JPH0780215A - 液体フィルタ - Google Patents

液体フィルタ

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JPH0780215A
JPH0780215A JP6185868A JP18586894A JPH0780215A JP H0780215 A JPH0780215 A JP H0780215A JP 6185868 A JP6185868 A JP 6185868A JP 18586894 A JP18586894 A JP 18586894A JP H0780215 A JPH0780215 A JP H0780215A
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liquid
lid
liquid filter
star
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JP6185868A
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Ulrich Projahn
プロジャーン ウルリッヒ
Bernhard Lucas
ルーカス ベルンハルト
Max Dr Straubel
シュトラウベル マックス
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D27/00Cartridge filters of the throw-away type
    • B01D27/08Construction of the casing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
    • B01D35/02Filters adapted for location in special places, e.g. pipe-lines, pumps, stop-cocks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01DSEPARATION
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    • B01D35/14Safety devices specially adapted for filtration; Devices for indicating clogging
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01D35/30Filter housing constructions
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に燃料用の液体フィルタを改良して、構造
を比較的単純に構成して低廉にするばかりでなく、フィ
ルタケーシング内部に星形インサート濾過体を正しくセ
ンタリングして確実に位置決めし、かつ汚染側と浄化側
とを液密に隔離するシールエレメントを、ケーシング変
形による不都合な影響をできるだけ受けにくくなるよう
に構成する。 【構成】 シールエレメントが、実質的にスリーブ状の
弾性材料製の成形シールリング31として構成されてお
り、該成形シールリングは、第2の端キャップ26の貫
通口29内に液密に固着配置されており、該貫通口に所
属する接続管片16には、ケーシング11の内室18の
内部へ侵入する管片17が形成されており、該管片に
は、前記接続管片16を星形インサート濾過体22の円
筒室24と接続させるように、半径方向でシールする成
形シールリング31が固定されており、かつ該成形シー
ルリング31には、軸方向トレランス補償手段37が配
置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポット形ケーシング部
分と該ケーシング部分に着脱可能に結合された蓋とから
成っていて液体を半径方向に通流させる星形インサート
濾過体を収容したケーシングを備えた、特に燃料用の液
体フィルタであって、前記のポット形ケーシング部分と
蓋が、管路フィルタを形成するためにケーシングの各端
面の中心に配置された接続管片をそれぞれ有し、前記星
形インサート濾過体の両端面の縁部が第1と第2の端キ
ャップに液密に固定されており、しかも第1の端キャッ
プが、前記星形インサート濾過体の内室に通じる中央開
口部を閉鎖しているのに対して、第2の端キャップは、
前記内室に所属した貫通口を有し、該第2の端キャップ
には、汚染側と浄化側とを隔離する半径方向に作用する
シールエレメントが接しており、かつ前記星形インサー
ト濾過体が第1の端キャップでもってケーシング内に軸
