JPH0777124B2 - ビデオ表示装置の偏向歪修正装置 - Google Patents
ビデオ表示装置の偏向歪修正装置Info
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- JPH0777124B2 JPH0777124B2 JP61229486A JP22948686A JPH0777124B2 JP H0777124 B2 JPH0777124 B2 JP H0777124B2 JP 61229486 A JP61229486 A JP 61229486A JP 22948686 A JP22948686 A JP 22948686A JP H0777124 B2 JPH0777124 B2 JP H0777124B2
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- cathode ray
- ray tube
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- H04N9/16—Picture reproducers using cathode ray tubes
- H04N9/28—Arrangements for convergence or focusing
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/701—Systems for correcting deviation or convergence of a plurality of beams by means of magnetic fields at least
- H01J29/702—Convergence correction arrangements therefor
- H01J29/703—Static convergence systems
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- H—ELECTRICITY
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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- H01J29/58—Arrangements for focusing or reflecting ray or beam
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- Signal Processing (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ビデオ表示装置に、特にビデオ表示装置の
陰極線管の電子ビーム・ランデイング誤差の修正に関す
る。
陰極線管の電子ビーム・ランデイング誤差の修正に関す
る。
テレビジヨン受像機またはコンピユータ・モニタのよう
なカラー・ビデオ表示装置に使用される陰極線管は、通
常その表示スクリン上の赤、緑、青の蛍光体素子をそれ
ぞれ発光させる３本の電子ビームを生成する電子銃構体
を組み込んでいる。これらの電子ビームは、三角形にす
なわちデルタ型に配置されたまたは水平イン・ライン型
に配列された電子銃構体からとび出す。これらの電子ビ
ームは、陰極線管表示スクリン上にラスタを形成するよ
うに、偏向ヨークの偏向巻線を流れる偏向電流により生
成される電磁界により偏向、すなわち走査される。自己
集中型偏向ヨークでは、偏向巻線により生成される磁界
は、表示スクリン上どの位置においても３本の電子ビー
ムの実質的集中を生成するように選択された磁界の調波
で形成されている。自己集中型ヨークが適正な動作を行
なうためには、ビーム純度と静的すなわちスクリン中心
におけるビーム集中をビデオ表示装置の組立て期間中に
正しく調整することが必要である。ビーム純度と静的集
中とは、1973年４月３日付でバービン（R.L.Barbin）氏
に付与された米国特許第3,725,831号「磁気的ビーム調
