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安
息香酸イソブチルを194.8g(収率78.4%)得た。この化
合物についての分析値は次のとおりであった。
・NMR分析 <19Fnmr> δppm from CFCl3 in CDCl3 δ −130.3ppm(d,d,d,JF-F=20.8,JF-H=10.4Hz,JF-H
=8.4Hz) δ −138.8ppm(d,d,d,JF-F=21.8,JF-H=8.4Hz,JF-H
=6.4Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 0.99ppm(3H,t,J=7.0Hz) δ 1.35ppm(3H,d,J=6.3Hz) δ 1.87ppm(2H,m) δ 5.11ppm(1H,m) δ 7.28ppm(1H,d,d,JH-F=8.4Hz,JH-F=6.4Hz) δ 7.71ppm(1H,d,d,JH-F=10.4Hz,JH-F=8.4Hz) ・IR分析 1742cm-1(C=0) 実施例13 実施例7と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを291g(1mol)
を用いて反応を行ない、150℃、4時間で、2−クロロ
−4,5−ジフルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチ
ルを256.2g(収率83.3%)得た。
=8.4Hz) δ −138.8ppm(d,d,d,JF-F=21.8,JF-H=8.4Hz,JF-H
=6.4Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 0.99ppm(3H,t,J=7.0Hz) δ 1.35ppm(3H,d,J=6.3Hz) δ 1.87ppm(2H,m) δ 5.11ppm(1H,m) δ 7.28ppm(1H,d,d,JH-F=8.4Hz,JH-F=6.4Hz) δ 7.71ppm(1H,d,d,JH-F=10.4Hz,JH-F=8.4Hz) ・IR分析 1742cm-1(C=0) 実施例13 実施例7と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを291g(1mol)
を用いて反応を行ない、150℃、4時間で、2−クロロ
−4,5−ジフルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチ
ルを256.2g(収率83.3%)得た。
・沸点 106℃/16mmHg ・NMR分析 <19Fnmr> δppm from CFCl3 in CDCl3 δ −127.6ppm(1F,d,d,d,JF-F=20.6Hz JF-H=10.2H
z,JF-H=8.2Hz) δ −137.7ppm(1F,d,d,d,JF-F=21.8Hz JF-H=8.4H
z,JF-H=6.2Hz) δ −74.1ppm(3F,t,JF-H=8.3Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 4.71ppm(2H,q,JH-F=8.3Hz) δ 7.35ppm(1H,d,d,JH-F=8.4Hz,JH-F=6.2Hz) δ 7.70ppm(1H,d,JH-F=10.2Hz,JH-F=8.2Hz) ・IR分析 1740cm-1(C=0) 実施例14 α,α,α,2,4−ペンタクロロ−5−フルオロアセトフ
ェノン 冷却管およびガス吹き込み管付きのガラス製500mlの反
応器に2,4−ジクロロ−5−フルオロアセトフェノン207
g(1mol)を仕込み、反応温度を120℃から200℃に昇温
しながら、常圧下、塩素ガスを426g(6mol)、20時間か
けて吹き込んだ。冷却後、水洗、5%炭酸水素カリウム
水溶液洗、水洗を行い、乾燥後、減圧蒸留することによ
りα,α,α,2,4−ペンタクロロ−5−フルオロアセト
フェノンを298g(収率96%)得た。
z,JF-H=8.2Hz) δ −137.7ppm(1F,d,d,d,JF-F=21.8Hz JF-H=8.4H
z,JF-H=6.2Hz) δ −74.1ppm(3F,t,JF-H=8.3Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 4.71ppm(2H,q,JH-F=8.3Hz) δ 7.35ppm(1H,d,d,JH-F=8.4Hz,JH-F=6.2Hz) δ 7.70ppm(1H,d,JH-F=10.2Hz,JH-F=8.2Hz) ・IR分析 1740cm-1(C=0) 実施例14 α,α,α,2,4−ペンタクロロ−5−フルオロアセトフ
ェノン 冷却管およびガス吹き込み管付きのガラス製500mlの反
応器に2,4−ジクロロ−5−フルオロアセトフェノン207
g(1mol)を仕込み、反応温度を120℃から200℃に昇温
しながら、常圧下、塩素ガスを426g(6mol)、20時間か
けて吹き込んだ。冷却後、水洗、5%炭酸水素カリウム
水溶液洗、水洗を行い、乾燥後、減圧蒸留することによ
りα,α,α,2,4−ペンタクロロ−5−フルオロアセト
フェノンを298g(収率96%)得た。
