JPH0777964A - 同期信号極性修正装置およびコンピュータシステム - Google Patents

同期信号極性修正装置およびコンピュータシステム

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JPH0777964A
JPH0777964A JP5292685A JP29268593A JPH0777964A JP H0777964 A JPH0777964 A JP H0777964A JP 5292685 A JP5292685 A JP 5292685A JP 29268593 A JP29268593 A JP 29268593A JP H0777964 A JPH0777964 A JP H0777964A
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JP
Japan
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polarity
period
signal
synchronization signal
length
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JP5292685A
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Inventor
Kesatoshi Takeuchi
啓佐敏 竹内
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期信号の周波数に係わらずに同期信号の極
性を正しく判別し、同期信号の極性を修正する。 【構成】 同期信号VSPC,HSPCの「0」レベル
の期間を計数して計数値Nを求め、同期信号の「1」レ
ベルの期間を計数して計数値Mを求める。次に、計数値
Nと計数値Mとを比較し、N<Mならば極性指示データ
Kの値を0に設定し、N>MならばK=1に設定する。
この極性指示データKは、同期信号論理補正部7内のレ
ジスタに書込まれる。第1の表示制御部1から出力され
る同期信号の極性が正論理と負論理のいずれの場合も、
同期信号の「0」レベルの期間と「1」レベルの期間と
を比較して、同期信号の極性を自動的に補正する。極性
補正後の同期信号VXPC,HSPCは第2の表示制御
部2に与えられ、これによって第2の表示制御部2を正
常に動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同期信号の極性を判
別して所望の極性に修正する同期信号極性修正装置、お
よび、これを備えるコンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータには画
像の表示を制御するための表示制御部が備えられている
が、さらに、カラー静止画や動画を高速に表示するため
にビデオボードまたはビデオカードと呼ばれる第2の表
示制御部が装着されることが多い。図15は、第2の表
示制御部を装着した従来のパーソナルコンピュータシス
テムの構成を示すブロック図である。パーソナルコンピ
ュータ本体40は、CPU4と、CPUバス5と、文字
やグラフィックの画像表示を制御する第1の表示制御部
1とを備えている。また、このパーソナルコンピュータ
には、第2の表示制御部2がビデオボードの形で装着さ
れている。
【0003】第1の表示制御部1は、垂直同期信号VS
PCと水平同期信号HSPCをカラーモニタ3と第2の
表示制御部2とに供給し、また、文字やグラフィックの
画像を表わすコンポーネント映像信号LSPCを第2の
表示制御部2に供給している。第2の表示制御部2は、
この映像信号LSPCにカラー静止画や動画の映像信号
を合成してコンポーネント映像信号LSMONを生成
し、この映像信号LSMONをカラーモニタ3に供給し
ている。すなわち、第2の表示制御部2は、第1の表示
制御部1で制御される文字やグラフィックの画像の中
に、カラー静止画や動画をはめ込んでカラーモニタ3に
表示する機能を有している。
【0004】近年のパーソナルコンピュータは、第1の
表示制御部1を容易に交換できるように設計されている
のが普通であり、場合によっては第1の表示制御部1と
してのビデオボードが数十種類以上が市販されているも
のがある。ところが、これらのビデオボードが出力する
垂直同期信号VSPCや水平同期信号HSPCの論理の
極性にはさまざまな組み合わせがあり、必ずしも統一さ
れていなかった。すなわち、ビデオボードによって、2
つの同期信号がどちらも正論理である場合と、一方が正
論理で他方が負論理である場合と、どちらも負論理であ
る場合とがあった。このため、第2の表示制御部2がこ
のような同期信号を受けた場合に正常に動作しない場合
が生じることがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、いわゆるマ
ルチスキャンモニタの中には、自動的に同期信号の極性
を判別して対応する極性判別回路を備えるものがある。
しかし、近年ではビデオボードの種類が豊富になり、同
期信号の極性のみでなく、各同期信号の周波数もビデオ
ボードによってかなり異なるのが実状である。例えば、
