JPH0776235A - 車両用灯火制御装置 - Google Patents

車両用灯火制御装置

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JPH0776235A
JPH0776235A JP2565894A JP2565894A JPH0776235A JP H0776235 A JPH0776235 A JP H0776235A JP 2565894 A JP2565894 A JP 2565894A JP 2565894 A JP2565894 A JP 2565894A JP H0776235 A JPH0776235 A JP H0776235A
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JP
Japan
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vehicle
lamp
driver
lighting
automatic brake
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Application number
JP2565894A
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English (en)
Inventor
Yukio Oba
幸夫 大庭
Koji Sakakibara
幸二 榊原
Noritada Yoshiji
規宰 吉次
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は自動ブレーキ制御装置を備える車両
において自動ブレーキが作動した際に、異常による緊急
停車であることを周囲に表示する車両用灯火制御装置に
関し、異常の発生を明確に主張することを目的とする。 【構成】 車両3は自動ブレーキ制御装置を備え、運転
者の脈拍変化に基づいて居眠り・発作等を検出し、また
は運転者が自ら身体異常スイッチを操作した場合ブレー
キ操作の有無にかかわらず停車を図る。自動ブレーキが
作動し、または自動ブレーキの作動により車両3が停車
したら、車両3の灯火装置であるストップランプ4、ハ
ザードランプ5、ヘッドランプ6、及びフォグランプ7
のうち2つ以上を点滅させる。通常運転時には2つ以上
の灯火装置が継続的に点滅することがないため、周囲に
対して強い印象を与え、追突が防止されると共に迅速な
救護が期待できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用灯火制御装置に
係り、特に所定運転状況下でブレーキを自動制御する自
動ブレーキ制御装置を備える車両において、かかる自動
ブレーキの作動、又は作動による停車の少なくとも一方
の状態を周囲に表示するのに適した車両用灯火制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両走行中に運転者に異常が
生じた際に車両を安全に停車させることを目的とし、運
転者の身体状態を監視して異常を検知した場合には車両
が停車するまでブレーキを自動制御し、かつ、かかる自
動ブレーキの作動中であることを後続車等周囲の車両に
表示して警報を与えるため、自動ブレーキの作動中はブ
レーキランプ又はハザードランプを点滅させる装置が知
られている(実開平2−38229号公報)。
【0003】より具体的には、運転者の脈拍を検出する
脈拍センサ、血圧を検出する血圧センサ等を装着せし
め、これらの検出値に基づいて例えば運転者が急な発作
に見舞われた際には、運転者のブレーキ操作の有無に係
わらず車両を停車させると共に、周囲を走行する車両に
対して当該車両の異常を知らしめて二次的な事故の発生
を未然防止するものである。
【0004】従って、上記公報記載の装置を搭載する車
両については、運転者が身体上の理由により急に運転不
能の状態に陥った場合にも、安全確実に車両を停車させ
ることができ、また、周囲を走行中の車両の運転者は、
ハザードランプが点滅し、またはブレーキランプが点滅
することから車両の停車を予測することができ、その停
車に対して適切な処置を採ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ハザードラン
プを点滅させながら停車する行為、または断続ブレーキ
によりストップランプを点滅させながら停車する行為
は、一般ドライバー間で普通に行われる行為である。従
って、上記従来の装置を搭載する車両が、ブレーキラン
プやハザードランプの点滅を伴って停車する場合に、周
囲の車両の運転者がそのことをもって自動ブレーキによ
る異常停車であることを認識することは困難である。
【0006】更に、上記従来の装置は、自動ブレーキの
作動時にのみブレーキランプやハザードランプの点滅処
理を行うものであり、車両が停車して自動ブレーキが解
除された後にはかかる点滅を行わないものである。従っ
て、車両が停車した後には運転者の身体異常に起因して
停車していることが周囲の車両からは判らないものであ
った。
【0007】このように、上記従来の装置は、自動ブレ
ーキの作動中に二次的な事故を誘発しないための配慮は
されているものの、周囲の車両に自動ブレーキの認識を
させるには不十分であり、また、車両停車後における事
故防止に対する配慮が十分にされておらず、更に運転者
の身体異常等に起因して停車していることを周囲に知ら
しめるための配慮が十分ではないことから、運転者がそ
のまま放置される可能性のあるものであった。
【0008】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、自動ブレーキが作動することにより車両が停車
した場合には、車両の停車後に複数の灯火装置を点滅さ
せて異常の発生を表示することにより上記の課題を解決
し得る車両用灯火制御装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、上記の目的を達
成する車両用灯火制御装置の原理構成図を示す。すなわ
ち、上記の目的は図1に示すように、所定の運転状況が
検出された際に車両のブレーキを自動制御して適当な減
速度を発生する自動ブレーキ制御装置を備える車両に搭
載される複数の灯火装置L1 〜Lnの点灯・消灯を制御
する車両用灯火制御装置であって、前記自動ブレーキ制
御装置の作動状態を検出する自動ブレーキ作動状態検出
手段1と、該自動ブレーキ作動状態検出手段1によっ
て、前記自動ブレーキ作動装置の作動、又は作動に起因
して車両が停止する状態の少なくとも一方の状態を検知
した場合に、前記灯火装置L1 〜Lnのうち少なくとも
2つ以上の灯火装置を点滅させる灯火装置点滅手段2と
を備える車両用灯火制御装置により達成される。