整装置に記載されているような、偏向ヨークの後方に配
置された多数の磁化リングを使用して得ることができ
る。これらのリングは、ビームの所望純度と静的集中の
調整を行なうために必要な特定の強度と方向を持つ複数
の磁極を生成するように、調整可能である。
なカラー・ビデオ表示装置に使用される陰極線管は、通
常その表示スクリン上の赤、緑、青の蛍光体素子をそれ
ぞれ発光させる３本の電子ビームを生成する電子銃構体
を組み込んでいる。これらの電子ビームは、三角形にす
なわちデルタ型に配置されたまたは水平イン・ライン型
に配列された電子銃構体からとび出す。これらの電子ビ
ームは、陰極線管表示スクリン上にラスタを形成するよ
うに、偏向ヨークの偏向巻線を流れる偏向電流により生
成される電磁界により偏向、すなわち走査される。自己
集中型偏向ヨークでは、偏向巻線により生成される磁界
は、表示スクリン上どの位置においても３本の電子ビー
ムの実質的集中を生成するように選択された磁界の調波
で形成されている。自己集中型ヨークが適正な動作を行
なうためには、ビーム純度と静的すなわちスクリン中心
におけるビーム集中をビデオ表示装置の組立て期間中に
正しく調整することが必要である。ビーム純度と静的集
中とは、1973年４月３日付でバービン（R.L.Barbin）氏
に付与された米国特許第3,725,831号「磁気的ビーム調
整装置に記載されているような、偏向ヨークの後方に配
置された多数の磁化リングを使用して得ることができ
る。これらのリングは、ビームの所望純度と静的集中の
調整を行なうために必要な特定の強度と方向を持つ複数
の磁極を生成するように、調整可能である。
純度と静的集中とは、また所望の磁極を形成するように
磁化される磁化可能材料から成る細片を使つても、達成
することができる。この型の装置は、1979年２月６日付
でスミス（J.L.Smith）氏に付与された米国特許第4,13
8,628号「陰極線管と共に使用する磁化法」に記載され
ている。もし、電子銃構体が組立取付け工程で陰極線管
内に適正に配設されず、各電子ビームが水平偏向軸方向
に整列されず、僅かに回転した形になると、走査電子ビ
ームは、水平軸の両端で一般に「ブルー・ボウ」と呼ば
れる或る形の集中不良を呈する。この集中不良は、高解
像度陰極線管にとつて、あるいは大きな（例えば110
°）偏向角を有する陰極線管にとつて重大な問題とな
る。ブルー・ボウは、前述の純度と静的集中用装置によ
つては容易に修正することができず、追加手段が必要で
ある。追加の磁気リングを設けること、あるいは磁化可
能の細片を大形化することは原価を高める可能性があ
り、またこれら追加の部品または材料は陰極線管のネツ
ク部上に容易に取着けることができない。
磁化される磁化可能材料から成る細片を使つても、達成
することができる。この型の装置は、1979年２月６日付
でスミス（J.L.Smith）氏に付与された米国特許第4,13
8,628号「陰極線管と共に使用する磁化法」に記載され
ている。もし、電子銃構体が組立取付け工程で陰極線管
内に適正に配設されず、各電子ビームが水平偏向軸方向
に整列されず、僅かに回転した形になると、走査電子ビ
ームは、水平軸の両端で一般に「ブルー・ボウ」と呼ば
れる或る形の集中不良を呈する。この集中不良は、高解
像度陰極線管にとつて、あるいは大きな（例えば110
°）偏向角を有する陰極線管にとつて重大な問題とな
る。ブルー・ボウは、前述の純度と静的集中用装置によ
つては容易に修正することができず、追加手段が必要で
ある。追加の磁気リングを設けること、あるいは磁化可
能の細片を大形化することは原価を高める可能性があ
り、またこれら追加の部品または材料は陰極線管のネツ
ク部上に容易に取着けることができない。
この発明による、ビデオ表示装置は、複数の電子ビーム
を生成する電子銃装置を有する陰極線管を具えている。
この電子銃装置は整列誤差を生じ易いものである。水平
と垂直の両偏向コイルを有する偏向ヨークは、電子ビー
ムを水平、垂直の各偏向軸に沿つて偏向する偏向信号の
供給を受ける。電子銃構体の整列誤差は、電子ビームの
