JPH0776717B2 - パワートレーンテスタトルク制御方法及びその制御装置 - Google Patents
パワートレーンテスタトルク制御方法及びその制御装置Info
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- JPH0776717B2 JPH0776717B2 JP3057950A JP5795091A JPH0776717B2 JP H0776717 B2 JPH0776717 B2 JP H0776717B2 JP 3057950 A JP3057950 A JP 3057950A JP 5795091 A JP5795091 A JP 5795091A JP H0776717 B2 JPH0776717 B2 JP H0776717B2
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- torque
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用部品の中でパワ
ートレーン系の部品の試験を行なうための試験装置に関
するものである。
ートレーン系の部品の試験を行なうための試験装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般にこれらの試験装置は、自動車用の
エンジンかこの代替装置としての電動機を駆動装置と
し、これにトランスミッション、デフ等の自動車用パワ
ートレーンシステムを結合し、この負荷装置としてタイ
ヤ側に電動機又はうず電流吸収機等を結合して被試験体
に、実車に応じた回転やトルクを加えて試験を行なって
いる。
エンジンかこの代替装置としての電動機を駆動装置と
し、これにトランスミッション、デフ等の自動車用パワ
ートレーンシステムを結合し、この負荷装置としてタイ
ヤ側に電動機又はうず電流吸収機等を結合して被試験体
に、実車に応じた回転やトルクを加えて試験を行なって
いる。
【０００３】従来、この種の試験装置は負荷吸収機とし
て電動機又はうず電流型トルク吸収機を利用して吸収ト
ルクを制御している。この場合、停止時から低速度時に
は所定のトルクを安定に制御させて吸収することが困難
であったため、自動車としての発進時、低速度走行時及
び停止時の試験が充分にできないという欠点があった。
て電動機又はうず電流型トルク吸収機を利用して吸収ト
ルクを制御している。この場合、停止時から低速度時に
は所定のトルクを安定に制御させて吸収することが困難
であったため、自動車としての発進時、低速度走行時及
び停止時の試験が充分にできないという欠点があった。
【０００４】図２は、従来の基本的な一例を示す全体構
成図であり、１は自動車用エンジンをであり、このエン
ジン１の回転を所定の速度に制御して駆動装置として運
転される。この種の試験機において、エンジン１の代わ
りに電動機を用いることもある。２はトランスミッショ
ンと差動歯車にて構成される被試験体である。ここで、
差動歯車を除いて直接トランスミッションの出力軸に負
荷吸収機を接続する例もある。３及び４はトルク検出器
であって、車輪軸のトルクの計測とトルク制御のフィー
ドバック信号として使用される。５’及び６’は電動機
であって、直流電動機又は誘導電動機が用いられ、自動
車用の車輪側の負荷吸収機として接続される。７’及び
８’は電動機の制御装置であって、トルク設定器９’に
よるトルク指令と前記トルクフィードバック信号とを入
力して電動機のトルクを制御する。
成図であり、１は自動車用エンジンをであり、このエン
ジン１の回転を所定の速度に制御して駆動装置として運
転される。この種の試験機において、エンジン１の代わ
りに電動機を用いることもある。２はトランスミッショ
ンと差動歯車にて構成される被試験体である。ここで、
差動歯車を除いて直接トランスミッションの出力軸に負
荷吸収機を接続する例もある。３及び４はトルク検出器
であって、車輪軸のトルクの計測とトルク制御のフィー
ドバック信号として使用される。５’及び６’は電動機
であって、直流電動機又は誘導電動機が用いられ、自動
車用の車輪側の負荷吸収機として接続される。７’及び
８’は電動機の制御装置であって、トルク設定器９’に
よるトルク指令と前記トルクフィードバック信号とを入
力して電動機のトルクを制御する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】かような構成におい
て、停止状態及び低速状態で負荷機としてトルクを吸収
することが出来なかったり、低速から高速にかけて円滑
にトルク制御が行われない場合には実車の発進時の試験
が正確に出来ないという欠点を有する。又、流体クラッ
チを利用したオートマチックトランスミッションの発進
時には、停止から高速回転時まで安定した吸収トルクを
かける必要があり、従来の装置では実現出来なかった。
また、高速時から減速させて停止する場合でも、停止時
まで吸収トルクを制御しようとすると逆転する恐れがあ
り、実現出来なかった。このような場合には停止前の低
速回転を検出して電動機の電流を切って、フリーランに
て停止させたり、停止専用の機械ブレーキにて停止させ
る方法をとらざるを得ず、高速から停止まで連続して吸
収トルクをかけながら停止することは出来なかった。本