方向で支持されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】前記形式の燃料浄化用の液体フィルタは
ドイツ連邦共和国特許第3210795号明細書に基づ
いてすでに公知であり、該液体フィルタは、ケーシング
の両側に向き合わせて配置された接続管片を有する連続
通流式フィルタとして構成されておりかつ該フィルタケ
ーシングの内部には、液体を半径方向に通流させる星形
インサート濾過体を収容している。ケーシング内部での
汚染側と浄化側との間のシールはOリングによって行な
われ、該Oリングは一方の側では端キャップの外周面
に、また他方の側ではポット形ケーシング部分の円筒形
内周壁面に接触している。ところで当該公知の液体フィ
ルタでは、ケーシング内部に星形インサート濾過体をセ
ンタリングしかつシールして保持するためには、両端面
側の端キャップ並びにポット形ケーシング部分及び蓋を
特別に成形する必要があるという欠点がある。これによ
って製造に比較的手間がかかり、それに相応してコスト
高の構造が生じることになる。そればかりでなくOリン
グを用いたシールは、例えば衝突事故時に発生するケー
シング変形による影響を著しく受け易く、汚染側と浄化
側との間の液密性が極めて損なわれ易い。
【0003】また比較的大きな外径の星形インサート濾
過体をシールすることはコスト高な構造に成る。この公
知の液体フィルタではケーシング内で星形インサート濾
過体が、半径方向で位置固定されていると共に軸方向位
置でも或る程度制限されているにも拘らず、不都合な軸
方向トレランスがある場合には、星形インサート濾過体
がケーシング内部で軸方向に移動したり、或いは、フィ
ルタ組付け時に星形インサート濾過体を過度に圧縮する
必要がある場合には不都合に大きな応力がケーシング部
分に及ぼされることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、特に燃料用の液体フィルタを改良して、構造を比較
的単純化して低廉にするばかりでなく、フィルタケーシ
ング内部に星形インサート濾過体を正しくセンタリング
して確実に位置決めし、かつ汚染側と浄化側とを液密に
隔離するシールエレメントを、ケーシング変形による不
都合な影響をできるだけ受けにくくなるように構成する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の構成手段は、シールエレメントが、実質的に
スリーブ状の弾性材料製の成形シールリングとして構成
されており、該成形シールリングは、第2の端キャップ
の貫通口内に液密に固着配置されており、該貫通口に所
属する接続管片には、ケーシングの内室の内部へ侵入す
る管片が形成されており、該管片には、前記接続管片を
星形インサート濾過体の円筒室と接続させるように、半
径方向でシールする成形シールリングが固定されてお
り、かつ該成形シールリングには、軸方向トレランス補
償手段が配置されている点にある。
【0006】
【作用】従来技術に対比して得られる本発明の液体フィ
ルタの格別顕著な利点は、構造が比較的単純かつ低廉に
なるのは勿論のこと、フィルタケーシング内へ星形イン
サート濾過体を組付ける際に本発明の成形シールリング
が複数機能、すなわちセンタリング機能、シール機能及
びスペーサ機能を果たす上に、液圧媒体用の接続部も形
成し、これによってスペース節減と組付け簡便性が助成
され、更にまた従来慣用の構成要素を大幅に利用できる
ことである。そればかりでなく、フィルタケーシング内
における星形インサート濾過体の本発明による固定機構
とシール機構はフィルタケーシングの変形による不都合
な影響を比較的受けにくく、従って衝突試験時に課され
る高い要件を満たすものである。就中また、構成エレメ
ントの製作上の軸方向トレランスが従来技術の場合より
も著しく補償されるので、特にケーシング部分と蓋との
間のケーシング継手に対して加えられる高い応力が確実
に避けられる。星形インサート濾過体の軸方向位置を確
定するために付加的なばねエレメントを設ける必要はな
い。液体フィルタを組立てる場合、前もって組立てられ
たインサート濾過体を使用することが可能である。フィ
ルタ製造時に加熱作用による接着工程はもはや必要とし
ない。またインサート濾過体を接着する際に必要になる
ような、構成エレメントの脱脂処理も省くこととができ
る。
【0007】
【実施態様】本発明の液体フィルタの有利な実施態様及
び更なる改良は、特許請求の範囲の請求項2以降に記載
した構成手段によって可能になる。請求項7に記載した
ようにケーシングをプラスチックから製作した場合には
特に有利な実施態様が得られる。また請求項9に記載し
たように金属製ケーシングで液体フィルタを構成するの
も有利である。請求項12に記載したように構成すれ
