JPH0776102B2 - ガラスの中空体成形方法 - Google Patents

ガラスの中空体成形方法

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JPH0776102B2
JPH0776102B2 JP61146827A JP14682786A JPH0776102B2 JP H0776102 B2 JPH0776102 B2 JP H0776102B2 JP 61146827 A JP61146827 A JP 61146827A JP 14682786 A JP14682786 A JP 14682786A JP H0776102 B2 JPH0776102 B2 JP H0776102B2
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glass
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molding
rollers
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敏弘 村田
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昭栄硝子株式会社
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/03Re-forming glass sheets by bending by press-bending between shaping moulds
    • C03B23/0305Press-bending accelerated by applying mechanical forces, e.g. inertia, weights or local forces

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、ガラスの成形方法に関するものであり、特
に寸法の安定した極薄肉成形体とし得るガラスの中空体
成形方法に関するものである。
〔従来の技術〕
ガラスを成形する技術は、古来より知られており、基本
的には材料であるガラスを溶融して流動状態としたうえ
で、希望とする型にこれを流し込み冷却固化させるもの
である。
そして需要の要望に対応するべく種々の検討が加えられ
た結果、現在実用に供されている成形方法ないしは成形
技術としては、実に多様化を極めている。
このような中にあつてガラスの中空体成形方法について
みると、大別すれば(1)プレス成形方法、(2)ブロ
ー成形方法、(3)真空成形方法、(4)スピニング成
形方法がある。
(1)のプレス成形方法は、例えば、第5図に示したよ
うに、メス型(ボトム)2とオス型(プランジヤー)1
を使用するものであつて、一般にボトム2上部にアオリ
18と称する逃げ防止部材を載せ、ここに成形可能にまで
加熱されたガラス3を採り、次いでプランジヤー1を押
し込み圧着してガラス3を冷却固化させるものである。
また、(2)のブロー成形方法は、管材または板材を成
形可能にまで溶融した材料または溶融ガラス生地に気体
を吸込んで金型に押し付け成形するものである。
さらに、(3)の成形方法は、原理的には(2)のブロ
ー成形方法と逆に中空体内部の空気を吸引することによ
り、成形可能にまで軟化している材料を型に密着させて
成形するものである。
最後に、(4)の成形方法は、溶融しているガラスをメ
ス型に採ったのち型を回転させ重力を使用して成形する
ものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、簡単なガラス製品の製造方法のうちのプレス
成形についてみると、およそ350〜400℃に保持されてい
るメス型2に950〜1050℃程度に加熱されているガラス
3を取り、ここに約380〜430℃に維持されているオス型
1を押し込んで成形するものであるが、ガラス3の温度
は、オス型メス型の両者に熱を奪われることから冷却速
度が早く、当然のことながら短時間で固結が起こり薄肉
成形体を成形することは極めて困難である。
いずれにしても、この従来の方法では、 i.例えば、およそ2mm以下の肉厚の薄肉成形体あるいは
約1mm程度ないしはそれ以下の超薄肉の成形を行うこと
は困難であり、特に長い中空体(深絞り成形体)の成形
は困難、 ii.成形体の両面が金型と接していることから成形体表
面の平滑性が失われ、ないしはその表面が汚れる、 という欠点を解消しきれないものであり、また、ブロー
成形あるいは真空成形の場合では、 i.肉厚一定な成形体を得ることが困難である、 ii.ブロー成形にあつては、特に角型成形体において各
コーナーが薄くなる、 などの欠点を有するものであつた。
例えば、具体的に第6図により説明すると、ブロー成形
による角型のメス金型2内にある加熱されたガラス生地
のチユーブ3が膨らんでゆくと金型に接触するが、その
タイミングが−−の順となり接触したものから冷
却して行くことから、ガラス生地に温度差が生じ既に固
着の起こつている部分(例えばの部分)と、まだ伸び
の起こつている部分とがあり肉厚に不均一が発生するの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上述の不都合な点を改善することについて
種々検討を加えた結果到達したものであつて、成形可能
なまでに加熱されているガラスを成形ガイドリングにク
ランプして固定し、プランジヤーにより内径および寸法
をガイドリングにより外形の形状および寸法を規制する
ガラスの中空体成形方法を主体とするものであり、ま
た、この手法を利用してガラスに押し付けて前記解放部
分に押し込むことにより成形を行つた後、ローラーによ
り成形体外面の形状、寸法を調節することをも含む成形
方法に関するものである。
〔作 用〕
この発明で使用する成形装置の大部分は、それ自体は公
知のものである。
例えば、第1図に示したような中空リング13、下部が解
放されかつ成形ガイドリング11、プランジヤー10を有し
ており、クランプ12とパツト17は回転可能に保持されて