発明は上述した点に鑑みて創案されたもので、その目的
とするところは、停止から低速度域に於いてはディスク
ブレーキが主として吸収トルク制御を精度よく行ない、
低速域から高速域に於いては電動機が主として吸収トル
ク制御を精度良く行なうなど、停止から高速まで広い範
囲で安定したトルク制御を実現出来るパワートレーンテ
スタトルク制御装置を提供するものである。
て、停止状態及び低速状態で負荷機としてトルクを吸収
することが出来なかったり、低速から高速にかけて円滑
にトルク制御が行われない場合には実車の発進時の試験
が正確に出来ないという欠点を有する。又、流体クラッ
チを利用したオートマチックトランスミッションの発進
時には、停止から高速回転時まで安定した吸収トルクを
かける必要があり、従来の装置では実現出来なかった。
また、高速時から減速させて停止する場合でも、停止時
まで吸収トルクを制御しようとすると逆転する恐れがあ
り、実現出来なかった。このような場合には停止前の低
速回転を検出して電動機の電流を切って、フリーランに
て停止させたり、停止専用の機械ブレーキにて停止させ
る方法をとらざるを得ず、高速から停止まで連続して吸
収トルクをかけながら停止することは出来なかった。本
発明は上述した点に鑑みて創案されたもので、その目的
とするところは、停止から低速度域に於いてはディスク
ブレーキが主として吸収トルク制御を精度よく行ない、
低速域から高速域に於いては電動機が主として吸収トル
ク制御を精度良く行なうなど、停止から高速まで広い範
囲で安定したトルク制御を実現出来るパワートレーンテ
スタトルク制御装置を提供するものである。
【０００６】つまり、その目的を達成するための手段
は、自動車部品試験装置としてのパワートレーンテスタ
において、被試験体全体のトルク指令に対して速度の小
さいときに電動機のトルク指令を小さく、速度が”０”
近傍のとき電動機のトルク指令を”０”とし、また速度
が大きいときに前記電動機のトクル指令を除々に大きく
するようにし、速度が小さいときにディスクブレーキの
トルク指令を大きく、ディスクブレーキで被試験体全体
のトルクを負担し、速度が大きいときに前記ディスクブ
レーキのトルク指令を除々に小さくするようにし、停止
から低速度及び高速度まで段階を有することなく前記電
動機とディスクブレーキのトルク指令値の分担を変え
て、停止から高速度まで安定した負荷装置としてのパワ
ートレーンテスタトルク制御方法である。また、その制
御装置として、電動機とディスクブレーキのトルク制御
の分担を速度の大きさに応じて、すなわち、停止から低
速度の範囲で電動機の分担を少なく、ディスクブレーキ
の分担を大きくし、低速度から高速度では電動機が全て
のトルク制御を分担し、ディスクブレーキのトルク制御
分担を”０”とするようなトルク指令値を前記負荷装置
に与える関数発生器を備えたパワートレーンテスタトル
ク制御装置である。
は、自動車部品試験装置としてのパワートレーンテスタ
において、被試験体全体のトルク指令に対して速度の小
さいときに電動機のトルク指令を小さく、速度が”０”
近傍のとき電動機のトルク指令を”０”とし、また速度
が大きいときに前記電動機のトクル指令を除々に大きく
するようにし、速度が小さいときにディスクブレーキの
トルク指令を大きく、ディスクブレーキで被試験体全体
のトルクを負担し、速度が大きいときに前記ディスクブ
レーキのトルク指令を除々に小さくするようにし、停止
から低速度及び高速度まで段階を有することなく前記電
動機とディスクブレーキのトルク指令値の分担を変え
て、停止から高速度まで安定した負荷装置としてのパワ
ートレーンテスタトルク制御方法である。また、その制
御装置として、電動機とディスクブレーキのトルク制御
の分担を速度の大きさに応じて、すなわち、停止から低
速度の範囲で電動機の分担を少なく、ディスクブレーキ
の分担を大きくし、低速度から高速度では電動機が全て
のトルク制御を分担し、ディスクブレーキのトルク制御
分担を”０”とするようなトルク指令値を前記負荷装置
に与える関数発生器を備えたパワートレーンテスタトル
ク制御装置である。
【０００７】
【作用】後述する図１に於いて、負荷吸収トルクの指令
値はトルク設定器27にて指令される。この指令とトルク
検出器３又は４のフィードバック信号とを入力とするト
ルク制御装置25及び26にて、電動機とディスクブレーキ
のトルク制御装置のトルク指令を速度の大きさに応じて
電動機のトルクとディスクブレーキのトルクの制御量の
分担を変える様な関数発生器17、18、19、20を用意す
る。そして、停止時及び低速時に関数発生器18及び19の
内部に示す如く、関数としてその出力をトルク制御装置
25及び26の出力のトルク制御量に乗算器22及び23にて乗
じ、ディスクブレーキのトルク制御指令とする。又、低
速時から高速時には関数発生器17、20の内部に示す如く
関数として、その出力をトルク制御装置25、26の出力の
トルク制御量に乗算器21及び24に乗じ、電動機のトルク
制御指令とする。以下、本発明の一実施例を、図面に基
づいて詳述する。
値はトルク設定器27にて指令される。この指令とトルク
検出器３又は４のフィードバック信号とを入力とするト
ルク制御装置25及び26にて、電動機とディスクブレーキ
のトルク制御装置のトルク指令を速度の大きさに応じて