画面サイズ(水平ドット数×走査線数)としては(640×
640),(800×600),(1024×768) などの様々なものが存
在し、これらの画面サイズに対応する同期信号の周波数
が互いに異なっている。このように、同期信号の周波数
にはかなりの違いがあるので、従来の極性判別回路では
同期信号の極性を正しく判別できない場合があった。
【0006】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、同期信号の周波
数に係わらずに同期信号の極性を正しく判別し、同期信
号の極性を修正することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上述の課題を
解決するため、この発明の同期信号極性修正装置は、前
記同期信号が第1のレベルにある第1の期間の長さと、
前記同期信号が第2のレベルにある第2の期間の長さと
を測定するとともに、前記第1の期間の長さと第2の期
間の長さとを比較する期間比較手段と、前記期間比較手
段による比較結果に応じて、前記同期信号の極性を所望
の極性に修正する極性修正手段と、を備える。
【0008】同期信号の第1のレベルの期間の長さと第
2のレベルの期間の長さとの比較に応じて同期信号の極
性を修正するので、同期信号の周波数に係わらずに同期
信号の極性を正しく判別して、同期信号の極性を修正す
ることができる。
【0009】なお、前記期間比較手段は、前記第1と前
記第2の期間の長さをそれぞれ測定して前記第1と第2
の期間の長さを比較するとともに、該比較結果を表わす
極性指示信号を出力するプログラムを有するデジタルコ
ンピュータと、前記極性指示信号を前記デジタルコンピ
ュータから前記極性修正手段に与える信号伝達手段と、
を備えるようにしてもよい。こうすれば、期間比較手段
として新たなハードウェア回路を設ける必要がない。
【0010】前記第1と第2の期間の長さの測定は、所
定の値を加算する加算演算を繰り返すことによってそれ
ぞれ実行されるようにしてもよい。
【0011】なお、前記期間比較手段は、前記第1の期
間の長さを測定する第1の測定手段と、前記第2の期間
の長さを測定する第2の測定手段と、前記第1の期間の
長さと第2の期間の長さとを比較する比較手段と、を備
えるようにしてもよい。
【0012】また、前記第1の測定手段は、前記第1の
期間において所定のクロック信号のパルス数をカウント
する第1のカウンタを含み、前記第2の測定手段は、前
記第2の期間において前記所定のクロック信号のパルス
数をカウントする第2のカウンタを含むようにしてもよ
い。第1と第2のカウンタのカウント値は、それぞれ第
1と第2の期間の長さを示すことになる。
【0013】前記第1と第2のカウンタはアップカウン
タであるようにしてもよい。
【0014】一方、前記期間比較手段は、前記第1の期
間の長さと前記第2の期間の長さとの差分を測定する測
定手段と、前記測定手段によって測定された前記差分を
所定の基準値と比較する比較手段と、を備えるようにし
てもよい。このように、第1の期間の長さと第2の期間
の長さの差分を測定することによっても、極性を判別す
ることができる。
【0015】前記測定手段は、前記第1の期間において
所定のクロック信号のパルス数をカウントアップすると
ともに、前記第2の期間において前記所定のクロック信
号のパルス数をカウントダウンするアップダウンカウン
タを含んでいてもよい。アップダウンカウンタを用いれ
ば、1つのカウンタによって期間の長さの差分を測定す
ることができる。
【0016】前記同期信号極性修正装置は、さらに、前
記極性修正手段によって極性が修正された同期信号に同
期する映像信号を出力する表示制御手段を備えるように
してもよい。
【0017】表示制御手段に適した極性に同期信号を修
正するようにすれば、同期信号極性修正装置にどのよう
な極性の同期信号が与えられても、表示制御手段に適し
た同期信号を与えることができる。
【0018】この発明によるコンピュータシステムは、
映像を表示する表示手段と、前記表示手段に与えられる
同期信号を生成する第1の表示制御手段と、前記同期信
号の極性を判別するとともに、前記同期信号を所望の極
性に修正する同期信号極性修正手段と、前記極性修正手
段によって極性が修正された同期信号に同期する映像信
号を前記表示手段に出力する第2の表示制御手段と、を
備え、前記同期信号極性修正手段は、同期信号が第1の
レベルにある第1の期間の長さと、前記同期信号が第2
のレベルにある第2の期間の長さとを測定するととも
に、前記第1の期間の長さと第2の期間の長さとを比較
する期間比較手段と、前記期間比較手段による比較結果
に応じて、前記同期信号の極性を所望の極性に修正する
極性修正手段と、を備える。
【0019】第1の表示制御手段から出力された同期信
号の極性を、同期信号極性修正手段によって第2の表示
制御手段に適した極性に修正することができるので、第
1の表示制御手段からどのような極性の同期信号が出力
されていても映像を表示手段に表示することができる。
【0020】
【実施例】
A.第1の実施例:図1は、本発明の第1の実施例とし
てのコンピュータシステムを示す斜視図である。このコ