【0010】また、上記構成の車両用灯火制御装置にお
いて、前記灯火装置点滅手段2が、灯火装置L1 〜Ln
のうち少なくとも2つを交互に点滅させる構成は、異常
停車時に周囲に与える印象を強めるために有効である。
【0011】更に、上記構成の車両用灯火制御装置にお
いて、前記灯火装置点滅手段2により点滅制御される灯
火装置以外の灯火装置を消灯させる構成は、点滅させる
灯火装置をより目立たせるのに有効である。
【0012】
【作用】本発明に係る車両用灯火制御装置において、前
記自動ブレーキ作動状態検出手段1は、前記自動ブレー
キ制御装置の作動状態を監視することにより、該自動ブ
レーキ制御装置が作動していること、及び該自動ブレー
キ制御装置の作動に起因して車両が停車したことを検出
する。
【0013】そして、前記灯火装置点滅手段2は、前記
自動ブレーキ作動状態検出手段1がかかる自動ブレーキ
の作動、又は自動ブレーキの作動に起因した車両の停車
を検出した場合、前記灯火装置L1 〜Lnを適宜点滅さ
せる。この際、前記灯火装置L1 〜Lnの点滅は、少な
くとも2つ以上の灯火装置L1 〜Lnの点滅という、通
常の運転状況下では行われることのないモードで点滅す
る。このため当該車両の異変が周囲から容易に理解され
ることになる。
【0014】また、前記点灯装置L1 〜Lnのうち少な
くとも2つが交互に点滅する場合は、周囲に対してより
奇異な印象を与え、当該車両の異変がより強く主張され
ることになる。
【0015】更に、前記灯火装置L1 〜Lnのうち少な
くとも2つ以上の灯火装置L1 〜Lnが点滅あるいは交
互に点滅する場合に、点滅制御される灯火装置以外の灯
火装置を消灯させた場合、点滅する灯火装置が周囲に対
してより目立ち、当該車両の異変が更に強く主張され
る。
【0016】
【実施例】図2は、本発明の一実施例である車両用灯火
制御装置を搭載した車両3における、前記した灯火装置
に相当するランプの内、ストップランプ4,ハザードラ
ンプ5,ヘッドランプ6,及びフォグランプ7の搭載状
態を表す外観斜視図を示す。以下、前記4種類のランプ
を使用した実施例について説明する。
【0017】ここで、車両3は後述の如く運転者の身体
状態等を監視して、所定の運転状況が生じた場合には、
運転者によるブレーキ操作がなされていなくともブレー
キを自動制御して車両を停車に導く自動ブレーキ制御装
置を備えている。
【0018】本実施例の車両用灯火制御装置は、かかる
自動ブレーキ制御装置が作動した際に、または自動ブレ
ーキ制御装置の作動に起因して車両3が停車した際に、
例えば周囲を走行中の車両に対して、当該車両3が運転
者の身体異常等のために停車していることを表示すべ
く、これらストップランプ4、ハザードランプ5、ヘッ
ドランプ6,及びフォグランプ7のうち少なくとも2つ
を点滅させるものである。
【0019】図3は、本実施例の車両用自動ブレーキ制
御装置の全体構成を表すブロック図を示す。同図に示す
コントローラ274は、車両用灯火制御装置の要部であ
り、中央処理装置(CPU)274a,リードオンリメ
モリ(ROM)274b,ランダムアクセスメモリ(R
AM)274c,入力ポート274d,出力ポート27
4e、及びこれらを相互に接続する共通バス274fを
備えている。
【0020】コントローラ274の出力ポート274e
には、前記した自動ブレーキ制御装置に相当するブレー
キ機構300が駆動回路276,278を介して、また
ストップランプ4、ハザードランプ5、ヘッドランプ
6,及びフォグランプ7がそれぞれリレースイッチ28
0,282,284、285を介して、更に運転者の居
眠りを検出した際に後述の如く警報を与えるブザー28
6が接続されている。
【0021】一方、コントローラ274の入力ポート2
74dには、ブレーキ機構300によるブレーキの自動
制御を実行すべきか否かを判断するために、及びストッ
プランプ4、ハザードランプ5、ヘッドランプ6,及び
フォグランプ7を本実施例特有のモードで点滅させる必
要があるかを判断するために必要な各種入力機器が接続
されている。
【0022】レーダ288は、車両3の前方を監視する
レーダで、例えば前方へ向けてミリ波を発すると共に受
信した反射波に応じた受信信号を発生する装置である。
ここでコントローラ274は、レーダ288がミリ波を
発してから反射波を受信するまでに要する時間に基づい
て車両3と前方障害物との距離を、また車両3と前方障
害物との相対速度の差に起因するドップラ効果によって
反射波に生ずる周波数変動に基づいて前方障害物との相
対速度を検出する。
【0023】そして、車両3と前方障害物との距離、ま
たは距離及び相対速度を基準として衝突の可能性を判断
し、衝突が予想される場合には駆動回路276,278
を介してブレーキ機構300を操作し、ブレーキの自動
制御により衝突の回避を図るものである。この結果、例
えば運転者の脇見・ぼんやり運転によって車両3が前走
車に不当に接近した場合に運転者の意思とは無関係にブ
レーキが作動し、追突事故が未然に防止されることにな
る。
【0024】脈拍センサ290は、運転者の身体状態の
代用特性値である脈拍を検出すべく運転者に装着せしめ
る部材である。本実施例のコントローラ274は、運転
者の脈拍変化を監視することで、運転者の覚醒状態を把
握しようとするものである。すなわち運転者の脈拍数
は、例えば居眠り状態においては覚醒時に比べて10回
/min 程度低く、コントローラ274はかかる脈拍数変
化に基づいて運転者の居眠りを検出するものである。
【0025】また、本実施例のコントローラ274は、
運転者の居眠りを検出した場合、ブレーキ機構300を
自動制御する前段階として、運転者に対して警報を発
し、居眠りを自覚させると共に覚醒を図る処理を行う。
上記したブザー286は、かかる警報・覚醒のための警
報音を発するために設けたものである。
【0026】ここで、居眠りが誤検出であった場合、及
び警報により覚醒した場合、運転者はリセットスイッチ
292を操作することでその意思表示を行うことができ
る。そして、かかるリセットスイッチ292による反応
があった場合、コントローラ274は再び運転者の身体
状態の監視状態に復帰する。
【0027】一方、ブザー286による警報に運転者が
何ら反応しない場合、または頻繁に警報・覚醒処理が実
行される場合は、運転者が居眠りをしている漫然性が高
いと判断できる。従って、この場合コントローラ274
は、駆動回路276,278を介してブレーキ機構30
0を操作し、適切な減速度のもとに車両を停車させるべ
くブレーキの自動制御を実行する。
【0028】また、身体異常スイッチ294は、運転者
が急な発作に見舞われた場合等、運転続行不能状態に陥
った際に、運転者が自らその旨を意思表示するためのス
イッチである。つまり、コントローラ274は、身体異
常スイッチ294の状態を監視し、これがオンとなった