いる。
このような装置を使用してガラス板15を成形しようとす
るときには、ほぼ成形可能な温度にまで加熱されている
ガラス板15を成形ガイドリング11とクランプ12の間にセ
ツトし、クランプ12を締めることによつてガラス板15を
クランプし、また、ガラス板15をこのまま回転させなが
ら側方よりバーナーなどの適当な加熱手段14によりガラ
ス板15の温度が成形温度を下回らないように均一に加熱
しつつ、プランジヤー10によりガラス板15を押し付け所
望の形状に成形するものである。
パツド17は、成形ガイドリング11から中空リング13への
伝熱による熱の逃散を防止するために付設しているもの
である。
なお、第1図〜第3図は、プランジヤー10が上方から下
りてくる形式となつているが、全く逆に下から押し上げ
る形式のものであつてもよく、さらに相対する加熱手段
の間にガラス板15を垂直に、しかも回転可能に保持して
保温を行い横方向からプランジヤー10を押し付ける方式
のものであつてもよい。
このような構成からなる本発明の方法を実施すると、プ
ランジヤーの温度、その進入速度およびその進入度によ
つて対象となるガラス板15の厚みが設定され、しかもプ
ランジヤー10の触れていない面は成形ガイドリング11の
中空部分を通過しているのでその表面は滑らかさを失う
ことはないという効果も発揮する。
また、成形しようとする対象のガラス自体についてさら
に考慮すると、この発明の方法では、ガラスと接触する
ものがプランジヤー10と成形ガイドリング11のみである
ことから、熱を奪われる機会が少なく極薄肉の製品の成
形を行うことができるようになつた。
さらに、プランジヤー10により内側の形状がほぼ確定さ
れているガラス成形体に対して表面酸化の起こりにくい
材質の金属ローラーにより外側を押圧することにより外
側の面の精度を調節することも可能で、例えば理化学試
験に使用するセル等の製造が極めて容易に行うことがで
きるようになつた。
上述の目的に使用するプランジヤー、中空リングあるい
はローラーなどの材質は、その表面に酸化が起こると低
温であつてもガラスと付着しやすくなり成形操作が行い
にくいので可能な限り酸化しにくい材質のものを使用す
ることが好ましい。
〔実施例〕
以下では、さらに具体的に実施例を示して本発明の構成
および効果をより詳細に説明する。
熱膨張係数が98×10-7(α=98)のソーダライムガラス
を約500〜1200℃に加熱して、内径18mm φ×22mm Hのガ
イドリングに載置して固定し、一方、300〜700℃に加熱
しているプランジヤーを1400〜2500mm/secの速度で前述
のガラス板に押込み、小型陰極線管用のガラスを成形し
た。
このものは、第4図で示したような部分的形状を有する
ものであり、その肉厚は、Iの場合は、a=1.5mm、b
=0.5mm、IIの場合は、a=0.7mm、b=0.5mmであつた
が、従来の成形方法によるとこのような極薄の硝子成形
体をうることはできなかつた。
〔発明の効果〕 この発明を実施することにより、 (1) 従来のプレス成形方法では不可欠とされていた
メス型(外型)が不要となつた、 (2) 外型がないので成形品の表面が滑らかとなつ
た、 (3) ブロー成形方法による成形品より内径寸法の精
度が高くなつた、 (4) プランジヤーの横断面を円柱、円錐、角柱、角
錐あるいは異形面を有する柱または錐とする成形が非常
に容易となつた、 (5) 型の作成に要する時間が短縮され、またその費
用が極めて安価となつた、 (6) 従来では考えられなかつた極薄肉製品である中
空体の成形を行うことが可能になつた、 という効果を享受することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従い準備した成形装置の概念を示した
正面断面図、第2図はこの装置により賦形を行つた時の
一部断面図、第3図はプランジヤーを引き抜いた場面を
示した断面図、第4図は実施例で成形した小型陰極線管
用フアンネルの一部を示した断面図、第5図は従来の成
形装置による成形場面を示した正面断面図、第6図はブ
ロー成形法におけるガラス生地の進行順序を説明する断
面図である。 1……オス型、2……メス型、3……ガラス、10……プ
ランジヤー、11……成形ガイドリング、12……クラン
プ、13……中空リング、14……加熱用バーナー、15……
ガラス板、16……ガラス成形体、17……パツド、18……
アオリ、〜は型とガラス生地の接触する時間的経過
を説明したものである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形可能なまでに加熱されているガラスを
    一方が解放されている成形ガイドリングにクランプして
    固定し、プランジャーをガラスに押し付けて前記解放部
    分に押し込んで成形したのちローラーにより外面の形
    状、寸法を調節することからなるガラスの中空体成形方
    法。
  2. 【請求項2】表面酸化の少ない金属材料により形成され
    たローラーを使用する特許請求の範囲第1項に記載の成
    形方法。
  3. 【請求項3】形状が円柱、円錐、角柱、角錐または異形
    面を有する柱あるいは錐のプランジャーを使用する特許
    請求の範囲第1項に記載の成形方法。
  4. 【請求項4】プランジャーの動きと平行に回転するロー
    ラーを当てがって外面形状、寸法を調節する特許請求の
    範囲第1項に記載の成形方法。
  5. 【請求項5】辺数に応じた数のローラーを使用する特許
    請求の範囲第1〜4項のうちいずれか1項に記載の成形
    方法。
  6. 【請求項6】対面するローラーの軸を平行に置いた一組
    のローラーで成形体の対立する外側表面を規制すると共
    にその位置とは若干ずらすと共に位相を変更した別のロ
    ーラーの少なくとも一組により別の外側表面を規制する
    ことからなる特許請求の範囲第1〜5項のうちいずれか
    1項に記載の成形方法。
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