ンピュータシステムは、パーソナルコンピュータ本体4
0と、カラーモニタ3と、キーボード50と、マウス5
2と、ビデオプレーヤ60とを備えている。また、パー
ソナルコンピュータ本体40の拡張スロットには、拡張
ボード41が挿入されている。この拡張ボード41は、
図示しないケーブルによって、パーソナルコンピュータ
本体40と、カラーモニタ3と、ビデオプレーヤ60と
にそれぞれ接続されている。拡張ボード41は、パーソ
ナルコンピュータ本体40によって作成された第1の映
像と、ビデオプレーヤ60によって作成された第2の映
像とを合成して、カラーモニタ3に合成後の映像を表示
する機能を有する。
【0021】図2は、図1に示すコンピュータシステム
の内部構成を示すブロック図である。パーソナルコンピ
ュータ本体40は、CPU4と、CPUバス5と、文字
やグラフィックの画像表示を制御するための第1の表示
制御部1とを備えている。なお、CPUバス5は、アド
レスバスとデータバスとコントロールバスとを含んでい
る。
【0022】拡張ボード41は、第2の表示制御部2
と、同期信号モニタ部6と、同期信号論理補正部7とを
備えている。これらの各部2,6,7は、CPUバス5
を介してCPU4に接続されている。
【0023】第1の表示制御部1は、図示しない第1の
ビデオRAMを備えており、CPU4によって作成され
た文字やグラフィックを含む第1の映像がこの第1のビ
デオRAMに記憶される。第1の表示制御部1は、第1
のビデオRAMに記憶された第1の映像を表わすコンポ
ーネント映像信号(RGB信号)LSPCを出力すると
ともに、このコンポーネント映像信号LSPCに同期す
る垂直同期信号VSPCと水平同期信号HSPCと出力
をする。コンポーネント映像信号LSPCは、第1の表
示制御部1から第2の表示制御部2に与えられている。
また、同期信号VSPC,HSPCは、カラーモニタ3
と、同期信号モニタ部6と、同期信号論理補正部7とに
与えられている。
【0024】第2の表示制御部2は、図示しない第2の
ビデオRAMを備えており、ビデオプレーヤ60から供
給された第2の映像を第2のビデオRAMに記憶する。
第2の表示制御部2は、第1の表示制御部1から与えら
れたコンポーネント映像信号LSPCに第2の映像を表
わす映像信号を合成することによって、コンポーネント
映像信号LSMONを作成し、この映像信号LSMON
をカラーモニタ3に出力する。なお、第2の表示制御部
2としては、例えば本出願人により開示された特開平2
−298176号公報の第4図に記載された回路(その
図のCPU620を除く)を利用することができる。第
2の表示制御部2は、第1の映像の一部に第2の映像を
スーパーインポーズする機能の他、スーパーインポーズ
された第2の映像の一部にさらに第1の映像をスーパー
インポーズする多重スーパーインポーズ機能、映像を水
平方向と垂直方向に任意に拡大・縮小する機能等の種々
の映像処理機能を有している。
【0025】同期信号モニタ部6は、第1の表示制御部
1から与えられた2つの同期信号VSPC,HSPCを
受け取り、CPUバス5を介してCPU4に供給する機
能を有する。同期信号論理補正部7は、第1の表示制御
部1から出力された同期信号VSPC,HSPCの極性
が第2の表示制御部2に適したものでない場合に、これ
らの同期信号VSPC,HSPCの極性を補正する機能
を有する。
【0026】図3は、同期信号モニタ部6の内部構成を
示すブロック図である。同期信号モニタ部6は、2つの
3ステートバッファ8a,8bと、アドレスデコーダ9
とを備えている。アドレスデコーダ9は、CPUバス5
を介してCPU4から与えられたアドレスと制御信号と
をデコードして、2つの3ステートバッファ8a,8b
の一方を順次ローインピーダンス状態にする。第1の3
ステートバッファ8aはCPUバス5内のデータバスの
所定のライン上に垂直同期信号VSPCを出力し、ま
た、第2の3ステートバッファ8bは同じライン上に水
平同期信号HSPCを出力する。CPU4は、まず第1
の3ステートバッファ8aをローインピーダンス状態に
して垂直同期信号VSPCを取り込み、後述する処理に
よってその極性を判定する。この後、第1の3ステート
バッファ8aをハイインピーダンス状態にするととも
に、第2の3ステートバッファ8bをローインピーダン
ス状態にして水平同期信号HSPCを取り込み、その極
性を判定する。
【0027】図4は、同期信号論理補正部7の内部構成
を示すブロック図である。同期信号論理補正部7は、2
つのレジスタ10a,10bと、2つのEXORゲート
11a,11bとを備えている。2つのレジスタ10
a,10bには、2つの同期信号VSPC,HSPCの
極性を反転させるか否かを示す1ビットの極性指定デー
タKV ,KH がそれぞれ記憶されている。極性指定デー
タKV ,KH の値は、CPU4によって実行される極性
判別処理(後述する)において決定され、レジスタ10
a,10bにそれぞれ書き込まれる。
【0028】第1のEXORゲート11aは、極性指定
データKV と垂直同期信号VSPCとの排他的論理和を
取った結果を補正後の垂直同期信号VXPCとして出力
する。すなわち、KV =0の場合には、垂直同期信号V
SPCはそのまま補正後の垂直同期信号VXPCとして