場合には無条件でブレーキ機構300によるブレーキの
自動制御を行うものである。
【0029】この結果、急な発作等により運転者が全く
運転不能になった場合においても、車両は安全に停車す
ることができ、二次的な事故の発生が有効に防止される
ことになる。尚、本実施例装置の如く脈拍センサ290
により運転者の身体状態を監視する装置については、脈
拍変化で検出できない身体異常に対してかかる機構は有
効である。
【0030】電子制御装置(ECU)146は、ブレー
キ機構300に対して公知のアンチスキッド制御、及び
加速スリップ制御を施すと共に、コントローラ274に
対して車速データを供給する装置である。ブレーキの自
動制御を実行した場合、車両3の停止後は不必要な油圧
を開放すべく自動ブレーキを解除すべきであり、この意
味で車速データが必要であることから接続したものであ
る。
【0031】このようにコントローラ274は運転者の
身体状態に応じて、及び車両と前方障害物との距離に応
じて適切に車両を停車させる機能を備えており、かかる
装置を搭載することで車両3の安全性は著しく向上する
ことになる。
【0032】ところで、車両3において自動ブレーキが
作動する場合、特に運転者の身体異常に起因して自動ブ
レーキが作動する場合は、運転者が何らかの救護を必要
としていることが想定される。しかし、車両3が何の変
哲もなく停車しているとすれば、周囲を走行中の車両の
搭乗者等が車両3の運転者の異常に気づく可能性は低
く、運転者が放置されることになりかねない。
【0033】本実施例の車両用灯火制御装置は、自動ブ
レーキ制御装置装着車におけるかかる弊害を除去すべ
く、ストップランプ4、ハザードランプ5、ヘッドラン
プ6,及びフォグランプ7の点灯・消灯により周囲に対
して明確な意思表示を行うものである。
【0034】以下、これらストップランプ4等を用いて
行う意思表示の方法について説明するが、それに先立っ
て本実施例に用いたブレーキ機構300の構成について
説明する。
【0035】図7は、ブレーキ機構300の全体構成図
を示す。このブレーキ機構300は、コントローラ27
4の制御下で自動ブレーキ制御装置として機能する他、
上記したように、ECU146の行うアンチスキッド・
加速スリップ制御下で、アンチロックブレーキシステム
としても機能するものであり、かかる機能の実現に必要
な各種アクチュエータも備えるものである。
【0036】すなわち、図7において10は液圧ブース
タ(以下、単にブースタという)であり、12はタンデ
ム型ブレーキマスタシリンダ(以下、単にマスタシリン
ダという)である。
【0037】マスタシリンダ12は、図8に示すように
ハウジング14を備えている。ハウジング14にはシリ
ンダボア16が形成され、これに第一加圧ピストン18
および第二加圧ピストン20が液密かつ摺動可能に嵌合
されている。それにより各ピストン18,20の前方
(図において左方)にそれぞれ第一加圧室22,第二加
圧室24が形成され、ブレーキペダル26の踏込みによ
り液圧を発生する。
【0038】第一加圧室22は、図7に示すように、液
通路27によりプロポーショニングバイパスバルブ28
を経て左右後輪30,32の各ブレーキのリヤホイルシ
リンダ34,36に接続され、第二加圧室24は液通路
39によりプロポーショニングバイパスバルブ28およ
び増圧装置37を経て左右前輪38,40の各ブレーキ
のフロントホイルシリンダ42,44に接続されてい
る。本液圧ブレーキ装置は前後2系統式なのである。ま
た、本自動車においては左右後輪30,32が駆動輪で
ある。
【0039】プロポーショニングバイパスバルブ28
は、前輪系統および後輪系統のいずれにも正常に液圧が
発生する場合には、リヤホイルシリンダ34,36に供
給される液圧を、フロントホイルシリンダ42,44に
供給される液圧に対して一定の比率で減圧し、前輪系統
に正常に液圧が発生しなくなった場合には第一加圧室2
2に発生した液圧を減圧することなくリヤホイルシリン
ダ34,36に供給するものである。
【0040】また、増圧装置37は、第二加圧室24の
液圧を増圧してフロントホイルシリンダ42,44に供
給する装置であるが、その役割については後に述べる。
【0041】ブースタ10はマスタシリンダ12と一体
的に設けられている。このブースタ10は、特開昭62
−149547号公報等に記載のブースタと同じであ
り、簡単に説明する。
【0042】図8に示すようにブースタ10のハウジン
グ60内にはパワー圧室62が形成されており、ブース
タペダル26の踏込みにより入力ロッド64およびリア
クションピストン66が前進させられるとき、その前進
運動が第一リンク68および第二リンク70により構成
されるリンク機構72によって制御弁74のスプール7
6の前進運動に変換され、パワー圧室62がリザーバ7
8に連通する状態からアキュムレータ80に連通する状
態に切り換えられる。
【0043】それによりパワー圧室62にパワー圧が発
生し、パワーピストン82が前進させられ、第一,第二
加圧ピストン18,20が前進させられてフロントおよ
びリヤのホイルシリンダ42,44,34,36に液圧
が伝達される。リアクションピストン66の前進はブレ
ーキペダル26の踏力と反力とが釣り合う位置において
停止し、スプール76はパワー圧室62をアキュムレー
タ80にもリザーバ78にも連通させない位置において
停止し、パワー圧室62にパワー圧が発生した状態に保
たれる。
【0044】アキュムレータ80には、リザーバ78内
のブレーキ液がモータ90により駆動されるポンプ92
によって逆止弁94を経て供給される。アキュムレータ
80の液圧は、圧力センサ96の出力信号に基づいてモ
ータ90の発停が制御されることにより、一定範囲に保
たれるようになっている。また、アキュムレータ80の
液圧の異常な低下は圧力スイッチ98により検出され、
ブレーキウォーニングランプが点灯されるとともに、ブ
ザーが作動させられる。なお、アキュムレータ80の液
圧が異常に高くなることは、リリーフバルブ100によ
って防止される。
【0045】本液圧ブレーキ装置は、パワー圧室62に
発生したパワー圧に基づいてアンチスキッド制御を行う
ようにされている。そのため、図7に示すように、前記
増圧装置37とフロントホイルシリンダ42,44との
間に2個の電磁方向切換弁110,112が設けられて
いる。これら電磁方向切換弁110,112は液通路1
14,116,118によってパワー圧室62に接続さ
れており、液通路114,116にはそれぞれ、3位置
の方向切換弁である電磁液圧制御弁120,122が設
けられている。これら電磁液圧制御弁120,122は
リザーバ78に接続されており、フロントホイルシリン
ダ42,44をそれぞれ、パワー圧室62に連通させて
液圧を増大させる増圧状態と、リザーバ78に連通させ