偏向歪を発生させる。この歪修正用の装置は、水平偏向
コイルの後部に隣接して水平軸に沿うように陰極線管の
両側に配置された磁気材料を含んでいる。その磁気材料
は磁化されて電子ビームの近くに４極磁界を生成するよ
うになつている。
を生成する電子銃装置を有する陰極線管を具えている。
この電子銃装置は整列誤差を生じ易いものである。水平
と垂直の両偏向コイルを有する偏向ヨークは、電子ビー
ムを水平、垂直の各偏向軸に沿つて偏向する偏向信号の
供給を受ける。電子銃構体の整列誤差は、電子ビームの
偏向歪を発生させる。この歪修正用の装置は、水平偏向
コイルの後部に隣接して水平軸に沿うように陰極線管の
両側に配置された磁気材料を含んでいる。その磁気材料
は磁化されて電子ビームの近くに４極磁界を生成するよ
うになつている。
第１図において、ビデオ表示装置は管のネツク部内に取
付けられた電子銃構体11を具えた陰極線管10を有する。
電子銃構体11は、管10上に配置された偏向ヨーク12によ
り偏向されて陰極線管10の蛍光体表示スクリン13上にラ
スタを形成する、水平方向に整列したたとえば３本の電
子ビームを生成する。偏向ヨーク12は、電子ビームを水
平と垂直の各偏向軸に沿つてそれぞれ偏向する水平偏向
コイル14と垂直偏向コイル15を有する。ヨーク12はまた
静的集中および純度調整装置16も有し、この装置は、た
とえば、表示スクリン13上の電子ビームの純度と中心集
中を達成するため特定の強度と方向をもつ磁化領域を有
するように磁化された磁化可能材料から成る可撓性細片
として構成できる。
付けられた電子銃構体11を具えた陰極線管10を有する。
電子銃構体11は、管10上に配置された偏向ヨーク12によ
り偏向されて陰極線管10の蛍光体表示スクリン13上にラ
スタを形成する、水平方向に整列したたとえば３本の電
子ビームを生成する。偏向ヨーク12は、電子ビームを水
平と垂直の各偏向軸に沿つてそれぞれ偏向する水平偏向
コイル14と垂直偏向コイル15を有する。ヨーク12はまた
静的集中および純度調整装置16も有し、この装置は、た
とえば、表示スクリン13上の電子ビームの純度と中心集
中を達成するため特定の強度と方向をもつ磁化領域を有
するように磁化された磁化可能材料から成る可撓性細片
として構成できる。
ビデオ情報信号は、たとえば、それぞれＲ、Ｇ、Ｂと付
記された赤、緑、青のビデオ信号入力導体を介してコン
ピユータにようなビデオ信号源（図示せず）からビデオ
信号処理装置17に供給される。ビデオ信号処理装置は、
導線DSを経て電子銃構体11に印加される赤、緑、青の色
駆動信号を発生させる。
記された赤、緑、青のビデオ信号入力導体を介してコン
ピユータにようなビデオ信号源（図示せず）からビデオ
信号処理装置17に供給される。ビデオ信号処理装置は、
導線DSを経て電子銃構体11に印加される赤、緑、青の色
駆動信号を発生させる。
たとえば、入力Ｇ上の緑のビデオ信号の一部として供給
される水平および垂直偏向同期信号は、同期分離器回路
20に印加される。この分離器回路20は、水平同期信号を
水平偏向回路21に、垂直同期パルスを垂直偏向回路22に
供給する。水平偏向回路21は、水平すなわち線周波数の
偏向電流を水平偏向コイル14中に発生させる。例えばフ
ライバツク型の偏向回路21は、陰極線管10用の高圧すな
わちアルタ電位を生成する高圧回路23により昇圧される
フライバツク・パルスを発生させる。垂直偏向回路22は
垂直すなわちフイールド周波数の偏向電流を垂直偏向コ
イル15中に発生させる。
される水平および垂直偏向同期信号は、同期分離器回路
20に印加される。この分離器回路20は、水平同期信号を
水平偏向回路21に、垂直同期パルスを垂直偏向回路22に
供給する。水平偏向回路21は、水平すなわち線周波数の
偏向電流を水平偏向コイル14中に発生させる。例えばフ
ライバツク型の偏向回路21は、陰極線管10用の高圧すな
わちアルタ電位を生成する高圧回路23により昇圧される
フライバツク・パルスを発生させる。垂直偏向回路22は
垂直すなわちフイールド周波数の偏向電流を垂直偏向コ