出力される。一方、KV =1の場合には、垂直同期信号
VSPCの極性が反転されて、補正後の垂直同期信号V
XPCとして出力される。
【0029】水平同期信号HSPCの極性も、第2のE
XORゲート11bによって、上述した垂直同期信号V
SPCと同様に補正される。なお、同期信号論理補正部
7によって極性が補正された同期信号VXPC,HXP
Cは、第2の表示制御部2に与えられている(図2)。
【0030】図5は、CPU4が行なう極性判別処理の
手順を示すフローチャートである。また、図6は、垂直
同期信号VSPCが負論理である場合の極性判別処理の
内容を示す説明図である。
【0031】CPU4は、ステップ30において、処理
の対象となっている同期信号が所定の第1のレベルにな
ることを監視し、同期信号が第1のレベルになった時点
からステップ31における計数を開始する。図6の例で
は、垂直同期信号VSPCが処理対象であり、所定の第
1のレベルは「0」レベルである。垂直同期信号VSP
Cの0レベルへの立下りエッジ20からステップ31の
計数が開始される。なお、正確には、立下りエッジ20
以降の最初のマシンサイクルにおいて垂直同期信号VS
PCが「0」レベルであることをCPU4が検出した後
に、ステップ31における計数を開始する。
【0032】ステップ31では、同期信号VSPCが第
1のレベル(「0」レベル)にある期間にわたって計数
値Nに1を加算する加算演算を繰り返し実行し、これに
よって第1の計数値Nを求める。第1の計数値Nは、同
期信号VSPCが「0」レベルに保たれている期間の長
さを示している。なお、第1の計数値Nの初期値は0に
設定されている。
【0033】同期信号VSPCが第2のレベル(「1」
レベル)になると、ステップ31における計数演算を終
了し、第2の計数値Mを求める加算演算を繰り返し実行
する。この加算演算も、上述した第1の計数値Nのため
の加算演算と同じである。第2の計数値Mは、同期信号
VSPCが「1」レベルに保たれている期間の長さを示
している。
【0034】同期信号VSPCが第2のレベル(「1」
レベル)から再び第1のレベル(「0」レベル)に戻る
とステップ32が終了し、ステップ33において第1と
第2の計数値N,Mが比較される。N<Mの場合にはス
テップ34において処理対象の同期信号に対する極性指
定データK(KV またはKH )の値が0に設定され、反
対に、N>Mの場合にはステップ35において極性指定
データKの値が1に設定される。こうして設定された極
性指定データKは、同期信号論理補正部7内のレジスタ
10aまたは10bに書き込まれる(図4)。
【0035】図6の例ではN<Mなので、垂直同期信号
VSPCに関する極性指定データKV の値は0に設定さ
れる(図5のステップ34)。従って、同期信号論理補
正部7の第1のEXORゲート11aは、垂直同期信号
VSPCをそのまま補正後の垂直同期信号VXPCとし
て出力する。すなわち、図6のように垂直同期信号VS
PCが負論理の場合には垂直同期信号VSPCが極性が
そのまま保たれる。
【0036】図7の例ではN>Mなので、垂直同期信号
VSPCに関する極性指定データKV の値は1に設定さ
れる(図5のステップ35)。従って、同期信号論理補
正部7の第1のEXORゲート11aは、垂直同期信号
VSPCを反転して補正後の垂直同期信号VXPCとし
て出力する。すなわち、図7のように垂直同期信号VS
PCが正論理の場合には、垂直同期信号VSPCが極性
が反転される。
【0037】垂直同期信号VSPCについての極性の判
別と補正が終了すると、同期信号モニタ部6(図3)の
第1の3ステートバッファ8aがハイインピーダンス状
態に切換えられ、第2の3ステートバッファ8bがロー
インピーダンス状態に切換えられる。そして、CPU4
は、水平同期信号HSPCを処理対象として極性判別処
理を実行する。
【0038】図8は、2つの同期信号VSPC,HSP
Cがともに負論理である場合に生成される補正後の同期
信号VXPC,HXPCを示すタイミングチャートであ
る。また、図9は、2つの同期信号VSPC,HSPC
がともに正論理である場合に生成される補正後の同期信
号VXPC,HXPCを示すタイミングチャートであ
る。これらの図からも解るように、この実施例では、第
1の表示制御部1から出力される2つの同期信号VSP
C,HSPCの極性に係わらずに、常に負論理の同期信
号VXPC,HXPCが作成されて第2の表示制御部2
に与えられる。
【0039】なお、上記の第1の実施例では、第2の表
示制御部2に適する同期信号の極性が負論理である場合
について説明したが、第2の表示制御部2に適する同期
信号の極性が正論理である場合には、図5のステップ3
4においてK=1と設定し、ステップ35においてK=
0と設定すればよい。
【0040】上記実施例では、図5のステップ31およ
びステップ32において、加算演算を繰り返し実行する
ことによって計数値N,Mを求めていたが、加算以外の
他の演算を利用して各期間の長さを示す計数値N,Mを
求めてもよい。例えば、所定の大きな値を計数値N,M
の初期値として設定し、1ずつ減算する演算を繰り返し
実行してもよい。
【0041】図5に示す極性判別処理は、パーソナルコ