て液圧を減少させる液圧状態と、いずれにも連通させ
ず、液圧が保持される保持状態とに切り換えられる。
【0046】また、液通路27のプロポーショニングバ
イパスバルブ28とリヤホイルシリンダ34,36との
間の部分には電磁方向切換弁124が設けられるととも
に、電磁方向切換弁124とリヤホイルシリンダ34,
36との間に3位置の方向切換弁である電磁液圧制御弁
126,128が設けられている。
【0047】電磁方向切換弁124は液通路130によ
りパワー圧室62に接続されるとともに、液通路130
には別の電磁方向切換弁132が設けられている。電磁
方向切換弁132は液通路134によって前記アキュム
レータ80に接続されており、アンチスキッド制御時に
はこれら電磁方向切換弁124,132の切換えにより
リヤホイルシリンダ34,36はパワー圧室62に接続
され、ホイルシリンダ圧が電磁液圧制御弁126,12
8により増大,減少,保持される。
【0048】前記増圧装置37には、液通路140によ
ってパワー圧が供給され、ブースタ10が正常にパワー
圧を発するときには、第二加圧室24とフロントホイー
ルシンリダ42,44とを連通させてマスタシリンダ液
圧をフロントホイルシリンダ42,44に供給する。
【0049】それに対し、ブースタ10が正常にパワー
圧を発しないパワー圧失陥時には、増圧装置37は第二
加圧室24とフロントホイルシリンダ42,44との連
通を遮断するとともに、増圧ピストンにより第二加圧室
24の液圧を増圧してフロントホイルシリンダ42,4
4に供給する。
【0050】また、増圧装置37の第二加圧室24の液
圧が供給される室と液通路140との間には差圧スイッ
チ142が設けられ、パワー圧の失陥を検出してECU
(電子制御ユニット)146に供給し、アンチスキッド
制御が行われないようにされている。
【0051】さらに、液通路140には圧力リミッタ1
44が設けられており、パワー圧が敗勢限界に達した
後、更にマスタシリンダ液圧が増大させられるとき、圧
力リミッタ144は増圧装置37からパワー圧室62へ
のブレーキ液の逆流を阻止し、増圧作用が行われないよ
うにする。
【0052】加速時に駆動輪である左右後輪30,32
のスリップが過大になった場合には、電磁方向切換弁1
24,132の切換えによりリヤホイルシリンダ34,
36にアキュムレータ80の液圧が供給される状態とさ
れ、電磁液圧制御弁126,128の切換えによりホイ
ルシリンダ圧が増減させられてスリップが解消される。
【0053】これらアンチスキッド制御および加速スリ
ップ制御はECU146によって行われる。ECU14
6はコンピュータを主体とするものであり、図7に示す
ように、前記圧力センサ96,圧力スイッチ98,差圧
スイッチ142の各信号および左右の前輪38,40お
よび後輪30,32の各回転速度を検出する回転速度セ
ンサ148,150,152,153の検出結果が供給
され、それに基づいて車輪速度,車輪減速度,車体速度
等を演算し、その演算結果に基づいてアンチスキッド制
御および加速スリップ制御を行う。
【0054】前記第一加圧室22とプロポーショニング
バイパスバルブ28とを接続する液通路27,第二加圧
室24とプロポーショニングバイパスバルブ28とを接
続する液通路39および電磁方向切換弁132とパワー
圧室62とを接続する液通路130にはそれぞれ、液通
路154,156,158によりスプール式電磁液圧制
御弁160によって制御された液圧が供給されるように
なっている。
【0055】スプール式電磁液圧制御弁160はアキュ
ムレータ80の液圧を供給電流に比例した高さに制御し
て供給する弁であり、実開昭63−40270号公報等
により知られており、簡単に説明する。
【0056】スプール式電磁液圧制御弁160は、図9
に示すように、ハウジング162内に形成された弁孔1
64にスプール168が実質的に液密かつ摺動可能に嵌
合されている。このスプール168の移動により、スプ
ール式電磁液圧制御弁160は、ホイルシリンダに接続
される制御圧ポート170を、リザーバ78に接続され
た低圧ポート172に環状室174,円環溝176を介
して連通させてホイルシリンダ液圧を減少させる状態
と、アキュムレータ80に接続された高圧ポート178
に環状室174,円環溝180を介して連通させてホイ
ルシリンダ液圧を増大させる状態と、いずれにも連通さ
せず、ホイルシリンダ液圧を保持させる状態とに切り換
わる。
【0057】スプール168の一端には、反力ピン18
4がスプリング186に付勢されて当接させられてい
る。反力ピン184は液通路188により供給される制
御圧ポート170の液圧を受けてその液圧に基づく作動
力をスプール168に作用させ、高圧ポート178と制
御圧ポート170との連通を遮断する向きの作動力を発
生させる。
【0058】また、スプール168には、フォースモー
タ192により、上記作動力とは逆向きであって、制御
圧ポート170と高圧ポート178とを連通させる向き
の制御力が加えられる。フォースモータ192は、スプ
ール168とハウジング162との間に設けられたダイ
アフラム194により仕切られた空気室196内に配設
されており、励磁コイル198に励磁電流が供給されな
い状態では、スプリング186の付勢力により図9の状
態に保たれていて、スプール168が制御圧ポート17
0を低圧ポート172に連通させる。
【0059】そして、励磁コイル198に励磁電流が供
給されれば、励磁コイル198が永久磁石200の磁界
によりヨーク202から押し出される。励磁コイル19
8の前進により、スプール168には反力ピン184に
よる前記作動力とは逆向きの制御力が加えられ、スプー
ル168は、これら作動力と制御力とが釣り合う位置に
おいて停止し、この結果制御圧は励磁コイル198への
供給電流に応じた圧力に制御されることになる。
【0060】このようなスプール式電磁液圧制御弁16
0の制御圧を伝達する液通路154,156,158と
前記液通路27,39,130との接続部には、それぞ
れチェンジバルブ210,212,214が設けられて
おり、第一,第二加圧室22,24,パワー圧室62か
ら供給される液圧と、スプール式電磁液圧制御弁160
により供給される電気制御液圧とのうち高い方の液圧を
選択してリヤホイルシリンダ34,36,フロントホイ
ルシリンダ42,44に供給するようにされている。
【0061】これらチェンジバルブ210,212,2
14の構成はいずれも同じであり、チェンジバルブ21
0について代表的に説明する。図10に示すように、チ
ェンジバルブ210のハウジング220には長手方向に
貫通する貫通孔222が形成され、スリーブ223が液
密に嵌合されるとともに、貫通孔222の両端開口がプ
ラグ224,226により閉塞されて弁孔228が形成
され、スプール230が軸方向に移動可能に嵌合されて
いる。