この化合物についての分析値は次のとおりであった。
・沸点 110℃/2.5mmHg ・NMR分析 <19Fnmr> δppm from CFCl3 in CDCl3 δ −115.6ppm(d,d,JF-H=6.6Hz,JF-H=8.2Hz) <1Hnmr> δppm from TMS in CDCl3 δ 7.58(1H,d,JH-F=6.6Hz) δ 7.62(1H,d,H,JH-F=8.2Hz) ・IR分析 1740cm-1(C=0) 実施例15 2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸−2,2,2−トリフ
ルオロエチル 冷却管付きのガラス製1反応容器に2,4−ジクロロ−
5−フルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを2
91g(1mol)、スプレー乾燥フッ化カリウム87g(1.5mo
l)、スルホラン500gを仕込み、激しく撹拌しながら180
℃で9時間反応させた。冷却後、無機塩を濾別し、さら
に減圧蒸留することにより2−クロロ−4,5−ジフルオ
ロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを239.4g(収
率87.2%)得た。
ルオロエチル 冷却管付きのガラス製1反応容器に2,4−ジクロロ−
5−フルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを2
91g(1mol)、スプレー乾燥フッ化カリウム87g(1.5mo
l)、スルホラン500gを仕込み、激しく撹拌しながら180
℃で9時間反応させた。冷却後、無機塩を濾別し、さら
に減圧蒸留することにより2−クロロ−4,5−ジフルオ
ロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを239.4g(収
率87.2%)得た。
実施例16 2,4,5−トリフルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエ
チル 2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸−2,2,2−トリフ
ルオロエチルを291g(1mol)を用いて、実施例15と同様
に180℃にて32時間反応させることにより、2,4,5−トリ
フルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを158.7
g(収率61.5%)得た。
チル 2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸−2,2,2−トリフ
ルオロエチルを291g(1mol)を用いて、実施例15と同様
に180℃にて32時間反応させることにより、2,4,5−トリ
フルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを158.7
g(収率61.5%)得た。
実施例17 2−フルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチル 2−クロロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを23
8.5g(1mol)を用いて、実施例15と同様に180℃にて18
時間反応させることにより、2−フルオロ安息香酸−2,
2,2−トリフルオロエチル(収率80.7%)得た。
8.5g(1mol)を用いて、実施例15と同様に180℃にて18
時間反応させることにより、2−フルオロ安息香酸−2,
2,2−トリフルオロエチル(収率80.7%)得た。
実施例18 4−フルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチル 4−クロロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを23
8.5g(1mol)を用いて、実施例15と同様に180℃にて10
時間反応させることにより、4−フルオロ安息香酸−2,
2,2−トリフルオロエチルを183.2g(収率82.5%)得
た。
8.5g(1mol)を用いて、実施例15と同様に180℃にて10
時間反応させることにより、4−フルオロ安息香酸−2,
2,2−トリフルオロエチルを183.2g(収率82.5%)得
た。
実施例19 2,4−ジフルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチル 2,4−ジフルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチル
を273.5g(1mol)を用いて、実施例15と同様に180℃に
て15時間反応させることにより、2,4−ジフルオロ安息
香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを191.5g(収率79.8
%)得た。
を273.5g(1mol)を用いて、実施例15と同様に180℃に
て15時間反応させることにより、2,4−ジフルオロ安息