イル15中に発生させる。
電子銃構体11は、それぞれRB、GB、BBで示す赤、緑、青
の各電子ビームが第２図にHAで示す水平偏向軸と一直線
に並ぶように、陰極線管10のネツク部内に取付けること
が必要である。しかし製造と組立時の整列誤差により、
電子銃構体11は管ネツク部内で回転した形に取据え付け
られる可能性があり、その結果ビームは実際には線BAと
一直線に並ぶ形になる。電子ビーム軸のこの整列不良
は、水平軸の両端部で水平走査線の垂直方向の分離すな
わち集中不良、すなわち第２図に示すいわゆる「ブルー
・ボー」を生じさせることになる。第２図に示す様に、
赤のビームRBが水平軸HAより下方にずれ、青のビームBB
が水平軸より上方にずれている整列不良があると、その
結果生ずる集中不良は水平軸の両端部で赤の走査線RLが
上方に曲り青の走査線BLが下方に曲る形で現われる。
の各電子ビームが第２図にHAで示す水平偏向軸と一直線
に並ぶように、陰極線管10のネツク部内に取付けること
が必要である。しかし製造と組立時の整列誤差により、
電子銃構体11は管ネツク部内で回転した形に取据え付け
られる可能性があり、その結果ビームは実際には線BAと
一直線に並ぶ形になる。電子ビーム軸のこの整列不良
は、水平軸の両端部で水平走査線の垂直方向の分離すな
わち集中不良、すなわち第２図に示すいわゆる「ブルー
・ボー」を生じさせることになる。第２図に示す様に、
赤のビームRBが水平軸HAより下方にずれ、青のビームBB
が水平軸より上方にずれている整列不良があると、その
結果生ずる集中不良は水平軸の両端部で赤の走査線RLが
上方に曲り青の走査線BLが下方に曲る形で現われる。
４極磁界が、前述の米国特許第3,725,831号に記載され
ているような静的集中装置において外側のすなわち赤と
青の電子ビームに垂直方向の運動を与えるために使用で
きることは既に知られている。第３図には、第１図に関
連して説明したような、陰極線管25と偏向ヨーク26を有
する表示装置24が示されている。磁化可能材料から成る
可撓性細片27は、それぞれＴ、Ｆ、Ｓと名づけた２極、
４極、６極に磁化した領域を有し、陰極線管表示スクリ
ン33上で青、緑、赤の電子ビーム30、31、32の静的すな
わち中心集中と純度を達成している。この発明の一つの
態様によれば、細片27内に更に４極領域34が磁化形成さ
れて前記のブルー・ボー型のビーム分離すなわち集中不
良の修正を行なう。４極領域34の作用は、第４図に示す
ように、ビームが偏向ヨーク26により作られる磁界に入
る時それらビームの角度を修正することである。静的集
中４極磁界も、またこれらビームの角度を変えるので、
最大の修正効果を得るためには、細片27上における静集
中４極領域とブルー・ボー４極領域間の距離をできるだ
け大きくすることが望ましい。第４図は図示した整列不
良に対する代表的な磁化装置を図示している。ビーム32
が高く、ビーム30が低い形の整列不良に対しては図の北
極と南極Ｎ、Ｓを反対にする必要がある。極の強さは、
整列不良、すなわち修正すべき集中不良の程度により決
定される。
ているような静的集中装置において外側のすなわち赤と
青の電子ビームに垂直方向の運動を与えるために使用で
きることは既に知られている。第３図には、第１図に関
連して説明したような、陰極線管25と偏向ヨーク26を有
する表示装置24が示されている。磁化可能材料から成る
可撓性細片27は、それぞれＴ、Ｆ、Ｓと名づけた２極、
４極、６極に磁化した領域を有し、陰極線管表示スクリ
ン33上で青、緑、赤の電子ビーム30、31、32の静的すな
わち中心集中と純度を達成している。この発明の一つの
態様によれば、細片27内に更に４極領域34が磁化形成さ
れて前記のブルー・ボー型のビーム分離すなわち集中不
良の修正を行なう。４極領域34の作用は、第４図に示す
ように、ビームが偏向ヨーク26により作られる磁界に入
る時それらビームの角度を修正することである。静的集
中４極磁界も、またこれらビームの角度を変えるので、
最大の修正効果を得るためには、細片27上における静集
中４極領域とブルー・ボー４極領域間の距離をできるだ