ば、特に単純化された低廉な構造が得られ、その場合、
スリーブ状の成形シールリングは短いホース片として構
成することができる。
【0008】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0009】図1に縦断面図で略示されている液体フィ
ルタ10は、燃料を浄化するために使用される。該液体
フィルタ10はケーシング11を有し、該ケーシング
は、実質的にポット形ケーシング部分12と蓋13とか
ら成り、該ポット形ケーシング部分と蓋とは両者の縁部
に沿って互いに液密かつ固定的に結合されている。ポッ
ト形ケーシング部分12と蓋13はプラスチックから成
っているので、両者の縁部は殊に有利には超音波溶接法
によって接合することができる。ポット形ケーシング部
分12の底部14の中央には、接続部を形成するために
第1接続管片15が成形されている。蓋13には、前記
の第1接続管片15に対して共軸に第2接続管片16が
位置しているので、液体フィルタ10は、それ自体公知
のように管路フィルタとして構成されている。蓋13で
は、前記の第2接続管片16の延長上に、ケーシング1
1の内室18に突入する管片17が延びている。該管片
17と前記蓋13の外縁との間には、半径方向外向きに
放射状に配置された複数のウェブ19が延びており、該
ウェブは蓋13の強度を高める一方、支承面21を形成
している。
【0010】ケーシング11の内室18の内部には、液
体を半径方向に通流させる星形インサート濾過体22が
フィルタエレメントとして配置されており、該星形イン
サート濾過体は、原理的には周知の構造を有している。
星形インサート濾過体22は中央管23を有し、該中央
管はスクリーン板金から成りかつ円筒室24を制限して
いる。前記中央管23を中心として濾材としての濾紙ウ
ェブが放射状に配置されており、該濾紙ウェブの両端面
側エッジは第1の端キャップ25及び第2の端キャップ
26と液密に接着されている。本実施例では連続的に一
貫した円盤として構成されている第1の端キャップ25
は星形インサート濾過体22の右側端面における中央開
口を閉鎖しており、従って前記円筒室24を制限してい
る。ポット形ケーシング部分12内では底部14の内面
側領域において、円周に沿って均等に分配された4つの
受け座27が装着されており、該受け座の構造の詳細は
図2及び図3に示した通りである。ポット形ケーシング
部分12に一体に射出成形された前記受け座27には、
星形インサート濾過体22の第1の端キャップ25が軸
方向で支持されており、しかも該受け座27は同時に
又、半径方向でガイドする機能も有している。この場
合、半径方向遊びを避けるために三角形横断面を有する
小リブ28が受け座27に装着されており、かつ、底部
14の方に向かって円錐形に先細を成すように構成され
ているのが有利である。このように配置・構成すること
によって挿入時に星形インサート濾過体22は確実に緊
定される。この場合、小リブ28は変形できるように構
成されている。
【0011】図1で見て星形インサート濾過体22の左
側端面に位置している第2の端キャップ26は中央に円
形の貫通口29を有し、該貫通口は、星形インサート濾
過体22内の円筒室24に通じる中央開口に配設されて
いる。前記貫通口29内には、実質的にスリーブ状のゴ
ム質の成形シールリング31が、図4に拡大図で詳示し
たように液密にかつ固定的に組込まれている。該成形シ
ールリング31では中空円筒形区分32が外周の環状溝
33を経て截頭円錐形区分34へ移行している一方、中
空円筒形区分32の他方の側には、拡径されたリング状
フランジ35が接続している。成形シールリング31は
その中空円筒形区分32でもって第2の端キャップ26
の管状区分36内にセンタリングされて案内されてい
る。更にまた成形シールリング31の環状溝33には、
貫通口29の円形内周縁部がスナップ嵌合している。ス
リーブ状の成形シールリング31は、内室18の内部へ
自由に突入している管片17に被せ嵌められているの
で、汚染側と浄化側との間で半径方向に作用するパッキ
ンが得られる。またゴムから成る成形シールリング31
に設けられたリング状フランジ35の端面には、輪環状
のビード37が形成されており、該ビードでもってリン
グ状フランジ35はウェブ19の支承面21に支持され
ている。従って有利な形式で軸方向遊びが避けられる一
方、蓋13に対して内側から作用する応力ができるだけ
僅かになる。それというのは前記輪環状のビード37に
よって、軸方向の製作トレランスに対して最小限の反力
で対処することが可能になるからである。従って輪環状
のビード37によって成形シールリング31には、軸方
向の製作トレランスを補償するための手段が構成されて
いる。
【0012】従ってゴム製の成形シールリング31は多