香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを191.5g(収率79.8
%)得た。
実施例20 2,6−ジフルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチル 2,6−ジフルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチル
を273.5g(1mol)を用いて、実施例15と同様に180℃に
て20時間反応させることにより、2,6−ジフルオロ安息
香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを175.9g(収率73.3
%)得た。
を273.5g(1mol)を用いて、実施例15と同様に180℃に
て20時間反応させることにより、2,6−ジフルオロ安息
香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを175.9g(収率73.3
%)得た。
実施例21 2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸−1−トリフル
オロメチル−2,2,2−トリフルオロエチル 2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸−1−トリフル
オロメチル−2,2,2−トリフルオロエチルを359.0g(1mo
l)を用いて、実施例15と同様に180℃にて8時間反応さ
せることにより2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸
−1−トリフルオロメチル−2,2,2−トリフルオロエチ
ルを290.4g(収率84.8%)得た。
オロメチル−2,2,2−トリフルオロエチル 2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸−1−トリフル
オロメチル−2,2,2−トリフルオロエチルを359.0g(1mo
l)を用いて、実施例15と同様に180℃にて8時間反応さ
せることにより2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸
−1−トリフルオロメチル−2,2,2−トリフルオロエチ
ルを290.4g(収率84.8%)得た。
実施例22 2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸−2,2,3,3,3−ペ
ンタフルオロプロピル 2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸−2,2,3,3,3−ペ
ンタフルオロプロピルを341.0g(1mol)を用いて、実施
例15と同様に180℃にて8時間反応させることにより2
−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸−2,2,3,3,3−ペン
タフルオロプロピルを276.1g(収率85.1%)得た。
ンタフルオロプロピル 2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸−2,2,3,3,3−ペ
ンタフルオロプロピルを341.0g(1mol)を用いて、実施
例15と同様に180℃にて8時間反応させることにより2
−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸−2,2,3,3,3−ペン
タフルオロプロピルを276.1g(収率85.1%)得た。
実施例23 冷却管付きのガラス製1反応容器に2−クロロ安息香
酸−2,2,2−トリフルオロエチルを238.5g(1mol)、ス
プレー乾燥フッ化カリウム87g(1.5mol)、テトラブチ
ルホスホニウムブロミド23.9g、スルホラン480gを仕込
み、激しく撹拌しながら180℃で20時間反応させた。冷
却後無機塩を濾別し、さらに減圧蒸留することにより2
−フルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを13
4.3g(収率60.5%)を得た。
酸−2,2,2−トリフルオロエチルを238.5g(1mol)、ス
プレー乾燥フッ化カリウム87g(1.5mol)、テトラブチ
ルホスホニウムブロミド23.9g、スルホラン480gを仕込
み、激しく撹拌しながら180℃で20時間反応させた。冷
却後無機塩を濾別し、さらに減圧蒸留することにより2
−フルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを13
4.3g(収率60.5%)を得た。
実施例24 実施例23と同様にして、4−クロロ安息香酸イソプロピ
ル198.5g(1mol)およびテトラメチルアンモニウムクロ
リド19.9gを用いて反応を行ない、150℃、15時間で、4
−フルオロ安息香酸イソプロピルを147.8g(81.7%)得
た。
ル198.5g(1mol)およびテトラメチルアンモニウムクロ
リド19.9gを用いて反応を行ない、150℃、15時間で、4
−フルオロ安息香酸イソプロピルを147.8g(81.7%)得
た。