け大きくすることが望ましい。第４図は図示した整列不
良に対する代表的な磁化装置を図示している。ビーム32
が高く、ビーム30が低い形の整列不良に対しては図の北
極と南極Ｎ、Ｓを反対にする必要がある。極の強さは、
整列不良、すなわち修正すべき集中不良の程度により決
定される。
磁気細片型の静的集中および純度装置、いわゆるビーム
・ベンダを利用する表示装置の中には、細片の上に追加
の磁気領域を収容するための充分な空間が無く、また偏
向ヨークまたは陰極線管上にも追加の細片を設けるため
の余地が充分にないものがある。第５図は、この発明の
１つの新しい態様に従う、陰極線管36と偏向ヨーク37を
有する表示装置35を示している。ヨーク37の後方に配置
された磁化可能細片より成るビーム・ベンダ40は、それ
ぞれ４極、６極、２極の磁化領域41、42、43を含んでお
り、各領域は細片状のビーム・ベンダ40の全長さ方向寸
法を事実上占有している。
・ベンダを利用する表示装置の中には、細片の上に追加
の磁気領域を収容するための充分な空間が無く、また偏
向ヨークまたは陰極線管上にも追加の細片を設けるため
の余地が充分にないものがある。第５図は、この発明の
１つの新しい態様に従う、陰極線管36と偏向ヨーク37を
有する表示装置35を示している。ヨーク37の後方に配置
された磁化可能細片より成るビーム・ベンダ40は、それ
ぞれ４極、６極、２極の磁化領域41、42、43を含んでお
り、各領域は細片状のビーム・ベンダ40の全長さ方向寸
法を事実上占有している。
偏向ヨーク37は、例えばビーム・ベンダ40が取付けられ
ているプラスチツク製絶縁部材48を有する。また別の実
施例として、ビーム・ベンダ40を管36のネツク部に直接
取付けることもできる。透磁性のコア44が絶縁部材48の
一部分を取り囲んでいる。垂直偏向コイル45は、このコ
ア44の上に例えばトロイダル状に巻かれている。鞍形の
水平偏向コイル46は、第５図の切断部分から判るよう
に、絶縁部材48の内側表面に沿つて配置されている。
ているプラスチツク製絶縁部材48を有する。また別の実
施例として、ビーム・ベンダ40を管36のネツク部に直接
取付けることもできる。透磁性のコア44が絶縁部材48の
一部分を取り囲んでいる。垂直偏向コイル45は、このコ
ア44の上に例えばトロイダル状に巻かれている。鞍形の
水平偏向コイル46は、第５図の切断部分から判るよう
に、絶縁部材48の内側表面に沿つて配置されている。
絶縁部材48の両側面の一部分は、ビーム・ベンダ40を構
成する材料のような磁化可能な材料から成る矩形部材す
なわち部品50が収容配置される凹部47を形成している。
この凹部47と、磁化可能部材すなわち部品50は、両水平
偏向コイルの端部巻線51の曲つた部分の相互間にある。
部材50の一部は、水平偏向コイル46の後部により決定さ
れる垂直面52よりも前方に配置されている。偏向ヨーク
37の相対する両側に配置されたこの２個の部材50は、第
６図に例示されているような４極装置を形成するよう
に、２個の付加ゴーストすなわち付加疑似磁極53が生成
されるよう同じ極性に磁化される。それ故ブルー・ボー
修正を行なうために必要な４極磁界を生成するには、た
ゞ２個の磁化可能材料から成る部品を要するに過ぎな
い。
成する材料のような磁化可能な材料から成る矩形部材す
なわち部品50が収容配置される凹部47を形成している。
この凹部47と、磁化可能部材すなわち部品50は、両水平
偏向コイルの端部巻線51の曲つた部分の相互間にある。
部材50の一部は、水平偏向コイル46の後部により決定さ
れる垂直面52よりも前方に配置されている。偏向ヨーク
37の相対する両側に配置されたこの２個の部材50は、第
６図に例示されているような４極装置を形成するよう
に、２個の付加ゴーストすなわち付加疑似磁極53が生成
されるよう同じ極性に磁化される。それ故ブルー・ボー
修正を行なうために必要な４極磁界を生成するには、た
ゞ２個の磁化可能材料から成る部品を要するに過ぎな
い。
磁化可能部材50の磁化は1983年６月28日付でキー（C.W.