【0062】スプール230の長手方向の中間部にはラ
ンド232が形成されて弁孔228に嵌合されており、
それによりランド232の一方の側に、プラグ224に
形成されたポート234によってマスタシリンダ12の
第一加圧室22に接続されたマスタシリンダ圧室236
が形成され、ランド232の他方の側に、プラグ226
に形成されたポート238によりスプール式電磁液圧制
御弁160に接続された電気制御液圧室240が形成さ
れている。なお、チェンジバルブ214は、ポート23
4にパワー圧室62に接続され、ランド232の一方の
側にパワー圧室が形成される。
【0063】スプール230にはまた、その長手方向の
両端部にゴム製の弁部材244,246が取り付けられ
るとともに、それら弁部材244,246とランド23
2との間に大径のガイド248,250が形成され、弁
孔228に嵌合されてスプール230の移動を案内する
ようにされている。これらガイド248,250の外周
面には軸方向に延びる溝が複数本形成されており、ブレ
ーキ液の流れを許容する。
【0064】また、スリーブ223の弁孔228を形成
する内周面のランド232に対応する部分には、円環状
溝254が形成されるとともに、ポート256,258
によってリヤホイルシリンダ34,36に接続されてい
る。ランド232は、スプール230の弁部材244,
246の一方がポート234,238の開口端に着座し
て、ポート234,238とマスタシリンダ圧室23
6、電気制御液圧室240との一方の連通を遮断すると
き、遮断された方の室とポート256,258との連通
を遮断するとともに、遮断されない方の室とポート25
6,258との連通を許容する。
【0065】チェンジバルブ210は常には図10に示
す状態にあって、マスタシリンダ12の第一加圧室22
とリヤホイルシリンダ34,36とを連通させている。
スプール式電磁液圧制御弁160から電気制御液圧が供
給されない状態では、マスタシリンダ液圧がリヤホイル
シリンダ34,36に供給される。
【0066】ここで、スプール式電磁液圧制御弁160
から電気制御液圧が供給され、かつ第一加圧室22から
マスタシリンダ液圧が供給されず、あるいは供給されて
いてもマスタシリンダ液圧の方が低い場合には、スプー
ル230が図10において左方へ移動させられることに
なる。
【0067】この結果、今度は電気制御液圧室240に
ブレーキ液が流入し、その圧力が図中右方からランド2
32に作用してスプール230を更に左方へ移動させ、
弁部材244をポート234の開口に着座させて第一加
圧室22とリヤホイルシリンダ34,36との連通が遮
断される。そして、電気制御液圧室240とリヤホイル
シリンダ34,36とが連通し、電気制御液圧がリヤホ
イルシリンダ34,36に供給されることになる。
【0068】尚、これらチェンジバルブ210,21
2,214とスプール式電磁液圧制御弁160との間に
は、図7に示すように常閉の電磁開閉弁270が設けら
れている。そして、これらスプール式電磁液圧制御弁1
60および電磁開閉弁270は、本実施例の要部である
液圧制御コントローラ274により駆動回路276,2
78を介して制御される。
【0069】次に、ブレーキ機構300の動作について
説明する。
【0070】非制動時には、電磁方向切換弁110,1
12,124,132,電磁液圧制御弁120,12
2,126,128,電磁開閉弁270のソレノイドは
いずれも消磁され、チェンジバルブ210,212は図
10に示す状態にあり、第一,第二加圧室22,24に
発生したマスタシリンダ液圧がホイルシリンダ34,3
6,42,44に供給された状態にある。また、スプー
ル式電磁液圧制御弁160にも電流は供給されず、電磁
開閉弁270をリザーバ78に連通させる状態にある。
【0071】そして、制動時にブレーキペダル26が踏
み込まれれば、マスタシリンダ液圧がフロントおよびリ
ヤのホイルシリンダ34,36,42,44に供給され
て車輪の回転が抑制される。
【0072】ここで、路面の摩擦係数に対してブレーキ
ペダル26の踏込み力が過大となり、車輪のスリップ状
態が適正状態を越えれば公知のアンチスキッド制御が行
われる。すなわち、電磁方向切替弁110,112,1
24,132の切替えによりパワー圧がフロント及びリ
アのホイルシリンダ34,36,42,44のそれぞれ
に供給される状態とされると共に、電磁液圧制御弁12
0,122,126,128のそれぞれが先ず減圧状態
に切り換えられてフロント及びリアのホイルシリンダ3
4,36,42,44内のブレーキ液がリザーバ78に
排出される。
【0073】それにより車輪の回転が回復すれば、電磁
液圧制御弁120,122,126,128は保持状態
とされ、更に回復すれば増圧状態に切り換えられるので
あり、電磁液圧制御弁120,122,126,128
がそれぞれ減圧状態,保持状態,増圧状態に切り換えら
れることにより車輪のスリップ率が適正範囲に保たれる
ものである。
【0074】また、自動車の発振加速時に駆動力が過大
であり、駆動輪である左右後輪30,32のスリップが
過大になれば公知のスリップ制御が行われる。すなわ
ち、電磁切替弁124,132の切替えによりリアホイ
ルシリンダ34,36にアキュムレータ80の液圧が供
給され、電磁液圧制御弁126,128がそれぞれ増圧
状態.保持状態及び減圧状態に切替えられることにより
車輪の回転が適宜抑制されるものである。
【0075】ところで、コントローラ274から駆動回
路276,278へ向けて適当な制御信号が発せられる
と、各チェンジバルブ210,212,214には、ア
キュムレータ80を介して高圧の電気制御液圧が供給さ
れる。
【0076】このときブレーキペダル26が踏み込まれ
ており、電気制御液圧より高いマスタシリンダ液圧が発
生させられていれば、マスタシリンダ液圧がホイルシリ
ンダ34,36,42,44に供給され、電気制御液圧
がマスタシリンダ液圧より高く、あるいはブレーキペダ
ル26が踏み込まれていない場合には、電気制御液圧が
ホイルシリンダ34,36,42,44に供給される。
従って、かかる場合には、各ホイルシリンダ34,3
6,42,44は、マスタシリンダ液圧にかかわらず、
電気制御液圧に従って制動力を発揮することになる。
【0077】つまり、コントローラ274により駆動回
路276,278を適当に駆動すれば、各ホイルシリン
ダ34,36,42,44に所望の油圧を供給し、所望
の減速度を発生させることができる。本実施例装置は、
かかる機構により自動ブレーキ制御を実現するものであ
る。
【0078】以下、コントローラ274が、運転者の居
眠りを検知した場合に実行する処理を例にとって、自動
ブレーキの作動による車両3の停車、及び車両3停車後
におけるストップランプ4,ハザードランプ5,ヘッド
ランプ6及びフォグランプ7の点灯・消灯動作について