電動機のトルクとディスクブレーキのトルクの制御量の
分担を変える様な関数発生器17、18、19、20を用意す
る。そして、停止時及び低速時に関数発生器18及び19の
内部に示す如く、関数としてその出力をトルク制御装置
25及び26の出力のトルク制御量に乗算器22及び23にて乗
じ、ディスクブレーキのトルク制御指令とする。又、低
速時から高速時には関数発生器17、20の内部に示す如く
関数として、その出力をトルク制御装置25、26の出力の
トルク制御量に乗算器21及び24に乗じ、電動機のトルク
制御指令とする。以下、本発明の一実施例を、図面に基
づいて詳述する。
【０００８】
【実施例】図１は、本発明の基本的一実施例を示す全体
構成図であって、１は駆動機としての自動車用エンジン
（Ｅ／Ｇ）であり、この出力軸にトランスミッション２
と差動歯車からなる被試験体の出力軸、すなわち車輪軸
と同軸上に各々ディスクブレーキ５、６及び電動機７、
８が配置されている。ディスクブレーキ５、６は油圧に
て駆動され、この油圧はサーボバルブ13及び14にて制御
される。このサーボバルブ13、14は、トルク指令とトル
ク検出器３、４から得られるトルクフィールドバック信
号を入力とするサーボ制御装置11、12にて、ディスクブ
レーキ５、６のトルク制御を行なうために使用される。
構成図であって、１は駆動機としての自動車用エンジン
（Ｅ／Ｇ）であり、この出力軸にトランスミッション２
と差動歯車からなる被試験体の出力軸、すなわち車輪軸
と同軸上に各々ディスクブレーキ５、６及び電動機７、
８が配置されている。ディスクブレーキ５、６は油圧に
て駆動され、この油圧はサーボバルブ13及び14にて制御
される。このサーボバルブ13、14は、トルク指令とトル
ク検出器３、４から得られるトルクフィールドバック信
号を入力とするサーボ制御装置11、12にて、ディスクブ
レーキ５、６のトルク制御を行なうために使用される。
【０００９】電動機７、８はトルク指令とトルクフィー
ルドバック信号を入力とする制御装置９、10の出力に
て、電流が制御され、そのトルクが制御される。吸収機
全体としての吸収トルクの指令は、トルク設定器27より
出される。トルク指令値と前記トルクフィールドバック
信号を入力とするトルク制御装置25及び26は、その制御
出力信号に、速度検出器15及び16の速度検出信号によっ
て発せられる関数発生器17、18、19、20の出力を乗算器
21、22、23、24に乗じて、電動機７、８とディスクブレ
ーキ５、６のトルク制御指令とする。図１に示す関数発
生器18,19 において、Ｘは速度信号を表し、Ｙはトルク
指令値を表している。従って、この関数発生器18,19 の
作用は、速度Ｘが小さいときに出力”１”となり、速度
が大きくなるにつれて徐々に小さくなり、”０”に近づ
くようになっている。この出力Ｙがトルク制御指令値に
乗算器22又は23にて乗じられディスクブレーキ５，６の
トルク制御指令となっている。一方、図１における関数
発生器17,20 においては、同様にＸは速度信号を表し、
Ｙはトルク指令値を表している。従って、この関数発生
器17,20 の作用は、速度Ｘが小さいときに出力が”０”
となり、速度が大きくなるにつれて徐々に大きくな
り、”１”に近づくようになっている。この出力Ｙがト
ルク制御指令値に乗算値21,24 にて乗じられ、電動機
９，10のトルク指令となっている。ここで、ディスクブ
レーキ５，６の関数発生器18,19と、電動機９，10の関
数発生器17,20 において、これらの関数発生器の出力の
和は、”１”となるようにしてトルクの指令値がディス
クブレーキ５，６と電動機９，10にバランスされて分配
される。従って、制御装置全体の制御系の変極点を発生
することなしに円滑な切り換えを可能にしている。電動
機の速度で高速度（１００rpm 以上）においては、安定
したトルク制御が可能であり、低速度（１００rpm 以
下）においては、”０”速度に接近するほど安定したト
ルク制御が得にくい。このため、低速度にてディスクブ
レーキのトルク制御に分担させ、この切り換えを速度に
比例して円滑に切り換えているものである。このように
して、ディスクブレーキ５、６と電動機７、８の吸収ト
ルクは回転速度に応じてその大きさが分担されるように
制御される。
ルドバック信号を入力とする制御装置９、10の出力に
て、電流が制御され、そのトルクが制御される。吸収機
全体としての吸収トルクの指令は、トルク設定器27より
出される。トルク指令値と前記トルクフィールドバック
信号を入力とするトルク制御装置25及び26は、その制御
出力信号に、速度検出器15及び16の速度検出信号によっ
て発せられる関数発生器17、18、19、20の出力を乗算器
21、22、23、24に乗じて、電動機７、８とディスクブレ
ーキ５、６のトルク制御指令とする。図１に示す関数発
生器18,19 において、Ｘは速度信号を表し、Ｙはトルク
指令値を表している。従って、この関数発生器18,19 の
作用は、速度Ｘが小さいときに出力”１”となり、速度
が大きくなるにつれて徐々に小さくなり、”０”に近づ
くようになっている。この出力Ｙがトルク制御指令値に
乗算器22又は23にて乗じられディスクブレーキ５，６の
トルク制御指令となっている。一方、図１における関数