Key）氏他に付与された米国特許第4,390,815号「電子ビ
ームの運動に影響を与える装置」に記載されているよう
な細片状ビーム・ベンダ40の磁化に使われる構造と類似
構造の装置を用いて行なうことができる。上記の米国特
許に記載されている磁化装置は、それを所定位置に配置
した時に、本体から延びて丁度部材50の真上に位置する
ような２つの追加磁化コイルを具えるように改変すれば
よい。
Key）氏他に付与された米国特許第4,390,815号「電子ビ
ームの運動に影響を与える装置」に記載されているよう
な細片状ビーム・ベンダ40の磁化に使われる構造と類似
構造の装置を用いて行なうことができる。上記の米国特
許に記載されている磁化装置は、それを所定位置に配置
した時に、本体から延びて丁度部材50の真上に位置する
ような２つの追加磁化コイルを具えるように改変すれば
よい。
前述の装置は、部材50用として磁化可能な材料から成る
個別の細片を持つている。部材50は、また、ビーム・ベ
ンダ細片40の一部として組み込むことができ、その場合
ビーム・ベンダ材料は、所定の相互間隔を有しかつ絶縁
部材48の凹部47内に延びる突出部を有する、外見上歯付
構造に似た形になる。
個別の細片を持つている。部材50は、また、ビーム・ベ
ンダ細片40の一部として組み込むことができ、その場合
ビーム・ベンダ材料は、所定の相互間隔を有しかつ絶縁
部材48の凹部47内に延びる突出部を有する、外見上歯付
構造に似た形になる。
磁化可能な部材50によるブルー・ボーの修正は、米国特
許第3,725,831号に示されているような個別の、すなわ
ち別々の磁気リングを有するビーム・ベンダを利用して
いる表示装置においても行なうことができる。この発明
の上記型式の実施例の場合には、２つの磁化コイルを有
する磁化器が必要となる。
許第3,725,831号に示されているような個別の、すなわ
ち別々の磁気リングを有するビーム・ベンダを利用して
いる表示装置においても行なうことができる。この発明
の上記型式の実施例の場合には、２つの磁化コイルを有
する磁化器が必要となる。
第１図はビデオ表示装置の一部の概略回路図と構成図、
第２図は偏向歪の一態様を示す陰極線管表示スクリンの
正面図、第３図はこの発明の一態様による補正装置を組
み込んだビデオ信号表示装置の上方から見た平面図、第
４図は第３図に示す表示装置の線４−４における左前方
正面断面図で、修正装置の動作を示す図、第５図はこの
発明の上記とは別の態様による修正装置を組み込んだビ
デオ表示装置の一部断面で示した側面図、第６図は第５
図に示す修正装置により生成される磁界を図解して示す
図である。 10……陰極線管、11……電子銃構体、14……水平偏向コ
イル、15……垂直偏向コイル、21、22……偏向信号源、
25……陰極線管、26……偏向ヨーク、27……磁化可能な
材料の細片、30、31、32……電子ビーム、34……追加の
磁化領域、36……陰極線管、37……偏向ヨーク、45……
垂直偏向コイル、46……水平偏向コイル、48……絶縁部
材、50……磁性材料、52……垂直面。
第２図は偏向歪の一態様を示す陰極線管表示スクリンの
正面図、第３図はこの発明の一態様による補正装置を組
み込んだビデオ信号表示装置の上方から見た平面図、第
４図は第３図に示す表示装置の線４−４における左前方
正面断面図で、修正装置の動作を示す図、第５図はこの
発明の上記とは別の態様による修正装置を組み込んだビ
デオ表示装置の一部断面で示した側面図、第６図は第５
図に示す修正装置により生成される磁界を図解して示す
図である。 10……陰極線管、11……電子銃構体、14……水平偏向コ
イル、15……垂直偏向コイル、21、22……偏向信号源、
25……陰極線管、26……偏向ヨーク、27……磁化可能な
材料の細片、30、31、32……電子ビーム、34……追加の
磁化領域、36……陰極線管、37……偏向ヨーク、45……
垂直偏向コイル、46……水平偏向コイル、48……絶縁部
材、50……磁性材料、52……垂直面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−23937（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−27781（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−79943（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭51−101729（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−51652（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】電子ビームの偏向歪の因となる整列誤差を
生ずる可能性のある、複数の電子ビームを生成する電子
銃構体を有する陰極線管と、水平および垂直の両偏向コ
イルを有する偏向ヨークと、この偏向ヨークに印加され
て上記電子ビームを水平および垂直の両偏向軸に沿って
偏向させる偏向信号の信号源とを有するビデオ表示装置
における上記偏向歪の修正装置であって、 上記水平偏向コイルの後部に隣接して上記陰極線管の両
側にしかも上記水平偏向軸上のみに配置されて、上記電
子ビームの近傍に４極磁界を生成するように磁化されて
いる磁性材料から成る、偏向歪修正装置。
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