説明する。
【0079】図4は、運転者が居眠りした場合に安全
に、かつ確実に車両3を停車させるべくコントローラ2
74が実行する居眠り・警報ルーチンの一例のフローチ
ャートを示す。
【0080】同図に示すルーチンが起動すると、先ずス
テップ100(以下S100とする)において上記した
脈拍センサ290の検出値に基づいて運転者が居眠りし
ているか否かの判定を行う。そして、居眠りが検知され
ない場合には、以後の処理を行うことなく本ルーチンを
終了する。本ルーチンは、運転者が居眠りした際の処理
を定めたものであり、居眠りが検知されない限り本ルー
チンによる処理を実行する必要がないからである。
【0081】一方、上記S100において運転者の居眠
りが検知された場合は、S102へ進み、運転者への警
報・覚醒処理を実行する。具体的には、運転者に対して
警告を与えるべくブザー286に対して駆動信号を発す
る。
【0082】S104は、ブザー286による警報に対
する運転者の反応、すなわちリセットスイッチ292に
よる反応に基づいて運転者の運転適応性を判断し、運転
の継続を許容するか否かを判定するステップである。こ
こで、リセットスイッチ292による反応が適切な時間
内に行われ、かつ警報・覚醒処理の実行頻度も高くない
場合には、運転者が正常な覚醒状態にあると認めること
ができ、この場合は以後何ら処理も行わずに本ルーチン
を終了する。
【0083】これに対して運転者の反応が鈍い、または
頻繁に居眠りをしている、と認められる場合は運転者が
運転適応性に欠けていると判断する必要がある。このた
め、かかる判断がなされた場合は、以後ブレーキ機構3
00の操作を行うべくS106へ進む。
【0084】S106は、レーダ288の検出結果に基
づいて車両前方に障害物が存在するか否かを判定するス
テップである。ここで前方に障害物が存在すると判定さ
れた場合は、その障害物に追突する可能性について判断
する必要がある。このため、この場合はS108へ進
み、レーダ288の検出信号を基に前方障害物との距離
及び相対速度を演算し、その演算結果から衝突の可能性
を判断する。
【0085】ここで衝突の可能性が有ると判定された場
合は、衝突回避が最重要課題であり、十分に大きな減速
度で車両3を停車させるのが妥当である。一方、上記S
106,108で、前方に障害物がない、または衝突の
可能性はない、と判断された場合は、車両を停車に導く
としても不必要に大きな減速度を伴うのは妥当ではな
い。かかる急制動は、乗り心地を害すると共に交通の流
れを害することがあるからである。
【0086】このため本実施例においては、衝突の可能
性がある場合にはS110において例えば0.8G程度
の大きな減速度を、また、衝突の可能性がない場合には
S112において例えば0.3G程度の小さな減速度を
それぞれ設定することとした。そして、S114におい
て、これらのステップで適宜設定した減速度を実現すべ
くブレーキの自動制御を行うものである。
【0087】以後、S116で車両3の停止が検出され
るまで繰り返し上記S106以降の処理が実行され、車
両3は確実に停車に導かれることになる。尚、かかる繰
り返し処理を行う結果、居眠りが検知された当初は小さ
な減速度が設定されていた場合においても、後に衝突の
可能性が生じれば、その時点で減速度が大きな値に変更
されることになり衝突は確実に防止されることになる。
【0088】ところで、ブレーキ機構300の耐久性等
の観点からすれば、車両3の停車後は設定された減速度
に対応する高圧の電気制御液圧を各ホイルシリンダ3
4,36,42,44から開放すべきである。そこで、
上記S116において車両3の停車が検出された場合に
は、続くS118において、各ホイルシリンダ34,3
6,42,44に供給する油圧を車両3の停車に十分な
水準まで低下させ、ブレーキ保持の状態をとることとし
ている。
【0089】本実施例の車両用灯火制御装置は、このよ
うにして車両3が自動ブレーキの作動によって停車した
後に、ストップランプ4、ハザードランプ5、ヘッドラ
ンプ6,及びフォグランプ7を用いて異常停止であるこ
とを周囲に表示する点に特徴を有している点は上記した
とおりである。
【0090】かかる機能を確保すべく本ルーチンでは、
上記S118の処理が終了したら、S120へ進んで上
記したストップランプ4等の点滅処理を実行する。すな
わち、本ルーチンにおいては、上記S118が前記した
自動ブレーキ作動状態検出手段1に相当し、またS12
0が前記した灯火装置点滅手段2に相当することにな
る。
【0091】以下に示す表1及び表2は、S120にお
いてコントローラ274がストップランプ4、ハザード
ランプ5、ヘッドランプ6,及びフォグランプ7を点灯
・消灯させるモードを例示したものである。すなわち、
コントローラ274は、S120において例えば表1に
示すモード1の状態とモード2の状態とを交互に、また
は表2に示すモード3〜6の状態を順次繰り返し実現す
べく各リレースイッチ280,282,284,及び2
85の制御を行う。また各モードの切替え周期は、車両
一般に用いられている方向指示器の点滅周期と同等、ま
たは現状より早く点滅させるように設定している。
【0092】
【表1】
【0093】
【表2】
【0094】ところで、上記表1に示すモード1とモー
ド2とが交互に実行される場合を例にとると、かかる制
御下ではストップランプ4とハザードランプ5とが交互
に点滅する状態が形勢される。
【0095】ここで、ハザードランプ5のみが点滅する
状態は、本来のハザードランプ5の点灯パターンと何ら
変わるところがなく、これだけでは周囲に奇異な印象を
与えることはない。また、ストップランプ4のみが点滅
する状況も運転者のブレーキ操作のみによって形勢でき
る点灯パターンであり、さほど奇異な印象を与えること
はない。しかしながら、これら2つの点灯装置が互いに
同期して交互に点滅する状態は、一般的な点灯パターン
ではなく、周囲に奇異な印象を与えることができる。
【0096】また、停車している車両3において、上記
表2に示すモード3〜モード6の状態が繰り返し実現さ
れる場合、すなわちストップランプ4、ハザードランプ
5、ヘッドランプ6,及びフォグランプ7が順次点灯す
る場合は、更に特異性を増し、周囲に与える印象が強調
されると共に、前後左右いずれの方向にも車両3が異常
な状態であることを知らせることができる。
【0097】ここで、本ルーチンは、S120に続いて
実行されるS122において解除スイッチが操作された
ことが判明するまでは上記S118,S120が繰り返
されるものであり、周囲より何らかの行為がなされ、ま
たは本人が意識を回復して解除スイッチが操作されるま
でストップランプ4等による異常表示が続行される。こ
のため、事実上車両3の運転者が意識を失ったまま長期
間放置されるようなことがなく、迅速な対応を期待する