ンピュータの起動時に一度実行すればよいので、パーソ
ナルコンピュータのパワーオンリセット時に起動される
プログラムの一部としてROM(図示せず)内に記憶し
ておくようにしてもよい。また、オペレータからの指令
に応じて、RAM(図示せず)内に記憶された極性判別
プログラムをCPU4が実行することによって、極性判
別処理を実現するようにしてもよい。
【0042】上述の第1の実施例では、図2に示すよう
に同期信号モニタ部6と同期信号論理補正部7を第2の
表示制御部2が配置されている拡張ボード41上に設置
したので、パーソナルコンピュータ本体40内部の構成
を変更することなく、パーソナルコンピュータ本体40
から出力される同期信号VSPC,HSPCの極性を第
2の表示制御部2に適したものに変更することができ
る。また、2つの同期信号VSPC,HSPCに対する
極性の判別と補正をそれぞれ別個に行なっているので、
2つの同期信号VSPC,HSPCの極性の組み合わせ
に係わらず、それぞれを所望の極性に修正することがで
きる。さらに各同期信号の判別は、第1のレベルの期間
と第2のレベルの期間とを比較することによって行なう
ので、各同期信号の周波数に係わらずに極性の判別を確
実に行なうことができる。
【0043】なお、同期信号モニタ部6を介してCPU
4に供給される同期信号VSPC,HSPCは、データ
としてCPU4に与えられてもよく、割り込み信号とし
て与えられるようにしてもよい。
【0044】B.第2の実施例:図10は、この発明の
第2の実施例としてのコンピュータシステムの内部構成
を示すブロック図である。このコンピュータシステム
は、図2の同期信号論理補正部7の代わりに同期信号論
理補正部70を備え、また、図2の同期信号モニタ部6
を備えていない点以外は、図2のコンピュータシステム
と同じ構成を有している。第2の実施例における同期信
号論理補正部70は、自ら同期信号VSPC,HSPC
の極性を判別して補正する機能を有している。
【0045】図11は、同期信号論理補正部70の内部
構成を示すブロック図であり、特に、垂直同期信号VS
PCを補正する回路を示している。なお、同期信号論理
補正部70は、さらに、水平同期信号HSPCを補正す
るための回路として、図11と同様の構成を有する回路
を別に備えている。
【0046】トグルフリップフロップ74と2つのDフ
リップフロップ76,78のクロック入力端子には、垂
直同期信号VSPCが入力されている。トグルフリップ
フロップ74のT入力端子はプルアップされている。第
1のDフリップフロップ76のD入力端子にはトグルフ
リップフロップ74の出力Q74が与えられており、ま
た、第2のDフリップフロップ78のD入力端子には第
1のDフリップフロップ76の出力Q76が与えられて
いる。第1のANDゲート80は、トグルフリップフロ
ップ74の出力Q74と、第1のDフリップフロップ7
6の反転出力/Q76(「/」は反転を示す)の論理積
を取って、その出力を第1のカウンタ90のイネーブル
端子に与えている。第2のANDゲート82は、第1の
Dフリップフロップ76の出力Q76と、第2のDフリ
ップフロップ78の反転出力/Q78の論理積を取っ
て、その出力を第2のカウンタ92のイネーブル端子に
与えている。第1と第2のカウンタ90,92のクロッ
ク入力端子には、クロック発生回路100によって発生
されたクロック信号CLKが与えられている。
【0047】第1のカウンタ90のカウント値Nと第2
のカウンタ92のカウント値Mは、比較器94によって
比較される。比較器94の出力Q94は、N<Mの場合
にはLレベルとなり、N>Mの場合にはHレベルとな
る。なお、比較器94のイネーブル端子には第2のDフ
リップフロップ78の出力Q78が与えられている。
【0048】比較器94の出力Q94は、第3のDフリ
ップフロップ96のクロック入力端子に与えられてい
る。このDフリップフロップ96のD入力端子はプルア
ップされている。EXORゲート98は、Dフリップフ
ロップ96の出力Q96と垂直同期信号VSPCとの排
他的論理和をとることによって、極性が補正された垂直
同期信号VXPCを生成する。
【0049】アドレスデコーダ72は、CPUバス5を
介してCPU4から与えられたアドレスと制御信号とを
デコードして、同期信号論理補正部70内のフリップフ
ロップとカウンタをリセットするリセット信号RESを
生成する。すなわち、リセット信号RESは、トグルフ
リップフロップ74と、3つのDフリップフロップ7
6,78,96と、2つのカウンタ90,92のリセッ
ト入力端子にそれぞれ与えられている。
【0050】図12は、垂直同期信号VSPCが負論理
の場合の同期信号論理補正部70の動作を示すタイミン
グチャートである。
【0051】まず、アドレスデコーダ72から出力され
るリセット信号RES(図12(a))がLレベルに立
下ると、同期信号論理補正部70内の要素74,76,
78,90,92,96がリセットされる。そして、リ
セット後の垂直同期信号VSPCの最初の立下り(時刻
t1)に応じて、トグルフリップフロップ74の出力Q
74がHレベルに立上る(図12(c))。この時点で
は第1のDフリップフロップ76の出力Q76はLレベ