発生器17,20 においては、同様にＸは速度信号を表し、
Ｙはトルク指令値を表している。従って、この関数発生
器17,20 の作用は、速度Ｘが小さいときに出力が”０”
となり、速度が大きくなるにつれて徐々に大きくな
り、”１”に近づくようになっている。この出力Ｙがト
ルク制御指令値に乗算値21,24 にて乗じられ、電動機
９，10のトルク指令となっている。ここで、ディスクブ
レーキ５，６の関数発生器18,19と、電動機９，10の関
数発生器17,20 において、これらの関数発生器の出力の
和は、”１”となるようにしてトルクの指令値がディス
クブレーキ５，６と電動機９，10にバランスされて分配
される。従って、制御装置全体の制御系の変極点を発生
することなしに円滑な切り換えを可能にしている。電動
機の速度で高速度（１００rpm 以上）においては、安定
したトルク制御が可能であり、低速度（１００rpm 以
下）においては、”０”速度に接近するほど安定したト
ルク制御が得にくい。このため、低速度にてディスクブ
レーキのトルク制御に分担させ、この切り換えを速度に
比例して円滑に切り換えているものである。このように
して、ディスクブレーキ５、６と電動機７、８の吸収ト
ルクは回転速度に応じてその大きさが分担されるように
制御される。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、停
止から低速度域に於いてはディスクブレーキが主として
吸収トルク制御を精度よく行い、低速域から高速域に於
いては電動機が主として吸収トルク制御を精度よく行
い、吸収機としての各々の特徴、すなわちディスクブレ
ーキは停止時と低速度で発熱量も少なく、精度良くトル
クが制御出来る長所がある。また本装置は、高速度で発
熱量が多く機械的破損を伴う危険性がある短所や、高速
度で効率の良く精度の高い制御可能な長所と低速域では
不安定なトルク制御になりやすく逆転に回転する危険性
がある短所とを有する双方の長所・短所を改善したこと
によって、停止から高速まで広い範囲で安定したトルク
制御を実現出来る利点がある。
止から低速度域に於いてはディスクブレーキが主として
吸収トルク制御を精度よく行い、低速域から高速域に於
いては電動機が主として吸収トルク制御を精度よく行
い、吸収機としての各々の特徴、すなわちディスクブレ
ーキは停止時と低速度で発熱量も少なく、精度良くトル
クが制御出来る長所がある。また本装置は、高速度で発
熱量が多く機械的破損を伴う危険性がある短所や、高速
度で効率の良く精度の高い制御可能な長所と低速域では
不安定なトルク制御になりやすく逆転に回転する危険性
がある短所とを有する双方の長所・短所を改善したこと
によって、停止から高速まで広い範囲で安定したトルク
制御を実現出来る利点がある。
【００１１】
【図１】第１図は本発明の基本的一実施例を示す全体構
成図である。
成図である。
【図２】第２図は従来の基本的な一例を示す全体構成図
である。
である。
【００１２】
１ エンジン ２ 被試験体 ３ トルク検出器 ４ トルク検出器 ５ ディスクブレーキ ５’ 電動機 ６ ディスクブレーキ ６’ 電動機 ７ 電動機 ７’ 制御装置 ８ 電動機 ８’ 制御装置 ９ 制御装置 ９’ トルク設定器 11 サーボ制御装置 12 サーボ制御装置 13 サーボバルブ 14 サーボバルブ 15 速度検出器 16 速度検出器 17 関数発生器 18 関数発生器 19 関数発生器 20 関数発生器 21 乗算器 22 乗算器 23 乗算器 24 乗算器 25 トルク制御装置 26 トルク制御装置 27 トルク設定器
Claims (2)
- 【請求項１】エンジン又は電動機による駆動装置と、被
試験体としてのトランスミッション及びデフと、その負
荷装置としての電動機と、この電動機の同軸上に接続さ
れたディスクブレーキと、これらの負荷装置のトルク制
御装置とを有する自動車部品試験装置としてのパワート
レーンテスタにおいて、被試験体全体のトルク指令に対
して速度の小さいときに電動機のトルク指令を小さく、
速度が”０”近傍のとき電動機のトルク指令を”０”と
し、また速度が大きいときに前記電動機のトクル指令を
除々に大きくするようにし、速度が小さいときにディス
クブレーキのトルク指令を大きく、速度が”０”近傍の
ときディスクブレーキで被試験体全体のトルクを負担
し、速度が大きいときに前記ディスクブレーキのトルク
指令を除々に小さくするようにし、停止から低速度及び
高速度まで段階を有することなく前記電動機とディスク
ブレーキのトルク指令値の分担を変えて、停止から高速
度まで安定した負荷装置としてのトクルを制御すること
を特徴とするパワートレーンテスタトルク制御方法。 - 【請求項２】エンジン又は電動機による駆動装置と、被
試験体としてのトランスミッション及びデフと、その負
荷装置としての電動機と、この電動機の同軸上に接続さ
れたディスクブレーキと、これらの負荷装置のトルク制
御装置とを有する自動車部品試験装置としてのパワート
レーンテスタにおいて、電動機とディスクブレーキのト
ルク制御の分担を速度の大きさに応じて、すなわち、速
度の小さいときに電動機のトルク指令を小さく、速度
が”０”近傍のとき電動機のトルク指令を”０”とし、
また速度が大きいときに前記電動機のトクル指令を除々