数の機能、特にシール機能、センタリング機能及び最小
限の反力でのスペーサ機能を果たすと共に、更に付加的
に管片17との関連において液圧媒体接続部を形成して
いる。これに基づいて構造のスペース節減とコストダウ
ンが助成され、しかも、従来存在している構成エレメン
トを広く利用することが可能になる。それのみならず成
形シールリング31の前記のような構成及び配置によっ
て、こうして液体フィルタ10がクラッシュ(衝突)テ
ストにおいて課される高い要件を満たすことができると
いう利点が得られる。
【0013】液体フィルタ10の作用態様は次の通りで
ある。浄化すべき燃料は原則として第1接続管片15を
介してケーシング11の内室18へ流入し、その際、該
燃料はポット形ケーシング部分12の内壁と、該内壁か
ら間隔をおいて保持された第1の端キャップ25との間
を、しかも受け座27の相互間を通流する。次いで燃料
は星形インサート濾過体22を半径方向で外から内へ向
かって通流し、究極的には浄化されて円筒室24から管
片17を経て第2接続管片16に達する。弾性的な成形
シールリング31はその場合、保持・支持機能以外に、
ケーシング11の内部で汚染側と浄化側との間をシール
する機能も果たしている。
【0014】図5に縦断面図で示した第2実施例による
液体フィルタ40は、図1に示した第1実施例による液
体フィルタ10とは次の点で異なっている。但し第1実
施例及び第2実施例において同一の構成要素には同一の
符号を付した。
【0015】図5に示した液体フィルタ40では、ケー
シング41は金属から成っており、このためにポット形
ケーシング部分42と蓋43はそれぞれ深絞り成形部品
として構成されており、かつ端縁で互いに液密に鍔取り
締結されている。ポット形ケーシング部分42の底部1
4には、第1実施例における第1接続管片の代りに第1
接続部15を形成するためにねじ山リング44が設けら
れている。ポット形ケーシング部分42は金属製の深絞
り成形部品として構成されているので、軸方向支持用の
受け座は省かれており、その代りに第1の端キャップ2
5はその外周に、均等に分配された複数の案内突起45
を有し、該案内突起が前記の軸方向支持機能を引受けて
いる。
【0016】金属製のケーシング41の蓋43には断面
六角形凹設部46が構成されており、該断面六角形凹設
部内にはプラスチック製の嵌合栓体47が嵌め込まれて
いる。嵌合栓体47は図6、図7及び図8において拡大
して図示されており、該図面によれば嵌合栓体47の六
角形区分48内には、第2接続部16を形成するために
ねじナット49が埋め込まれている。前記六角形区分4
8には、半径方向に延びる複数の放射状ウェブ52を有
する鍔51並びに管片53が続いており、該管片の周面
に成形シールリング31が被せ嵌められている。該成形
シールリング31はその弾性的な輪環状ビード37でも
って、嵌合栓体47の半径方向に延びる放射状ウェブ5
2に支持されると共に、軸方向トレランスの補償手段を
形成している。
【0017】蓋43の断面六角形凹設部46内に六角形
区分48でもって嵌め込まれている嵌合栓体47は同時
にまたケーシング41の内室18を外部に対してシール
している。
【0018】第2実施例による液体フィルタ40の機能
と作用態様は、図1に第1実施例として示した液体フィ
ルタ10に実質的に等しい。金属製のケーシング41を
有する第2実施例の液体フィルタ40の場合も、予め組
立てられた星形インサート濾過体22は、軸方向で保持
するため付加的なばね要素を設けることなしに、またフ
ィルタ製作中に付加的な接着工程を経ることなしに組込
むことができる。この場合も成形シールリング31は前
述の複数機能を果たし、しかも比較的小さな直径で半径
方向のシール作用が生じ、かつ最小限の反力による軸方
向のトレランス補償効果が輪環状ビード37によって得
られ、該輪環状ビードはごく局限された部位だけで放射
状ウェブ5に接触して、その可撓性に基づいて製作誤差
を補償することができる。
【0019】図9の概略縦断面図において第3実施例と
して示した液体フィルタ60は、図5に示した第2実施
例の液体フィルタとは次の点で異なっている。但しこの
場合も同一の構成要素には同一の符号を付した。
【0020】第3実施例の液体フィルタ60は金属製の
ケーシング61を有し、該ケーシングのポット形ケーシ
ング部分62には第1接続管片15が、また蓋63には
第2接続管片16がそれぞれホース接続部として構成さ
れている。星形インサート濾過体22は第1の端キャッ
プ25の外周領域内に、やはり保持部と案内部と通路を
形成するために複数の案内突起45を有している。この
場合特に単純化された低コストの実施態様では、成形シ
ールリングはホース片状のゴム製スリーブ64として構