ルなので第1のANDゲート80の出力がHレベルとな
り、第1のカウンタ90がイネーブル状態となる。すな
わち、第1のカウンタ90は、時刻t1からクロック信
号CLKのパルス数のカウントアップを開始する。
【0052】その後、垂直同期信号VSPCが時刻t2
においてHレベルに立上ると、第1のDフリップフロッ
プ76の出力Q76がHレベルに立上る(図12
(d))。この出力Q76がHレベルになると第1のA
NDゲート80の出力がLレベルに立下るので、第1の
カウンタ90のカウントアップが停止する。従って、第
1のカウンタ90のカウント値Nは、時刻t1から時刻
t2までの期間(すなわち垂直同期信号VSPCがLレ
ベルに保たれている期間)におけるクロック信号CLK
のパルス数を示している。時刻t2ではさらに、第2の
ANDゲート82の出力がHレベルになり、この結果、
第2のカウンタ92がイネーブル状態となる。すなわ
ち、第2のカウンタ92は時刻t2からクロック信号C
LKのパルス数のカウントアップを開始する。
【0053】垂直同期信号VSPCが時刻t3において
再びLレベルに立下がると、第2のDフリップフロップ
78の出力Q78がHレベルに立上る(図12
(e))。この出力Q78がHレベルになると第2のA
NDゲート82の出力がLレベルに立下るので、第2の
カウンタ92のカウントアップが停止する。従って、第
2のカウンタ92のカウント値Mは、時刻t2から時刻
t3までの期間(すなわち垂直同期信号VSPCがHレ
ベルに保たれている期間)におけるクロック信号CLK
のパルス数を示している。
【0054】時刻t3において第2のDフリップフロッ
プ78の出力Q78がHレベルになると比較器94がイ
ネーブル状態となり、比較器94は第1のカウンタ90
のカウント値Nと第2のカウンタMのカウント値Mとを
比較する。図12の場合には、N<Mなので比較器94
の出力Q94はLレベルとなる。この場合には、第3の
Dフリップフロップ96の出力Q96がLレベルに保た
れるので、EXORゲート98からは、垂直同期信号V
SPCがそのまま補正後の垂直同期信号VXPCとして
出力される。
【0055】なお、リセット信号RESがLレベルに立
下るのはパーソナルコンピュータの起動時やオペレータ
が極性判別処理を指定した場合などの所定の場合に限ら
れる。従って、通常の動作状態では、第3のDフリップ
フロップ96の出力Q96は時刻t3以降は一定に保た
れる。
【0056】図13は、垂直同期信号VSPCが正論理
の場合の同期信号論理補正部70の動作を示すタイミン
グチャートである。図13においても、図12と同様
に、リセット信号RESが与えたられた後の垂直同期信
号VSPCの最初の立下り(時刻t4)から次の立上り
(時刻t5)までの期間に第1のカウンタ90がカウン
トアップを行なうことによって第1のカウント値Nが求
められ、時刻t5から垂直同期信号VSPCの次の立下
り(時刻t6)までの期間に第2のカウンタ92がカウ
ントアップを行なうことによって第2のカウント値Mが
求められる。そして、時刻t6において比較器94がイ
ネーブル状態になると、その出力Q94がHレベルに立
上り(図13(g))、第3のDフリップフロップ96
の出力Q96もこれに応じてHレベルに立上る(図13
(h))。この結果、EXORゲート98は垂直同期信
号VSPCを反転して、補正後の垂直同期信号VXPC
として出力する。すなわち、補正後の垂直同期信号VX
PCは負論理となる。
【0057】以上のように、図11に示す同期信号論理
補正部70では、垂直同期信号VSPCがいずれの極性
の場合にも、負論理の垂直同期信号VXPCを出力す
る。これは、水平同期信号HSPCに関しても同様であ
る。
【0058】なお、図11に示す同期信号論理補正部7
0の構成については、必要に応じて種々の変形が可能で
ある。例えば、第2の表示制御部2(図10)に適した
同期信号の極性が正論理である場合には、図11の同期
信号VXPCを反転して第2の表示制御部2に供給すれ
ばよい。
【0059】また、図11のカウンタ90,92として
ダウンカウンタを用い、所定の大きな値をプリセット値
として設定するようにしてもよい。
【0060】さらに、2つのカウンタ90,92の代わ
りに1つのアップダウンカウンタを用いてもよい。図1
4は、図11に示す同期信号論理補正部70の2つのア
ップカウンタ90,92を1つのアップダウンカウンタ
93で置き換えるとともに、2入力ANDゲート80,
82を3入力ANDゲート84,86で置き換えた回路
を示すブロック図である。第1の3入力ANDゲート8
4には、トグルフリップフロップ74の出力Q74と、
第1のDフリップフロップ76の反転出力/Q76と、
クロック信号CLKとが入力されている。一方、第2の
3入力ANDゲート86には、第1のDフリップフロッ
プ76の出力Q76と、第2のDフリップフロップ78
の反転出力/Q78と、クロック信号CLKとが入力さ
れている。アップダウンカウンタ93のアップカウント
入力端子には第1の3入力ANDゲート84の出力が与
えられており、ダウンカウント入力端子には第2の3入
力ANDゲート86の出力が与えられている。また、ア
ップダウンカウンタ93のイネーブル端子には、トグル