ことができる。
【0098】そして、解除スイッチが操作され次第、S
122の実行時にコントローラ274はもはや異常停車
を表示する必要のないことを検知し、以後S124で全
てのランプをオフとして今回の処理を終了する。尚、本
実施例の車両用灯火制御装置は、S122の解除スイッ
チを上記リセットスイッチ292で兼用している。
【0099】ところで、上記動作例の説明は、運転者の
居眠りを検出して自動ブレーキが作動した場合を想定し
たものであるが、運転者が発作等に見舞われて運転不能
となった場合でも、その状態が脈拍変動に表れる限りは
上記S100以降の処理が同様に実行される。また、コ
ントローラ274には、運転者自らが身体異常を訴えて
身体異常スイッチ294を操作した場合に自動ブレーキ
を作動させるためのプログラムも格納されており、この
場合も車両3停車後にはストップランプ4、ハザードラ
ンプ5、ヘッドランプ6,及びフォグランプ7を組み合
わせた点滅処理が実行される。
【0100】従って、本実施例の車両用灯火制御装置を
搭載する車両3は、運転者に不測の身体異常が発生した
場合にも安全確実に停車し、かつ停車後には周囲に対し
て明確な異常表示を行う。このため、運転者に対して迅
速適切な処置を施すことが可能となり、緊急を要する事
態故に特に有効である。
【0101】また、上記の如く車両3がストップランプ
4、ハザードランプ5、ヘッドランプ6,及びフォグラ
ンプ7を点灯・消灯させる行為は、停車後において自己
の存在をアピールすることにもなり、例えば高速道路等
で異常停車した場合においても、他車からの追突等の二
次的な事故を効果的に防止することができるという効果
をも有している。
【0102】尚、上記実施例においては、ストップラン
プ4、ハザードランプ5、ヘッドランプ6,及びフォグ
ランプ7を交互に、または順次点滅させる構成とした
が、点滅のパターンはこれに限るものではなく、2つの
ランプを組み合わせて点滅させるものであればよい。更
に身体異常の場合は、外部への救助を求めるため他の自
動停止と、ランプの組み合わせ、点滅を変更してもよ
い。
【0103】例えば、以下に示す表3及び表4は、S1
20においてコントローラ274がストップランプ4、
ハザードランプ5、ヘッドランプ6,及びフォグランプ
7を点灯・消灯させる他のモードを例示したものであ
る。すなわち、コントローラ274は、S120におい
て例えば表3に示すモード7の状態とモード8の状態と
を交互に、または表4に示すモード9〜12の状態を順
次繰り返し実現すべく各リレースイッチ280,28
2,284,及び285の制御を行う。この場合、スト
ップランプ4,ハザードランプ5,フォグランプ7が点
滅制御される一方、ヘッドランプ6は消灯したままとな
る。
【0104】
【表3】
【0105】
【表4】
【0106】ところで、上記表3に示すモード7とモー
ド8とが交互に実行される場合を例にとると、かかる制
御下ではストップランプ4とフォグランプ7とが同時
に、またストップランプ4およびフォグランプ7とハザ
ードランプ5とが交互に点滅する状態が形勢される。
【0107】ここで、ヘッドランプ6は、一般に夜間走
行中に点灯されている。ヘッドランプ6が点灯された状
態であったとしても、自動ブレーキによる車両停止後に
モード7とモード8とが交互に実行される過程で、コン
トローラ274からリレースイッチ284にヘッドラン
プ6の消灯命令が送られるため、リレー284によって
ヘッドランプ6は消灯される。自動ブレーキによる車両
停止後、ヘッドランプ6が点灯していると、停止した車
両3の前方にいる人はヘッドライト6に眩惑されるた
め、ハザードランプ5とフォグランプ7の交互の点滅が
気付き難い。従って、ヘッドライト6を消灯することに
よって、周囲にハザードランプ5とフォグランプ7の交
互の点滅の明暗をより強く印象付けることができる。
【0108】また、停車している車両3において、上記
表2に示すモード9〜モード12の状態が繰り返し実現
される場合、すなわちストップランプ4、ハザードラン
プ5、フォグランプ7が順次点灯する場合にも、ヘッド
ランプ6を消灯することで前方に対してハザードランプ
5とフォグランプ7の、間に車両3の後側にあるストッ
プランプ4の点滅を挟んだ順次の点滅による明暗が強調
され、周囲に与える印象が強調されると共に、前後左右
いずれの方向にも車両3が異常な状態であることを知ら
せることができる。
【0109】尚、上記例においてはヘッドランプ6を消
灯させることとしたが、これに限るものではなく、いず
れかのランプを消灯させることにより、同様の効果を得
ることができる。
【0110】本実施例ではストップランプ4,ハザ−ド
ランプ5,ヘッドランプ6,及びフォグランプ7を灯火
装置の例として2つのランプを点滅、交互に点滅、順次
点滅及び点滅しているランプ以外のランプを消灯させる
灯火装置点滅手段について説明してきたが、点滅あるい
は消灯させるランプはこの4種類だけに限るものではな
く、天候状態や時間に応じて周囲に対してより目立ち易
い種類のランプを選択することができる。
【0111】例えば、点滅させる2つのランプの内の一
方にクリアランスランプを用いれば、クリアランスラン
プが夜間走行中、前方又は後方に対して車幅を示すため
の標識用ランプであるため、車幅を示す他のランプを消
灯した場合でも、対向車や周囲の車に対して安全性が高
いという特徴があり、コーナリングランプは夜間左折又
は右折及びUターンするとき前側方の安全を確認するた
めの照明用ランプであるため、前側方からみて視認性が
良い。
【0112】ライセンスプレートランプは、夜間走行中
又は駐車中、番号標の表示を確認させるための照明用ラ
ンプのため、周囲の人が緊急連絡するのに役立つ。バッ
クアップランプは後退時に後方の安全確認と後退するこ
とを知らせるための照明信号用ランプであるため、特に
後方にいる人や後続車に注意を喚起できる。
【0113】フロントストップランプは走行中、前方に
対して制動中であることを知らせるための信号用ランプ
であるため、前方を走行中の車に注意を促せる。また、
リアフォグランプは霧のときにテールランプの補助とし
て後方に対してその存在を知らせるための標識用ランプ
であるため、気象状態が悪い時に有効である。
【0114】次に、図5に示すフローチャートを参照し
て、運転者が居眠りした際にコントローラ274が実行
する居眠り・警報ルーチンの他の例について説明する。
【0115】図5に示すルーチンは、自動ブレーキが作
動したら、その時点でストップランプ4等のランプ点滅
処理が開始し、車両3が停車しているか否かには関わり
なくリセットスイッチ292による解除がなされるまで
はランプの点滅処理を続行する点に特徴を有している。
【0116】かかる処理は、上記図4に示すルーチン中
S116,118を省略することで実現でき、具体的に