成されており、該ゴム製スリーブの両端区分は、蓋63
に成形された円筒形凹設部65と第2の端キャップ26
に成形された円筒形凹設部66とに夫々嵌合している。
蓋63に設けた円形横断面の前記円筒形凹設部65は蓋
63の補強にも役立つと同時に、ケーシング61の内室
へ侵入する管片を形成している。単純な実施態様ではゴ
ム製スリーブ64は扁平な端面を有するように構成され
かつ所属のホース接続管片の直径にほぼ等しい内径を有
している。ゴム製スリーブ64の肉厚は、本実施例では
ホース片状の成形シールリング64が、センタリング機
能、保持機能、シール機能及び通路形成機能に関する役
目を果たせるような大きさの厚さに構成されている。更
にまた該ゴム製スリーブ64の軸方向長さは、ゴム製ス
リーブがその可撓性に基づいて、ケーシングにかかる反
力を最小限にして製作誤差を補償できるような大きさに
選ばれている。該ゴム製スリーブ64はこの場合も、半
径方向に作用するパッキンとして働くことができる。ホ
ース片状の成形シールリング64を備えた液体フィルタ
60の構造は特に単純かつ低コストになる。成形シール
リング64の縦軸線は直線的である。
【0021】図示の液体フィルタを、発明の思想を逸脱
することなしに種々異なった態様で実施できるのは勿論
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による液体フィルタの概略
縦断面図である。
【図2】図1に示した液体フィルタにおけるポット形ケ
ーシング部分内の受け座の拡大縦断面図である。
【図3】図1に示した液体フィルタにおけるポット形ケ
ーシング部分内の受け座の拡大横断面図である。
【図4】図1に示した成形シールリングの拡大縦断面図
である。
【図5】本発明の第2実施例による液体フィルタの縦断
面図である。
【図6】図5に示した液体フィルタの蓋に嵌装される嵌
合栓体の拡大端面図である。
【図7】図6に示した嵌合栓体の縦断面図である。
【図8】図7に示した嵌合栓体の側面図である。
【図9】本発明の第3実施例による液体フィルタの概略
縦断面図である。
【符号の説明】
10 液体フィルタ、 11 ケーシング、 12
ポット形ケーシング部分、 13 蓋、 14
底部、 15 第1接続管片、 16第2接続管
片、 17 管片、 18 内室、 19 ウェ
ブ、 21支承面、 22 星形インサート濾過体、
23 中央管、 24 円筒室、 25 第1
の端キャップ、 26 第2の端キャップ、 27受
け座、 28 小リブ、 29 円形の貫通口、
31 成形シールリング、 32 中空円筒形区
分、 33 環状溝、 34 截頭円錐形区分、
35 リング状フランジ、 36 管状区分、 3
7 輪環状ビード、 40 液体フィルタ、 41
ケーシング、 42 ポット形ケーシング部分、
43 蓋、 44 ねじリング、 45 案内
突起、 46 断面六角形凹設部、 47 嵌合栓
体、 48 六角形区分、 49ねじナット、 51
鍔、 52 放射状ウェブ、 53 管片、6
0 液体フィルタ、 61 ケーシング、 62
ポット形ケーシング部分、 63 蓋、 64
ホース片状のゴム製スリーブ、 65,66円筒形凹設
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルンハルト ルーカス スペイン国 マドリード ツェ−コスタ ブラーヴァ 35 (72)発明者 マックス シュトラウベル ドイツ連邦共和国 シュツットガルト オ ンタリオシュトラーセ 7

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポット形ケーシング部分と該ケーシング
    部分に着脱可能に結合された蓋とから成っていて液体を
    半径方向に通流させる星形インサート濾過体を収容した
    ケーシングを備えた、特に燃料用の液体フィルタであっ
    て、前記のポット形ケーシング部分と蓋が、管路フィル
    タを形成するためにケーシングの各端面の中心に配置さ
    れた接続管片をそれぞれ有し、前記星形インサート濾過
    体の両端面の縁部が第1と第2の端キャップに液密に固
    定されており、しかも第1の端キャップが、前記星形イ
    ンサート濾過体の内室に通じる中央開口部を閉鎖してい
    るのに対して、第2の端キャップは、前記内室に所属し
    た貫通口を有し、該第2の端キャップには、汚染側と浄
    化側とを隔離する半径方向に作用するシールエレメント
    が接しており、かつ前記星形インサート濾過体が第1の
    端キャップでもってケーシング内に軸方向で支持されて
    いる形式のものにおいて、シールエレメントが、実質的
    にスリーブ状の弾性材料製の成形シールリング(31;