フリップフロップ74の出力Q74が与えられている。
【0061】例えば、図12(b)に示す負論理の垂直
同期信号VSPCが入力されると、アップダウンカウン
タ93は、時刻t1から時刻t2までの期間はクロック
信号CLKのパルス数をカウントアップし、時刻t2か
ら時刻t3までの期間はクロック信号CLKのパルス数
をカウントダウンする。従って、アップダウンカウンタ
93が出力するカウント値は(N−M)となる。比較器
94は、このカウント値(N−M)と「0」とを比較す
る。なお、アップダウンカウンタ93に所定のプリセッ
ト値Zを設定しておき、このプリセット値Zとカウント
値(Z+N−M)とを比較するようにしてもよい。
【0062】なお、この発明は、コンピュータシステム
に限らず一般に映像を表示する装置に適用することが可
能であり、例えば、静止画表示装置、動画表示装置、ビ
デオ印刷器、ビデオ通信機器、映像信号変換器等に適用
することが可能である。
【0063】また、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明によれば、同期信号の第1のレベルの期間の長さ
と第2のレベルの期間の長さとの比較に応じて同期信号
の極性を修正するので、同期信号の周波数に係わらずに
同期信号の極性を正しく判別して、同期信号の極性を修
正することができるという効果がある。
【0065】請求項2に記載した発明によれば、期間比
較手段として新たなハードウェア回路を設ける必要がな
いという効果がある。
【0066】請求項5に記載した発明によれば、第1と
第2のカウンタのカウント値によって、それぞれ第1と
第2の期間の長さを示すことができるという効果があ
る。
【0067】請求項7に記載した発明によれば、第1の
期間の長さと第2の期間の長さの差分を測定することに
よって極性を判別することができるという効果がある。
【0068】請求項8に記載した発明によれば、1つの
アップダウンカウンタによって期間の長さの差分を測定
することができるという効果がある。
【0069】請求項9に記載した発明によれば、同期信
号極性修正装置にどのような極性の同期信号が与えられ
ても、表示制御手段に適した同期信号を与えることがで
きるという効果がある。
【0070】請求項10に記載した発明によれば、第1
の表示制御手段からどのような極性の同期信号が出力さ
れていても第2の表示制御手段によって映像を表示手段
に表示することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としてのコンピュータシ
ステムを示す斜視図。
【図2】第1の実施例のコンピュータシステムの内部構
成を示すブロック図。
【図3】同期信号モニタ部6の内部構成を示すブロック
図。
【図4】同期信号論理補正部7の内部構成を示すブロッ
ク図。
【図5】極性判別処理の手順を示すフローチャート。
【図6】垂直同期信号VSPCが負論理である場合の極
性判別の内容を示す説明図。
【図7】垂直同期信号VSPCが正論理である場合の極
性判別の内容を示す説明図。
【図8】2つの同期信号がともに負論理の場合の極性補
正動作を示すタイミングチャート。
【図9】2つの同期信号がともに正論理の場合の極性補
正動作を示すタイミングチャート。
【図10】第2の実施例のコンピュータシステムの内部
構成を示すブロック図。
【図11】同期信号論理補正部70の内部構成を示すブ
ロック図。
【図12】垂直同期信号VSPCが負論理の場合の同期
信号論理補正部70の動作を示すタイミングチャート。
【図13】垂直同期信号VSPCが正論理の場合の同期
信号論理補正部70の動作を示すタイミングチャート。
【図14】同期信号論理補正部の変形例の内部構成を示
すブロック図。
【図15】第2の表示制御部を装着した従来のパーソナ
ルコンピュータシステムの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…第1の表示制御部 2…第2の表示制御部 3…カラーモニタ 4…CPU 5…CPUバス 6…同期信号モニタ部 7…同期信号論理補正部 8a,8b…3ステートバッファ 9…アドレスデコーダ 10a,10b…レジスタ 11a,11b…EXORゲート 40…パーソナルコンピュータ本体 41…拡張ボード 50…キーボード 52…マウス 60…ビデオプレーヤ 70…同期信号論理補正部 72…アドレスデコーダ 74…トグルフリップフロップ 76,78…Dフリップフロップ 80,82…ANDゲート 90,92…カウンタ 94…比較器 96…Dフリップフロップ 98…EXORゲート 100…クロック発生回路 CLK…クロック信号 HSPC…水平同期信号 HXPC…極性補正後の水平同期信号 KH …水平同期信号の極性指定データ KV …垂直同期信号の極性指定データ LSMON…コンポーネント映像信号 LSPC…コンポーネント映像信号 M…同期信号がHレベルの期間の計数値 N…同期信号がLレベルの期間の計数値 RES…リセット信号 VSPC…垂直同期信号 VXPC…極性補正後の垂直同期信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期信号の極性を判別するとともに、前
