JPH0775276A - 直流同期モータ - Google Patents

直流同期モータ

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Publication number
JPH0775276A
JPH0775276A JP22146493A JP22146493A JPH0775276A JP H0775276 A JPH0775276 A JP H0775276A JP 22146493 A JP22146493 A JP 22146493A JP 22146493 A JP22146493 A JP 22146493A JP H0775276 A JPH0775276 A JP H0775276A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
connector
side connector
coil
synchronous motor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22146493A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohide Nakaegawa
知秀 仲江川
Naoaki Yoshida
尚明 吉田
Hiroshi Hanatsumi
寛 花積
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH0775276A publication Critical patent/JPH0775276A/ja
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータを小型化し、組立の作業性を向上させ
ることのできる直流同期モータを提供する。 【構成】 ボビン14の一方のフランジ部12の外周部
には複数のコネクタ用端子32が固定されており、回路
基板24がコイル側コネクタ36とコネクタ用端子32
とを連結せしめた状態でボビン14上に支持されてお
り、さらに回路基板24をボビン14に押圧固定する状
態でカバー26が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、直流電源で駆動され
る同期モータに係り、特に、モータの回転等を制御する
ための制御回路を有する直流同期モータに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の直流同期モータとして、PM型
ステッピングモータを使用した場合と、永久磁石型同期
モータを直流電源で駆動した場合を例に挙げて順に説明
する。
【0003】PM型ステッピングモータは、外周に多極
着磁されたロータと、このロータの外側に配置された、
ロータとそれぞれ同数の極歯を有する2組のステータと
を備え、これら2組のステータはロータ軸方向に並べて
配置され、互いに1/2ピッチずつ極歯がずらされてい
る。また、ステータにはそれぞれ単相もしくは2重巻の
コイルが設けられ、これらのコイルはトランジスタ等の
スイッチング素子を介して電源に接続されている。スイ
ッチング素子の開閉は制御回路により行われ、更に、電
源電圧の変動によるロータ回転数の変動を防ぐため、電
源と制御回路の間には定電圧回路が備えられている。
【0004】永久磁石型同期モータでは、ロータの外周
には同数の極歯を有するステータが1組だけ設けられ、
ロータとステータの磁極は、ロータ始動を可能とするた
め非対称にされている。ステータは単相コイルで励磁さ
れるようになっており、コイルにはスイッチング素子が
接続され、かつスイッチング素子の開閉は制御回路によ
り制御される。また、このモータにおいても、制御回路
への供給電圧を一定化するため定電圧回路が備えられて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、直流電
源を用いて同期モータを一定回転数で駆動する場合に
は、コイルにタイミングよく通電するためのスイッチン
グ素子や、スイッチングのタイミングを決定する制御回
路、更には直流電源に多少の電圧のふらつきがあっても
制御回路の発振数を一定にするための定電圧回路が必須
となっている。従って、上記従来の直流同期モータの場
合、これら制御回路や定電圧回路の収容スペースをモー
タ本体外に確保しておく必要があり、その結果、装置の
小型化が困難になるという問題があった。本発明は上記
事情に鑑みてなされたもので、モータを小型化し、組立
の作業性を向上させることのできる直流同期モータを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御回路を有
する直流同期モータにおいて、コイルの巻回される筒状
の巻胴部と、この巻胴部の両端に垂直に形成された一対
のフランジ部とを有するボビンが設けられ、前記一対の
フランジ部の一方の外周部には、複数のコネクタ用端子
が固定され、これらコネクタ用端子は前記巻胴部に巻回
された前記コイルに接続されており、前記制御回路を有
する回路基板が設けられ、前記回路基板の一端部には前
記コネクタ用端子に着脱可能に接続されるコイル側コネ
クタが連結され、前記回路基板の他端部には前記制御回
路に接続され電源に接続されるための電源側コネクタが
固定されており、前記回路基板は、その一端部が前記コ
イル側コネクタと前記コネクタ用端子との連結により前
記ボビンの一方のフランジ部に固定され、その他端部が
他方のフランジ部に支持されており、さらに前記回路基
板がカバーによって前記ボビンに押圧固定されているこ
とを特徴とするものである。
【0007】前記回路基板は前記制御回路、前記コイル
側コネクタ及び前記電源側コネクタが片面実装で搭載さ
れ、平坦面が前記カバーの内面に当接した状態とされて
いてもよく、また、前記回路基板は前記制御回路、前記