実施例25 実施例24と同様にして、2,4−ジクロロ安息香酸イソプ
ロピル233g(1mol)を用いて反応を行ない150℃、14時
間で、2−クロロ−4−フルオロ安息香酸イソプロピル
を173.4g(収率80.1%)得た。
ロピル233g(1mol)を用いて反応を行ない150℃、14時
間で、2−クロロ−4−フルオロ安息香酸イソプロピル
を173.4g(収率80.1%)得た。
実施例26 実施例23と同様にして、2,4−ジクロロ安息香酸−2,2,2
−トリフルオロエチルを273g(1mol)を用いて反応を行
ない、200℃、20時間で2,4−ジフルオロ安息香酸−2,2,
2−トリフルオロエチルを139.8g(収率58.3%)得た。
−トリフルオロエチルを273g(1mol)を用いて反応を行
ない、200℃、20時間で2,4−ジフルオロ安息香酸−2,2,
2−トリフルオロエチルを139.8g(収率58.3%)得た。
実施例27 実施例23と同様にして、2,6−ジクロロ安息香酸−2,2,2
−トリフルオロエチル273g(1mol)を用いて反応を行な
い、200℃、30時間で2,6−ジフルオロ安息香酸−2,2,2
−トリフルオロエチルを138.2g(収率57.6%)得た。
−トリフルオロエチル273g(1mol)を用いて反応を行な
い、200℃、30時間で2,6−ジフルオロ安息香酸−2,2,2
−トリフルオロエチルを138.2g(収率57.6%)得た。
実施例28 実施例24と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸メチル223g(1mol)を用いて反応を行ない、15
0℃、8時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸
メチルを99.1g(収率48.0%)得た。
安息香酸メチル223g(1mol)を用いて反応を行ない、15
0℃、8時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸
メチルを99.1g(収率48.0%)得た。
実施例29 実施例24と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸エチル237g(1mol)を用いて反応を行ない、15
0℃、9時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸
メチルを111.1g(収率50.7%)得た。
安息香酸エチル237g(1mol)を用いて反応を行ない、15
0℃、9時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸
メチルを111.1g(収率50.7%)得た。
実施例30 実施例24と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸イソプロピル251g(1mol)を用いて反応を行な
い、150℃、9時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安
息香酸イソプロピルを199.8g(収率85.2%)得た。
安息香酸イソプロピル251g(1mol)を用いて反応を行な
い、150℃、9時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安
息香酸イソプロピルを199.8g(収率85.2%)得た。
実施例31 実施例24と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸フェニル285g(1mol)を用いて反応を行ない、
150℃、3時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香
酸フェニルを194.5g(収率72.4%)得た。
安息香酸フェニル285g(1mol)を用いて反応を行ない、
150℃、3時間で、2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香
酸フェニルを194.5g(収率72.4%)得た。
実施例32 実施例23と同様にして、2,4−ジクロロ−5−フルオロ
安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを291g(1mol)
を用いて反応を行ない、200℃、30時間で2,4,5−トリフ
ルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを126.2g
(収率48.2%)得た。
安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを291g(1mol)
を用いて反応を行ない、200℃、30時間で2,4,5−トリフ
ルオロ安息香酸−2,2,2−トリフルオロエチルを126.2g
(収率48.2%)得た。
実施例33 実施例23と同様にして、テトラクロロフタル酸ビス(2,
2,2−トリフルオロエチル)エステル234g(0.5mol)を
用いて反応を行ない、200℃、30時間でテトラフルオロ
フタル酸ビス(2,2,2−トリフルオロエチル)エステル
を104.5g(収率52.0%)得た。