    記同期信号を所望の極性に修正する同期信号極性修正装
    置であって、 前記同期信号が第1のレベルにある第1の期間の長さ
    と、前記同期信号が第2のレベルにある第2の期間の長
    さとを測定するとともに、前記第1の期間の長さと第2
    の期間の長さとを比較する期間比較手段と、 前記期間比較手段による比較結果に応じて、前記同期信
    号の極性を所望の極性に修正する極性修正手段と、を備
    える同期信号極性修正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の同期信号極性修正装置で
    あって、前記期間比較手段は、 前記第1と前記第2の期間の長さをそれぞれ測定して前
    記第1と第2の期間の長さを比較するとともに、該比較
    結果を表わす極性指示信号を出力するプログラムを有す
    るデジタルコンピュータと、 前記極性指示信号を前記デジタルコンピュータから前記
    極性修正手段に与える信号伝達手段と、を備える同期信
    号極性修正装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の同期信号極性修正装置で
    あって、 前記第1と第2の期間の長さの測定は、所定の値を加算
    する加算演算を繰り返すことによってそれぞれ実行され
    る同期信号極性修正装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の同期信号極性修正装置で
    あって、前記期間比較手段は、 前記第1の期間の長さを測定する第1の測定手段と、 前記第2の期間の長さを測定する第2の測定手段と、 前記第1の期間の長さと第2の期間の長さとを比較する
    比較手段と、を備える同期信号極性修正装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の同期信号極性修正装置で
    あって、 前記第1の測定手段は、前記第1の期間において所定の
    クロック信号のパルス数をカウントする第1のカウンタ
    を含み、 前記第2の測定手段は、前記第2の期間において前記所
    定のクロック信号のパルス数をカウントする第2のカウ
    ンタを含む同期信号極性修正装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の同期信号極性修正装置で
    あって、 前記第1と第2のカウンタはアップカウンタである同期
    信号極性修正装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の同期信号極性修正装置で
    あって、前記期間比較手段は、 前記第1の期間の長さと前記第2の期間の長さとの差分
    を測定する測定手段と、 前記測定手段によって測定された前記差分を所定の基準
    値と比較する比較手段と、を備える同期信号極性修正装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の同期信号極性修正装置で
    あって、前記測定手段は、 前記第1の期間において所定のクロック信号のパルス数
    をカウントアップするとともに、前記第2の期間におい
    て前記所定のクロック信号のパルス数をカウントダウン
    するアップダウンカウンタを含む同期信号極性修正装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の同期信号極性修正装置で
    あって、さらに、 前記極性修正手段によって極性が修正された同期信号に
    同期する映像信号を出力する表示制御手段を備える同期
    信号極性修正装置。
  10. 【請求項10】 コンピュータシステムであって、 映像を表示する表示手段と、 前記表示手段に与えられる同期信号を生成する第1の表
    示制御手段と、 前記同期信号の極性を判別するとともに、前記同期信号
    を所望の極性に修正する同期信号極性修正手段と、 前記極性修正手段によって極性が修正された同期信号に
    同期する映像信号を前記表示手段に出力する第2の表示
    制御手段と、を備え、 前記同期信号極性修正手段は、 同期信号が第1のレベルにある第1の期間の長さと、前
    記同期信号が第2のレベルにある第2の期間の長さとを
    測定するとともに、前記第1の期間の長さと第2の期間
    の長さとを比較する期間比較手段と、 前記期間比較手段による比較結果に応じて、前記同期信
    号の極性を所望の極性に修正する極性修正手段と、を備
    えるコンピュータシステム。
JP5292685A 1992-12-09 1993-10-27 同期信号極性修正装置およびコンピュータシステム Withdrawn JPH0777964A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08339174A (ja) * 1995-06-13 1996-12-24 Nec Shizuoka Ltd 同期信号の極性判別回路
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