コイル側コネクタ及び前記電源側コネクタが片面実装で
搭載されており、前記回路基板には前記コネクタ用端子
を挿入可能な孔が形成され、この孔の上部に前記コイル
側コネクタが設けられており、前記コネクタ用端子は前
記孔に挿入されて前記コイル側コネクタに連結されるも
のであってもよい。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1及び図2は本発明の一実施例に係る直流
同期モータを示し、これらの図において符号2は略有底
円筒状のケーシングである。このケーシング2の中央部
には、外周部にロータマグネット6を有するロータ4が
回動自在に設けられており、ロータ4の外周部にはボビ
ン14がケーシング2に固定して設けられている。この
ボビン14は、コイル8の巻回される巻胴部10と、巻
胴部10の両端に垂直に形成された一対のフランジ部1
2とを有している。ボビン14には極歯を有するヨーク
16が固定して設けられている。また、ケーシング2内
には、ロータ4の回転軸18の回転を順次伝達してモー
タ出力軸30に伝える減速ギア群20が設けられてお
り、ケーシング2の裏側はギアカバー22で覆われてい
る。
【0009】一方のフランジ部12の外周部には、複数
のコネクタ用端子32が固定されており、これらコネク
タ用端子32は巻胴部10に巻回されたコイル8に接続
されている。ケーシング2及びギアカバー22の一部は
切り欠かれており、また、両フランジ部12にわたって
回路基板24が設けられている。この回路基板24に
は、スイッチング素子、制御回路、定電圧回路等を構成
する複数の電子部品34が搭載されている。また、回路
基板24の一端部下方には、コネクタ用端子32に着脱
可能に接続されるコイル側コネクタ36が、その端子3
6aをはんだ付けされて固定されている。また、回路基
板24の他端部下方には、電源側コネクタ38がその端
子38aを回路基板24の裏面に露出させた状態ではん
だ付けにより固定されている。この電源側コネクタ38
は、電子部品34の構成する回路に接続されており、ま
た外部の電源に接続されるためのものである。
【0010】回路基板24は、コイル側コネクタ36と
コネクタ端子32とを連結させるとともに、電源側コネ
クタ38を一方のフランジ部12に当接せしめる状態
で、両フランジ部12上に支持されている。電源側コネ
クタ38はその一部が外方に突出している。そして、回
路基板24の外側には該回路基板24を覆うカバー26
が設けられ、電源側コネクタ28をボビン14側に押圧
する状態でケーシング2及びギアカバー22に一体に固
定されている。
【0011】上記構成に係る直流同期モータにあって
は、モータの制御系をなす回路基板24がボビン14に
一体的に配置され、モータ制御系をモータ本体と別体と
していた従来品に比べてモータが小型化される。また、
回路基板24のボビン14に対する装着が容易であり、
組立の作業性を向上させて製造コストを低減することが
できる。
【0012】次に、図3、図4を参照して本発明の他の
実施例について説明する。なお、これらの図において前
述の実施例と同一の構成要素には同一の符号を付し、そ
の説明を省略する。図3に示す直流同期モータでは、回
路基板24の片面側に電子部品34、コイル側コネクタ
36及び電源側コネクタ38が片面実装されている。即
ち、これら電子部品34及びコネクタ36、38の端子
は、回路基板24を貫通することなく回路基板24の片
面に取り付けられており、回路基板24の回路パターン
(配線パターン)もこの面のみに設けられている。ま
た、回路基板24の平坦面はカバー26の内面に当接し
た状態とされている。このような構成の直流同期モータ
によれば、基板収容部のボビン半径方向の厚さが上記図
1の場合に比べて小さくなり、モータをより小型化する
ことができる。
【0013】また、図4に示す直流同期モータでは、図
3の場合と同様に、回路基板24の片面側に電子部品3
4、コイル側コネクタ36及び電源側コネクタ38が片
面実装されている。但し、実装面はコイル8と反対側の
面とされている。また、回路基板24にはコネクタ用端
子32を挿入可能な孔40が形成され、この孔40の上
部にコイル側コネクタ36が設けられており、コネクタ
用端子32は孔40に挿入されてコイル側コネクタ36
に接続される構成とされている。このような構成の直流
同期モータによれば、コイルと回路パターンとの絶縁耐
圧がより大きくなり、モータの安全性を向上させること
ができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る直
流同期モータによれば、コイルの巻回される筒状の巻胴
部と、この巻胴部の両端に垂直に形成された一対のフラ
ンジ部とを有するボビンが設けられ、前記一対のフラン
ジ部の一方の外周部には、複数のコネクタ用端子が固定
され、これらコネクタ用端子は前記巻胴部に巻回された
前記コイルに接続されており、制御回路を有する回路基
板が設けられ、前記回路基板の一端部には前記コネクタ
用端子に着脱可能に接続されるコイル側コネクタが連結
され、前記回路基板の他端部には前記制御回路に接続さ
れ電源に接続されるための電源側コネクタが固定されて
おり、前記回路基板は、その一端部が前記コイル側コネ
クタと前記コネクタ用端子との連結により前記ボビンの
一方のフランジ部に固定され、その他端部が他方のフラ
ンジ部に支持されており、さらに前記回路基板がカバー
によって前記ボビンに押圧固定されているので、回路基
板がモータ本体に一体的に配置され、モータが小型化さ
れるとともに、回路基板のボビンに対する装着が容易で
あり、組立の作業性を向上させて製造コストを低減する
ことができる。
【0015】前記回路基板に前記制御回路、前記コイル
側コネクタ及び前記電源側コネクタが片面実装で搭載さ
れ、平坦面が前記カバーの内面に当接した状態とされた
場合には、基板収容部のボビン半径方向の厚さをより小