は図5に示すようにS114が実行されることにより自
動ブレーキの作動が開始されたら、次いでS120へ進
みランプ点滅処理が開始し、以後S122において解除
が検出されるまで繰り返しS106以降の処理を実行す
ることで実現される。
【0117】この場合、運転者に何らかの身体異常が発
生し、または運転者の不注意等に起因する追突の防止の
ために自動ブレーキが作動すると即座にランプ点滅が開
始されることになり、例えば前走車は追突を避けるため
速度を上げ、後続車は追突を避けるため減速する等の処
置を採ることができ、また上記図4に示すルーチンが実
行される場合に比べてより迅速な救護も期待することが
できる。
【0118】図6は、自動ブレーキが作動した後車両3
が停車するまでの間、すなわち車両3が緊急停車過程に
ある場合に限りランプ点滅を実行すべくコントローラ2
74が実行する居眠り・警報ルーチンのフローチャート
を示す。
【0119】かかる処理は、図6に示すようにS114
において自動ブレーキを作動させた後ランプ点滅を開始
すべくS120を実行し、S116において車両3の停
車が検出されるまで上記S116以降の処理を繰り返
し、車両3の停車が検出された時点でランプオフとすべ
くS124を実行することで実現される。尚、この場合
はその後解除操作がなされるまではブレーキを保持状態
とすることが好ましいため、ランプをオフとした後S1
18,S122を実行することとしている。
【0120】この場合、車両3が一旦停車すれば、以後
何ら解除操作を行うことなくランプ点滅の処理が終了す
るため、停車後には注目を集める必要がないモードで自
動ブレーキが作動した場合に便利である。つまり、例え
ば運転者の不注意による追突防止のために、または単な
る居眠りにより自動ブレーキが作動したような場合は、
停車の過程においては他車に対してその状態を積極的に
アピールするべきであるが、停車後に異常が残存してい
なければ、あたかも運転者等に身体異常が生じているか
の如き表示をすることは却って紛らわしく好ましくな
い。
【0121】このように、車両3の停車後においてはラ
ンプ点滅が自動的に解除される方が実情に沿っている場
合があり、図6に示すルーチンは、このような場合に有
効である。なお、コントローラ274が、自動ブレーキ
の作動原因に応じて上記図4〜図6に示すルーチンを適
宜選択的に用いる構成とすることも可能である。
【0122】
【発明の効果】上述の如く請求項1記載の発明によれ
ば、自動ブレーキ制御装置を備える車両が運転者の身体
異常等に起因して自動ブレーキが作動した場合、自動ブ
レーキの作動状態、及び車両の停車状態に応じて2以上
の灯火装置が点滅する。そして、かかる2以上の灯火装
置の継続的な点滅は、通常の運転状況下では行われるこ
とのない点灯パターンであり、周囲に対して奇異な印象
を与える。
【0123】このため、本発明に係る車両用灯火制御装
置によれば、車両に異常が生じたことを周囲に効果的に
アピールすることででき、自己の存在を強く主張して二
次的な事故の発生を防止し得ると同時に、周囲に対して
何らかの救援が必要であることを主張することもできる
という特長を有している。
【0124】また、請求項2記載の発明によれば、異常
発生時に点滅する灯火装置のうち少なくとも2つの灯火
装置が交互に点滅する。この場合、灯火装置が全て同時
に点灯・消灯するパターン、または各灯火装置がバラバ
ラに点灯・消灯するパターンに比べて周囲に与える印象
が強調され、請求項1記載の発明に比べて更に強く異常
状態を主張することが可能となる。
【0125】更に、請求項3記載の発明によれば、異常
発生時に点滅制御される灯火装置以外の灯火装置を消灯
することで、点滅する灯火装置の明暗の差を際立たせ、
周囲に与える印象が更に強調され、請求項1、2記載の
発明に比べて更に強く異常状態を主張することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用灯火制御装置の原理構成図
である。
【図2】本実施例の車両用灯火制御装置により灯火装置
の制御を行う車両の斜視図である。
【図3】本実施例の車両用灯火制御装置のブロック構成
図である。
【図4】車両用灯火制御装置のコントローラが実行する
居眠り・警報ルーチンの一例のフローチャートである。
【図5】車両用灯火制御装置のコントローラが実行する
居眠り・警報ルーチンの他の例のフローチャートであ
る。
【図6】車両用灯火制御装置のコントローラが実行する
居眠り・警報ルーチンの別の例のフローチャートであ
る。
【図7】自動ブレーキ制御装置のブレーキ機構の全体構
成図である。
【図8】ブレーキ機構の液圧ブースタの断面構成図であ
る。
【図9】ブレーキ機構のスプール式電磁液圧制御弁の断
面構成図である。
【図10】ブレーキ機構のチェンジバルブの断面構成図
である。
【符号の説明】
1 自動ブレーキ作動状態検出手段 2 灯火装置点滅手段 L1 〜Ln 灯火装置 3 車両 4 ストップランプ 5 ハザードランプ 6 ヘッドランプ 7 フォグランプ 274 コントローラ 276,278 駆動回路 280,282,284、285 リレースイッチ 286 ブザー 288 レーダ 290 脈拍センサ 292 リセットスイッチ 294 身体異常スイッチ 300 ブレーキ機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の運転状況が検出された際に車両の
    ブレーキを自動制御して適当な減速度を発生する自動ブ
    レーキ制御装置を備える車両に搭載される複数の灯火装
    置の点灯・消灯を制御する車両用灯火制御装置であっ
    て、 前記自動ブレーキ制御装置の作動状態を検出する自動ブ
    レーキ作動状態検出手段と、該自動ブレーキ作動状態検
    出手段によって、前記自動ブレーキ作動装置の作動、又
    は作動に起因して車両が停止する状態の少なくとも一方
    の状態を検知した場合に、前記灯火装置のうち少なくと
    も2つ以上の灯火装置を点滅させる灯火装置点滅手段と
    を備えることを特徴とする車両用灯火制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用灯火制御装置にお
    いて、 前記灯火装置点滅手段は、少なくとも2つの灯火装置を
    交互に点滅させることを特徴とする車両用灯火制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2記載の車両用灯火制御装置
    において、前記灯火装置点滅手段により点滅制御される
    灯火装置以外の灯火装置を消灯させることを特徴とする
    車両用灯火制御装置
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