2,2−トリフルオロエチル)エステル234g(0.5mol)を
用いて反応を行ない、200℃、30時間でテトラフルオロ
フタル酸ビス(2,2,2−トリフルオロエチル)エステル
を104.5g(収率52.0%)得た。
[発明の効果] 本発明では、入手容易な芳香族カルボン酸エステルか
ら、工業的に安価にかつ高収率で目的の核フッ素化芳香
族カルボン酸エステルを得ることができる。
ら、工業的に安価にかつ高収率で目的の核フッ素化芳香
族カルボン酸エステルを得ることができる。
また原料である芳香族カルボン酸エステルのアルコキシ
カルボニル(アリールオキシカルボニル)基のアルキル
(アリール)部を種々変換することによって、アルコキ
シカルボニル(アリールオキシカルボニル)基に対して
パラ位のハロゲンのみをフッ素置換したり、オルト位、
パラ位のハロゲン両方をフッ素置換したりすることもで
き有用性が高い。
カルボニル(アリールオキシカルボニル)基のアルキル
(アリール)部を種々変換することによって、アルコキ
シカルボニル(アリールオキシカルボニル)基に対して
パラ位のハロゲンのみをフッ素置換したり、オルト位、
パラ位のハロゲン両方をフッ素置換したりすることもで
き有用性が高い。
Claims (11)
- 【請求項1】−COOR1基に対してオルト位および/また
はパラ位に塩素または臭素を有する下記一般式(1)で
表わされる芳香族カルボン酸エステルをフッ素化剤を用
いて核フッ素化することにより、下記一般式(2)で表
わされる核フッ素化芳香族カルボン酸エステルを得るこ
とを特徴とする核フッ素化芳香族カルボン酸エステルの
製造方法。 (式中、R1はアルキル基,アリール基又はフルオロアル
キル基を示す。A,Bは水素,ハロゲン,アルキル基,ア
リール基、及びフルオロアルキル基から選ばれる少なく
とも1種を示す。m,nは整数であり、m+n=6,mは1又
は2を示す。但し、−COOR1基に対してオルト位および
/またはパラ位にある塩素または臭素の少なくとも1個
は、活性化された塩素または臭素であり、その活性化さ
れた塩素または臭素に対応するBはフッ素であり、他の
Bは、Aと同一である。また、mが2であり、かつ、A
のすべてが塩素または臭素の場合には、−COOR1基に対
してオルト位および/またはパラ位にある塩素または臭
素の少なくとも1個、およびメタ位にあるすべての塩素
または臭素は、活性化された塩素または臭素であり、そ
の活性化された塩素または臭素に対応するBはフッ素で
あり、他のBは、Aと同一である。) - 【請求項2】活性化された塩素または臭素が、−COOR1
基に対してパラ位にある塩素または臭素である請求項1
に記載の製造方法。 - 【請求項3】下記一般式(3)で表わされる2,4−ジク
ロロ−5−フルオロ安息香酸エステルをフッ素化剤を用
いて核フッ素化することにより、下記一般式(4)で表
わされる2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸エステ
ルを得ることを特徴とする2−クロロ−4,5−ジフルオ
ロ安息香酸エステルの製造方法。 (式中、R1はアルキル基,アリール基又はフルオロアル
キル基を示す。) - 【請求項4】下記一般式(5)で表わされる2,4−ジク
ロロ−5−フルオロ−α,α,α−トリハロゲノアセト
フェノンをアルコール類又はフェノール類と反応させる
ことにより、下記一般式(3)で表わされる2,4−ジク
ロロ−5−フルオロ安息香酸エステルを得ることを特徴
とする2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸エステル
の製造方法。 (式中、Xはハロゲン原子を示し、R1はアルキル基,ア
リール基またはフルオロアルキル基を示す。) - 【請求項5】下記一般式(6)で表わされる2,4−ジク
ロロ−5−フルオロアセトフェノンをハロゲン化剤と反
応させることにより、下記一般式(5)で表わされる2,
4−ジクロロ−5−フルオロ−α,α,α−トリハロゲ
ノアセトフェノンを得ることを特徴とする2,4−ジクロ
ロ−5−フルオロ−α,α,α−トリハロゲノアセトフ
ェノンの製造方法。 (式中、Xはハロゲン原子を示す。) - 【請求項6】下記一般式(6)で表わされる2,4−ジク
ロロ−5−フルオロアセトフェノンをハロゲン化剤と反
応させて、下記一般式(5)で表わされる2,4−ジクロ
ロ−5−フルオロ−α,α,α−トリハロゲノアセトフ
ェノンを得、次いでこれをアルコール類又はフェノール
類と反応させることにより、下記一般式(3)で表わさ
れる2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸エステルを
得、次いでこれをフッ素化剤を用いて核フッ素すること
により、下記一般式(4)で表わされる2−クロロ−4,
5−ジフルオロ安息香酸エステルを得ることを特徴とす
る2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息香酸エステルの製
造方法。 (式中、Xはハロゲン原子を示し、R1はアルキル基,ア
リール基又はフルオロアルキル基を示す。) - 【請求項7】下記一般式(5)で表わされる2,4−ジク
ロロ−5−フルオロ−α,α,α−トリハロゲノアセト