型化することができる。また、前記回路基板に前記制御
回路、前記コイル側コネクタ及び前記電源側コネクタが
片面実装で搭載されており、前記回路基板には前記コネ
クタ用端子を挿入可能な孔が形成され、この孔の上部に
前記コイル側コネクタが設けられており、前記コネクタ
用端子は前記孔に挿入されて前記コイル側コネクタに連
結される構成とした場合には、コイルと回路パターンと
の絶縁耐圧がより大きくなり、モータの安全性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る直流同期モータを示す
側断面図である。
【図2】図1のII方向からの矢視図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る直流同期モータの部
分側断面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る直流同期モータの部
分側断面図である。
【符号の説明】
10 巻胴部 12 フランジ部 14 ボビン 24 回路基板 26 カバー 32 コネクタ用端子 36 コイル側コネクタ 38 電源側コネクタ 40 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花積 寛 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社メカトロ・生産システ ム開発センター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御回路を有する直流同期モータにおい
    て、コイルの巻回される筒状の巻胴部と、この巻胴部の
    両端に垂直に形成された一対のフランジ部とを有するボ
    ビンが設けられ、前記一対のフランジ部の一方の外周部
    には、複数のコネクタ用端子が固定され、これらコネク
    タ用端子は前記巻胴部に巻回された前記コイルに接続さ
    れており、前記制御回路を有する回路基板が設けられ、
    前記回路基板の一端部には前記コネクタ用端子に着脱可
    能に接続されるコイル側コネクタが連結され、前記回路
    基板の他端部には前記制御回路に接続され電源に接続さ
    れるための電源側コネクタが固定されており、前記回路
    基板は、その一端部が前記コイル側コネクタと前記コネ
    クタ用端子との連結により前記ボビンの一方のフランジ
    部に固定され、その他端部が他方のフランジ部に支持さ
    れており、さらに前記回路基板がカバーによって前記ボ
    ビンに押圧固定されていることを特徴とする直流同期モ
    ータ。
  2. 【請求項2】前記回路基板は前記制御回路、前記コイル
    側コネクタ及び前記電源側コネクタが片面実装で搭載さ
    れ、平坦面が前記カバーの内面に当接した状態とされた
    ことを特徴とする請求項1記載の直流同期モータ。
  3. 【請求項3】前記回路基板は前記制御回路、前記コイル
    側コネクタ及び前記電源側コネクタが片面実装で搭載さ
    れており、前記回路基板には前記コネクタ用端子を挿入
    可能な孔が形成され、この孔の上部に前記コイル側コネ
    クタが設けられており、前記コネクタ用端子は前記孔に
    挿入されて前記コイル側コネクタに連結されることを特
    徴とする請求項1記載の直流同期モータ。
JP22146493A 1993-09-06 1993-09-06 直流同期モータ Withdrawn JPH0775276A (ja)

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JP22146493A JPH0775276A (ja) 1993-09-06 1993-09-06 直流同期モータ

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JP22146493A JPH0775276A (ja) 1993-09-06 1993-09-06 直流同期モータ

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JPH0775276A true JPH0775276A (ja) 1995-03-17

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ID=16767132

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JP22146493A Withdrawn JPH0775276A (ja) 1993-09-06 1993-09-06 直流同期モータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011198753A (ja) * 2010-02-26 2011-10-06 Sanyo Denki Co Ltd 電気ケーブルの接続構造及び電気機器
CN113922595A (zh) * 2020-07-10 2022-01-11 信浓绢糸株式会社 电动机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011198753A (ja) * 2010-02-26 2011-10-06 Sanyo Denki Co Ltd 電気ケーブルの接続構造及び電気機器
CN113922595A (zh) * 2020-07-10 2022-01-11 信浓绢糸株式会社 电动机
CN113922595B (zh) * 2020-07-10 2023-11-21 信浓绢糸株式会社 电动机

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Effective date: 20001107