    64)として構成されており、該成形シールリングは、
    第2の端キャップ(26)の貫通口(29)内に液密に
    固着配置されており、該貫通口に所属する接続管片(1
    6)には、ケーシング(11;41;61)の内室(1
    8)内へ侵入する管片(17;53;65)が形成され
    ており、該管片には、前記接続管片(16)を星形イン
    サート濾過体(22)の円筒室(24)と接続させるよ
    うに、半径方向でシールする成形シールリング(31;
    64)が固定されており、かつ該成形シールリング(3
    1;64)には、軸方向トレランス補償手段(37;6
    4)が配置されていることを特徴とする、液体フィル
    タ。
  2. 【請求項2】 軸方向トレランス補償手段が、成形シー
    ルリング(31)の端面に配置された輪環状ビード(3
    7)として構成されている、請求項1記載の液体フィル
    タ。
  3. 【請求項3】 輪環状ビード(37)が、ケーシング
    (11;41)の蓋(13;43)の内壁面に設けられ
    た放射状に延びるウェブ(19,52)に支持されてい
    る、請求項2記載の液体フィルタ。
  4. 【請求項4】 成形シールリング(31;64)のため
    の弾性材料としてゴムを使用する、請求項1から3まで
    のいずれか1項記載の液体フィルタ。
  5. 【請求項5】 成形シールリング(31;64)のため
    の弾性材料として、ビトン(Viton)のような比較
    的軟質のプラスチックを使用する、請求項1から3まで
    のいずれか1項記載の液体フィルタ。
  6. 【請求項6】 成形シールリング(31)が、外周に環
    状溝(33)を備えた区分(32,34)を有し、該環
    状溝をもって成形シールリングが、第2の端キャップ
    (26)内で貫通口(29)の円形状に延びる縁部にス
    ナップ嵌合している、請求項1から5までのいずれか1
    項記載の液体フィルタ。
  7. 【請求項7】 ケーシング(11)がプラスチックから
    成り、該ケーシングのポット形ケーシング部分(12)
    が、底部(14)の近傍に星形インサート濾過体(2
    2)を軸方向で支持するための複数の受け座(27)を
    有し、該受け座には、端キャップ(25)を半径方向で
    緊締するためのリブ(28)が配置されている、請求項
    1から6までのいずれか1項記載の液体フィルタ。
  8. 【請求項8】 蓋(13)の内壁面に延びるウェブ(1
    9)が実質的に、蓋の全直径にわたって延びている、請
    求項3記載の液体フィルタ。
  9. 【請求項9】 ケーシング(41)が金属から成り、か
    つ蓋(43)が、該蓋に形成された凹設部(46)内に
    嵌合栓体(47)を回動不能に受容しており、該嵌合栓
    体には、ケーシング(41)の内室(18)内へ侵入す
    る管片(53)と放射状のウェブ(52)が形成されて
    いる、請求項1から6までのいずれか1項記載の液体フ
    ィルタ。
  10. 【請求項10】 蓋(43)が断面六角形凹設部(4
    6)を有し、かつ嵌合栓体(47)が、ナット(49)
    を内設したプラスチックから成り、前記嵌合栓体(4
    7)の六角形区分(48)が前記断面六角形凹設部(4
    6)に適合されている、請求項9記載の液体フィルタ。
  11. 【請求項11】 第1の端キャップ(25)の外周面
    に、半径方向の複数の案内突起(45)が配置されてお
    り、該案内突起が、星形インサート濾過体(22)をケ
    ーシング(41)内でセンタリングして軸方向で支持し
    ている、請求項9又は10記載の液体フィルタ。
  12. 【請求項12】 成形シールリングがホース片状のスリ
    ーブ(64)として構成されており、かつ、第2の端キ
    ャップ(26)内並びに蓋(63)内に、互いに向き合
    った横断面円形の円筒形凹設部(65,66)がそれぞ
    れ配置されており、両方の円筒形凹設部内に、前記スリ
    ーブ(64)の両終端区分が液密に侵入しており、しか
    も該スリーブ(64)が、軸方向トレランス補償手段の
    機能を果たすような長さを有している、請求項1から5
    までのいずれか1項記載の液体フィルタ。
  13. 【請求項13】 スリーブ(64)の外径が該スリーブ
    の軸方向長さよりも大でありかつ該スリーブ内径が所属
    のホース接続用管片(16)の直径にほぼ等しい、請求
    項12記載の液体フィルタ。
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