フェノンをアルコール類又はフェノール類と反応させ
て、下記一般式(3)で表わされる2,4−ジクロロ−5
−フルオロ安息香酸エステルを得、次いでこれをフッ素
化剤を用いて核フッ素化することにより、下記一般式
(4)で表わされる2−クロロ−4,5−ジフルオロ安息
香酸エステルを得ることを特徴とする2−クロロ−4,5
−ジフルオロ安息香酸エステルの製造方法。 (式中、Xはハロゲン原子を示し、R1はアルキル基,ア
リール基又はフルオロアルキル基を示す。) - 【請求項8】下記一般式(6)で表わされる2,4−ジク
ロロ−5−フルオロアセトフェノンをハロゲン化剤と反
応させて、下記一般式(5)で表わされる2,4−ジクロ
ロ−5−フルオロ−α,α,α−トリハロゲノアセトフ
ェノンを得、次いでこれをアルコール類又はフェノール
類と反応させることにより、下記一般式(3)で表わさ
れる2,4−ジクロロ−5−フルオロ安息香酸エステルを
得ることを特徴とする2,4−ジクロロ−5−フルオロ安
息香酸エステルの製造方法。 (式中、Xはハロゲン原子を示し、R1はアルキル基,ア
リール基又はフルオロアルキル基を示す。) - 【請求項9】下記一般式(3)で表わされる2,4−ジク
ロロ−5−フルオロ安息香酸エステル。 (式中、R1は分岐アルキル基,又はフルオロアルキル基
を示す。) - 【請求項10】下記一般式(4)で表わされる2−クロ
ロ−4,5−ジフルオロ安息香酸エステル。 (式中、R1はアルキル基,アリール基又はフルオロアル
キル基を示す。) - 【請求項11】下記一般式(5)で表わされる2,4−ジ
クロロ−5−フルオロ−α,α,α−トリハロゲノアセ
トフェノン。 (式中、Xはハロゲン原子を示す。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1215039A JPH0780815B2 (ja) | 1988-08-26 | 1989-08-23 | 核フッ素化芳香族カルボン酸エステル類及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21080388 | 1988-08-26 | ||
JP63-210803 | 1988-08-26 | ||
JP1215039A JPH0780815B2 (ja) | 1988-08-26 | 1989-08-23 | 核フッ素化芳香族カルボン酸エステル類及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH02191239A JPH02191239A (ja) | 1990-07-27 |
JPH0780815B2 true JPH0780815B2 (ja) | 1995-08-30 |
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ID=26518274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1215039A Expired - Fee Related JPH0780815B2 (ja) | 1988-08-26 | 1989-08-23 | 核フッ素化芳香族カルボン酸エステル類及びその製造方法 |
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JP (1) | JPH0780815B2 (ja) |
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JP3592524B2 (ja) | 1998-05-08 | 2004-11-24 | 本田技研工業株式会社 | 金属ベルト式無段変速機における変速速度制御方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6136265A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-20 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | ハロゲン化キノロンカルボン酸の製造方法 |
-
1989
- 1989-08-23 JP JP1215039A patent/JPH0780815B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6136265A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-20 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | ハロゲン化キノロンカルボン酸の製造方法 |
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Publication number | Publication date |
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JPH02191239A (ja) | 1990-07-27 |
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