に大きくするようにし、速度が小さいときにディスクブ
レーキのトルク指令を大きく、速度が”０”近傍のとき
ディスクブレーキで被試験体全体のトルクを負担し、速
度が大きいときに前記ディスクブレーキのトルク指令を
除々に小さくするようトルク指令値を前記負荷装置に与
える関数発生器を備えることを特徴とするパワートレー
ンテスタトルク制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3057950A JPH0776717B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | パワートレーンテスタトルク制御方法及びその制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3057950A JPH0776717B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | パワートレーンテスタトルク制御方法及びその制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04273035A JPH04273035A (ja) | 1992-09-29 |
| JPH0776717B2 true JPH0776717B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=13070315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3057950A Expired - Fee Related JPH0776717B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | パワートレーンテスタトルク制御方法及びその制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0776717B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006170944A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-06-29 | Nippon Soken Inc | 駆動モータを搭載した車両の走行状態模擬装置および走行模擬試験システム |
| JP2010217061A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Aisin Seiki Co Ltd | 駆動モータ搭載車両の評価装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS525101A (en) * | 1975-06-27 | 1977-01-14 | Nissan Motor Co Ltd | Speed reduction control of chassis dynamometer |
| JPS5243201A (en) * | 1975-09-30 | 1977-04-05 | Nissan Motor Co Ltd | Device for controlling decelration of chassis dynamometer |
| JPS608727A (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-17 | Horiba Ltd | シヤ−シダイナモメ−タ装置 |
| JPH02132341A (ja) * | 1988-11-14 | 1990-05-21 | Jatco Corp | ダイナモメータ |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3057950A patent/JPH0776717B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS525101A (en) * | 1975-06-27 | 1977-01-14 | Nissan Motor Co Ltd | Speed reduction control of chassis dynamometer |
| JPS5243201A (en) * | 1975-09-30 | 1977-04-05 | Nissan Motor Co Ltd | Device for controlling decelration of chassis dynamometer |
| JPS608727A (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-17 | Horiba Ltd | シヤ−シダイナモメ−タ装置 |
| JPH02132341A (ja) * | 1988-11-14 | 1990-05-21 | Jatco Corp | ダイナモメータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04273035A (ja) | 1992-09-29 |
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